Dawn of the golden witch(うみねこ)

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&font(#6495ED){登録日}:20??/??/??(日) ??:??:?? &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(red,b){難易度は、もはやありません。}} #center(){&font(red,b){これはもはやヒントではなく、告白なのです。}} *概要 Dawn of the golden witchとは、07th Expansionによる同人ゲーム、[[うみねこの&color(red){&bold(){な}}く頃に散>うみねこのなく頃に散]]のEpisode6(第六章)のタイトル。 2009年12月31日のコミックマーケット77で販売された。 現在は他の展開編同様、EP8に収録されている。 前回の続きとして、戦人が新たなゲームマスターとなり、ゲームを通じて、古戸ヱリカとの二度目の対決を中心に描いている。 殺人劇自体は主体ではなく、ヱリカとの知恵比べ対決に焦点を当て、バトルものとしての側面が強い。 また、EP2から張られていた、紗音と嘉音の恋についても、全編を通しての(一応の)決着が描かれており、 それを通じて、ベアトリーチェのゲームを別の観点から、その意味を問い、核心に最も迫ったエピソードである。 (冷静に考えると、彼らのパートではほとんど「答え」に近いヒントを言っている) *あらすじ 1998年、六軒島事件の真相を追い続けていた右代宮縁寿は、事件を描いたメッセージボトルの贋作「偽書」作家の一人、女流作家の八城十八に面会していた。 すでに3本の、ベアトリーチェの伝説を基にした偽書を描いた八城は、「自分なりに真実に至った」と豪語し、新たな偽書を縁寿に差し出す。 …気が付くと縁寿は、またしても別の階層へと移動していた。 目の前の八城―――観劇の魔女フェザリーヌは、縁寿に、ベアトリーチェのゲームの観測者にして朗読者を任命する。 前回の続きである新たな偽書を、縁寿は読み始め、そのカケラを覗き見るのだった……。 前回で、戦人はベアトのゲームの真相に至り、その証明のため、そして古戸ヱリカとの決着のために第6のゲームのゲームマスターとなった。 その準備段階で、駒としてのベアトを復活させた戦人だが、復活したベアトは人格が育ちきっていない「雛」であり、まるで別人のように彼を慕い、 戦人はそれを受け入れきれない。 戦人の望む「ベアトリーチェ」になりたいと願う雛ベアトは、もう一つのメタ世界で、二年前の自分と出会い、彼女の振る舞いから魔女の何たるかを学んでいくことになる。 一方、戦人の構築したゲーム盤では、ヱリカが六軒島に漂着し、右代宮家の面々に迎え入れられたのだが、猫を被ることすらやめ、 真里亞の魔女への夢を木っ端微塵に打ち砕いた彼女は、一同から顰蹙を買う。 そんな中、譲治、朱志香への恋心を育てていた紗音、嘉音は、お互いの想いを再認識し、嘉音も朱志香に告白することで、それぞれの恋を成就させることを決意する。 しかし、そんな彼らを、紗音たちにベアトが授けたブローチが発した光が包み、気が付くと彼らは別の世界へ飛ばされ、二人組の悪魔が現れる。 姉ベアトに仕える悪魔たちは、譲治と紗音、朱志香と嘉音、そして戦人と雛ベアトに、「この中の一組しか、恋が実ることは許されない」と宣言し、愛の試練と称した殺人を強いる。 その言葉の通り、彼らはそれぞれ一人の「障害」を選出、見事殺してみせる。 そして5日深夜、別世界において選ばれた「障害」―――右代宮家の女性陣と、戦人が、5つの密室内で死体で発見された。 すぐさまヱリカが動き出すが、前回のゲームで敗北を喫した彼女は、探偵宣言を撤回し、事件に臨むことに。 メタ世界を舞台に、ベアトの作りだしたゲームと同じような密室事件を基に、赤と青の真実を打ち合うヱリカと戦人&雛ベアト。 しかし、ヱリカはその最中で、悪辣な罠を仕組んでいた。その罠に陥り、一転して窮地に陥る戦人。 果たして、雛ベアトは戦人を救い、かつてのベアトリーチェと同じ存在になれるのか。 そして、紗音と嘉音の恋の行方は。何故彼ら「家具」の恋はいずれかしか結ばれないのか? それらの謎は、ベアトリーチェの核心に迫るものであった……。 *登場人物 ≪1998年≫ ・[[右代宮縁寿]] 新島に出発する前日、六軒島事件の真相に近づくため、偽書作家・八城十八に面会。 しかし、本来それは予定になく、彼女は、魔女に前回に引き続き別のカケラを体験させられていると自覚する。 そこで、八城の依り代であるのフェザリーヌから、新しいベアトのゲームを記したカケラの朗読をすることになり、 兄の記したゲームを上位階層から眺め、ツッコミを入れていく。 ・八城十八/[[フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ]] 巷で話題の女流推理作家で、「伊藤幾九郎〇五七六」名義で六軒島事件の偽書を執筆した。 その正体は観劇の魔女であり、これまでのベアトのゲームをさらに上の階層から傍観し続けていた。 縁寿に巫女としての役割を与え、第6のゲームを鑑賞しながらベアトの核心に迫っていく。 ・天草十三 八城との面会で、縁寿に付き添う。 ≪メタ世界≫ ・[[右代宮戦人]] 六軒島殺人ゲームの3人目のゲームマスターにして、「無限の魔術師バトラ」。 前回で理解したベアトのゲームの真相の証明のため、第6のゲーム盤を作り、ヱリカを招待する。 以前までの元気な若者然とした態度とは打って変わって、良くも悪くも超然とした、落ち着きを持った風格を持つ。 駒としてのベアトを創造したものの、以前とはまるで正反対の雛ベアトを当初は拒絶するが、彼女の、ベアトリーチェを理解する努力を見て、 彼女をベアトとは別のパートナーとして迎える。 ヱリカを好敵手として正々堂々の勝負を仕掛けるが、下手に情けをかけてしまったせいで最悪な罠に陥り、またしても「無能」に逆戻り…。 ・[[ベアトリーチェ>ベアトリーチェ(うみねこ)]](雛) 戦人によって生み出された新たなベアトリーチェの駒。 いわば生まれたての赤ん坊のような存在であり、礼儀正しく清楚な性格で、戦人を「お父様」と呼び慕う。 しかしあまりに以前のベアトと違うことから、戦人に邪険に扱われ、過去のゲームや姉ベアトと交流することで、 彼の望むベアトリーチェになることを誓う。 その段階として、悪魔の仕掛ける恋の試練に参戦することになるが…。 ・ベアトリーチェ(姉) 2年前の世界のベアトリーチェ。 髪を下ろしたブレザー姿であり、以前と同じ尊大な王様気質。 夜の六軒島を支配し、夜中に出歩いてはいたずらを仕掛ける魔女。 雛ベアトと出会い、彼女に魔法の在り方を教え、恋の試練の場を設ける。 ・[[古戸ヱリカ]] 打倒戦人&ベアトに燃え、魔女幻想を今度こそ木っ端微塵にする気満々。 「愛」を信じず嘲笑う態度は相変わらずで、戦人からは呆れられている。 かつてニンゲンだった頃、恋人の浮気の証拠を探るのに必要以上に詮索し、彼の「愛している」の言葉を信じない態度に嫌気を差され破局した経験を持つ。 しかしそれでもなお自分の定めた真実のみを信じる、歪んだ信念を持ち続けている。 名誉挽回のために探偵権限を捨て、勝負を挑むが、戦人有利の戦いにベルンからイビられ、それに同情した戦人から封印用ガムテープの使用許可を得る。 それに感激し涙を流した…と思いきやそれは嘘泣き。今度はそれを糧に、さらにある「タブー」を犯して戦人を凶悪な罠に嵌める。 ・ベルンカステル 最早鬼畜っぷりを隠そうともしなくなったゲロカス魔女。 今回のゲームでヱリカがしくじれば忘却の奥底に捨て去ると宣言しており、前回負けた彼女をこれでもかというくらいに冷遇している。 しかし今回は、ある勝算があるようだ。 こんな最低なゲロカスになった経緯として、[[ある魔女の無限のゲーム>ひぐらしのなく頃に]]に囚われ、[[如何なる答えを導き出せず堂々巡りを繰り返し>古手梨花]]、 抜け出した時には心が壊れてしまったらしい。 ・ラムダデルタ あくまで中立を保ち、高みの見物を決め込みゲームを観戦するが、内心戦人&ベアトコンビに入れ込んでいる。 今回では密室トリックの立会人を担当。 ベルンと、かつてのゲームを知っており、彼女の過去について理解を示している。 彼女もまた、[[そのゲームに関わっていた>鷹野三四]]のだろうか…。 ・ドラノール・A・ノックス 今回は、探偵側の赤き真実が使えないため、ヱリカの補佐および書記を務める。 ヱリカと戦いを共にするうちに、彼女のことを理解しようと試みるが、彼女のあり方を内心哀れみ、徐々に腐れ縁のような仲に。 大人げないヱリカを止めたりもした。 仕事では冷酷な態度なのは相変わらず。ガムテープの権利を得たことで赤鍵を得る。 ・ガートルード ・コーネリア ゲームで暴走を始めるヱリカに内心困惑気味。 ・[[ゼパル&フルフル>ゼパル&フルフル(うみねこ)]] ベアトの黄金蝶のブローチから現出した、性別不詳の二人組の悪魔。 恋愛を司り、恋に悩む者たちに試練を与え、その祝福を授ける。 主に現場の太鼓持ち役。 ・ワルギリア 迷う雛ベアトを導き、フェザリーヌの保管するカケラの書庫に案内する。 ・ロノウェ 恋の試練にて、朱志香と契約し、魔法の力を与える。 ・[[ガァプ>ガァプ(うみねこ)]] 恋の試練にて、譲治の後始末を担当。彼の威圧感にすっかり押されていた。 ロジックエラー時に反論推理を披露するが、一切拒否された挙句不法侵入で捕まってしまう。 ・[[煉獄の七姉妹>煉獄の七姉妹(うみねこ)]] 今の主人は戦人だが、主人が頼りないことは認めている様子。 レヴィアタンが霧江の助っ人として登場した。 ・[[シエスタ姉妹近衛兵]] ヱリカの結婚式の警備隊として登場。さらに他のシエスタ隊員も多数登場する。 ・さくたろう 魔法を否定された真里亞を庇い、恋の試練において彼女に力を貸した。 ≪六軒島≫ ・古戸ヱリカ 不遜な態度で大人たちをドン引きさせただけでなく、「魔法」を「手品、都市伝説」と言い捨てた挙句真里亞を泣かせ、 子供達からも嫌われる。 探偵権限を無くし、現場検証を阻害される可能性があったものの、巧みな話術で生存者を誘導し、密室内に閉じ込めた上で現場検証に赴く。 その裏で、戦人の作りだした密室で攻防を広げる。 ・[[紗音>紗音(うみねこ)]] 今回はいつも以上に恋愛に積極的。 あるがままの譲治を受け入れ、嘉音の恋心も後押しする。 ・嘉音 いつもならはぐらかすところを、紗音に指摘され、自身の恋心を自覚。 朱志香に告白し、晴れて両想いになる。 本名は「嘉哉」。 自身に残された時間が少ないと悟っており、その自覚も手伝って、恋の試練に気合を入れる。 ・[[右代宮譲治]] 幼い頃からレディファーストを心がけ、女性にモテる自信はあったが、現実は学校ではヘタレないじられキャラで、 人から好かれる戦人と朱志香に内心嫉妬心を抱いていた。 紗音との結婚を成就させるために、他人の犠牲を厭わない覚悟で試練に臨み、自分の母をも手にかける。 ・右代宮朱志香 ずっと気にかけていた嘉音と結ばれ、いずれ彼に人間らしい暮らしを与えることを望むが、わけがわからないうちに恋の試練の場に参加。 そして、挑発に乗せられるかのように、自分の想いを示すべく拳に力を込めるが、やはり人殺しには抵抗があるようだ。 ・右代宮戦人 前回に引き続き、頭の回転の速さが目立ち、クイズでヱリカと並んで正解する。 あからさまに態度の悪いヱリカに不快感を示した。 ・右代宮絵羽/エヴァ・ベアトリーチェ 息子・譲治に恋の障害として選ばれる。 息子から紗音との結婚を告白され激昂し、魔女と化して息子への強烈な庇護欲と期待をぶちまけ大暴れ。 その様は譲治から「子離れ出来ていない」と断じられ、その身勝手さをもって息子に敗北した。 ・[[右代宮霧江]] たまたま鉢合わせしたという理由で、朱志香に恋の障害として選ばれる。 留弗夫とはかつて仕事で一番の助手として親しく、他の取り巻きの女と差をつけていたが、現れた彼の前妻・明日夢に徐々に差をつけられ、 同時に妊娠したものの、わずかな差で明日夢に留弗夫を取られてしまった。 以来明日夢に強烈な殺意を抱き、「病死しなければ自分が殺していた」という強い意思を持ち、同様に夫にも強い独占欲を抱いている。 嫉妬仲間のレヴィアタンとタッグを組んで朱志香に対抗し、人を呼ぶという現実的な手段で魔法に対処しようとするが、 閉じこもった密室ごと炎に焼かれ焼死した。 ・[[右代宮楼座]] 嘉音に恋の障害として選ばれる。 真里亞を懐妊した直後、海外に旅立った夫に逃げられ、真里亞をまともに愛情を注ぐことも出来ず空虚な毎日を送っていた。 特に無双することもなくあっさり斬り殺される。 ・[[右代宮真里亞]]/マリア 客人のヱリカに魔法のうんちくを披露するが、逆にベアトリーチェと魔法を「手品」と全否定されガン泣き。 楼座を殺した嘉音に激昂し、魔女となってさくたろうと共に猛攻する。 しかし、割って入った紗音の防壁魔法に押され、最終的には壁に押し潰され死亡。 ・右代宮夏妃 前回、彼女が19年前に捨てた赤ん坊が戦人だという疑惑が浮上したため、雛ベアトに恋の障害として選ばれる。 しかし実家の祖父が嫁入り時に贈った霊鏡で抵抗し、雛ベアトを封じようと優勢に立つ。 だが、直後現れた戦人とルシファーの助力であえなく死亡。 ・右代宮蔵臼 金蔵の死を隠蔽し続け、父の行方を尋ねてもしらばっくれる。 ・右代宮秀吉 ヱリカに煽られ、紗音ら使用人の犯行の関与を疑い、隣部屋の見張り先導に立つ。 ・[[右代宮留弗夫]] 事件で妻と息子を亡くし悲しみに暮れ、珍しく鬼気迫る態度でいとこ部屋を見張っていた。 ・呂ノ上源次 メタ世界では戦人に仕え、雛ベアトとのギャップに苦しむ戦人を冷静に鎮めていた。 ゲーム盤ではあまり出番なし。 ・熊沢チヨ メタ世界では、雛ベアトに料理を教えたり、彼女に冷たく接する戦人に雛ベアトを庇ったりした。 ゲーム盤では、悪食島(小豆島)の伝説とベアトリーチェの伝説の関連性をヱリカに伝えるが、 この時ヱリカから由来が全く違う伝説が入り組んだだけに過ぎない、と論破されている。 ・[[郷田俊朗>郷田俊朗(うみねこ)]] 死体の第一発見者で、情けなく震え上がりヱリカの気を昂ぶらせていた。 ・南條輝正 出番はほぼなし。 ・右代宮金蔵 前回のゲームでゲーム前の死亡が確定したため、登場せず。 *事件概要 ・第一の晩 恋の試練の結果、選ばれた障害の5人が死亡。 そして5日深夜、親族会議の小休止から戻らなかったメンバーを大人たちが探しに行くと、密室状態(鍵とつっかえ棒)の客間で楼座と真里亞が死亡しているのが発見される。 その後、貴賓室で絵羽が、自室で夏妃が、蔵臼の書斎で霧江が、使われていない客室で戦人が殺されていた。 いずれも現場は密室で、鍵の上にチェーンまでかかっていた。 ヱリカは現場を検証後、親族たちを言葉巧みに誘導し、マスターキーを持つ使用人が怪しいと刷り込む。 その後、安全のためゲストハウスのいとこ部屋とその隣部屋で、男が銃を持ち一同は籠城することに。 部屋割りはいとこ部屋(蔵臼、留弗夫、朱志香、源次、郷田、嘉音)、隣部屋(秀吉、譲治、熊沢、紗音、南條、ヱリカ)。 ・ロジックエラー 秀吉に理由を付けてもらってヱリカは隣部屋を退出し、ガムテープで二部屋の扉、窓を封印。 ゲストハウス玄関に「戦人の遺体を預かる」という手紙を見たヱリカは犯行現場の客室に向かい、あらかじめガムテープを貼っておいた客室の封印を確認する。 封印は破られておらず、入室するとあったはずの戦人の死体が消えていた。 バスルーム内はシャワーが噴き出す仕掛けが施してあり、ベッドルームにもクローゼットを除き発見されず。 しかも、ヱリカは入出直後切断されたチェーンをガムテープで修復していた。 …が、ここで致命的な戦人のミスが発覚し、ロジックエラーが発生。 その代償として、彼は密室の客室から脱出できなくなってしまう…。 *CS版 PS3版に収録されている。 *漫画版 月刊Gファンタジーに連載されていた。 全6巻で、作画は桃山ひなせ。 全体的にキャラが幼く見え、丸っこい絵柄と大ゴマが特徴。 *小説版 講談社BOXで上下巻で発売。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){&color(gold){…待たせたなァ?古戸ヱリカァ。…祝福に来たぜェえええぇえぇ…?}} #center(){&color(blue){べ、……ベアトリぃいいいぃチェぇえええええぇええええええッ!!!}} ・嘉音 第二の試練で、姉・紗音との決闘を決意し、激しい死闘を演じた結果、敗北。 それと同時に、ゲーム盤では肉体がいとこ部屋から消滅し、雛ベアトに密室の極意を教える。 そして屋敷に戻り、戦人が閉じ込められた客室へと向かい、彼を救出後、入れ替わりに客室に閉じこもり、クローゼットに隠れ…消える。 今回は、今まで周囲に毒ばかり吐いていた彼の、知られざる真心が明かされる。 ・ベアトリーチェ 嘉音の敗北と共にメタ世界から消滅し、ゲーム盤に姿を現した後、ゲームのルールについて理解した。 そして同時に、自分や姉を産んだ「お母様」から、右代宮戦人への恋心を託される。 …前世のベアトリーチェの記憶を受け継いだベアトは、ついにその人格を理解し、ヱリカと戦人の結婚式に現れた頃には、元の尊大な態度で振る舞っていた。 彼女は、密室のロジックエラーを修正し、それを基にした密室ゲームで戦人を奪い合う決闘をヱリカに叩きつける。 絶対に戦人を取り戻すという強い意思と共に…。 ・古戸ヱリカ 探偵権限を捨て、名実共に「殺人者」にまでなって戦人にロジックエラーを負わせるという反則スレスレなやり方で勝利を手にした。 そして、領主の権限を戦人から奪うために結婚式を行い、領主の指輪を奪って隷属の指輪をはめさせ、彼を自分に服従させようとする。 しかし、結婚式に乱入したベアトに、決闘の申し込みを受け、探偵としての性に抗えない彼女はそれを承諾。 探偵のプライドを懸けて、ベアトの作りだした密室を解く決意を固める。 ドラノールとは最後の最後でパートナーとして認め合い、ようやく互いを理解し合えた。 …そして、決闘の結果はヱリカの負け。 嘉音が密室を脱出したトリックを暴けず、ベアトの赤き真実の弾丸に撃ち抜かれる。 ベルンからも見捨てられた彼女は、潔く悪役として散ることを望むのだった…。 ・右代宮戦人 ヱリカの罠に嵌って廃人状態となり、そのまま囚われの花婿として結婚式に参加させられる。 隷属の指輪をはめられるシーンは&font(bold){誰がどう見てもエロ小説}。 そしてベアトに救出され、二人でヱリカの最後を見届けるために最後の銃弾を放つ…。 #center(){&color(red){初めまして、こんにちは!探偵ッ、古戸ヱリカと申します!!}} 招かれざる客人ですが、どうか歓迎を!!}} 我こそは来訪者ッ、六軒島の18人目の人間ッ!!!}} #center(){「……申し訳ないが、」&color(red){「そなたを迎えても、」}} #center(){&font(red,b){「17人だ。」}} こうして、戦人はベアトを眠らせる準備を終え、紗音と嘉音は晴れて想い人と結ばれ、六軒島の人々は黄金郷で幸せに暮らした…。 …偽書の中では。 ・右代宮縁寿 偽書の中ではハッピーエンドだったが、現実では六軒島で大爆破が起こったという過去は変えられず、彼女は真相を探る旅を続けるだけ。 あまりに闇の深い六軒島の謎に、ますます解く意欲を見せる。 いずれあの島で待つであろう、謎と向き合うために。 ・天草十三 小此木から、須磨寺霞の一味が縁寿を狙っているという情報を受ける。 そして、両者が同士討ちをしたかのように見せかけ、暗殺せよという命令も。 その命令に軽口交じりに承諾する彼だったが、どこか複雑そうな様子だ。 ・フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ ベルンカステルのかつての主にして、彼女に悲惨なゲームを紡がせ、彼女の心を歪めた張本人。 そのためベルンからは今もなお恨まれており「[[アウアウローラ>羽入]]」という蔑称で呼ばれる。 一方八城十八としては、縁寿に彼女が求める真実に辿りつけるよう願い、いったんは別れた。 自分の茶室に自分の「猫」、ベルンを招き入れ、ベアトのゲームをずっと観戦し続けたと告白する。 そして、自分なりに謎の真相は分かったから、当事者である彼女に「答え合わせ」をしろと命令。 戦人、ベアトにまんまと負かされたベルンは快くそれを承諾する。 ハラワタを引きずり出すのは、主フェザリーヌに仕込まれた彼女の得意技。ましてやそれが屈辱を味合わせた相手ならば、と…。 …そして、ベアトリーチェのゲーム盤で第7のゲームが始まる。 題目は答え合わせ。犯人、動機、トリック、碑文の解読。 しかし、ベルンカステルの行うそれは、残虐で非道。読者が望むものとも限らない…。 以下、判明している謎のネタバレ(漫画版を基にした) #openclose(show=▷ 黄金郷の扉を開く){ #areaedit() ・第一の晩はヱリカを驚かせるために一同が仕組んだイタズラ。全員死んだフリをしていた。 ・それを、ヱリカは戦人をロジックエラーで陥れるためだけに、戦人以外の全員を殺害し、首切り落として本当に殺害していた。 ・戦人救出のため、隣部屋にいたヤスは窓を破って脱出し、嘉音として戦人を救出、ヤス(紗音は隣部屋にいたままの設定)としてクローゼットに隠れた。 ・このため「客室に嘉音は存在しない」。 ・ベアト、紗音、嘉音、三つの人格がヤスの体に存在するため、三つの魂は一人分に満たない「家具」である。 } 「かつて追記修正するならアニヲタWikiに限ると言ったわ。」「我らはどうやら違うようだな。」 「追記修正するなら」「…追記修正するなら」 #center(){「「キモヲタ同士に限るわ」」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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