ACE COMBATシリーズ

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&font(#6495ED){登録日}:2019/01/17 Thu 14:05:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){''超本格的ヒコーキごっこが今、始まる''}} *《概要》 エースコンバットシリーズとは、ナムコ(現・バンダイナムコ)が開発・販売するシューティングゲームシリーズ。 平たく言えば''戦闘機を駆るエースパイロットとなって、敵軍を蹴散らすゲーム''である。 当初はアーケードゲーム"エアーコンバット"の家庭移植版として開発されていたが、商標の関係で名前が使用できなかったため、 現在のエースコンバットに名前が変更されたという経緯を持つ。 略称は「エスコン」「エース」「ACE」「AC」など。 ただし「AC」と略せるゲームもいろいろあるため、 本作を「空のAC」として「[[陸のAC>ARMORED COREシリーズ]]」「[[人のAC>アサシン クリード ]]」と区別する事もある。 公式は「エース」「ACE」「エスコン」を用いる。 極一部の例外を除いて、本作の主人公はコールサイン((所属部隊とその番号。メビウス1ならメビウス隊1番機という事になる。))かTACネーム((戦闘中に使用するパイロットの愛称のようなもの。))しか設定されておらず、容姿はもちろん、人物像すらほとんど語られていない。 精々、「他の登場人物が『彼』と呼ぶためおそらく男性であろうと推測される者」が散見される程度で、性別すら不明瞭な者も少なくない。 正にプレイヤー自身こそが、存在するだけで敵を恐怖に陥れ、味方を勇気付けるエースとなるのである。 この点は「陸のAC」とも共通する。 なお「空のAC」の主人公は体制を守る側、「陸のAC」の主人公は体制を乱す側であることが多く、立場は真逆である。 本作をプレイする上で忘れてはならないのは、 「エースコンバットはリアルなフライトシミュレーター''ではなく''、フライト『シューティング』である」という事である。 そのため、戦闘機は''ミサイルや爆弾を数十本積む((実際には精々10本前後である。))''し、搭載された「通常ミサイル」は戦闘機でも戦車でも、 挙句に一般家屋にさえ問題なく誘導しダメージを与える((現実には誘導方式が異なるため、空対空ミサイルは戦車や艦船、ましてや民家などには誘導しない。))。 ''『戦闘機でトンネルに突入する』''なんて現実には無茶な挙動も毎回やらかす。 これまた一部の例外を除いてエースコンバットシリーズは我々の住む地球とは異なる別の世界を舞台としているため、 現在の技術水準を遥かに超えた兵器群、通称''超兵器''も大量に登場する。 つまる所、本シリーズは戦闘機のリアルな挙動ではなく、 戦闘機で強大な敵を撃破し、困難なミッションをクリアし、圧倒的不利を逆転する爽快感とカタルシスを楽しむゲームなのである。 これら非現実的な点をどうしても受け入れられないという者も少なくないが、 ともあれエースコンバットシリーズは現在ではナムコ(バンダイナムコ)を代表する看板シリーズとなっている。 またシリーズを通して、BGMが非常に良質なのも大きな魅力の一つ。 ゲームは二の次、曲を聞くためだけにプレイする価値も十分にあると言える。 1、2でよく見られるロック調のBGMはシリーズの基本となっており、作風に合わせて軽妙なテクノ、重厚なオーケストラ、フラメンコ風といった具合に、 作品ごとに特色も光る。 04以降は作曲家陣に小林啓樹氏が参戦、ラストミッションは''混声合唱が挿入された壮大なオーケストラサウンド''となるのが慣例となった。 なお、多くの作品はストーリーを一周するとゲーム中のBGMを好きに聞く事が出来る、いわゆる「音楽室」が解放される。 *《お約束要素》 今シリーズにはいくつか共通する要素がある。 大まかに分けて初代から存在するものと、04から登場したものに分けられるが、何れもシリーズの特徴としてプレイヤーからは愛される要素となっている。 ・''トンネル潜り・谷間飛行'' ''どう考えても戦闘機にさせる事ではないが''、今シリーズには毎回登場し、最後の敵を撃破するために必ず潜りに行くハメになる。 概ね谷間飛行は中盤、トンネルは終盤で登場し、「主人公にしかできない困難なミッション」として山場を盛り上がる。 ・''超兵器'' 現実にはあり得ないオーバーテクノロジーがふんだんに投入された超兵器が毎回登場する。 概ね敵軍の序盤の快進撃の要となり、ストーリー前半の自軍はまずはこれに悩まされ、ひとまずこれを打倒する事を目指す。 そして最終盤に敵軍の最後の切り札として2つ目の超兵器が登場、主人公の手で撃破して自軍の勝利……という流れが常道。 戦闘機ゲーである事もあって超巨大航空機が多いが、中には''巨大地対空レールガン''や''全長300mクラスの巨大潜水空母''、 ''全高1㎞の超高層レーザー砲''、''地上攻撃用レールガンを搭載する巨大人工衛星''といったものもある。 超兵器撃破ミッションは『自軍が長らく悩まされていた敵の巨大な兵器を落とし、いよいよ反撃を開始する』という、 ストーリーの折り返しを飾る任務となる事が多く、主人公の活躍や自軍の逆転の始まりを強調する大きな役割を持つ。 また2つ目の超兵器については事前のトレーラーで紹介されていない事も多く、大抵は初対面時のプレイヤーの度肝を抜くことになる。 ・''絶望的過ぎる状況からの奇跡的逆転劇'' 特に04以降で顕著。 自国領土の大半が制圧されている、開戦から一周間で正規軍が壊滅した、敵軍の宣戦布告同時攻撃でいきなり首都が陥落する……といった、 ''普通ならとっくに降伏している様な状況''からゲームがスタートする事が多い。 またそれに伴い、最初ないし最初期のミッションが「自軍にトドメを刺そうとする敵爆撃機の編隊の迎撃」である事もお約束である。 これもやはり「死に体だった自軍が主人公の活躍により持ち直す」というカタルシスを支える要素となる。 ・''ナガセもしくはTACネーム"EDGE"の女性パイロット''と''ジョン・ハーバード'' 2で初登場して以降毎回の様に登場する女性パイロットと男性。 ナガセのフルネームは永瀬ケイ(ケイ・ナガセ)。 元々はレイジレーサーの登場人物のパロディとして登場した彼女であるが、後にシリーズに頻繁に登場するようになる。 基本的に、それぞれ同名の別人として扱われる。 また彼女の存在によって、ストレンジリアル世界にも日本に相当する国があると推測される。 ジョン・ハーバードはナガセとは異なりゲーム本編で直接言及される事は少なく、ゲーム外の資料でその名前が確認できる。 ストーンヘンジを運用していたりアークバードの乗組員だったりとストレンジリアル世界の脇役としてちょこちょこ登場しており、 彼もまたそれぞれのジョン・ハーバードが同一人物であるかどうかは不明。 *《シリーズ作品》 前述の通り、本作は架空世界(公式は''ストレンジリアル世界''と呼称する)を舞台とするものと、現実世界を舞台とるするものの2つに大別される。 プレイヤーからは概ね架空世界を舞台とする作品が本流、現実世界が舞台の作品は外伝という認識である。 どの作品にもイメージカラーと強調された要素があるため、同シリーズでありながらそれぞれの作品に固定ファンがおり、 特色となる点がそれぞれ強みを発揮している事がわかる。 谷間を飛行するミッションの存在や、報酬から戦闘機を購入する、(一部作品では)主人公が傭兵部隊であるといった点から、 漫画「エリア88」の影響が非常に大きい事が窺える。 **ACE COMBAT 某国で発生した大規模クーデターに対し、統合軍の傭兵部隊に所属する主人公が鎮圧に向かう。 「エースコンバット」としては記念すべき第一作。この頃はまだストーリーは非常にシンプルであった。 ミッションクリアで得られる報酬を元手に戦闘機を購入するというシステムや、 超兵器、谷間・トンネル潜りといったお約束要素の多くはこの時点から存在していた。 また本作以下PS1でリリースされた3作品には「燃料」という独自要素があり、これが尽きるとゲームオーバーとなる((04以降ではミッションの時間制限という形に取って代わられた))。 PS1作品という事でグラフィックは当時としても粗く、 特に今作のトンネルミッションは主に''グラフィックが粗いせいで地形が見辛い''という理由でシリーズ屈指の難易度となってしまっている。 しかしながらこれでも相当画期的なゲームであった。 本作の舞台が現実世界なのかストレンジリアル世界なのかはイマイチ判然としていない。 **ACE COMBAT 2 &font(#ff0000){''超本格的ヒコーキごっこが今、始まる''} ユージア大陸にて発生した大規模クーデターに対し、今度は統合軍の傭兵部隊''スカーフェイス''が鎮圧に向かう。 本作のパッケージにはSu-35((カナード翼を持つ試作版。現在ロシア・中国空軍で運用されている量産型のSu-35とは型番こそ同じだが厳密には別の機種である。))が描かれているが、東側の戦闘機が単独でパッケージを飾っているのは本作と3だけである。 大まかなストーリーは前作とほぼ同じであるが、グラフィックを始めとして様々な面がブラッシュアップされている。 本作のキャッチコピーと''会社で中年サラリーマンが玩具の戦闘機を手に心底楽しそうにブンドドしている''というCMは、 エースコンバットとは如何なるゲームかを端的に表現した秀逸なものとして名高い。 シリーズ初となる架空機''XFA-27''や、後にシリーズ常連となるケイ・ナガセが初登場するなど、何気に意味の大きい作品。 04と同じ地名・地形が登場する事から、本作の舞台はストレンジリアル世界の様である。 後に3Dでリメイクされる形でストレンジリアル世界の正史に編入された模様。 **ACE COMBAT 3 &ruby(エレクトロスフィア){[[electrosphere>ACE COMBAT 3 electrosphere]]} ''地上にはない、ドラマがある'' 力を失った国家に代わって企業が人々を支配する2040年のユージア地方。 そこではゼネラルリソースとニューコムの二大巨大企業が覇権を争っていた。 主人公こと治安維持組織UPEOに所属するパイロット''nemo''とその仲間達は、平和の為に企業間抗争に立ち向かっていく。 シリーズ3作目にして、エースコンバットシリーズとしては後にも先にも無い独特の作品。 本作からナンバリングタイトルには副題が付けられるようになった。 本作の副題の''エレクトロスフィア''とは作中に登場する電脳空間の名前である。 それまでの作品とは打って変わって、また以降の作品にも見られないSF的世界観が特徴的。 それに加えて、ストーリーの間隙にProduction I.Gの手によるアニメパートが挿入される、音声が日本語のみである、 架空機が非常に多い(考えようによっては''全機種が架空機とも'')など、極めて独特の雰囲気で進行していく。 一方で、その世界観に似合ったテクノ調のBGMや独特の浮遊感のある操作性、分かりやすいHUDなどは好評である。 総じて賛否両論、''「早過ぎた名作」''としてリメイクを望む声も散見される「屈指の異色作」としか形容しようがない作品。 シリーズの他の作品とはあまりに異質な雰囲気、ユージアが&bold(){Euro-Asia}の略である、UGSFの歴史の起点である……などの設定から、 本作が04以降のストレンジリアル世界に含まれるかどうかはファンの間でも意見が分かれていたが、 7発売に伴い整理された年表に本作が組み込まれた事で、本作もストレンジリアル世界に含まれる事が正式に確定した。 **ACE COMBAT 04 &ruby(シャッタードスカイ){[[shattered skies>ACE COMBAT 04 shattered skies]]} &font(#008cff){''それは、誰もが手にするソラノカケラ''} 2003年、ユージア大陸。 小惑星ユリシーズの落着が齎した甚大な被害と混乱が引き金となり、かねてから大陸の他の国々と対立し、 長い緊張関係にあった大陸西部の大国「エルジア共和国」が大陸中部の中立国「サンサルバシオン」へ電撃的に侵攻、「大陸戦争」が勃発する。 東部諸国は多国籍軍&ruby(アイサフ){ISAF}を結成して対抗するが、一国でISAF総参加国の全軍に匹敵するエルジアの強大な軍事力と、 元はユリシーズ迎撃のために建造され、開戦直後にエルジアが占拠した巨大地対空レールガン「ストーンヘンジ」の凄まじい制圧能力により劣勢に立たされる。 ISAF空軍の最精鋭をかき集め決死の覚悟で行われたストーンヘンジ奪還作戦も、ストーンヘンジ防衛を担うエース部隊「黄色中隊」と、 それを率いるエルジアの絶対的エースパイロット''黄色の13''の圧倒的実力を前に失敗に終わり、開戦から1年後にはISAFは遂に大陸から撤退に追い込まれる。 その後間もなく行われたISAFにトドメを刺さんとするエルジアのISAF司令部空爆作戦を阻止すべく、主人公''メビウス1''が出撃する。 ――時に2004年9月19日、14時5分。後に「今次戦争で間違いなく最高のパイロット」と称される英雄を中心とした、ISAFの反撃が始まった瞬間であった。 ハードをPS2に移し、またゲームシステムという意味ではシリーズ最初にして最大の方針転換を行った作品。 以降にリリースされたシリーズ各作品は、あらゆる意味で本作がベースとなっていると言っても過言ではない。 間違われやすいがタイトルはエースコンバット4ではなくエースコンバット''04''。 この様な表記をした理由は、一説には数々の仕様変更による「ゼロからのスタート」という意味が込められているのではないか、とも推測されている。 副題は「分断された空」「砕かれた空」といった意味。また作中では「空の欠片」とも意訳される。 欧州版では副題は&ruby(ディスタントサンダー){DISTANT THUNDER}となっている。 意味は「遠雷」。プロローグでも孤児の少年のモノローグで戦闘機のエンジン音を遠雷と表現している。 **ACE COMBAT 5 &ruby(ジ・アンサングウォー){[[THE UNSUNG WAR>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]} &font(#008000){''奇跡を起こすことが義務付けられた日''} 2010年、北オーシア大陸。 オーシア連邦の南西、セレス海に浮かぶサンド島には、オーシア空軍サンド島分遣隊''ウォードッグ隊''が所属する空軍基地が存在した。 ある時、サンド島周辺に国籍不明機が突如出現、その攻撃により2人の教官と多数の訓練生が犠牲となり、 その日は地上に居た事で偶然難を逃れた主人公''ブレイズ''ら新米パイロット達は、人手不足から新米でありながら実戦に赴く事を余儀なくされる。 後に不明機の正体はセレス海を挟んだ反対側に存在する大国ユークトバニア連邦共和国のものと判明、更に彼らはオーシアに宣戦布告する。 しかしユークは、かつてはオーシアと冷戦を繰り広げていたものの、現在では15年前に起きた"ベルカ戦争"に協力して対応して以来の友好国であった。 異常事態が連発する中、ブレイズはひょんな事からウォードッグ隊の隊長に就任し、3人の仲間と共に各地を転戦して行く。 ストレンジリアル世界を舞台とした作品としては初めてユージア大陸から離れた作品。 副題は「謳われない戦い」「讃えられない戦い」といった意味。 欧州版では副題は&ruby(スコードロンリーダー){SQUADRON LEADER}となっており、意味は「隊長」である。 本作から初めて友軍機とは別に具体的な指示を下せる僚機が登場、欧州版副題はこの点を強調したものとなっている。 またゲーム中ボイスに日本語が選択可能となった。豪華声優陣の日本語音声の元でプレイが可能となる。 全ミッション数は3に次いでシリーズトップクラス、プレイアブル機もINFを除いて最多、無線は04の約20倍という、シリーズ屈指の大ボリュームも特徴。 前作が戦争の虚しさ、物寂しさを描いていたのに対して、こちらは総じて映画的な「熱い」展開が繰り広げられる。 ''オーシアの両さん''こと熱血警官チャーリー11、脳筋なオーシア陸軍A中隊、熟練隊長とそれを慕うB中隊など、モブにも濃いキャラが揃っている。 **ACE COMBAT ZERO &ruby(ザ・ベルカンウォー){[[THE BELKAN WAR>ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR]]} &font(#ff4500){''エースによって語られる、エースの生き様''} 2005年、「世界を巻き込んだ」と言われる''ベルカ戦争''の情報の一部が開示された。 1995年、極度の財政難に苦しんだオーシア大陸北東部の軍事大国"ベルカ連邦"が、 かつての自国領土であった周辺諸国"オーシア連邦"や"ウスティオ共和国"等へと攻め込んだ事で勃発した、 そしてその詳細がほとんど明らかにされていなかった戦争である。 ジャーナリストのブレット・トンプソンはすぐさま調査を行った結果、資料に''鬼''の異名を持つ一人の傭兵パイロットに関する記述が何度も登場する事に気付く。 ブレットは"鬼"を通してベルカ戦争の謎に迫る事を思い付き、そのために"鬼"と関わりのあるパイロット数名へのインタビューに成功する。 その内の一人、''片羽の妖精''は"鬼"のかつての相棒であった。"片羽"はブレットに、"鬼"こと主人公''ガルム1''の活躍を語って聞かせる。 「あれは雪の降る寒い日だった」 5で断片的に語られたベルカ戦争の様子を描いた作品。 時系列は1995年、04の時代の9年前とナンバリング作品としては最も古い時代を描いている。 今作の最大の特徴は「エーススタイルゲージ」と呼ばれる機能である。これはミッション中での行動、 例えば「民間の施設や、戦闘能力を失い離脱しようとする敵機を攻撃するか見逃すか」「救援要請を出している友軍を助けに行くか無視するか」などによって、 主人公が「容赦なく敵を叩き潰す"マーセナリー"」、「戦局眼に長けた"ソルジャー"」、「騎士道を行く"ナイト"」の三種類の内、 どのタイプのパイロットかに評価が分かれ、それによってルートが分岐したり台詞が変化したりするというものである。 OPで片羽が語る「エースは三つに分けられる。強さを求める奴、プライドに生きる奴、戦況を読める奴。この3つだ」という台詞は、 今作のゲームシステムを端的に表している。 ロックミュージックにフラメンコを取り入れた本作のBGMはシリーズでも取り分け評価が高く、 最終ミッションで流れる「ZERO」は「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」でも度々高順位にランクインしている。 **ACE COMBAT X &ruby(スカイズオブディセプション){[[Skies of Deception>ACE COMBAT X Skies of Deception]]} 2020年、南オーシア大陸。 国土の大半が寒冷地ながら豊かな地下資源によって平和を謳歌する"オーレリア連邦共和国"に対し、 長年にわたる内戦により疲弊し、オーレリアから食料購入支援金の援助を受けていた隣国"レサス民主共和国"は、 「不当な搾取を続けたオーレリアへの報復」と称して宣戦布告、瞬く間にオーレリアの領土の大半を占拠する。 ただ一つ残った田舎の空軍基地に所属する主人公''グリフィス1''は、僅かな仲間と共に反撃に向かう。 一方で、かつてオーシア空軍のサンド島隊を取材していたジャーナリストの''アルベール・ジュネット''は、その戦争の裏に隠されているものに迫っていく。 国内向けとしては初めて携帯機でリリースされた作品。 またストレンジリアル世界としては初めて南半球が舞台となっている。 多くのファンにとって未知となる携帯機での展開に不安も多かった様であるが、 その実は操作性、ボリューム共に十分な良作として迎えられている。 ミッションは複数個が同時に提示され、その内の1つを選んで出撃、 それによって後の展開が変化するという初代のそれに回帰したシナリオ進行となっている。 また3に次いで架空機が多く、それらに限りチューニングができるという独自要素も持っている。 上述の通り、本作の語り部は5にも登場したジュネットが務めている。 5で発揮した勘の鋭さは本作でも健在である。 **ACE COMBAT 6 解放への戦火 &font(#0b5394){''群れ成す翼の大戦場''} 2015年、アネア大陸。 大陸東部のエストバキア連邦は、ユリシーズの落着による被害により発生した内乱によって大きく疲弊していた。 軍事政権の樹立によってようやく安定したエストバキアは、突如として隣国"エメリア共和国"の首都グレースメリアへと侵攻する。 エメリア空軍に所属する主人公''ガルーダ1''らの抵抗も虚しく、軍司令部はグレースメリア放棄を決断、エメリアは開戦と同時に首都喪失の憂き目に遭う。 国を取り戻す為に、ガルーダ1とその仲間達は一時撤退の後、次第に各地に散った友軍と合流、反攻に立ち上がる。 シリーズで初めてソニーハード以外で発売された、かつ唯一XBOX360に対応する作品。 本作のみ副題が日本語となっており、北米版では英訳表記の''Fires of Liberation''となっている。 第7世代機に移行した事で、そのグラフィックはACE7の登場まではシリーズでも最高峰となっている。 敵味方共に大量の戦闘機が空を駆けまわり、飛行機雲やミサイルの煙で空が覆われる様は圧巻の一言に尽きる。 ミッション数、プレイアブル機体共にシリーズとしては少々少なめであるが、 1ミッション辺りのボリュームが増加しており、またミッション中の行動で先の展開が変化する性質上、 周回プレイを前提とするならミッション数の少なさはこれくらいが丁度いいとする向きもある。 本作ではDLC機能を利用し、まさかまさかの''アイドルマスターとのコラボを実現''、 765プロのアイドルが大胆にあしらわれた痛車ならぬ''痛戦闘機''が登場した。 **ACE COMBAT X2 &ruby(ジョイントアサルト){JOINT ASSAULT} 20XX年、金融危機の傷跡が色濃く残る世界。 民間軍事会社マーティネズ・セキュリティー社に所属するパイロットにして主人公"アンタレス"は、 初任務となる合同軍事演習の最中に謎の武装集団「ヴァラヒア」の攻撃を受ける。 後にヴァラヒアの攻撃目標は東京である事が判明、 アンタレス、そしてマーティネズ・セキュリティーは攻撃阻止のために作戦に参加する。 やがて国際社会は対ヴァラヒアを目的に多国籍治安維持軍(IUPF)を組織、アンタレスらもIUPFの一員として世界を転戦するが、 その裏で真の黒幕による恐ろしい計画が進行していた....。 あらすじを見ても分かる通り、エースコンバットシリーズとしては初めて明確に現実の地球を舞台とした作品。 X2とあるが、エースコンバットXの続編という訳ではない。「PSPハードでリリースされた2作目」という意味であろう。 バグ多さや舞台が現実世界に移行した事、敵が乗る架空機の理不尽な機動など、 ゲームバランスの悪さから非常に賛否が分かれる作品となってしまっている。 **ACE COMBAT &ruby(アサルトホライゾン){ASSAULT HORIZON} &font(#bf9000){''もがれる翼の断末魔''} 2015年、アフリカ。 多発・激化する反政府紛争に対応すべく、NATOは軍を派遣するが、 いずこから入手した最新鋭兵器で武装し、地形を生かしたゲリラ戦を展開する反政府軍の掃討は遅々として進まず、泥沼化していた。 そんな折、アフリカでは謎の新型爆弾「トリニティ」の存在が判明する。 米軍に所属する主人公''ウィリアム・ビショップ''は、仲間を率いて調査に向かう。 現実世界を舞台とした作品第2弾。 タイトルロゴを見ても分かる通り、本作はエースコンバットの表記が小さく、外伝的な趣が強い。 実際、そのゲーム性は''エースコンバットの皮を被ったコールオブデューティー''等と言われている。 極めて異例な事に、本作の主人公は容姿と名前が設定されている。 エスコンでありながらヘリや爆撃機、ドアガンの操作も可能な他、その他独自の操作システムが特徴的。 マップや航空機、殊更その撃破演出の作り込みには高い評価がされている一方で、 新システムやシナリオの粗が多く、評価は上記X2と並んでシリーズでも特に低いと言わざるを得ない。 **ACE COMBAT 3D &ruby(クロスランブル){CROSS RUMBLE} &bold(){&ruby(クロスランブル無限大){近接乱舞∞ }} ベルカ戦争後のユージア大陸。 世界的な融和の流れに乗り、長年冷戦を続けていたオーシアとユークトバニアもまた協調に向かっていた。 そんな2ヵ国の間に位置するユージア大陸諸国は二大国に対抗するため統一国家の樹立を考え、まずその前段階として「ユージア同盟軍」を結成するが、 豊富な天然資源を埋蔵する大陸南部諸国はこれに反発、大陸北部・西部諸国の反対を押し切り独断でオーシア連邦との軍事条約を締結しようとする。 そして条約調印式当日、遂に大陸南部諸国の姿勢に反対する国々によるクーデターが発生、衝突は大陸全体にまで波及してしまう。 事態を鎮圧すべく、大陸各国は正規軍と傭兵パイロットをかき集め、クーデター鎮圧作戦「戦士の名誉作戦」を発動する。 その中には、主人公''フェニックス''率いるスカーフェイス隊の姿があった。 3DS、延いては任天堂ハードでリリースされた初にして2018年現在で唯一の作品。 本作は初代と2のストーリーを纏めてリメイク、公式曰く「再構成」したものとなっている。 舞台もストレンジリアル世界に回帰、ZERO以降04以前の時代を舞台とした世界という事もあり、旧作のプレイヤーをニヤリとさせる演出も多く含まれている。 新システムの絶妙なバランスなどもあって、久し振りに高い評価が与えられたエースコンバットである。 リリースから3年後、追加要素を含むACE COMBAT 3D+が発売された。 本作では''マリオブラザーズシリーズ''とのコラボがなされ、マリオの意匠のペイントがされたF-22等が使用できる。 **ACE COMBAT &ruby(インフィニティ){INFINITY} &bold(){&font(#008cff){終わりない自由を 全ての手に空を}} 1999年、地球に降り注いだ小惑星ユリシーズの破片がもたらした地球規模の未曾有の大災害、通称"ユリシーズの災厄"から20年が経過した2019年の世界。 ユリシーズの破片迎撃のために世界各地に建造された巨大地対空レールガン"ストーンヘンジ"の活躍により、 既存の世界秩序の崩壊という「最低限の被害」に留まる事ができた世界は、地域ごとに共同体を結成し少しずつ被害から立ち直りつつあった。 一方で、復興の為に軍事予算が削減され世界的に急速な軍縮が行われた結果、正規軍は世界各地で頻発するテロに対応し切れなくなり、 代わりに国連の委託を受けたPMC、通称"プライベーティア"が台頭するようになっていった。 PMC「アローズ社」に所属する主人公"リーパー"もまた、そんな傭兵パイロットの一人であった。 そんな折、ユリシーズ被害の難民特区として作られたロシア南部の"イユーリ自治区"とその周辺が"ユージア連邦"を名乗って独立を宣言、 瞬く間に世界各地の主要都市を占拠する。 世界、延いては宇宙すらも巻き込む"ユージア戦争"の幕明けであった。 PS3でリリースされたオンラインゲーム。2018年3月、惜しまれながらもサービスを終了した。 現実世界を舞台に04のストーリーをベースとしつつ、各シリーズで登場したミッションや人物、組織のセルフパロディや、 各種超兵器の客演など、シリーズ全体を巻き込んだクロスオーバー作品、更に言うなら''お祭り作品''とでも言うべき代物。 メインはオンラインモードによるインターネット対戦。 オフラインモードも備えてはいたが、第8話を以って以降のストーリーは進行する事は無く、事実上の打ち切りないしは未完であった。 またオフラインモードのシナリオは後半以降を開放するにはほぼ課金が必須であった。 ミッションに参加するにも3時間で1つ溜まる「燃料」を使用する、所謂スタミナ制を採用しており、 ストレスなくゲームをプレイするにはやはり課金が必要というえげつない集金体勢には批判が多かった。 操作システムには、携帯機で多数盛り込まれた特徴的な新システムは全て排除され、04以来のシンプルなものに回帰した事については評価が高い。 また今までの多くの作品に登場した航空機に加えて、今作初登場となる機体も多数登場、プレイアブル機体の数はシリーズ最多を誇っていた。 シリーズの源流とでも言うべき漫画「エリア88」とのコラボも実現し、まさしくお祭り企画の面目躍如であった。 **ACE COMBAT 7 &ruby(スカイズアンノウン){[[SKIES UNKNOWN>ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN]]} &bold(){&font(#073763){ 願い、救い、痛み、恐怖、空はひとつにつながらない}} 2019年、ユージア大陸。 ユリシーズの落着から20年、環太平洋戦争から9年が経過し、関係を修復したオーシアとユークの二大超大国は更なる成長を遂げ、ユリシーズ被害の復興と平和の為に様々な政策を図っていた。 オーシアがエルジア王国(旧エルジア共和国)から独立した南部の国家・セラタプラの領海に建設した[[国際軌道エレベーター>軌道エレベータ]]もそのうちの一つであった。 しかし、エルジアはそれを「オーシアによる宇宙開発利権の独占」「エルジアへの干渉」として反発、徐々にオーシアとの関係が悪化していく。 遂にエルジアはオーシアへ宣戦布告すると同時にオーシア各地の軍港を奇襲、オーシアの海上戦力を封じ込めると同時に軌道エレベーターを占拠、 自らに同調する各国と共に大陸内のオーシア軍基地の制圧に着手、第二次大陸戦争、またの名を灯台戦争が勃発する。 強大な軍事力を持つオーシアに対してエルジアは無人機の大量投入で互角に持ち込み、またオーシアは民間に誤爆を繰り返したのに対し、 無人機の正確な攻撃により無用な被害を出さないエルジアは徐々に世論を味方に付けて行く。 そんな折、IUN国際停戦監視軍に所属し平和維持活動に参加していた主人公&bold(){トリガー}はとある作戦の中で犯した「大統領殺し」の罪により、 オーシア軍の懲罰部隊「第444航空基地飛行隊」通称スペア隊に左遷されてしまう。 トリガーは一癖も二癖もある仲間と共に、「戦力ではない捨て駒」として危険な任務に身を投じて行く事を余儀なくされる。 2019年1月17日発売のシリーズ最新作。 当初は2017年発売予定だったが2度の延期を経て発売は2年遅れとなったが、その結果劇中の設定年代と同じになった。 シリーズ20周年記念作品にして、ナンバリング作品としてはAC6以来実に12年振りとなる作品。 対応機種はPS4、XBOXONE、PC(STEAM)。 早期購入特典として、PS4版にはAC5、XBOX版にはAC6の移植版が同梱する。 本作は「空の革新」をテーマとしており、雨雲の中を飛ぶとキャノピーが凍結したりミサイルの誘導性能が低下する、 強風の中では機体が風に煽られる、雷雲が近いと機体に落雷し電子機器が一時的に機能停止する……といったリアルな空の再現が行われている。 更に進化したグラフィックも相まって、空の中を飛ぶ臨場感はシリーズでも最高級となっている。 各機体はインフィニティのシステムを受け継ぐ形で強化パーツによる改造が可能になっており、 また時代がかなり進んでいる事もあってか架空機以外でもレーザー砲やレールガンが使用可能になっている。 サブタイトルは直訳では「謎の空」となるが、作中では「未知なる空へ」と意訳されている。 宇宙へ伸びる軌道エレベーター、無人機の台頭、二通りに分かれるある人物の取った行動の意図の解釈といった、本作の特徴が表現されている。 ストーリー面では、本作の発表を機にACE3が正史に組み込まれた事を受けてか、3との繋がりを意識させる描写も多い。 %%それだけに、3では全く影も形もなかった軌道エレベーターの去就が心配された。%% また04、5との関係性が非常に強く、過去作プレイヤー向けのファンサービスの類もシリーズの中では断トツに多い。 本作のプレイ前にはこれらの作品をおさらいしておいた方がより楽しめるだろう。 発売前から発表されていたが、本作の主人公は従来作のように常にある特定の部隊を率いるのではなく、 冒頭で懲罰部隊送りになったのを皮切りに複数の隊を渡り歩いていくのも特徴である。 全体的に難易度は高めで、シリーズでもトップレベルと称される。 悪天候下での飛行の難しさ、電子機器を頼れない不安さがよく分かる事だろう。 #center(){SKY EYE} #center(){&font(#0000ff){《}今日は俺の誕生日だ、良項目をプレゼントしてくれ!&font(#0000ff){》}} #center(){Chopper} #center(){&font(#0000ff){《}やいブービー!ホントに追記修正出来るんだろうな!?&font(#0000ff){》}} #center(){Pixy} #center(){&font(#0000ff){《}よう相棒、追記修正してるか?&font(#0000ff){》}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 7は今までより主人公があまり英雄扱いされていない気がする。まあ懲罰部隊行っているから納得ではあるが -- 名無しさん (2019-01-26 11:10:00) - トリガー=グリフィス1なんて説もあるが果たして -- 名無しさん (2019-01-27 14:08:00) - ↑ 初めて聞いた。そんなのあるの? -- 名無しさん (2019-01-27 15:46:25) - ↑横からだが調べてみたら、ただの説というか、Xは7の一年後だからそうだったらあの活躍も納得だよねぐらいの話だったよ。 -- 名無しさん (2019-01-27 17:26:02) - しかしメビウス1は三度戦場へ戻ることを決意したのか………… -- 名無しさん (2019-01-29 22:22:39) - 7の爺さんは過去に出てきた部隊にいたとかそんな感じですか? -- 名無しさん (2019-01-29 22:53:21) - おじいちゃん✟天界の王✟だけどリボン付きや鬼神と戦ったことのない片手落ちの王 -- 名無しさん (2019-01-29 23:44:41) - 7で5のことって語られてる? たしか5のハーリング大統領が2020年に情報公開するって明言してたけど。 -- 名無しさん (2019-01-30 08:26:19) - ↑ 7の舞台は2019年なので残念ながら詳しくは語られない。ただ5(とゼロ・04)をやってると楽しめるネタはある -- 名無しさん (2019-01-30 10:02:06) - 付け加えるなら5で起こしたベルカの悪行は津々浦々に知れ渡ってるらしく(陰謀と言えばみたいな扱い)、その影響でベルカ人は白眼視されてるから結構リンクしてる部分はあるね、ハーリング大統領も出るし... -- 名無しさん (2019-01-31 09:26:51) - ↑×3 ある人物が出てくる (ヒント:シリーズ通して出てくる名前といえば…………?) -- 名無しさん (2019-01-31 09:46:21) - 6をsteam対応してくんねぇかなぁ -- 名無しさん (2019-01-31 10:29:42) - AWACSの声が運昇さんだからもしかして…。 -- 名無しさん (2019-01-31 10:58:12) - ↑ 間違えた、AWACSの声はスノウ大尉だわ。 -- 名無しさん (2019-02-01 12:13:28) - オーシア→アメリカ、ユークトバニア→ソ連、エルジア→フランス、ウスティオ→(たぶん)ポーランド、ベルカ→ドイツ、サピン→スペイン、エメリア→イタリア、エストバキア→(たぶん)ユーゴスラビア  ・・・この辺りまでの元となった国なら大体わかるんだけど、Xのオーレリアとレサスがどうしても分からん・・・オーレリアはイギリスっぽい感じがしないでもないけど、もしかして元ネタがないパターン? -- 名無しさん (2019-02-01 19:40:39) - ↑サンタがサーフィンしてる人形とかあったし南半球だしオーストラリアじゃないかな -- 名無しさん (2019-02-01 19:50:42) - ↑2 ウスティオはチェコではないかとも言われてるな。第二次大戦中の欧州の地図とベルカ戦争当時のオーシア大陸地図を見比べるとよく分かるが、ドイツとチェコの位置関係がほぼまんまベルカとウスティオなのね。 ↑も言う通りオーレリアはオーストラリアだと思う。国名からして明らかに「オーストレイリア(ネイティブ風発音)」のもじりだし。 エストバキアとレサスは「東欧諸国ごちゃまぜ」とも言われてる。もしそうなら「明確な元ネタは無い」パターンなのかも -- 名無しさん (2019-02-01 20:38:03) - また04の最終決戦みたいに味方勢揃いってシチュで最終決戦をやりたいな。5はサンダーヘッドがいなくて寂しかったし、7も初期配属部隊の隊長や懲罰部隊のAWACSも加わったりしたら良かったんだけど、中々そういうお祭り感は出せないのかな -- 名無しさん (2019-02-02 09:45:38) - 7はなんか物足りなかったな スッキリしない終わり方も含めて演出だったのかもしれないけど -- 名無しさん (2019-02-19 21:18:16) - トリガー、メイジ2、スペア15、ストライダー1、ハーリング殺し、大馬鹿野郎、三本線、爪跡…等々、呼び名が非常に多いエースコンバット7の主人公 -- 名無しさん (2019-06-01 10:32:11) - 7の項目できる前にマッキンゼーの項目できそうで……撃ち落としたトリガーは何人いるのか -- 名無しさん (2019-07-17 11:13:45) - ノーマル操作、感覚的に慣れなくて、いつもノービス操作でやってるんだよなぁ; 自分の他にもノービス操作でやってる奴っている? -- 名無しさん (2019-10-16 18:49:43) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/01/17 Thu 14:05:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){''超本格的ヒコーキごっこが今、始まる''}} *《概要》 エースコンバットシリーズとは、ナムコ(現・バンダイナムコ)が開発・販売するシューティングゲームシリーズ。 平たく言えば''戦闘機を駆るエースパイロットとなって、敵軍を蹴散らすゲーム''である。 当初はアーケードゲーム"エアーコンバット"の家庭移植版として開発されていたが、商標の関係で名前が使用できなかったため、 現在のエースコンバットに名前が変更されたという経緯を持つ。 略称は「エスコン」「エース」「ACE」「AC」など。 ただし「AC」と略せるゲームもいろいろあるため、 本作を「空のAC」として「[[陸のAC>ARMORED COREシリーズ]]」「[[人のAC>アサシン クリード ]]」と区別する事もある。 公式は「エース」「ACE」「エスコン」を用いる。 極一部の例外を除いて、本作の主人公はコールサイン((所属部隊とその番号。メビウス1ならメビウス隊1番機という事になる。))かTACネーム((戦闘中に使用するパイロットの愛称のようなもの。))しか設定されておらず、容姿はもちろん、人物像すらほとんど語られていない。 精々、「他の登場人物が『彼』と呼ぶためおそらく男性であろうと推測される者」が散見される程度で、性別すら不明瞭な者も少なくない。 正にプレイヤー自身こそが、存在するだけで敵を恐怖に陥れ、味方を勇気付けるエースとなるのである。 この点は「陸のAC」とも共通する。 なお「空のAC」の主人公は体制を守る側、「陸のAC」の主人公は体制を乱す側であることが多く、立場は真逆である。 本作をプレイする上で忘れてはならないのは、 「エースコンバットはリアルなフライトシミュレーター''ではなく''、フライト『シューティング』である」という事である。 そのため、戦闘機は''ミサイルや爆弾を数十本積む((実際には精々10本前後である。))''し、搭載された「通常ミサイル」は戦闘機でも戦車でも、 挙句に一般家屋にさえ問題なく誘導しダメージを与える((現実には誘導方式が異なるため、空対空ミサイルは戦車や艦船、ましてや民家などには誘導しない。))。 ''『戦闘機でトンネルに突入する』''なんて現実には無茶な挙動も毎回やらかす。 これまた一部の例外を除いてエースコンバットシリーズは我々の住む地球とは異なる別の世界を舞台としているため、 現在の技術水準を遥かに超えた兵器群、通称''超兵器''も大量に登場する。 つまる所、本シリーズは戦闘機のリアルな挙動ではなく、 戦闘機で強大な敵を撃破し、困難なミッションをクリアし、圧倒的不利を逆転する爽快感とカタルシスを楽しむゲームなのである。 これら非現実的な点をどうしても受け入れられないという者も少なくないが、 ともあれエースコンバットシリーズは現在ではナムコ(バンダイナムコ)を代表する看板シリーズとなっている。 またシリーズを通して、BGMが非常に良質なのも大きな魅力の一つ。 ゲームは二の次、曲を聞くためだけにプレイする価値も十分にあると言える。 1、2でよく見られるロック調のBGMはシリーズの基本となっており、作風に合わせて軽妙なテクノ、重厚なオーケストラ、フラメンコ風といった具合に、 作品ごとに特色も光る。 04以降は作曲家陣に小林啓樹氏が参戦、ラストミッションは''混声合唱が挿入された壮大なオーケストラサウンド''となるのが慣例となった。 なお、多くの作品はストーリーを一周するとゲーム中のBGMを好きに聞く事が出来る、いわゆる「音楽室」が解放される。 *《お約束要素》 今シリーズにはいくつか共通する要素がある。 大まかに分けて初代から存在するものと、04から登場したものに分けられるが、何れもシリーズの特徴としてプレイヤーからは愛される要素となっている。 ・''トンネル潜り・谷間飛行'' ''どう考えても戦闘機にさせる事ではないが''、今シリーズには毎回登場し、最後の敵を撃破するために必ず潜りに行くハメになる。 概ね谷間飛行は中盤、トンネルは終盤で登場し、「主人公にしかできない困難なミッション」として山場を盛り上がる。 ・''超兵器'' 現実にはあり得ないオーバーテクノロジーがふんだんに投入された超兵器が毎回登場する。 概ね敵軍の序盤の快進撃の要となり、ストーリー前半の自軍はまずはこれに悩まされ、ひとまずこれを打倒する事を目指す。 そして最終盤に敵軍の最後の切り札として2つ目の超兵器が登場、主人公の手で撃破して自軍の勝利……という流れが常道。 戦闘機ゲーである事もあって超巨大航空機が多いが、中には''巨大地対空レールガン''や''全長300mクラスの巨大潜水空母''、 ''全高1㎞の超高層レーザー砲''、''地上攻撃用レールガンを搭載する巨大人工衛星''といったものもある。 超兵器撃破ミッションは『自軍が長らく悩まされていた敵の巨大な兵器を落とし、いよいよ反撃を開始する』という、 ストーリーの折り返しを飾る任務となる事が多く、主人公の活躍や自軍の逆転の始まりを強調する大きな役割を持つ。 また2つ目の超兵器については事前のトレーラーで紹介されていない事も多く、大抵は初対面時のプレイヤーの度肝を抜くことになる。 ・''絶望的過ぎる状況からの奇跡的逆転劇'' 特に04以降で顕著。 自国領土の大半が制圧されている、開戦から一周間で正規軍が壊滅した、敵軍の宣戦布告同時攻撃でいきなり首都が陥落する……といった、 ''普通ならとっくに降伏している様な状況''からゲームがスタートする事が多い。 またそれに伴い、最初ないし最初期のミッションが「自軍にトドメを刺そうとする敵爆撃機の編隊の迎撃」である事もお約束である。 これもやはり「死に体だった自軍が主人公の活躍により持ち直す」というカタルシスを支える要素となる。 ・''ナガセもしくはTACネーム"EDGE"の女性パイロット''と''ジョン・ハーバード'' 2で初登場して以降毎回の様に登場する女性パイロットと男性。 ナガセのフルネームは永瀬ケイ(ケイ・ナガセ)。 元々はレイジレーサーの登場人物のパロディとして登場した彼女であるが、後にシリーズに頻繁に登場するようになる。 基本的に、それぞれ同名の別人として扱われる。 また彼女の存在によって、ストレンジリアル世界にも日本に相当する国があると推測される。 ジョン・ハーバードはナガセとは異なりゲーム本編で直接言及される事は少なく、ゲーム外の資料でその名前が確認できる。 ストーンヘンジを運用していたりアークバードの乗組員だったりとストレンジリアル世界の脇役としてちょこちょこ登場しており、 彼もまたそれぞれのジョン・ハーバードが同一人物であるかどうかは不明。 *《シリーズ作品》 前述の通り、本作は架空世界(公式は''ストレンジリアル世界''と呼称する)を舞台とするものと、現実世界を舞台とするものの2つに大別される。 プレイヤーからは概ね架空世界を舞台とする作品が本流、現実世界が舞台の作品は外伝という認識である。 どの作品にもイメージカラーと強調された要素があるため、同シリーズでありながらそれぞれの作品に固定ファンがおり、 特色となる点がそれぞれ強みを発揮している事がわかる。 谷間を飛行するミッションの存在や、報酬から戦闘機を購入する、(一部作品では)主人公が傭兵部隊であるといった点から、 漫画「エリア88」の影響が非常に大きい事が窺える。 **ACE COMBAT 某国で発生した大規模クーデターに対し、統合軍の傭兵部隊に所属する主人公が鎮圧に向かう。 「エースコンバット」としては記念すべき第一作。この頃はまだストーリーは非常にシンプルであった。 ミッションクリアで得られる報酬を元手に戦闘機を購入するというシステムや、 超兵器、谷間・トンネル潜りといったお約束要素の多くはこの時点から存在していた。 また本作以下PS1でリリースされた3作品には「燃料」という独自要素があり、これが尽きるとゲームオーバーとなる((04以降ではミッションの時間制限という形に取って代わられた))。 PS1作品という事でグラフィックは当時としても粗く、 特に今作のトンネルミッションは主に''グラフィックが粗いせいで地形が見辛い''という理由でシリーズ屈指の難易度となってしまっている。 しかしながらこれでも相当画期的なゲームであった。 本作の舞台が現実世界なのかストレンジリアル世界なのかはイマイチ判然としていない。 **ACE COMBAT 2 &font(#ff0000){''超本格的ヒコーキごっこが今、始まる''} ユージア大陸にて発生した大規模クーデターに対し、今度は統合軍の傭兵部隊''スカーフェイス''が鎮圧に向かう。 本作のパッケージにはSu-35((カナード翼を持つ試作版。現在ロシア・中国空軍で運用されている量産型のSu-35とは型番こそ同じだが厳密には別の機種である。))が描かれているが、東側の戦闘機が単独でパッケージを飾っているのは本作と3だけである。 大まかなストーリーは前作とほぼ同じであるが、グラフィックを始めとして様々な面がブラッシュアップされている。 本作のキャッチコピーと''会社で中年サラリーマンが玩具の戦闘機を手に心底楽しそうにブンドドしている''というCMは、 エースコンバットとは如何なるゲームかを端的に表現した秀逸なものとして名高い。 シリーズ初となる架空機''XFA-27''や、後にシリーズ常連となるケイ・ナガセが初登場するなど、何気に意味の大きい作品。 04と同じ地名・地形が登場する事から、本作の舞台はストレンジリアル世界の様である。 後に3Dでリメイクされる形でストレンジリアル世界の正史に編入された模様。 **ACE COMBAT 3 &ruby(エレクトロスフィア){[[electrosphere>ACE COMBAT 3 electrosphere]]} ''地上にはない、ドラマがある'' 力を失った国家に代わって企業が人々を支配する2040年のユージア地方。 そこではゼネラルリソースとニューコムの二大巨大企業が覇権を争っていた。 主人公こと治安維持組織UPEOに所属するパイロット''nemo''とその仲間達は、平和の為に企業間抗争に立ち向かっていく。 シリーズ3作目にして、エースコンバットシリーズとしては後にも先にも無い独特の作品。 本作からナンバリングタイトルには副題が付けられるようになった。 本作の副題の''エレクトロスフィア''とは作中に登場する電脳空間の名前である。 それまでの作品とは打って変わって、また以降の作品にも見られないSF的世界観が特徴的。 それに加えて、ストーリーの間隙にProduction I.Gの手によるアニメパートが挿入される、音声が日本語のみである、 架空機が非常に多い(考えようによっては''全機種が架空機とも'')など、極めて独特の雰囲気で進行していく。 一方で、その世界観に似合ったテクノ調のBGMや独特の浮遊感のある操作性、分かりやすいHUDなどは好評である。 総じて賛否両論、''「早過ぎた名作」''としてリメイクを望む声も散見される「屈指の異色作」としか形容しようがない作品。 シリーズの他の作品とはあまりに異質な雰囲気、ユージアが&bold(){Euro-Asia}の略である、UGSFの歴史の起点である……などの設定から、 本作が04以降のストレンジリアル世界に含まれるかどうかはファンの間でも意見が分かれていたが、 7発売に伴い整理された年表に本作が組み込まれた事で、本作もストレンジリアル世界に含まれる事が正式に確定した。 **ACE COMBAT 04 &ruby(シャッタードスカイ){[[shattered skies>ACE COMBAT 04 shattered skies]]} &font(#008cff){''それは、誰もが手にするソラノカケラ''} 2003年、ユージア大陸。 小惑星ユリシーズの落着が齎した甚大な被害と混乱が引き金となり、かねてから大陸の他の国々と対立し、 長い緊張関係にあった大陸西部の大国「エルジア共和国」が大陸中部の中立国「サンサルバシオン」へ電撃的に侵攻、「大陸戦争」が勃発する。 東部諸国は多国籍軍&ruby(アイサフ){ISAF}を結成して対抗するが、一国でISAF総参加国の全軍に匹敵するエルジアの強大な軍事力と、 元はユリシーズ迎撃のために建造され、開戦直後にエルジアが占拠した巨大地対空レールガン「ストーンヘンジ」の凄まじい制圧能力により劣勢に立たされる。 ISAF空軍の最精鋭をかき集め決死の覚悟で行われたストーンヘンジ奪還作戦も、ストーンヘンジ防衛を担うエース部隊「黄色中隊」と、 それを率いるエルジアの絶対的エースパイロット''黄色の13''の圧倒的実力を前に失敗に終わり、開戦から1年後にはISAFは遂に大陸から撤退に追い込まれる。 その後間もなく行われたISAFにトドメを刺さんとするエルジアのISAF司令部空爆作戦を阻止すべく、主人公''メビウス1''が出撃する。 ――時に2004年9月19日、14時5分。後に「今次戦争で間違いなく最高のパイロット」と称される英雄を中心とした、ISAFの反撃が始まった瞬間であった。 ハードをPS2に移し、またゲームシステムという意味ではシリーズ最初にして最大の方針転換を行った作品。 以降にリリースされたシリーズ各作品は、あらゆる意味で本作がベースとなっていると言っても過言ではない。 間違われやすいがタイトルはエースコンバット4ではなくエースコンバット''04''。 この様な表記をした理由は、一説には数々の仕様変更による「ゼロからのスタート」という意味が込められているのではないか、とも推測されている。 副題は「分断された空」「砕かれた空」といった意味。また作中では「空の欠片」とも意訳される。 欧州版では副題は&ruby(ディスタントサンダー){DISTANT THUNDER}となっている。 意味は「遠雷」。プロローグでも孤児の少年のモノローグで戦闘機のエンジン音を遠雷と表現している。 **ACE COMBAT 5 &ruby(ジ・アンサングウォー){[[THE UNSUNG WAR>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]} &font(#008000){''奇跡を起こすことが義務付けられた日''} 2010年、北オーシア大陸。 オーシア連邦の南西、セレス海に浮かぶサンド島には、オーシア空軍サンド島分遣隊''ウォードッグ隊''が所属する空軍基地が存在した。 ある時、サンド島周辺に国籍不明機が突如出現、その攻撃により2人の教官と多数の訓練生が犠牲となり、 その日は地上に居た事で偶然難を逃れた主人公''ブレイズ''ら新米パイロット達は、人手不足から新米でありながら実戦に赴く事を余儀なくされる。 後に不明機の正体はセレス海を挟んだ反対側に存在する大国ユークトバニア連邦共和国のものと判明、更に彼らはオーシアに宣戦布告する。 しかしユークは、かつてはオーシアと冷戦を繰り広げていたものの、現在では15年前に起きた"ベルカ戦争"に協力して対応して以来の友好国であった。 異常事態が連発する中、ブレイズはひょんな事からウォードッグ隊の隊長に就任し、3人の仲間と共に各地を転戦して行く。 ストレンジリアル世界を舞台とした作品としては初めてユージア大陸から離れた作品。 副題は「謳われない戦い」「讃えられない戦い」といった意味。 欧州版では副題は&ruby(スコードロンリーダー){SQUADRON LEADER}となっており、意味は「隊長」である。 本作から初めて友軍機とは別に具体的な指示を下せる僚機が登場、欧州版副題はこの点を強調したものとなっている。 またゲーム中ボイスに日本語が選択可能となった。豪華声優陣の日本語音声の元でプレイが可能となる。 全ミッション数は3に次いでシリーズトップクラス、プレイアブル機もINFを除いて最多、無線は04の約20倍という、シリーズ屈指の大ボリュームも特徴。 前作が戦争の虚しさ、物寂しさを描いていたのに対して、こちらは総じて映画的な「熱い」展開が繰り広げられる。 ''オーシアの両さん''こと熱血警官チャーリー11、脳筋なオーシア陸軍A中隊、熟練隊長とそれを慕うB中隊など、モブにも濃いキャラが揃っている。 **ACE COMBAT ZERO &ruby(ザ・ベルカンウォー){[[THE BELKAN WAR>ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR]]} &font(#ff4500){''エースによって語られる、エースの生き様''} 2005年、「世界を巻き込んだ」と言われる''ベルカ戦争''の情報の一部が開示された。 1995年、極度の財政難に苦しんだオーシア大陸北東部の軍事大国"ベルカ連邦"が、 かつての自国領土であった周辺諸国"オーシア連邦"や"ウスティオ共和国"等へと攻め込んだ事で勃発した、 そしてその詳細がほとんど明らかにされていなかった戦争である。 ジャーナリストのブレット・トンプソンはすぐさま調査を行った結果、資料に''鬼''の異名を持つ一人の傭兵パイロットに関する記述が何度も登場する事に気付く。 ブレットは"鬼"を通してベルカ戦争の謎に迫る事を思い付き、そのために"鬼"と関わりのあるパイロット数名へのインタビューに成功する。 その内の一人、''片羽の妖精''は"鬼"のかつての相棒であった。"片羽"はブレットに、"鬼"こと主人公''ガルム1''の活躍を語って聞かせる。 「あれは雪の降る寒い日だった」 5で断片的に語られたベルカ戦争の様子を描いた作品。 時系列は1995年、04の時代の9年前とナンバリング作品としては最も古い時代を描いている。 今作の最大の特徴は「エーススタイルゲージ」と呼ばれる機能である。これはミッション中での行動、 例えば「民間の施設や、戦闘能力を失い離脱しようとする敵機を攻撃するか見逃すか」「救援要請を出している友軍を助けに行くか無視するか」などによって、 主人公が「容赦なく敵を叩き潰す"マーセナリー"」、「戦局眼に長けた"ソルジャー"」、「騎士道を行く"ナイト"」の三種類の内、 どのタイプのパイロットかに評価が分かれ、それによってルートが分岐したり台詞が変化したりするというものである。 OPで片羽が語る「エースは三つに分けられる。強さを求める奴、プライドに生きる奴、戦況を読める奴。この3つだ」という台詞は、 今作のゲームシステムを端的に表している。 ロックミュージックにフラメンコを取り入れた本作のBGMはシリーズでも取り分け評価が高く、 最終ミッションで流れる「ZERO」は「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」でも度々高順位にランクインしている。 **ACE COMBAT X &ruby(スカイズオブディセプション){[[Skies of Deception>ACE COMBAT X Skies of Deception]]} 2020年、南オーシア大陸。 国土の大半が寒冷地ながら豊かな地下資源によって平和を謳歌する"オーレリア連邦共和国"に対し、 長年にわたる内戦により疲弊し、オーレリアから食料購入支援金の援助を受けていた隣国"レサス民主共和国"は、 「不当な搾取を続けたオーレリアへの報復」と称して宣戦布告、瞬く間にオーレリアの領土の大半を占拠する。 ただ一つ残った田舎の空軍基地に所属する主人公''グリフィス1''は、僅かな仲間と共に反撃に向かう。 一方で、かつてオーシア空軍のサンド島隊を取材していたジャーナリストの''アルベール・ジュネット''は、その戦争の裏に隠されているものに迫っていく。 国内向けとしては初めて携帯機でリリースされた作品。 またストレンジリアル世界としては初めて南半球が舞台となっている。 多くのファンにとって未知となる携帯機での展開に不安も多かった様であるが、 その実は操作性、ボリューム共に十分な良作として迎えられている。 ミッションは複数個が同時に提示され、その内の1つを選んで出撃、 それによって後の展開が変化するという初代のそれに回帰したシナリオ進行となっている。 また3に次いで架空機が多く、それらに限りチューニングができるという独自要素も持っている。 上述の通り、本作の語り部は5にも登場したジュネットが務めている。 5で発揮した勘の鋭さは本作でも健在である。 **ACE COMBAT 6 解放への戦火 &font(#0b5394){''群れ成す翼の大戦場''} 2015年、アネア大陸。 大陸東部のエストバキア連邦は、ユリシーズの落着による被害により発生した内乱によって大きく疲弊していた。 軍事政権の樹立によってようやく安定したエストバキアは、突如として隣国"エメリア共和国"の首都グレースメリアへと侵攻する。 エメリア空軍に所属する主人公''ガルーダ1''らの抵抗も虚しく、軍司令部はグレースメリア放棄を決断、エメリアは開戦と同時に首都喪失の憂き目に遭う。 国を取り戻す為に、ガルーダ1とその仲間達は一時撤退の後、次第に各地に散った友軍と合流、反攻に立ち上がる。 シリーズで初めてソニーハード以外で発売された、かつ唯一XBOX360に対応する作品。 本作のみ副題が日本語となっており、北米版では英訳表記の''Fires of Liberation''となっている。 第7世代機に移行した事で、そのグラフィックはACE7の登場まではシリーズでも最高峰となっている。 敵味方共に大量の戦闘機が空を駆けまわり、飛行機雲やミサイルの煙で空が覆われる様は圧巻の一言に尽きる。 ミッション数、プレイアブル機体共にシリーズとしては少々少なめであるが、 1ミッション辺りのボリュームが増加しており、またミッション中の行動で先の展開が変化する性質上、 周回プレイを前提とするならミッション数の少なさはこれくらいが丁度いいとする向きもある。 本作ではDLC機能を利用し、まさかまさかの''アイドルマスターとのコラボを実現''、 765プロのアイドルが大胆にあしらわれた痛車ならぬ''痛戦闘機''が登場した。 **ACE COMBAT X2 &ruby(ジョイントアサルト){JOINT ASSAULT} 20XX年、金融危機の傷跡が色濃く残る世界。 民間軍事会社マーティネズ・セキュリティー社に所属するパイロットにして主人公"アンタレス"は、 初任務となる合同軍事演習の最中に謎の武装集団「ヴァラヒア」の攻撃を受ける。 後にヴァラヒアの攻撃目標は東京である事が判明、 アンタレス、そしてマーティネズ・セキュリティーは攻撃阻止のために作戦に参加する。 やがて国際社会は対ヴァラヒアを目的に多国籍治安維持軍(IUPF)を組織、アンタレスらもIUPFの一員として世界を転戦するが、 その裏で真の黒幕による恐ろしい計画が進行していた....。 あらすじを見ても分かる通り、エースコンバットシリーズとしては初めて明確に現実の地球を舞台とした作品。 X2とあるが、エースコンバットXの続編という訳ではない。「PSPハードでリリースされた2作目」という意味であろう。 バグ多さや舞台が現実世界に移行した事、敵が乗る架空機の理不尽な機動など、 ゲームバランスの悪さから非常に賛否が分かれる作品となってしまっている。 **ACE COMBAT &ruby(アサルトホライゾン){ASSAULT HORIZON} &font(#bf9000){''もがれる翼の断末魔''} 2015年、アフリカ。 多発・激化する反政府紛争に対応すべく、NATOは軍を派遣するが、 いずこから入手した最新鋭兵器で武装し、地形を生かしたゲリラ戦を展開する反政府軍の掃討は遅々として進まず、泥沼化していた。 そんな折、アフリカでは謎の新型爆弾「トリニティ」の存在が判明する。 米軍に所属する主人公''ウィリアム・ビショップ''は、仲間を率いて調査に向かう。 現実世界を舞台とした作品第2弾。 タイトルロゴを見ても分かる通り、本作はエースコンバットの表記が小さく、外伝的な趣が強い。 実際、そのゲーム性は''エースコンバットの皮を被ったコールオブデューティー''等と言われている。 極めて異例な事に、本作の主人公は容姿と名前が設定されている。 エスコンでありながらヘリや爆撃機、ドアガンの操作も可能な他、その他独自の操作システムが特徴的。 マップや航空機、殊更その撃破演出の作り込みには高い評価がされている一方で、 新システムやシナリオの粗が多く、評価は上記X2と並んでシリーズでも特に低いと言わざるを得ない。 **ACE COMBAT 3D &ruby(クロスランブル){CROSS RUMBLE} &bold(){&ruby(クロスランブル無限大){近接乱舞∞ }} ベルカ戦争後のユージア大陸。 世界的な融和の流れに乗り、長年冷戦を続けていたオーシアとユークトバニアもまた協調に向かっていた。 そんな2ヵ国の間に位置するユージア大陸諸国は二大国に対抗するため統一国家の樹立を考え、まずその前段階として「ユージア同盟軍」を結成するが、 豊富な天然資源を埋蔵する大陸南部諸国はこれに反発、大陸北部・西部諸国の反対を押し切り独断でオーシア連邦との軍事条約を締結しようとする。 そして条約調印式当日、遂に大陸南部諸国の姿勢に反対する国々によるクーデターが発生、衝突は大陸全体にまで波及してしまう。 事態を鎮圧すべく、大陸各国は正規軍と傭兵パイロットをかき集め、クーデター鎮圧作戦「戦士の名誉作戦」を発動する。 その中には、主人公''フェニックス''率いるスカーフェイス隊の姿があった。 3DS、延いては任天堂ハードでリリースされた初にして2018年現在で唯一の作品。 本作は初代と2のストーリーを纏めてリメイク、公式曰く「再構成」したものとなっている。 舞台もストレンジリアル世界に回帰、ZERO以降04以前の時代を舞台とした世界という事もあり、旧作のプレイヤーをニヤリとさせる演出も多く含まれている。 新システムの絶妙なバランスなどもあって、久し振りに高い評価が与えられたエースコンバットである。 リリースから3年後、追加要素を含むACE COMBAT 3D+が発売された。 本作では''マリオブラザーズシリーズ''とのコラボがなされ、マリオの意匠のペイントがされたF-22等が使用できる。 **ACE COMBAT &ruby(インフィニティ){INFINITY} &bold(){&font(#008cff){終わりない自由を 全ての手に空を}} 1999年、地球に降り注いだ小惑星ユリシーズの破片がもたらした地球規模の未曾有の大災害、通称"ユリシーズの災厄"から20年が経過した2019年の世界。 ユリシーズの破片迎撃のために世界各地に建造された巨大地対空レールガン"ストーンヘンジ"の活躍により、 既存の世界秩序の崩壊という「最低限の被害」に留まる事ができた世界は、地域ごとに共同体を結成し少しずつ被害から立ち直りつつあった。 一方で、復興の為に軍事予算が削減され世界的に急速な軍縮が行われた結果、正規軍は世界各地で頻発するテロに対応し切れなくなり、 代わりに国連の委託を受けたPMC、通称"プライベーティア"が台頭するようになっていった。 PMC「アローズ社」に所属する主人公"リーパー"もまた、そんな傭兵パイロットの一人であった。 そんな折、ユリシーズ被害の難民特区として作られたロシア南部の"イユーリ自治区"とその周辺が"ユージア連邦"を名乗って独立を宣言、 瞬く間に世界各地の主要都市を占拠する。 世界、延いては宇宙すらも巻き込む"ユージア戦争"の幕明けであった。 PS3でリリースされたオンラインゲーム。2018年3月、惜しまれながらもサービスを終了した。 現実世界を舞台に04のストーリーをベースとしつつ、各シリーズで登場したミッションや人物、組織のセルフパロディや、 各種超兵器の客演など、シリーズ全体を巻き込んだクロスオーバー作品、更に言うなら''お祭り作品''とでも言うべき代物。 メインはオンラインモードによるインターネット対戦。 オフラインモードも備えてはいたが、第8話を以って以降のストーリーは進行する事は無く、事実上の打ち切りないしは未完であった。 またオフラインモードのシナリオは後半以降を開放するにはほぼ課金が必須であった。 ミッションに参加するにも3時間で1つ溜まる「燃料」を使用する、所謂スタミナ制を採用しており、 ストレスなくゲームをプレイするにはやはり課金が必要というえげつない集金体勢には批判が多かった。 操作システムには、携帯機で多数盛り込まれた特徴的な新システムは全て排除され、04以来のシンプルなものに回帰した事については評価が高い。 また今までの多くの作品に登場した航空機に加えて、今作初登場となる機体も多数登場、プレイアブル機体の数はシリーズ最多を誇っていた。 シリーズの源流とでも言うべき漫画「エリア88」とのコラボも実現し、まさしくお祭り企画の面目躍如であった。 **ACE COMBAT 7 &ruby(スカイズアンノウン){[[SKIES UNKNOWN>ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN]]} &bold(){&font(#073763){ 願い、救い、痛み、恐怖、空はひとつにつながらない}} 2019年、ユージア大陸。 ユリシーズの落着から20年、環太平洋戦争から9年が経過し、関係を修復したオーシアとユークの二大超大国は更なる成長を遂げ、ユリシーズ被害の復興と平和の為に様々な政策を図っていた。 オーシアがエルジア王国(旧エルジア共和国)から独立した南部の国家・セラタプラの領海に建設した[[国際軌道エレベーター>軌道エレベータ]]もそのうちの一つであった。 しかし、エルジアはそれを「オーシアによる宇宙開発利権の独占」「エルジアへの干渉」として反発、徐々にオーシアとの関係が悪化していく。 遂にエルジアはオーシアへ宣戦布告すると同時にオーシア各地の軍港を奇襲、オーシアの海上戦力を封じ込めると同時に軌道エレベーターを占拠、 自らに同調する各国と共に大陸内のオーシア軍基地の制圧に着手、第二次大陸戦争、またの名を灯台戦争が勃発する。 強大な軍事力を持つオーシアに対してエルジアは無人機の大量投入で互角に持ち込み、またオーシアは民間に誤爆を繰り返したのに対し、 無人機の正確な攻撃により無用な被害を出さないエルジアは徐々に世論を味方に付けて行く。 そんな折、IUN国際停戦監視軍に所属し平和維持活動に参加していた主人公&bold(){トリガー}はとある作戦の中で犯した「大統領殺し」の罪により、 オーシア軍の懲罰部隊「第444航空基地飛行隊」通称スペア隊に左遷されてしまう。 トリガーは一癖も二癖もある仲間と共に、「戦力ではない捨て駒」として危険な任務に身を投じて行く事を余儀なくされる。 2019年1月17日発売のシリーズ最新作。 当初は2017年発売予定だったが2度の延期を経て発売は2年遅れとなったが、その結果劇中の設定年代と同じになった。 シリーズ20周年記念作品にして、ナンバリング作品としてはAC6以来実に12年振りとなる作品。 対応機種はPS4、XBOXONE、PC(STEAM)。 早期購入特典として、PS4版にはAC5、XBOX版にはAC6の移植版が同梱する。 本作は「空の革新」をテーマとしており、雨雲の中を飛ぶとキャノピーが凍結したりミサイルの誘導性能が低下する、 強風の中では機体が風に煽られる、雷雲が近いと機体に落雷し電子機器が一時的に機能停止する……といったリアルな空の再現が行われている。 更に進化したグラフィックも相まって、空の中を飛ぶ臨場感はシリーズでも最高級となっている。 各機体はインフィニティのシステムを受け継ぐ形で強化パーツによる改造が可能になっており、 また時代がかなり進んでいる事もあってか架空機以外でもレーザー砲やレールガンが使用可能になっている。 サブタイトルは直訳では「謎の空」となるが、作中では「未知なる空へ」と意訳されている。 宇宙へ伸びる軌道エレベーター、無人機の台頭、二通りに分かれるある人物の取った行動の意図の解釈といった、本作の特徴が表現されている。 ストーリー面では、本作の発表を機にACE3が正史に組み込まれた事を受けてか、3との繋がりを意識させる描写も多い。 %%それだけに、3では全く影も形もなかった軌道エレベーターの去就が心配された。%% また04、5との関係性が非常に強く、過去作プレイヤー向けのファンサービスの類もシリーズの中では断トツに多い。 本作のプレイ前にはこれらの作品をおさらいしておいた方がより楽しめるだろう。 発売前から発表されていたが、本作の主人公は従来作のように常にある特定の部隊を率いるのではなく、 冒頭で懲罰部隊送りになったのを皮切りに複数の隊を渡り歩いていくのも特徴である。 全体的に難易度は高めで、シリーズでもトップレベルと称される。 悪天候下での飛行の難しさ、電子機器を頼れない不安さがよく分かる事だろう。 #center(){SKY EYE} #center(){&font(#0000ff){《}今日は俺の誕生日だ、良項目をプレゼントしてくれ!&font(#0000ff){》}} #center(){Chopper} #center(){&font(#0000ff){《}やいブービー!ホントに追記修正出来るんだろうな!?&font(#0000ff){》}} #center(){Pixy} #center(){&font(#0000ff){《}よう相棒、追記修正してるか?&font(#0000ff){》}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 7は今までより主人公があまり英雄扱いされていない気がする。まあ懲罰部隊行っているから納得ではあるが -- 名無しさん (2019-01-26 11:10:00) - トリガー=グリフィス1なんて説もあるが果たして -- 名無しさん (2019-01-27 14:08:00) - ↑ 初めて聞いた。そんなのあるの? -- 名無しさん (2019-01-27 15:46:25) - ↑横からだが調べてみたら、ただの説というか、Xは7の一年後だからそうだったらあの活躍も納得だよねぐらいの話だったよ。 -- 名無しさん (2019-01-27 17:26:02) - しかしメビウス1は三度戦場へ戻ることを決意したのか………… -- 名無しさん (2019-01-29 22:22:39) - 7の爺さんは過去に出てきた部隊にいたとかそんな感じですか? -- 名無しさん (2019-01-29 22:53:21) - おじいちゃん✟天界の王✟だけどリボン付きや鬼神と戦ったことのない片手落ちの王 -- 名無しさん (2019-01-29 23:44:41) - 7で5のことって語られてる? たしか5のハーリング大統領が2020年に情報公開するって明言してたけど。 -- 名無しさん (2019-01-30 08:26:19) - ↑ 7の舞台は2019年なので残念ながら詳しくは語られない。ただ5(とゼロ・04)をやってると楽しめるネタはある -- 名無しさん (2019-01-30 10:02:06) - 付け加えるなら5で起こしたベルカの悪行は津々浦々に知れ渡ってるらしく(陰謀と言えばみたいな扱い)、その影響でベルカ人は白眼視されてるから結構リンクしてる部分はあるね、ハーリング大統領も出るし... -- 名無しさん (2019-01-31 09:26:51) - ↑×3 ある人物が出てくる (ヒント:シリーズ通して出てくる名前といえば…………?) -- 名無しさん (2019-01-31 09:46:21) - 6をsteam対応してくんねぇかなぁ -- 名無しさん (2019-01-31 10:29:42) - AWACSの声が運昇さんだからもしかして…。 -- 名無しさん (2019-01-31 10:58:12) - ↑ 間違えた、AWACSの声はスノウ大尉だわ。 -- 名無しさん (2019-02-01 12:13:28) - オーシア→アメリカ、ユークトバニア→ソ連、エルジア→フランス、ウスティオ→(たぶん)ポーランド、ベルカ→ドイツ、サピン→スペイン、エメリア→イタリア、エストバキア→(たぶん)ユーゴスラビア  ・・・この辺りまでの元となった国なら大体わかるんだけど、Xのオーレリアとレサスがどうしても分からん・・・オーレリアはイギリスっぽい感じがしないでもないけど、もしかして元ネタがないパターン? -- 名無しさん (2019-02-01 19:40:39) - ↑サンタがサーフィンしてる人形とかあったし南半球だしオーストラリアじゃないかな -- 名無しさん (2019-02-01 19:50:42) - ↑2 ウスティオはチェコではないかとも言われてるな。第二次大戦中の欧州の地図とベルカ戦争当時のオーシア大陸地図を見比べるとよく分かるが、ドイツとチェコの位置関係がほぼまんまベルカとウスティオなのね。 ↑も言う通りオーレリアはオーストラリアだと思う。国名からして明らかに「オーストレイリア(ネイティブ風発音)」のもじりだし。 エストバキアとレサスは「東欧諸国ごちゃまぜ」とも言われてる。もしそうなら「明確な元ネタは無い」パターンなのかも -- 名無しさん (2019-02-01 20:38:03) - また04の最終決戦みたいに味方勢揃いってシチュで最終決戦をやりたいな。5はサンダーヘッドがいなくて寂しかったし、7も初期配属部隊の隊長や懲罰部隊のAWACSも加わったりしたら良かったんだけど、中々そういうお祭り感は出せないのかな -- 名無しさん (2019-02-02 09:45:38) - 7はなんか物足りなかったな スッキリしない終わり方も含めて演出だったのかもしれないけど -- 名無しさん (2019-02-19 21:18:16) - トリガー、メイジ2、スペア15、ストライダー1、ハーリング殺し、大馬鹿野郎、三本線、爪跡…等々、呼び名が非常に多いエースコンバット7の主人公 -- 名無しさん (2019-06-01 10:32:11) - 7の項目できる前にマッキンゼーの項目できそうで……撃ち落としたトリガーは何人いるのか -- 名無しさん (2019-07-17 11:13:45) - ノーマル操作、感覚的に慣れなくて、いつもノービス操作でやってるんだよなぁ; 自分の他にもノービス操作でやってる奴っている? -- 名無しさん (2019-10-16 18:49:43) #comment #areaedit(end) }

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