アイアン・スカイ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/28(土) 23:42:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 1969年7月20日アポロ11号月面に着陸。アームストロング船長、月面に人類最初の足跡を残した。 しかし、彼らより20年以上前に月に到着していた者たちがいた… &font(#ff0000){こいつらである} &font(#ff0000){卍[概要]卍} } 「アイアン・スカイ」は2012年のフィンランド・ドイツ・オーストリアの合作映画。 日本での公開は&font(#ff0000){2012年9月28日} &font(#ff0000){「月にナチスの秘密基地がある」}というゴシップ記事でも書きそうにないネタをバカ真面目に映像化した作品であるが、何とあの&font(#ff0000){ベルリン国際映画祭にも出品した}というすごい作品でもある。 ちなみに、製作費の8億円のうち&font(#ff0000){1億円は企画に賛同したファンの募金で賄われた。} 劇中では「[[ヒトラー 最期の12日間]]」や「ヘルシング」などの洋の東西を問わないパロディが詰め込まれている。 #center(){&font(#ff0000){卍[STORY]卍}} 2018年、大統領の選挙キャンペーンと[[月>月(天体)]]に存在するヘリウム3の資源調査に来た[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の宇宙飛行士たちはそこで驚異の光景を目撃することになる。 なんとそこには元気にヘリウム3を採掘するナチス第3帝国の兵士達が! そう、&font(#ff0000){ナチスは月の裏側に秘密基地を築き、月を占領していたのである!} ――第二次世界大戦の終結間際の1945年、ナチスの一部エリートたちは円盤型宇宙船に乗り地球を脱出。月面に人類最初の一歩を記し、そこに一大秘密基地を建設した。 そして半世紀以上もの間、独自の軍事技術を発展させ虎視眈々と[[地球]]侵略作戦を計画していたのだった。 アメリカの宇宙飛行士たちを連合軍の月侵攻の先兵と考えた彼等は満を持して地球侵略作戦を開始する! #center(){&font(#ff0000){■[登場人物]■}} #center(){&font(#ff0000){卍ナチス第4帝国卍}} 半世紀も前に月の裏側に秘密基地を築き、第4帝国を気付いたナチスの残党。&font(#ff0000){南米に逃げた最後の大隊指揮官殿もビックリである。} 想像絶する航宙技術を持ち宇宙戦闘に関しては連合軍よりも一日の長がある。 ただし、地球との技術交流が一切なかったためか&font(#ff0000){軍事技術以外は第二次世界大戦当時のレベルである。}パソコンもなければテレビもない。 ちなみに、宇宙船はアナログで飛ばしているというトンデモ集団である。 &font(#ff0000){「地球の6分の1の重力しかない月の住人なのになんで地球でふつうに行動できるの」} という無粋な突っ込みをされた方はもれなく月のSS本部への招待券がプレゼントされます(実際、秘密基地内部の重力は地球と変わらない描写が多数ある)。 卍レナーテ・リヒター 本作の(事実上の)主人公にして、第4帝国で学校の教師をしている女性で階級は伍長。 純粋な人物で、上層部が第三帝国の所業を隠蔽していたこともあってか、ナチスを「人類救済の使命を背負った愛の使者」と固く信じている。 クラウスの婚約者でもある。だが、月にやってきた黒人ジェームズに次第に惹かれていき…。 クラウスと共に先遣隊として地球に潜入するが、成り行きから2人一緒にアメリカ大統領の選挙キャンペーンをナチス式で手伝うことになった。 演説好きで実際に得意でもあるため、選挙キャンペーンで多大な効果を上げている。 それから数か月後、ジェームズと再会して恨み言を言われつつもナチスへの理解を深めてもらおうと、2人で映画館に行き「独裁者」を鑑賞。 しかし、彼女が月で観た「独裁者」は第四帝国に都合がいいように編集された物。 映画館の物は当然オリジナル版であり、第四帝国版ではカットされた部分を通じてナチスの真実を目撃してしまう。 卍クラウス・アドラー ナチス第4帝国上級情報宣伝指揮官。次期総統候補。 とてつもない野心家であり、密かにコルツライシュに対するクーデターを企んでいる。 地球侵攻作戦の切り札である最終兵器を起動させるために必要な「スマートフォン」を入手しに先遣部隊指揮官として地球に潜入するが…。 ちなみに中の人は「ヒトラー最後の12日間」でヒトラーの副官をしていた。よくよくナチスに縁のある人である。 卍コルツフライシュ 現ナチス第4帝国総統。 高齢のせいか良く咳をする。ヒトラーが偉大過ぎるせいか誰からも「ハイル・コルツライシュ」と言ってもらえない、かわいそうな最高権力者。 #center(){&font(#0000ff){●アメリカと愉快な連合国たち●}} ●ジェームズ・ワシントン ナチスの捕虜になったアメリカの宇宙飛行士。 ちなみに黒人であるため、第四帝国の面々からは驚きを以て迎え入れられた。 &font(#ff0000){「優性人種政策を執るナチの捕虜になった黒人」} もはやこの時点で彼の過酷な運命が予想できてしまう。 案の定、劇中で最もひどい目にあってしまう人。 しかしナチスの真の姿を知ったレナーテと相互理解・和解を果し、地球侵略作戦を止めるべく2人で最終兵器に立ち向かう。 ●サラ・ペイリン大統領 選挙戦を数週間後に控えている現職大統領。 黒人を月に送り込んだのも選挙戦のためである。 ナチの進行に対して &font(#ff0000){「これで支持率上昇間違いなし!」} と考えノリノリで第3次世界大戦を始めてしまう。 どこかの女性大統領候補に似ている。 全てが終わった後、余計なことを口走ってしまい…。 なお、名前は劇中には出ておらず、&bold(){小説版で新規に設定された}。 ●ヴィヴィアン・ワグナー 大統領の選挙キャンペーンスタッフ 月からやってきたクラウス達を利用してナチス流選挙キャンペーンを展開する。 &font(#ff0000){劇中で総統閣下ネタを披露する。} ちなみに「ワグナー」とは「ワーグナー」の[[英語]]における正しい発音でもある。 ●ヴィヴィアン・タイラー船長 USSジョージ・W・ブッシュの船長。 &font(#ff0000){レザースーツに羽飾り}というどっから突っ込んでいいかわからない素敵な船長さん。戦闘狂。 #center(){&font(#ff0000){卍[重要用語・兵器]卍}} 卍円盤型宇宙戦闘機「ワルキューレ」 ナチスの宇宙、惑星内戦闘両用の万能戦闘機 名前の通り円盤型で、ブースターなしで大気圏離脱・突入が可能なナチス脅威の科学技術の結晶である。武装は上部に装備した旋回機銃で。これで[[F-22>F-22(戦闘機)]]を撃墜している。 卍飛行船型宇宙円盤母艦「ジークフリート」 円盤型戦闘機の母艦。見た目は巨大飛行船の形をしており、&font(#ff0000){南米の吸血鬼戦闘大隊といい、ナチスは飛行船が大好きなようである。} 飛行船の気球にあたる部分に200機の戦闘機を搭載し、地球に侵攻する。 卍超巨大宇宙要塞「神々の黄昏」 ナチス脅威の技術力を注ぎこんだ最終兵器。 大きさは月の大型クレーター1個分くらい。主砲は月の4分の1を木っ端微塵にするほどの威力がある。 その強大な戦闘システムを支えるのはなんと&font(#ff0000){宇宙飛行士から奪った1台のスマートフォンである。} 最初の起動実験はスマホのバッテリー切れで失敗。そのため、先遣隊の任務にスマホ調達が含まれることとなった。 ●USSジョージ・W・ブッシュ アメリカが極秘に完成させた宇宙探査船…の偽装をした巨大宇宙戦艦。レールキャノンや多数の[[ミサイル]]兵器に加え新型核ミサイル2ダースを搭載している。 宇宙空間を平和のために利用する宇宙条約は何だったのか…。 ●連合国宇宙艦隊 連合国が極秘に完成させていた宇宙戦艦。ISS国際宇宙ステーションが分離・変形したものや人工衛星に偽装していた物など様々。 #center(){本日の標語} #center(){&font(#0000ff){「国際条約、みんなで破れば怖くない」}} #center(){&font(#ff0000){だが、フィンランドだけは馬鹿真面目に非武装だった。}} ■ヘリウム3 本作の重要キーワード、月に実在する核融合のエネルギー源。地球の電力を数千年間維持できるだけの量が眠っているらしい。これのおかげでナチスは月に第4帝国を築くことが出来た。 #center(){&font(#ff0000){追記・修正は月面に鍵十字の旗を立ててからお願いします。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最高のバカ映画。ラストも最悪でもう素敵すぎてスタッフに全力で有難うと言いたい。 -- 名無しさん (2013-09-07 20:34:59) - 上映中に館内で度々大爆笑が起こってたなあww -- 名無しさん (2013-09-07 22:51:56) - 期待しないで観に行ったら年内最高クラスの大当たりだった -- 名無しさん (2013-09-07 23:02:31) - なんだかんだでいい話だったなぁ -- 名無しさん (2013-09-07 23:13:03) - 映画史に残るバカ映画だと思う。誇張抜きで -- 名無しさん (2013-12-24 20:10:37) - 総統閣下ネタで爆笑した。素晴らしいB級映画。あと某北の国がネタ扱いされてるシーンもあったなw -- 名無しさん (2013-12-24 20:52:39) - 最後のEDでお次は火星からナチスが来るのかと思ってしまったw -- 名無しさん (2014-08-02 14:33:13) - 荒唐無稽なストーリー、著名映画のパロディ、申し訳程度の説教要素に無理矢理ハッピーエンド。B級映画に求められる要素全て持った傑作B級映画 -- 名無しさん (2014-08-02 14:50:42) - 白人にされた上で浮浪者にされたりワシントンが劇中で受けた被害はマジで酷いが、それでもめげないのはカッコいいしレナーテが可愛いからまあトントンかなって思った。 -- 名無しさん (2015-05-09 23:19:37) - 怪作であり快作でもある -- 名無しさん (2015-05-10 10:00:03) - 「将軍様が作った」の降りで、凄い黒い笑いが館内に溢れたのが、最近の我が国を象徴してて印象に残った -- 名無しさん (2015-11-11 00:40:23) - 絶対「やりたかった」だけで、「ヒトラー 最期の12日間」のパロディを入れてるあたり最高 -- 名無しさん (2015-12-23 18:30:59) - 深刻な悩みを抱えた人に、胸を張って勧められるバカ映画 -- 名無しさん (2017-02-01 22:09:33) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/28(土) 23:42:12 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 1969年7月20日アポロ11号月面に着陸。アームストロング船長、月面に人類最初の足跡を残した。 しかし、彼らより20年以上前に月に到着していた者たちがいた… &font(#ff0000){こいつらである} &font(#ff0000){卍[概要]卍} } 「アイアン・スカイ」は2012年のフィンランド・ドイツ・オーストリアの合作映画。 日本での公開は&font(#ff0000){2012年9月28日} &font(#ff0000){「月にナチスの秘密基地がある」}というゴシップ記事でも書きそうにないネタをバカ真面目に映像化した作品であるが、何とあの&font(#ff0000){ベルリン国際映画祭にも出品した}というすごい作品でもある。 ちなみに、製作費の8億円のうち&font(#ff0000){1億円は企画に賛同したファンの募金で賄われた。} 劇中では「[[ヒトラー 最期の12日間]]」や「ヘルシング」などの洋の東西を問わないパロディが詰め込まれている。 #center(){&font(#ff0000){卍[STORY]卍}} 2018年、大統領の選挙キャンペーンと[[月>月(天体)]]に存在するヘリウム3の資源調査に来た[[アメリカ>アメリカ合衆国]]の宇宙飛行士たちはそこで驚異の光景を目撃することになる。 なんとそこには元気にヘリウム3を採掘するナチス第3帝国の兵士達が! そう、&font(#ff0000){ナチスは月の裏側に秘密基地を築き、月を占領していたのである!} ――第二次世界大戦の終結間際の1945年、ナチスの一部エリートたちは円盤型宇宙船に乗り地球を脱出。月面に人類最初の一歩を記し、そこに一大秘密基地を建設した。 そして半世紀以上もの間、独自の軍事技術を発展させ虎視眈々と[[地球]]侵略作戦を計画していたのだった。 アメリカの宇宙飛行士たちを連合軍の月侵攻の先兵と考えた彼等は満を持して地球侵略作戦を開始する! #center(){&font(#ff0000){■[登場人物]■}} #center(){&font(#ff0000){卍ナチス第4帝国卍}} 半世紀も前に月の裏側に秘密基地を築き、第4帝国を気付いたナチスの残党。&font(#ff0000){南米に逃げた最後の大隊指揮官殿もビックリである。} 想像絶する航宙技術を持ち宇宙戦闘に関しては連合軍よりも一日の長がある。 ただし、地球との技術交流が一切なかったためか&font(#ff0000){軍事技術以外は第二次世界大戦当時のレベルである。}パソコンもなければテレビもない。 ちなみに、宇宙船はアナログで飛ばしているというトンデモ集団である。 &font(#ff0000){「地球の6分の1の重力しかない月の住人なのになんで地球でふつうに行動できるの」} という無粋な突っ込みをされた方はもれなく月のSS本部への招待券がプレゼントされます(実際、秘密基地内部の重力は地球と変わらない描写が多数ある)。 卍レナーテ・リヒター 本作の(事実上の)主人公にして、第4帝国で学校の教師をしている女性で階級は伍長。 純粋な人物で、上層部が第三帝国の所業を隠蔽していたこともあってか、ナチスを「人類救済の使命を背負った愛の使者」と固く信じている。 クラウスの婚約者でもある。だが、月にやってきた黒人ジェームズに次第に惹かれていき…。 クラウスと共に先遣隊として地球に潜入するが、成り行きから2人一緒にアメリカ大統領の選挙キャンペーンをナチス式で手伝うことになった。 演説好きで実際に得意でもあるため、選挙キャンペーンで多大な効果を上げている。 それから数か月後、ジェームズと再会して恨み言を言われつつもナチスへの理解を深めてもらおうと、2人で映画館に行き「独裁者」を鑑賞。 しかし、彼女が月で観た「独裁者」は第四帝国に都合がいいように編集された物。 映画館の物は当然オリジナル版であり、第四帝国版ではカットされた部分を通じてナチスの真実を目撃してしまう。 卍クラウス・アドラー ナチス第4帝国上級情報宣伝指揮官。次期総統候補。 とてつもない野心家であり、密かにコルツライシュに対するクーデターを企んでいる。 地球侵攻作戦の切り札である最終兵器を起動させるために必要な「スマートフォン」を入手しに先遣部隊指揮官として地球に潜入するが…。 ちなみに中の人は「ヒトラー最後の12日間」でヒトラーの副官をしていた。よくよくナチスに縁のある人である。 卍コルツフライシュ 現ナチス第4帝国総統。 高齢のせいか良く咳をする。ヒトラーが偉大過ぎるせいか誰からも「ハイル・コルツライシュ」と言ってもらえない、かわいそうな最高権力者。 #center(){&font(#0000ff){●アメリカと愉快な連合国たち●}} ●ジェームズ・ワシントン ナチスの捕虜になったアメリカの宇宙飛行士。 ちなみに黒人であるため、第四帝国の面々からは驚きを以て迎え入れられた。 &font(#ff0000){「優性人種政策を執るナチの捕虜になった黒人」} もはやこの時点で彼の過酷な運命が予想できてしまう。 案の定、劇中で最もひどい目にあってしまう人。 しかしナチスの真の姿を知ったレナーテと相互理解・和解を果し、地球侵略作戦を止めるべく2人で最終兵器に立ち向かう。 ●サラ・ペイリン大統領 選挙戦を数週間後に控えている現職大統領。 黒人を月に送り込んだのも選挙戦のためである。 ナチの進行に対して &font(#ff0000){「これで支持率上昇間違いなし!」} と考えノリノリで第3次世界大戦を始めてしまう。 どこかの女性大統領候補に似ている。 全てが終わった後、余計なことを口走ってしまい…。 なお、名前は劇中には出ておらず、&bold(){小説版で新規に設定された}。 ●ヴィヴィアン・ワグナー 大統領の選挙キャンペーンスタッフ 月からやってきたクラウス達を利用してナチス流選挙キャンペーンを展開する。 &font(#ff0000){劇中で総統閣下ネタを披露する。} ちなみに「ワグナー」とは「ワーグナー」の[[英語]]における正しい発音でもある。 ●ヴィヴィアン・タイラー船長 USSジョージ・W・ブッシュの船長。 &font(#ff0000){レザースーツに羽飾り}というどっから突っ込んでいいかわからない素敵な船長さん。戦闘狂。 #center(){&font(#ff0000){卍[重要用語・兵器]卍}} 卍円盤型宇宙戦闘機「ワルキューレ」 ナチスの宇宙、惑星内戦闘両用の万能戦闘機 名前の通り円盤型で、ブースターなしで大気圏離脱・突入が可能なナチス脅威の科学技術の結晶である。武装は上部に装備した旋回機銃で。これで[[F-22>F-22(戦闘機)]]を撃墜している。 卍飛行船型宇宙円盤母艦「ジークフリート」 円盤型戦闘機の母艦。見た目は巨大飛行船の形をしており、&font(#ff0000){南米の吸血鬼戦闘大隊といい、ナチスは飛行船が大好きなようである。} 飛行船の気球にあたる部分に200機の戦闘機を搭載し、地球に侵攻する。 卍超巨大宇宙要塞「神々の黄昏」 ナチス脅威の技術力を注ぎこんだ最終兵器。 大きさは月の大型クレーター1個分くらい。主砲は月の4分の1を木っ端微塵にするほどの威力がある。 その強大な戦闘システムを支えるのはなんと&font(#ff0000){宇宙飛行士から奪った1台のスマートフォンである。} 最初の起動実験はスマホのバッテリー切れで失敗。そのため、先遣隊の任務にスマホ調達が含まれることとなった。 ●USSジョージ・W・ブッシュ アメリカが極秘に完成させた宇宙探査船…の偽装をした巨大宇宙戦艦。レールキャノンや多数の[[ミサイル]]兵器に加え新型核ミサイル2ダースを搭載している。 宇宙空間を平和のために利用する宇宙条約は何だったのか…。 ●連合国宇宙艦隊 連合国が極秘に完成させていた宇宙戦艦。ISS国際宇宙ステーションが分離・変形したものや人工衛星に偽装していた物など様々。 #center(){本日の標語} #center(){&font(#0000ff){「国際条約、みんなで破れば怖くない」}} #center(){&font(#ff0000){だが、フィンランドだけは馬鹿真面目に非武装だった。}} ■ヘリウム3 本作の重要キーワード、月に実在する核融合のエネルギー源。地球の電力を数千年間維持できるだけの量が眠っているらしい。これのおかげでナチスは月に第4帝国を築くことが出来た。 #center(){&font(#ff0000){追記・修正は月面に鍵十字の旗を立ててからお願いします。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最高のバカ映画。ラストも最悪でもう素敵すぎてスタッフに全力で有難うと言いたい。 -- 名無しさん (2013-09-07 20:34:59) - 上映中に館内で度々大爆笑が起こってたなあww -- 名無しさん (2013-09-07 22:51:56) - 期待しないで観に行ったら年内最高クラスの大当たりだった -- 名無しさん (2013-09-07 23:02:31) - なんだかんだでいい話だったなぁ -- 名無しさん (2013-09-07 23:13:03) - 映画史に残るバカ映画だと思う。誇張抜きで -- 名無しさん (2013-12-24 20:10:37) - 総統閣下ネタで爆笑した。素晴らしいB級映画。あと某北の国がネタ扱いされてるシーンもあったなw -- 名無しさん (2013-12-24 20:52:39) - 最後のEDでお次は火星からナチスが来るのかと思ってしまったw -- 名無しさん (2014-08-02 14:33:13) - 荒唐無稽なストーリー、著名映画のパロディ、申し訳程度の説教要素に無理矢理ハッピーエンド。B級映画に求められる要素全て持った傑作B級映画 -- 名無しさん (2014-08-02 14:50:42) - 白人にされた上で浮浪者にされたりワシントンが劇中で受けた被害はマジで酷いが、それでもめげないのはカッコいいしレナーテが可愛いからまあトントンかなって思った。 -- 名無しさん (2015-05-09 23:19:37) - 怪作であり快作でもある -- 名無しさん (2015-05-10 10:00:03) - 「将軍様が作った」の降りで、凄い黒い笑いが館内に溢れたのが、最近の我が国を象徴してて印象に残った -- 名無しさん (2015-11-11 00:40:23) - 絶対「やりたかった」だけで、「ヒトラー 最期の12日間」のパロディを入れてるあたり最高 -- 名無しさん (2015-12-23 18:30:59) - 深刻な悩みを抱えた人に、胸を張って勧められるバカ映画 -- 名無しさん (2017-02-01 22:09:33) #comment #areaedit(end) }

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