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Em(遊戯王) - (2018/03/31 (土) 11:17:15) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2015/05/16 17:14:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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“&ruby(エンタメイジ){Em}”とは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]で登場したカテゴリーの一つ。
魔法使い族で統一され、全てのモンスターが効果ダメージに関係した効果をもつ。
クラッシュ・オブ・リベリオンにて初登場した。
***【概要】
アニメ[[遊戯王ARC-V]]に登場する留学生・[[デニス・マックフィールド]]が使用するカテゴリー。
LDS所属のエクシーズ使いが操る彼らしい、ランク4を主軸に置いたテーマである。
ちなみにシンクロ次元編からはペンデュラムモンスターを導入している。
[[榊遊矢]]の父、遊勝に影響を受けたデニスらしい派手な見た目も特徴の一つ。
名前も&ruby(エンタメイト){EM}と同じく「エンターテイメント」+「メイジ(魔術師)」からだろう。
「サーカス団」イメージの[[EM>EM(遊戯王OCG)]]と比べ、「奇術師」イメージのカードが多い。
全体的に明るくショーアップされた彼らしいテーマであろう。
…[[ゲニス>ベクター(遊戯王ZEXAL)]]トカ [[トリックスター>紫雲院素良]]ノ イメージデ 「マジシャン テーマ」? HAHAHA! …ソンナワケ…
と、アニメでの解説はこの辺りにしつつ、OCGでの解説に移る。
テーマとしては「バーンからのモンスター展開」というけっこうシンプルなもの。
自分から効果ダメージを受け、それをトリガーにモンスターを召喚し、ランク4エクシーズを狙うテーマとなっている。
バーンの数値はけっこう地味ではあるが、展開力が非常に高くビートダウン性能も中々なので、
積み重なると互いにばかにならない数値のダメージになりやすい。
動かしかたもシンプルで取っ付きやすいカードが揃い踏みであり、初級者向けのカードとして薦めやすいテーマである。
更にはトラピーズ・マジシャン含むEmは非常に低いレアリティで統一されており、
[[イグナイト>イグナイト(遊戯王OCG)]]と並ぶ、クラッシュ・オブ・リベリオンから集めて組みやすいテーマであるだろう。
そんな扱いやすいデッキだからか、[[登場して一瞬で、様々なテーマを取り込みつつ環境で結果を残した>征竜(遊戯王OCG)]]。
『クラウン・ブレード』という、[[ヒロイック>ヒロイック(遊戯王OCG)]]からサウザンド・ブレードやハルベルトを出張させて、超高速でランク4をぞろぞろ立てるデッキが大流行している。
クラウン・ブレードを使いやすそうなテーマと言えば、墓地を肥やしやすい[[ライロ>ライトロード(遊戯王OCG)]]やランク4を投げやすい[[光天使>光天使(遊戯王OCG)]]などが候補だろうか。
わりと何でもできるギミックかつ、クラウン・ブレードのギミック自体は必要枚数が少ないので手軽に出張可能だったりする。
当初はこのクラウンブレードが主軸だったが、ヒグルミ登場後は[[エンタメイト>EM(遊戯王OCG)]]や[[魔術師>魔術師(遊戯王OCG)]] などと組んだペンデュラム寄りのデッキが流行している。
やることは結局ランク4エクシーズだが。
弱点は、わりと積極的に墓地利用するカテゴリーなので、除外や墓地封じや特殊召喚封じ辺りだろう。
ぶっちゃけるとテーマがシンプル過ぎで弱点らしい弱点がコレぐらいしかない。
[[セルフバーンでの自滅は注意点ではあるが>DD(遊戯王OCG)]]、わりとバーンに対しての抜け道が多い上に、
大概回しきったらランク4連打で即死させられるのでそんな困らない場面も多い。
あえて言うなら、できるだけ相手のターンに回させず短期決着を心掛けるイメージで回そう。
…9期テーマ、こんなんばっかりである。
**【Emカード】
>Em ダメージ・ジャグラー
>レベル4/光属性/魔法使い族/1500/1000
効果ダメージを与えるカードに対してのヴェーラー+幽鬼うさぎ効果の第一の効果。
戦闘ダメージを一撃だけ無効にするクリボーのような第二の効果。
更に、墓地から除外して「Em」をサーチする第三の効果を持つ。
だいたいこの手の墓地発動サーチは墓地に落ちたターンには使えないものも多いのだが、このカードはそんな制限一切ない。しかも手札誘発で自主的に墓地に送ることもできる。地味ながらもこの時点でテーマの優秀さが見えて来る。
Emの防御カード兼サーチの一枚として中々優秀なカードであり、
特に理由が無いならEmデッキの中核として複数枚採用を見込めるだろう。
&font(red,b){高すぎる汎用性故に2016年1月から禁止カードとなった}
>Em トリック・クラウン
>レベル4/光属性/魔法使い族/1600/1200
コイツとハットトリッカーこそEmが出張要員扱いされてる理由の一つであり、「Em」の屋台骨。
効果は墓地に送られた場合、1000ダメージを受けて墓地のEmを攻守0で蘇生する便利な効果。
「場合」の効果なので、エクシーズ素材やシンクロ素材として送られても効果が発動するという安定性を誇る。
墓地に行った時蘇生やリクルートを行うカード自体は以前にもちらほらいたが、こいつがおかしいのは&font(red,b){どこから墓地に送られても蘇生出来る}ということと、&font(red,b){自己再生も可能である}ということ。
その上、レベルは4。異常な突出をしているランク4エクシーズの素材にもなれるという。…なんだこれ。
もっともアニメじゃ効果ダメ無しで回数制限も無しとブッ壊れだったので''これでも弱体化してる''んだが。
サウザンド・ブレードを噛ませることで、実質1000ダメージでレベル4が2枚並ぶため、
ヒロイックを噛ませ[[ルーラー>No.16 色の支配者ショック・ルーラー]]や[[プトレ>星守の騎士 プトレマイオス]][[ノヴァインフィニティ>サイバー・ドラゴン・ノヴァ/サイバー・ドラゴン・インフィニティ(遊戯王OCG)]]への布石にも使える。
>Em ハットトリッカー
>レベル4/光属性/魔法使い族/1100/1100
フィールドにモンスターが2枚以上という緩い条件で特殊召喚ができるカードであり、
更にバーンダメージをカウンターに換え、条件を満たせば3倍界王拳してくる黒羽根竜みたいなカードである。
特殊召喚効果の条件をもう一度言おう。&font(red,b){フィールド上に}モンスターが2枚以上だ。
つまり&font(red,b){相手と自分両方数えて良い}ため召喚条件が恐ろしく緩い1枚。
それどころか自己特殊召喚に&font(red,b){回数制限もない}ため手札にある限り一気に召喚できる。ORUに使ったジャグラーを落としてサーチしてから即座に出すことも余裕。
クラウン以上にデッキを選ばないカードなので、ランク4軸がメインなら忍ばせて良い1枚だろう。
第二・第三の効果は中々面白いカードだが、活用するには専用構築が必要になるだろう。
とは言え、Em単体のデッキなら使えなくはないか。
>Em フレイム・イーター
>レベル4/光属性/魔法使い族/1200/1600
効果ダメージを受けた場面、手札からこのカードを特殊召喚でき、ダメージを0にできる。
更にこのカードが召喚・特殊召喚に成功した場合500ダメージを与えるカード。
第一の効果で特殊召喚したターンEm以外出せない制約もあり、ぶっちゃけハットトリッカーで良い感が非常に強い1枚。
効果自体は優秀なカードであるため、悪くない、悪くはないカードなんだが。
純Emなら1~2枚入らなくはない、か。
>Em スティルツ・シューター
>レベル6/地属性/魔法使い族/2200/0
フィールドにモンスターが居ない場合、手札から特殊召喚できるカード。
更に、墓地にこのカード以外のEmが居たら、バーンに併せて除外する事で2000ダメージのバーンを与える。
召喚条件が「相手もモンスターが居ない場合」と異常に厳しく、更にレベルが合っていない。
使うとしたら第二の効果がメインになるが、手札事故の恐怖と闘いながらと言うリスクが付きまとう。
バーン値自体はとんでもない数値なので、使いたいなら専用構築が必須になるだろう。
>Em ヒグルミ
>レベル4/炎属性/魔法使い族/1000/1000
>Pスケール5/5
フィールドのこのカードが破壊された場合、同名以外のEmモンスターを手札、デッキから特殊召喚できる。
なんと&font(#ff0000,b){1ターンの縛りが存在しない}ので、いくらでも呼んでこれる。
ペンデュラムゾーンで破壊された場合も発動できるため、ラスターPやペンデュラムマジシャンと組むことでアド差がひどいことになる。
それを利用したデッキが後述の【EMEm】である。
&font(red,b){1ターンで大幅なアドバンテージを稼ぎ出す凶悪性故に2016年1月から禁止カードとなった}
ちなみに登場からわずか&font(red,b){167日}。
たった2日ではあるがあの[[バーナー、ライトニング>征竜(遊戯王OCG)]]をも抜き去り、歴代最速記録を塗り替えてしまった。
>Em ミラー・コンダクター
>レベル4/光属性/魔法使い族/600/1400
>Pスケール3/3
スケール効果は相手フィールドの表表示モンスターの攻守を低い方同じにする。
ゴンちゃん相手に初使用した。この超重武者殺し、けしからん!
モンスター効果は攻守を入れ替えて、自分は500ダメージを受ける。
相手ターンでも使用できる、生ける「右手に盾を左手に剣を」である。
ダメージを受けるので、HCサウザンドブレードなんかの展開補助も逝ける。
まさに、悪の召喚法。
>Em トラピーズ・マジシャン
>ランク4/光属性/魔法使い族/2500/2000
>魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードが存在する限り攻撃力以下の効果ダメージと戦闘ダメージを受けない効果。
自分か相手のメインフェイズに1度、このカード以外のカードに連打効果とバトル終了時の自壊を与える効果。
更に、破壊されたらEmをリクルする効果を持つ。
Emの切り札にして高い能力を持つ一枚。
第一の効果でバーンのリスクを軽減しつつ展開していける。
第二の効果はフィニッシャーにも相手モンスターの除去にも使えるため、汎用性が高い効果である。
除去としてはやや不安定なのはご愛嬌ではあるが。
第三の効果も決して悪くない為、このカードが除去された後でも後続も続きやすいだろう。
総じて「Em」の特性を把握した上で、足りない弱点をカバーしたナイスなエクシーズである。
ちなみに「トラピーズ」とは「空中ブランコ」のこと。
イラストだとややわかりにくいが、ステッキと、ステッキの端から伸びる光のロープとで空中ブランコになる。
アニメではブランコで勢いをつけたドロップキックで攻撃していた。&font(l){いつものマジシャン(物理)}
**未OCGカード
>Em ファイヤー・ダンサー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール6/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
>①:このカードが戦闘で破壊された場合、このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
>その守備力を攻撃力が超えた分だけ、相手に戦闘ダメージを与える。
相手モンスターに貫通ダメージを与える。
>Em ウォーター・ダンサー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール2/水属性/魔法使い族/攻1200/守1400
>①:このカードが戦闘で破壊された場合、このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターを守備表示にする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターを守備表示にする。
>相手モンスターを守備表示に変更
>Em ボールライダー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール3/地属性/魔法使い族/攻1000/守1800
>①:特殊召喚された相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
>このカードを墓地から特殊召喚する。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分のエクストラデッキからPモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
>直接攻撃に墓地から特殊召喚できる。
>Em ボーナス・ディーラー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星2/Pスケール3/地属性/魔法使い族/攻1000/守100
>①:1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体をエクストラデッキに戻し、
>自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターの攻撃力はエンドフェイズまで1000アップする。
>【ペンデュラム効果】
>①:手札から「Em」モンスターまたは「EM」モンスターを
>1度に3体以上P召喚した場合に発動できる。
>自分はデッキから2枚ドローする。
手札のEmやEMを3体以上P召喚した時にカードを&font(red,b){2枚ドロー}。
>Em オーバーレイ・ジャグラー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星3/Pスケール6/地属性/魔法使い族/攻1200/守600
>①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードをその対象のXモンスターの下に重ねてX素材とする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターを自分フィールドのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
>この効果は相手ターンでも発動できる。
自分のXモンスターを自分の他のXモンスターのORUにする。
相手ターンも使用可能。
>Emウィンド・サッカー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星5/Pスケール4/風属性/魔法使い族/攻2100/守0
>①:相手フィールドにモンスターが存在し、
>自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
>②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
>このカードのレベルを1つ下げる。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ下げる。
>Em カップ・トリッカー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星5/Pスケール1/光属性/魔法使い族/攻1200/守1400
>①:このカードが手札に存在する場合、フィールドのXモンスター1体のX素材を1つ取り除き、
>そのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力を600ダウンする。
>②:X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
>自分フィールドのXモンスター1体のX素材1つを対象として発動できる。
>そのX素材を自分フィールドの別のXモンスター1体の下に重ねてX素材とする。
>【ペンデュラム効果】
>①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードを対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
場のORUを消費して手札から特殊召喚できるいわばクリボルトの亜種。
更に対象のXモンスターの攻撃力を600下げるおまけ付き。
そしてORUとなったこのカードが墓地へ送られた場合、
場のORUを別のXモンスターへ移し替える効果も持つ。
>Em マジック・タクティシャン
>ペンデュラム・効果モンスター
>星1/Pスケール5/闇属性/魔法使い族/攻0/守0
>①:自分フィールドのモンスター1体が魔法・罠・モンスターの効果の対象になった場合、
>手札のこのカードと自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、
>それ以外の自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>その対象をそのモンスターに移し替える。
>【ペンデュラム効果】
>①:自分の魔法&罠ゾーンのカードが魔法・罠・モンスターの効果の対象になった場合、
>自分のPゾーンのカードを全て破壊して発動できる。
>その効果を無効にする。
自分のモンスターへの効果対象を別の自分のモンスターへ強制変更する。
但し手札の自身と自分の場のモンスター1体がコストとして必要で、
更に変更対象も自分の場限定なので自分のモンスターが最低でも3体必要。
>Em 影絵師シャドー・メイカー
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク5/闇属性/魔法使い族/攻2600/守1000
>レベル5モンスター×3
>①:このカードが効果の対象になった場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
>自分のエクストラデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」1体を特殊召喚する。
効果対象になった時にORUを使うことで同名モンスターを
エクストラデッキから特殊召喚する、
いわば青き眼の乙女+ゴヨウ・ディフェンダーと言ったところ。
黒咲戦では、トラピーズ・マジシャンやカップ・トリッカーとのコンボにより、
場にトラピとシャドー3体が並び内2体がトラピにより連撃可能になったので、
攻撃力の合計が&font(red,b){15500}(2500+(2600*5))と大台になった。
>マジカル・ペンデュラム・ボックス
>通常魔法
カードを[[2枚ドロー>強欲な壺(遊戯王)]]し、それがPモンスター以外なら墓地へ送る。
**Emサポート
>バリア・バブル
>永続魔法
EMまたはEmの戦闘・効果破壊耐性と、戦闘ダメージをカバーするカード。
特に悪くはないカードではあるが、戦闘に特化したEM向けの感はあるか。
破壊耐性付与は有り難いので、奈落対策とかにはなってくれる。
>トリック・ボックス
>通常罠
戦闘・効果でEmが破壊された場合、相手のモンスターをエンドフェイズまで奪い取り、
更に墓地に存在するEmを相手フィールドに特殊召喚できる。
文字どおりのトリッキーなカード。
変則的な強制転移であり、奇襲性はあるが…ぶっちゃけ使いにくい。
【出張例】
-Em+[[アロマ>アロマ(遊戯王OCG)]]
とにかくライフが相手より上回ることが必要なテーマなので、汎用性の高いバーン防御として役に立つ。
アロマはライフ回復に長けているため、相手とのライフ差が開いた後半なら、セルフバーンにも気兼ねなく頼れる。
-Em+[[DD>DD(遊戯王OCG)]]
こちらも効果ダメージを防御する目的で採用される。
-Em+[[ライロ>ライトロード(遊戯王)]]
クラウンとジャグラーが自然とデッキから落っこちるので効果が使いやすい。
主力の大部分がレベル4かつ勝手にウォルフやフェリスが召喚されるのでランク4がいとも容易く並べられる。
-Em+魔装
下級はドラゴディウス&ドラゴノックスの効果対象となっているため無理がない。
エクストラデッキが使えない状況や破壊耐性持ち相手ではイーサルウェポンの生贄要員にもなれる。
追記・修正お願いします
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#include(テンプレ3)
さて、そんな混合デッキの中でも一段抜けた強さを誇るこのデッキを紹介しよう。
-Em+EM
我らが主人公榊遊矢が使う[[エンタメイト>EM(遊戯王OCG)]]と融合次元のスパイデニスが使うエンタメイジが究極の&s(){コン}フュージョン。
エンタメイト単体では脳筋Pデッキだったのが、ランク4デッキであるエンタメイジと組むことでとんでもない展開力をゲットした。
メイジのヒグルミは破壊すると他のメイジをリクルートできるがメイジ単体では破壊する手段が少ない。
メイトのペンマジは一度に2枚もメイトをサーチできるが、そのためには場のカードを破壊する必要が有る。
……お分かりだろうか、この二枚のコンビネーションが。
ヒグルミはPモンスターであり、Pゾーン・モンスターゾーンどちらで破壊されても効果が発動する。
そして、破壊されたヒグルミはエクストラデッキへ行き、ペンデュラム召喚で呼び戻せる。
・ヒグルミをPゾーンに置く→ラスターP等で破壊→ヒグルミ効果でリクルート&BR()→改めてPスケールをセッティング→エクストラからヒグルミをペンデュラム召喚→ペンマジ等で破壊してまた効果発動
#center(){&font(#ff0000,b){お分かりいただけただろうか。}}
ヒグルミを破壊するのは揺れる眼差しやラスターPで手軽に行え、手札にペンデュラムマジシャンや2枚目のヒグルミを簡単に確保可能。
この流れでヒグルミを2枚破壊すれば&u(){EMを2枚サーチ+Em2体リクルート}と[[まるで意味がわからんぞ!]]
さらにはヒグルミのリクルート効果で呼べるのはジャグラーやクラウン。エクシーズ素材にして墓地に送ればさらにアドバンテージを稼げる。なぁにこれぇ。
エンタメイトにはペンデュラムマジシャンにモンキーボード、両者をまとめてサーチ対応のドクロバット、エンタメイジには墓地除外で手軽にサーチできるダメージジャグラーと、サーチ力はかなり高い。
つまりペンマジでヒグルミを2枚破壊する布陣をしくのはそんな難しくない。
しかもよりにもよってメイジが得意とするのは&font(red,b){ランク4エクシーズ}。
そう、他のランクよりも異常に選択肢対応力が多いあのランクである。
そんなところに大量のサーチ力とリクルート力とペンデュラムによる大展開力を与えてしまったのだからさあ大変。
ショックルーラーとフレシア(=場にレベル4を5体)を並べた上でなお手札が余る、といえばそのヤバさを理解してもらえるだろうか。
スキドレや虚無魔人ダークロウなどの有名なメタすら先出しできなければ通用しない。
大体が後攻1ターン目ですら手遅れ。どうしろと。
マジで勝負はガチガチ。本気レボリューション。
2015年夏以降、ストラクで大幅強化された[[帝デッキ>帝モンスター(遊戯王OCG)]]と共にじわじわ環境で勢力を伸ばす。
秋の環境では[[帝デッキ>帝モンスター(遊戯王OCG)]]をほとんど追放、&font(#ff0000){環境は一色で染め上げられた}。
比喩でも何でもなく、他の入賞デッキは本当に申し訳程度に[[彼岸(遊戯王OCG)]]がいるくらいであり、
とある大規模非公認ではなんと&font(#ff0000){出場者の100%(つまり全員)がこのデッキを使用する}など、本当に比喩でもなんでもなしに一強状態であった。
[[ネクロス>影霊衣(遊戯王OCG)]]?[[HERO>M・HERO ダーク・ロウ]]? あいつらはもう消した。
挙げ句の果てに本家wikiにはこんな文が書かれる始末。
>&font(#ff0000){【EMEm】メタを自然に行えるのが【EMEm】だけ}であると言うのも大きく、大会の上位入賞デッキを【EMEm】が独占していることも珍しくないのが現状である。
>&font(#ff0000){ミラーマッチ以外であればほぼ確実に勝利できる}ため、サイドデッキは他のデッキを対策するよりも、ミラーマッチを制する事を重視して組まれるようになっている。
>それら(メタカード)を自然に投入できるデッキを組もうとするとなると【EMEm】同士のミラーマッチとなってしまう。
[[征竜>征竜(遊戯王OCG)]]ですら[[魔導>魔導書の神判]]がいたのでここまでは書かれなかったというのに……
当時の環境のほうが2種類だっただけマシじゃねという声すらあがる。&s(){感覚麻痺しすぎであろう}。
融合次元のスパイはランサーズの絆(元々なかったが)だけでなく現実の環境まで破壊して行ってしまった。
あまりの酷さに、特別ルールとしてEMとEmのカードを使用禁止にする大会までちらほらと出る始末。
片方ずつなら結構強いデッキでしかなかったというのに、本当どうしてこうなった……
なお、上述の通り2016/1/01の改訂によってヒグルミ、ジャグラーの2体が禁止化されたことによりEMとEmを併用する意義が無くなってしまい、2016年の幕開けとともに【EMEm】は自然消滅した。
[[相方>EM(遊戯王OCG)]]の方はどうなったかと言うと、EMEmの陰の立役者がいる[[別のテーマ>竜剣士(遊戯王OCG)]]と組んで相変わらず環境トップを爆走。
EM一色とまでは行かないが、依然としてその数はかなり多い。%%この裏切り者ォ!%%
しかし4月からはEM側も主力カードが規制。ペンデュラム関係のカードも厳しく制限され、あちらも環境から消えていった。
%%お楽しみはここまでだ!%%
追記・修正はエンタメしながらおねがいします
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-03-03 23:53:48)
- ヒグルミが禁止なのでP召喚ができない…コナミは早くスケール5以上のファイアーダンサーとかをOCG化すべきだと思う -- 名無しさん (2016-06-13 20:01:52)
- 主力が2枚とも禁止だから非常に辛いなあ...ヒグルミもem単体ならそこまで強くないんだが -- 名無しさん (2016-10-19 00:35:40)
- 未OCG化のカードには面白そうなのが多いけど、ボーナスディーラーは悪用されかねないから弱体化させられそう -- 名無しさん (2017-09-26 20:30:25)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}:2015/05/16 17:14:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます
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“&ruby(エンタメイジ){Em}”とは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]で登場したカテゴリーの一つ。
魔法使い族で統一され、全てのモンスターが効果ダメージに関係した効果をもつ。
クラッシュ・オブ・リベリオンにて初登場した。
***【概要】
アニメ[[遊戯王ARC-V]]に登場する留学生・[[デニス・マックフィールド]]が使用するカテゴリー。
LDS所属のエクシーズ使いが操る彼らしい、ランク4を主軸に置いたテーマである。
ちなみにシンクロ次元編からはペンデュラムモンスターを導入している。
[[榊遊矢]]の父、遊勝に影響を受けたデニスらしい派手な見た目も特徴の一つ。
名前も&ruby(エンタメイト){EM}と同じく「エンターテイメント」+「メイジ(魔術師)」からだろう。
「サーカス団」イメージの[[EM>EM(遊戯王OCG)]]と比べ、「奇術師」イメージのカードが多い。
全体的に明るくショーアップされた彼らしいテーマであろう。
…[[ゲニス>ベクター(遊戯王ZEXAL)]]トカ [[トリックスター>紫雲院素良]]ノ イメージデ 「マジシャン テーマ」? HAHAHA! …ソンナワケ…
と、アニメでの解説はこの辺りにしつつ、OCGでの解説に移る。
テーマとしては「バーンからのモンスター展開」というけっこうシンプルなもの。
自分から効果ダメージを受け、それをトリガーにモンスターを召喚し、ランク4エクシーズを狙うテーマとなっている。
バーンの数値はけっこう地味ではあるが、展開力が非常に高くビートダウン性能も中々なので、
積み重なると互いにばかにならない数値のダメージになりやすい。
動かしかたもシンプルで取っ付きやすいカードが揃い踏みであり、初級者向けのカードとして薦めやすいテーマである。
更にはトラピーズ・マジシャン含むEmは非常に低いレアリティで統一されており、
[[イグナイト>イグナイト(遊戯王OCG)]]と並ぶ、クラッシュ・オブ・リベリオンから集めて組みやすいテーマであるだろう。
そんな扱いやすいデッキだからか、[[登場して一瞬で、様々なテーマを取り込みつつ環境で結果を残した>征竜(遊戯王OCG)]]。
『クラウン・ブレード』という、[[ヒロイック>ヒロイック(遊戯王OCG)]]からサウザンド・ブレードやハルベルトを出張させて、超高速でランク4をぞろぞろ立てるデッキが大流行している。
クラウン・ブレードを使いやすそうなテーマと言えば、墓地を肥やしやすい[[ライロ>ライトロード(遊戯王OCG)]]やランク4を投げやすい[[光天使>光天使(遊戯王OCG)]]などが候補だろうか。
わりと何でもできるギミックかつ、クラウン・ブレードのギミック自体は必要枚数が少ないので手軽に出張可能だったりする。
当初はこのクラウンブレードが主軸だったが、ヒグルミ登場後は[[エンタメイト>EM(遊戯王OCG)]]や[[魔術師>魔術師(遊戯王OCG)]] などと組んだペンデュラム寄りのデッキが流行している。
やることは結局ランク4エクシーズだが。
弱点は、わりと積極的に墓地利用するカテゴリーなので、除外や墓地封じや特殊召喚封じ辺りだろう。
ぶっちゃけるとテーマがシンプル過ぎで弱点らしい弱点がコレぐらいしかない。
[[セルフバーンでの自滅は注意点ではあるが>DD(遊戯王OCG)]]、わりとバーンに対しての抜け道が多い上に、
大概回しきったらランク4連打で即死させられるのでそんな困らない場面も多い。
あえて言うなら、できるだけ相手のターンに回させず短期決着を心掛けるイメージで回そう。
…9期テーマ、こんなんばっかりである。
**【Emカード】
>Em ダメージ・ジャグラー
>レベル4/光属性/魔法使い族/1500/1000
効果ダメージを与えるカードに対してのヴェーラー+幽鬼うさぎ効果の第一の効果。
戦闘ダメージを一撃だけ無効にするクリボーのような第二の効果。
更に、墓地から除外して「Em」をサーチする第三の効果を持つ。
だいたいこの手の墓地発動サーチは墓地に落ちたターンには使えないものも多いのだが、このカードはそんな制限一切ない。しかも手札誘発で自主的に墓地に送ることもできる。地味ながらもこの時点でテーマの優秀さが見えて来る。
Emの防御カード兼サーチの一枚として中々優秀なカードであり、
特に理由が無いならEmデッキの中核として複数枚採用を見込めるだろう。
&font(red,b){高すぎる汎用性故に2016年1月から禁止カードとなった}
>Em トリック・クラウン
>レベル4/光属性/魔法使い族/1600/1200
コイツとハットトリッカーこそEmが出張要員扱いされてる理由の一つであり、「Em」の屋台骨。
効果は墓地に送られた場合、1000ダメージを受けて墓地のEmを攻守0で蘇生する便利な効果。
「場合」の効果なので、エクシーズ素材やシンクロ素材として送られても効果が発動するという安定性を誇る。
墓地に行った時蘇生やリクルートを行うカード自体は以前にもちらほらいたが、こいつがおかしいのは&font(red,b){どこから墓地に送られても蘇生出来る}ということと、&font(red,b){自己再生も可能である}ということ。
その上、レベルは4。異常な突出をしているランク4エクシーズの素材にもなれるという。…なんだこれ。
もっともアニメじゃ効果ダメ無しで回数制限も無しとブッ壊れだったので''これでも弱体化してる''んだが。
サウザンド・ブレードを噛ませることで、実質1000ダメージでレベル4が2枚並ぶため、
ヒロイックを噛ませ[[ルーラー>No.16 色の支配者ショック・ルーラー]]や[[プトレ>星守の騎士 プトレマイオス]][[ノヴァインフィニティ>サイバー・ドラゴン・ノヴァ/サイバー・ドラゴン・インフィニティ(遊戯王OCG)]]への布石にも使える。
>Em ハットトリッカー
>レベル4/光属性/魔法使い族/1100/1100
フィールドにモンスターが2枚以上という緩い条件で特殊召喚ができるカードであり、
更にバーンダメージをカウンターに換え、条件を満たせば3倍界王拳してくる黒羽根竜みたいなカードである。
特殊召喚効果の条件をもう一度言おう。&font(red,b){フィールド上に}モンスターが2枚以上だ。
つまり&font(red,b){相手と自分両方数えて良い}ため召喚条件が恐ろしく緩い1枚。
それどころか自己特殊召喚に&font(red,b){回数制限もない}ため手札にある限り一気に召喚できる。ORUに使ったジャグラーを落としてサーチしてから即座に出すことも余裕。
クラウン以上にデッキを選ばないカードなので、ランク4軸がメインなら忍ばせて良い1枚だろう。
第二・第三の効果は中々面白いカードだが、活用するには専用構築が必要になるだろう。
とは言え、Em単体のデッキなら使えなくはないか。
>Em フレイム・イーター
>レベル4/光属性/魔法使い族/1200/1600
効果ダメージを受けた場面、手札からこのカードを特殊召喚でき、ダメージを0にできる。
更にこのカードが召喚・特殊召喚に成功した場合500ダメージを与えるカード。
第一の効果で特殊召喚したターンEm以外出せない制約もあり、ぶっちゃけハットトリッカーで良い感が非常に強い1枚。
効果自体は優秀なカードであるため、悪くない、悪くはないカードなんだが。
純Emなら1~2枚入らなくはない、か。
>Em スティルツ・シューター
>レベル6/地属性/魔法使い族/2200/0
フィールドにモンスターが居ない場合、手札から特殊召喚できるカード。
更に、墓地にこのカード以外のEmが居たら、バーンに併せて除外する事で2000ダメージのバーンを与える。
召喚条件が「相手もモンスターが居ない場合」と異常に厳しく、更にレベルが合っていない。
使うとしたら第二の効果がメインになるが、手札事故の恐怖と闘いながらと言うリスクが付きまとう。
バーン値自体はとんでもない数値なので、使いたいなら専用構築が必須になるだろう。
>Em ヒグルミ
>レベル4/炎属性/魔法使い族/1000/1000
>Pスケール5/5
フィールドのこのカードが破壊された場合、同名以外のEmモンスターを手札、デッキから特殊召喚できる。
なんと&font(#ff0000,b){1ターンの縛りが存在しない}ので、いくらでも呼んでこれる。
ペンデュラムゾーンで破壊された場合も発動できるため、ラスターPやペンデュラムマジシャンと組むことでアド差がひどいことになる。
それを利用したデッキが後述の【EMEm】である。
&font(red,b){1ターンで大幅なアドバンテージを稼ぎ出す凶悪性故に2016年1月から禁止カードとなった}
ちなみに登場からわずか&font(red,b){167日}。
たった2日ではあるがあの[[バーナー、ライトニング>征竜(遊戯王OCG)]]をも抜き去り、歴代最速記録を塗り替えてしまった。
>Em ミラー・コンダクター
>レベル4/光属性/魔法使い族/600/1400
>Pスケール3/3
スケール効果は相手フィールドの表表示モンスターの攻守を低い方同じにする。
ゴンちゃん相手に初使用した。この超重武者殺し、けしからん!
モンスター効果は攻守を入れ替えて、自分は500ダメージを受ける。
相手ターンでも使用できる、生ける「右手に盾を左手に剣を」である。
ダメージを受けるので、HCサウザンドブレードなんかの展開補助も逝ける。
まさに、悪の召喚法。
>Em トラピーズ・マジシャン
>ランク4/光属性/魔法使い族/2500/2000
>魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードが存在する限り攻撃力以下の効果ダメージと戦闘ダメージを受けない効果。
自分か相手のメインフェイズに1度、このカード以外のカードに連打効果とバトル終了時の自壊を与える効果。
更に、破壊されたらEmをリクルする効果を持つ。
Emの切り札にして高い能力を持つ一枚。
第一の効果でバーンのリスクを軽減しつつ展開していける。
第二の効果はフィニッシャーにも相手モンスターの除去にも使えるため、汎用性が高い効果である。
除去としてはやや不安定なのはご愛嬌ではあるが。
第三の効果も決して悪くない為、このカードが除去された後でも後続も続きやすいだろう。
総じて「Em」の特性を把握した上で、足りない弱点をカバーしたナイスなエクシーズである。
ちなみに「トラピーズ」とは「空中ブランコ」のこと。
イラストだとややわかりにくいが、ステッキと、ステッキの端から伸びる光のロープとで空中ブランコになる。
アニメではブランコで勢いをつけたドロップキックで攻撃していた。&font(l){いつものマジシャン(物理)}
**未OCGカード
>Em ファイヤー・ダンサー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール6/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
>①:このカードが戦闘で破壊された場合、このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
>その守備力を攻撃力が超えた分だけ、相手に戦闘ダメージを与える。
相手モンスターに貫通ダメージを与える。
>Em ウォーター・ダンサー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール2/水属性/魔法使い族/攻1200/守1400
>①:このカードが戦闘で破壊された場合、このカードを破壊したその相手モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターを守備表示にする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
>その相手モンスターを守備表示にする。
>相手モンスターを守備表示に変更
>Em ボールライダー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星4/Pスケール3/地属性/魔法使い族/攻1000/守1800
>①:特殊召喚された相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
>このカードを墓地から特殊召喚する。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分のエクストラデッキからPモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
>直接攻撃に墓地から特殊召喚できる。
>Em ボーナス・ディーラー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星2/Pスケール3/地属性/魔法使い族/攻1000/守100
>①:1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体をエクストラデッキに戻し、
>自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターの攻撃力はエンドフェイズまで1000アップする。
>【ペンデュラム効果】
>①:手札から「Em」モンスターまたは「EM」モンスターを
>1度に3体以上P召喚した場合に発動できる。
>自分はデッキから2枚ドローする。
手札のEmやEMを3体以上P召喚した時にカードを&font(red,b){2枚ドロー}。
>Em オーバーレイ・ジャグラー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星3/Pスケール6/地属性/魔法使い族/攻1200/守600
>①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードをその対象のXモンスターの下に重ねてX素材とする。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターを自分フィールドのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
>この効果は相手ターンでも発動できる。
自分のXモンスターを自分の他のXモンスターのORUにする。
相手ターンも使用可能。
>Emウィンド・サッカー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星5/Pスケール4/風属性/魔法使い族/攻2100/守0
>①:相手フィールドにモンスターが存在し、
>自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
>②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
>このカードのレベルを1つ下げる。
>【ペンデュラム効果】
>①:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>そのモンスターのレベルをターン終了時まで1つ下げる。
>Em カップ・トリッカー
>ペンデュラム・効果モンスター
>星5/Pスケール1/光属性/魔法使い族/攻1200/守1400
>①:このカードが手札に存在する場合、フィールドのXモンスター1体のX素材を1つ取り除き、
>そのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力を600ダウンする。
>②:X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
>自分フィールドのXモンスター1体のX素材1つを対象として発動できる。
>そのX素材を自分フィールドの別のXモンスター1体の下に重ねてX素材とする。
>【ペンデュラム効果】
>①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
>このカードを対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。
場のORUを消費して手札から特殊召喚できるいわばクリボルトの亜種。
更に対象のXモンスターの攻撃力を600下げるおまけ付き。
そしてORUとなったこのカードが墓地へ送られた場合、
場のORUを別のXモンスターへ移し替える効果も持つ。
>Em マジック・タクティシャン
>ペンデュラム・効果モンスター
>星1/Pスケール5/闇属性/魔法使い族/攻0/守0
>①:自分フィールドのモンスター1体が魔法・罠・モンスターの効果の対象になった場合、
>手札のこのカードと自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、
>それ以外の自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
>その対象をそのモンスターに移し替える。
>【ペンデュラム効果】
>①:自分の魔法&罠ゾーンのカードが魔法・罠・モンスターの効果の対象になった場合、
>自分のPゾーンのカードを全て破壊して発動できる。
>その効果を無効にする。
自分のモンスターへの効果対象を別の自分のモンスターへ強制変更する。
但し手札の自身と自分の場のモンスター1体がコストとして必要で、
更に変更対象も自分の場限定なので自分のモンスターが最低でも3体必要。
>Em 影絵師シャドー・メイカー
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク5/闇属性/魔法使い族/攻2600/守1000
>レベル5モンスター×3
>①:このカードが効果の対象になった場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
>自分のエクストラデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」1体を特殊召喚する。
効果対象になった時にORUを使うことで同名モンスターを
エクストラデッキから特殊召喚する、
いわば青き眼の乙女+ゴヨウ・ディフェンダーと言ったところ。
黒咲戦では、トラピーズ・マジシャンやカップ・トリッカーとのコンボにより、
場にトラピとシャドー3体が並び内2体がトラピにより連撃可能になったので、
攻撃力の合計が&font(red,b){15500}(2500+(2600*5))と大台になった。
>マジカル・ペンデュラム・ボックス
>通常魔法
カードを[[2枚ドロー>強欲な壺(遊戯王)]]し、それがPモンスター以外なら墓地へ送る。
**Emサポート
>バリア・バブル
>永続魔法
EMまたはEmの戦闘・効果破壊耐性と、戦闘ダメージをカバーするカード。
特に悪くはないカードではあるが、戦闘に特化したEM向けの感はあるか。
破壊耐性付与は有り難いので、奈落対策とかにはなってくれる。
>トリック・ボックス
>通常罠
戦闘・効果でEmが破壊された場合、相手のモンスターをエンドフェイズまで奪い取り、
更に墓地に存在するEmを相手フィールドに特殊召喚できる。
文字どおりのトリッキーなカード。
変則的な強制転移であり、奇襲性はあるが…ぶっちゃけ使いにくい。
【出張例】
-Em+[[アロマ>アロマ(遊戯王OCG)]]
とにかくライフが相手より上回ることが必要なテーマなので、汎用性の高いバーン防御として役に立つ。
アロマはライフ回復に長けているため、相手とのライフ差が開いた後半なら、セルフバーンにも気兼ねなく頼れる。
-Em+[[DD>DD(遊戯王OCG)]]
こちらも効果ダメージを防御する目的で採用される。
-Em+[[ライロ>ライトロード(遊戯王)]]
クラウンとジャグラーが自然とデッキから落っこちるので効果が使いやすい。
主力の大部分がレベル4かつ勝手にウォルフやフェリスが召喚されるのでランク4がいとも容易く並べられる。
-Em+魔装
下級はドラゴディウス&ドラゴノックスの効果対象となっているため無理がない。
エクストラデッキが使えない状況や破壊耐性持ち相手ではイーサルウェポンの生贄要員にもなれる。
追記・修正お願いします
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#include(テンプレ3)
さて、そんな混合デッキの中でも一段抜けた強さを誇るこのデッキを紹介しよう。
-Em+EM
我らが主人公榊遊矢が使う[[エンタメイト>EM(遊戯王OCG)]]と融合次元のスパイデニスが使うエンタメイジが究極の&s(){コン}フュージョン。
エンタメイト単体では脳筋Pデッキだったのが、ランク4デッキであるエンタメイジと組むことでとんでもない展開力をゲットした。
メイジのヒグルミは破壊すると他のメイジをリクルートできるがメイジ単体では破壊する手段が少ない。
メイトのペンマジは一度に2枚もメイトをサーチできるが、そのためには場のカードを破壊する必要が有る。
……お分かりだろうか、この二枚のコンビネーションが。
ヒグルミはPモンスターであり、Pゾーン・モンスターゾーンどちらで破壊されても効果が発動する。
そして、破壊されたヒグルミはエクストラデッキへ行き、ペンデュラム召喚で呼び戻せる。
・ヒグルミをPゾーンに置く→ラスターP等で破壊→ヒグルミ効果でリクルート&BR()→改めてPスケールをセッティング→エクストラからヒグルミをペンデュラム召喚→ペンマジ等で破壊してまた効果発動
#center(){&font(#ff0000,b){お分かりいただけただろうか。}}
ヒグルミを破壊するのは揺れる眼差しやラスターPで手軽に行え、手札にペンデュラムマジシャンや2枚目のヒグルミを簡単に確保可能。
この流れでヒグルミを2枚破壊すれば&u(){EMを2枚サーチ+Em2体リクルート}と[[まるで意味がわからんぞ!]]
さらにはヒグルミのリクルート効果で呼べるのはジャグラーやクラウン。エクシーズ素材にして墓地に送ればさらにアドバンテージを稼げる。なぁにこれぇ。
エンタメイトにはペンデュラムマジシャンにモンキーボード、両者をまとめてサーチ対応のドクロバット、エンタメイジには墓地除外で手軽にサーチできるダメージジャグラーと、サーチ力はかなり高い。
つまりペンマジでヒグルミを2枚破壊する布陣をしくのはそんな難しくない。
しかもよりにもよってメイジが得意とするのは&font(red,b){ランク4エクシーズ}。
そう、他のランクよりも異常に選択肢対応力が多いあのランクである。
そんなところに大量のサーチ力とリクルート力とペンデュラムによる大展開力を与えてしまったのだからさあ大変。
ショックルーラーとフレシア(=場にレベル4を5体)を並べた上でなお手札が余る、といえばそのヤバさを理解してもらえるだろうか。
スキドレや虚無魔人ダークロウなどの有名なメタすら先出しできなければ通用しない。
大体が後攻1ターン目ですら手遅れ。どうしろと。
マジで勝負はガチガチ。本気レボリューション。
2015年夏以降、ストラクで大幅強化された[[帝デッキ>帝モンスター(遊戯王OCG)]]と共にじわじわ環境で勢力を伸ばす。
秋の環境では[[帝デッキ>帝モンスター(遊戯王OCG)]]をほとんど追放、&font(#ff0000){環境は一色で染め上げられた}。
比喩でも何でもなく、他の入賞デッキは本当に申し訳程度に[[彼岸(遊戯王OCG)]]がいるくらいであり、
とある大規模非公認ではなんと&font(#ff0000){出場者の100%(つまり全員)がこのデッキを使用する}など、本当に比喩でもなんでもなしに一強状態であった。
[[ネクロス>影霊衣(遊戯王OCG)]]?[[HERO>M・HERO ダーク・ロウ]]? あいつらはもう消した。
挙げ句の果てに本家wikiにはこんな文が書かれる始末。
>&font(#ff0000){【EMEm】メタを自然に行えるのが【EMEm】だけ}であると言うのも大きく、大会の上位入賞デッキを【EMEm】が独占していることも珍しくないのが現状である。
>&font(#ff0000){ミラーマッチ以外であればほぼ確実に勝利できる}ため、サイドデッキは他のデッキを対策するよりも、ミラーマッチを制する事を重視して組まれるようになっている。
>それら(メタカード)を自然に投入できるデッキを組もうとするとなると【EMEm】同士のミラーマッチとなってしまう。
[[征竜>征竜(遊戯王OCG)]]ですら[[魔導>魔導書の神判]]がいたのでここまでは書かれなかったというのに……
当時の環境のほうが2種類だっただけマシじゃねという声すらあがる。&s(){感覚麻痺しすぎであろう}。
融合次元のスパイはランサーズの絆(元々なかったが)だけでなく現実の環境まで破壊して行ってしまった。
あまりの酷さに、特別ルールとしてEMとEmのカードを使用禁止にする大会までちらほらと出る始末。
片方ずつなら結構強いデッキでしかなかったというのに、本当どうしてこうなった……
なお、上述の通り2016/1/01の改訂によってヒグルミ、ジャグラーの2体が禁止化されたことによりEMとEmを併用する意義が無くなってしまい、2016年の幕開けとともに【EMEm】は自然消滅した。
[[相方>EM(遊戯王OCG)]]の方はどうなったかと言うと、EMEmの陰の立役者がいる[[別のテーマ>竜剣士(遊戯王OCG)]]と組んで相変わらず環境トップを爆走。
EM一色とまでは行かないが、依然としてその数はかなり多い。%%この裏切り者ォ!%%
しかし4月からはEM側も主力カードが規制。ペンデュラム関係のカードも厳しく制限され、あちらも環境から消えていった。
%%お楽しみはここまでだ!%%
追記・修正はエンタメしながらおねがいします
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-03-03 23:53:48)
- ヒグルミが禁止なのでP召喚ができない…コナミは早くスケール5以上のファイアーダンサーとかをOCG化すべきだと思う -- 名無しさん (2016-06-13 20:01:52)
- 主力が2枚とも禁止だから非常に辛いなあ...ヒグルミもem単体ならそこまで強くないんだが -- 名無しさん (2016-10-19 00:35:40)
- 未OCG化のカードには面白そうなのが多いけど、ボーナスディーラーは悪用されかねないから弱体化させられそう -- 名無しさん (2017-09-26 20:30:25)
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