ギュスターヴ13世

「ギュスターヴ13世」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ギュスターヴ13世 - (2015/01/30 (金) 00:21:00) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2012/07/22 (日) 18:59:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「どうせ僕なんか、術もアニマも無い、人間のクズなんだ!」 スクウェア制作『[[サガフロンティア2]]』表舞台の主人公。 歴史の命運を分けたと言える人物。 【彼の生涯】 《幼年期》 ・1220年 東大陸フィニー王家、ギュスターヴ12世とノール侯女ソフィーの長男として誕生、13世の名を与えられる。 次期国王として期待を寄せられ両親や弟フィリップ、妹マリー、家族に囲まれた幸せな幼年期を過ごす。 ・1227年 王の証『ファイアブランド』の継承儀式においてまさかの失敗。 術不能者と判明し、かばいたてした母ソフィーと共に王家を追放される。 この時、母を奪われたフィリップはギュスターヴを憎悪する。 城下の貧民街で暮らすも暗殺を恐れ、二人は術師シルマールの力を借り南大陸ナ国に亡命。 再びこの地を踏むまで20年の月日が流れる。 彼は通常の術不能者とも違い、アニマ(生命力や魔力の総称)を全く持たない極めて稀有な人物である。アニマは石ころや雑草にすら宿り、それを持たない彼は人間以下の存在として扱われる事もあった 「術が使えなくても、あなたは人間なの。人間なのよ、ギュスターヴ!」 《少年期》 南大陸は術差別が少ない土地ではあったが、幼年期の経験から荒んだ日々を送るギュスターヴ。母に諭されるものの苛立ちは募り、自分と同じ術不能者である舎弟フリンにあたり、そのことをレスリーという少女に咎められていた。 「泣いてるの? ギュスターヴ? 術が使えないってそんなにつらいのかな……」 ・1233年 彼はヤーデ領にて術を通さない「鉄」に興味を持ち、鍛冶師に入門、鋼鉄武器の製作に没頭するようになる。 そんなある日、フリンが盗賊に攫われる事件が発生。 後の盟友、ヤーデ伯の息子ケルヴィンと協力し手製の鉄剣を用い盗賊を撃退、己の進むべき道を見定める。 「俺は術が使えない。だから、自分の力で出来ることを見つけなきゃいけないんだ」 ・1239年 最愛の母ソフィー死去。 ギュスターヴ19歳 《青年期》 ・1240年 ギュスターヴはワイド侯のもとへ通っていた。 若くして領地を継いだワイド侯だが、自らに都合のいい言を吐く者を信用し、前領主に従っていた有能な家臣を遠ざけていた。 ネーベルスタン将軍は忠言を聞き入れられなかったことに抗議、出仕を拒否していたが、それこそがギュスターヴの狙いだった。 ワイド侯を監禁した彼は、さらにヤーデ軍を動かしワイド領奪取に成功。 前領主に辟易していたのか、ほとんどの家臣はギュスターヴに従い、ワイド侯への忠誠を持つネーベルスタンもシルマールの説得により部下に加わる。 ワイド領主ギュスターヴの誕生、拠点を手に入れる。 ・ワイド時代 鉄製品の加工を本格的に開始、ストレス発散として冒険に出掛けたり、酒場の荒くれを蹴散らし少女を口説いたりと、領民に親しまれる領主生活を満喫する。 「知性って言葉の意味……わかるかい?」 ・1245年 ギュスターヴ12世急逝。 ギュスターヴの腹違いの弟14世が王位を継ぐことになったが、それに対しギュスターヴは自身の継承権を主張。 軍勢を引き連れ、東大陸に帰郷を果たす。 ・1248年 バケットヒルの戦い 当初は誰もが、本拠地を構え、数に勝る14世の勝利を予想した。 しかし、13世側は鋼鉄軍の起用、ネーベルスタン将軍の指揮、ヤーデ伯ケルヴィンのサポートを受け、対する14世側は足並みが揃わず各個撃破され、結果ギュスターヴ13世の勝利で戦いは幕を下ろし、鋼鉄の時代が始まった。 ・兄妹再会 フィニーの実権を握ったギュスターヴのもとへ使者が次々と訪れ、ノール領からは領主フィリップ自らが、オート領からは妹マリーが使者として訪れた。 