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片腕カンフー対空とぶギロチン - (2022/11/13 (日) 23:01:18) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/01 Tue 00:15:02
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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『片腕カンフー対空とぶギロチン(獨臂拳王大破血滴子)』とは1975年に公開された台湾のカンフー映画である。
日本では1977年に約1/4をカット、セリフを大幅に改編した日本語吹き替えにして公開されたが…その際に前作『片腕ドラゴン』を配給した東宝東和から松竹に配給が変わった為に「片腕ドラゴン」の名前が使えず、片腕カンフーに名前が変わってしまっている。
その為、本編内でも片腕ドラゴンと呼ぶシーンも「片腕のカンフー(使い)」と少々無理のある呼び方をしている。
*あらすじ
18世紀の清王朝。かつて、ライバル道場の雇った殺し屋たちに師や仲間を殺され、自らも右腕を奪われた男・天龍(ティエンロン)は秘薬の力を使い残った左腕を「[[鉄の腕>義手/義足]]」に変え、それによって師の仇を討ち「片腕ドラゴン」と呼び称えられた((なお、ここは劇中では前作の映像がイメージシーンとして流れているのみで、実際の本作ではラマ僧との戦いしか語られていない。))。
一方、ドラゴンに倒された殺し屋のうち、二人のラマ僧の師である盲目の武僧・封神(フンシェン)は、弟子たちの死を知ると自らの必殺武器「空とぶギロチン」と情け知らずの異国の武術家たちを使い、片腕ドラゴンの命を狙う。
果たして我らがドラゴンは次々襲い来る刺客たちを打ち破り、生き延びることができるのか!?
*概要
監督・脚本・主演を務めるジミー・ウォンは片腕の武術家をやらせれば右に出る者無しと言われるアクションスターで、特に東南アジアでは「&font(#ff0000){天皇巨星}」とも呼ばれるほどの人気を誇り、
あの[[座頭市]]とも対決したことがある凄い人。
本作は1972年公開の『片腕ドラゴン(獨臂拳王)』の続編にあたる。
と、ここまではよいが、肝心のこの映画&font(#ff0000){とんでもないカルト映画}として有名。
例を挙げると
・勝つためならどんな卑怯な手段も使う主人公。
・それにも劣らず頭のネジが2本も3本も飛んでる敵たち。
・やたらチープな殺陣と効果音(しかし構図だけはかっこいい)。
・どうみても中国人な外国人武術家たち。
・欧米の有名ロックバンドの曲を&font(#ff0000){OPやBGMに無断使用}。
などなど突っ込みどころは枚挙に暇が無い。
他、前半では前述の外国人武術家が多数参加する武道大会が開かれるのだが、トンデモ武術、拳法のオンパレードであり、まるで格ゲーや一昔前の[[ジャンプ漫画>週刊少年ジャンプ]]のようである。
というより、こちらが実際に影響を与えている作品も多数存在する。
この前半の武術大会を笑って観れるか、寝てしまうかでこの作品を好む人とそうでない人がはっきりすると言っても過言では無いだろう(寝てしまった人はそのままテレビやPCの電源を切っておやすみなさい)。
*主な登場人物
・天龍(ティエンロン)
我らが片腕ドラゴン。敵対流派が雇った琉球空手の使い手・二谷太郎によって右腕を切断されるが、謎の秘薬で残った左腕の全神経を一旦焼き殺し、再生させることによって鉄の左腕を手に入れた。
前作で自分以外皆殺しにされた師や同門の仇を討ち、今作では道場主となって流派も再興できた模様。
正義漢ではあるが、童顔で優しげな顔からは想像もできないマキャベリストであり、その実力もさることながら勝つ為には手段を択ばない姿勢こそが、彼の真の強みである。
他に軽身功を身に着けており、天井を走ったりできる。
&font(l){余談だが、中の人も台湾闇社会とかなり深いつながりがあるんだとか…。}
・封神(フンシェン)
今回のラスボス。
漢民族復興を目指す志士を弾圧するために清王朝に雇われた暗殺者集団「血滴子(空飛ぶギロチンの正式名称でもある)」の一員だが、これは&font(#ff0000){ほぼ死に設定である。}
盲目のラマ僧で、片腕ドラゴンに倒された弟子の仇を討つべく襲いかかる。
