美和子スペシャル

「美和子スペシャル」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

美和子スペシャル - (2023/11/13 (月) 17:48:54) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/01/03 Mon 01:50:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#00bfff){何ていう料理にしよっか? とりあえず美和子スペシャルとでも名付けとくか。}}} &bold(){&ruby(みわこ){美和子}スペシャル}は、テレビ朝日系列の刑事ドラマ『[[相棒>相棒(ドラマ)]]』に登場する架空の創作料理である。 (色の凡例:&bold(){[[&font(#ffd700){右京}>杉下右京]]}、&bold(){[[&font(#ff0000){薫}>亀山薫]]}、&bold(){&font(#00bfff){美和子}}、&bold(){&font(#9400d3){たまき}}、&bold(){[[&font(#dc143c){角田}>角田六郎]]}、&bold(){[[&font(#0000ff){米沢}>米沢守]]}、&bold(){[[&font(#009944){伊丹}>伊丹憲一]]}、&bold(){[[&font(#ffa500){三浦}>三浦信輔]]}、&bold(){[[&font(#e85298){芹沢}>芹沢慶二]]}、&bold(){&font(#6a5acd){茉梨}}、&bold(){ゲストキャラ}) ---- #openclose(show=●目次){ #contents() } ---- *概要 S.5-13で初登場。新婚で浮かれた亀山美和子がエジプトに滞在していた時に培ったエジプト料理の経験をもとに、愛する夫の[[薫>亀山薫]]のために作った料理であるが、その実体は &sizex(5){&font(#ff00ff){ラベンダー色の汁}に大根・カリフラワー・&font(#ff0000){タコの足まるごと一本}などがぶち込まれた、悪夢としか言いようがないシロモノである。} 劇中で判明しているスパイスはコンソメ、フォアブルローゼ、クミン。 そして具は、 ・うずらの卵 ・オクラ ・カリフラワー ・輪切りにした大根 ・ニンジン ・&font(#ff0000){厚揚げ} ・カブ ・芽キャベツ ・&font(#ff0000){タコの足まるごと一本} と、まるで「カオス」という言葉を具現化したようなラインナップが揃う。 午後から日が暮れるまでコツコツ煮込まなければならないほど生成には時間がかかるようだ。 *劇中での活躍(?) 以下、その味を知ることができる貴重な証言の数々。 **S.5-13「Wの悲喜劇」 #center(){&bold(){&font(#ff0000){ん? ああ…なかなか。さすが午後からコツコツ作ってただけのことはあるね。}}} 本来なら家庭内で美和子スペシャルは終わるはずだったが、張り切り過ぎた美和子が大量に作ってしまったために薫は余りを警視庁に持ち込み、[[杉下右京]]と[[角田六郎]]にも食べさせることに。 #center(){&bold(){&font(#ffd700){(角田に)どうぞ。}} &bold(){&font(#dc143c){いや、もちろんあんたから。}} &bold(){&font(#ffd700){そうですか? では。}} (右京はタッパーの中身を恐る恐るスプーンで探る) &bold(){&font(#dc143c){…タコだ。}} &bold(){&font(#ffd700){ええ。}} &bold(){&font(#dc143c){カリフラワーだね。独特の香りだな。}} (カリフラワーを口に運ぶ右京) &bold(){&font(#ff0000){いかがですか?}} &bold(){&font(#ffd700){複雑怪奇な味…ですね。}} &bold(){&font(#ff0000){(苦笑)}} &bold(){&font(#dc143c){つまり美味いのかい? まずいのか?}} &bold(){&font(#ffd700){まず…くはないですね?}} &bold(){&font(#dc143c){微妙ってことか…。}} &bold(){&font(#ff0000){そう! 微妙なんですよね~。だから始末に悪い。とにかくね大量にあるもんですから、おふたりにも協力していただこうと思いましてね。課長も早く食べてくださいよ。}} (角田、渋々口にする) &bold(){&font(#ff0000){ね? 微妙に美味いでしょ?}} &bold(){&font(#dc143c){いや、かなり…美味いぞこりゃ。}} &bold(){&font(#ff0000){えっ?}} &bold(){&font(#dc143c){うん! いけてるじゃないか! 微妙なんてもんじゃねぇよお前!!}}} &font(#dc143c){角田ェ…。} それどころか負の連鎖はこれで終わらず、右京の元妻・宮部たまきが営む[[特命係]]行きつけの小料理屋「花の里」にも配布され…。 #center(){&bold(){&font(#9400d3){はい、どうぞ。}} &bold(){&font(#ffd700){…僕の記憶に間違いがなければ、これは美和子スペシャルですね?}} &bold(){&font(#9400d3){ご存知でした? 美和子さんからのおすそ分け。}} &bold(){&font(#ffd700){食べてみましたか?}} &bold(){&font(#9400d3){ええもちろん。}} &bold(){&font(#ffd700){感想は?}} &bold(){&font(#9400d3){ん~…微妙?}} &bold(){&font(#ffd700){なるほど。}}} 要約すれば、 #center(){&bold(){確かに美味くはないが決してまずくもない、微妙だから始末に悪い}} 料理なのである。 みんなで苦労して食べ切ったのもつかの間、気をよくした美和子によってその後すぐに「&bold(){美和子スペシャル2}」の製作が始まるのであった…。 ***美和子スペシャル5 その&bold(){1か月後}、美和子スペシャルは改良に改良を重ねて「&bold(){&font(#ff0000){バージョン5}}」まで登場。 大きな変更点として、 ・オールスパイス ・クローブ ・シナモンスティック ・&font(#ff0000){鳥の手羽先} が追加された。 &font(l){さらにゲテモノ化している気がするが突っ込んだら負けである。} 具の頂点に赤パプリカで作った「&bold(){&font(#ff0000){V}}」を盛り付けているあたり、ビジュアルにもこだわりを見出した料理に仕上がりつつある。 今回はホームパーティにかこつけて右京とたまき、美和子スペシャルをうまいと評価した角田に試食させるという暗黒晩餐会にまで発展。ちなみにたまきと角田はこれが初対面である。 #center(){&bold(){&font(#00bfff){いかがです?}} &bold(){&font(#9400d3){うん…柔らかい。ねぇ?}} &bold(){&font(#ffd700){ええ、ええ…。}} &bold(){&font(#dc143c){うん、美味いよ。美味い!}} &bold(){&font(#00bfff){よかった~。}}} 味に明言していないたまき…。 その後、救急車のサイレンを聞きつけてみんなが席を外す中で右京は1人食事を続けている。 #center(){&bold(){&font(#ffd700){複雑怪奇な味は相変わらずですねぇ…。}} &bold(){&font(#ffd700){しかし、クセになる。}}} …あれ? 亀山家の隣人である大丸家の妻・麗子の変死体が発見される。彼女はかなりの肥満体型だったため、[[トリオ・ザ・捜一]]と[[米沢守]]の協力で何とか救急車まで運び終えた。 #center(){&bold(){&font(#0000ff){やれやれですなぁ。}} &bold(){&font(#ff0000){ご苦労。帰っていいぞ。}} &bold(){&font(#009944){ん!? 何だよその言い草はよぉ!}} &bold(){&font(#ffa500){行こうぜ。長居は無用だよ~。}} &bold(){&font(#e85298){もぉ~腹ペコっすよ。どっかで蕎麦でも食って帰りましまょうよ。}} &bold(){&font(#dc143c){おお飯ならよ、上で食って帰れ。}} &bold(){&font(#e85298){えっ?}} (亀山家へ招かれた4人) &bold(){&font(#9400d3){はい。}} &bold(){&font(#dc143c){この家の主人を差し置いて言うのもなんだが、遠慮せず食え!}} &bold(){&font(#009944){…}&font(#ffa500){…}&font(#e85298){…}&font(#0000ff){…}} &bold(){&font(#9400d3){あっ、さあどうぞ召し上がってください。}} &bold(){&font(#e85298){…いただきます。}} &bold(){&font(#dc143c){美味いぞ。}} &bold(){&font(#ffa500){じゃあ。}} &bold(){&font(#009944){……}} &bold(){&font(#dc143c){なっ?}}} (;゚ Д゚) このときの一同の表情は必見である。 そして箸すらつけようとしない伊丹…。 しかし、悪夢はこれで終わらなかった。 美和子スペシャルは「予想もしない場所」からその可能性を見出されてしまうのである。 それは麗子の夫である欣司であった。 無類の料理好きである彼は余った美和子スペシャル5を食べた後、去り際にこうつぶやいたのであった。 #center(){&bold(){ナンプラーとコショウを多めに入れてみてください。あの料理、ぐっと美味しくなりますよ。} &bold(){頑張ってご主人に美味しい手料理を作ってあげてください。でもカロリーには気をつけて。}} 彼は右京も予想しえないほどの策士であった。 妻を殺害したことを特命係に突き止められたものの、自らが美和子スペシャルの進化の可能性を示すことで、終わるはずだった苦しみの輪廻を続けることに成功したのである。 #center(){「美和子スペシャル6」の可能性} それは罪を暴いた右京と薫への、せめてもの贈り物なのだ。 そして、可能性があるかぎり美和子スペシャルは人々に恐怖と驚愕という味を振る舞うのであった…。 **S.6-10「寝台特急カシオペア殺人事件!」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){ちょっとなんで来られないのよ。もうーせっかく作ったのに~、美和子スペシャルお雑煮バージョン。}}} 「花の里」で新年会をやることになり、美和子は「&bold(){美和子スペシャルお雑煮バージョン}」を製造していた。相変わらずショッキングな色だが、作った当人は「あ~おいしい」と至福の笑顔を見せていた模様。 実際には特命係が[[北海道]]へ行かなければならない状況になったため、美和子とたまきの2人だけで飲んだくれていたようで、事件解決後に改めて新年会をやったようである。 これを最後に美和子スペシャルは登場せず、S.7-9にて亀山夫妻がサルウィン共和国へと移住したことで忘れ去られると思われた。 **S.21-2「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」 #center(){&bold(){&font(#6a5acd){奥様はお仕事はなさるの?}} &bold(){&font(#00bfff){ああもちろん。なんか探しますよ。}} &bold(){&font(#6a5acd){じゃあ見つかるまでうちでバイトなさらない?}} &bold(){&font(#ff0000){はっ…?}} &bold(){&font(#00bfff){えっ? えっ…私、実は、ちょっと料理には自信があるんですよ。}} &bold(){&font(#6a5acd){あら! じゃあなおさらお願いしたいわ。}} &bold(){&font(#00bfff){えっ! ちょっと私の得意料理があります。美和子スペシャルっていう…。}} &bold(){&font(#ff0000){うわっ!}} &bold(){&font(#6a5acd){なんかすごそう笑}} &bold(){&font(#ff0000){すご…すごいんですよ}} &bold(){&font(#ffd700){確かすごかったですねぇ。}} &bold(){&font(#ff0000){ええ、ええ、ええ、ええ…。}} &bold(){&font(#00bfff){なんなら今ね、ほら作っちゃいましょうか?}} &bold(){&font(#6a5acd){あっ本当に?}} &bold(){&font(#00bfff){冷蔵庫見てもいいですか? ね? 行ってくるから。}} &bold(){&font(#ff0000){今じゃなくてもいいんじゃないの? ねえ。}} &bold(){&font(#ffd700){小手鞠さん…。}} &bold(){&font(#ff0000){あの、すいません…。}} &bold(){&font(#ffd700){亀山くん。}} &bold(){&font(#ff0000){はい。}} &bold(){&font(#ffd700){あれはまずいですねぇ。}} &bold(){&font(#ff0000){あれはまずいですよ!}}} だが、S.21で薫が5代目相棒として復活したことで美和子も再登場。 それだけではなく第2話のラストで上記のやり取りが飛び出してしまい、特命係を慌てさせた。 **S.21-4「最後の晩餐」 #center(){&bold(){&font(#ff0000){見た目これ…ブルーってこれ…。}} &bold(){&font(#ffd700){これはカメラのせいですか?}} &bold(){&font(#ff0000){いや、元々こういう色だと思います。}}} なんと公式自ら「&bold(){&font(#00ffff){シン美和子スペシャル}}」と命名するほどの気合いの入れっぷり。&font(l){『[[シン・仮面ライダー]]』公開を前に何をしているのやら。} 美和子は新作を生成したらしく、特命係は「&font(#ffd700){あの独創的なセンスは健在なのでしょうね}」「&font(#ff0000){そりゃあもう長い異国暮らしで磨きがかかってます}」「&font(#ffd700){食欲は湧きませんが好奇心はそそられますね}」とコメントしていたが、完成品の実態は&bold(){&font(#00ffff){青い妖気を輝かせて茉梨を戦慄させた青いカレー}}であった。 インドからイギリスを介して伝わり、日本人の大好きな食べ物になったカレーがどうやったら食欲減退色と言われる青に変貌するのだろうか…。 **S.21-11「大金塊」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){よしよしよしよし…。もうちょっと入れてもいいんじゃないかな? これ。}}} 美和子スペシャルの元と思われる&bold(){&font(#ff00ff){ビビッドピンクの液体}}が鍋で製造されていた。 牛乳を入れているシーンがあったのでシチューか何かだろうか。 **S.21-最終話「13~隠された真実」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){どうぞ! どうぞ! はい…どうぞ!}} &bold(){&font(#0000ff){こ…これは…!?}} &bold(){&font(#00bfff){召し上がれ~!}} &bold(){&font(#ff0000){すいません何かあの、試食会みたいになっちゃってね。ハハハハ。}} &bold(){&font(#0000ff){すいませんちょっと私、やぼ用を思い出しまして…。}} &bold(){&font(#ff0000){まあまあまあまあ…。}} &bold(){&font(#ffd700){人生に試練はつきものですよ。}} &bold(){&font(#00bfff){はい?}} &bold(){&font(#ffd700){あっ、いえいえ…。楽しみです。}} &bold(){&font(#00bfff){薫ちゃん? とっとと食べたまえ!}} &bold(){&font(#ff0000){おう! フフッ…。}} &bold(){&font(#6a5acd){あっ…これ、いつもより一段と色が派手っていうか…。}} &bold(){&font(#00bfff){はい。いつもよりインパクトを重視してます!}} &bold(){&font(#6a5acd){あら…ちっとも美味しそうに見えないんだけど、意外と食べてみたら美味しいっていうのが美和子マジックっていうか…。}} &bold(){&font(#00bfff){ちょっと待ってください褒めてます? けなしてます?}} &bold(){&font(#6a5acd){自分でも何言ってるかわからない…笑}} &bold(){&font(#00bfff){もう小手鞠さん!}} (一同の苦笑) &bold(){&font(#ff0000){じゃあ皆さんあの、スプーンを持ちましょう。}} &bold(){&font(#6a5acd){はい。}} &bold(){&font(#ff0000){え…ひとすくい、お願いします。}} &bold(){&font(#ffd700){何でもいいですか?}} &bold(){&font(#ff0000){ええ何でも…どれでも…はい。よろしいですか? いただきましょう。せーの…。}} (口に運ぶ一同) &bold(){&font(#ff0000){んっ…!}} &bold(){&font(#00bfff){んっ? グー?}} &bold(){&font(#ff0000){うーん…?}} &bold(){&font(#ffd700){うーん!}}} 極めつけはシーズンの最後の最後に、&bold(){[[&font(#00ffff){水色}と&font(#6a5acd){紫色}>モンスターズ・インク]]}の毒々しさ全開の料理が特命係・茉梨に加えて米沢にまで提供された。 鈴木氏のInstagramによれば「今回のテイストはクリーミー系。どちらかというとイタリアン寄り」らしい。 **S.22-1「無敵の人~特命係VS公安…失踪に潜む罠」 #center(){&bold(){うわあ…美味しそう!} &bold(){&font(#ff0000){いやあ…。}} &bold(){&font(#00bfff){さあ、シン美和子スペシャル、ご賞味あれ!}} &bold(){&font(#ff0000){おお…。}} &bold(){&font(#ffd700){本当にこれ美和子さんおひとりで?}} &bold(){&font(#00bfff){ご覧になってたでしょう? フフフ…。}} &bold(){&font(#ffd700){しかし人間の可能性というのは底知れませんねぇ。}} &bold(){&font(#6a5acd){ええ本当に。}} &bold(){&font(#ff0000){進化だな進化!}} &bold(){&font(#00bfff){もういいからいいから…食べてみて食べてみて。どうぞどうぞ、召し上がってください。}}} 続くS.22でも第1話、しかも冒頭もいいところから登場。料理教室に通い始めた美和子が腕前を披露すべく、亀山家へ右京と茉梨が招待された。そこには料理教室で知り合った女性弁護士の上原阿佐子の姿もあった。 茉梨は「&font(#6a5acd){私、怖いです}」と怯え、薫も罰ゲーム同然で招待したことに申し訳なさそうな表情を浮かべていたが、いざ提供されたのは変な色でもなければ発光もしない、実に美味しそうなロッシーニ風の料理であった。 思わぬ成長ぶりに感嘆の声を上げる一同だったが(上記のやり取り参照)、いざ口に運んでみれば表情停止。味は依然として「&bold(){&font(#6a5acd){初めての味…}}」「&bold(){&font(#ffd700){ええ、実に個性的な味ですねぇ}}」とのことで、薫と阿佐子に至っては水を求めていた。 *余談 S.5の公式サイトによれば、作中で「花の里」から出される料理も含めて実際に作っているのは持道具の安達由美子氏。 実際に撮影で使ったものはまず赤かぶを煮込んでタコを加えてピンクっぽい色を出し、それに牛乳を足して濁らせたものらしい。とにかく具の味が染み出して俳優たちからも「実際にも微妙な味だった」という証言が挙がっており、2008年4月26日深夜放送の『テラコヤ!』で忠実に再現したものが振る舞われた際も誰一人として「うまい」と言わず、本番中にもかかわらず静まりかえった。 脚本担当の輿水泰弘氏も「あの色は予想外だった」と語る。 『相棒事典』によれば以下の材料が入っているという。 &bold(){美和子スペシャル1} ・ボルシチスープ ・タコ ・赤かぶの水煮 ・おでんの具 ・厚揚げ ・ダイコン ・ニンジン ・芽キャベツ ・ブロッコリー ・カリフラワー ・牛乳 &bold(){美和子スペシャル5} 上記の1をベースに以下のものを追加。 ・骨付き鶏肉 ・ラム肉 ・小さいイカ ・パプリカ ・オクラ 実際に作ってみると味は薄いらしい。5はラム肉とイカの影響で特に匂いがきついという。 また、台本を読んだ助監督が料理学校の先生に相談した上で制作されたという&font(l){がちゃんと先生が言った通りに伝言されたかは不明である。} なお、美和子はこれまでにも出汁巻き卵(S.1-1, 6)や愛妻弁当(S.4-1)、手打ち蕎麦(S.5-11)などで料理の腕前を披露しており、全く料理ができないわけでもないようである。 #center(){&bold(){&font(#00bfff){何ていう編集にしよっか? とりあえず冥殿スペシャルとでも名付けとくか。}}} 追記・修正は美和子スペシャルを食べながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ものすごいものだったことは覚えている。そして本当に美味そうにたべる課長が・・・・・・。お昼が肉じゃがの残りをつめられたというからな、暖かい食事によほど植えていたんだろう(TT)。 -- 名無しさん (2014-02-26 17:41:04) - あるバラエティ番組でこれを再現して食べたところ、全員無言になった -- 名無しさん (2014-08-17 00:43:32) - とりあえずタコ入れるのやめようよ(泣) -- 名無しさん (2014-09-03 21:51:57) - 美味しく作り直した大丸さんの腕がパネェ。 -- 名無しさん (2014-09-03 21:59:21) - 一瞬、コナンの佐藤刑事が作ったトンでも料理かと思った。 -- 名無しさん (2014-09-03 22:47:58) - 寝台特急カシオペアの回で登場しなかったっけ? -- 名無しさん (2015-02-04 23:45:38) - みんなの胃袋にVジェネレート! -- 名無しさん (2015-09-30 18:29:38) - この記事の記述通りなんともいえん料理だが幸せな亀山夫妻、だがもう一方の夫妻は料理は美味いが…と対象的だったな -- 名無しさん (2016-01-20 23:14:33) - タイトルが仮面ライダーWみたいだ。しかも使われているアルファベットがW。 -- 名無しさん (2016-01-20 23:20:28) - 新・Wの悲喜劇は傑作 -- 名無しさん (2016-11-19 22:49:19) - そもそも根本的なこと質問していい?相棒は少し見た程度なんだけど、美和子さんって、毒料理使い(つまり料理下手)って設定あったっけ? -- 名無しさん (2017-11-30 20:08:11) - ↑明確に料理下手設定はなかったはず。美和子はレシピ通りに作ればいいのに創作すると爆弾製造するタイプだったんじゃないか? -- 名無しさん (2017-11-30 20:51:20) - オクラとから揚げとポワブルロゼと牛乳を除けばそれなりに美味しくなる……気がする -- 名無しさん (2020-06-09 22:53:30) - シーズン21で美和子さんも帰ってくるのだが、美和子スペシャルもサルウィン風になって復活したりしないよね -- 名無しさん (2022-09-22 10:57:20) - ↑どうやらパワーアップしてるらしいぞ -- 名無しさん (2022-10-19 23:04:04) - 青くて発光する(!?)カレーだった。逆に作ってみたくなるわ -- 名無しさん (2022-11-02 23:00:47) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/01/03 Mon 01:50:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&font(#00bfff){何ていう料理にしよっか? とりあえず美和子スペシャルとでも名付けとくか。}}} &bold(){&ruby(みわこ){美和子}スペシャル}は、テレビ朝日系列の刑事ドラマ『[[相棒>相棒(ドラマ)]]』に登場する架空の創作料理である。 (色の凡例:&bold(){[[&font(#ffd700){右京}>杉下右京]]}、&bold(){[[&font(#ff0000){薫}>亀山薫]]}、&bold(){&font(#00bfff){美和子}}、&bold(){&font(#9400d3){たまき}}、&bold(){[[&font(#dc143c){角田}>角田六郎]]}、&bold(){[[&font(#0000ff){米沢}>米沢守]]}、&bold(){[[&font(#009944){伊丹}>伊丹憲一]]}、&bold(){[[&font(#ffa500){三浦}>三浦信輔]]}、&bold(){[[&font(#e85298){芹沢}>芹沢慶二]]}、&bold(){&font(#6a5acd){茉梨}}、&bold(){ゲストキャラ}) ---- #openclose(show=●目次){ #contents() } ---- *概要 S.5-13で初登場。新婚で浮かれた亀山美和子がエジプトに滞在していた時に培ったエジプト料理の経験をもとに、愛する夫の[[薫>亀山薫]]のために作った料理であるが、その実体は &sizex(5){&font(#ff00ff){ラベンダー色の汁}に大根・カリフラワー・&font(#ff0000){タコの足まるごと一本}などがぶち込まれた、悪夢としか言いようがないシロモノである。} 劇中で判明しているスパイスはコンソメ、フォアブルローゼ、クミン。 そして具は、 ・うずらの卵 ・オクラ ・カリフラワー ・輪切りにした大根 ・ニンジン ・&font(#ff0000){厚揚げ} ・カブ ・芽キャベツ ・&font(#ff0000){タコの足まるごと一本} と、まるで「カオス」という言葉を具現化したようなラインナップが揃う。 午後から日が暮れるまでコツコツ煮込まなければならないほど生成には時間がかかるようだ。 *劇中での活躍(?) 以下、その味を知ることのできる貴重な証言の数々。 **S.5-13「Wの悲喜劇」 #center(){&bold(){&font(#ff0000){ん? ああ…なかなか。さすが午後からコツコツ作ってただけのことはあるね。}}} 本来なら家庭内で美和子スペシャルは終わるはずだったが、張り切り過ぎた美和子が大量に作ってしまったために薫は余りを警視庁に持ち込み、[[杉下右京]]と[[角田六郎]]にも食べさせることに。 #center(){&bold(){&font(#ffd700){(角田に)どうぞ。}} &bold(){&font(#dc143c){いや、もちろんあんたから。}} &bold(){&font(#ffd700){そうですか? では。}} (右京はタッパーの中身を恐る恐るスプーンで探る) &bold(){&font(#dc143c){…タコだ。}} &bold(){&font(#ffd700){ええ。}} &bold(){&font(#dc143c){カリフラワーだね。独特の香りだな。}} (カリフラワーを口に運ぶ右京) &bold(){&font(#ff0000){いかがですか?}} &bold(){&font(#ffd700){複雑怪奇な味…ですね。}} &bold(){&font(#ff0000){(苦笑)}} &bold(){&font(#dc143c){つまり美味いのかい? まずいのか?}} &bold(){&font(#ffd700){まず…くはないですね?}} &bold(){&font(#dc143c){微妙ってことか…。}} &bold(){&font(#ff0000){そう! 微妙なんですよね~。だから始末に悪い。とにかくね大量にあるもんですから、おふたりにも協力していただこうと思いましてね。課長も早く食べてくださいよ。}} (角田、渋々口にする) &bold(){&font(#ff0000){ね? 微妙に美味いでしょ?}} &bold(){&font(#dc143c){いや、かなり…美味いぞこりゃ。}} &bold(){&font(#ff0000){えっ?}} &bold(){&font(#dc143c){うん! いけてるじゃないか! 微妙なんてもんじゃねぇよお前!!}}} &font(#dc143c){角田ェ…。} それどころか負の連鎖はこれで終わらず、右京の元妻・宮部たまきが営む[[特命係]]行きつけの小料理屋「花の里」にも配布され…。 #center(){&bold(){&font(#9400d3){はい、どうぞ。}} &bold(){&font(#ffd700){…僕の記憶に間違いがなければ、これは美和子スペシャルですね?}} &bold(){&font(#9400d3){ご存知でした? 美和子さんからのおすそ分け。}} &bold(){&font(#ffd700){食べてみましたか?}} &bold(){&font(#9400d3){ええもちろん。}} &bold(){&font(#ffd700){感想は?}} &bold(){&font(#9400d3){ん~…微妙?}} &bold(){&font(#ffd700){なるほど。}}} 要約すれば、 #center(){&bold(){確かに美味くはないが決してまずくもない、微妙だから始末に悪い}} 料理なのである。 みんなで苦労して食べ切ったのもつかの間、気をよくした美和子によってその後すぐに「&bold(){美和子スペシャル2}」の製作が始まるのであった…。 ***美和子スペシャル5 その&bold(){1か月後}、美和子スペシャルは改良に改良を重ねて「&bold(){&font(#ff0000){バージョン5}}」まで登場。 大きな変更点として、 ・オールスパイス ・クローブ ・シナモンスティック ・&font(#ff0000){鳥の手羽先} が追加された。 &font(l){さらにゲテモノ化している気がするが突っ込んだら負けである。} 具の頂点に赤パプリカで作った「&bold(){&font(#ff0000){V}}」を盛り付けているあたり、ビジュアルにもこだわりを見出した料理に仕上がりつつある。 今回はホームパーティにかこつけて右京とたまき、美和子スペシャルをうまいと評価した角田に試食させるという暗黒晩餐会にまで発展。ちなみにたまきと角田はこれが初対面である。 #center(){&bold(){&font(#00bfff){いかがです?}} &bold(){&font(#9400d3){うん…柔らかい。ねぇ?}} &bold(){&font(#ffd700){ええ、ええ…。}} &bold(){&font(#dc143c){うん、美味いよ。美味い!}} &bold(){&font(#00bfff){よかった~。}}} 味に明言していないたまき…。 その後、救急車のサイレンを聞きつけてみんなが席を外す中で右京は1人食事を続けている。 #center(){&bold(){&font(#ffd700){複雑怪奇な味は相変わらずですねぇ…。}} &bold(){&font(#ffd700){しかし、クセになる。}}} …あれ? 亀山家の隣人である大丸家の妻・麗子の変死体が発見される。彼女はかなりの肥満体型だったため、[[トリオ・ザ・捜一]]と[[米沢守]]の協力で何とか救急車まで運び終えた。 #center(){&bold(){&font(#0000ff){やれやれですなぁ。}} &bold(){&font(#ff0000){ご苦労。帰っていいぞ。}} &bold(){&font(#009944){ん!? 何だよその言い草はよぉ!}} &bold(){&font(#ffa500){行こうぜ。長居は無用だよ~。}} &bold(){&font(#e85298){もぉ~腹ペコっすよ。どっかで蕎麦でも食って帰りましまょうよ。}} &bold(){&font(#dc143c){おお飯ならよ、上で食って帰れ。}} &bold(){&font(#e85298){えっ?}} (亀山家へ招かれた4人) &bold(){&font(#9400d3){はい。}} &bold(){&font(#dc143c){この家の主人を差し置いて言うのもなんだが、遠慮せず食え!}} &bold(){&font(#009944){…}&font(#ffa500){…}&font(#e85298){…}&font(#0000ff){…}} &bold(){&font(#9400d3){あっ、さあどうぞ召し上がってください。}} &bold(){&font(#e85298){…いただきます。}} &bold(){&font(#dc143c){美味いぞ。}} &bold(){&font(#ffa500){じゃあ。}} &bold(){&font(#009944){……}} &bold(){&font(#dc143c){なっ?}}} (;゚ Д゚) このときの一同の表情は必見である。 そして箸すらつけようとしない伊丹…。 しかし、悪夢はこれで終わらなかった。 美和子スペシャルは「予想もしない場所」からその可能性を見出されてしまうのである。 それは麗子の夫である欣司であった。 無類の料理好きである彼は余った美和子スペシャル5を食べた後、去り際にこうつぶやいたのであった。 #center(){&bold(){ナンプラーとコショウを多めに入れてみてください。あの料理、ぐっと美味しくなりますよ。} &bold(){頑張ってご主人に美味しい手料理を作ってあげてください。でもカロリーには気をつけて。}} 彼は右京も予想しえないほどの策士であった。 妻を殺害したことを特命係に突き止められたものの、自らが美和子スペシャルの進化の可能性を示すことで、終わるはずだった苦しみの輪廻を続けることに成功したのである。 #center(){「美和子スペシャル6」の可能性} それは罪を暴いた右京と薫への、せめてもの贈り物なのだ。 そして、可能性があるかぎり美和子スペシャルは人々に恐怖と驚愕という味を振る舞うのであった…。 **S.6-10「寝台特急カシオペア殺人事件!」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){ちょっとなんで来られないのよ。もうーせっかく作ったのに~、美和子スペシャルお雑煮バージョン。}}} 「花の里」で新年会をやることになり、美和子は「&bold(){美和子スペシャルお雑煮バージョン}」を製造していた。相変わらずショッキングな色だが、作った当人は「あ~おいしい」と至福の笑顔を見せていた模様。 実際には特命係が[[北海道]]へ行かなければならない状況になったため、美和子とたまきの2人だけで飲んだくれていたようで、事件解決後に改めて新年会をやったようである。 これを最後に美和子スペシャルは登場せず、S.7-9にて亀山夫妻がサルウィン共和国へと移住したことで忘れ去られると思われた。 **S.21-2「ペルソナ・ノン・グラータ~二重の陰謀」 #center(){&bold(){&font(#6a5acd){奥様はお仕事はなさるの?}} &bold(){&font(#00bfff){ああもちろん。なんか探しますよ。}} &bold(){&font(#6a5acd){じゃあ見つかるまでうちでバイトなさらない?}} &bold(){&font(#ff0000){はっ…?}} &bold(){&font(#00bfff){えっ? えっ…私、実は、ちょっと料理には自信があるんですよ。}} &bold(){&font(#6a5acd){あら! じゃあなおさらお願いしたいわ。}} &bold(){&font(#00bfff){えっ! ちょっと私の得意料理があります。美和子スペシャルっていう…。}} &bold(){&font(#ff0000){うわっ!}} &bold(){&font(#6a5acd){なんかすごそう笑}} &bold(){&font(#ff0000){すご…すごいんですよ}} &bold(){&font(#ffd700){確かすごかったですねぇ。}} &bold(){&font(#ff0000){ええ、ええ、ええ、ええ…。}} &bold(){&font(#00bfff){なんなら今ね、ほら作っちゃいましょうか?}} &bold(){&font(#6a5acd){あっ本当に?}} &bold(){&font(#00bfff){冷蔵庫見てもいいですか? ね? 行ってくるから。}} &bold(){&font(#ff0000){今じゃなくてもいいんじゃないの? ねえ。}} &bold(){&font(#ffd700){小手鞠さん…。}} &bold(){&font(#ff0000){あの、すいません…。}} &bold(){&font(#ffd700){亀山くん。}} &bold(){&font(#ff0000){はい。}} &bold(){&font(#ffd700){あれはまずいですねぇ。}} &bold(){&font(#ff0000){あれはまずいですよ!}}} だが、S.21で薫が5代目相棒として復活したことで美和子も再登場。 それだけではなく第2話のラストで上記のやりとりが飛び出してしまい、特命係を慌てさせた。 **S.21-4「最後の晩餐」 #center(){&bold(){&font(#ff0000){見た目これ…ブルーってこれ…。}} &bold(){&font(#ffd700){これはカメラのせいですか?}} &bold(){&font(#ff0000){いや、元々こういう色だと思います。}}} なんと公式自ら「&bold(){&font(#00ffff){シン美和子スペシャル}}」と命名するほどの気合いの入れっぷり。&font(l){『[[シン・仮面ライダー]]』公開を前に何をしているのやら。} 美和子は新作を生成したらしく、特命係は「&font(#ffd700){あの独創的なセンスは健在なのでしょうね}」「&font(#ff0000){そりゃあもう長い異国暮らしで磨きがかかってます}」「&font(#ffd700){食欲は湧きませんが好奇心はそそられますね}」とコメントしていたが、完成品の実態は&bold(){&font(#00ffff){青い妖気を輝かせて茉梨を戦慄させた青いカレー}}であった。 インドからイギリスを介して伝わり、日本人の大好きな食べ物になったカレーがどうやったら食欲減退色と言われる青に変貌するのだろうか…。 **S.21-11「大金塊」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){よしよしよしよし…。もうちょっと入れてもいいんじゃないかな? これ。}}} 美和子スペシャルの元と思われる&bold(){&font(#ff00ff){ビビッドピンクの液体}}が鍋で製造されていた。 牛乳を入れているシーンがあったのでシチューか何かだろうか。 **S.21-14「まばたきの叫び」 #center(){&bold(){&font(#6a5acd){それでは美和子さんの快気祝いと、雑誌掲載を祝しまして、乾杯!}} &bold(){&font(#ffd700){乾杯。}} &bold(){&font(#ff0000){かん}&font(#00bfff){ぱーい!}} &bold(){&font(#00bfff){ありがとうございます。}} &bold(){&font(#6a5acd){おめでとうございます。}} (ワインで乾杯する一同) &bold(){&font(#ff0000){うーん! ああ~! ハハハ…。}} &bold(){&font(#00bfff){すごい! ハハハ…。}} (拍手) &bold(){&font(#00bfff){こんなたくさん豪華なお料理まで用意していただいてありがとうございます。}} &bold(){&font(#6a5acd){いえいえ!}} &bold(){&font(#ff0000){いや~本人またね、美和子スペシャル作る気満々だったんで助かりました笑}} &bold(){&font(#00bfff){何よ「助かりました」って。}} &bold(){&font(#ff0000){「残念でした」の間違いです笑}}} 美和子が取材先で襲われる事件が発生。幸い命に別状はなく、入院中も取材を継続するほどのジャーナリスト魂を見せた。 やがて特命係の捜査で真相が明かされた後、快気祝いと雑誌掲載を祝して「こてまり」で乾杯したものの、上記のやりとりの通り美和子は美和子スペシャルを作る気満々でいたようである。 **S.21-最終話「13~隠された真実」 #center(){&bold(){&font(#00bfff){どうぞ! どうぞ! はい…どうぞ!}} &bold(){&font(#0000ff){こ…これは…!?}} &bold(){&font(#00bfff){召し上がれ~!}} &bold(){&font(#ff0000){すいません何かあの、試食会みたいになっちゃってね。ハハハハ。}} &bold(){&font(#0000ff){すいませんちょっと私、やぼ用を思い出しまして…。}} &bold(){&font(#ff0000){まあまあまあまあ…。}} &bold(){&font(#ffd700){人生に試練はつきものですよ。}} &bold(){&font(#00bfff){はい?}} &bold(){&font(#ffd700){あっ、いえいえ…。楽しみです。}} &bold(){&font(#00bfff){薫ちゃん? とっとと食べたまえ!}} &bold(){&font(#ff0000){おう! フフッ…。}} &bold(){&font(#6a5acd){あっ…これ、いつもより一段と色が派手っていうか…。}} &bold(){&font(#00bfff){はい。いつもよりインパクトを重視してます!}} &bold(){&font(#6a5acd){あら…ちっとも美味しそうに見えないんだけど、意外と食べてみたら美味しいっていうのが美和子マジックっていうか…。}} &bold(){&font(#00bfff){ちょっと待ってください褒めてます? けなしてます?}} &bold(){&font(#6a5acd){自分でも何言ってるかわからない…笑}} &bold(){&font(#00bfff){もう小手鞠さん!}} (一同の苦笑) &bold(){&font(#ff0000){じゃあ皆さんあの、スプーンを持ちましょう。}} &bold(){&font(#6a5acd){はい。}} &bold(){&font(#ff0000){え…ひとすくい、お願いします。}} &bold(){&font(#ffd700){何でもいいですか?}} &bold(){&font(#ff0000){ええ何でも…どれでも…はい。よろしいですか? いただきましょう。せーの…。}} (口に運ぶ一同) &bold(){&font(#ff0000){んっ…!}} &bold(){&font(#00bfff){んっ? グー?}} &bold(){&font(#ff0000){うーん…?}} &bold(){&font(#ffd700){うーん!}}} 極めつけはシーズンの最後の最後に、&bold(){[[&font(#00ffff){水色}と&font(#6a5acd){紫色}>モンスターズ・インク]]}の毒々しさ全開の料理が特命係・茉梨に加えて米沢にまで提供された。 鈴木氏のInstagramによれば「今回のテイストはクリーミー系。どちらかというとイタリアン寄り」らしい。 **S.22-1「無敵の人~特命係VS公安…失踪に潜む罠」 #center(){&bold(){うわあ…美味しそう!} &bold(){&font(#ff0000){いやあ…。}} &bold(){&font(#00bfff){さあ、シン美和子スペシャル、ご賞味あれ!}} &bold(){&font(#ff0000){おお…。}} &bold(){&font(#ffd700){本当にこれ美和子さんおひとりで?}} &bold(){&font(#00bfff){ご覧になってたでしょう? フフフ…。}} &bold(){&font(#ffd700){しかし人間の可能性というのは底知れませんねぇ。}} &bold(){&font(#6a5acd){ええ本当に。}} &bold(){&font(#ff0000){進化だな進化!}} &bold(){&font(#00bfff){もういいからいいから…食べてみて食べてみて。どうぞどうぞ、召し上がってください。}}} 続くS.22でも第1話、しかも冒頭もいいところから登場。料理教室に通い始めた美和子が腕前を披露すべく、亀山家へ右京と茉梨が招待された。そこには料理教室で知り合った女性弁護士の上原阿佐子の姿もあった。 茉梨は「&font(#6a5acd){私、怖いです}」と怯え、薫も罰ゲーム同然で招待したことに申し訳なさそうな表情を浮かべていたが、いざ提供されたのは変な色でもなければ発光もしない、実に美味しそうなロッシーニ風の料理であった。 思わぬ成長ぶりに感嘆の声を上げる一同だったが(上記のやりとり参照)、いざ口に運んでみれば表情停止。味は依然として「&bold(){&font(#6a5acd){初めての味…}}」「&bold(){&font(#ffd700){ええ、実に個性的な味ですねぇ}}」とのことで、薫と阿佐子に至っては水を求めていた。 *余談 S.5の公式サイトによれば、作中で「花の里」から出される料理も含めて実際に作っているのは持道具の安達由美子氏。 実際に撮影で使ったものはまず赤かぶを煮込んでタコを加えてピンクっぽい色を出し、それに牛乳を足して濁らせたものらしい。とにかく具の味が染み出して俳優たちからも「実際にも微妙な味だった」という証言が挙がっており、2008年4月26日深夜放送の『テラコヤ!』で忠実に再現したものが振る舞われた際も誰一人として「うまい」と言わず、本番中にもかかわらず静まりかえった。 脚本担当の輿水泰弘氏も「あの色は予想外だった」と語る。 『相棒事典』によれば以下の材料が入っているという。 &bold(){美和子スペシャル1} ・ボルシチスープ ・タコ ・赤かぶの水煮 ・おでんの具 ・厚揚げ ・ダイコン ・ニンジン ・芽キャベツ ・ブロッコリー ・カリフラワー ・牛乳 &bold(){美和子スペシャル5} 上記の1をベースに以下のものを追加。 ・骨付き鶏肉 ・ラム肉 ・小さいイカ ・パプリカ ・オクラ 実際に作ってみると味は薄いらしい。5はラム肉とイカの影響で特に匂いがきついという。 また、台本を読んだ助監督が料理学校の先生に相談した上で制作されたという&font(l){がちゃんと先生が言った通りに伝言されたかは不明である。} なお、美和子はこれまでにも出汁巻き卵(S.1-1, 6)や愛妻弁当(S.4-1)、手打ち蕎麦(S.5-11)などで料理の腕前を披露しており、全く料理ができないわけでもないようである。 #center(){&bold(){&font(#00bfff){何ていう編集にしよっか? とりあえず冥殿スペシャルとでも名付けとくか。}}} 追記・修正は美和子スペシャルを食べながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ものすごいものだったことは覚えている。そして本当に美味そうにたべる課長が・・・・・・。お昼が肉じゃがの残りをつめられたというからな、暖かい食事によほど植えていたんだろう(TT)。 -- 名無しさん (2014-02-26 17:41:04) - あるバラエティ番組でこれを再現して食べたところ、全員無言になった -- 名無しさん (2014-08-17 00:43:32) - とりあえずタコ入れるのやめようよ(泣) -- 名無しさん (2014-09-03 21:51:57) - 美味しく作り直した大丸さんの腕がパネェ。 -- 名無しさん (2014-09-03 21:59:21) - 一瞬、コナンの佐藤刑事が作ったトンでも料理かと思った。 -- 名無しさん (2014-09-03 22:47:58) - 寝台特急カシオペアの回で登場しなかったっけ? -- 名無しさん (2015-02-04 23:45:38) - みんなの胃袋にVジェネレート! -- 名無しさん (2015-09-30 18:29:38) - この記事の記述通りなんともいえん料理だが幸せな亀山夫妻、だがもう一方の夫妻は料理は美味いが…と対象的だったな -- 名無しさん (2016-01-20 23:14:33) - タイトルが仮面ライダーWみたいだ。しかも使われているアルファベットがW。 -- 名無しさん (2016-01-20 23:20:28) - 新・Wの悲喜劇は傑作 -- 名無しさん (2016-11-19 22:49:19) - そもそも根本的なこと質問していい?相棒は少し見た程度なんだけど、美和子さんって、毒料理使い(つまり料理下手)って設定あったっけ? -- 名無しさん (2017-11-30 20:08:11) - ↑明確に料理下手設定はなかったはず。美和子はレシピ通りに作ればいいのに創作すると爆弾製造するタイプだったんじゃないか? -- 名無しさん (2017-11-30 20:51:20) - オクラとから揚げとポワブルロゼと牛乳を除けばそれなりに美味しくなる……気がする -- 名無しさん (2020-06-09 22:53:30) - シーズン21で美和子さんも帰ってくるのだが、美和子スペシャルもサルウィン風になって復活したりしないよね -- 名無しさん (2022-09-22 10:57:20) - ↑どうやらパワーアップしてるらしいぞ -- 名無しさん (2022-10-19 23:04:04) - 青くて発光する(!?)カレーだった。逆に作ってみたくなるわ -- 名無しさん (2022-11-02 23:00:47) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: