KINGDOM HEARTSⅡ(キングダム ハーツⅡ)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/01/12(火) 02:46:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KINGDOM HEARTSⅡ(キングダムハーツⅡ)とは、2005年に発売されたPS2用のアクションRPG。 題名はⅡだが、前作に[[KH:CoM>KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES(キングダムハーツ CoM)]]があり、本作は[[KH>KINGDOM HEARTS(キングダムハーツ)]]シリーズの3作目にあたる。 2007年には様々な要素を追加したファイナルミックス+が発売された。 2014年には日本語版になったBbSFM・映像作品になったcodedとセットでHDリマスター版が発売された。 戦闘システムは基本的にはKHと同じだが、新システムが多く導入された。 ディズニー冷遇なシナリオや新規参戦キャラの扱い、リアクションコマンドは「KHの野村色が強くなった原因」として今なお賛否両論が激しい。 反面ゲームシステムの評価は概ね高く、ファイナルミックスのゲームバランスはシリーズ最高レベルの完成度と評されることも多い。 【リアクションコマンド】 敵がある行動をしたり、プレイヤーによって隙を生み出した場合、タイミングよく△ボタンを押せばある特殊なアクションを行い、攻撃または回避を行えるシステム。 多くの敵に存在し、特にボスキャラのものは派手で格好いいものが多い。 これにより更にアクションの幅が広がったが、ぶっちゃけ△連打でなんとかなるため「難易度が下がった」との批判的な意見も多い。 (ただしタイミング良く押すと効果が上がったりするものや、押した後「ジエンド」に変わったコマンドを 素早く選ばないと逆に大ダメージを受けるものなど、連打ではいけないものは多少存在する)   【フォームチェンジ(ドライヴ)】 「DRIVEゲージ」というゲージを消費してソラの戦闘スタイルを変える変身システム。 ソラの能力が向上する代わりにパーティメンバーが一人もしくは二人いなくなる。 何度も使用することでレベルが上がり能力と発動時間を伸ばすことができる。 #openclose(show=+各フォームの詳細){ ・&font(#ff0000){ブレイブフォーム} グーフィとのドライヴ、衣装が赤い配色となり二刀流となる。 物理攻撃主体の序盤向けのフォーム。 火力が上がり攻撃で相手の攻撃を弾けるようになる反面、ガードや魔法が使えなくなる。 レベルを上げると高くジャンプできる「ハイジャンプ」を通常時も使用できるようになる。 ・&font(#0000ff){ウィズダムフォーム} ドナルドとのドライヴ、衣装が青い配色となりこちらは普段の一刀流。 ブレイブフォームとは対となる魔法主体のフォーム。 通常攻撃もショットという青い魔法弾を飛ばす遠距離攻撃に変わり魔法も強力となる。 ただしショットの威力はお世辞にも高いとはいい難い。 レベルを上げると空中での回避技「エアスライド」を通常時も使用できるようになる。 ・&font(#f1c232){マスターフォーム} 仲間二人とのドライヴ、衣装が黄色い配色となり二刀流となる。 上記2つの中間に当たる性能を持つ。 物理は地上が必ず打ち上げ攻撃な上、アビリティも空中主体のため必ず空中コンボとなる。 魔法は魔法強化と魔法コンボが永続となるアビリティを持っているためかなり強力。 しかし、ボス戦だとブレイブ同様ガードできない上攻撃時の弾きもなく 強制反撃をされやすい空中コンボ主体のため嬲り殺しにされる危険性も秘めている。 レベルを上げると二段ジャンプしながら攻撃を弾く「エアドッジ」を通常時も使用できるようになる。 ・リミット&font(#ff0000){フォーム} FM版限定、遠くの誰かとのドライヴらしく単独で可能な唯一のフォームチェンジ。 衣装の配色がKH1での格好に近いものとなる。性能面でもKH1での性能に近いものとなる。 このフォームだと魔法コマンドがリミットコマンドに変わり、 「ソニックレイヴ」・・・高速で連続突進する。 「ラストアルカナム」・・・連撃で相手を切り刻む。 「ストライクレイド」・・・キーブレードをブーメランのごとく投げつける。 「ラグナロク」・・・連撃の後に追尾魔法弾を発射。 の4つの攻撃をMPを消費して行える、バラツキはあるが無敵時間が存在し当たる度にアビリティの効果で回復する。 