彼の使う空飛ぶギロチンは紐のついた傘に内側に刃物が取り付けられた輪がぶら下がっており、これを&font(#ff0000){ボヒュウウウウンッ!!!}と飛ばして相手の頭に被せ引っ張ると、
刃の部分が締まり首がもぎとられてしまうという恐ろしいもの。
他に外側にも刃が取り付けられており[[独眼鉄>男塾鎮守直廊三人衆]]先輩の殺人ヨーヨーのようにも使える。
アバンタイトルで弟子の死を知るや、&font(#ff0000){奇声を挙げながらジャンプで家の屋根をぶちやぶる}という登場シーンを見せつけ、視聴者をこの作品の&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){イカレた}}}世界観に否応なしに引っ張り込む人。
無関係の片腕の男を人違いで殺し「&font(#ff0000){まあいい…片腕は皆殺しだ}」と開き直ったり、所構わず手榴弾を使う(むしろギロチンより爆弾好きという説も)など主人公に負けず劣らずの鬼畜じいさん。
ちなみに空飛ぶギロチンはかの[[怪しい伝説]]にて検証されたことがあり、
&bold(){映画のようにスッパリ首を切断するのは無理だが殺傷力は十分にある}という結論が出ている。
・ナイマン
片腕ドラゴンを狙う外国人武術家の一人でムエタイ使い。
一応、ワイクーっぽいこともやるが、&font(#ff0000){動き自体はどう見てもただのカンフー。}
ギロチン和尚の腰巾着で、やたら唾を吐いたり、天下一武闘会では砂で目潰しをして勝利するなど下品で卑怯だが、ティエンロンの道場の師範代を素の実力で倒してもおり、
外人軍団でもっとも警戒されている。
・躍馬次郎
無刀流という流派を名乗る侍。外人軍団の一人。
なぜか[[トンファー>トンファー(武器)]]を武器として使うが、実はその先端に暗器が仕込まれており、隙を見て相手を刺し殺す卑劣漢。
片腕先生も「何が無刀流だ!」とたいそうご立腹だった。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){しかし、その直後「やるな。参考にしよう」ともコメント。あんた本当に主人公なのか!?}}}((尤もこれは2000年代のDVD化の際に付けられた原語版の字幕訳であり、日本で初めて公開された際の吹き替えでは「頭のいい手だよ」と皮肉を言っているようにアレンジされていた。))
・タラシン
ヨガ使いのインド人。外人軍団の一人。てかヨガって武術じゃねーだろ。
しかし、彼の場合は&font(#ff0000){腕の関節を外して自在に伸ばす}事ができ、そのリーチをいかしたパンチや首絞めを得意とする。
そう、この人『[[ストリートファイターⅡ]]』の[[ダルシム>ダルシム(ストリートファイター)]]の元ネタなのだ。
ちなみにヨガフレイムは使わないが、ランタンをぶん投げて放火未遂はやる。ペットのフクロウがかわいい。
・小蝶(シャオティエン)
天下一武闘会を主催した鷹爪拳道場の跡取り娘。
自身も大会に参加し猿拳使いを&font(#ff0000){裸にひん剥いて}倒す(誰得)など、なかなかの使い手。
しかしフンシェンの乱入によって大会はぶちこわし、父を殺され自分も重傷を負うが、トンファー侍・次郎に助けられそのまま&font(#ff0000){日本にお持ち帰りされそうになる}。
一応本作のヒロイン。
他にも三つ編みをムチのように使う弁髪術の使い手や自分からトラップフィールドを設置しておきながら&font(#ff0000){自分が負けて死ぬ}ジャワのナイフ使いなど、トンデモ武術家が多数登場する。
&font(#ff0000){※以下超ネタバレ※}
*&font(#ff0000){激闘!片腕ドラゴン四番勝負}
・第一試合 ヨガファイター・タラシン戦
フンシェンとの初戦に敗れ、負傷したドラゴンを襲撃したタラシンとの戦い。
びよーんびよーんと腕を伸ばして襲ってくるタラシンに苦戦するが、腕が伸びきったところを道場の柱に叩きつけて圧し折り、必殺のメガトンパンチを叩き込んで勝利。
&font(#ff0000){唯一、まともに勝利した戦いである。}
・第二試合 ムエタイ・ナイマン戦
ラッパの音色でナイマンを誘い出し、あらかじめ設置した小屋に誘導。
なんとそこは&font(#ff0000){床が鉄板になっており、その下で火が炊かれているキリングフィールド。}
しかも逃げ出そうとすると&font(#ff0000){弟子たちが槍で突いてくるオプション付き。}
裸足のナイマンは足の裏が焼けただれまともに戦えず、必殺拳をぶちこまれて昏倒、そのまま&font(#ff0000){鯛焼きならぬタイ焼きになってしまった…}お前、どこの拳王軍だ?
