ノクタス

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/18(土) 00:44:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場した[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *【データ】 ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.332 分類:かかしぐさポケモン 英語名:Cacturne 身長:1.3m 体重:77.4Kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:植物/人型 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:すながくれ(天候が「すなあらし」の時に回避率が1.25倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ちょすい([[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]の技を受けるとそれを無効化し、HPが1/4回復する) [[種族値]] HP:70 攻撃:115 防御:60 特攻:115 特防:60 素早さ:55 合計:475 [[努力値]]:攻撃+1、特攻+1 サボネアがLv32で[[進化>しんか(ポケモン)]]する。 *【概要】 ---- あの可愛らしい[[サボテン]]がイカツイ面構えに…また人型の見た目になり長い間砂漠で過ごしたため血液は砂と同じ成分だという。 夜行性で暑い昼間はじっとして動かず、夜に獲物を探しさまよう。 ちなみに図鑑によると旅人の後ろを&font(#ff0000){集団で}ぞろぞろとついてくる。コイツ…まさか…? ノクタス「なぜみんなは僕を一人でぶらつかせてくれないんだ」 &font(#ff0000){トレーナー}「お前は何を言ってるんだ」 主に使用するトレーナーは[[ホウエン>ホウエン地方(ポケモン)]][[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[カゲツ>カゲツ(ポケモン)]]。 「わたほうし」で動きを鈍らせ、「ニードルアーム」で怯みを狙ってくる。 が…ぶっちゃけ向こうの素早さが低いのでこちらに先手を取られそのまま撃沈する事が多い。 [[ダーテング]]は同じ世代に登場した同じタイプのポケモン。[[砂パ>砂パ(ポケモン)]]向きのこちらと違ってあちらは[[晴れパ>晴れパ(ポケモン)]]向き。 ただし当時の晴れパ始動役であるグラードンがレベル50戦でも出られるのに対し、砂パの始動役バンギラスは出られないので……((当時の初期の公式大会ではグラードンやカイオーガが出場できた。そのためダーテングは非常な強豪枠で、特にだいばくはつが貴重だった時期には貴重な爆薬としても役に立った。))。 第四世代以降はレベル50フラット化や砂パの強化、禁伝解禁戦の頻度低下によって立場が逆転した……と思いきや、だいばくはつが使えるダーテングの方がやはり使いやすかった。 くさ・あくタイプは[[バンギラス]]や[[ユキノオー]]などと並んで弱点の数が最多の7つ。 かかしなのに[[鳥>ひこうタイプ(ポケモン)]]には弱い。 かかしという素朴な存在があくタイプというのは日本人には違和感があるが、かかしは海外では「Scarecrow(カラスを怖がらせるもの)」と呼ばれ非常に禍々しい存在として描かれることも多い。 バットマンに登場するヴィランの「スケアクロウ」や、トウモロコシ畑の子供たちの「カカシのハロルド」などを見ればあくタイプの印象も少しは通じるのではないだろうか。 一方タグにもついている「なおるよ!((゚∀゚∩ 」というのはポケモンコロシアムやポケモンバトルレボリューションなどのノクタスのモーションが由来。 両手を上げて相手を威嚇する姿がバトレボ全盛期に流行していたAAに似ていたこと、その何も考えてなくて愛らしいAAがあくタイプの禍々しい外見とはあまりにミスマッチなことから人気を博したものである。 [[第五世代>世代(ポケモン)]]から同じサボテン型ポケモンである[[マラカッチ]]という後輩ができた。 ノクタス「だめだよ。僕は孤独になりたいんだ」 &font(#b8d200){´◎w◎}<ショボーン 「ニードルアーム」という威力60かつ3割の確率で相手をひるませるくさ技を覚える。 長らくノクタスの[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、後に[[マラカッチ]]、栗モチーフの[[ブリガロン]]も習得した。  [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では逆に、ブリガロンの専用技だった「ニードルガード」をマラカッチ共々習得。