兄を憎み剣を向けるフィリップだが、兄に宿る母ソフィーのアニマを見て泣き崩れ、兄弟は和解したのであった。 「いざとなったらマリー様にも一肌脱いでもらわねばなるまいな……変な意味じゃないぞ、誤解するな」 「変なのはお前だ、ケルヴィン」 ・1249年 東大陸南部への進行を始め、拠点都市ハン・ノヴァの建設に着手、歓楽街の帝王を見出す。 《壮年期》 ・1250年 フィニー国の実質支配者であるギュスターヴだが『ファイアブランド』の儀式に失敗した彼を認めない者は多かった。 フィリップは兄の代わりに儀式を受けるも失敗し大火傷を負う。 儀式はアニマの弱い子供でなければアニマが暴走するからである。 落ち込むフィリップに対し、ギュスターヴはフィリップの息子フィリップ2世に儀式を受けさせてはどうかと勧める。 ・1255年 フィリップ2世の儀式は無事に成功した……かに思われた直後、暗殺者の凶刃に倒れるフィリップ2世 息子の死に激昂し、ファイアブランドを使い暗殺者を焼き払うフィリップであったが、アニマを暴走させたフィリップはドラゴンに変貌し、息子の亡骸を抱え飛び去っていった。 ・1256年 ギュスターヴはフィリップ2世暗殺をアニマ教徒の犯行と断定。教団の本拠地を襲撃し信者達を虐殺した。 ギュスターヴ36歳 ・1260年 一人の暗殺者がいた。名はヨハネ、暗殺集団サソリの一員だ、いや、だったというべきか。 組織を脱走したヨハネ、サソリは裏切りを許さない。 体に仕込まれたサソリの毒と執拗な追っ手がヨハネの命を狙った。 諦めかけた時、ある男に救われた。 「ヨハン、一緒に来い」 この男は何者なのか なぜ、サソリの術を見破ったのか、興味が湧いた。 だが何より、この人の声に従うのが心地良かった。 ・1264年 猛将ネーベルスタン将軍も病には勝てず、ギュスターヴの元へ最後の挨拶に赴く。 そこで、彼は自分の若かりし日々の思い出を語るのであった。 「将軍!さ……ありがとう」 ・1269年 大陸南部進出は順調に進み、東大陸はすべて彼の統治下に置かれる。 ギュスターヴが統治領の南端にある砦へ視察に赴いた日の夜、砦は謎の襲撃を受ける。 部下の安全を優先し最後まで砦に残るギュスターヴ。 崩壊した砦には、彼が生涯をかけて鍛えた鋼の剣だけが残されていた。 覇王ギュスターヴ49歳 【ゲーム中の性能】 グラフィックが少年期、青年期と壮年期(覇王)に別れるが、総じて言えることは「術が使えない」 『サガフロンティア2』は範囲攻撃のほとんどが術のため、基本的に戦いはタイマンで行われる。 得意な攻撃は剣と体術 [少年期&青年期] 最初はあまり強くない、彼の生涯と同じく下積みの時代と言える。。 固有武器の『ギュスターヴの剣』はまだ弱く、店に売ってる武器と大差ない。 とはいえ、彼の剣は使用回数に制限がなく彼自身の成長も速いため、すぐに一流の戦士になる筈だ。 [壮年期(覇王)] 加入時期と期間が短く、活躍する機会はあまりない。 だが、それを補う、あまりある強さと格好良さを誇る。 固有武器『ギュスターヴの剣』は世界最高峰の攻撃力を叩き出し、アニマを持たずして、自身の天武の才と努力により突き詰められた身体から放たれる一撃は、まさに覇王と呼ぶに相応しい。剣は魔法より強いのである。 本当の漢との共闘シナリオではその力が思う存分発揮される。 彼の成長を知るプレイヤーには感慨深いものがあるだろう。 彼の突き進んだ生涯と、その生涯をかけて鍛えた剣は、彼がいなくなった後も多くの物語に影響を与える。 「うん、追記・修正は任せる。また会おう、ヨハン」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 剣が抜けなかったのはあまりにも強大なマナだったため(世界が滅ぶレベル)剣のほうが危険を察知して抜けず結局「マナ無し」のような扱いを受けたという説がある。 -- 名無しさん (2014-08-10 10:40:36) - ↑ミス、「アニマ」だった。 -- 名無しさん (2014-08-10 10:43:01) - 鋼の剣ひとつで時代を築いたまさしく英雄 -- 名無しさん (2015-01-30 00:10:54) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/22 (日) 18:59:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「どうせ僕なんか、術もアニマも無い、人間のクズなんだ!」 スクウェア制作『[[サガフロンティア2]]』表舞台の主人公。 歴史の命運を分けたと言える人物。 【彼の生涯】 《幼年期》 ・1220年 東大陸フィニー王家、ギュスターヴ12世とノール侯女ソフィーの長男として誕生、13世の名を与えられる。 次期国王として期待を寄せられ両親や弟フィリップ、妹マリー、家族に囲まれた幸せな幼年期を過ごす。 ・1227年 王の証『ファイアブランド』の継承儀式においてまさかの失敗。 術不能者と判明し、かばいたてした母ソフィーと共に王家を追放される。 この時、母を奪われたフィリップはギュスターヴを憎悪する。 城下の貧民街で暮らすも暗殺を恐れ、二人は術師シルマールの力を借り南大陸ナ国に亡命。 再びこの地を踏むまで20年の月日が流れる。 彼は通常の術不能者とも違い、アニマ(生命力や魔力の総称)を全く持たない極めて稀有な人物である。アニマは石ころや雑草にすら宿り、それを持たない彼は人間以下の存在として扱われる事もあった 「術が使えなくても、あなたは人間なの。人間なのよ、ギュスターヴ!」 《少年期》 南大陸は術差別が少ない土地ではあったが、幼年期の経験から荒んだ日々を送るギュスターヴ。母に諭されるものの苛立ちは募り、自分と同じ術不能者である舎弟フリンにあたり、そのことをレスリーという少女に咎められていた。 「泣いてるの? ギュスターヴ? 術が使えないってそんなにつらいのかな……」 ・1233年 彼はヤーデ領にて術を通さない「鉄」に興味を持ち、鍛冶師に入門、鋼鉄武器の製作に没頭するようになる。 そんなある日、フリンが盗賊に攫われる事件が発生。 後の盟友、ヤーデ伯の息子ケルヴィンと協力し手製の鉄剣を用い盗賊を撃退、己の進むべき道を見定める。 「俺は術が使えない。だから、自分の力で出来ることを見つけなきゃいけないんだ」 ・1239年 最愛の母ソフィー死去。 ギュスターヴ19歳 《青年期》 ・1240年 ギュスターヴはワイド侯のもとへ通っていた。 若くして領地を継いだワイド侯だが、自らに都合のいい言を吐く者を信用し、前領主に従っていた有能な家臣を遠ざけていた。 ネーベルスタン将軍は忠言を聞き入れられなかったことに抗議、出仕を拒否していたが、それこそがギュスターヴの狙いだった。 ワイド侯を監禁した彼は、さらにヤーデ軍を動かしワイド領奪取に成功。 前領主に辟易していたのか、ほとんどの家臣はギュスターヴに従い、ワイド侯への忠誠を持つネーベルスタンもシルマールの説得により部下に加わる。 ワイド領主ギュスターヴの誕生、拠点を手に入れる。 ・ワイド時代 鉄製品の加工を本格的に開始、ストレス発散として冒険に出掛けたり、酒場の荒くれを蹴散らし少女を口説いたりと、領民に親しまれる領主生活を満喫する。 「知性って言葉の意味……わかるかい?」 ・1245年 ギュスターヴ12世急逝。 ギュスターヴの腹違いの弟14世が王位を継ぐことになったが、それに対しギュスターヴは自身の継承権を主張。 軍勢を引き連れ、東大陸に帰郷を果たす。 ・1248年 バケットヒルの戦い 当初は誰もが、本拠地を構え、数に勝る14世の勝利を予想した。 しかし、13世側は鋼鉄軍の起用、ネーベルスタン将軍の指揮、ヤーデ伯ケルヴィンのサポートを受け、対する14世側は足並みが揃わず各個撃破され、結果ギュスターヴ13世の勝利で戦いは幕を下ろし、鋼鉄の時代が始まった。 ・兄妹再会 フィニーの実権を握ったギュスターヴのもとへ使者が次々と訪れ、ノール領からは領主フィリップ自らが、オート領からは妹マリーが使者として訪れた。 兄を憎み剣を向けるフィリップだが、兄に宿る母ソフィーのアニマを見て泣き崩れ、兄弟は和解したのであった。 「いざとなったらマリー様にも一肌脱いでもらわねばなるまいな……変な意味じゃないぞ、誤解するな」 「変なのはお前だ、ケルヴィン」 ・1249年 東大陸南部への進行を始め、拠点都市ハン・ノヴァの建設に着手、歓楽街の帝王を見出す。 