BEASTARS

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&font(#6495ED){登録日}:2017/07/10 (月曜日) 17:25:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){さぁ、出かけよう。}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(BLACK){動物たちの世界へ!!}}}} *概要 「[[週刊少年チャンピオン]]」2016年41号から2020年45号まで連載されていた、板垣巴留による青春学園漫画。 単行本は全22巻。 最大の特徴は登場人(?)物が全員動物であること。人間は一切存在しない。 しかし全員が人間のように服を着て、二足歩行で歩き、普通に学校に行き、各々悩みを抱えながらも慎ましく生きている。 要するに外見が動物であるだけで、人間と変わらない生活を送る動物たちの世界を設定に、主に彼らの内面に焦点を当てた、動物群像劇である。 舞台は主にチェリートン学園という中高一貫全寮制の学園で、そこで生活する生徒たちが主人公。 今作では肉食獣と草食獣が共存しているばかりか、大きな動物と小さな動物も共存して暮らしており、この手の作品によくある「共存する難しさ」を排除せず描いている。というか、それが今作の醍醐味の1つ。 ぶっちゃけ設定としてはディズニー映画「[[ズートピア]]」であり、作者も間が悪かったと語っている((ズートピアは日本では2016年4月公開、こちらは9月より連載))が、前述の通り登場動物の内面に焦点を当てているため、雰囲気としてはあちらよりも大分殺伐度が増しており、また自分の中の残酷な本能に悩む肉食獣をメイン主人公としているので、ある意味草食獣を主人公にした「ズートピア」とは真逆である。 *ストーリー チェリートン学園で草食獣のテムが、肉食獣に殺害された。 本能的に肉食獣を怖がる草食獣たちは肉食獣たちを避け、加害者扱いされる肉食獣たちも肩身の狭い思いをする。 そんな中、テムと仲の良かった肉食獣、ハイイロオオカミのレゴシは怪しい雰囲気を纏い・・・ *主要な登場動物 ・レゴシ 今作の主人公。 ハイイロオオカミの雄。年齢17歳。高等部2年で、演劇部の美術班で照明係をしている。 細身の体型をしているが、ハイイロオオカミという種族故に他の登場動物と比べても、かなり大柄。描写を見るに身体能力も優れている模様。 無愛想で表情を変えることが少なく、周りからも「何を考えているのか分からない」と度々言われている。そのため、肉食獣で大柄ということもあり、親交の少ない者には不気味がられることが多い(主に草食獣)。 しかし実際のところ、周りの気遣いを忘れない優しい性格をしており、おまけに不意打ちで話しかけられるとビクついてしまうほど繊細。友人だったテムのために、ラブレターを届けようとするなど友達思いでもある。のだが、前述したように無愛想なため、優しい行動をしても不気味がられることが多く、勘違いされやすいオオカミ。エルス曰、「・・・なんて不器用なの」。 その優しさとは裏腹に、草食獣を食いたい肉食獣としての本能も持っており、その板挟みに(繊細なためかなり)苦悩している。しかもその矛先が好きになった女の子だというのだから、さぁ大変。 ・ルイ アカシカの雄。高等部3年で、演劇部の役者長をしている。 かなりプライドが高く、ほとんど上から目線で話し、気遣われたりすることも嫌う。しかしそれをするだけの確かな実力も持っており、周りに一目置かれるカリスマ性を持つ孤高の存在。チェリートン学園「ナンバー1」の称号であるビースターを目指している。 相手の精神を逆撫でするような冷血な態度が目立つが、実際のところ彼は彼なりに周りを気遣っている・・・かもしれない。 ・ハル ウサギの雌。ドワーフ種。高等部3年で、園芸部に所属している。 基本的快活な性格で、陰湿な嫌がらせに対しても毅然と言い返すなど、かなり肝が据わっている。 しかし自身が草食獣の中でも、弱い部類に入ることに悩んでおり、それ故に体を重ねている時は対等な関係でいられる瞬間であるため、様々な雄と肉体関係を結んできた。だがそのせいで学園の中での評判も良いものでなく、孤立している。 レゴシの恋心の相手でもあり、彼の高校生活に多大な影響を与えたウサギ。しかしハル自身は、本気で好きになった相手を既に見つけている。 ・ジュノ ハイイロオオカミの雌。高等部1年生。新しく演劇部に入ってきた役者班。 肉食獣というだけで、加害者扱いされる肩身の狭い思いをすることに悩んでいる。そんな自分の悩みを肯定してくれた、優しいレゴシに恋心を抱く。 初めは肉食獣ということもあり、演劇部の中でも孤立していたが、持ち前の明るさや気丈さで部員たちからも気に入られるようになり、ルイも知らないうちに演劇部の中心動物になる。シイラ曰、ルイとは違ったカリスマ性を持っているとのこと。 