みにくいモジカの子

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&font(#6495ED){登録日}:20??/??/?? (曜日) ??:??:?? &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(red,15px,b){僕は、君の醜さを知っている。}} *概要 『みにくいモジカの子』は、[[ニトロプラス]]が制作した18禁アドベンチャーゲーム。2018年7月27日発売。 ジャンルは『心身視姦ADV』 ニトロプラスとしては珍しいストレートな復讐陵辱ものであり、 また、ほとんどのイラストが主人公の一人称で構成されている。 シナリオの[[下倉バイオ]]曰く、 「醜い容姿の人物が人の心を読む能力があったらどうなるのか?」という発想から始まったという。 *ストーリー 地方の名門校、私立樹望学園に通う種崎 捨(タネザキ ステル)は、絵にも描けないほど醜い外見が原因で、クラスでいじめられている。 捨は他人の心を「視る」ことができる特殊な能力「モジカ」を持っていたが、顔を上げるたび向けられる外見への誹謗中傷に耐えかね、能力を封印してずっと俯いたまま暮らしていた。 そんなある日、捨は密かに恋心を抱いていた同級生に告白をされるが、そのせいで捨は「醜さ」を目の当たりにし、全てに絶望してしまう――。 捨はついに、自分を追い詰めた学園に復讐を決意するのだった。 (公式サイトを改変) *登場人物 ◆種崎 捨(たねざき すてる) 主人公。 凄まじく醜い容姿(ただし顔のみであり、体つきは普通)であり、 他人の心を文字のように「視る」ことができるモジカ能力を持つ。 醜い容姿に反してだいぶアグレッシブな性格で、 復讐対象に公然と「殺す」と言い放ったりドラッグの上前をはねて稼いだりする面も。 ◆双葉 みゆ(ふたば みゆ) CV:懸田毬絵 「私ね……種崎君が好きなの」 捨のクラスメートで、彼の想い人である女の子。 全員にイジメを受ける捨にも親身に接し、潰れそうになったら助けてくれる。 特技は人間観察で、学園の人間関係を正確に把握している。 一見優しくおとなしい女子に見えるが……。 ◆四月一日 胡頽子(つぼみ ぐみ) CV:水奈月ひなん 「認めるっス。私が盗撮したっス。で?」 ボーイッシュな髪型をしたオタク少女であり、豊満な肉体と巨乳の持ち主。 パソコンの使い方に慣れており、タブレットのハッキングのお手の物。 捨とみゆの動画を流出させるなどして、捨へのいじめに関わっている。 ◆九鬼 綺羅々(くき きらら) CV:あかしゆき 「クセーんだよシコ男」 捨に対するイジメの主犯格で、暴力団「九鬼組」組長の娘。 イジメの過程でみゆに捨との公開SEXをさせるという絵に描いたようなクズ女で、 しかも、タマサというドラッグの売買にも関わっているととんでもない素行の持ち主。 ちなみに、どの個別ルートでも悲惨な目に遭う。ざまあ。 ◆許斐 鳴子 (このみ なるこ) CV:桃井いちご 「お願い。私を、信じて」 才色兼備の生徒会長。 一見真面目で正義感溢れていそうだが、実は裏で綺羅々とつながる腹黒女で、 当然醜い容姿の捨のことも内心では見下している。 私立樹望学園の名誉校長兼大物政治家の娘で、自分が後継者になろうとしている。 ◆花 椿 (はな つばき)  CV:木村あやか 「どう反応すればいいか、わからない」 樹望町の中心に存在する魂正神社の巫女。 白い髪をした美少女で、捨の前にときおり現れる。 実は、作中で捨が心を読むことの出来ない人物。 ◆蜂矢秀道(はちや しゅうどう) CV:佐藤良樹 綺羅々の彼氏。24歳。通称「ビーくん」。 見た目も性格もDQNであり、千枚通しを武器にしている。 綺羅々のほうは心底彼に惚れている模様。 ◆許斐 永業(このみ えいごう) CV: 畑山大雪山 鳴子の父親。私立樹望学園の名誉校長兼大物政治家。 ◆九鬼鉄 (くき くろがね) CV:伊達邦彦 綺羅々の父親で、暴力団「九鬼組」の組長。 *テーマソング オープニングテーマ「憐」 歌:ayumi / 作詞・作曲・編曲:ハタユウスケ エンディングテーマ「空」 歌:ayumi / 作詞・作曲・編曲:ハタユウスケ 作詞作曲のハタユウスケ氏はシューゲイザーバンド『cruyff in the bedroom』 のボーカルギターである。 OPは陰鬱なロック調であり、EDは耽美なシューゲイザー調の曲である。 またハタユウスケ氏はゲームの音楽全般も全て担当しており、ゲーム中のほぼ全編で (Hシーンを含め)ダークなサウンドのBGMが流れる状態となっている。 *その他 ・主人公およびヒロインの名字は植物の部位から取っているという説が有力。種崎=「種」、双葉=「葉」、九鬼=「茎」、四月一日=「蕾」、許斐=「実」、花=「花」。 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #center(){&font(#eeeeee){「私を苦しめた全てのものに復讐できる あいつらに命令できるあいつらをいいなりにさせられる あいつらを泣きわめかせることができる あいつらとの立場を逆転できる」}} #center(){&font(#eeeeee){「自分をさらけ出すのこんなに興奮するんだ。止まらない気持ちいいの全然止まらない。四月一日胡頽子の裸見て!もっと見て!」}} #center(){&font(#eeeeee){「ビーくん!ビーくん!ビーくん!ビーくぅん! ビーくんが好き!ビーくんが好き!ビーくんがすきぃ!」}} #center(){&font(#eeeeee){「見て!見て!エッチで感じる!変態な!淫乱な!私!」}} #center(){&font(#3d85c6){ごめんなさい、嘘をついたの}} #center(){&font(#3d85c6){驚くのも無理はないわね。自分以外に『他心通』を持っている人間がいるなんて}} #center(){&font(#3d85c6){伏せていた切り札を、暴かれた気分はどう?}} #center(){&font(#3d85c6){『僕は他人の心が読める』それだけが心の支えだったのに}} #center(){&font(#3d85c6){私は、すべてを視ていたわ}} #center(){&font(#3d85c6,20px,b){私は、あなたの醜さを知っている}} #openclose(show=ネタバレ){ *概要(ネタバレあり) 宣伝を見ていれば薄々わかると思うが、 本作のストーリーの主題は、復讐というよりヒロイン達の「醜さ=心の奥底の願望」であり、 主人公が彼女達の心の声を「モジカ」して知り、それにどう応えていくかが各シナリオの主眼。 また、これもすぐわかるだろうが本作の世界観はいわば&font(b){和風伝奇もの}のそれであり、 郷土に古くから伝わる因習や犯罪集団の抗争、ドラッグが絡む結局いつものニトロプラスな内容となっている。 基本的に「トゥルーエンド以外はすべてバッドエンド」というスタンスであり、トゥルー以外のエンドは程度の差こそあれ 「ヒロインが主人公に欲求を満たされた結果精神崩壊をきたし、主人公もその狂気に引きずられて破滅する」 というものである。 シナリオ面は賛否両論と言ったところだが、 リョナ要素が多くて抜けないHシーンが半数近くあることや、 短い文章が一行一行表示されるテキスト表現であり、 いちいちクリックしなければいけないなどシステム面の不満の声もあった。 *キャラクター(ネタバレあり) ◆種崎捨 彼が樹望学園に入学できたのは、エリート候補である生徒たちのストレス解消のための「ハシラ」。 つまり、&font(red){最初からいじめるターゲット}という理由にすぎなかった。 復讐に酔いしれ、無慈悲な暴行・陵辱を繰り返す醜悪さを見せつけたが、 結局ふつうのエロゲ主人公のような真面目腐った一面も持ち合わせており、 各個別ルートごとにヒロイン達の心を(相当えげつなくグロテスクな方法とはいえ)満たそうとしていた。 ちなみに実際どんな顔なのかはゲーム中では一切明らかにされていない。 ◆許斐鳴子 CV:桃井いちご &font(b){「誰かに愛されたいって望んだのよね」} &font(red){すべての元凶にして、本作の真のメインヒロイン。} 正体は捨と同じ「モジカ」能力者。 (鳴子のほうはこの能力を「他心通」と呼んでいる。) 捨に対する軽蔑の感情はすべて自らの感情を偽ったことによるものであり、 内心では同じ孤児院で育ったが生き別れた幼馴染として密かに歪んだ思慕を持ち続けていた。 「&font(b){笑子}」(えみこ)というハンドルネームで綺羅々など校内の有力者を陰で支配。 鳴子として登場しない場面でも各ヒロインのルートにおいて捨ともコンタクトを取っており、 ある場面では捨を助け、またある場面では暴走した捨を排除していた。 鳴子の目的は、僧侶の陰茎が変容した人間の欲望を操る怪物「コンセイサマ」と、 その利権に預かる許斐家、九鬼家、花家など樹望町の権力図を葬ること。 個別ルートでは、(当初は服従する形とはいえ)鳴子と共闘し、共に「コンセイサマ」と戦っていく。 ゲーム中で捨と本当の意味でマトモな恋愛関係となったのは鳴子だけであり、 他のヒロイン達は相手が捨でなくてもいいか、そもそも捨を受け入れる余裕がないかのどちらかだった。 ちなみにみゆルートでは他のヒロイン同様みゆに屈服しているのだが、 前述の通り正体が「笑子」であることから、「屈服したふりをしてみゆを綺羅々の後釜に据えた」という説が有力。 ◆双葉みゆ CV:懸田毬絵 &font(b){「私ね、ずっと捨が嫌いだったよ! ああ、なんて汚い顔なんだって思ってたよ! 一度も、一瞬だって好きだなんて思ってなかったよ!」} 実は、五人のヒロインの中で一番やばい奴。 素の性根は、綺羅々ですら敵わないほど利己的で冷酷。 (まあ、周りもやばい連中だらけだったけど……) 実は捨のことは恐怖や侮蔑の対象でしかなく、 前述の優しさは「&font(red){潰れられたら次は自分がいじめられる}」という理由でしかなかった。 (なお、これらはPVや公式サイトなどの宣伝で最初から明らかになっている) 「笑子」の計略により捨を覚醒させるための偽の告白をさせられ、 捨にモジカでその内心を知られたことにより、一連の復讐劇に巻き込まれる。 なお、彼女の個別ルートでは復讐を繰り返していくうちに復讐の快楽と嗜虐性に目覚めていき、 その時の彼女は「みゆ様」と称される。 ◆四月一日胡頽子 CV:水奈月ひなん &font(b){「こんばんわ~♪ みんなのアイドル風流(ふうる)だよ~♪」} 顔を隠し、ネット上でアイドル系生主風流(ふうる)として活動していた。 捨のことを醜いと思いつつも、制裁後は利害が一致したため早々に彼の協力者的な立ち位置になる。 その内面は好奇心と欲望の塊であり、 綺羅々のことも鬱陶しいクライアントのひとりとしか思っておらず、出し抜くことにあっさり同意。 性欲も人一倍で、劇中ではまさかの 「犯されたのに感じちゃうアンアン」と、たった一人だけエロゲ全開の性癖を持つ。 &s(){でもみゆと違って変な野心ないし安心だね!} ハッキングだけでなく演技も達者であり、蜂矢に芽依(めい)という彼の同級生を装ったときも、 メガネをかけて年上の女性になりきっていた。 ◆九鬼綺羅々 CV:あかしゆき &font(b){「愛されてなかった。私は利用されていたんだ。家柄だけが目当てだったんだ――!」} その実態は「笑子」の傀儡。みゆへの告白強要も「笑子」にけしかけられていた。 また、イジメのターゲットのはずが殺意を剥き出しにする捨にも内心怯えていたようで、 本編開始時より板挟みの状況に立たされていた。 非道を繰り返す一方、本心は「普通の女の子」として生きたかったらしく、 故に胡頽子ルートと彼女の個別ルートでの末路は非情に惨たらしい。 ◆花椿 CV:木村あやか &font(b){「好きだよ」} 正体は「コンセイサマ」への生贄として捧げられる少女であり、 「カンヌキ」というモジカへの対抗能力を得るため、 副作用として一切の感情を喪っている状態であった。 「カンヌキ」を壊された後は感情を取り戻し、 捨に対して好意と胡頽子に負けず劣らずエロい執着を彼に向けるようになる。 (そのエロさは、他のヒロイン同様狂気の領域。) ◆蜂矢秀道 CV:佐藤良樹 正体は九鬼組と敵対する半グレ集団「&ruby(サイ){骰}&ruby(キック){蹴}」の中心メンバー。 彼にとって綺羅々は最初から「九鬼組の娘」というだけの便利な道具にすぎず、 表面的にすら鬱陶しそうに扱っていた。 ちなみに、胡頽子ルートでは捨のえげつない才覚に「ただのブサイクじゃないヤツ」 と素直に感心を示し(利用対象としてとはいえ)認める面を見せている。 ◆許斐 永業(このみ えいごう) CV: 畑山大雪山 正体は捨や鳴子と同じ「モジカ」能力者。 鳴子と同じく心を偽る能力もあり、顔全体に「モジカ」の文字を張り巡らすことも可能。 「コンセイサマ」がらみの利権の中核にいただけでなく、本人も夜な夜な養女として受け入れた鳴子を女として抱き、 陵辱し続けていた外道にして諸悪の根源である。 ◆九鬼鉄 CV:伊達邦彦 任侠道を進む昔気質の漢であるものの、 父親としては道を外れた綺羅々を窘めることも救うこともできず、本人も最終的に許斐側には逆らえない立場だった模様。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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