マリオストーリー

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&font(#6495ED){登録日}:2010/03/11(木) 02:39:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&bold(){「ペーパーマリオ」が新たな冒険へと旅立つ!!}}} 『マリオストーリー』とは2000年8月11日に[[NINTENDO64]]で発売されたアクションRPGゲーム。略称は主に『マリスト』。 現在はバーチャルコンソールでも配信されている。 #contents() *~概要~ 舞台が飛び出る絵本のような紙の世界で描かれ、さらに当時のマリオシリーズでは珍しかったRPGという異色作。 主人公のマリオをはじめ、ペラペラなキャラクターたちが活躍するアクションRPGである。 開発当初は『スーパーマリオRPG2』という仮称……つまり『[[スーパーマリオRPG]]』の続編として発表されていた。 そのためか『スーパーマリオRPG』と世界観やゲーム性は大きく異なるものの、引き継いでいる要素も多くある。 開発は「ファイアーエムブレム」シリーズなどでおなじみのインテリジェントシステムズが担当。 本作品発売後は、『[[ペーパーマリオRPG]]』『[[スーパーペーパーマリオ]]』『[[ペーパーマリオ スーパーシール]]』『[[ペーパーマリオ カラースプラッシュ]]』『[[ペーパーマリオ オリガミキング]]』と、「ペーパーマリオ」シリーズとして独自にシリーズ展開していった。 更にコラボ作品として『[[マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX]]』も発売された。 *~ストーリー~ ある日、クッパは「スターのつえ」という願いを叶える力を持つ宝物を、「星の国」から奪っていました。これではみんなの願いが叶いません。 さらにピーチ姫たちはクッパによって、キノコ城ごと連れ去られてしまいました。 マリオはクッパからピーチ姫を助けにいくため、クッパが閉じ込めた守っていた星のせいを助けに行きます。 …………ただ、この世界は。 &font(#0000ff){ペラペラの紙}でできておりました。 *~登場人物~ ・[[マリオ]] ご存じ我らがヒーロー。 オープニングにいきなりクッパと対峙するも、黒星をつけられるというまさかの展開になる。 主な攻撃手段は「ジャンプ」と「ハンマー」。 また「バッジ」を装備することで独自のわざを使えるようになったり、能力を強化することができる。 ・[[ピーチ姫]] マリオ兄弟を城に招待したところで、今度はダイナミックに城ごと拉致される。 幕間で次ステージの情報集めのためにスパイ活動をすることに。 ・ティンク 星の国に上がってきたばかりの星の子。 普段はピーチ姫を助け、マリオへの連絡役をつとめる。 **〜旅のなかま〜 本作では冒険の先々で仲間になるキャラクターが8人登場する。 仲間はそれぞれ独自の能力を持ち、ダンジョンの謎解きや攻略に活用できる。また、バトルでもマリオと一緒に戦ってくれる。 本作ではなかまに「HP」はなく、バトル中に攻撃を受けると受けたダメージ数と同じターン数だけ行動不能となる。 また、わざによってはマリオの「FP」を消費するものもある。 なお、マリオと違い「レベルアップ」はしないが、各地にある「スーパーブロック」をたたくと「ランクアップ」が可能。 ランクが上がるとこうげき力が強化され、新しい技を会得することができる。 ・クリオ 青い帽子を被ったものしりな[[クリボー]]の男の子で、最初の仲間。 マリオに憧れており、名前の由来もマリオのような強い男になるようにという願いをこめたものらしい。 クリじいからマリオの役に立つように言われたことで、マリオと共に冒険の旅にでることに。 おもな攻撃方法は「ずつき」で、マリオの「ジャンプ」と性能はほぼ同じ。 「ものしり」でバトル中は敵キャラのステータスと特徴、フィールドでは今いる場所の情報、隣接する人やオブジェクトの事を教えてくれる。 「クリオチャージ」→「れんぞくずつき」で凄まじい火力を叩き出す最強のクリボー。 ・カメキ 青いコウラとスカーフがおしゃれな[[ノコノコ]]の青年。一人称は「オレッチ」で、語尾に「~ッス」と付けるスポ根タイプ。 考古学者のチャールズに憧れており、自身も考古学の道を志す学者のタマゴである。 世界中を旅し、謎を解き明かしたいということでマリオとの冒険に同行した。 技が全てコウラにこもっての体当たりのため、トゲや炎といったふれると痛い相手でも平気で攻撃できる強みがあるが、地上の敵にしか攻撃できない。 フィールドでは遠くのスイッチを押したりアイテムを引き寄せられる。 ステージ7では仲間達のニセモノが登場する場面が何度かあるが、2度目のカメキのニセモノ登場シーンはかなりカオス。 ・ピンキー 体がピンク色の[[ボムへい]]の女の子。一人称は「あたい」 チャキチャキとした男勝りな性格で、ノコブロスの人使いの荒さに耐え兼ね、彼のケツの近くで自爆し、投獄されていた。 彼女の技はFP消費技全てがバクハツ攻撃となっており、抜群の威力を誇るが、その分消費FP量が多い。 また、メットのような爆発の属性が全く効かない敵もいたりと極端な性能を持つ。 フィールドでは数歩歩いたのちに起爆し、ひび割れた壁や岩を破壊してくれる他、うまく敵に当てれば最強の先制攻撃となる。 ちなみに、爆発しても何事もなかったかのように何度でも戻ってくるのでご心配なく。&s(){[[20年後の後輩>ペーパーマリオ オリガミキング]]は命を賭けた自爆を遂げたのに何故…} ・パレッタ [[パタパタ]]の郵便配達員。のんびり屋な性格で、キノコワールドのあちこちに手紙を落としてしまっている。 手紙を拾ってもらったお礼と『手紙を探すのが上手そう』という理由でマリオの旅に同行することに。 フィールドでは少しの間マリオを掴んで飛ぶ他、特定の人物に手紙を配達することができる。 空中や天井への敵に対応できる他、「パレッタシュート」「みだれとび」は威力が高めでなおかつコウラにこもって攻撃するため、 相手を選ばず打てるなど使い勝手がよい。 強いて欠点をあげるなら、FPが枯渇すると真価を発揮できず(これは他の仲間にも言えることだが)搦め手が敵一体を退場させる『はこびだし』しかないことくらい。 [[次回作>ペーパーマリオRPG]]でも、ある場面でちょっとだけ登場している。 ・レサレサ 薄緑の体色と大きなリボンが特徴の[[テレサ]]のお嬢様。一人称は『あたくし』の高飛車かつ強引な性格。 当初はドカボンを倒すまでの契約だったが、クリア後には「世界中を見てみたい」という彼女の要望で正式に仲間となる。 バトルではビンタを得意としており、一発一発の威力は弱いが、一度に数発打てるので総合火力は他の仲間にも引けを取らず、 「ハリセンビンタ」に至ってはダメージ2×最大5発の計10ダメージというトップクラスの破壊力を打ち立てる。 反面、前述通り一発が弱いため、ぼうぎょ力を持つ敵とは相性が悪い。 フィールドではマリオに取り憑き、姿を消すことが出来る。この間誰にも気づかれず、誰にも触れられない。また、金網などをすり抜けられる。 バトルでも「すきとおり」という名でこの能力を使用でき、発動中は一切の攻撃が当たらなくなるという強力な効果だが、 使用直後のターンはレサレサは動けないという一長一短な性能。 続編ではある場所に執事のセバスチャンと共に出演。どこにいるか分かるかな? ついでに[[三作目>スーパーペーパーマリオ]]でも背景に出演と中々の厚遇っぷり。 ・アカリン ケセランの赤ちゃん。ゲーム内では言及されていないが、一人称が「あたち」なところを見るに恐らくは女の子。 ビッグカンテラくんのカンテラの中に閉じ込められていたのをマリオが助けたことで一緒に旅することに。 フィールドで使用すると暗闇を照らしだす他、見えない隠しブロックが見えるようになる。 バトルでは仲間内で唯一敵のぼうぎょ力を無視して攻撃できる「ビリビリアタック」を持つ。 しかしアクションコマンドを失敗してしまうと威力が下がったり、同じ雷系の敵には全く通用しない点には注意。 その他にも相手をシビレさせたり、少しのあいだマリオのこうげき力を上げる援護技も持つ。 赤ん坊の割には意外と語学力が堪能だが、少し自身過剰なところが玉に瑕。 ・おプク [[プクプク]]のおばさん。自らを「おせっかい焼きのおプクおばさん」と称するほどのお節介。 普段はヨッシーの村でチビヨッシー達の面倒を見ているそうだが、魚の癖にどうやって面倒を見ているのか。 ロマンスや泣ける話に滅法弱く、「ピーチ姫を救うために危険な地へと赴く」というマリオの勇気に感動し、同行することに。 バトルでは主に水を使用した技を使うので、炎系の敵との相性が抜群。 ただし他の仲間と比べてアクションコマンドが少々複雑で、特に「ジェットふんしゃ」に至っては反射神経と集中力が試される。 フィールドでは特定の乗り場(木の板が敷かれている場所)から乗る事ができ、水上や水中を移動できる。 ・ポコピー ビッグな漢を目指すツッパリ[[ジュゲム>ジュゲム(マリオシリーズ)]]。登場当初は名前が気に入らないという理由でジョナサンを名乗っていた厨二。((曰く「ポコッとしてピーってしてるからイメージに合わない」。)) 「ビッグなこと」がしたかったがためにオズモーンの手下となり、マリオを襲ったが、彼との「男同士の戦い」を通じて仲間となる。 バトルではパイポを投げて攻撃するが、投げたパイポはトゲゾーにはならない。 相手に接触しない通常攻撃に加えて全体攻撃やマリオの回避率をアップする技も使えるが、その反面強力な威力の技がないのが欠点。 フィールドではマリオを乗せてトゲやマグマの上を移動できる。浮いてはいるが、飛べるわけではないのであしからず。 実はポコナという彼女がいる[[リア充]]。ポコピーの身を案ずる心優しい性格なのだが「無事に戻ってこないとギッタンギタンにする」など、サラッと物騒な発言が多い。((本人曰く「そこがかわいい」。)) **~星の精~ スターのつえを管理する、星の国で最も偉い7名の星達の総称。 ティンク曰く「星の精さまと話せる機会なんて滅多にない」と言われるくらいに崇高な存在らしい。 クッパがあやつるスターのつえのチカラによってカードの中に封印され、全員囚われの身に。 7人の星の精を救出することがこのゲームの目的のひとつ。 救出すると、バトル中に「スターパワー」を使って彼らの力を借りることができる。&color(lightgray){でも役立つのは半分以下。} のちに『[[マリオパーティ5]]』で案内役として登場し、プレイヤーのガイドを務める。 ・チョール 白ヒゲを蓄えた長老的存在の星の精。 HPとFPを5回復し、状態異常も治す「すっきりそうかい」が使える。 ・マール リボンがトレードマークの母性溢れる明るい星の精。 敵全体を眠らせる「ママのこもりうた」が使える。 不安定な命中率からバトルではあまり使えない……と思いきや、とあるボスには必須の技。 ・ハール メガネをかけた学者肌な紫色の星の精。 敵全体に7のダメージを与える「ほしのふるよる」が使える。 入手時点ではトップクラスのダメージを与えられる優秀な技。 ・ニール 水兵帽子が似合う爽やかな青い星の精。 敵全体の攻撃力を3下げる「ちからをぬいて」が使える。 ・ネール 天女のような羽衣を纏った、美しさと芯の強さを併せ持つ桃色の星の精。 マリオのHPを20回復する「おねえさんのキス」が使える。星の精のわざの中ではコストがもっとも高い。 マリオと仲間に加え、チャールズを背負ったまま高速飛行が出来るほどの怪力。 ・テール 幼いながらも辞書片手に勉学に励む勤勉な星の精。 敵全体の動きを止める「じかんよとまれ」が使える。 マールのわざと効果はほぼ同じだが、コストが高い代わりに成功率も高い。 ・ダール チョビヒゲがダンディな温厚な性格の星の精。 敵全体を星に変えて空に撃ちあげる(いわゆる即死攻撃)「そしておほしさまに」が使える。 こらそこ、地味って言わないの。 **~クッパと手下たち~ ・[[クッパ>クッパ(マリオシリーズ)]] おなじみの大魔王。今回は「スターのつえ」の力を悪用し、&bold(){マリオを倒す}という大金星をあげた。 順調にマリオを蹴散らした上、&color(red){「ピーチ城の真下にクッパ城を建造し、そのクッパ城ごとピーチ城を遥か上空に飛翔させる」}という無茶苦茶をやらかす。 最終戦ではスターのつえで完全無敵の状態となる。解除するには「ピーチフラッシュ」を使い、スターのつえのチカラを打ち消す必要がある。 今回のクッパは日記をつける習慣があり、読んでみると「ピーチ姫と早く仲良くなりたいのだ」といった彼のピーチ姫に対する愛が伺える。 ・[[カメックババ>カメック(マリオシリーズ)]] クッパの側近でカメ一族の長老でもあるカメックの魔女。語尾に「~ですじゃ」とつける。 様々な魔法でマリオ達を度々邪魔する参謀役。(ピーチ姫の選択肢次第ではサポートもしてしまうが) 一応戦う場面もあるものの、完全なイベント戦闘。 次回作でも登場し、大幅にパワーアップしている。 ・クリキング プロローグのボス。 「王様になりたい」という自身の願いをクッパに叶えてもらった、目がイッちゃってる[[クリボー>クリボー(マリオシリーズ)]]の王様。 クリレッド・クリブルーという二匹のクリボーを手下に従えている。 専用曲持ちだがぶっちゃけバトルもオツムも弱い。 ・ノコブロス(ノコレッド・ノコブラック・ノコイエロー・ノコグリーン) ステージ1のボス。 4色の戦隊ヒーローのようなノコノコ集団。[[某ミュータント>ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)]]ではない。 最初はクッパをも絶賛させた特殊な戦闘スタイルで襲い掛かってくる。 それが敗れると連携技「スクリューアタック」を駆使しての戦いになる。 攻撃のタイミングが独特なので初見でガードするのはほぼ不可能。 メンバーの数だけ攻撃力が上がるので、一人一人ずつ確実に倒して威力を削っていこう。 それ以外はクリオ曰く「普通のノコノコと変わりない」。 ・カーメン ステージ2のボス。 自らを「砂漠の王」と名乗る、古代エジプト風の衣装を着たノコノコ。 一足先にアラビンいせきに潜入しており、入ってきたマリオに対して再三に渡り警告を発していた。 魔法攻撃の他、[[ワンワン>ワンワン(マリオ)]]を使役してくるが、こき使っているためかあまり懐いておらず、最後は逆襲に遭ってしまう。 ワンワンはこのレベルでは破格のぼうぎょ力を持つため、バッジ「ツラヌキナグーリ」を装備しておきたい。 ・[[ドガボン>ドガボン(マリオストーリー)]] ステージ3のボス。 ガボンへいたちの親玉でテレサが大好物という化け物。 かつては大柄な体格に見合わないほどの気弱で臆病だったため、イタズラ好きのテレサ達からの格好の餌食となっていたが、 ある日を境にテレサ達を襲い始めるようになる。 なぜかあらゆる攻撃が通用せず、その異様な強さからやがて「ふじみのドカボン」と呼ばれ、敵味方から恐れられるようになる。 だが、これにはある重大な秘密があり…… 彼の戦闘曲は本作屈指の人気曲。 ・しょうぐんヘイホー ステージ4のボス。 おもちゃ箱を拠点とする[[ヘイホー]]軍の総大将。 ぐんだんヘイホー・たけうまヘイホー・トーテムヘイホーとの前哨戦を終えたのちに、超装甲の戦車に乗って現れる。 しょうぐんと名乗っているが性格・言動は完全に子供のソレであるため、威厳は皆無。 こちらの登場曲も名曲。 ・ファイヤーパックン ステージ5のボス。 ジャンボル島のグツグツ火山一帯を縄張りとする巨大なパックンフラワー。 マリオを星の精を盗みに来た悪党と認識しており、襲い掛かってくる。 第二形態時には炎を纏うようになるので「ホノオヲガード」「アイスノチカーラ」といった炎対策バッジを付けておきたい。 今作のトラウマメーカーにして初見殺し。 ・オズモーン ステージ6のボス。 フラワーランドの上空に潜む巨大雷雲の化け物で、「〜でゴワス」が口癖。某ギズモではない。 クモクモマシーンでフラワーランドを雲だらけの楽園にしてやろうと計画していた。 衝撃を受けると「コグモ」と呼ばれる別個体に分裂し、それらを用いた攻撃・回復をしてくる他、ため攻撃があったりとかなり多彩な攻撃をしてくる。 ・パラレラー ステージ7のボス。 クリスターしんでんに住む王族の衣装を着た透明人間。他の奴らと比べると何だかシリアス。 氷の魔法を得意としており、「パラレラーオプション」と呼ばれる氷塊を召喚したり、冷凍ビームを放ちマリオを氷漬けにしてくる。 ある程度戦いが進むと分身を繰り出す他、体力を20も回復する強敵。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかし、一撃で倒す裏技が公式の攻略本に大きく載ってしまっている。}} 神殿の中のギミックはなかなかハード。 **~その他~ ・デアール キノコタウンで占い師をしている。語尾に“~であーる”とつけるのが癖。 屋根がクルクル回っている奇妙な家に住んでおり、街の住民も「あの人が誰かを家に招き入れるだなんて珍しい」と言っているあたり、 変わり者として見られている様子。 息子にスタール、その子供にミステール、サンデール、アツメールがいる。ちなみに彼の一族はやたら長話をする悪癖がある。 ・キャシー キノコタウンに住む料理好きのマダム。アイテムを持っていくと料理してくれる。 とある場所で手に入る「りょうりぼん」を渡すとレパートリーが増え、二種類のアイテムを組み合わせた料理を作れるようになる。 かつて夫をも魅了させたケーキが得意料理。 ・シショー キノコタウンにある道場の師範である老齢のキノピオ。弟子にメットのチェンとバケバケのリーがいる。 見てて心配になるほどのヨボヨボじいさんだが、実力は道場一。また、本気を出すと金のオーラに身を包んだスーパーサイヤ人状態となり、口調も変わる。 そんな本気の彼を二度打ち倒せば、道場最強の証である「めんきょかいでん」が貰える。 ストーリーに直接関係はないサブイベントだが、持っていれば道場外にいるキノピオに自慢できる。 ・リップ ガーデニングが大好きなキノピオの女の子。 心の綺麗な人でないと上手に育てられないという花の種を育て上げる実力の持ち主。 フラワーさんの故郷であるフラワーランドを救ってほしいとマリオに頼む。 ・ロテン&コロテン親子 世界各地を旅する露天商親子。キノコタウンに滞在し、様々なバッジを売ってくれる。 どれも基本的には高額だが、冒険の手助けとなる物も多いため、コインを貯めて手に入れよう。 ・ノコジロウ ノコノコ村の長老。 かなりの老齢のためか、上手く喋ることができず、表示されるセリフの文字が全部震えている。 マリオに「頼みごと」と称しては様々なお使いを頼むが、報酬は毎回コイン1枚としょっぱい。が、極稀に珍しい物も貰える。 クリ村に住むクリじいとは旧知の間柄らしく「れいのモノ」を貸していたらしいが…… ・チャールズ 考古学者にして探検家でもあるノコノコ。 ロマンとお宝をこよなく愛するが、せっかちかつ強引な性格が災いし、なにかとトラブルを背負い込む。 特にステージ5は彼の独壇場(?)といっても過言ではない。 妻には決して頭が上がらない恐妻家。 ・コワッパ クリ村のガキ大将。卵の殻を被ったヒヨコのような姿をしている。 自身よりも強い存在であるマリオが気に食わないため、行く先々でよく突っかかってきては戦闘を挑んでくる。 回を重ねるごとにパワーアップを繰り返し、挙句の果てには飛行能力や魔法といった高度なものまで習得してしまう天才児。 その内強さを求める余り、人格を捨ててしまいそうな気がしてならない。 気合と根性で単身クッパ城に乗り込むその姿は到底「ガキ大将」などという器では収まりきれない、期待の超新星である。 次回作にもちょこっと出演。 ・[[ルイージ]] ご存じマリオの大切な弟。 今回またしてもお留守番役ということでマリオの家におり、冒険に行けないことを嘆いている。 実は自宅の地下室で秘密の日記を書いており…… 他にもさまざまなキャラが登場する。 *~バトル~ 本作のバトル(戦闘)は『スーパーマリオRPG』と同じくシンボルエンカウント形式。 フィールドにいる敵にふれると画面が切り替わりバトルが開始する。 フィールドと同様にバトルでもアクションゲームの比重が大きく、操作テクニックが求められる。 バトルの主なゲームシステムは以下のとおり。 ・先制攻撃 フィールドにいる敵をジャンプで踏んだりハンマーでたたく等するとバトル開始時に先制攻撃できる。 またフィールドで敵に攻撃されるとバトル開始時に敵から先制攻撃されてしまう。 ・バトルの進み方 バトルはターン式で進行し、マリオと仲間がそれぞれ1回行動すると敵のばんとなり、これを繰り返す。 ほかのゲームでいう「すばやさ」のステータスは存在しない。 ・ダメージの計算 本作では、自分の「こうげき力」から相手の「ぼうぎょ力」を引いた数値が、そのまま相手に与えるダメージ量となる。 このため、自分の「こうげき力」が相手の「ぼうぎょ力」を下回っているとまったくダメージを与えられない。 また、敵の耐性によってダメージ量が変化することもある。 ・アクションコマンド ゲーム序盤である「だいじなもの」を入手すると、以後「アクションコマンド」が使用できるようになり、 わざごとに決められた「アクションコマンド」を成功させると、敵に与えるダメージが増えたり効果がより強力になる。 また、敵に攻撃されるときにタイミングよくボタンを押すと受けるダメージを少しだけ減らせる(ただし敵の攻撃はアクションコマンドの表示が対応しない)。 基本的には『スーパーマリオRPG』と同様のシステムだが、本作ではアクションコマンドの種類がより豊富になっている。 アクションコマンドの操作方法やボタンを押すタイミングなどが画面に表示されるためそう難しくはないが、 コマンドの成功・失敗によって、わざのこうげき力や効果が大きく変わる。   ・スターポイント バトルで勝つと「スターポイント(経験値)」がもらえ、100ポイント溜めるごとにマリオのレベルが1上がる。 得られるスターポイントは敵の種類とマリオのレベルによって変化し、マリオのレベルが上がるにつれ弱い敵から得られる量が減っていき、 最終的にはまったくもらえなくなる。 ・マリオのレベルアップ マリオがレベルアップすると、「HP(ハートポイント。体力)」「FP」(フラワーポイント。一部のわざの使用に必要)「BP」(バッジポイント。後述)の いずれか好きなステータスを一定量(HP・FPは5ポイント、BPは3ポイント)上げることができる。配分は計画的に。 なお、マリオの最大レベルは「27」。また、本作はRPGとしてはステータスの水準が非常に低く、マリオの初期HPが「10」、基本的な最高ステータスもHPとFPが「50」まで、ラスボスでも最大HPは「99」止まりである。 *~バッジ~ このゲームの特色であるシステム。ゲーム中随所で入手でき、装備すると様々な効果を得られる。 各バッジには装備するのに必要な「BP」が設定されており、マリオの最大「BP」を超えない範囲で自由にバッジを組み合わせて装備できる。 強力なバッジほど必要な「BP」が多くなるが、外すと使用していた「BP」は元に戻るので、 場面に応じてバッジを付け替えることがラクにゲームを攻略するコツ。 &bold(){代表的なバッジ} ・ガツーンジャンプ 最初に入手するバッジ。装備すると、FPを消費して強力なジャンプ攻撃を使うことができる。 ・レンゾクジャンプ 装備すると、アクションコマンドが失敗するまで敵を連続で踏んで攻撃できる技を使えるようになる。 ちなみに、アクションコマンド成功回数のベスト回数がマリオの家にあるポスターのようなものに掲載される。 特典はないけど自慢にはなるかも。 ・ツラヌキナグーリ 相手の防御力を無視したハンマー攻撃を行えるようになる。とてつもなく硬い敵にとても有効。 ジャンプ攻撃版の「ツラヌキジャンプ」もある。 ・ハンマーチャージ、ジャンチャージ FPを消費してチャージし、次のハンマー攻撃・ジャンプ攻撃の威力をあげる。連続でチャージも可能。 FPを更に消費し、大幅に攻撃力を底上げする「~S」バージョンも存在する。 ・パワープラス 装備するとマリオのこうげき力が「1」上昇する。 単純かつ強力な効果だが、その反面BPを6も消費する。 ・ダメージヘール マリオが受けるダメージを「1」減らす。こうげき力が「1」の敵にとっては装着しただけで不落の要塞と化す。 こちらも強力な効果の代償としてBPを6消費する。 ・ナイスデボウギョ ガードに成功した時、マリオが受けるダメージをさらに減少させる。 前述の「ダメージヘール」と組み合わせれば更に減少が可能。 ・センセイサレナイ 装備中は敵の先制攻撃を無効化する。地味だが役に立つ。 ・タマーニラッキー マリオへの攻撃がたまに外れるようになる。過信はせず、保険程度の認識で。 ・トゲーヲガード トゲのある敵にマリオがジャンプ攻撃をしてもダメージを受けなくなる。クッパ城の攻略では必須。 ・スーパースピーン マリオのスピンダッシュの移動距離と速度を2倍にする。バトルでは意味のないバッジ。 ・メマワシスピン フィールド上でスピンしながら敵にぶつかると、バトル開始時にその敵を1ターン「めまわし」状態にする。 ・スバヤクカワール バトル中に仲間を交代してもマリオの番が終了しなくなり、自分のターンを継続できる。 ・ピッキョローン マリオが敵に攻撃した時にバッジに応じた効果音が鳴るようになる。 いくつか種類がありバッジによって効果音が異なっている。 同時に複数装備すると音がランダムに鳴るようになり、バトルがにぎやかに。 特にメリットのないバッジだが、消費BPは「0」なのでデメリットもない。 追記・修正はペラペラの紙で出来ている方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 個性豊かな仲間や敵キャラ、自由度の高いシステム等なかなかの良作。是非リメイクして欲しい。 -- 名無しさん (2013-10-05 18:44:30) - ポコッとしてピーなんだぜ -- 名無しさん (2013-11-25 05:40:51) - レサレサはお気に入りだったのに終盤相手に攻撃が通じない事が多くなっていったのが辛かったな。 -- 名無しさん (2013-11-26 23:29:05) - システム上レベルでごり押しがしにくいからなかなかの難易度だけど考えれば戦術の自由度が大きいから好き勝手出来る -- 名無しさん (2013-12-18 08:58:27) - ボスが地味に強いんだよな。触手との合計ダメージが凄まじいファイヤパックンとかダメージを与えるとコグモを出すオズモーンとか。 -- 名無しさん (2013-12-18 19:47:31) - ボスも個性的だったな。特に強いと自称してるがなめてかかると本当に強いゼニノコーと死神ヘイホーが印象的だった。 -- 名無しさん (2013-12-21 20:59:33) - 初見殺し多いよね、ノコブロスのスクリュー、ゲーハーの問い、ワンワンの防御力、etc・・・対策知ってたら楽だけどそうじゃないと・・・ -- 名無しさん (2013-12-21 22:06:20) - うーまーすーぎーるー!! -- 名無しさん (2013-12-21 22:35:32) - オズモーン倒せなくて泣いたことあったな -- 名無しさん (2013-12-29 23:33:58) - パラレラーも分身、凍結攻撃、回復とかなりウザかったな。 -- 名無しさん (2013-12-29 23:38:33) - 据え置き機種のマリオのRPGは神ゲー揃い -- 名無しさん (2014-01-31 12:14:27) - ケーキで遊んで真面目に作れって怒られたな… -- 名無しさん (2014-01-31 14:51:24) - とにかくボスの初見殺しがすごいのと、大半のボスに抜け道があるっていうのは凄い良くできてると思う -- 名無しさん (2014-01-31 14:57:56) - クリスター神殿とその周辺の神秘さが好きだ -- 名無しさん (2014-02-12 22:58:18) - 神ゲーだけどクリア後のやり込み要素が欲しくなるゲーム。 -- 名無しさん (2014-02-12 23:54:29) - ↑2 各ステージで仲間になるキャラ使うといいよーな感じする -- 名無しさん (2014-02-13 00:02:38) - ペーパーマリオRPGのシステム+αでリメイク希望 -- 名無しさん (2014-03-16 11:14:31) - おら!コブロンのたんこぶだせ!! -- 名無しさん (2014-03-16 12:55:45) - このゲームのワクワク感は異常 -- 名無しさん (2014-03-24 23:39:53) - ブラックヘイホウとゼニノコーが初見殺し -- 名無しさん (2014-03-29 10:28:20) - ボスごとに、戦闘BGMが違うのが良いよね。みんな名曲だし(特にドガボン)。 -- 名無しさん (2014-05-05 01:37:47) - ファイヤーパックンは防御のタイミング掴みづらいし体力は実質80だし凄い苦戦したな -- 名無しさん (2014-05-05 14:34:36) - 3DSあたりでリメイクしてほしいな(システムはペーパーマリオRPG基準で) -- 名無しさん (2014-06-14 21:11:45) - 今やると、ピーチ姫がちょっと茶髪っぽいのがカワイイな。 -- 名無しさん (2014-06-14 22:10:40) - 終盤いきなり敵が強くなる気がする、バッヂや味ノ工夫するかで難易度が大きく変わるな -- 名無しさん (2014-06-14 22:28:33) - ブラックヘイホー「わたしはすご~く強いや味`~」…ほんとに強かった。しかもクッパ城では三匹出てくるし。 -- 名無しさん (2014-06-14 22:36:22) - クイズ失敗してもブラックヘイホー×3を倒せば先に進ませてくれるあのクッパ顔の扉は律儀だな(笑) -- 名無しさん (2014-06-21 12:59:26) - これより後の2つのペーパーシリーズがシナリオ面で暴走していくから、続編扱いはちょっと違和感 システムやペラペラ仕様の世界観はさておき、ペーパーの名を冠していない本作は独立した作品という印象(同じインテリジェント制作の筈なんだけどね) -- 名無しさん (2014-06-28 21:09:30) - ↑レサレサやカメックババが続投してて時系列・キャラ的な繋がりがあるんだからペパマリRPGは紛れもなく続編でしょ。繋がりが極端に薄くなったそれ以後の作品はともかく -- 名無しさん (2014-07-01 00:09:20) - いや、だからあくまで雰囲気というか作風の話ね -- 名無しさん (2014-07-11 19:44:48) - ルイージの臆病設定はこの作品からだっけ。 -- 名無しさん (2014-10-28 19:45:14) - サムイサムイ村でマリオが住人に冤罪扱いされたのは不愉快だったな -- 名無しさん (2014-10-28 20:05:57) - ガキの頃はキノコ城ごとクッパ城で拉致したのが斬新だったな -- 名無しさん (2014-10-28 21:26:10) - ↑↑パラレラー戦BGMが聞けると思って一時的の辛抱と考えてる。 -- 名無しさん (2014-10-28 21:36:31) - アクションコマンドあるおかげで戦闘が楽しくて好きだった -- 名無しさん (2014-11-13 18:31:01) - ルイージの臆病な性格やオバケが苦手な設定はこの作品から始まった。 -- 名無しさん (2015-03-24 00:30:12) - これに出てくるサムイサムイ村の村長の奥さんがマリオのキャラの中で唯一嫌いなキャラです -- 名無しさん (2015-05-29 11:33:16) - ↑スーパーマリオくんでもそうだったけど最後マリオにツッコまれたのでそれで我慢してください -- 名無しさん (2015-05-29 12:31:49) - そういやクリスター神殿はマリオが封印解くまで手つかずだったのにクッパはどうやって星の精閉じ込めたんだろうか。そもそもパラレラーがクッパの手下かどうかも謎だし。 -- 名無しさん (2015-05-29 19:09:13) - ボスがレンゾクジャンプとかほしのふるよるとかで力押しすると苦戦するけどブラックヘイホーやゼニノコーとかに眠りや目回しが効いたりなんだかんだで初心者配慮はされているんだな -- 名無しさん (2015-05-29 22:33:19) - ↑2  手下だよ。クッパ様ごめんなさいとか言ってたし。 -- 名無しさん (2015-05-30 00:02:49) - ↑神殿に入れたのはスターの杖でなんとかしてもらったのかな? -- 名無しさん (2015-05-30 16:40:37) - まよいのもりだっけ?あの迷路クッソむずかった、ほぼノーヒントじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2015-05-30 23:23:02) - ↑一応、他とは違う何らかの特徴があるって森の番人みたいなキャラが助言してくれた希ガス。でも、それにか -- 名無しさん (2015-07-16 17:09:45) - ↑でも、それに気付かないと確かに難しいかもね。 -- 名無しさん (2015-07-16 17:11:33) - 日記を盗み見られると言うプライバシー侵害を受けても部屋に戻してやるだけで許してやるクッパもある意味では優しいよなwww -- 名無しさん (2015-08-28 21:00:18) - しんぞうとオズモーンにめっちゃ苦戦したわ。吸い付く系の攻撃はタイミング量りにくくてコマンドずれる -- 名無しさん (2015-10-28 06:53:22) - 今度出る『マリルイ ペーパーマリオMIX』って、偶然だろうけどこれの15周年記念ソフトになるんだよね。 -- 名無しさん (2015-11-19 09:21:16) - このシリーズもスーパーシールで一気に評判がた落ちするとは夢にも思わなかった -- 名無しさん (2016-05-07 19:51:22) - イベント中に紙のように落下したりするあたりは、ペーパーよりペーパーしてる気がする -- 名無しさん (2016-05-07 19:58:20) - 発売して今日で16年か -- 名無しさん (2016-08-11 12:02:02) - ↑3シールの印象が強すぎて忘れがちだけどスパぺパの時点で微妙に評判は落ちてたよ -- 名無しさん (2016-08-11 12:33:07) - 続編はシステムや戦闘に無理矢理紙要素入れようとして面倒なだけになってる -- 名無しさん (2016-08-13 21:02:08) - 弟が幼稚園の頃全クリした。 ノーミス 攻略本見ながら -- 名無しさん (2016-09-19 21:51:33) - コワッパrpg出てたんだ。知らんかった。ちなみにどこで出てくるかどなたか教えていただけませんか? -- 名無しさん (2016-09-29 12:50:33) - ↑ヒント:メールの写真 -- 名無しさん (2016-10-19 20:51:35) - 最終戦のクッパはスターのつえでパワーアップするとオーラでさらに凶悪になったウルトラネクロズマのようになる。炎と雷の攻撃力が20という化物 -- 名無しさん (2018-01-01 15:34:38) - ↑クッパは、オーラで能力がぐぐぐぐぐぐーんと上がった! -- 名無しさん (2018-01-05 20:00:56) - 仲間の強さはアカリン>ピンキー>クリオ>おプク>バレッタ>レサレサ>ポコピー>カメオの印象 -- 名無しさん (2018-08-14 02:03:27) - ↑亀二匹の名前はパレッタとカメキな -- 名無しさん (2018-12-07 14:41:32) - ドカボン戦のBGM作った人はマジでスゴいと思う -- 名無しさん (2019-08-27 19:07:01) - 2000年代のゲームでは珍しいエンディングを迎えてもタイトルに戻らない作品。 -- 名無しさん (2020-06-09 21:54:25) - この時のスーパーマリオくんも好きだったわ(余計なこというノコイエローには笑った) -- 名無しさん (2020-12-04 16:32:36) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/11(木) 02:39:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(24){&bold(){「ペーパーマリオ」が新たな冒険へと旅立つ!!}}} 『マリオストーリー』とは2000年8月11日に[[NINTENDO64]]で発売されたアクションRPGゲーム。略称は主に『マリスト』。 現在はバーチャルコンソールでも配信されている。 #contents() *~概要~ 舞台が飛び出る絵本のような紙の世界で描かれ、さらに当時のマリオシリーズでは珍しかったRPGという異色作。 主人公のマリオをはじめ、ペラペラなキャラクターたちが活躍するアクションRPGである。 開発当初は『スーパーマリオRPG2』という仮称……つまり『[[スーパーマリオRPG]]』の続編として発表されていた。 そのためか『スーパーマリオRPG』と世界観やゲーム性は大きく異なるものの、引き継いでいる要素も多くある。 開発は「ファイアーエムブレム」シリーズなどでおなじみのインテリジェントシステムズが担当。 本作品発売後は、『[[ペーパーマリオRPG]]』『[[スーパーペーパーマリオ]]』『[[ペーパーマリオ スーパーシール]]』『[[ペーパーマリオ カラースプラッシュ]]』『[[ペーパーマリオ オリガミキング]]』と、「ペーパーマリオ」シリーズとして独自にシリーズ展開していった。 更にコラボ作品として『[[マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX]]』も発売された。 *~ストーリー~ ある日、クッパは「スターのつえ」という願いを叶える力を持つ宝物を、「星の国」から奪っていました。これではみんなの願いが叶いません。 さらにピーチ姫たちはクッパによって、キノコ城ごと連れ去られてしまいました。 マリオはクッパからピーチ姫を助けにいくため、クッパが閉じ込めた守っていた星のせいを助けに行きます。 …………ただ、この世界は。 &font(#0000ff){ペラペラの紙}でできておりました。 *~登場人物~ ・[[マリオ]] ご存じ我らがヒーロー。 オープニングにいきなりクッパと対峙するも、黒星をつけられるというまさかの展開になる。 主な攻撃手段は「ジャンプ」と「ハンマー」。 また「バッジ」を装備することで独自のわざを使えるようになったり、能力を強化することができる。 ・[[ピーチ姫]] マリオ兄弟を城に招待したところで、今度はダイナミックに城ごと拉致される。 幕間で次ステージの情報集めのためにスパイ活動をすることに。 ・ティンク 星の国に上がってきたばかりの星の子。 普段はピーチ姫を助け、マリオへの連絡役をつとめる。 **〜旅のなかま〜 本作では冒険の先々で仲間になるキャラクターが8人登場する。 仲間はそれぞれ独自の能力を持ち、ダンジョンの謎解きや攻略に活用できる。また、バトルでもマリオと一緒に戦ってくれる。 本作ではなかまに「HP」はなく、バトル中に攻撃を受けると受けたダメージ数と同じターン数だけ行動不能となる。 また、わざによってはマリオの「FP」を消費するものもある。 なお、マリオと違い「レベルアップ」はしないが、各地にある「スーパーブロック」をたたくと「ランクアップ」が可能。 ランクが上がるとこうげき力が強化され、新しい技を会得することができる。 ・クリオ 青い帽子を被ったものしりなクリボーの男の子で、最初の仲間。 マリオに憧れており、名前の由来もマリオのような強い男になるようにという願いをこめたものらしい。 クリじいからマリオの役に立つように言われたことで、マリオと共に冒険の旅にでることに。 おもな攻撃方法は「ずつき」で、マリオの「ジャンプ」と性能はほぼ同じ。 「ものしり」でバトル中は敵キャラのステータスと特徴、フィールドでは今いる場所の情報、隣接する人やオブジェクトの事を教えてくれる。 「クリオチャージ」→「れんぞくずつき」で凄まじい火力を叩き出す最強のクリボー。 ・カメキ 青いコウラとスカーフがおしゃれなノコノコの青年。一人称は「オレッチ」で、語尾に「~ッス」と付けるスポ根タイプ。 考古学者のチャールズに憧れており、自身も考古学の道を志す学者のタマゴである。 世界中を旅し、謎を解き明かしたいということでマリオとの冒険に同行した。 技が全てコウラにこもっての体当たりのため、トゲや炎といったふれると痛い相手でも平気で攻撃できる強みがあるが、地上の敵にしか攻撃できない。 フィールドでは遠くのスイッチを押したりアイテムを引き寄せられる。 ステージ7では仲間達のニセモノが登場する場面が何度かあるが、2度目のカメキのニセモノ登場シーンはかなりカオス。 ・ピンキー 体がピンク色のボムへいの女の子。一人称は「あたい」 チャキチャキとした男勝りな性格で、ノコブロスの人使いの荒さに耐え兼ね、彼のケツの近くで自爆し、投獄されていた。 彼女の技はFP消費技全てがバクハツ攻撃となっており、抜群の威力を誇るが、その分消費FP量が多い。 また、メットのような爆発の属性が全く効かない敵もいたりと極端な性能を持つ。 フィールドでは数歩歩いたのちに起爆し、ひび割れた壁や岩を破壊してくれる他、うまく敵に当てれば最強の先制攻撃となる。 ちなみに、爆発しても何事もなかったかのように何度でも戻ってくるのでご心配なく。&s(){[[20年後の後輩>ペーパーマリオ オリガミキング]]は命を賭けた自爆を遂げたのに何故…} ・パレッタ パタパタの郵便配達員。のんびり屋な性格で、キノコワールドのあちこちに手紙を落としてしまっている。 手紙を拾ってもらったお礼と『手紙を探すのが上手そう』という理由でマリオの旅に同行することに。 フィールドでは少しの間マリオを掴んで飛ぶ他、特定の人物に手紙を配達することができる。 空中や天井への敵に対応できる他、「パレッタシュート」「みだれとび」は威力が高めでなおかつコウラにこもって攻撃するため、 相手を選ばず打てるなど使い勝手がよい。 強いて欠点をあげるなら、FPが枯渇すると真価を発揮できず(これは他の仲間にも言えることだが)搦め手が敵一体を退場させる『はこびだし』しかないことくらい。 [[次回作>ペーパーマリオRPG]]でも、ある場面でちょっとだけ登場している。 ・レサレサ 薄緑の体色と大きなリボンが特徴のテレサのお嬢様。一人称は『あたくし』の高飛車かつ強引な性格。 当初はドカボンを倒すまでの契約だったが、クリア後には「世界中を見てみたい」という彼女の要望で正式に仲間となる。 バトルではビンタを得意としており、一発一発の威力は弱いが、一度に数発打てるので総合火力は他の仲間にも引けを取らず、 「ハリセンビンタ」に至ってはダメージ2×最大5発の計10ダメージというトップクラスの破壊力を打ち立てる。 反面、前述通り一発が弱いため、ぼうぎょ力を持つ敵とは相性が悪い。 フィールドではマリオに取り憑き、姿を消すことが出来る。この間誰にも気づかれず、誰にも触れられない。また、金網などをすり抜けられる。 バトルでも「すきとおり」という名でこの能力を使用でき、発動中は一切の攻撃が当たらなくなるという強力な効果だが、 使用直後のターンはレサレサは動けないという一長一短な性能。 続編ではある場所に執事のセバスチャンと共に出演。どこにいるか分かるかな? ついでに[[三作目>スーパーペーパーマリオ]]でも背景に出演と中々の厚遇っぷり。 ・アカリン ケセランの赤ちゃん。ゲーム内では言及されていないが、一人称が「あたち」なところを見るに恐らくは女の子。 ビッグカンテラくんのカンテラの中に閉じ込められていたのをマリオが助けたことで一緒に旅することに。 フィールドで使用すると暗闇を照らしだす他、見えない隠しブロックが見えるようになる。 バトルでは仲間内で唯一敵のぼうぎょ力を無視して攻撃できる「ビリビリアタック」を持つ。 しかしアクションコマンドを失敗してしまうと威力が下がったり、同じ雷系の敵には全く通用しない点には注意。 その他にも相手をシビレさせたり、少しのあいだマリオのこうげき力を上げる援護技も持つ。 赤ん坊の割には意外と語学力が堪能だが、少し自身過剰なところが玉に瑕。 ・おプク プクプクのおばさん。自らを「おせっかい焼きのおプクおばさん」と称するほどのお節介。 普段はヨッシーの村でチビヨッシー達の面倒を見ているそうだが、魚の癖にどうやって面倒を見ているのか。 ロマンスや泣ける話に滅法弱く、「ピーチ姫を救うために危険な地へと赴く」というマリオの勇気に感動し、同行することに。 バトルでは主に水を使用した技を使うので、炎系の敵との相性が抜群。 ただし他の仲間と比べてアクションコマンドが少々複雑で、特に「ジェットふんしゃ」に至っては反射神経と集中力が試される。 フィールドでは特定の乗り場(木の板が敷かれている場所)から乗る事ができ、水上や水中を移動できる。 ・ポコピー ビッグな漢を目指すツッパリ[[ジュゲム>ジュゲム(マリオシリーズ)]]。登場当初は名前が気に入らないという理由でジョナサンを名乗っていた厨二。((曰く「ポコッとしてピーってしてるからイメージに合わない」。)) 「ビッグなこと」がしたかったがためにオズモーンの手下となり、マリオを襲ったが、彼との「男同士の戦い」を通じて仲間となる。 バトルではパイポを投げて攻撃するが、投げたパイポはトゲゾーにはならない。 相手に接触しない通常攻撃に加えて全体攻撃やマリオの回避率をアップする技も使えるが、その反面強力な威力の技がないのが欠点。 フィールドではマリオを乗せてトゲやマグマの上を移動できる。浮いてはいるが、飛べるわけではないのであしからず。 実はポコナという彼女がいる[[リア充]]。ポコピーの身を案ずる心優しい性格なのだが「無事に戻ってこないとギッタンギタンにする」など、サラッと物騒な発言が多い。((本人曰く「そこがかわいい」。)) **~星の精~ スターのつえを管理する、星の国で最も偉い7名の星達の総称。 ティンク曰く「星の精さまと話せる機会なんて滅多にない」と言われるくらいに崇高な存在らしい。 クッパがあやつるスターのつえのチカラによってカードの中に封印され、全員囚われの身に。 7人の星の精を救出することがこのゲームの目的のひとつ。 救出すると、バトル中に「スターパワー」を使って彼らの力を借りることができる。&color(lightgray){でも役立つのは半分以下。} のちに『[[マリオパーティ5]]』で案内役として登場し、プレイヤーのガイドを務める。 ・チョール 白ヒゲを蓄えた長老的存在の星の精。 HPとFPを5回復し、状態異常も治す「すっきりそうかい」が使える。 ・マール リボンがトレードマークの母性溢れる明るい星の精。 敵全体を眠らせる「ママのこもりうた」が使える。 不安定な命中率からバトルではあまり使えない……と思いきや、とあるボスには必須の技。 ・ハール メガネをかけた学者肌な紫色の星の精。 敵全体に7のダメージを与える「ほしのふるよる」が使える。 入手時点ではトップクラスのダメージを与えられる優秀な技。 ・ニール 水兵帽子が似合う爽やかな青い星の精。 敵全体の攻撃力を3下げる「ちからをぬいて」が使える。 ・ネール 天女のような羽衣を纏った、美しさと芯の強さを併せ持つ桃色の星の精。 マリオのHPを20回復する「おねえさんのキス」が使える。星の精のわざの中ではコストがもっとも高い。 マリオと仲間に加え、チャールズを背負ったまま高速飛行が出来るほどの怪力。 ・テール 幼いながらも辞書片手に勉学に励む勤勉な星の精。 敵全体の動きを止める「じかんよとまれ」が使える。 マールのわざと効果はほぼ同じだが、コストが高い代わりに成功率も高い。 ・ダール チョビヒゲがダンディな温厚な性格の星の精。 敵全体を星に変えて空に撃ちあげる(いわゆる即死攻撃)「そしておほしさまに」が使える。 こらそこ、地味って言わないの。 **~クッパと手下たち~ ・[[クッパ>クッパ(マリオシリーズ)]] おなじみの大魔王。今回は「スターのつえ」の力を悪用し、&bold(){マリオを倒す}という大金星をあげた。 順調にマリオを蹴散らした上、&color(red){「ピーチ城の真下にクッパ城を建造し、そのクッパ城ごとピーチ城を遥か上空に飛翔させる」}という無茶苦茶をやらかす。 最終戦ではスターのつえで完全無敵の状態となる。解除するには「ピーチフラッシュ」を使い、スターのつえのチカラを打ち消す必要がある。 今回のクッパは日記をつける習慣があり、読んでみると「ピーチ姫と早く仲良くなりたいのだ」といった彼のピーチ姫に対する愛が伺える。 ・[[カメックババ>カメック(マリオシリーズ)]] クッパの側近でカメ一族の長老でもあるカメックの魔女。語尾に「~ですじゃ」とつける。 様々な魔法でマリオ達を度々邪魔する参謀役。(ピーチ姫の選択肢次第ではサポートもしてしまうが) 一応戦う場面もあるものの、完全なイベント戦闘。 次回作でも登場し、大幅にパワーアップしている。 ・クリキング プロローグのボス。 「王様になりたい」という自身の願いをクッパに叶えてもらった、目がイッちゃってる[[クリボー>クリボー(マリオシリーズ)]]の王様。 クリレッド・クリブルーという二匹のクリボーを手下に従えている。 専用曲持ちだがぶっちゃけバトルもオツムも弱い。 ・ノコブロス(ノコレッド・ノコブラック・ノコイエロー・ノコグリーン) ステージ1のボス。 4色の戦隊ヒーローのようなノコノコ集団。[[某ミュータント>ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)]]ではない。 最初はクッパをも絶賛させた特殊な戦闘スタイルで襲い掛かってくる。 それが敗れると連携技「スクリューアタック」を駆使しての戦いになる。 攻撃のタイミングが独特なので初見でガードするのはほぼ不可能。 メンバーの数だけ攻撃力が上がるので、一人一人ずつ確実に倒して威力を削っていこう。 それ以外はクリオ曰く「普通のノコノコと変わりない」。 ・カーメン ステージ2のボス。 自らを「砂漠の王」と名乗る、古代エジプト風の衣装を着たノコノコ。 一足先にアラビンいせきに潜入しており、入ってきたマリオに対して再三に渡り警告を発していた。 魔法攻撃の他、[[ワンワン>ワンワン(マリオ)]]を使役してくるが、こき使っているためかあまり懐いておらず、最後は逆襲に遭ってしまう。 ワンワンはこのレベルでは破格のぼうぎょ力を持つため、バッジ「ツラヌキナグーリ」を装備しておきたい。 ・[[ドガボン>ドガボン(マリオストーリー)]] ステージ3のボス。 ガボンへいたちの親玉でテレサが大好物という化け物。 かつては大柄な体格に見合わないほどの気弱で臆病だったため、イタズラ好きのテレサ達からの格好の餌食となっていたが、 ある日を境にテレサ達を襲い始めるようになる。 なぜかあらゆる攻撃が通用せず、その異様な強さからやがて「ふじみのドカボン」と呼ばれ、敵味方から恐れられるようになる。 だが、これにはある重大な秘密があり…… 彼の戦闘曲は本作屈指の人気曲。 ・しょうぐんヘイホー ステージ4のボス。 おもちゃ箱を拠点とする[[ヘイホー]]軍の総大将。 ぐんだんヘイホー・たけうまヘイホー・トーテムヘイホーとの前哨戦を終えたのちに、超装甲の戦車に乗って現れる。 しょうぐんと名乗っているが性格・言動は完全に子供のソレであるため、威厳は皆無。 こちらの登場曲も名曲。 ・ファイヤーパックン ステージ5のボス。 ジャンボル島のグツグツ火山一帯を縄張りとする巨大なパックンフラワー。 マリオを星の精を盗みに来た悪党と認識しており、襲い掛かってくる。 第二形態時には炎を纏うようになるので「ホノオヲガード」「アイスノチカーラ」といった炎対策バッジを付けておきたい。 今作のトラウマメーカーにして初見殺し。 ・オズモーン ステージ6のボス。 フラワーランドの上空に潜む巨大雷雲の化け物で、「〜でゴワス」が口癖。某ギズモではない。 クモクモマシーンでフラワーランドを雲だらけの楽園にしてやろうと計画していた。 衝撃を受けると「コグモ」と呼ばれる別個体に分裂し、それらを用いた攻撃・回復をしてくる他、ため攻撃があったりとかなり多彩な攻撃をしてくる。 ・パラレラー ステージ7のボス。 クリスターしんでんに住む王族の衣装を着た透明人間。他の奴らと比べると何だかシリアス。 氷の魔法を得意としており、「パラレラーオプション」と呼ばれる氷塊を召喚したり、冷凍ビームを放ちマリオを氷漬けにしてくる。 ある程度戦いが進むと分身を繰り出す他、体力を20も回復する強敵。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかし、一撃で倒す裏技が公式の攻略本に大きく載ってしまっている。}} 神殿の中のギミックはなかなかハード。 **~その他~ ・デアール キノコタウンで占い師をしている。語尾に“~であーる”とつけるのが癖。 屋根がクルクル回っている奇妙な家に住んでおり、街の住民も「あの人が誰かを家に招き入れるだなんて珍しい」と言っているあたり、 変わり者として見られている様子。 息子にスタール、その子供にミステール、サンデール、アツメールがいる。ちなみに彼の一族はやたら長話をする悪癖がある。 ・キャシー キノコタウンに住む料理好きのマダム。アイテムを持っていくと料理してくれる。 とある場所で手に入る「りょうりぼん」を渡すとレパートリーが増え、二種類のアイテムを組み合わせた料理を作れるようになる。 かつて夫をも魅了させたケーキが得意料理。 ・シショー キノコタウンにある道場の師範である老齢のキノピオ。弟子にメットのチェンとバケバケのリーがいる。 見てて心配になるほどのヨボヨボじいさんだが、実力は道場一。また、本気を出すと金のオーラに身を包んだスーパーサイヤ人状態となり、口調も変わる。 そんな本気の彼を二度打ち倒せば、道場最強の証である「めんきょかいでん」が貰える。 ストーリーに直接関係はないサブイベントだが、持っていれば道場外にいるキノピオに自慢できる。 ・リップ ガーデニングが大好きなキノピオの女の子。 心の綺麗な人でないと上手に育てられないという花の種を育て上げる実力の持ち主。 フラワーさんの故郷であるフラワーランドを救ってほしいとマリオに頼む。 ・ロテン&コロテン親子 世界各地を旅する露天商親子。キノコタウンに滞在し、様々なバッジを売ってくれる。 どれも基本的には高額だが、冒険の手助けとなる物も多いため、コインを貯めて手に入れよう。 ・ノコジロウ ノコノコ村の長老。 かなりの老齢のためか、上手く喋ることができず、表示されるセリフの文字が全部震えている。 マリオに「頼みごと」と称しては様々なお使いを頼むが、報酬は毎回コイン1枚としょっぱい。が、極稀に珍しい物も貰える。 クリ村に住むクリじいとは旧知の間柄らしく「れいのモノ」を貸していたらしいが…… ・チャールズ 考古学者にして探検家でもあるノコノコ。 ロマンとお宝をこよなく愛するが、せっかちかつ強引な性格が災いし、なにかとトラブルを背負い込む。 特にステージ5は彼の独壇場(?)といっても過言ではない。 妻には決して頭が上がらない恐妻家。 ・コワッパ クリ村のガキ大将。卵の殻を被ったヒヨコのような姿をしている。 自身よりも強い存在であるマリオが気に食わないため、行く先々でよく突っかかってきては戦闘を挑んでくる。 回を重ねるごとにパワーアップを繰り返し、挙句の果てには飛行能力や魔法といった高度なものまで習得してしまう天才児。 その内強さを求める余り、人格を捨ててしまいそうな気がしてならない。 気合と根性で単身クッパ城に乗り込むその姿は到底「ガキ大将」などという器では収まりきれない、期待の超新星である。 次回作にもちょこっと出演。 ・[[ルイージ]] ご存じマリオの大切な弟。 今回またしてもお留守番役ということでマリオの家におり、冒険に行けないことを嘆いている。 実は自宅の地下室で秘密の日記を書いており…… 他にもさまざまなキャラが登場する。 *~バトル~ 本作のバトル(戦闘)は『スーパーマリオRPG』と同じくシンボルエンカウント形式。 フィールドにいる敵にふれると画面が切り替わりバトルが開始する。 フィールドと同様にバトルでもアクションゲームの比重が大きく、操作テクニックが求められる。 バトルの主なゲームシステムは以下のとおり。 ・先制攻撃 フィールドにいる敵をジャンプで踏んだりハンマーでたたく等するとバトル開始時に先制攻撃できる。 またフィールドで敵に攻撃されるとバトル開始時に敵から先制攻撃されてしまう。 ・バトルの進み方 バトルはターン式で進行し、マリオと仲間がそれぞれ1回行動すると敵のばんとなり、これを繰り返す。 ほかのゲームでいう「すばやさ」のステータスは存在しない。 ・ダメージの計算 本作では、自分の「こうげき力」から相手の「ぼうぎょ力」を引いた数値が、そのまま相手に与えるダメージ量となる。 このため、自分の「こうげき力」が相手の「ぼうぎょ力」を下回っているとまったくダメージを与えられない。 また、敵の耐性によってダメージ量が変化することもある。 ・アクションコマンド ゲーム序盤である「だいじなもの」を入手すると、以後「アクションコマンド」が使用できるようになり、 わざごとに決められた「アクションコマンド」を成功させると、敵に与えるダメージが増えたり効果がより強力になる。 また、敵に攻撃されるときにタイミングよくボタンを押すと受けるダメージを少しだけ減らせる(ただし敵の攻撃はアクションコマンドの表示が対応しない)。 基本的には『スーパーマリオRPG』と同様のシステムだが、本作ではアクションコマンドの種類がより豊富になっている。 アクションコマンドの操作方法やボタンを押すタイミングなどが画面に表示されるためそう難しくはないが、 コマンドの成功・失敗によって、わざのこうげき力や効果が大きく変わる。   ・スターポイント バトルで勝つと「スターポイント(経験値)」がもらえ、100ポイント溜めるごとにマリオのレベルが1上がる。 得られるスターポイントは敵の種類とマリオのレベルによって変化し、マリオのレベルが上がるにつれ弱い敵から得られる量が減っていき、 最終的にはまったくもらえなくなる。 ・マリオのレベルアップ マリオがレベルアップすると、「HP(ハートポイント。体力)」「FP」(フラワーポイント。一部のわざの使用に必要)「BP」(バッジポイント。後述)の いずれか好きなステータスを一定量(HP・FPは5ポイント、BPは3ポイント)上げることができる。配分は計画的に。 なお、マリオの最大レベルは「27」。また、本作はRPGとしてはステータスの水準が非常に低く、マリオの初期HPが「10」、基本的な最高ステータスもHPとFPが「50」まで、ラスボスでも最大HPは「99」止まりである。 *~バッジ~ このゲームの特色であるシステム。ゲーム中随所で入手でき、装備すると様々な効果を得られる。 各バッジには装備するのに必要な「BP」が設定されており、マリオの最大「BP」を超えない範囲で自由にバッジを組み合わせて装備できる。 強力なバッジほど必要な「BP」が多くなるが、外すと使用していた「BP」は元に戻るので、 場面に応じてバッジを付け替えることがラクにゲームを攻略するコツ。 &bold(){代表的なバッジ} ・ガツーンジャンプ 最初に入手するバッジ。装備すると、FPを消費して強力なジャンプ攻撃を使うことができる。 ・レンゾクジャンプ 装備すると、アクションコマンドが失敗するまで敵を連続で踏んで攻撃できる技を使えるようになる。 ちなみに、アクションコマンド成功回数のベスト回数がマリオの家にあるポスターのようなものに掲載される。 特典はないけど自慢にはなるかも。 ・ツラヌキナグーリ 相手の防御力を無視したハンマー攻撃を行えるようになる。とてつもなく硬い敵にとても有効。 ジャンプ攻撃版の「ツラヌキジャンプ」もある。 ・ハンマーチャージ、ジャンチャージ FPを消費してチャージし、次のハンマー攻撃・ジャンプ攻撃の威力をあげる。連続でチャージも可能。 FPを更に消費し、大幅に攻撃力を底上げする「~S」バージョンも存在する。 ・パワープラス 装備するとマリオのこうげき力が「1」上昇する。 単純かつ強力な効果だが、その反面BPを6も消費する。 ・ダメージヘール マリオが受けるダメージを「1」減らす。こうげき力が「1」の敵にとっては装着しただけで不落の要塞と化す。 こちらも強力な効果の代償としてBPを6消費する。 ・ナイスデボウギョ ガードに成功した時、マリオが受けるダメージをさらに減少させる。 前述の「ダメージヘール」と組み合わせれば更に減少が可能。 ・センセイサレナイ 装備中は敵の先制攻撃を無効化する。地味だが役に立つ。 ・タマーニラッキー マリオへの攻撃がたまに外れるようになる。過信はせず、保険程度の認識で。 ・トゲーヲガード トゲのある敵にマリオがジャンプ攻撃をしてもダメージを受けなくなる。クッパ城の攻略では必須。 ・スーパースピーン マリオのスピンダッシュの移動距離と速度を2倍にする。バトルでは意味のないバッジ。 ・メマワシスピン フィールド上でスピンしながら敵にぶつかると、バトル開始時にその敵を1ターン「めまわし」状態にする。 ・スバヤクカワール バトル中に仲間を交代してもマリオの番が終了しなくなり、自分のターンを継続できる。 ・ピッキョローン マリオが敵に攻撃した時にバッジに応じた効果音が鳴るようになる。 いくつか種類がありバッジによって効果音が異なっている。 同時に複数装備すると音がランダムに鳴るようになり、バトルがにぎやかに。 特にメリットのないバッジだが、消費BPは「0」なのでデメリットもない。 追記・修正はペラペラの紙で出来ている方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 個性豊かな仲間や敵キャラ、自由度の高いシステム等なかなかの良作。是非リメイクして欲しい。 -- 名無しさん (2013-10-05 18:44:30) - ポコッとしてピーなんだぜ -- 名無しさん (2013-11-25 05:40:51) - レサレサはお気に入りだったのに終盤相手に攻撃が通じない事が多くなっていったのが辛かったな。 -- 名無しさん (2013-11-26 23:29:05) - システム上レベルでごり押しがしにくいからなかなかの難易度だけど考えれば戦術の自由度が大きいから好き勝手出来る -- 名無しさん (2013-12-18 08:58:27) - ボスが地味に強いんだよな。触手との合計ダメージが凄まじいファイヤパックンとかダメージを与えるとコグモを出すオズモーンとか。 -- 名無しさん (2013-12-18 19:47:31) - ボスも個性的だったな。特に強いと自称してるがなめてかかると本当に強いゼニノコーと死神ヘイホーが印象的だった。 -- 名無しさん (2013-12-21 20:59:33) - 初見殺し多いよね、ノコブロスのスクリュー、ゲーハーの問い、ワンワンの防御力、etc・・・対策知ってたら楽だけどそうじゃないと・・・ -- 名無しさん (2013-12-21 22:06:20) - うーまーすーぎーるー!! -- 名無しさん (2013-12-21 22:35:32) - オズモーン倒せなくて泣いたことあったな -- 名無しさん (2013-12-29 23:33:58) - パラレラーも分身、凍結攻撃、回復とかなりウザかったな。 -- 名無しさん (2013-12-29 23:38:33) - 据え置き機種のマリオのRPGは神ゲー揃い -- 名無しさん (2014-01-31 12:14:27) - ケーキで遊んで真面目に作れって怒られたな… -- 名無しさん (2014-01-31 14:51:24) - とにかくボスの初見殺しがすごいのと、大半のボスに抜け道があるっていうのは凄い良くできてると思う -- 名無しさん (2014-01-31 14:57:56) - クリスター神殿とその周辺の神秘さが好きだ -- 名無しさん (2014-02-12 22:58:18) - 神ゲーだけどクリア後のやり込み要素が欲しくなるゲーム。 -- 名無しさん (2014-02-12 23:54:29) - ↑2 各ステージで仲間になるキャラ使うといいよーな感じする -- 名無しさん (2014-02-13 00:02:38) - ペーパーマリオRPGのシステム+αでリメイク希望 -- 名無しさん (2014-03-16 11:14:31) - おら!コブロンのたんこぶだせ!! -- 名無しさん (2014-03-16 12:55:45) - このゲームのワクワク感は異常 -- 名無しさん (2014-03-24 23:39:53) - ブラックヘイホウとゼニノコーが初見殺し -- 名無しさん (2014-03-29 10:28:20) - ボスごとに、戦闘BGMが違うのが良いよね。みんな名曲だし(特にドガボン)。 -- 名無しさん (2014-05-05 01:37:47) - ファイヤーパックンは防御のタイミング掴みづらいし体力は実質80だし凄い苦戦したな -- 名無しさん (2014-05-05 14:34:36) - 3DSあたりでリメイクしてほしいな(システムはペーパーマリオRPG基準で) -- 名無しさん (2014-06-14 21:11:45) - 今やると、ピーチ姫がちょっと茶髪っぽいのがカワイイな。 -- 名無しさん (2014-06-14 22:10:40) - 終盤いきなり敵が強くなる気がする、バッヂや味ノ工夫するかで難易度が大きく変わるな -- 名無しさん (2014-06-14 22:28:33) - ブラックヘイホー「わたしはすご~く強いや味`~」…ほんとに強かった。しかもクッパ城では三匹出てくるし。 -- 名無しさん (2014-06-14 22:36:22) - クイズ失敗してもブラックヘイホー×3を倒せば先に進ませてくれるあのクッパ顔の扉は律儀だな(笑) -- 名無しさん (2014-06-21 12:59:26) - これより後の2つのペーパーシリーズがシナリオ面で暴走していくから、続編扱いはちょっと違和感 システムやペラペラ仕様の世界観はさておき、ペーパーの名を冠していない本作は独立した作品という印象(同じインテリジェント制作の筈なんだけどね) -- 名無しさん (2014-06-28 21:09:30) - ↑レサレサやカメックババが続投してて時系列・キャラ的な繋がりがあるんだからペパマリRPGは紛れもなく続編でしょ。繋がりが極端に薄くなったそれ以後の作品はともかく -- 名無しさん (2014-07-01 00:09:20) - いや、だからあくまで雰囲気というか作風の話ね -- 名無しさん (2014-07-11 19:44:48) - ルイージの臆病設定はこの作品からだっけ。 -- 名無しさん (2014-10-28 19:45:14) - サムイサムイ村でマリオが住人に冤罪扱いされたのは不愉快だったな -- 名無しさん (2014-10-28 20:05:57) - ガキの頃はキノコ城ごとクッパ城で拉致したのが斬新だったな -- 名無しさん (2014-10-28 21:26:10) - ↑↑パラレラー戦BGMが聞けると思って一時的の辛抱と考えてる。 -- 名無しさん (2014-10-28 21:36:31) - アクションコマンドあるおかげで戦闘が楽しくて好きだった -- 名無しさん (2014-11-13 18:31:01) - ルイージの臆病な性格やオバケが苦手な設定はこの作品から始まった。 -- 名無しさん (2015-03-24 00:30:12) - これに出てくるサムイサムイ村の村長の奥さんがマリオのキャラの中で唯一嫌いなキャラです -- 名無しさん (2015-05-29 11:33:16) - ↑スーパーマリオくんでもそうだったけど最後マリオにツッコまれたのでそれで我慢してください -- 名無しさん (2015-05-29 12:31:49) - そういやクリスター神殿はマリオが封印解くまで手つかずだったのにクッパはどうやって星の精閉じ込めたんだろうか。そもそもパラレラーがクッパの手下かどうかも謎だし。 -- 名無しさん (2015-05-29 19:09:13) - ボスがレンゾクジャンプとかほしのふるよるとかで力押しすると苦戦するけどブラックヘイホーやゼニノコーとかに眠りや目回しが効いたりなんだかんだで初心者配慮はされているんだな -- 名無しさん (2015-05-29 22:33:19) - ↑2  手下だよ。クッパ様ごめんなさいとか言ってたし。 -- 名無しさん (2015-05-30 00:02:49) - ↑神殿に入れたのはスターの杖でなんとかしてもらったのかな? -- 名無しさん (2015-05-30 16:40:37) - まよいのもりだっけ?あの迷路クッソむずかった、ほぼノーヒントじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2015-05-30 23:23:02) - ↑一応、他とは違う何らかの特徴があるって森の番人みたいなキャラが助言してくれた希ガス。でも、それにか -- 名無しさん (2015-07-16 17:09:45) - ↑でも、それに気付かないと確かに難しいかもね。 -- 名無しさん (2015-07-16 17:11:33) - 日記を盗み見られると言うプライバシー侵害を受けても部屋に戻してやるだけで許してやるクッパもある意味では優しいよなwww -- 名無しさん (2015-08-28 21:00:18) - しんぞうとオズモーンにめっちゃ苦戦したわ。吸い付く系の攻撃はタイミング量りにくくてコマンドずれる -- 名無しさん (2015-10-28 06:53:22) - 今度出る『マリルイ ペーパーマリオMIX』って、偶然だろうけどこれの15周年記念ソフトになるんだよね。 -- 名無しさん (2015-11-19 09:21:16) - このシリーズもスーパーシールで一気に評判がた落ちするとは夢にも思わなかった -- 名無しさん (2016-05-07 19:51:22) - イベント中に紙のように落下したりするあたりは、ペーパーよりペーパーしてる気がする -- 名無しさん (2016-05-07 19:58:20) - 発売して今日で16年か -- 名無しさん (2016-08-11 12:02:02) - ↑3シールの印象が強すぎて忘れがちだけどスパぺパの時点で微妙に評判は落ちてたよ -- 名無しさん (2016-08-11 12:33:07) - 続編はシステムや戦闘に無理矢理紙要素入れようとして面倒なだけになってる -- 名無しさん (2016-08-13 21:02:08) - 弟が幼稚園の頃全クリした。 ノーミス 攻略本見ながら -- 名無しさん (2016-09-19 21:51:33) - コワッパrpg出てたんだ。知らんかった。ちなみにどこで出てくるかどなたか教えていただけませんか? -- 名無しさん (2016-09-29 12:50:33) - ↑ヒント:メールの写真 -- 名無しさん (2016-10-19 20:51:35) - 最終戦のクッパはスターのつえでパワーアップするとオーラでさらに凶悪になったウルトラネクロズマのようになる。炎と雷の攻撃力が20という化物 -- 名無しさん (2018-01-01 15:34:38) - ↑クッパは、オーラで能力がぐぐぐぐぐぐーんと上がった! -- 名無しさん (2018-01-05 20:00:56) - 仲間の強さはアカリン>ピンキー>クリオ>おプク>バレッタ>レサレサ>ポコピー>カメオの印象 -- 名無しさん (2018-08-14 02:03:27) - ↑亀二匹の名前はパレッタとカメキな -- 名無しさん (2018-12-07 14:41:32) - ドカボン戦のBGM作った人はマジでスゴいと思う -- 名無しさん (2019-08-27 19:07:01) - 2000年代のゲームでは珍しいエンディングを迎えてもタイトルに戻らない作品。 -- 名無しさん (2020-06-09 21:54:25) - この時のスーパーマリオくんも好きだったわ(余計なこというノコイエローには笑った) -- 名無しさん (2020-12-04 16:32:36) #comment #areaedit(end) }

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