そんな純真可憐な彼女であるが、レゴシを手に入れるために次の「ビースター」になることを、ルイに&font(#ffffff){押し倒して}宣戦布告する、まさに肉食系女子を体現した面もある。 *その他の登場動物 ・テム 第1話冒頭で肉食獣に殺害された、アルパカの雄。 レゴシと同じく演劇部で、彼とも仲が良かった。 ・エルス アンゴラヒツジの雌。演劇部に所属している。 テムが恋心寄せていた相手。初めこそ異様な雰囲気をまとっていたレゴシを怖がっていたが、彼の本意を知ってからはそれを謝罪し、レゴシに対しても怯えることはなくなった。 ・ジャック ラブラドールレトリーバーの雄。 レゴシの幼馴染。長い付き合い故かレゴシの変化にも敏感で、何かと勘違いされやすい彼の良き理解者。 ・ビル ベンガルトラの雄。演劇部に所属している。 強い存在として生まれたにも関わらず、細々と暮らさなければならいことに悩んでいる。 肉食獣としてのあり方に対する考え方が、レゴシが受け入れられるものではないので、彼との仲は良くない。 ・シイラ ヒョウの雌。高等部3年で、演劇部の振り付け長をしている。 姐御肌の雰囲気が漂う女子。「肉食メスクラブ」で女王様のバイトをしていたところを、演劇部にスカウトされたらしい。 *余談 ちなみに、週刊少年チャンピオンで連載されていることと、苗字が「板垣」であることから、作者は「刃牙」で有名な板垣恵介の娘では?と言われているが、信憑性はない。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 絶妙にネタバレを避けた良い項目だ -- 名無しさん (2017-07-10 17:56:34) - これ青春漫画としても好き。 -- 名無しさん (2017-07-12 00:05:54) - この漫画が凄い!二位おめでとうございます! -- 名無しさん (2017-12-13 18:21:48) - ふと気になって読んで見たがいいなこれ。レゴシ可愛い -- 名無しさん (2019-11-15 03:45:26) - ついに親子ってこと公にしたみたいだな -- 名無しさん (2020-02-01 10:19:05) - ガラガラヘビの警備員好き -- 名無しさん (2020-04-30 23:32:56) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/07/10 (月曜日) 17:25:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){さぁ、出かけよう。}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(BLACK){動物たちの世界へ!!}}}} *概要 「[[週刊少年チャンピオン]]」2016年41号から2020年45号まで連載されていた、板垣巴留による青春学園漫画。 単行本は全22巻。 最大の特徴は登場人(?)物が全員動物であること。人間は一切存在しない。 しかし全員が人間のように服を着て、二足歩行で歩き、普通に学校に行き、各々悩みを抱えながらも慎ましく生きている。 要するに外見が動物であるだけで、人間と変わらない生活を送る動物たちの世界を設定に、主に彼らの内面に焦点を当てた、動物群像劇である。 舞台は主にチェリートン学園という中高一貫全寮制の学園で、そこで生活する生徒たちが主人公。 今作では肉食獣と草食獣が共存しているばかりか、大きな動物と小さな動物も共存して暮らしており、この手の作品によくある「共存する難しさ」を排除せず描いている。というか、それが今作の醍醐味の1つ。 ぶっちゃけ設定としてはディズニー映画「[[ズートピア]]」であり、作者も間が悪かったと語っている((ズートピアは日本では2016年4月公開、こちらは9月より連載))が、前述の通り登場動物の内面に焦点を当てているため、雰囲気としてはあちらよりも大分殺伐度が増しており、また自分の中の残酷な本能に悩む肉食獣をメイン主人公としているので、ある意味草食獣を主人公にした「ズートピア」とは真逆である。 *ストーリー チェリートン学園で草食獣のテムが、肉食獣に殺害された。 本能的に肉食獣を怖がる草食獣たちは肉食獣たちを避け、加害者扱いされる肉食獣たちも肩身の狭い思いをする。 そんな中、テムと仲の良かった肉食獣、ハイイロオオカミのレゴシは怪しい雰囲気を纏い・・・ *主要な登場動物 ・レゴシ CV:小林親弘 今作の主人公。 ハイイロオオカミの雄。年齢17歳。高等部2年で、演劇部の美術班で照明係をしている。 細身の体型をしているが、ハイイロオオカミという種族故に他の登場動物と比べても、かなり大柄。描写を見るに身体能力も優れている模様。 無愛想で表情を変えることが少なく、周りからも「何を考えているのか分からない」と度々言われている。そのため、肉食獣で大柄ということもあり、親交の少ない者には不気味がられることが多い(主に草食獣)。 しかし実際のところ、周りの気遣いを忘れない優しい性格をしており、おまけに不意打ちで話しかけられるとビクついてしまうほど繊細。友人だったテムのために、ラブレターを届けようとするなど友達思いでもある。のだが、前述したように無愛想なため、優しい行動をしても不気味がられることが多く、勘違いされやすいオオカミ。エルス曰、「・・・なんて不器用なの」。 その優しさとは裏腹に、草食獣を食いたい肉食獣としての本能も持っており、その板挟みに(繊細なためかなり)苦悩している。しかもその矛先が好きになった女の子だというのだから、さぁ大変。 ・ルイ CV:[[小野友樹]]/田村陸心(幼少期) アカシカの雄。高等部3年で、演劇部の役者長をしている。 かなりプライドが高く、ほとんど上から目線で話し、気遣われたりすることも嫌う。しかしそれをするだけの確かな実力も持っており、周りに一目置かれるカリスマ性を持つ孤高の存在。チェリートン学園「ナンバー1」の称号であるビースターを目指している。 相手の精神を逆撫でするような冷血な態度が目立つが、実際のところ彼は彼なりに周りを気遣っている・・・かもしれない。 ・ハル CV:千本木彩花 ウサギの雌。ドワーフ種。高等部3年で、園芸部に所属している。 基本的快活な性格で、陰湿な嫌がらせに対しても毅然と言い返すなど、かなり肝が据わっている。 しかし自身が草食獣の中でも、弱い部類に入ることに悩んでおり、それ故に体を重ねている時は対等な関係でいられる瞬間であるため、様々な雄と肉体関係を結んできた。だがそのせいで学園の中での評判も良いものでなく、孤立している。 レゴシの恋心の相手でもあり、彼の高校生活に多大な影響を与えたウサギ。しかしハル自身は、本気で好きになった相手を既に見つけている。 ・ジュノ CV:種﨑敦美 ハイイロオオカミの雌。高等部1年生。新しく演劇部に入ってきた役者班。 肉食獣というだけで、加害者扱いされる肩身の狭い思いをすることに悩んでいる。そんな自分の悩みを肯定してくれた、優しいレゴシに恋心を抱く。 初めは肉食獣ということもあり、演劇部の中でも孤立していたが、持ち前の明るさや気丈さで部員たちからも気に入られるようになり、ルイも知らないうちに演劇部の中心動物になる。シイラ曰、ルイとは違ったカリスマ性を持っているとのこと。 そんな純真可憐な彼女であるが、レゴシを手に入れるために次の「ビースター」になることを、ルイに&font(#ffffff){押し倒して}宣戦布告する、まさに肉食系女子を体現した面もある。 *その他の登場動物 ・テム CV:大塚剛央 第1話冒頭で肉食獣に殺害された、アルパカの雄。 レゴシと同じく演劇部で、彼とも仲が良かった。 ・エルス CV:渡部紗弓 アンゴラヒツジの雌。演劇部に所属している。 テムが恋心寄せていた相手。初めこそ異様な雰囲気をまとっていたレゴシを怖がっていたが、彼の本意を知ってからはそれを謝罪し、レゴシに対しても怯えることはなくなった。 ・ジャック CV:榎木淳弥 ラブラドールレトリーバーの雄。 レゴシの幼馴染。長い付き合い故かレゴシの変化にも敏感で、何かと勘違いされやすい彼の良き理解者。 ・ビル CV:虎島貴明 ベンガルトラの雄。演劇部に所属している。 強い存在として生まれたにも関わらず、細々と暮らさなければならいことに悩んでいる。 肉食獣としてのあり方に対する考え方が、レゴシが受け入れられるものではないので、彼との仲は良くない。 ・シイラ CV:原優子 ヒョウの雌。高等部3年で、演劇部の振り付け長をしている。 姐御肌の雰囲気が漂う女子。「肉食メスクラブ」で女王様のバイトをしていたところを、演劇部にスカウトされたらしい。 *余談 ちなみに、週刊少年チャンピオンで連載されていることと、苗字が「板垣」であることから、作者は「刃牙」で有名な板垣恵介の娘では?と言われているが、信憑性はない。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 絶妙にネタバレを避けた良い項目だ -- 名無しさん (2017-07-10 17:56:34) - これ青春漫画としても好き。 -- 名無しさん (2017-07-12 00:05:54) - この漫画が凄い!二位おめでとうございます! -- 名無しさん (2017-12-13 18:21:48) - ふと気になって読んで見たがいいなこれ。レゴシ可愛い -- 名無しさん (2019-11-15 03:45:26) - ついに親子ってこと公にしたみたいだな -- 名無しさん (2020-02-01 10:19:05) - ガラガラヘビの警備員好き -- 名無しさん (2020-04-30 23:32:56) #comment #areaedit(end) }

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