レベルを上げると前転での回避技「ドッジロール」を通常時も使用できるようになる ・&bold(){アンチフォーム} 仲間が二人いる状態で、ファイナルフォーム以外に変身しようとするとたまにこれに変わってしまう。 真っ黒な体に黄色い丸とハートレスのような格好になり、仲間も元のフォームに関わらず二人共居なくなる。 攻撃速度や移動速度こそ最速だがリーチが極端に短く、受けるダメージが増える上に回復できず敵が居なくなるまで 意図的な解除もできない危険なフォーム。実は隠し数値としてアンチカウントというものが設定されており、 ファイナルフォームとアンチフォーム以外に変身すると増えていき、 アンチカウントが多いほどアンチフォームになりやすいという仕様になっている。 ・&font(#999999){ファイナルフォーム} 終盤のあるイベント後かつ、アンチフォームに変わる際に一定確率で出現するフォーム。 (一回出現させた後は他のドライヴのように使え、アンチフォームに割り込んで変身することはなくなる) 仲間二人とのドライヴ。白い衣装で二刀流だが他のとは違い宙に浮き、ソラの動きに合わせて意思を持ったような挙動で攻撃する。 (実際に専用アビリティの効果で、攻撃以外の動作の際にも攻撃を行ってくれる) ドライヴを使用していないと手に入らない隠しフォームであり、物理・魔法共に今作最強のフォーム。 レベルを上げると高速で滑空できる技「グライド」を通常時も使用できるようになる。 } また、グミシップミッションも前作よりシューティングゲームらしくなっており、好評。 &font(l){弾が中央狙いなので外枠だけの薄い正方形にすると殆どの攻撃を完封できてしまうのは内緒。} 【あらすじ】 トワイライトタウンに住む少年ロクサスは残り少ない夏休みを友達のハイネ、ピンツ、オレットと共に楽しく過ごしていた。 しかし最近になって知らない少年の夢を見たり、正体不明の敵と遭遇するなど身の回りにおかしな事が起こり始めるようになる。 やがて昔の自分のことを思い出し、屋敷の地下で眠っていたソラと出会った時、彼の夏休みは終わりを告げた……。 【主な登場人物】 ★[[ソラ>ソラ(キングダムハーツ)]] お馴染み主人公。 忘却の城での出来事を覚えていない。 1で別れたリクを探すため、再び数多の世界の冒険へと赴く。   ★[[ドナルドダック>ドナルド&グーフィー(キングダムハーツ)]] ソラの仲間。 王様を探すためにソラ達と再び旅に出る。 ソラと同じく忘却の城での出来事を忘れている。 ★[[グーフィー>ドナルド&グーフィー(キングダムハーツ)]] ソラの仲間。 王様を探すためにソラ達と再び旅に出る。 例のごとく忘却の城での出来事を忘れている。 ★ロクサス もう一人の主人公。 トワイライトタウンに住む明るい少年で、残り少ない夏休みを友達と一緒に楽しく過ごしていたが、最近起こり始めた奇妙な事件に不安を募らせていく。 ★[[リク>リク(キングダムハーツ)]] ソラの親友。 王様と共に行動していたはずだが、今は別行動をとっており、王様ですら居場所を知らない。 ★カイリ ヒロイン。 島でソラとリクの帰りを待つ少女。 カメラアングルを弄ってはいけません。 ★[[ナミネ>ナミネ(キングダムハーツ)]] トワイライトタウンの屋敷に住む少女。 ロクサスに度々接触する。   ★[[王様>ミッキー(キングダムハーツ)]] ディズニーキャッスルの王様。 ソラ達の前にたびたび現れ、ソラ達の力になる。 リクとは忘却の城を出た後は一緒に行動していたが、はぐれてしまったらしい。 ★ジミニー・クリケット 旅の記録係としてソラ達に同行しているコオロギ。 ソラと共に屋敷の地下で眠っており、何故眠っていたのかジミニーメモで確認しようとしたが、メモには「ナミネにお礼を言う」としか書かれていなかった。 ★ディズ 赤い包帯で顔を覆った人物。 トワイライトタウンの屋敷でアンセムと共に暗躍する。 ★アンセム 一年前にソラ達に倒されたはずだが、何故か生きている。 ディズと共にトワイライトタウンで暗躍する。 ★ピート ディズニーキャッスルの荒らくれ者。 マレフィセントに協力し、ソラ達の邪魔をする。 ★ハイネ トワイライトタウンに住むロクサスの友達。 明るく強気で行動力に溢れる少年。 サイファーのグループとは仲が悪い。 ★ピンツ ロクサスの友達。ポッチャリ系の少年。 ポラロイドカメラを持ち歩いており、よく皆で写真を撮る。 ★オレット ロクサスの友達。 明るくしっかり者の少女。   ★イェン・シッド 魔法使いであり、王様の師匠。 ソラ達にノーバディとⅩⅢ機関の事を告げ、旅の準備をした。 【ⅩⅢ機関】 詳しくは[[ⅩⅢ機関]]の項目を参照(ネタバレ注意)。 【FFからのゲストキャラ】 ★サイファー(FFⅧ) トワイライトタウンに住む少年で、街の風紀委員を自称している。 ロクサス達とは仲が悪い。 ★フウ(FFⅧ) サイファーの取り巻きの少女。 風神。 ★ライ(FFⅧ) サイファーの取り巻きの少年。 雷神。 ★ビビ(FFⅨ) サイファーの取り巻きの少年。 ★セッツァー(FFⅥ) ストラグルバトル(子供のチャンバラ大会)のチャンピオン。 大人気ない。キャラ崩壊で黒歴史。 ★ユウナ・リュック・パイン(FFⅩ-Ⅱ) 共にお宝を探して旅をしている妖精三人組。いらない子達。 ★アーロン(FFⅩ) オリンポスコロシアムにて登場。 FFキャラの中で唯一パーティメンバーとなる。そして本編と同じ設定を持った唯一のキャラ。   ★ティファ(FFⅦ) クラウドを探している。 ★レオン(FFⅧ) 故郷のホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。 ソラの兄貴分のような役割。 ★ユフィ(FFⅦ) ホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。 衣装がAC版になった。 ★エアリス(FFⅦ) 同じくホロウバスティオン再建に尽力している。 衣装はBC版に。 ★シド(FFⅦ) 同じく街の再建に尽力している。初めて声がついた。 街のガードシステムの管理をしている。 ★クラウド(FFⅦ) 街の再建そっちのけでセフィロスを探す問題児。 衣装はAC版に。 ★セフィロス(FFⅦ) クラウドが探す男。 本編の流れをぶった切って、クラウド、ティファと共にFFⅦを始める。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){Iに引き続き、本作の裏ボス。初見殺しが多く最初は苦戦しやすいが対処さえわかればIより弱いとの意見も。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){FM版でも裏ボスなのには代わりないが、こいつが可愛く見えるほどの裏ボスが追加されているので相対的に弱い}}  【登場ワールド】 ★トワイライトタウン オリジナルの世界。 同ワールド内に「魔法使いの弟子」をモチーフにした、不思議な塔がある。 ★ホロウバスティオン オリジナルの世界。 マレフィセントの支配から解放され、前作におけるトラヴァースタウンのような位置付けに。 &u(){[[&color(white){後にここの真の名前がレイディアントガーデンだということが判明し、その後はワールドマップでもそう表記される。 レイディアントガーデンだった頃がどんなワールドだったかはKHBbSで明かされることとなる。}} ★ザ・ランド・オブ・ドラゴン 「ムーラン」を舞台にした世界。 古代の中国。 ★ビーストキャッスル 「美女と野獣」を舞台にした世界。 野獣とベルは1から登場しているが、世界の登場は初。 ★オリンポスコロシアム 「ヘラクレス」を舞台にした世界。 今作は冥界での冒険がメインに。 ★ディズニーキャッスル オリジナルの世界。 王様やドナルド、グーフィー達の故郷。 ★タイムレス・リバー 「蒸気船ウィリー」を舞台にした、ディズニーキャッスルの過去にあたる世界。 白黒のレトロ感溢れる雰囲気が楽しめる。 ★ポートロイヤル 実写作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」を舞台にした世界。 デップとディズニーと野村キャラが共演する非常にカオスな画が見られる。   ★アトランティカ 「リトルマーメイド」を舞台にした世界。 今作では戦闘はなく、ミュージカル風の進行となる。 ★アグラバー 「アラジン」を舞台にした世界。 魔法の洞窟のマップが簡単になった。 ★ハロウィンタウン 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を舞台にした世界。 FM版ではクリスマスタウンに専用曲と専用コスチュームが追加された。 ★プライド・ランド 「ライオン・キング」を舞台にした世界。 前作の召喚では堂々たる貫禄を見せていたシンバだったが… ★スペース・パラノイド 実写作品「トロン」を舞台にした世界。 オリジナル要素が強く、ホロウバスティオンのコンピューター内に存在している。 ★100エーカーの森 「くまのプーさん」を舞台にした世界。 前作に引き続き、ミニゲームによって進行する。