ClariS

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/24(水) 02:01:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約30分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &font(#ff69b4){『クララ』}と&font(#0000ff){『アリス』}、二人の女の子によって結成されたユニット。2014年にアリスが卒業、新メンバー&font(#008000){『カレン』}を迎え、新体制となった。 デビュー時は&bold(){中学生2年生}であり、&color(#ff0000){顔出しNG}で活動する。その代わりに多くのイラストレーターによるイメージイラストを使う。2019年現在、&bold(){単独ライブのみでその素顔を見ることができる。} 元々はニコニコ動画にて『歌ってみた』動画を挙げていたが、その動画が音楽雑誌『リスアニ!』の眼に留まり、新人発掘プロジェクトとしてインディーズデビュー、後にメジャーデビューを果たす。 曲風は幅広く、&bold(){特定の色がないことが個性}ともいえる。十八番はミディアムテンポのテクノポップと低音ビート曲。 新体制以降はライブ活動も始め、ストーリー仕立てのミュージカル風なスタイルでお送りする。 代表曲は『コネクト』『カラフル』『ヒトリゴト』『CheerS』など。 *メンバー #center(){&font(#ff69b4){クララ}} ClariSの屋台骨、万古不易の4番バッター。イメージカラーは&font(#ff69b4){パステルピンク}(旧ピンク)。イメージアイテムは&bold(){月}と&bold(){うさぎ}。ウェーブのかかったロングヘアでおでこを出すスタイル。イラストではピンクがかかるときもある。素顔は佐々木望に似ている。 声域はかなり広く、低音高音どちらも担当。 &font(#ff69b4){天然でおっちょこちょい。}ライブ中にペンライトの電源をつけ忘れたり、ファンクラブイベントで「29日」を&bold(){「にじゅうここのか」}と間違える発言歴あり。朝に弱く、カレンが目覚まし代わり。雨女でライブの日には高確率で雨か雪を降らす。 コストコのティラミス(1.5kg)を一人で食べられるほどの&font(#ff69b4){甘党}。ライブで地方に行くときはその場所のスイーツを必ず確認して食べる食いしん坊。 リップクリームを集めることが好き。虫と爬虫類が苦手。 家族構成は不明。2017年に&bold(){成人}を迎えたことを公表している 元々アリスとは同じ音楽スクールに通っており、帰る方向が一緒だったのですぐ仲良くなった。『歌ってみた』はクララの提案だった。 カレンについては、同じ音楽スクールだったが最初はクラスが違い、同クラスになってから接点が増えたとのこと。アリス卒業後、練習に付き合ってくれたカレンをスカウトした。現在は親友とも家族とも違う&font(#ff69b4){特別な関係}だそう。 #center(){&font(#008000){カレン}} アリス卒業後加入したピンチヒッター。イメージカラーは&font(#008000){パステルグリーン}、イメージアイテムは&bold(){星}と&bold(){ネコ}。主に黒髪ロングヘア。イラストではグリーンがかかる。 広く伸びのある優しい歌声の持ち主。素顔はアイドル系の顔。 好奇心が強く天真爛漫。クララに対していたずらを繰り返す。運動神経は高く、ダンスはキレキレ。ファンクラブイベントでは器用な自身を&bold(){「カレンだから!」}と自負し、名言を生んで、不器用なクララをいじった。 &font(#008000){体を動かすことが基本的に好き}で、「ライブ前のルーティーンは?」や「日課は?」などの質問に対しては大体マッサージやストレッチなど運動関係が出てくる。絵も上手い。&font(#008000){高所恐怖症(本人曰く‘中高’所恐怖症)。} 弟がいることは判明している。しかし、クララとアリスとは対照的に年齢などの情報が一切なく、謎に包まれている。 &bold(){実は元々ClariSファン}。CDなどは集めていたそう。(好きな歌手のピンチを救い、自分が加入するというクララとアリスもびっくりのシンデレラストーリーである。よもや自分の友達がClariS本人だとは思いも寄らなかっただろう。) 加入初期は、クララに対して敬語であったという驚きのエピソードがある。(呼称もクララ&bold(){‘ちゃん’}だった。)だが、2016年のパシフィコ横浜コンサートでの打ち上げにて互いにClariSの未来について語り合った結果、自然と敬語は消えたとのこと。現在はいい意味で遠慮のなくなった&font(#008000){パートナー}である。 アリスについては、「今のClariSがあるのはアリスのおかげ」と発言している。さらにサインは彼女の意匠を受け継いでいるのが見られる。 #center(){&font(#0000ff){アリス}} ClariSの永久欠番。イメージカラーは&font(#0000ff){ブルー}。イメージアイテムは太陽。 そもそもClariSの名は&font(#ff69b4){「クララ(Clara)」}と&font(#0000ff){「アリス(Aris)」}を掛け合わせたもの。 明るく真のある声の持ち主。 はつらつとしており、歌声に自身が垣間見られる。将来の夢は安室奈美恵の様な歌って踊れるアーティスト。ディズニーランドで歌うのも夢だった。 特技はお菓子作りとスキー。 兄と弟がいることが判明している。クララとは同い年。 2014年に&bold(){‘勉学優先’}を理由に惜しまれつつ卒業した。 &font(#0000ff){勉学優先という曖昧さと別れの唐突さに納得できなかったファンも多く}、新生ClariSの初期には何度も復活を匂わせるような演出などがあった。 *歴史 元々はニコニコ動画でアニソンやボーカロイド関連の楽曲を『歌ってみた』としてアップ、&font(#ff69b4) {『アリス☆クララ』}名義で同人活動を行っていた。(当時中学2年生。)この時のアカウントは今も残っており、聞くことができる。しかし、めちゃくちゃ人気だったというわけではなく、彼女たちにとっては娯楽程度のものだった。 #center(){&font(#ff0000){が、少女たちは運命に出会う。}} 都内某所、アニメ音楽雑誌『リスアニ!』のプロジェクトを進めていた音楽評論家&font(#800080){『冨田明宏』}は仕事の資料をニコニコ動画で漁っていたとき、とある動画を見つけた。幼さを感じさせる歌唱力の中に、大人には作り出せないまっすぐなポテンシャルを抱える歌声を。&bold(){そう、『アリス☆クララ』の動画であった。}彼はクララとアリスにコンタクトを取り、新人発掘プロジェクトに大抜擢。 『リスアニ! Vol.01』の付録CD&bold(){『DROP』}でデビューを果たすことになった。この曲を作ったのは『Packaged』『Tell your world』など初音ミク全盛期の一角を担った&font(#ff0000)[[kz]]。冨田氏が彼に彼女たちの動画『ファインダー』(彼のオリジナル曲のカバー)を見せたことがきっかけの模様。(「歌ってみた」ら、本当に本人に曲を作ってもらえるというスーパーサクセスストーリー。)彼女たちの出身地札幌をモチーフに、遅く咲く桜に恋心を重ねる爽やかな一曲となっている。 この曲の評判は高く、&bold(){本が付録と言われたとか言われなかったとか・・・} そして続けて『リスアニ! Vol.02』にもkzによるオリジナル曲&bold(){『君の夢を見よう』}が付属。『DROP』とは一転、夏休みの寂しさを歌うバラードとなっている。 これで快進撃は止まらなかった。 2010年9月、『&font(#ff69b4){Cla}&font(#0000ff){riS}』としてメジャーデビュー。びっくりのシンデレラストーリーである。 デビュー時には、 『現役中学生ユニット』と紹介された。 『現在中学生ユニット』と紹介された。 大事なこと(ry &font(#ff0000){「学業優先」を理由に顔出しはNG。}プロフィールなどは一切不明の謎のユニットである。 栄えあるデビューシングルは&bold(){『[[irony]]』} 。 テレビアニメ&bold(){『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』}OPテーマである。主人公『高坂桐乃』は女子中学生。‘irony’の名の通り、素直になれない彼女の心を、同じ中学生のClariSが歌うという数奇なベストマッチを生んだ。 同アニメは前評判こそ散々であったが、いざはじまると人気に火が付き覇権アニメとなった。人気アニメのOP、さらには顔出しNGかつ現役女子中学生という彼女たちが注目を集めないわけはなかった。オリコン週間チャート最高7位、デイリーチャートでは最高4位を記録。 デビューシングルでこれは凄い(らしい)。ちなみにだが、同曲のMV、本人出演不可の制約の中での努力はわかるが、とてもシュールなものとなっている。サビでいきなり出てきた子役がダンスをし、とっつけ感がある。興味のある人は見てみよう。&font(l){教習所とかの再現ドラマ感ある。} シンデレラストーリーもここで御仕舞?そんな訳ない。 彼女たちはアニソン史に歴史を刻むことになる。 #center(){&font(#ff0000){「交わした約束忘れないよ、目を閉じ確かめる」}} 2ndシングル&bold(){『[[コネクト]]』} である。テレビアニメ&bold(){『魔法少女まどか☆マギカ』}OPテーマ。 今にも消えんばかりの張りつめた歌声が心を揺さぶる低音ビート曲。 だった。 3話までは。 3話終了後は一転、詐欺OPという理不尽な扱いを受ける。凄惨な世界観とまるであってなかったのだから当然だ。 しかし、10話までは。 10話にて明かされるメインキャラクター『暁美ほむら』の過去と決意。その強い思いと歌詞が見事にリンクしていたことが判明した。その演出とともに視聴者は唖然となった。 社会現象化となった同アニメとともにClariSもその名を世界中に知らしめた。 この一致は意図的ではなかった。作詞作曲の[[渡辺翔]]氏は、&bold(){「王道魔法少女もので」}とのリクエストを受け、アニメの内容は知らされずに作った。 アニメの内容を知らずに作ったのである。 つまり、全くの偶然の一致であった。凄い。 さらにこの一致に驚いたのは視聴者だけではなかった。なんとアニメ制作陣も予期していないものだった。奇才渡辺翔の力がここに垣間見られるだろう。(ちなみに本人は「セーラームーンを意識して作った」とインタビューに答えている。)また、アニメ側が[[コネクト]]に合わせて内容を変えたという都市伝説も生まれる程であった。 2011年を代表するアニソンとなり、名実ともにClariSを代表する曲である。 2011年9月14日には、サードシングル&bold(){『[[nexus]]』}が発売。 『irony』の系譜を受け継ぐテクノポップである。転調を繰り返すので非常に歌うのが難しいらしい。 再び『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とコラボレーション。‘ 小説’9巻の主題歌となる。非アニメにもかかわらずオリコン週間チャート最高5位、デイリーチャート最高2位。 相変わらずすごい。 さらに、9月発売の9巻には劇中にキャラクターとしてクララとアリスが登場。 登場したのはいいが、クララが主人公『高坂京介』に ラッキースケベを食らうという扱い。&font(l){JC相手に犯罪である。} 2011年8月10日に、ZONEのトリビュートアルバム『ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』に参加。&bold(){『[[true blue]]』}をカバー。前にも後にもトリビュートアルバムに参加するのはこれっきりである。 2012年1月には、「irony」のイラストを基に&bold(){『ねんどろいどぷち ClariSセット irony Ver.』}として発売された。実在の人物がフィギュアになるという稀有な事例。下から覗き込むのは罪悪感ある。&font(l){JC相手に犯罪(ry} 2012年2月1日に発売された4thシングル&bold(){[[『ナイショの話』]]}が発売。今までの曲とは変わって年相応の可愛らしいロックミュージック。タイアップはまたまた覇権アニメ&bold(){『偽物語』。}これまたヒットし、&bold(){オリコンデイリーランキング一位を獲得する快挙を達成!}快進撃は止まることを知らなかった ちなみにイメージイラストは袴姿。可愛い。 2012年4月11日には、初のアルバムとなる&bold(){『BIRTHDAY』}が発売された。クララとアリスが中学卒業を迎えるということで&bold(){“卒業”}がテーマの楽曲が多く収録。知らない人には中学生っぽい可愛いらしいイメージが先行していたが、このアルバムの最初、『サヨナラは言わない』のダークさにノックアウトされるファンが続出。90年代アイドルちっくな『恋磁石』、コネクトのアンサーソング『プロミス』、ClariS作詞の『zutto』などバラエティ豊かなアルバムへと仕上がっている。 この発売を記念して、コラボカフェもOPENした。 完全限定盤は『コネクト』イラストのねんどろいどぷちが付属。さらに今は珍し8cmCDも同梱。謎のセンスよ。 2012年8月15日には5thシングル&bold(){『Wake Up』}が発売された。アップテンポな王道ラブソングである。ここから&font(l){最強の称号}&bold(){『現役女子高生ユニット』}となった。JKは最強である。アニメタイアップは&bold(){『もやしもん リターンズ』}。オリコン初週トップテン入りを初めて逃した曲。それはそれで凄いが。 2012年10月10日には6thシングル&bold(){「ルミナス」}が発売された。映画&bold(){「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語 後編 永遠の物語」}の主題歌。ほむら→まどかの視点だった『コネクト』から一転、まどかからほむらに向けた曲となっている。これまたヒットをかました。 2013年4月17日には7thシングル&bold(){「reunion」}が発売された。またもや[[kz]]による名曲。アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の2期OPである。約束されたヒットである。 2013年5月31日から2ndアルバム&bold(){「SECOND STORY」}が発売。四季の巡りをそれぞれの季節をイメージした曲で再現するアルバム構成となっている。リード曲は&bold(){『with you』}。タイアップ曲と見まがう程の王道低音ビート曲となっている。さらに&bold(){『ハルラ』『グラスプ』}などもカップリング曲ながら人気が高い。 完全限定盤にはねんぷち・・・ではなくClariSの[[グラフィグ]]が付属した。 記念に札幌にてClariSの痛タクシーが運行し、コラボカフェも再びOPENした。 2013年10月30日には8thシングル&bold(){「カラフル」}が発売された。映画&bold(){「魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」}の主題歌である。作詞作曲の[[渡辺翔]]氏はまた映画の内容を知らされずに歌詞を書く無茶ぶりを頼まれ、見事これに応えた。またカップリング曲&bold(){『Surely』}はパチンコ化物語の大当たり時にかかる曲として採用された。隠れた名曲ではあるが、&font(l){未成年が歌う曲をパチンコに採用するのは色々どうなんだ。} 2014年1月5日にはClariS初イベントとなる ClariS presents &bold(){ 『2014 New Year's Festival 〜始まりの予感…』}が開催された。ライブではなくイベント。本人の登場なし。曲に合わせてダンサーがステージで踊る形式だった。が、最後の最後でClariSが紗幕越しで登場。『reunion』を生歌で披露した。顔出しは無く、拍子抜けしたファンもいたとかいなかったとか。この時のグッズはレアでプレミアがついている。めざましテレビの取材が入ったりした。 2014年1月29日には9thシングル&bold(){「CLICK」}が発売された。またもや[[kz]]によるアップテンポなラブソング。タイアップアニメ&bold(){『ニセコイ』}の登場人物を織り込んだ歌詞がエモい。 初めてのジャンプアニメ、やっぱり売れた。 2014年4月16日には10thシングル&bold(){「STEP」}が発売。『ニセコイ』後期OP。迷う心をひと押し、劇中人物の心を仮託する曲。&bold(){その歌詞の意味が別にあることをファンは知る由もなかった・・・} #center(){&font(#0000ff){「今を変えることは辛いこともあるけど たとえピースが揃っても この手で導かなきゃ」}} 2014年5月26日に、3rdアルバム&bold(){『PARTY TIME』}が発売。ライブで頻出となる&bold(){『眠り姫』}、 [[Wink]]を彷彿させる&bold(){『コイノミ』}などが収録。完全限定盤には『reunion』イラストのねんどろいどぷちが付属。ここまではいつもと変わらなかった。 しかし・・・このアルバムをもってアリスが卒業することが発表。 突然の出来事であった。 人気絶好調であった彼女たちのまさかの発表、これに多くのファンは驚き、嘆いた。あまりも唐突過ぎた。解散の危機、オワコンと揶揄され、クララはCHAGEと組めよww(当時ASKAが逮捕された)と言われる始末。稀代のシンデレラストーリーも終わりを見せていた。 だが、公式ホームページに残された&bold(){「ClariSの次なるステージ」}の言葉。そして「めざましテレビ」のインタビューにてクララが「解散ではないです」と断言。さらに、公式ファンクラブの更新は続いており…… 2014年8月8日に発売された[[リスアニ! Vol.18]]にて&bold(){‘新生ClariS’}が始動が発表。 そして #center(){&font(#008000){「太陽は背中を押すの はじまるこのメロディー」}} 来る2014年11月8日、[[リスアニ vol.19]]にて新曲&bold(){『Clear Sky』}新メンバー&font(#008000){‘カレン’}の加入が発表。太陽に背中を押され、新たな歴史の一ページを刻み始めたのである。 2015年1月7日には新生ClariS初のシングルとなる&bold(){「border」}が発売された。[[megrock]]による別れを詠うバンドソング。今までのMVは、顔出しNGの制約のためタイアップ作品のアニメを使った&font(l){やや手抜きな}ものであったが、同曲のMVから実写作品となり、力を入れていく。 2015年4月15日には初のベストアルバム&bold(){「ClariS 〜SINGLE BEST 1st〜」}が発売された。これを記念して特設サイトが開かれ、“ClariS検定”が実施された。この検定、かなりの難易度を誇り、リスアニや過去のインタビュー諸々を読み込んでいないと解けないガチなものであった。成績優秀者には特製の賞状が贈られた。(カレンが参加して間もないのにどうして今更ベストアルバムを出すのか?というツッコミは思いとどめよう。)&font(l){タイミングぇ} 因みに、この時期にClariSがOPを担当したアニメ『[[ニセコイ]]』の二期が始まったが、彼女たちの担当ではなかった。&font(l){早々でかいタイアップを逃している。} 2015年7月29日には12thシングル&bold(){「アネモネ」}が発売された。この時期からClariSの新たなキャッチコピーとして&bold(){「新感覚☆レトロフューチャーポップユニット」}がついた。&font(l){地味とか言ってはいけない。むしろ‘現役女子高生ユニット’が強すぎたのだ。}その&bold(){‘レトロフューチャー’}の名に恥じない昭和歌謡曲風の懐かしいメロディの曲となっている。 またタイアップ先のアニメ&bold(){[[Classroom☆Crisis]]}は脚本に[[冴えない彼女の育て方]]の[[丸戸史明]]、監督は[[ガンダムビルドファイターズ]]の[[長崎健司]]、キャラクターデザインに[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]の[[かんざきひろ]]を集めた期待作であった。が、まとまりのないストーリー、荒い設定構成などにより、ClariSのタイアップ作品としては珍しくヒット作とはならなかった。&font(l){CDも余り売れなかった} 初の本格的な実写MVには、人間に恋したアネモネの花、というストーリーが大型の飛び出す絵本にて展開された。また、謎の二人(+一人)の少女が出演。ClariS本人ではないのかと憶測が広まった。(真相は不明) 2015年7月31日には初のライブとなる&bold(){「ClariS 1st Live 〜扉の先へ〜」}がZepp Tokyoで開催された。お察しと思うが、ClariSは顔出しNGである。どうやってライブをするのかと注目が集まった。答えは予想の斜め上を行った。大胆にも顔をベールで隠して登場、さらにステージには紗幕を張って完全防備の二人であった。画像は調べて貰えばわかると思うが、実際かなりシュールである。&font(l){黒子ではない} ライブスタイルは「ClariS城」を舞台に、ファンシーでミュージカルちっくに展開される。お約束として、熊谷拓明氏が&bold(){「うさぎのKUMA」}としてMC(執事)で参加、観客を盛り上げる。 余談だが、この初ライブにキキララこと[[リトルツインシスターズ]]から何故か花束が届き、ファンは困惑することになった。これが次の布石だとは誰も知らず… 2015年11月25日には13thシングル&bold(){「Prism」}が発売。デビュー5周年を迎えたClariSと生誕40周年の&bold(){リトルツインスターズ}のダブルアニバーサリーコラボCDとなった。ポップなメロディにClariSとキキララの世界観、さらにクララとカレンの関係性までも閉じ込めた秀逸な歌詞の曲である。(のちにClariSにとって大きな意味を持つ曲となる。)シリアルナンバー入りの限定コラボ盤も発売。B5サイズぐらいの大型であった。 2016年3月2日には初のミニアルバム&bold(){「SPRING TRACKS -春のうた-」}を発売。&bold(){「さよならメモリーズ」「sakura」「明日、春が来たら」「赤いスイートピー」}をカバーした。この選曲、上から10年代、00年代、90年代、80年代と見事にばらけている。&font(l){おっさんホイホイ。}幅広いファン層の需要にしっかり応えている。オリジナル曲ひらひら ひららは、レトロフューチャー路線の和ソングであり、美麗なMVが反響を呼んだ。Youtubeにて公開されているため必見である。 2016年7月27日にはアニメ&bold(){「クオリディア・コード」}EDの14thシングル&bold(){「Gravity」}が発売された。所謂アニソンというものは、暑苦しい歌詞を暑苦しく歌うのが特徴(?)ではあるが、この曲は熱のこもった歌詞を逆に静かに、クールに歌い上げる爽やかな曲となっている。 しかし、肝心のタイアップアニメがやらかした。この「クオリディア・コード」、『[[デート・ア・ライブ]]』の[[橘公司]]、『[[変態王子と笑わない猫]]』の[[さがら総]]、『[[やはり俺の青春ラブコメは間違っている]]』の[[渡航]]という三人の有名ライトノベル作家の合作の作品で、注目を集めていた。しかし、アニメは万策が尽きた、つまり作画崩壊した。ここで察してください。 やらかしはこれだけでない。MVではクララとカレンのCGモデルが作られ、歌って踊るというものだったのだが・・・余りにも質の悪い出来であった。気になった人は確認して欲しい。髪や服の質感など全く再現できてない。ぶっちゃけひどい。 2016年9月14日に15thシングル&bold(){「clever」}が発売。ClariSとGARNiDELiAのコラボ楽曲である。作詞は[[コネクト]]を作り、ClariSとなじみの深い[[渡辺翔]]、作曲は[[GARNiDELiA]]の[[toku]]が担当。しかし、歌唱パートはClariSのみなのである。[[メイリア]]はコーラスだけという格差。&font(l){これをコラボと呼んでいいのか…どうしてこうなった。} 2016年9月17日、18日のは初のホールコンサート&bold(){「ClariS1st HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール 〜星に願いを… 月に祈りを…〜」}が開催された。この公演から紗幕とベールがオミット。代わりに仮面(&bold(){バタフライマスク})を装着して大胆に登場した。画像は各自参照して欲しいが、かなり顔が見えている。この公演は人魚姫の物語をベースに展開され、曲の合間に寸劇が挟まれストーリーが進むという後のClariSのライブスタイルを決定づけた。おまけにエクスカリバーよろしくClariS自ら剣を振るい、&bold(){“魔王ヒドラ”}と戦った。嘘ではない。予想の遥か斜め上を行ったライブであった。ちなみにこのライブ、グッズ戦争となり、これ限定のタペストリーはいまだ高額取引される。 2016年11月30日には16thシングル&bold(){「again」}が発売された。珍しくゲームタイアップ、&bold(){『[[AKIBA`s BEAT]]』}の主題歌である。カップリング曲に『コネクト』をクララとカレンで新録した&bold(){『コネクト -2017ver-』}が収録された。なお、このMVも例のCGであった。何も言うまい。 2017年1月25日にはカレン加入後初となる4thアルバム&bold(){「Fairy Castle」}が発売された。borderからagainまでのタイアップ7曲に新曲5つを収録。新生ClariSの集大成である。さらにボーナストラックとして&bold(){『ルミナス』『カラフル』}も‘2017ver’として収録された。&font(l){新曲が5つぽっちで物足りないため、客寄せパンダとしてであろう。}完全生産限定盤にはClariS歴代のイラストとタイアップアニメが描かれた&bold(){アニメグラフ}が付属。このアニメグラフ、&bold(){ポスターサイズ}のためかなり巨大。これがCDの特典のためファンは巨大な段ボールを抱えてレジから去ることになった。 2017年2月10日に初の武道館ライブとなる&bold(){「ClariS 1st 武道館コンサート 〜2つの仮面と失われた太陽〜」}を開催した。あまりにも意味深なタイトル。‘太陽’とはもちろん &color(blue){『彼女』}のことである。さらに今回のペンライトが青色に輝く。青色はもちろん・・・。 その時は訪れた。 ライブ終盤にてスペシャルゲストとしてkzが登場。始まりの曲『DROP』を響かせ・・・続けて1stシングルの『irony』。そのラストサビで・・・ #center(){&font(blue){「最後の一ページくらい 君には笑顔見せたい」}} スクリーンに映し出された大きな姿。どこか懐かしく、少し大人びた変化を感じさせる三人目の声。 アリスであった。 一夜、一曲限りの復活であった。 伝説のライブとなった。 このライブの模様は映像作品となり、ブルーレイ、DVDが2017年7月12日に発売している。君も伝説の目撃者となろう。 2017年4月26日に17thシングル&bold(){「ヒトリゴト」}を発売。色々話題を集めた覇権アニメ&bold(){[[エロマンガ先生]]}のOPである。アリス卒業以降、あまり日の目を見ることのなかった彼女たちであったが、このアニメとともに復活を果たし、新たな金字塔となった。スカ調のアップテンポな曲であり、歌声の進化も感じさせた。また、同曲のMVはまさかのまさか、&bold(){ClariS本人が出演。}紗幕越しに影絵の要領で歌って踊り、キレッキレのダンスを披露。大きな反響を集めた。&font(l){CG?いえ、知らない子ですね…?} 2017年5月27日、28日にさいたまスーパーアリーナにて開催された&bold(){「MUSIC THEATER 2017」}に参加した。今まで単独ライブでしか見せないその姿を現した。 また、 このフェスのシークレットゲスト西川貴教氏が“ClariS”を名乗り登場。笑いを誘った。イメージカラーは&color(orange){パステルオレンジ}。モチーフは&color(yellowgreen){風}。ClariSの事務所ランタイムもノリノリで勧誘した。 2017年9月1日には初の写真集&bold(){「illusion 〜ひかりに包まれて〜」}が発売した。イラスト集ではない。&bold(){‘写真集’}である。何言ってるかわからないと思うが事実である。とはいえ、残念ながら仮面は付けたまま、外している写真も加工でぼかしてあり見えない。ファン的にはどう評価していいのかわからない奴ランキングナンバーワン。 2017年9月13日に18thシングル&bold(){「SHIORI」}が発売された。[[君の知らない物語]]をイメージさせ、ストリングの響く王道エモエモソングであり、タイアップアニメ[[終物語]]を彩る。カップリング曲には&bold(){[[君の知らない物語]]、[[アイヲウタエ]]}をカバー、[[ナイショの話]]の‘2017ver’、[[border]]のremixが収録。アニメ[[物語シリーズ]]の集大成なシングルへと仕上がっている。 2017年9月16日に&bold(){「ClariS 2nd HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール 〜さよならの先へ...はじまりのメロディ〜」}が開催された。“さよならの先へ”という意味深なタイトルに加え、「ClariS城」の物語も最終章を迎えると発表。多くのファンが一抹の不安を覚えつつ、固唾を飲んで見守る中、その時は訪れた。 ライブの終盤、「Prism」を歌いながら登場した彼女たちの姿に大きなどよめきが生まれた。その笑顔を遮るものはなかった。 #center(){&font(#ff69b4){「やっと逢えたね」}} #center(){&font(#008000){「二つの奇跡に おめでとう」}} その歌詞が全てを代弁した。7年越しの奇跡であった。 この公演を境に “Season 01”が終わりを迎え、新たに&bold(){“Season 02”}が始まることが発表された。これから単独ライブのみ仮面を外し、素顔をさらすことになる。 2017年9月17日には初の&bold(){ファンクラブイベント}が関内ホールにて開催された。ClariSの発掘者、冨田明宏氏と‘うさぎのKUMA’の熊谷氏を招き、トークを拡げた。数々の迷言を生むことにもなった。(後述) 2017年11月24日、25日、26日にシンガポールで開催された&bold(){「C3AFA Singapore 2017」}に出演。初の海外公演となった。このシンガポールの体験は彼女たちにとってよほど印象に残ったのだろうか。後のライブのコンセプトになったり、インタビューで語ったり、ファンクラブイベントでこの時の秘蔵映像が公開されたりしている。 2018年2月28日に発売された19thシングル&bold(){「PRIMALove」}は、実に3年ぶりにkzとタッグを組み、全曲彼の手による楽曲が収録された。ClariSとkzの十八番、ミディアムテンポのテクノポップである。[[PRIMALove]]とは‘primal’と‘love’の造語。&color(yellowgreen){エモい}。タイアップはアニメ&bold(){[[『BEATLESS』]]}。&font(l){これも若干万策が…。} 2018年3月29日、30日に『舞浜アンフィシアター』にて&bold(){『ClariS 3rd HALL CONCERT in 舞浜アンフィシアター ♪over the rainbow ~虹の彼方に~♬』}を開催した。2日間で3公演のハードな日程だった。「over the rainbow」ということでオズの魔法使いがベースとなった。特筆すべきは&bold(){全20曲中タイアップ曲は2曲のみ、残りは全てカップリング曲}という超変化球ライブであった。&font(l){一見さんが可哀そう。} 2018年のゴールデンウィークには&bold(){『ClariS 2nd Zepp Tour in 東名阪 〜Best of ClariS〜』}を開催した。『Best』の名の通り今度は全てタイアップ曲を歌う豪華仕様だった。kzもDJとして参加した。また、グッズのデザインはかなりの人気となり、グッズ戦争となった。特に&bold(){『リュックサック』}が万単位で取引され、プレミアアイテムである。 2018年8月15日に記念すべき20thシングルとなる&bold(){「CheerS」}が発売された。今までになかったClariSからの応援ソングである。応援しつつも「頑張れ」とは言わず、「君らしいペースで」と歌うのがこの曲のミソである。(CとSが大文字なのは言うまでもないだろう。)さらにMVはとうとう紗幕無しの本人直々に登場。(仮面はあり) タイアップアニメは&bold(){[[『はたらく細胞』]]}。血小板ちゃんでブームを引き起こした。 2018年10月20日、ClariS8周年を迎えたこの日に昭和女子大学人見記念講堂にて2回目のファンクラブイベントが開催された。 2018年11月21日に5thアルバム&bold(){「Fairy Party」}が発売された。[[ヒトリゴト]]から[[CheerS]]までと新曲10曲を加えた豪華アルバムである。その中の&bold(){「Overture」「Time Tunnel」}はインスト曲で、ライブの世界観を再現する気合の入りようである。また、何気に初めての試みとしてソロ曲が作られ、クララは&bold(){「Last Squall」}、カレンは&bold(){「陽だまり」}が収録された。リード曲はアルバムタイトルと同じ&bold(){『Fairy Party』}。アップテンポな曲調の裏にひやりと陰を含むミステリアスな曲である。同曲のMVには引き続きClariS本人が登場。二人以外はフルCG(&font(l){今度はまとも})でストーリー仕立てのメルヘンな物語が描かれる。完全限定盤にはイラストの描かれたアクリルスタンドが付属。これまた大きく、段ボールに包まれて一見CDとは思えない。 *関係者 #center(){&font(#800080){冨田明宏}} ClariSの発掘者。この人がいなかったらClariSは世に生まれなかった。ファンはこの人に足を向けて眠れない。主に『リスアニ!』でのインタビューなどを担当。ファンクラブイベントのMCも務めている。 #center(){&font(#008cff){kz}} ClariSが人気になった功労者であり、ヒットメーカー。付き合いは長く、ライブでの共演も多い。彼にとってクララとアリスは姪っ子、カレンは姪っ子の連れてきた友達だそう。女子力の高い歌詞、と彼女たちに評されている。 #center(){&font(#ff0000){渡辺翔}} 『コネクト』を作り上げた人。この曲以降、仕事が激増したそうだ。『コネクト』のみならず、アルバム曲、カップリング曲も多く手掛けている。 #center(){&font(#ffdc00){丸山真由子}} ClariSを裏から支える音楽家。女性らしい繊細な歌詞が特徴。タイアップは『Wake Up』『again』を担当。切ないバラードのカップリング曲が多い。 #center(){&font(#008000){高野音彦}} アリス卒業以前はイラストレーターが曲によって変わっていたが、新体制以降の多くは彼が務めている。淡い色合いを使い、繊細な画風が特徴。髪へのこだわりが強く、幾重にも色を重ねるらしい。『ひらひら ひらら』のMVではイラストの制作過程が描かれ、その精密さは反響を呼んだ。 #center(){&font(#808080){うさぎのKUMA}} 本名は熊谷拓明。ClariSと同じ札幌出身。シルク・ド・ソレイユのダンサーの経歴を持ち、その手の業界では有名な人。ほぼすべてのライブでのMCを務め、観客を盛り上げる欠かせない人物。実際、彼の不在であったライブはアンコールのコールが上手くまとまらなかった。彼女たちの曲の振り付けなども指導している。 *タイアップ 「irony」(『[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]』OP) 「コネクト」(『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』OP) 「Dreamin'」(ゲーム『[[AKIBA'S TRIP]]』テーマソング) 「nexus」(ゲーム『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない』ED) 「あなたにFIT」([[ねんどろいど]]テーマソング) 「ナイショの話」(『[[偽物語]]』ED) 「Wake Up」(『[[もやしもん リターンズ>もやしもん]]』OP) 「ルミナス」(『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語』主題歌) 「reunion」(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』OP) 「with you」(ゲーム『エクステトラ』テーマソング) 「カラフル」(『[[劇場版魔法少女まどか☆マギカ 【新編】叛逆の物語]]』主題歌) 「CLICK」「STEP」(『[[ニセコイ]]』OP) 「border」(『[[憑物語]]』ED) 「アネモネ」(『[[Classroom☆Crisis]]』ED) 「Prism」([[リトルツインシスターズ]]とのコラボ) 「Gravity」「clever」(『[[クオリディア・コード]]ED) 「again」(ゲーム『[[AKIBA’s BEAT]]』主題歌) 「ヒトリゴト」(『[[エロマンガ先生]]』OP) 「SHIORI」(『[[終物語]]』ED) 「PRIMALove」(『[[BEARLESS]]』ED) 「CheerS」(『[[はたらく細胞]]』ED) 目覚めた追記は走り出した 修正を描くため 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 顔出しNGとはいえ、ライブイベントは曲をかけてダンサーが踊るだけというのはさすがにどうかと…やんなきゃいいのに -- 名無しさん (2014-03-27 12:37:12) - 顔出しNGなのは学生生活に差し支えるからってことだよね? じゃあ、クラリスが学校を卒業すれば顔出しOKってこと? -- 名無しさん (2014-10-04 20:31:38) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/24(水) 02:01:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約30分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &font(#ff69b4){『クララ』}と&font(#0000ff){『アリス』}、二人の女の子によって結成されたユニット。2014年にアリスが卒業、新メンバー&font(#008000){『カレン』}を迎え、新体制となった。 デビュー時は&bold(){中学生2年生}であり、&color(#ff0000){顔出しNG}で活動する。その代わりに多くのイラストレーターによるイメージイラストを使う。2019年現在、&bold(){単独ライブのみでその素顔を見ることができる。} 元々はニコニコ動画にて『歌ってみた』動画を挙げていたが、その動画が音楽雑誌『リスアニ!』の眼に留まり、新人発掘プロジェクトとしてインディーズデビュー、後にメジャーデビューを果たす。 曲風は幅広く、&bold(){特定の色がないことが個性}ともいえる。十八番はミディアムテンポのテクノポップと低音ビート曲。 新体制以降はライブ活動も始め、ストーリー仕立てのミュージカル風なスタイルでお送りする。 代表曲は『コネクト』『カラフル』『ヒトリゴト』『CheerS』など。 *メンバー #center(){&font(#ff69b4){クララ}} ClariSの屋台骨、万古不易の4番バッター。イメージカラーは&font(#ff69b4){パステルピンク}(旧ピンク)。イメージアイテムは&bold(){月}と&bold(){うさぎ}。ウェーブのかかったロングヘアでおでこを出すスタイル。イラストではピンクがかかるときもある。素顔は佐々木望に似ている。 声域はかなり広く、低音高音どちらも担当。 &font(#ff69b4){天然でおっちょこちょい。}ライブ中にペンライトの電源をつけ忘れたり、ファンクラブイベントで「29日」を&bold(){「にじゅうここのか」}と間違える発言歴あり。朝に弱く、カレンが目覚まし代わり。雨女でライブの日には高確率で雨か雪を降らす。 コストコのティラミス(1.5kg)を一人で食べられるほどの&font(#ff69b4){甘党}。ライブで地方に行くときはその場所のスイーツを必ず確認して食べる食いしん坊。 リップクリームを集めることが好き。虫と爬虫類が苦手。 家族構成は不明。2017年に&bold(){成人}を迎えたことを公表している 元々アリスとは同じ音楽スクールに通っており、帰る方向が一緒だったのですぐ仲良くなった。『歌ってみた』はクララの提案だった。 カレンについては、同じ音楽スクールだったが最初はクラスが違い、同クラスになってから接点が増えたとのこと。アリス卒業後、練習に付き合ってくれたカレンをスカウトした。現在は親友とも家族とも違う&font(#ff69b4){特別な関係}だそう。 #center(){&font(#008000){カレン}} アリス卒業後加入したピンチヒッター。イメージカラーは&font(#008000){パステルグリーン}、イメージアイテムは&bold(){星}と&bold(){ネコ}。主に黒髪ロングヘア。イラストではグリーンがかかる。 広く伸びのある優しい歌声の持ち主。素顔はアイドル系の顔。 好奇心が強く天真爛漫。クララに対していたずらを繰り返す。運動神経は高く、ダンスはキレキレ。ファンクラブイベントでは器用な自身を&bold(){「カレンだから!」}と自負し、名言を生んで、不器用なクララをいじった。 &font(#008000){体を動かすことが基本的に好き}で、「ライブ前のルーティーンは?」や「日課は?」などの質問に対しては大体マッサージやストレッチなど運動関係が出てくる。絵も上手い。&font(#008000){高所恐怖症(本人曰く‘中高’所恐怖症)。} 弟がいることは判明している。しかし、クララとアリスとは対照的に年齢などの情報が一切なく、謎に包まれている。 &bold(){実は元々ClariSファン}。CDなどは集めていたそう。(好きな歌手のピンチを救い、自分が加入するというクララとアリスもびっくりのシンデレラストーリーである。よもや自分の友達がClariS本人だとは思いも寄らなかっただろう。) 加入初期は、クララに対して敬語であったという驚きのエピソードがある。(呼称もクララ&bold(){‘ちゃん’}だった。)だが、2016年のパシフィコ横浜コンサートでの打ち上げにて互いにClariSの未来について語り合った結果、自然と敬語は消えたとのこと。現在はいい意味で遠慮のなくなった&font(#008000){パートナー}である。 アリスについては、「今のClariSがあるのはアリスのおかげ」と発言している。さらにサインは彼女の意匠を受け継いでいるのが見られる。 #center(){&font(#0000ff){アリス}} ClariSの永久欠番。イメージカラーは&font(#0000ff){ブルー}。イメージアイテムは太陽。 そもそもClariSの名は&font(#ff69b4){「クララ(Clara)」}と&font(#0000ff){「アリス(Aris)」}を掛け合わせたもの。 明るく真のある声の持ち主。 はつらつとしており、歌声に自身が垣間見られる。将来の夢は安室奈美恵の様な歌って踊れるアーティスト。ディズニーランドで歌うのも夢だった。 特技はお菓子作りとスキー。 兄と弟がいることが判明している。クララとは同い年。 2014年に&bold(){‘勉学優先’}を理由に惜しまれつつ卒業した。 &font(#0000ff){勉学優先という曖昧さと別れの唐突さに納得できなかったファンも多く}、新生ClariSの初期には何度も復活を匂わせるような演出などがあった。 *歴史 元々はニコニコ動画でアニソンやボーカロイド関連の楽曲を『歌ってみた』としてアップ、&font(#ff69b4) {『アリス☆クララ』}名義で同人活動を行っていた。(当時中学2年生。)この時のアカウントは今も残っており、聞くことができる。しかし、めちゃくちゃ人気だったというわけではなく、彼女たちにとっては娯楽程度のものだった。 #center(){&font(#ff0000){が、少女たちは運命に出会う。}} 都内某所、アニメ音楽雑誌『リスアニ!』のプロジェクトを進めていた音楽評論家&font(#800080){『冨田明宏』}は仕事の資料をニコニコ動画で漁っていたとき、とある動画を見つけた。幼さを感じさせる歌唱力の中に、大人には作り出せないまっすぐなポテンシャルを抱える歌声を。&bold(){そう、『アリス☆クララ』の動画であった。}彼はクララとアリスにコンタクトを取り、新人発掘プロジェクトに大抜擢。 『リスアニ! Vol.01』の付録CD&bold(){『DROP』}でデビューを果たすことになった。この曲を作ったのは『Packaged』『Tell your world』など初音ミク全盛期の一角を担った&font(#ff0000)[[kz]]。冨田氏が彼に彼女たちの動画『ファインダー』(彼のオリジナル曲のカバー)を見せたことがきっかけの模様。(「歌ってみた」ら、本当に本人に曲を作ってもらえるというスーパーサクセスストーリー。)彼女たちの出身地札幌をモチーフに、遅く咲く桜に恋心を重ねる爽やかな一曲となっている。 この曲の評判は高く、&bold(){本が付録と言われたとか言われなかったとか・・・} そして続けて『リスアニ! Vol.02』にもkzによるオリジナル曲&bold(){『君の夢を見よう』}が付属。『DROP』とは一転、夏休みの寂しさを歌うバラードとなっている。 これで快進撃は止まらなかった。 2010年9月、『&font(#ff69b4){Cla}&font(#0000ff){riS}』としてメジャーデビュー。びっくりのシンデレラストーリーである。 デビュー時には、 『現役中学生ユニット』と紹介された。 『現在中学生ユニット』と紹介された。 大事なこと(ry &font(#ff0000){「学業優先」を理由に顔出しはNG。}プロフィールなどは一切不明の謎のユニットである。 栄えあるデビューシングルは&bold(){『[[irony]]』} 。 テレビアニメ&bold(){『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』}OPテーマである。主人公『高坂桐乃』は女子中学生。‘irony’の名の通り、素直になれない彼女の心を、同じ中学生のClariSが歌うという数奇なベストマッチを生んだ。 同アニメは前評判こそ散々であったが、いざはじまると人気に火が付き覇権アニメとなった。人気アニメのOP、さらには顔出しNGかつ現役女子中学生という彼女たちが注目を集めないわけはなかった。オリコン週間チャート最高7位、デイリーチャートでは最高4位を記録。 デビューシングルでこれは凄い(らしい)。ちなみにだが、同曲のMV、本人出演不可の制約の中での努力はわかるが、とてもシュールなものとなっている。サビでいきなり出てきた子役がダンスをし、とっつけ感がある。興味のある人は見てみよう。&font(l){教習所とかの再現ドラマ感ある。} シンデレラストーリーもここで御仕舞?そんな訳ない。 彼女たちはアニソン史に歴史を刻むことになる。 #center(){&font(#ff0000){「交わした約束忘れないよ、目を閉じ確かめる」}} 2ndシングル&bold(){『[[コネクト]]』} である。テレビアニメ&bold(){『魔法少女まどか☆マギカ』}OPテーマ。 今にも消えんばかりの張りつめた歌声が心を揺さぶる低音ビート曲。 だった。 3話までは。 3話終了後は一転、詐欺OPという理不尽な扱いを受ける。凄惨な世界観とまるであってなかったのだから当然だ。 しかし、10話までは。 10話にて明かされるメインキャラクター『暁美ほむら』の過去と決意。その強い思いと歌詞が見事にリンクしていたことが判明した。その演出とともに視聴者は唖然となった。 社会現象化となった同アニメとともにClariSもその名を世界中に知らしめた。 この一致は意図的ではなかった。作詞作曲の[[渡辺翔]]氏は、&bold(){「王道魔法少女もので」}とのリクエストを受け、アニメの内容は知らされずに作った。 アニメの内容を知らずに作ったのである。 つまり、全くの偶然の一致であった。凄い。 さらにこの一致に驚いたのは視聴者だけではなかった。なんとアニメ制作陣も予期していないものだった。奇才渡辺翔の力がここに垣間見られるだろう。(ちなみに本人は「セーラームーンを意識して作った」とインタビューに答えている。)また、アニメ側が[[コネクト]]に合わせて内容を変えたという都市伝説も生まれる程であった。 2011年を代表するアニソンとなり、名実ともにClariSを代表する曲である。 2011年9月14日には、サードシングル&bold(){『[[nexus]]』}が発売。 『irony』の系譜を受け継ぐテクノポップである。転調を繰り返すので非常に歌うのが難しいらしい。 再び『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とコラボレーション。‘ 小説’9巻の主題歌となる。非アニメにもかかわらずオリコン週間チャート最高5位、デイリーチャート最高2位。 相変わらずすごい。 さらに、9月発売の9巻には劇中にキャラクターとしてクララとアリスが登場。 登場したのはいいが、クララが主人公『高坂京介』に ラッキースケベを食らうという扱い。&font(l){JC相手に犯罪である。} 2011年8月10日に、ZONEのトリビュートアルバム『ZONEトリビュート〜君がくれたもの〜』に参加。&bold(){『[[true blue]]』}をカバー。前にも後にもトリビュートアルバムに参加するのはこれっきりである。 2012年1月には、「irony」のイラストを基に&bold(){『ねんどろいどぷち ClariSセット irony Ver.』}として発売された。実在の人物がフィギュアになるという稀有な事例。下から覗き込むのは罪悪感ある。&font(l){JC相手に犯罪(ry} 2012年2月1日に発売された4thシングル&bold(){[[『ナイショの話』]]}が発売。今までの曲とは変わって年相応の可愛らしいロックミュージック。タイアップはまたまた覇権アニメ&bold(){『偽物語』。}これまたヒットし、&bold(){オリコンデイリーランキング一位を獲得する快挙を達成!}快進撃は止まることを知らなかった ちなみにイメージイラストは袴姿。可愛い。 2012年4月11日には、初のアルバムとなる&bold(){『BIRTHDAY』}が発売された。クララとアリスが中学卒業を迎えるということで&bold(){“卒業”}がテーマの楽曲が多く収録。知らない人には中学生っぽい可愛いらしいイメージが先行していたが、このアルバムの最初、『サヨナラは言わない』のダークさにノックアウトされるファンが続出。90年代アイドルちっくな『恋磁石』、コネクトのアンサーソング『プロミス』、ClariS作詞の『zutto』などバラエティ豊かなアルバムへと仕上がっている。 この発売を記念して、コラボカフェもOPENした。 完全限定盤は『コネクト』イラストのねんどろいどぷちが付属。さらに今は珍し8cmCDも同梱。謎のセンスよ。 2012年8月15日には5thシングル&bold(){『Wake Up』}が発売された。アップテンポな王道ラブソングである。ここから&font(l){最強の称号}&bold(){『現役女子高生ユニット』}となった。JKは最強である。アニメタイアップは&bold(){『もやしもん リターンズ』}。オリコン初週トップテン入りを初めて逃した曲。それはそれで凄いが。 2012年10月10日には6thシングル&bold(){「ルミナス」}が発売された。映画&bold(){「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語 後編 永遠の物語」}の主題歌。ほむら→まどかの視点だった『コネクト』から一転、まどかからほむらに向けた曲となっている。これまたヒットをかました。 2013年4月17日には7thシングル&bold(){「reunion」}が発売された。またもや[[kz]]による名曲。アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の2期OPである。約束されたヒットである。 2013年5月31日から2ndアルバム&bold(){「SECOND STORY」}が発売。四季の巡りをそれぞれの季節をイメージした曲で再現するアルバム構成となっている。リード曲は&bold(){『with you』}。タイアップ曲と見まがう程の王道低音ビート曲となっている。さらに&bold(){『ハルラ』『グラスプ』}などもカップリング曲ながら人気が高い。 完全限定盤にはねんぷち・・・ではなくClariSの[[グラフィグ]]が付属した。 記念に札幌にてClariSの痛タクシーが運行し、コラボカフェも再びOPENした。 2013年10月30日には8thシングル&bold(){「カラフル」}が発売された。映画&bold(){「魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」}の主題歌である。作詞作曲の[[渡辺翔]]氏はまた映画の内容を知らされずに歌詞を書く無茶ぶりを頼まれ、見事これに応えた。またカップリング曲&bold(){『Surely』}はパチンコ化物語の大当たり時にかかる曲として採用された。隠れた名曲ではあるが、&font(l){未成年が歌う曲をパチンコに採用するのは色々どうなんだ。} 2014年1月5日にはClariS初イベントとなる ClariS presents &bold(){ 『2014 New Year's Festival 〜始まりの予感…』}が開催された。ライブではなくイベント。本人の登場なし。曲に合わせてダンサーがステージで踊る形式だった。が、最後の最後でClariSが紗幕越しで登場。『reunion』を生歌で披露した。顔出しは無く、拍子抜けしたファンもいたとかいなかったとか。この時のグッズはレアでプレミアがついている。めざましテレビの取材が入ったりした。 2014年1月29日には9thシングル&bold(){「CLICK」}が発売された。またもや[[kz]]によるアップテンポなラブソング。タイアップアニメ&bold(){『ニセコイ』}の登場人物を織り込んだ歌詞がエモい。 初めてのジャンプアニメ、やっぱり売れた。 2014年4月16日には10thシングル&bold(){「STEP」}が発売。『ニセコイ』後期OP。迷う心をひと押し、劇中人物の心を仮託する曲。&bold(){その歌詞の意味が別にあることをファンは知る由もなかった・・・} #center(){&font(#0000ff){「今を変えることは辛いこともあるけど たとえピースが揃っても この手で導かなきゃ」}} 2014年5月26日に、3rdアルバム&bold(){『PARTY TIME』}が発売。ライブで頻出となる&bold(){『眠り姫』}、 [[Wink]]を彷彿させる&bold(){『コイノミ』}などが収録。完全限定盤には『reunion』イラストのねんどろいどぷちが付属。ここまではいつもと変わらなかった。 しかし・・・このアルバムをもってアリスが卒業することが発表。 突然の出来事であった。 人気絶好調であった彼女たちのまさかの発表、これに多くのファンは驚き、嘆いた。あまりも唐突過ぎた。解散の危機、オワコンと揶揄され、クララはCHAGEと組めよww(当時ASKAが逮捕された)と言われる始末。稀代のシンデレラストーリーも終わりを見せていた。 だが、公式ホームページに残された&bold(){「ClariSの次なるステージ」}の言葉。そして「めざましテレビ」のインタビューにてクララが「解散ではないです」と断言。さらに、公式ファンクラブの更新は続いており…… 2014年8月8日に発売された[[リスアニ! Vol.18]]にて&bold(){‘新生ClariS’}が始動が発表。 そして #center(){&font(#008000){「太陽は背中を押すの はじまるこのメロディー」}} 来る2014年11月8日、[[リスアニ vol.19]]にて新曲&bold(){『Clear Sky』}新メンバー&font(#008000){‘カレン’}の加入が発表。太陽に背中を押され、新たな歴史の一ページを刻み始めたのである。 2015年1月7日には新生ClariS初のシングルとなる&bold(){「border」}が発売された。[[megrock]]による別れを詠うバンドソング。今までのMVは、顔出しNGの制約のためタイアップ作品のアニメを使った&font(l){やや手抜きな}ものであったが、同曲のMVから実写作品となり、力を入れていく。 2015年4月15日には初のベストアルバム&bold(){「ClariS 〜SINGLE BEST 1st〜」}が発売された。これを記念して特設サイトが開かれ、“ClariS検定”が実施された。この検定、かなりの難易度を誇り、リスアニや過去のインタビュー諸々を読み込んでいないと解けないガチなものであった。成績優秀者には特製の賞状が贈られた。(カレンが参加して間もないのにどうして今更ベストアルバムを出すのか?というツッコミは思いとどめよう。)&font(l){タイミングぇ} 因みに、この時期にClariSがOPを担当したアニメ『[[ニセコイ]]』の二期が始まったが、彼女たちの担当ではなかった。&font(l){早々でかいタイアップを逃している。} 2015年7月29日には12thシングル&bold(){「アネモネ」}が発売された。この時期からClariSの新たなキャッチコピーとして&bold(){「新感覚☆レトロフューチャーポップユニット」}がついた。&font(l){地味とか言ってはいけない。むしろ‘現役女子高生ユニット’が強すぎたのだ。}その&bold(){‘レトロフューチャー’}の名に恥じない昭和歌謡曲風の懐かしいメロディの曲となっている。 またタイアップ先のアニメ&bold(){[[Classroom☆Crisis]]}は脚本に[[冴えない彼女の育て方]]の[[丸戸史明]]、監督は[[ガンダムビルドファイターズ]]の[[長崎健司]]、キャラクターデザインに[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]の[[かんざきひろ]]を集めた期待作であった。が、まとまりのないストーリー、荒い設定構成などにより、ClariSのタイアップ作品としては珍しくヒット作とはならなかった。&font(l){CDも余り売れなかった} 初の本格的な実写MVには、人間に恋したアネモネの花、というストーリーが大型の飛び出す絵本にて展開された。また、謎の二人(+一人)の少女が出演。ClariS本人ではないのかと憶測が広まった。(真相は不明) 2015年7月31日には初のライブとなる&bold(){「ClariS 1st Live 〜扉の先へ〜」}がZepp Tokyoで開催された。お察しと思うが、ClariSは顔出しNGである。どうやってライブをするのかと注目が集まった。答えは予想の斜め上を行った。大胆にも顔をベールで隠して登場、さらにステージには紗幕を張って完全防備の二人であった。画像は調べて貰えばわかると思うが、実際かなりシュールである。&font(l){黒子ではない} ライブスタイルは「ClariS城」を舞台に、ファンシーでミュージカルちっくに展開される。お約束として、熊谷拓明氏が&bold(){「うさぎのKUMA」}としてMC(執事)で参加、観客を盛り上げる。 余談だが、この初ライブにキキララこと[[リトルツインシスターズ]]から何故か花束が届き、ファンは困惑することになった。これが次の布石だとは誰も知らず… 2015年11月25日には13thシングル&bold(){「Prism」}が発売。デビュー5周年を迎えたClariSと生誕40周年の&bold(){リトルツインスターズ}のダブルアニバーサリーコラボCDとなった。ポップなメロディにClariSとキキララの世界観、さらにクララとカレンの関係性までも閉じ込めた秀逸な歌詞の曲である。(のちにClariSにとって大きな意味を持つ曲となる。)シリアルナンバー入りの限定コラボ盤も発売。B5サイズぐらいの大型であった。 2016年3月2日には初のミニアルバム&bold(){「SPRING TRACKS -春のうた-」}を発売。&bold(){「さよならメモリーズ」「sakura」「明日、春が来たら」「赤いスイートピー」}をカバーした。この選曲、上から10年代、00年代、90年代、80年代と見事にばらけている。&font(l){おっさんホイホイ。}幅広いファン層の需要にしっかり応えている。オリジナル曲ひらひら ひららは、レトロフューチャー路線の和ソングであり、美麗なMVが反響を呼んだ。Youtubeにて公開されているため必見である。 2016年7月27日にはアニメ&bold(){「クオリディア・コード」}EDの14thシングル&bold(){「Gravity」}が発売された。所謂アニソンというものは、暑苦しい歌詞を暑苦しく歌うのが特徴(?)ではあるが、この曲は熱のこもった歌詞を逆に静かに、クールに歌い上げる爽やかな曲となっている。 しかし、肝心のタイアップアニメがやらかした。この「クオリディア・コード」、『[[デート・ア・ライブ]]』の[[橘公司]]、『[[変態王子と笑わない猫]]』の[[さがら総]]、『[[やはり俺の青春ラブコメは間違っている]]』の[[渡航]]という三人の有名ライトノベル作家の合作の作品で、注目を集めていた。しかし、アニメは万策が尽きた、つまり作画崩壊した。ここで察してください。 やらかしはこれだけでない。MVではクララとカレンのCGモデルが作られ、歌って踊るというものだったのだが・・・余りにも質の悪い出来であった。気になった人は確認して欲しい。髪や服の質感など全く再現できてない。ぶっちゃけひどい。 2016年9月14日に15thシングル&bold(){「clever」}が発売。ClariSとGARNiDELiAのコラボ楽曲である。作詞は[[コネクト]]を作り、ClariSとなじみの深い[[渡辺翔]]、作曲は[[GARNiDELiA]]の[[toku]]が担当。しかし、歌唱パートはClariSのみなのである。[[メイリア]]はコーラスだけという格差。&font(l){これをコラボと呼んでいいのか…どうしてこうなった。} 2016年9月17日、18日のは初のホールコンサート&bold(){「ClariS1st HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール 〜星に願いを… 月に祈りを…〜」}が開催された。この公演から紗幕とベールがオミット。代わりに仮面(&bold(){バタフライマスク})を装着して大胆に登場した。画像は各自参照して欲しいが、かなり顔が見えている。この公演は人魚姫の物語をベースに展開され、曲の合間に寸劇が挟まれストーリーが進むという後のClariSのライブスタイルを決定づけた。おまけにエクスカリバーよろしくClariS自ら剣を振るい、&bold(){“魔王ヒドラ”}と戦った。嘘ではない。予想の遥か斜め上を行ったライブであった。ちなみにこのライブ、グッズ戦争となり、これ限定のタペストリーはいまだ高額取引される。 2016年11月30日には16thシングル&bold(){「again」}が発売された。珍しくゲームタイアップ、&bold(){『[[AKIBA`s BEAT]]』}の主題歌である。カップリング曲に『コネクト』をクララとカレンで新録した&bold(){『コネクト -2017ver-』}が収録された。なお、このMVも例のCGであった。何も言うまい。 2017年1月25日にはカレン加入後初となる4thアルバム&bold(){「Fairy Castle」}が発売された。borderからagainまでのタイアップ7曲に新曲5つを収録。新生ClariSの集大成である。さらにボーナストラックとして&bold(){『ルミナス』『カラフル』}も‘2017ver’として収録された。&font(l){新曲が5つぽっちで物足りないため、客寄せパンダとしてであろう。}完全生産限定盤にはClariS歴代のイラストとタイアップアニメが描かれた&bold(){アニメグラフ}が付属。このアニメグラフ、&bold(){ポスターサイズ}のためかなり巨大。これがCDの特典のためファンは巨大な段ボールを抱えてレジから去ることになった。 2017年2月10日に初の武道館ライブとなる&bold(){「ClariS 1st 武道館コンサート 〜2つの仮面と失われた太陽〜」}を開催した。あまりにも意味深なタイトル。‘太陽’とはもちろん &color(blue){『彼女』}のことである。さらに今回のペンライトが青色に輝く。青色はもちろん・・・。 その時は訪れた。 ライブ終盤にてスペシャルゲストとしてkzが登場。始まりの曲『DROP』を響かせ・・・続けて1stシングルの『irony』。そのラストサビで・・・ #center(){&font(blue){「最後の一ページくらい 君には笑顔見せたい」}} スクリーンに映し出された大きな姿。どこか懐かしく、少し大人びた変化を感じさせる三人目の声。 アリスであった。 一夜、一曲限りの復活であった。 伝説のライブとなった。 このライブの模様は映像作品となり、ブルーレイ、DVDが2017年7月12日に発売している。君も伝説の目撃者となろう。 2017年4月26日に17thシングル&bold(){「ヒトリゴト」}を発売。色々話題を集めた覇権アニメ&bold(){[[エロマンガ先生]]}のOPである。アリス卒業以降、あまり日の目を見ることのなかった彼女たちであったが、このアニメとともに復活を果たし、新たな金字塔となった。スカ調のアップテンポな曲であり、歌声の進化も感じさせた。また、同曲のMVはまさかのまさか、&bold(){ClariS本人が出演。}紗幕越しに影絵の要領で歌って踊り、キレッキレのダンスを披露。大きな反響を集めた。&font(l){CG?いえ、知らない子ですね…?} 2017年5月27日、28日にさいたまスーパーアリーナにて開催された&bold(){「MUSIC THEATER 2017」}に参加した。今まで単独ライブでしか見せないその姿を現した。 また、 このフェスのシークレットゲスト西川貴教氏が“ClariS”を名乗り登場。笑いを誘った。イメージカラーは&color(orange){パステルオレンジ}。モチーフは&color(yellowgreen){風}。ClariSの事務所ランタイムもノリノリで勧誘した。 2017年9月1日には初の写真集&bold(){「illusion 〜ひかりに包まれて〜」}が発売した。イラスト集ではない。&bold(){‘写真集’}である。何言ってるかわからないと思うが事実である。とはいえ、残念ながら仮面は付けたまま、外している写真も加工でぼかしてあり見えない。ファン的にはどう評価していいのかわからない奴ランキングナンバーワン。 2017年9月13日に18thシングル&bold(){「SHIORI」}が発売された。[[君の知らない物語]]をイメージさせ、ストリングの響く王道エモエモソングであり、タイアップアニメ[[終物語]]を彩る。カップリング曲には&bold(){[[君の知らない物語]]、[[アイヲウタエ]]}をカバー、[[ナイショの話]]の‘2017ver’、[[border]]のremixが収録。アニメ[[物語シリーズ]]の集大成なシングルへと仕上がっている。 2017年9月16日に&bold(){「ClariS 2nd HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール 〜さよならの先へ...はじまりのメロディ〜」}が開催された。“さよならの先へ”という意味深なタイトルに加え、「ClariS城」の物語も最終章を迎えると発表。多くのファンが一抹の不安を覚えつつ、固唾を飲んで見守る中、その時は訪れた。 ライブの終盤、「Prism」を歌いながら登場した彼女たちの姿に大きなどよめきが生まれた。その笑顔を遮るものはなかった。 #center(){&font(#ff69b4){「やっと逢えたね」}} #center(){&font(#008000){「二つの奇跡に おめでとう」}} その歌詞が全てを代弁した。7年越しの奇跡であった。 この公演を境に “Season 01”が終わりを迎え、新たに&bold(){“Season 02”}が始まることが発表された。これから単独ライブのみ仮面を外し、素顔をさらすことになる。 2017年9月17日には初の&bold(){ファンクラブイベント}が関内ホールにて開催された。ClariSの発掘者、冨田明宏氏と‘うさぎのKUMA’の熊谷氏を招き、トークを拡げた。数々の迷言を生むことにもなった。(後述) 2017年11月24日、25日、26日にシンガポールで開催された&bold(){「C3AFA Singapore 2017」}に出演。初の海外公演となった。このシンガポールの体験は彼女たちにとってよほど印象に残ったのだろうか。後のライブのコンセプトになったり、インタビューで語ったり、ファンクラブイベントでこの時の秘蔵映像が公開されたりしている。 2018年2月28日に発売された19thシングル&bold(){「PRIMALove」}は、実に3年ぶりにkzとタッグを組み、全曲彼の手による楽曲が収録された。ClariSとkzの十八番、ミディアムテンポのテクノポップである。[[PRIMALove]]とは‘primal’と‘love’の造語。&color(yellowgreen){エモい}。タイアップはアニメ&bold(){[[『BEATLESS』]]}。&font(l){これも若干万策が…。} 2018年3月29日、30日に『舞浜アンフィシアター』にて&bold(){『ClariS 3rd HALL CONCERT in 舞浜アンフィシアター ♪over the rainbow ~虹の彼方に~♬』}を開催した。2日間で3公演のハードな日程だった。「over the rainbow」ということでオズの魔法使いがベースとなった。特筆すべきは&bold(){全20曲中タイアップ曲は2曲のみ、残りは全てカップリング曲}という超変化球ライブであった。&font(l){一見さんが可哀そう。} 2018年のゴールデンウィークには&bold(){『ClariS 2nd Zepp Tour in 東名阪 〜Best of ClariS〜』}を開催した。『Best』の名の通り今度は全てタイアップ曲を歌う豪華仕様だった。kzもDJとして参加した。また、グッズのデザインはかなりの人気となり、グッズ戦争となった。特に&bold(){『リュックサック』}が万単位で取引され、プレミアアイテムである。 2018年8月15日に記念すべき20thシングルとなる&bold(){「CheerS」}が発売された。今までになかったClariSからの応援ソングである。応援しつつも「頑張れ」とは言わず、「君らしいペースで」と歌うのがこの曲のミソである。(CとSが大文字なのは言うまでもないだろう。)さらにMVはとうとう紗幕無しの本人直々に登場。(仮面はあり) タイアップアニメは&bold(){[[『はたらく細胞』]]}。血小板ちゃんでブームを引き起こした。 2018年10月20日、ClariS8周年を迎えたこの日に昭和女子大学人見記念講堂にて2回目のファンクラブイベントが開催された。 2018年11月21日に5thアルバム&bold(){「Fairy Party」}が発売された。[[ヒトリゴト]]から[[CheerS]]までと新曲10曲を加えた豪華アルバムである。その中の&bold(){「Overture」「Time Tunnel」}はインスト曲で、ライブの世界観を再現する気合の入りようである。また、何気に初めての試みとしてソロ曲が作られ、クララは&bold(){「Last Squall」}、カレンは&bold(){「陽だまり」}が収録された。リード曲はアルバムタイトルと同じ&bold(){『Fairy Party』}。アップテンポな曲調の裏にひやりと陰を含むミステリアスな曲である。同曲のMVには引き続きClariS本人が登場。二人以外はフルCG(&font(l){今度はまとも})でストーリー仕立てのメルヘンな物語が描かれる。完全限定盤にはイラストの描かれたアクリルスタンドが付属。これまた大きく、段ボールに包まれて一見CDとは思えない。 *関係者 #center(){&font(#800080){冨田明宏}} ClariSの発掘者。この人がいなかったらClariSは世に生まれなかった。ファンはこの人に足を向けて眠れない。主に『リスアニ!』でのインタビューなどを担当。ファンクラブイベントのMCも務めている。 #center(){&font(#008cff){kz}} ClariSが人気になった功労者であり、ヒットメーカー。付き合いは長く、ライブでの共演も多い。彼にとってクララとアリスは姪っ子、カレンは姪っ子の連れてきた友達だそう。女子力の高い歌詞、と彼女たちに評されている。 #center(){&font(#ff0000){渡辺翔}} 『コネクト』を作り上げた人。この曲以降、仕事が激増したそうだ。『コネクト』のみならず、アルバム曲、カップリング曲も多く手掛けている。 #center(){&font(#ffdc00){丸山真由子}} ClariSを裏から支える音楽家。女性らしい繊細な歌詞が特徴。タイアップは『Wake Up』『again』を担当。切ないバラードのカップリング曲が多い。 #center(){&font(#008000){高野音彦}} アリス卒業以前はイラストレーターが曲によって変わっていたが、新体制以降の多くは彼が務めている。淡い色合いを使い、繊細な画風が特徴。髪へのこだわりが強く、幾重にも色を重ねるらしい。『ひらひら ひらら』のMVではイラストの制作過程が描かれ、その精密さは反響を呼んだ。 #center(){&font(#808080){うさぎのKUMA}} 本名は熊谷拓明。ClariSと同じ札幌出身。シルク・ド・ソレイユのダンサーの経歴を持ち、その手の業界では有名な人。ほぼすべてのライブでのMCを務め、観客を盛り上げる欠かせない人物。実際、彼の不在であったライブはアンコールのコールが上手くまとまらなかった。彼女たちの曲の振り付けなども指導している。 *タイアップ 「irony」(『[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]』OP) 「コネクト」(『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』OP) 「Dreamin'」(ゲーム『[[AKIBA'S TRIP]]』テーマソング) 「nexus」(ゲーム『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない』ED) 「あなたにFIT」([[ねんどろいど]]テーマソング) 「ナイショの話」(『[[偽物語]]』ED) 「Wake Up」(『[[もやしもん リターンズ>もやしもん]]』OP) 「ルミナス」(『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語』主題歌) 「reunion」(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』OP) 「with you」(ゲーム『エクステトラ』テーマソング) 「カラフル」(『[[劇場版魔法少女まどか☆マギカ 【新編】叛逆の物語]]』主題歌) 「CLICK」「STEP」(『[[ニセコイ]]』OP) 「border」(『[[憑物語]]』ED) 「アネモネ」(『[[Classroom☆Crisis]]』ED) 「Prism」([[リトルツインシスターズ]]とのコラボ) 「Gravity」「clever」(『[[クオリディア・コード]]ED) 「again」(ゲーム『[[AKIBA’s BEAT]]』主題歌) 「ヒトリゴト」(『[[エロマンガ先生]]』OP) 「SHIORI」(『[[終物語]]』ED) 「PRIMALove」(『[[BEARLESS]]』ED) 「CheerS」(『[[はたらく細胞]]』ED) 目覚めた追記は走り出した 修正を描くため 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 顔出しNGとはいえ、ライブイベントは曲をかけてダンサーが踊るだけというのはさすがにどうかと…やんなきゃいいのに -- 名無しさん (2014-03-27 12:37:12) - 顔出しNGなのは学生生活に差し支えるからってことだよね? じゃあ、クラリスが学校を卒業すれば顔出しOKってこと? -- 名無しさん (2014-10-04 20:31:38) #comment #areaedit(end) }

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