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」の効果に加えて、接触技で攻撃してきた相手に最大HPの1/8のダメージを与える、という悪くない性能。 *【ノクタスの性能】 ---- 性能の方は攻撃・特攻が高く素早さが低い鈍足アタッカー。 しかし耐久面に問題を抱えており上記の通り弱点が多い。HPも低いので高威力の技であっさり押し切られる可能性も高い、という典型的な第三世代ポケモン。 物理特殊、どちらも無駄に種族値が高いせいでやたら脆く、&bold(){はかいこうせんであっさり押し切られることすらある}。 通常特性は「すながくれ」。 すなあらし下で回避率が上昇しかつ砂ダメージを無効にする。襷運用が基本となるこいつではありがたい特性である。 また、[[砂パ>砂パ(ポケモン)]]で運用するのもあり。ちなみに砂ダメージ無効の[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]、[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]、[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]以外で「すながくれ」を持つのは、ノクタス一族と天候蜥蜴[[エレザード]]一族のみ。 両者の性能は全く違うので差別化を特に意識する必要はない。砂パなら共存も可能。第四世代以降は「きあいのタスキ」を砂嵐に潰されなくなったのもありがたいところ。 隠れ特性は「ちょすい」。 6世代では天候が弱体化したため、[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]対策よりも繰り出し機会を増やす意味合いが強くなった。 もし交代を読まれて[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]技を食らっても、特防に多少努力値を割けば不一致こおり技くらいなら耐えられる。 ノクタスの特徴は何と言ってもくさタイプらしからぬ豊富な技のラインナップ。 タイプ一致「ふいうち」に始まり「きあいパンチ」や「みちづれ」、「カウンター」や「ニードルガード」など、何がなんでも相手を落とそうとするような奇襲性の高い技が多い。 普通のアタッカーとしても物理特殊ともにタイプ一致草悪技に、「ばかぢから」や「リベンジ」、「きあいだま」など範囲の広い[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]技が揃っている。 加えて、同じくさタイプや[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]に有効な「どくづき」も使用可能、とくさタイプではトップクラスの攻撃範囲の広さ。 変化技も「つるぎのまい」「わるだくみ」「[[すりかえ>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」などの基本的な技や、「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」後に使いたい「[[やどりぎのタネ>ヤドリギ]]」「わたほうし」などいやらしい技がある。 「[[めざめるパワー]]」は[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]・[[虫>むしタイプ(ポケモン)]]等に有効な[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]が使いやすい。   道具は基本的に紙耐久アタッカーのお供である「[[きあいのタスキ]]」。 次点で火力を上げる「いのちのたま」、読み勝った時のリターンを追求するこだわり系アイテムなど。 第四世代の頃は素早さがまだ今ほどインフレしていなかったので「こだわりスカーフ」を持たせるという蛮勇的な型も存在していた。遅いと思っている相手の上を取って「みちづれ」などで確実に1匹持っていくのである。まさにリターン重点。 ぶっちゃけ第三世代からやることが大して変わっていないというなんとも言えないポケモンなのだが、その細部は地味に違っている。 たとえば第三世代の頃は不一致弱点ですら即死、「たとえ等倍であってもタイプ一致の高火力技なんて撃たれた日にはお陀仏」と認識されていた。 しかし実際には「はかいこうせん」くらい威力が高くないと割と耐えてしまう上に、当時は火力を補強するアイテムが「こだわりハチマキ(物理1.5倍)」、「もくたん」系のアイテム(1.1倍)くらいのものであり被ダメージが意外と読みやすい。 そのため物理防御にある程度努力値を振った「受けカウンター」という奇襲戦略が存在した。今となってはタスキのおかげで珍しくもなんともない戦術だが、タスキすらなかった時代&u(){だからこそ}炸裂する戦法である。 当時マイナーポケモンを活躍させることができる数少ない方法のひとつであり、別コミュニティ同士の交流オフなどで戦うと大体「マイナー使い」と称えられるプレイヤーが駆る意外なポケモンからこれが飛んできて「こいつでこんなことやる!?」と驚いたものである。 その後第四世代で「ふいうち」を入手したことで待望の先制攻撃ができるようになり、型にも幅が生まれた。 意外と器用なポケモンであり、上述の奇襲性の高いわざの他にも「なげつける」でわけのわからないものを投げつけたり、「にほんばれ」から「ソーラービーム」を連発したりと意外と何でもできるポケモンだったりする。 ただし癖のあるステータスと読み合い偏重の戦法から、初心者にはまったくオススメできない。 読み勝てば試合を制する程の力を、読み負ければあっという間に死亡という格ゲーにもいそうなテクニカルな性能は、ターン制のゲームでは非常に癖が強くなってしまう。 逆に普通の戦い方では満足出来ないギャンブラー気質のトレーナーは一度使ってみてもいいだろう。一度勝ってしまうときっと病みつきになるはずだ。 不一致ほのお技で焼かれても泣かない心構えで頑張って下さい。 ぶっちゃけコイツの相手からしてみれば、適当に「とんぼがえり」「れいとうビーム」でも撃っておけば致命傷を与えられるチョロいポケモンだったりする。 裏を返せば&bold(){そういった安直な択で処ろうとしてきた相手の足元をすくう}のがノクタス運用の醍醐味だったり。一度勝つとほんとに病みつきになるよ。 まぁここまで言っといてなんだけど、ぶっちゃけ第四世代ならゴウカザルでも、第五世代以降でもゲッコウガなりエースバーンなりで似たようなことできるんだよね……。   進化前のサボネアも攻撃種族値が地味に高く、リトルカップルールなどではたまに採用を検討される。そして大抵お祈りされる。 *【[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのノクタス】 ---- &font(#008000){緑}マニア、[[ミツル>ミツル(ポケモン)]]くんの手持ちとして登場している。   *【アニメでのノクタス】 ---- 進化前のサボネアが[[コジロウ>コジロウ(ポケモン)]]の手持ちとして活躍。声優は[[小西克幸]]。 初登場回が長らくロケット団の相棒だったアーボックとマタドガスと涙の別れを経験する回だったこともあり、コジロウとは非常に長い付き合いになる。 コジロウのポケモン恒例の、コジロウに非常に懐いているくさタイプのポケモン((このサボネアが2代目なので、サボネアがその後のコジロウの扱いを恒例化したと考えるべきだろう。))で、ボールから出てくる度にトゲだらけの体でコジロウに抱きつくのがお約束だった。 アドバンスジェネレーション編のコジロウの手持ちは長らくサボネアのみであり、マタドガスやウツボットの頃を知らない世代も増えてきたこともあって長いことコジロウの代名詞となっていた。 [[DP編>ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]で&s(){マスキッパとキャラがかぶっていたので}[[ナタネ>ナタネ(ポケモン)]]に預けられた。 この時のお別れ回は「サボネアはまだまだ強くなれる、才能を伸ばしてあげたい」とナタネが強硬に頼み込み、コジロウがこれもサボネアのためなのだと泣く泣く別れるというもの。 大人になってから見ると「才能のある子を優れた環境に置いてやりたい、自分には才能を伸ばしきる技量も自信もない」というコジロウが我が子を思って送り出すというものなので、こみあげてくるものもある回。 しかし当時のポケモンの視聴者の年齢層の関係もあってナタネに非常なヘイトがたまり、「この女がサボネアを奪ったんだ!」とヘイトを向ける子も結構多かった。 ウツボットよりは全然マシだから!きっとナタネがノクタスに進化させて返しに来てくれるから!リザードンの時思い出して!となだめすかしたものである((リザードンとのお別れ回も当時の少年少女たちが非常に不平を言ったが、あちらはここぞというときに頼りになるというナイスな相棒枠に収まっている。))。&s(){なお} 一応ドレインパンチを完成させて強くなったことは語られたのだが……再登場してくれませんかね? その後のロケット団のポケモンお別れ回は純粋にお涙を頂戴する回になってきており、ヘイトを溜めるようなゲストも不在である。この回の反響は無関係ではないだろう。 [[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]では[[ハルカ>ハルカ(ポケモン)]]のライバルの一人、ノクタスのような格好をしたオカマもといハーリーの手持ちの一体としても活躍した。 ちなみに声優は[[うえだゆうじ]]。 ノクタス「ムーミン谷(清らかな森)を犯罪でいっぱいにしよう!」 [[&font(#ffb74c){カイリュー}>カイリュー]]「おい馬鹿やめろ」 追記・修正はふいうちを成功させてから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 悪統一ではダーテングと共に水相手に一致弱点つける地味に貴重な存在。 -- 名無しさん (2013-12-08 17:09:17) - ↑変幻自在ゲッコウg……と思ったがあいつ草技が草結びだから軽いマリルリさんにじゃれつくごり押しされてダメか。 -- 名無しさん (2014-08-03 23:25:17) - で こいつは弱った人間食うの? -- 名無しさん (2014-09-27 12:33:27) - ↑きっと弱った旅人を助けてあげるんだよ。 -- 名無しさん (2014-12-02 09:19:54) - ORASでニードルガードを覚えて少しは活躍できてる? -- 名無しさん (2015-02-25 15:00:28) - とある世界では即死級の威力のダブルニードルを習得 -- 名無しさん (2015-02-27 21:52:59) - ニードルアームはもっと威力が高くてもいいのに。でも素早くはないから微妙か。 -- 名無しさん (2015-10-20 21:23:42) - ニードルアームの怯み効果なくしてかわりにダメージ後に1/8ダメ、みたいな………ないか -- 名無しさん (2016-01-01 19:58:37) - かなり通好みなポケモンである。ハマれば強いだろうな。 -- 名無しさん (2016-02-08 04:59:48) - 次世代の種族値テコ入れはこいつにもやってほしい -- 名無しさん (2019-01-03 16:51:43) - 今のスタンダードな戦術の先駆けで多くの技が使えるのか。なんか「先生」って感じでかっこいいな -- 名無しさん (2022-08-05 19:11:30) - GOでゲージ技としてばくれつパンチを習得できるのは一体全体どうしてなんだ、あれ確か原作では3世代の教え技でしか覚えさせられない激レア技のはずでは… -- 名無しさん (2022-08-17 20:25:20) - ↑…と思ったらただの勘違いでタマゴ技で覚えてたわ、スマヌ…しかしなんでこのチョイスを。いや超優秀な技なんでありがたいんですけども… -- 名無しさん (2022-08-17 20:27:59) - SVではラブカスと並び「何故か」というレベルでタマゴ技全没収の仕打ちを受けてしまった。世代を跨いでゲームの中にデータを作る際に、タマゴ技のないポケモンのデータをコピペして、それをひな型に作った際にチェックミスで見落としてしまったからだろうか…いや、自分で書いててあり得ない話だと思うけど、納期優先とかでそうなった可能性も否定しきれないんだよね -- 名無しさん (2022-12-10 10:08:56) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/18(土) 00:44:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場した[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *【データ】 ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.332 分類:かかしぐさポケモン 英語名:Cacturne 身長:1.3m 体重:77.4Kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:植物/人型 性別比率:♂50♀50 タイプ:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:すながくれ(天候が「すなあらし」の時に回避率が1.25倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ちょすい([[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]の技を受けるとそれを無効化し、HPが1/4回復する) [[種族値]] HP:70 攻撃:115 防御:60 特攻:115 特防:60 素早さ:55 合計:475 [[努力値]]:攻撃+1、特攻+1 サボネアがLv32で[[進化>しんか(ポケモン)]]する。 *【概要】 ---- あの可愛らしい[[サボテン]]がイカツイ面構えに…また人型の見た目になり長い間砂漠で過ごしたため血液は砂と同じ成分だという。 夜行性で暑い昼間はじっとして動かず、夜に獲物を探しさまよう。 ちなみに図鑑によると旅人の後ろを&font(#ff0000){集団で}ぞろぞろとついてくる。コイツ…まさか…? ノクタス「なぜみんなは僕を一人でぶらつかせてくれないんだ」 &font(#ff0000){トレーナー}「お前は何を言ってるんだ」 主に使用するトレーナーは[[ホウエン>ホウエン地方(ポケモン)]][[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[カゲツ>カゲツ(ポケモン)]]。 「わたほうし」で動きを鈍らせ、「ニードルアーム」で怯みを狙ってくる。 が…ぶっちゃけ向こうの素早さが低いのでこちらに先手を取られそのまま撃沈する事が多い。 [[ダーテング]]は同じ世代に登場した同じタイプのポケモン。[[砂パ>砂パ(ポケモン)]]向きのこちらと違ってあちらは[[晴れパ>晴れパ(ポケモン)]]向き。 ただし当時の晴れパ始動役であるグラードンがレベル50戦でも出られるのに対し、砂パの始動役バンギラスは出られないので……((当時の初期の公式大会ではグラードンやカイオーガが出場できた。そのためダーテングは非常な強豪枠で、特にだいばくはつが貴重だった時期には貴重な爆薬としても役に立った。))。 第四世代以降はレベル50フラット化や砂パの強化、禁伝解禁戦の頻度低下によって立場が逆転した……と思いきや、だいばくはつが使えるダーテングの方がやはり使いやすかった。 くさ・あくタイプは[[バンギラス]]や[[ユキノオー]]などと並んで弱点の数が最多の7つ。 かかしなのに[[鳥>ひこうタイプ(ポケモン)]]には弱い。 かかしという素朴な存在があくタイプというのは日本人には違和感があるが、かかしは海外では「Scarecrow(カラスを怖がらせるもの)」と呼ばれ非常に禍々しい存在として描かれることも多い。 バットマンに登場するヴィランの「スケアクロウ」や、トウモロコシ畑の子供たちの「カカシのハロルド」などを見ればあくタイプの印象も少しは通じるのではないだろうか。 一方タグにもついている「なおるよ!((゚∀゚∩ 」というのはポケモンコロシアムやポケモンバトルレボリューションなどのノクタスのモーションが由来。 両手を上げて相手を威嚇する姿がバトレボ全盛期に流行していたAAに似ていたこと、その何も考えてなくて愛らしいAAがあくタイプの禍々しい外見とはあまりにミスマッチなことから人気を博したものである。 [[第五世代>世代(ポケモン)]]から同じサボテン型ポケモンである[[マラカッチ]]という後輩ができた。 ノクタス「だめだよ。僕は孤独になりたいんだ」 &font(#b8d200){´◎w◎}<ショボーン 「ニードルアーム」という威力60かつ3割の確率で相手をひるませるくさ技を覚える。 長らくノクタスの[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]だったが、後に[[マラカッチ]]、栗モチーフの[[ブリガロン]]も習得した。  [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では逆に、ブリガロンの専用技だった「ニードルガード」をマラカッチ共々習得。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」の効果に加えて、接触技で攻撃してきた相手に最大HPの1/8のダメージを与える、という悪くない性能。 *【ノクタスの性能】 ---- 性能の方は攻撃・特攻が高く素早さが低い鈍足アタッカー。 しかし耐久面に問題を抱えており上記の通り弱点が多い。HPも低いので高威力の技であっさり押し切られる可能性も高い、という典型的な第三世代ポケモン。 物理特殊、どちらも無駄に種族値が高いせいでやたら脆く、&bold(){はかいこうせんであっさり押し切られることすらある}。 通常特性は「すながくれ」。 すなあらし下で回避率が上昇しかつ砂ダメージを無効にする。襷運用が基本となるこいつではありがたい特性である。 また、[[砂パ>砂パ(ポケモン)]]で運用するのもあり。ちなみに砂ダメージ無効の[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]、[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]、[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]以外で「すながくれ」を持つのは、ノクタス一族と天候蜥蜴[[エレザード]]一族のみ。 両者の性能は全く違うので差別化を特に意識する必要はない。砂パなら共存も可能。第四世代以降は「きあいのタスキ」を砂嵐に潰されなくなったのもありがたいところ。 隠れ特性は「ちょすい」。 6世代では天候が弱体化したため、[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]対策よりも繰り出し機会を増やす意味合いが強くなった。 もし交代を読まれて[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]技を食らっても、特防に多少努力値を割けば不一致こおり技くらいなら耐えられる。 ノクタスの特徴は何と言ってもくさタイプらしからぬ豊富な技のラインナップ。 タイプ一致「ふいうち」に始まり「きあいパンチ」や「みちづれ」、「カウンター」や「ニードルガード」など、何がなんでも相手を落とそうとするような奇襲性の高い技が多い。 普通のアタッカーとしても物理特殊ともにタイプ一致草悪技に、「ばかぢから」や「リベンジ」、「きあいだま」など範囲の広い[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]技が揃っている。 加えて、同じくさタイプや[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]に有効な「どくづき」も使用可能、とくさタイプではトップクラスの攻撃範囲の広さ。 変化技も「つるぎのまい」「わるだくみ」「[[すりかえ>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」などの基本的な技や、「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」後に使いたい「[[やどりぎのタネ>ヤドリギ]]」「わたほうし」などいやらしい技がある。 「[[めざめるパワー]]」は[[鋼>はがねタイプ(ポケモン)]]・[[虫>むしタイプ(ポケモン)]]等に有効な[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]が使いやすい。   道具は基本的に紙耐久アタッカーのお供である「[[きあいのタスキ]]」。 次点で火力を上げる「いのちのたま」、読み勝った時のリターンを追求するこだわり系アイテムなど。 第四世代の頃は素早さがまだ今ほどインフレしていなかったので「こだわりスカーフ」を持たせるという蛮勇的な型も存在していた。遅いと思っている相手の上を取って「みちづれ」などで確実に1匹持っていくのである。まさにリターン重点。 ぶっちゃけ第三世代からやることが大して変わっていないというなんとも言えないポケモンなのだが、その細部は地味に違っている。 たとえば第三世代の頃は不一致弱点ですら即死、「たとえ等倍であってもタイプ一致の高火力技なんて撃たれた日にはお陀仏」と認識されていた。 しかし実際には「はかいこうせん」くらい威力が高くないと割と耐えてしまう上に、当時は火力を補強するアイテムが「こだわりハチマキ(物理1.5倍)」、「もくたん」系のアイテム(1.1倍)くらいのものであり被ダメージが意外と読みやすい。 そのため物理防御にある程度努力値を振った「受けカウンター」という奇襲戦略が存在した。今となってはタスキのおかげで珍しくもなんともない戦術だが、タスキすらなかった時代&u(){だからこそ}炸裂する戦法である。 当時マイナーポケモンを活躍させることができる数少ない方法のひとつであり、別コミュニティ同士の交流オフなどで戦うと大体「マイナー使い」と称えられるプレイヤーが駆る意外なポケモンからこれが飛んできて「こいつでこんなことやる!?」と驚いたものである。 その後第四世代で「ふいうち」を入手したことで待望の先制攻撃ができるようになり、型にも幅が生まれた。 意外と器用なポケモンであり、上述の奇襲性の高いわざの他にも「なげつける」でわけのわからないものを投げつけたり、「にほんばれ」から「ソーラービーム」を連発したりと意外と何でもできるポケモンだったりする。 ただし癖のあるステータスと読み合い偏重の戦法から、初心者にはまったくオススメできない。 読み勝てば試合を制する程の力を、読み負ければあっという間に死亡という格ゲーにもいそうなテクニカルな性能は、ターン制のゲームでは非常に癖が強くなってしまう。 逆に普通の戦い方では満足出来ないギャンブラー気質のトレーナーは一度使ってみてもいいだろう。一度勝ってしまうときっと病みつきになるはずだ。 不一致ほのお技で焼かれても泣かない心構えで頑張って下さい。 ぶっちゃけコイツの相手からしてみれば、適当に「とんぼがえり」「れいとうビーム」でも撃っておけば致命傷を与えられるチョロいポケモンだったりする。 裏を返せば&bold(){そういった安直な択で処ろうとしてきた相手の足元をすくう}のがノクタス運用の醍醐味だったり。一度勝つとほんとに病みつきになるよ。 まぁここまで言っといてなんだけど、ぶっちゃけ第四世代ならゴウカザルでも、第五世代以降でもゲッコウガなりエースバーンなりで似たようなことできるんだよね……。   進化前のサボネアも攻撃種族値が地味に高く、[[リトルカップ>リトルバトル(ポケモン)]]ルールなどではたまに採用を検討される。そして大抵お祈りされる。 *【[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのノクタス】 ---- &font(#008000){緑}マニア、[[ミツル>ミツル(ポケモン)]]くんの手持ちとして登場している。   *【アニメでのノクタス】 ---- 進化前のサボネアが[[コジロウ>コジロウ(ポケモン)]]の手持ちとして活躍。声優は[[小西克幸]]。 初登場回が長らくロケット団の相棒だったアーボックとマタドガスと涙の別れを経験する回だったこともあり、コジロウとは非常に長い付き合いになる。 コジロウのポケモン恒例の、コジロウに非常に懐いているくさタイプのポケモン((このサボネアが2代目なので、サボネアがその後のコジロウの扱いを恒例化したと考えるべきだろう。))で、ボールから出てくる度にトゲだらけの体でコジロウに抱きつくのがお約束だった。 アドバンスジェネレーション編のコジロウの手持ちは長らくサボネアのみであり、マタドガスやウツボットの頃を知らない世代も増えてきたこともあって長いことコジロウの代名詞となっていた。 [[DP編>ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]で&s(){マスキッパとキャラがかぶっていたので}[[ナタネ>ナタネ(ポケモン)]]に預けられた。 この時のお別れ回は「サボネアはまだまだ強くなれる、才能を伸ばしてあげたい」とナタネが強硬に頼み込み、コジロウがこれもサボネアのためなのだと泣く泣く別れるというもの。 大人になってから見ると「才能のある子を優れた環境に置いてやりたい、自分には才能を伸ばしきる技量も自信もない」というコジロウが我が子を思って送り出すというものなので、こみあげてくるものもある回。 しかし当時のポケモンの視聴者の年齢層の関係もあってナタネに非常なヘイトがたまり、「この女がサボネアを奪ったんだ!」とヘイトを向ける子も結構多かった。 ウツボットよりは全然マシだから!きっとナタネがノクタスに進化させて返しに来てくれるから!リザードンの時思い出して!となだめすかしたものである((リザードンとのお別れ回も当時の少年少女たちが非常に不平を言ったが、あちらはここぞというときに頼りになるというナイスな相棒枠に収まっている。))。&s(){なお} 一応ドレインパンチを完成させて強くなったことは語られたのだが……再登場してくれませんかね? その後のロケット団のポケモンお別れ回は純粋にお涙を頂戴する回になってきており、ヘイトを溜めるようなゲストも不在である。この回の反響は無関係ではないだろう。 [[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]では[[ハルカ>ハルカ(ポケモン)]]のライバルの一人、ノクタスのような格好をしたオカマもといハーリーの手持ちの一体としても活躍した。 ちなみに声優は[[うえだゆうじ]]。 ノクタス「ムーミン谷(清らかな森)を犯罪でいっぱいにしよう!」 [[&font(#ffb74c){カイリュー}>カイリュー]]「おい馬鹿やめろ」 追記・修正はふいうちを成功させてから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 悪統一ではダーテングと共に水相手に一致弱点つける地味に貴重な存在。 -- 名無しさん (2013-12-08 17:09:17) - ↑変幻自在ゲッコウg……と思ったがあいつ草技が草結びだから軽いマリルリさんにじゃれつくごり押しされてダメか。 -- 名無しさん (2014-08-03 23:25:17) - で こいつは弱った人間食うの? -- 名無しさん (2014-09-27 12:33:27) - ↑きっと弱った旅人を助けてあげるんだよ。 -- 名無しさん (2014-12-02 09:19:54) - ORASでニードルガードを覚えて少しは活躍できてる? -- 名無しさん (2015-02-25 15:00:28) - とある世界では即死級の威力のダブルニードルを習得 -- 名無しさん (2015-02-27 21:52:59) - ニードルアームはもっと威力が高くてもいいのに。でも素早くはないから微妙か。 -- 名無しさん (2015-10-20 21:23:42) - ニードルアームの怯み効果なくしてかわりにダメージ後に1/8ダメ、みたいな………ないか -- 名無しさん (2016-01-01 19:58:37) - かなり通好みなポケモンである。ハマれば強いだろうな。 -- 名無しさん (2016-02-08 04:59:48) - 次世代の種族値テコ入れはこいつにもやってほしい -- 名無しさん (2019-01-03 16:51:43) - 今のスタンダードな戦術の先駆けで多くの技が使えるのか。なんか「先生」って感じでかっこいいな -- 名無しさん (2022-08-05 19:11:30) - GOでゲージ技としてばくれつパンチを習得できるのは一体全体どうしてなんだ、あれ確か原作では3世代の教え技でしか覚えさせられない激レア技のはずでは… -- 名無しさん (2022-08-17 20:25:20) - ↑…と思ったらただの勘違いでタマゴ技で覚えてたわ、スマヌ…しかしなんでこのチョイスを。いや超優秀な技なんでありがたいんですけども… -- 名無しさん (2022-08-17 20:27:59) - SVではラブカスと並び「何故か」というレベルでタマゴ技全没収の仕打ちを受けてしまった。世代を跨いでゲームの中にデータを作る際に、タマゴ技のないポケモンのデータをコピペして、それをひな型に作った際にチェックミスで見落としてしまったからだろうか…いや、自分で書いててあり得ない話だと思うけど、納期優先とかでそうなった可能性も否定しきれないんだよね -- 名無しさん (2022-12-10 10:08:56) #comment #areaedit(end) }

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