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){★存在しなかった世界}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ⅩⅢ機関の本拠地にして、今作のラストダンジョン。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){本拠地だけあって他のワールドより格段にノーバディの数が多い。}} 【用語解説】 ★ノーバディ 強い心を持った者がハートレスになった時に生まれる存在。 ハートレスよりも数は少ないが、その分強い。 より心が強い者は、人の形を留めている。 【ファイナルミックス版との主な差異】 ・音声が英語で日本語字幕。HDリマスター版なら日本語音声で遊べる。 ・ラストダンジョンでイベントシーンだけだった対決が、実際に戦闘になる。 ・シークレットムービーの変更。 ・隠しダンジョン『追憶の洞』 ・↑の最深部の『集積の庭園』ではXIII機関名メンバーの再現データと戦うことが出来る。 ・・再現データはあらゆる面で超強化されており、生半可な腕では秒殺される。 ・・スタッフ曰く『&bold(){ストーリー進行上の都合であえて弱くしていたが、それがない場合のXIII機関の真の実力}』。 ・謎の荒野に待つ、シリーズ最強クラスの裏ボス『&bold(){留まりし思念}』。 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - マップが狭かった、その分迷わないけど -- 名無しさん (2013-12-26 11:55:32) - あの頃から既にストーリーは後付け設定のオンパレードで、破綻気味になってたな。 &br()ただ記事中にもあるようにFMのゲームバランスは絶妙。 &br()イージーやノーマルの本編は連打ゲーみたいなもんだが、クリティカル&レベル1で金冠ゲット目指すとなると一筋縄ではいかん。 -- 名無しさん (2013-12-26 12:37:31) - ディズニー好きとしてはディズニーを冷遇してるのが…。 -- 名無しさん (2013-12-26 13:12:52) - 天野キャラと野村キャラの格差が酷い。 -- 名無しさん (2013-12-26 14:55:25) - ↑海外だとディズニーは日本ほど大人に受けないんだとか。それで海外では最初の立ち上げが今一つだったからゲストやオリジナルを増やしたってのを記事か何かで読んだ気がする -- 名無しさん (2014-02-06 14:43:37) - イェン・シッド様、はいいネーミングと思う。 -- 名無しさん (2014-02-21 22:31:18) - ↑2 何のためのディズニークロスなんや -- 名無しさん (2014-06-14 09:25:23) - キーブレードのアルテマウェポンがカッコよかった -- 名無しさん (2014-10-18 16:44:43) - エアドッジとかグライドって、キーブレードを持てば空を飛べたり、空中ジャンプが出来たりするのか?だとしたら、最早何でもありだな。 -- 名無しさん (2014-11-21 03:45:17) - ↑FF勢「せやな」 -- 名無しさん (2014-11-21 04:50:37) - イェン・シッドは別にキンハーが初出の名前じゃないぞ -- 名無しさん (2015-01-07 18:35:13) - グミシップ作成に超ハマったw -- 名無しさん (2015-01-09 19:59:46) - 『Ⅲ』はいつになったら発売するんだろう。グーフィーの声優が「2015年後半に発売」とツイートするも米スクエニが「発売日は未発表」っていうし・・・2020年までには出て欲しいところではあるが(そもそもハードがPS4のうちに発売するのかどうかも怪しいんだが)。 -- 名無しさん (2015-03-18 17:45:27) - FMはガキの頃狂うほどやったわ -- 名無しさん (2015-03-18 18:13:53) - ↑2 キンハ3がPS3で発売されるもんだと思ってPS3購入したのに華麗にスルーされて涙目だったわ。まだPS4は買わん -- 名無しさん (2015-07-06 23:05:50) - ボスの攻撃中に攻撃しても怯まないから潰されるので回避に専念、攻撃が終わった後の硬直中に攻撃すれば怯んでくれるので最後までコンボが入る…っていうアクションRPGならではの疑似ターン制はRPGが得意な会社ならでは発想だと思った。 -- 名無しさん (2016-01-11 00:38:13) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/01/12(火) 02:46:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- KINGDOM HEARTSⅡ(キングダムハーツⅡ)とは、2005年に発売されたPS2用のアクションRPG。 題名はⅡだが、前作に[[KH:CoM>KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES(キングダムハーツ CoM)]]があり、本作は[[KH>KINGDOM HEARTS(キングダムハーツ)]]シリーズの3作目にあたる。 2007年には様々な要素を追加したファイナルミックス+が発売された。 2014年には日本語版になったBbSFM・映像作品になったcodedとセットでHDリマスター版が発売された。 戦闘システムは基本的にはKHと同じだが、新システムが多く導入された。 ディズニー冷遇なシナリオや新規参戦キャラの扱い、リアクションコマンドは「KHの野村色が強くなった原因」として今なお賛否両論が激しい。 反面ゲームシステムの評価は概ね高く、ファイナルミックスのゲームバランスはシリーズ最高レベルの完成度と評されることも多い。 【リアクションコマンド】 敵がある行動をしたり、プレイヤーによって隙を生み出した場合、タイミングよく△ボタンを押せばある特殊なアクションを行い、攻撃または回避を行えるシステム。 多くの敵に存在し、特にボスキャラのものは派手で格好いいものが多い。 これにより更にアクションの幅が広がったが、ぶっちゃけ△連打でなんとかなるため「難易度が下がった」との批判的な意見も多い。 (ただしタイミング良く押すと効果が上がったりするものや、押した後「ジエンド」に変わったコマンドを 素早く選ばないと逆に大ダメージを受けるものなど、連打ではいけないものは多少存在する)   【フォームチェンジ(ドライヴ)】 「DRIVEゲージ」というゲージを消費してソラの戦闘スタイルを変える変身システム。 ソラの能力が向上する代わりにパーティメンバーが一人もしくは二人いなくなる。 何度も使用することでレベルが上がり能力と発動時間を伸ばすことができる。 #openclose(show=+各フォームの詳細){ ・&font(#ff0000){ブレイブフォーム} グーフィとのドライヴ、衣装が赤い配色となり二刀流となる。 物理攻撃主体の序盤向けのフォーム。 火力が上がり攻撃で相手の攻撃を弾けるようになる反面、ガードや魔法が使えなくなる。 レベルを上げると高くジャンプできる「ハイジャンプ」を通常時も使用できるようになる。 ・&font(#0000ff){ウィズダムフォーム} ドナルドとのドライヴ、衣装が青い配色となりこちらは普段の一刀流。 ブレイブフォームとは対となる魔法主体のフォーム。 通常攻撃もショットという青い魔法弾を飛ばす遠距離攻撃に変わり魔法も強力となる。 ただしショットの威力はお世辞にも高いとはいい難い。 レベルを上げると空中での回避技「エアスライド」を通常時も使用できるようになる。 ・&font(#f1c232){マスターフォーム} 仲間二人とのドライヴ、衣装が黄色い配色となり二刀流となる。 上記2つの中間に当たる性能を持つ。 物理は地上が必ず打ち上げ攻撃な上、アビリティも空中主体のため必ず空中コンボとなる。 魔法は魔法強化と魔法コンボが永続となるアビリティを持っているためかなり強力。 しかし、ボス戦だとブレイブ同様ガードできない上攻撃時の弾きもなく 強制反撃をされやすい空中コンボ主体のため嬲り殺しにされる危険性も秘めている。 レベルを上げると二段ジャンプしながら攻撃を弾く「エアドッジ」を通常時も使用できるようになる。 ・リミット&font(#ff0000){フォーム} FM版限定、遠くの誰かとのドライヴらしく単独で可能な唯一のフォームチェンジ。 衣装の配色がKH1での格好に近いものとなる。性能面でもKH1での性能に近いものとなる。 このフォームだと魔法コマンドがリミットコマンドに変わり、 「ソニックレイヴ」・・・高速で連続突進する。 「ラストアルカナム」・・・連撃で相手を切り刻む。 「ストライクレイド」・・・キーブレードをブーメランのごとく投げつける。 「ラグナロク」・・・連撃の後に追尾魔法弾を発射。 の4つの攻撃をMPを消費して行える、バラツキはあるが無敵時間が存在し当たる度にアビリティの効果で回復する。 レベルを上げると前転での回避技「ドッジロール」を通常時も使用できるようになる ・&bold(){アンチフォーム} 仲間が二人いる状態で、ファイナルフォーム以外に変身しようとするとたまにこれに変わってしまう。 真っ黒な体に黄色い丸とハートレスのような格好になり、仲間も元のフォームに関わらず二人共居なくなる。 攻撃速度や移動速度こそ最速だがリーチが極端に短く、受けるダメージが増える上に回復できず敵が居なくなるまで 意図的な解除もできない危険なフォーム。実は隠し数値としてアンチカウントというものが設定されており、 ファイナルフォームとアンチフォーム以外に変身すると増えていき、 アンチカウントが多いほどアンチフォームになりやすいという仕様になっている。 ・&font(#999999){ファイナルフォーム} 終盤のあるイベント後かつ、アンチフォームに変わる際に一定確率で出現するフォーム。 (一回出現させた後は他のドライヴのように使え、アンチフォームに割り込んで変身することはなくなる) 仲間二人とのドライヴ。白い衣装で二刀流だが他のとは違い宙に浮き、ソラの動きに合わせて意思を持ったような挙動で攻撃する。 (実際に専用アビリティの効果で、攻撃以外の動作の際にも攻撃を行ってくれる) ドライヴを使用していないと手に入らない隠しフォームであり、物理・魔法共に今作最強のフォーム。 レベルを上げると高速で滑空できる技「グライド」を通常時も使用できるようになる。 } また、グミシップミッションも前作よりシューティングゲームらしくなっており、好評。 &font(l){弾が中央狙いなので外枠だけの薄い正方形にすると殆どの攻撃を完封できてしまうのは内緒。} 【あらすじ】 トワイライトタウンに住む少年ロクサスは残り少ない夏休みを友達のハイネ、ピンツ、オレットと共に楽しく過ごしていた。 しかし最近になって知らない少年の夢を見たり、正体不明の敵と遭遇するなど身の回りにおかしな事が起こり始めるようになる。 やがて昔の自分のことを思い出し、屋敷の地下で眠っていたソラと出会った時、彼の夏休みは終わりを告げた……。 【主な登場人物】 ★[[ソラ>ソラ(キングダムハーツ)]] お馴染み主人公。 忘却の城での出来事を覚えていない。 1で別れたリクを探すため、再び数多の世界の冒険へと赴く。   ★[[ドナルドダック>ドナルド&グーフィー(キングダムハーツ)]] ソラの仲間。 王様を探すためにソラ達と再び旅に出る。 ソラと同じく忘却の城での出来事を忘れている。 ★[[グーフィー>ドナルド&グーフィー(キングダムハーツ)]] ソラの仲間。 王様を探すためにソラ達と再び旅に出る。 例のごとく忘却の城での出来事を忘れている。 ★ロクサス もう一人の主人公。 トワイライトタウンに住む明るい少年で、残り少ない夏休みを友達と一緒に楽しく過ごしていたが、最近起こり始めた奇妙な事件に不安を募らせていく。 ★[[リク>リク(キングダムハーツ)]] ソラの親友。 王様と共に行動していたはずだが、今は別行動をとっており、王様ですら居場所を知らない。 ★カイリ ヒロイン。 島でソラとリクの帰りを待つ少女。 カメラアングルを弄ってはいけません。 ★[[ナミネ>ナミネ(キングダムハーツ)]] トワイライトタウンの屋敷に住む少女。 ロクサスに度々接触する。   ★[[王様>ミッキー(キングダムハーツ)]] ディズニーキャッスルの王様。 ソラ達の前にたびたび現れ、ソラ達の力になる。 リクとは忘却の城を出た後は一緒に行動していたが、はぐれてしまったらしい。 ★ジミニー・クリケット 旅の記録係としてソラ達に同行しているコオロギ。 ソラと共に屋敷の地下で眠っており、何故眠っていたのかジミニーメモで確認しようとしたが、メモには「ナミネにお礼を言う」としか書かれていなかった。 ★ディズ 赤い包帯で顔を覆った人物。 トワイライトタウンの屋敷でアンセムと共に暗躍する。 ★アンセム 一年前にソラ達に倒されたはずだが、何故か生きている。 ディズと共にトワイライトタウンで暗躍する。 ★ピート ディズニーキャッスルの荒らくれ者。 マレフィセントに協力し、ソラ達の邪魔をする。 ★ハイネ トワイライトタウンに住むロクサスの友達。 明るく強気で行動力に溢れる少年。 サイファーのグループとは仲が悪い。 ★ピンツ ロクサスの友達。ポッチャリ系の少年。 ポラロイドカメラを持ち歩いており、よく皆で写真を撮る。 ★オレット ロクサスの友達。 明るくしっかり者の少女。   ★イェン・シッド 魔法使いであり、王様の師匠。 ソラ達にノーバディとⅩⅢ機関の事を告げ、旅の準備をした。 【ⅩⅢ機関】 詳しくは[[ⅩⅢ機関]]の項目を参照(ネタバレ注意)。 【FFからのゲストキャラ】 ★サイファー(FFⅧ) トワイライトタウンに住む少年で、街の風紀委員を自称している。 ロクサス達とは仲が悪い。 ★フウ(FFⅧ) サイファーの取り巻きの少女。 風神。 ★ライ(FFⅧ) サイファーの取り巻きの少年。 雷神。 ★ビビ(FFⅨ) サイファーの取り巻きの少年。 ★セッツァー(FFⅥ) ストラグルバトル(子供のチャンバラ大会)のチャンピオン。 大人気ない。キャラ崩壊で黒歴史。 ★ユウナ・リュック・パイン(FFⅩ-Ⅱ) 共にお宝を探して旅をしている妖精三人組。いらない子達。 ★アーロン(FFⅩ) オリンポスコロシアムにて登場。 FFキャラの中で唯一パーティメンバーとなる。そして本編と同じ設定を持った唯一のキャラ。   ★ティファ(FFⅦ) クラウドを探している。 ★レオン(FFⅧ) 故郷のホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。 ソラの兄貴分のような役割。 ★ユフィ(FFⅦ) ホロウバスティオンに戻り、再建に尽力している。 衣装がAC版になった。 ★エアリス(FFⅦ) 同じくホロウバスティオン再建に尽力している。 衣装はBC版に。 ★シド(FFⅦ) 同じく街の再建に尽力している。初めて声がついた。 街のガードシステムの管理をしている。 ★クラウド(FFⅦ) 街の再建そっちのけでセフィロスを探す問題児。 衣装はAC版に。 ★セフィロス(FFⅦ) クラウドが探す男。 本編の流れをぶった切って、クラウド、ティファと共にFFⅦを始める。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){Iに引き続き、本作の裏ボス。初見殺しが多く最初は苦戦しやすいが対処さえわかればIより弱いとの意見も。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){FM版でも裏ボスなのには代わりないが、こいつが可愛く見えるほどの裏ボスが追加されているので相対的に弱い}}  【登場ワールド】 ★トワイライトタウン オリジナルの世界。 同ワールド内に「魔法使いの弟子」をモチーフにした、不思議な塔がある。 ★ホロウバスティオン オリジナルの世界。 マレフィセントの支配から解放され、前作におけるトラヴァースタウンのような位置付けに。 &u(){[[&color(white){後にここの真の名前がレイディアントガーデンだということが判明し、その後はワールドマップでもそう表記される。 レイディアントガーデンだった頃がどんなワールドだったかはKHBbSで明かされることとなる。}} ★ザ・ランド・オブ・ドラゴン 「ムーラン」を舞台にした世界。 古代の中国。 ★ビーストキャッスル 「美女と野獣」を舞台にした世界。 野獣とベルは1から登場しているが、世界の登場は初。 ★オリンポスコロシアム 「ヘラクレス」を舞台にした世界。 今作は冥界での冒険がメインに。 ★ディズニーキャッスル オリジナルの世界。 王様やドナルド、グーフィー達の故郷。 ★タイムレス・リバー 「蒸気船ウィリー」を舞台にした、ディズニーキャッスルの過去にあたる世界。 白黒のレトロ感溢れる雰囲気が楽しめる。 ★ポートロイヤル 実写作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」を舞台にした世界。 デップとディズニーと野村キャラが共演する非常にカオスな画が見られる。   ★アトランティカ 「リトルマーメイド」を舞台にした世界。 今作では戦闘はなく、ミュージカル風の進行となる。 ★アグラバー 「アラジン」を舞台にした世界。 魔法の洞窟のマップが簡単になった。 ★ハロウィンタウン 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を舞台にした世界。 FM版ではクリスマスタウンに専用曲と専用コスチュームが追加された。 ★プライド・ランド 「ライオン・キング」を舞台にした世界。 前作の召喚では堂々たる貫禄を見せていたシンバだったが… ★スペース・パラノイド 実写作品「トロン」を舞台にした世界。 オリジナル要素が強く、ホロウバスティオンのコンピューター内に存在している。 ★100エーカーの森 「くまのプーさん」を舞台にした世界。 前作に引き続き、ミニゲームによって進行する。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){★存在しなかった世界}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ⅩⅢ機関の本拠地にして、今作のラストダンジョン。