ちなみに片腕先生はちゃっかり靴を履いていた。
・第三試合 トンファー侍・次郎戦
シャオティエンをお持ち帰りしようとしたら片腕ドラゴンに阻止されてしまった次郎との戦い。
ちなみに次郎、当のシャオティエンからは「助けてくれたのは感謝するけど、だれがアンタなんか!」と振られてしまっている。
再びトンファー剣が炸裂するかに見えたが、前述の宣言通り&font(#ff0000){次郎の卑怯な手段を参考にした先生。}
腹に仕込んだ刃物で死の抱擁を決め、さらに必殺拳を叩き込んで勝利…だから、お前はどこの拳王軍だ?
・第四試合 フンシェン戦
ついに訪れた最強の刺客との決戦。この戦いの決着はぜひ、自分の目で確かめて欲しい。
片腕ドラゴンの&font(#ff0000){技と策とトラップの集大成が今、炸裂する!}
追記・修正はギロチン対策が閃いた人がお願いします。
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- 主人公が卑怯すぎてワロタwいや、ある意味正しいんだけどw -- 名無しさん (2013-10-08 18:55:06)
- とんだリアリストどもだな -- 名無し (2013-10-08 19:55:06)
- とりあえずタイトルからカオス -- 名無しさん (2014-03-21 09:41:10)
- ちなみにジミー・ウォングはカンフーができないのでアクションとしての爽快感はいまいち。 -- 名無しさん (2014-04-06 23:13:01)
- ヒロインも図太い性格してて見てて飽きない -- 名無しさん (2017-01-26 20:00:01)
- 「片腕カンフー・対空(たいくう)とぶギロチン」かと思った -- 名無しさん (2017-01-26 20:05:33)
#comment
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『片腕カンフー対空とぶギロチン(獨臂拳王大破血滴子)』とは1975年に公開された台湾のカンフー映画である。
日本では1977年に約1/4をカット、セリフを大幅に改編した日本語吹き替えにして公開されたが…その際に前作『片腕ドラゴン』を配給した東宝東和から松竹に配給が変わった為に「片腕ドラゴン」の名前が使えず、片腕カンフーに名前が変わってしまっている。
その為、本編内でも片腕ドラゴンと呼ぶシーンも「片腕のカンフー(使い)」と少々無理のある呼び方をしている。
*あらすじ
18世紀の清王朝。かつて、ライバル道場の雇った殺し屋たちに師や仲間を殺され、自らも右腕を奪われた男・天龍(ティエンロン)は秘薬の力を使い残った左腕を「[[鉄の腕>義手/義足]]」に変え、それによって師の仇を討ち「片腕ドラゴン」と呼び称えられた((なお、ここは劇中では前作の映像がイメージシーンとして流れているのみで、実際の本作ではラマ僧との戦いしか語られていない。))。
一方、ドラゴンに倒された殺し屋のうち、二人のラマ僧の師である盲目の武僧・封神(フンシェン)は、弟子たちの死を知ると自らの必殺武器「空とぶギロチン」と情け知らずの異国の武術家たちを使い、片腕ドラゴンの命を狙う。
果たして我らがドラゴンは次々襲い来る刺客たちを打ち破り、生き延びることができるのか!?
