登録日:2024/05/02 Thu 19:45:00
更新日:2024/12/13 Fri 20:31:57
所要時間:約 5 分で読めます 不可能じゃないわ
『
ハレ晴レユカイ』とは、
アニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングテーマである。アニメでは1~13話で流れていた。
いわゆる「
ハルヒブーム」を巻き起こした要因の一つであると言える。
アニヲタの皆さんなら、一度は聞いたことがあるだろう。
激動の概要
歌詞は、ハルヒが可能性を信じて不思議なことを探すのを楽しんでいる様子を歌っている。
だがよく見ると、
そこにいるのは彼女一人だけではないことがうかがえる。
きっと仲間(
SOS団のメンバー)がいるからこそ、今が楽しいのだろう。
エンディングの内容としては
SOS団の5人が教室で踊る。ただそれだけなのだが、
- 歌って踊るエンディングというのが当時としてはまだ少なかった
- 京アニの技術力がうかがえる躍動感溢れる動き
- 見る人を惹きつける魅力的なダンス
- 女子3人(もとい声優)の歌唱力の高さ
キョンと長門の何とも言えない表情
といった要素から一躍有名に。
ED映像ではところどころで静止画が入るが、ちゃんとアニメED尺のダンスフルバージョン映像も制作・公開されており、全体の振り付けも明らかにされている。
更にフル尺ダンスも絵コンテが公開されているため、全編通して踊る人にも親切な仕様。
この、通称「ハルヒダンス」を踊る「踊ってみた」が様々な人物によりニコニコ動画へ大量に投稿され、果ては大人数で集まって踊ったものまで投稿されるなど大流行した。
様々な賞を受賞しているほか、レコード(円盤)になったりもしている。
まさしくアニメ業界に革命を起こした作品であろう。
皆も歌う追想曲
作品内のキャラが歌う
ソロバージョンもある。
鶴屋さん以降は曲と歌詞がアレンジされているっさ。朝倉は逆にその可能性を否定している。
キョンVerに至っては曲のテンポを大きく落としたアコースティックバージョンとなっており、ハルヒに対するキョンのぼやきを歌った内容となっている。色々抱えすぎでは…
アレンジ作詞は
全て畑亜貴一人で担当。すげえ。
ちょうどニコニコ動画黎明期に放送されていたアニメなので大流行し、他のアニメ・ゲーム・ミームなどと共にニコニコ全盛期を作り上げた。
人々が踊るだけでなく、MMD等を使用し他のキャラクターに躍らせたりするものもある。
その完成度及びカオス度は視聴者を感嘆させたり腹筋を破壊したり。その関連動画数は4000を超える。
God knows…と共に某組曲動画の常連だったりもする。
同じ京アニ制作・
メインキャラクターの中の人繋がりなどからか、劇中で挿入歌として使われたりハルヒダンスを披露している。
まあこれには深い訳があるのだがそれはまた別のお話。
また、谷g…白石みのるが歌っていたりもする。
ハルヒゲーでの憤慨
Wiiで発売されたゲーム
『涼宮ハルヒの激動』でも収録。もちろんフルバージョンもある。
…だが実際やってみようと思うととんでもない目に逢う。
いつも突発的な行動に巻き込まれるキョンと、彼女の機嫌を損ねないように細心の注意を払うメンバーの気持ちが分かる…かもしれない。
音ゲーやアイドルゲーでの分裂
有名な楽曲故か、様々な
音ゲーなどにも実装されている。
中にはカバーバージョンもある。
…など
再び世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの驚愕
2020年、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に、ハルヒ役の
平野綾がハレ晴レユカイのダンスをSNS上にアップし、
それに続いてキョン役の
杉田智和や谷g…
白石稔もダンスをうpし、コンピ研部長(こぶしのぶゆき)もこの動きに触れたことで再び話題に。
音楽チャートランキングにも上がる程の大盛況を見せた。
テレ朝の催したアニソン総選挙では、30位に入賞した。
歌い手はアーリャ役の
上坂すみれ。
本家とはまた違うアレンジがなされている。
Youtubeでは天﨑滉平、上坂すみれ、丸岡和佳奈、藤井ゆきよ、会沢紗弥+アーリャ(CG)によるダンス動画が投稿されている。
原作がどちらも角川スニーカー文庫から刊行されているという共通点や、
ロシデレのアニメ化決定に際していとうのいぢがハルヒ&アーリャのイラストを描いていたことなど接点はあった。
よく考えればアニメ版ハルヒももう18年も前の作品。
懐かしさが込み上げると同時に、時の流れを痛感し感慨にふけた人も多いだろう…
直観の余談
2015年に放送されたサテライト制作の
『長門有希ちゃんの消失』の
オープニングテーマは
「フレ降レミライ」。
曲名は間違いなくハレ晴レユカイの
オマージュだが、
ハレ晴レユカイ
フレ降レミライ
と、どこか対照的な立ち位置にいるようにも感じる。
この歌って踊るエンディングの着想は、
このアニメのエンディングからインスピレーションを受けたらしい。
ダンスの振り付けは多数のアイドルPVを参考にしているとのこと。
追記修正は神に愛されし少女、ヒューマノイド型インターフェース、未来人、超能力者と一緒に居ても自分でいられる普通の人間がお願いします。
- 項目名を見た瞬間に当時を思い出して懐かしくなった。なのにタグの「懐メロ」を見て複雑な気分になった。思えばもう18年も前の曲だし懐メロだよなぁ……今の高校生はほとんど生まれてすらいない時期の曲になったんだね…… -- 名無しさん (2024-05-02 19:59:45)
- エンディングアニメで「あっ、すげっ」となったの、あれが教室にカメラ置いて撮影したみたいな演出だったのがでかいなあ -- 名無しさん (2024-05-02 20:03:08)
- 原型はハレのちグウデラックスのEDダンスだっけ -- 名無しさん (2024-05-02 20:09:07)
- 通常バージョンのエンディング見て驚いて、特別バージョンのエンディングでまた驚いたわ -- 名無しさん (2024-05-02 20:11:07)
- 昔、何かの番組でフィリピンの刑務所で受刑者達がハレ晴レユカイを踊るシーンが未だに脳裏に焼き付いている -- 名無しさん (2024-05-02 20:19:39)
- この項目、何が一番驚いたかって「懐かしいモノ上がってるなぁ」と思い見てみたら今日出来た項目だったという事、今までなかったのか… -- 名無しさん (2024-05-02 20:33:16)
- 2006年、2007年のドンピシャソング。マジ楽しかった・・・ -- 名無しさん (2024-05-02 23:07:31)
- 実際に再現すると教室に置いた定点カメラという設定上細々とした動きが多く、綺麗に全景を写そうとするとハルヒや長門のような手足の長いプロポーションだったりキョンや古泉みたいな長身が必須で、動画を確認してアニメと全然違う!と絶望したオタクも多かったとか -- 名無しさん (2024-05-02 23:18:59)
- …四捨五入して20年前? -- 名無しさん (2024-05-02 23:29:22)
- 中学の卒業発表会の時、体育館でクラス全員で踊った。ボーカル兼任の女子3人は、音楽教師がオーディションを行なって決めた。ダンスは放課後にクラスメイトとネット上の動画を見ながらひたすら練習。単調にならないように、みんなとアレンジを考えて取り入れたりもした。とにかく腕や足の角度から指先までこだわって練習に取り組んだ。その甲斐もあって、発表会では一番の盛り上がりだった。というか先生まで踊り出してて笑いそうになったな。忘れられない思い出だ。今でもたまに録画映像を見たりする。 -- 名無しさん (2024-05-02 23:53:13)
- 平野さん舞台女優で体幹がしっかりしてるからか今の方が動きにキレがあるからすごい -- 名無しさん (2024-05-03 00:06:25)
- ↑2めちゃくちゃ青春していて素晴らしい! -- 名無しさん (2024-05-03 00:27:14)
- デレステでは実際にプレイアブル楽曲になっているね -- 名無しさん (2024-05-03 08:22:28)
- 本編未見で先に聴くとOPと間違えてられる曲 -- 名無しさん (2024-05-03 23:28:12)
- デレステでは3人版の他に、キョン役と古泉役も加えた5人版MVもあるが、この2人の枠には担当アイドルが割り振られてない。さて誰を充てるか。古泉は超能力者?と言う事でユッコ、キョンは普通なのでしまむーか、中の人の担当のかな子とか? -- 名無しさん (2024-05-04 01:53:01)
- これ「久々に更新された」んじゃなくて「出来たばかり」の記事だったの!? -- 名無しさん (2024-05-04 04:41:30)
- なんで2番は「手ト手ヲツナイダラ」じゃないのか -- 名無しさん (2024-05-04 18:25:54)
- VIPPERが全国各地で ⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン してた時のBGMがハレ晴レユカイだった記憶 -- 名無しさん (2024-05-04 22:11:58)
- 「えー突然ですがロンドン攻撃中止してハルヒダンスとらきすたOPとアルゴリズム体操踊ります。ちょっとでもミスしたら死刑で全員」 -- 名無しさん (2024-05-07 11:33:11)
- ロシデレでカバーとはいえ流れてビビった -- 名無しさん (2024-07-25 22:00:07)
- 実はハルヒが作曲作詞振り付けすべてを考えた歌っぽい(ドラマCDでSOS団の曲を作ろうとしてた) -- 名無しさん (2024-10-24 13:00:00)
最終更新:2024年12月13日 20:31