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){本拠地だけあって他のワールドより格段にノーバディの数が多い。}} 【用語解説】 ★ノーバディ 強い心を持った者がハートレスになった時に生まれる存在。 ハートレスよりも数は少ないが、その分強い。 より心が強い者は、人の形を留めている。 【ファイナルミックス版との主な差異】 ・音声が英語で日本語字幕。HDリマスター版なら日本語音声で遊べる。 ・シークレットムービーの変更。 #openclose(show=微ネタバレ注意){ ・ラストダンジョンでイベントシーンだけだった対決が、実際に戦闘になる。 ・隠しダンジョン『追憶の洞』 ・↑の最深部の『集積の庭園』ではXIII機関名メンバーの再現データと戦うことが出来る。 ・・再現データはあらゆる面で超強化されており、生半可な腕では秒殺される。 ・・スタッフ曰く『&bold(){ストーリー進行上の都合であえて弱くしていたが、それがない場合のXIII機関の真の実力}』。 ・謎の荒野に待つ、シリーズ最強クラスの裏ボス『&bold(){留まりし思念}』。 } 追記、修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - マップが狭かった、その分迷わないけど -- 名無しさん (2013-12-26 11:55:32) - あの頃から既にストーリーは後付け設定のオンパレードで、破綻気味になってたな。 &br()ただ記事中にもあるようにFMのゲームバランスは絶妙。 &br()イージーやノーマルの本編は連打ゲーみたいなもんだが、クリティカル&レベル1で金冠ゲット目指すとなると一筋縄ではいかん。 -- 名無しさん (2013-12-26 12:37:31) - ディズニー好きとしてはディズニーを冷遇してるのが…。 -- 名無しさん (2013-12-26 13:12:52) - 天野キャラと野村キャラの格差が酷い。 -- 名無しさん (2013-12-26 14:55:25) - ↑海外だとディズニーは日本ほど大人に受けないんだとか。それで海外では最初の立ち上げが今一つだったからゲストやオリジナルを増やしたってのを記事か何かで読んだ気がする -- 名無しさん (2014-02-06 14:43:37) - イェン・シッド様、はいいネーミングと思う。 -- 名無しさん (2014-02-21 22:31:18) - ↑2 何のためのディズニークロスなんや -- 名無しさん (2014-06-14 09:25:23) - キーブレードのアルテマウェポンがカッコよかった -- 名無しさん (2014-10-18 16:44:43) - エアドッジとかグライドって、キーブレードを持てば空を飛べたり、空中ジャンプが出来たりするのか?だとしたら、最早何でもありだな。 -- 名無しさん (2014-11-21 03:45:17) - ↑FF勢「せやな」 -- 名無しさん (2014-11-21 04:50:37) - イェン・シッドは別にキンハーが初出の名前じゃないぞ -- 名無しさん (2015-01-07 18:35:13) - グミシップ作成に超ハマったw -- 名無しさん (2015-01-09 19:59:46) - 『Ⅲ』はいつになったら発売するんだろう。グーフィーの声優が「2015年後半に発売」とツイートするも米スクエニが「発売日は未発表」っていうし・・・2020年までには出て欲しいところではあるが(そもそもハードがPS4のうちに発売するのかどうかも怪しいんだが)。 -- 名無しさん (2015-03-18 17:45:27) - FMはガキの頃狂うほどやったわ -- 名無しさん (2015-03-18 18:13:53) - ↑2 キンハ3がPS3で発売されるもんだと思ってPS3購入したのに華麗にスルーされて涙目だったわ。まだPS4は買わん -- 名無しさん (2015-07-06 23:05:50) - ボスの攻撃中に攻撃しても怯まないから潰されるので回避に専念、攻撃が終わった後の硬直中に攻撃すれば怯んでくれるので最後までコンボが入る…っていうアクションRPGならではの疑似ターン制はRPGが得意な会社ならでは発想だと思った。 -- 名無しさん (2016-01-11 00:38:13) #comment #areaedit(end) }

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