《壮年期》 ・1250年 フィニー国の実質支配者であるギュスターヴだが『ファイアブランド』の儀式に失敗した彼を認めない者は多かった。 フィリップは兄の代わりに儀式を受けるも失敗し大火傷を負う。 儀式はアニマの弱い子供でなければアニマが暴走するからである。 落ち込むフィリップに対し、ギュスターヴはフィリップの息子フィリップ2世に儀式を受けさせてはどうかと勧める。 ・1255年 フィリップ2世の儀式は無事に成功した……かに思われた直後、暗殺者の凶刃に倒れるフィリップ2世 息子の死に激昂し、ファイアブランドを使い暗殺者を焼き払うフィリップであったが、アニマを暴走させたフィリップはドラゴンに変貌し、息子の亡骸を抱え飛び去っていった。 ・1256年 ギュスターヴはフィリップ2世暗殺をアニマ教徒の犯行と断定。教団の本拠地を襲撃し信者達を虐殺した。 ギュスターヴ36歳 ・1260年 一人の暗殺者がいた。名はヨハネ、暗殺集団サソリの一員だ、いや、だったというべきか。 組織を脱走したヨハネ、サソリは裏切りを許さない。 体に仕込まれたサソリの毒と執拗な追っ手がヨハネの命を狙った。 諦めかけた時、ある男に救われた。 「ヨハン、一緒に来い」 この男は何者なのか なぜ、サソリの術を見破ったのか、興味が湧いた。 だが何より、この人の声に従うのが心地良かった。 ・1264年 猛将ネーベルスタン将軍も病には勝てず、ギュスターヴの元へ最後の挨拶に赴く。 そこで、彼は自分の若かりし日々の思い出を語るのであった。 「将軍!さ……ありがとう」 ・1269年 大陸南部進出は順調に進み、東大陸はすべて彼の統治下に置かれる。 ギュスターヴが統治領の南端にある砦へ視察に赴いた日の夜、砦は謎の襲撃を受ける。 部下の安全を優先し最後まで砦に残るギュスターヴ。 崩壊した砦には、彼が生涯をかけて鍛えた鋼の剣だけが残されていた。 覇王ギュスターヴ49歳 【ゲーム中の性能】 グラフィックが少年期、青年期と壮年期(覇王)に別れるが、総じて言えることは「術が使えない」 『サガフロンティア2』は範囲攻撃のほとんどが術のため、基本的に戦いはタイマンで行われる。 得意な攻撃は剣と体術 [少年期&青年期] 最初はあまり強くない、彼の生涯と同じく下積みの時代と言える。。 固有武器の『ギュスターヴの剣』はまだ弱く、店に売ってる武器と大差ない。 とはいえ、彼の剣は使用回数に制限がなく彼自身の成長も速いため、すぐに一流の戦士になる筈だ。 [壮年期(覇王)] 加入時期と期間が短く、活躍する機会はあまりない。 だが、それを補う、あまりある強さと格好良さを誇る。 固有武器『ギュスターヴの剣』は世界最高峰の攻撃力を叩き出し、アニマを持たずして、自身の天武の才と努力により突き詰められた身体から放たれる一撃は、まさに覇王と呼ぶに相応しい。剣は魔法より強いのである。 本当の漢との共闘シナリオではその力が思う存分発揮される。 彼の成長を知るプレイヤーには感慨深いものがあるだろう。 彼の突き進んだ生涯と、その生涯をかけて鍛えた剣は、彼がいなくなった後も多くの物語に影響を与える。 「うん、追記・修正は任せる。また会おう、ヨハン」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 剣が抜けなかったのはあまりにも強大なマナだったため(世界が滅ぶレベル)剣のほうが危険を察知して抜けず結局「マナ無し」のような扱いを受けたという説がある。 -- 名無しさん (2014-08-10 10:40:36) - ↑ミス、「アニマ」だった。 -- 名無しさん (2014-08-10 10:43:01) - 鋼の剣ひとつで時代を築いたまさしく英雄 -- 名無しさん (2015-01-30 00:10:54) - アニマを感知出来ないからこそサソリの技術も通用しなかったって設定が面白い。ヨハンとの関係がいいわ -- 名無しさん (2015-01-30 00:21:00) #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: