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高坂 大介(こうさか だいすけ)は『[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]』の登場人物。
声優:[[立木文彦]]
性別:男
[[高坂京介]]と[[高坂桐乃]]の父親。
厳格で頑固な、古き良き日本の父親像をそのまま形にしたような男性。
極道面だが、現職の警察官。
風呂上がりは着流し姿でいるので一層強面になってしまう。
真面目且つ一本気な性格で、誠実さを重んじ、一度言ったことは守る。
こういった性格や眼光の鋭さなどは桐乃とよく似ており、度々京介に「桐乃は父親似」と指摘されている。
また、責任感の強さは京介にも受け継いでいるとも言える。
「うちで親父の雷ほど恐いものはない」という京介の言葉どおり、京介はおろか桐乃も逆らえない。
だが、亭主関白と言われればそうでもなく、自宅を建てるに当たって夫婦の寝室を和室にしたかったが、妻の要望で洋室にするなど、実は妻・高坂佳乃には頭が上がらない。
クリスマスにはデートに出掛けていたりするなど、夫婦仲は円満なようだ。
桐乃のモデル活動や軽薄な服装のことは良く思っていないが、娘と妻の説得に負けて、学業の成績を落とさないことを条件に渋々許可した。
しかし、娘の掲載雑誌を全て集めて写真をスクラップブックに纏めており、桐乃の活躍自体は喜んでいる節がある。
娘の写真を眺めてにやにやしている極道面を想像するとちょっとキモい。
名前は本編中で明かされていなかったが、アニメのクレジットにて判明した。
オタクに対しては強い偏見を抱いており、「ニュースで悪影響を及ぼすと言っていた」程度の認識しか持っていないが、「ニュースの言葉を鵜呑みにするわけではないが、決していいものではないだろう」というスタンスで見ている。
桐乃の趣味を知った際は「くだらない趣味」と一蹴し、娘の良くない趣味を矯正すべく、桐乃のアニメ・エロゲーコレクションを捨てようとする。
が、対峙した京介の説得により考え直した。
……かに見えたが、やはりエロゲーだけは認めず、「R-18表記の意味を考えろ」と正論で京介を追い詰める。
最終的には京介の屁理屈に負け、黙認する形で一件落着となった。
その後は、「勝手にしろ」と言っておきながら、息子と娘が悪い道に進まないようオタクやサブカルチャーについてこっそり調べるなど、恐いながら良き父親としての顔も覗かせている。
と、ここまで聞けば、ちょっと頭は固いが普通にいい親父である。
だがしかし、彼の真髄は別のところにあった……
親父殿は作中随一の&font(#ff0000){萌えキャラ}だったのだ。
親父萌えキャラ化の始まりは、京介が[[新垣あやせ]]を説得する材料を集めるため、彼に頼ったことだった。
嫌そうな顔をしながら必要な情報と資料を京介に提供するのだが、その際、
&font(#ff0000){「勘違いしないでよね!資料があるのはたまたまなんだから!別にアンタたちのために調べてたわけじゃないんだからっ!」}(意訳)
と、見事なまでの[[ツンデレ]]っぷりを披露。
これには息子も苦笑い。
高坂兄妹のツンデレ気質は父親からの遺伝であった。
その後も、
・娘の仕事を見に行くが、強面のせいで不審者として通報されかける。
・一緒にいた妻に助けを求めるが、面白いから放置される。
・娘がアメリカに留学した件について、息子に愚痴る。
・娘がアメリカで弱っていることを知ると、海外が嫌いであるにも拘らず、今にも飛んで行きそうな勢いで旅行の準備をする。
・息子に妹を連れ戻したいと相談されると、「よし、行ってこい!」(太字)と二つ返事で了承。
・娘の友達が海外からホームステイしに来ることが決まったら、苦手な英会話を勉強。
・しかし日本語ペラペラだったことを知ってがっかり。
・娘が彼氏を連れてくると、ヘタレて部屋に引き籠もり、独り酒をかっくらう。
・娘が彼氏を作ることに反対し、目を><(バッテン)にして息子に駄々をこねる。
・娘の彼氏が実は偽者だったことを知ると上機嫌になる。
と、着実に&font(#ff0000){駄目親z}……もとい、萌えキャラとしての道を歩んでいる。
「こういうものは、おまえたちに悪影響を与えるからだ。ニュースなどでもよくやっているだろう、ゲームとやらをやっていると頭が悪くなる。犯罪者の家から、いかがわしい漫画やゲームが見付かったと――もちろんテレビの話を鵜呑みにしているわけではないがな……」
「真偽はともかくだ。悪影響を及ぼすと言われていて。しかも、そんなものばかりやっている者どもは……なんだ? オタクだのなんだのと……蔑視されているのだろう? であれば、持っていて良い影響などあるまい。そんなものを、おまえたちに買ってやるわけにはいかん」
「……ほ、ほほう。……お、おま、おまえは妹の部屋で、妹のパソコン使って、妹にいかがわしいことをするゲームをやっていたというんだな?」
「親父……実は俺……この前、18禁のグッズを路上にぶちまけちゃってさあ。仲良くしてた女子中学生に嫌われちゃったんだけど、どうしたらいいかな?」
「ブッ――!? ゲフッゲフッゴフッゴフッ……!?」
「このバカ息子が!! よりにもよって親に何を相談するつもりだ貴様!?」
『それを、よりにもよって俺に相談するのか……? その度胸だけは大した物だな』
『だが&font(#ff0000){偶然}だな……その事件については――知らないこともない。美少女アダルトアニメ云々の請願についてもそうだ。少なくともその娘よりは、俺の方が事情に詳しいだろう。……ふん、むろん、&font(#ff0000){偶然}その記事が目にとまったせいで、知っていただけだがな……』
『母親がPTA会長をやっているという話だが……恐らく新垣議員の奥さんのことだろう。とすると、その娘が参加した会合とやらにも、&font(#ff0000){偶然}心当たりがある。確か……』
『そのジャーナリストのことはよく知っている。&font(#ff0000){偶然}、最近、調べたことがあってな』
「え〜? だぁって恥ずかしいもの〜、『ち、違う、これは、娘を……! か、母さん! どこにいる!? 来てくれ……っ!』」
「真似するんじゃないッ!?」
「とにかく俺は反対だっ! 反対っ! 反対っ! 反対っ! 反対っ!」
バカ息子が!! 勝手に追記・修正しろ!! 俺はもう知らん!!
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