*概要
監督・脚本・主演を務めるジミー・ウォンは片腕の武術家をやらせれば右に出る者無しと言われるアクションスターで、特に東南アジアでは「&font(#ff0000){天皇巨星}」とも呼ばれるほどの人気を誇り、
あの[[座頭市]]とも対決したことがある凄い人。
本作は1972年公開の『片腕ドラゴン(獨臂拳王)』の続編にあたる。
と、ここまではよいが、肝心のこの映画&font(#ff0000){とんでもないカルト映画}として有名。
例を挙げると
・勝つためならどんな卑怯な手段も使う主人公。
・それにも劣らず頭のネジが2本も3本も飛んでる敵たち。
・やたらチープな殺陣と効果音(しかし構図だけはかっこいい)。
・どうみても中国人な外国人武術家たち。
・欧米の有名ロックバンドの曲を&font(#ff0000){OPやBGMに無断使用}。
などなど突っ込みどころは枚挙に暇が無い。
他、前半では前述の外国人武術家が多数参加する武道大会が開かれるのだが、トンデモ武術、拳法のオンパレードであり、まるで格ゲーや一昔前の[[ジャンプ漫画>週刊少年ジャンプ]]のようである。
というより、こちらが実際に影響を与えている作品も多数存在する。
この前半の武術大会を笑って観れるか、寝てしまうかでこの作品を好む人とそうでない人がはっきりすると言っても過言では無いだろう(寝てしまった人はそのままテレビやPCの電源を切っておやすみなさい)。
*主な登場人物
・天龍(ティエンロン)
我らが片腕ドラゴン。敵対流派が雇った琉球空手の使い手・二谷太郎によって右腕を切断されるが、謎の秘薬で残った左腕の全神経を一旦焼き殺し、再生させることによって鉄の左腕を手に入れた。
前作で自分以外皆殺しにされた師や同門の仇を討ち、今作では道場主となって流派も再興できた模様。
正義漢ではあるが、童顔で優しげな顔からは想像もできないマキャベリストであり、その実力もさることながら勝つ為には手段を択ばない姿勢こそが、彼の真の強みである。
他に軽身功を身に着けており、天井を走ったりできる。
&font(l){余談だが、中の人も台湾闇社会とかなり深いつながりがあるんだとか…。}
・封神(フンシェン)
今回のラスボス。
漢民族復興を目指す志士を弾圧するために清王朝に雇われた暗殺者集団「血滴子(空飛ぶギロチンの正式名称でもある)」の一員だが、これは&font(#ff0000){ほぼ死に設定である。}
盲目のラマ僧で、片腕ドラゴンに倒された弟子の仇を討つべく襲いかかる。
彼の使う空飛ぶギロチンは紐のついた傘に内側に刃物が取り付けられた輪がぶら下がっており、これを&font(#ff0000){ボヒュウウウウンッ!!!}と飛ばして相手の頭に被せ引っ張ると、
刃の部分が締まり首がもぎとられてしまうという恐ろしいもの。
他に外側にも刃が取り付けられており[[独眼鉄>男塾鎮守直廊三人衆]]先輩の殺人ヨーヨーのようにも使える。
アバンタイトルで弟子の死を知るや、&font(#ff0000){奇声を挙げながらジャンプで家の屋根をぶちやぶる}という登場シーンを見せつけ、視聴者をこの作品の&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){イカレた}}}世界観に否応なしに引っ張り込む人。
無関係の片腕の男を人違いで殺し「&font(#ff0000){まあいい…片腕は皆殺しだ}」と開き直ったり、所構わず手榴弾を使う(むしろギロチンより爆弾好きという説も)など主人公に負けず劣らずの鬼畜じいさん。
ちなみに空飛ぶギロチンはかの[[怪しい伝説]]にて検証されたことがあり、
&bold(){映画のようにスッパリ首を切断するのは無理だが殺傷力は十分にある}という結論が出ている。
・ナイマン
片腕ドラゴンを狙う外国人武術家の一人でムエタイ使い。
一応、ワイクーっぽいこともやるが、&font(#ff0000){動き自体はどう見てもただのカンフー。}
ギロチン和尚の腰巾着で、やたら唾を吐いたり、天下一武闘会では砂で[[目潰し]]をして勝利するなど下品で卑怯だが、ティエンロンの道場の師範代を素の実力で倒してもおり、
外人軍団でもっとも警戒されている。
・躍馬次郎
無刀流という流派を名乗る侍。外人軍団の一人。
なぜか[[トンファー>トンファー(武器)]]を武器として使うが、実はその先端に暗器が仕込まれており、隙を見て相手を刺し殺す卑劣漢。
片腕先生も「何が無刀流だ!」とたいそうご立腹だった。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){しかし、その直後「やるな。参考にしよう」ともコメント。あんた本当に主人公なのか!?}}}((尤もこれは2000年代のDVD化の際に付けられた原語版の字幕訳であり、日本で初めて公開された際の吹き替えでは「頭のいい手だよ」と皮肉を言っているようにアレンジされていた。))
・タラシン
ヨガ使いのインド人。外人軍団の一人。てかヨガって武術じゃねーだろ。
しかし、彼の場合は[[&font(#ff0000){腕の関節を外して自在に伸ばす}>伸びる腕]]事ができ、そのリーチをいかしたパンチや首絞めを得意とする。
そう、この人『[[ストリートファイターⅡ]]』の[[ダルシム>ダルシム(ストリートファイター)]]の元ネタなのだ。
ちなみにヨガフレイムは使わないが、ランタンをぶん投げて放火未遂はやる。ペットのフクロウがかわいい。
・小蝶(シャオティエン)
天下一武闘会を主催した鷹爪拳道場の跡取り娘。
自身も大会に参加し猿拳使いを&font(#ff0000){裸にひん剥いて}倒す(誰得)など、なかなかの使い手。
しかしフンシェンの乱入によって大会はぶちこわし、父を殺され自分も重傷を負うが、トンファー侍・次郎に助けられそのまま&font(#ff0000){日本にお持ち帰りされそうになる}。
一応本作のヒロイン。
他にも三つ編みをムチのように使う弁髪術の使い手や自分からトラップフィールドを設置しておきながら&font(#ff0000){自分が負けて死ぬ}ジャワのナイフ使いなど、トンデモ武術家が多数登場する。
&font(#ff0000){※以下超ネタバレ※}
*&font(#ff0000){激闘!片腕ドラゴン四番勝負}
・第一試合 ヨガファイター・タラシン戦
フンシェンとの初戦に敗れ、負傷したドラゴンを襲撃したタラシンとの戦い。
びよーんびよーんと腕を伸ばして襲ってくるタラシンに苦戦するが、腕が伸びきったところを道場の柱に叩きつけて圧し折り、必殺のメガトンパンチを叩き込んで勝利。
&font(#ff0000){唯一、まともに勝利した戦いである。}
・第二試合 ムエタイ・ナイマン戦
ラッパの音色でナイマンを誘い出し、あらかじめ設置した小屋に誘導。
なんとそこは&font(#ff0000){床が鉄板になっており、その下で火が炊かれているキリングフィールド。}
しかも逃げ出そうとすると&font(#ff0000){弟子たちが槍で突いてくるオプション付き。}
裸足のナイマンは足の裏が焼けただれまともに戦えず、必殺拳をぶちこまれて昏倒、そのまま&font(#ff0000){鯛焼きならぬタイ焼きになってしまった…}お前、どこの拳王軍だ?
ちなみに片腕先生はちゃっかり靴を履いていた。
・第三試合 トンファー侍・次郎戦
シャオティエンをお持ち帰りしようとしたら片腕ドラゴンに阻止されてしまった次郎との戦い。
ちなみに次郎、当のシャオティエンからは「助けてくれたのは感謝するけど、だれがアンタなんか!」と振られてしまっている。
再びトンファー剣が炸裂するかに見えたが、前述の宣言通り&font(#ff0000){次郎の卑怯な手段を参考にした先生。}
腹に仕込んだ刃物で死の抱擁を決め、さらに必殺拳を叩き込んで勝利…だから、お前はどこの拳王軍だ?
・第四試合 フンシェン戦
ついに訪れた最強の刺客との決戦。この戦いの決着はぜひ、自分の目で確かめて欲しい。
片腕ドラゴンの&font(#ff0000){技と策とトラップの集大成が今、炸裂する!}
追記・修正はギロチン対策が閃いた人がお願いします。
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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- 主人公が卑怯すぎてワロタwいや、ある意味正しいんだけどw -- 名無しさん (2013-10-08 18:55:06)
- とんだリアリストどもだな -- 名無し (2013-10-08 19:55:06)
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- ちなみにジミー・ウォングはカンフーができないのでアクションとしての爽快感はいまいち。 -- 名無しさん (2014-04-06 23:13:01)
- ヒロインも図太い性格してて見てて飽きない -- 名無しさん (2017-01-26 20:00:01)
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