「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい

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「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい - (2019/08/09 (金) 14:36:38) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2019/05/02 (木) 04:03:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){呪いが祝福へと変わるとき、その絶望は反転する-} &big(){&bold(){◆}&bold(){概要}}   「お前ごときが魔王に勝てるとおもうな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい とは、[[小説家になろう]]で発表された小説。作者はkiki。単行本版のイラストはキンタ。   本編自体は最終章まで完結しているが、その後もちょいちょい作者がエクストラとして短編を書いているため、厳密には完全に終了した作品と言うわけではない。 また単行本も現在3巻まで発売されており、人物描写等が大幅に加筆修正されている。WEB版ではずっと後の章で登場する人物が先行で登場し(かつ難のあった性格が改善されて)活躍したりもする。 特に3巻はもはや新作レベルにまで書き直されて、熱血成分も鬱成分も百合成分も大☆増☆量。 &font(l){書下ろし短編もあるがだいたい主人公とヒロインがイチャイチャしてるだけ。} WEB漫画版もあり、現在2話まで公開中(。 作者は「悪魔のリドル」の漫画版を描いた南方純で、この事実を知った時原作者は余りの尊さに消えかけたそうな。 ちなみにWEB版から書籍化にあたり、"と~勇者"の間にあった"ガチ勢に"がタイトルから削られている。  タイトルだけ見ると昨今よくある追放系スローライフラノベに思えるが… 作者自身が「スローライフは死にました」「暮らしたい(願望)」と語るように、次から次へと重苦しい展開が続き、 主人公は血肉をまき散らしながら(自身の含む)、世界に潜む闇との闘いに否応が無しに巻き込まれる事になる。 ぶっちゃけタイトル詐欺と作者も認めちゃってる。また作者の趣味でグロ・ホラー要素が多く、敵のデザインは毎度毎度SAN値チェックもの。 ただし、絶望の展開をひっくり返す熱血・王道・カタルシス要素もまた非常に濃いものを持つ。 そして一方でこれまた作者の趣味(嗜好)として、超濃厚な百合成分こそがこの作品の最大の特徴。 容赦の無い戦いが繰り広げられる一方で、主人公(♀)とヒロインの砂糖を㌔単位で吐きそうな、ウブでイチャでラブな関係は、この作品の清涼剤としてそれはもう強く機能する。 また、主人公カップル以外でも百合カップルが多い。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){男女カップルもいないわけではないが妙に死亡率が高い}} それでいて、味方男キャラは一部を除いて漢でもある。そして敵男キャラは外道が多い。 総じて、[[ベルセルク]]と[[クトゥルー>クトゥルー神話]]と王道少年漫画とガチ百合要素を全部ごった煮にした様な内容ながら、 それらの要素が不思議とばらけず重なり合い、先へ先へと読ませるだけの魅力を持った小説である。&font(l){人は選ぶが。} タイトルの日本語が稀におかしい事があるが、それは作者の罠です。幸福な狂っています。 なお作者の書く小説はほかのも&bold(){だいたいこんなんばっか}である。 &big(){&bold(){◆あらすじ}}  少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。 全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。 肩身の狭い思いをしながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。 だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。 奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。 しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。 戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。 ――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。 (以上WEB版より抜粋) &big(){&bold(){◆登場人物}} 人間側 〇フラム・アプリコット  本作の主人公。16歳、身長156cm。髪の色はオレンジ。シャツに短パンなど、動きやすい活発な格好を好む。 生まれながらにして"反転"というよく分らない能力を持ち、それの所為で全てのステータスが成長せず0のままという状態で、 細々とした暮らしをしてきた(とは言え、家族や友人達は優しかった)が、 ある日"教会"の"神託"により、魔王討伐の勇者パーティに選ばれてしまう。    勇者パーティ内では戦闘では役に立てないながらも、料理や雑用、身を挺して仲間を庇う等に徹し、 半分くらいのメンバーからは扱いも悪くなかった(とは言え辛くなかったわけではない)。 しかし一人天才を自認する"賢者ジーン"から心底疎まれ、遂に騙されて奴隷商に売り飛ばされてしまう。  そしてそこでも酷い扱いを受け(奴隷商的にはステータス0のゴミを騙されて掴まされた、といった形) 余興としてモンスターに殺されてしまいそうになり、これまた余興でワザと置かれていた"呪いの剣"を手にしたその時、絶望は"反転"し…  この様に、散々な身の上の状態から物語は始まるのだが、最初に殺人を犯してからはある程度本人も自覚して タガが外れ、自分の行く先の邪魔になる、害を成してくる存在に対しては、割と殺す事を躊躇わなくなる。  また、"呪いの剣"の効果が"反転"し、腕や脚や最悪首すら千切れても、数秒から十数秒程度で再生/結合する 能力を得た(ただし治っていく間も含めて死ぬほど痛い)為、それを逆手にとって割とエゲツナイ戦い方をするようにもなったり。  奴隷商の元で出会ったミルキットとは、当初「奴隷商を殺した事をばらされるわけにはいかない」という打算と、 「寂しいので誰でもいいから傍にいて欲しい」という感情がない交ぜになった、半ば共依存のような関係から始まるが、 やがては互いにかけがえのない存在として、とてつもなく深い愛情で結ばれる事になる。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){最終話では国中に祝われてミルキットと結婚する。}} 〇ミルキット  本作のヒロイン。14歳、身長148cm。顔の殆どに包帯を巻いており、その下には酷い膿や爛れがある。髪の色は水色。 親の顔を知らず、物心ついた時からずっと奴隷として生きてきており、当初は完全に感情が欠落してしまった もはや死に対する絶望すら感じていない状態の中、フラムと出会う。    フラムの事を最初は「新しいご主人様」以上でも以下でもない存在としてしか見ていなかったが、自分を一切傷付けず虐待せず、 それどころか文字を教えてくれたり、必死に守ろうとしたりしてくる姿を見る内に徐々に感情を取り戻し、その感情がやがて 信頼に、親愛に、そして深い深い愛情へと変化していくのであった。    「ご主人様に仕える」という立ち位置を本人的に分析した結果として、普段着は常にメイド服を着用する。 そしてフラムの事を基本的に「ご主人様」呼びする。これはどれだけ二人の関係が深まっても変わらない。  また素顔については、&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){膿や爛れが治療されてからも}}、フラム以外には絶対に見せない約束を二人で取り決めた。 もはや二人きりの時に包帯を取り外す仕草がひとつの儀式である。リア充爆発…しなくていいね、尊いし。    ヒロインだけあってか(?)、ピーチ姫並によく攫われるのが特徴。勿論フラムはその度犯人にブチ切れる。 〇セーラ・アンビレン  オリジン教会に勤める10歳の修道女。おでこを出した金髪セミロング。 どこか田舎っぽい雰囲気で一人称が「おら」、語尾に「~っす」を付ける話し方が特徴にしてチャームポイント。 ある程度の回復・光魔法を扱えるほか、メイスを得物に戦う事も出来る。 奴隷であったことを示すフラムやミルキットの焼き印を見ても全く気にしない、優しく天真爛漫で、強い正義感の持ち主。  教会の敬虔な信者であるが、最近の教会の強引とも言えるいくつかのやり口には、やや不審を抱いている。  奴隷から解放され、冒険者になる為ギルドに登録した(そこでも二悶着くらいあった)フラムが、ちょっとしたトラブルを通じて出会う。 その後共に冒険して以降何かと親しくなり、セーラ自身10歳の少女ながらそれなりの戦闘力を持っている事から、 後々「フラムと仲間たち」の一員となる。物語の展開上、離脱期間も長いのだが。  そして彼女もまた、この作品の百合ップルの一員を担う事に。反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){おねロリ的な意味で。愛は種族を超える。}} 〇キリル・スウィーチカ  勇者。16歳、身長159cm。金髪ボブカット。生まれながらの希少属性"勇者"持ちで、総じてステータス値が非常に高い。 本人は元々田舎生まれの田舎育ちの純真な(そして少々薄幸そうな)少女であり、勇者として旅立つ前は故郷の村で生涯穏やかに暮らすつもりだったのだが、神託を受け、持ち前の責任感と正義感から断り切れなかったのが実情。  性格的にも年齢的にもフラムと近しかった為、半ばフラムに依存するかのように仲が良かったのだが、物語開始当初はジーンの洗脳染みたやり口により、フラムに対し冷たく当たってしまっている。    しかしそれでもフラムがパーティを抜けたと聞かされた時には大きなショックを受け、「私のせいだ」との自己嫌悪から以降戦闘にも身が入らないようになり…。 作中最強クラスの戦闘力があるのだが、物語中では意外と出番自体が少ない、少々不憫な子。 作者公認で「曇らせたい(最終的には幸せにしたい)」とか言われちゃってる。   〇エターナ・リンバウ  魔法使い。見た目はフラムと同年代だが年齢不詳の美少女(?)。身長152cm。髪はロングの水色。 いかにも"魔女"らしいエナン帽を被るが、服装は白いボディスーツにシュシュの沢山ついた黒い上着(?)と珍妙な格好をしている。 勇者パーティでは最も魔力値が高く、所持する属性は"水"。ほかに医学・薬学にも造詣が深い。 Sランク級冒険者並の実力を持つが、元々山奥で自給自足の生活を送っていた。興味があること以外には全く食い付かないタイプ。    クールなおっとりマイペース系の性格だが人嫌いと言うわけではなく、むしろ面倒見は良い方。 お荷物だった頃のフラムにも薬学や(使えないにしても)魔法を教えるなど優しく接していた為、ジーンがフラム(とパーティメンバー)を騙して奴隷商に売った真実を知った際には、ジーンと全くソリが合っていなかった事も相まって見事にブチ切れている。 なお魔力のステータスは、エターナの方が1割強程度上。  元々魔王討伐には殆ど興味がなく、勇者パーティの旅を楽しみたかっただけの為、教え子ことフラムが勇者パーティを抜けてからつまらなくなり、彼女もパーティを抜けて王都に帰っている。 そしてフラムと再会してからは、フラムがある依頼の(破格の)報酬として譲り受けた2階建一軒家の同居人となる。 …と言うか偶然勝手に住み着いていた。  彼女もまたこの作品の百合ップルの(ry 〇ジーン・インテージ  賢者。28歳、身長177cm。髪色は紫のロンゲ眼鏡。一応王国所属の研究者だが、常に引きこもって一人で研究をしている。 希少属性"自然"を有しており、火・水・風・土の四属性魔法を自在に操る掛け値なしの天才…にして掛け値なしのクズ野郎。 「自分は天才なのだから常に正しく、他の人間の感情を推し量るつもりなど一切ないし、その必要もない」と心底から考えている 超絶独善的で自分勝手な性格。それでいて魔法面以外でも技術的能力は悉く有能であるからタチが悪い。  当然、勇者パーティの中でも浮いており、他メンバーといがみ合ったり諭されたりするのだが、本人に改善するつもりなどない。 と言うか周りが自分に合わせないのがおかしいと思っている。プライドも高いため、エターナなどに馬鹿にされるとすぐに激昂する。 自身の天才的な遺伝子を残す為には相手もそれに相応しい優秀な存在でなければならないと考え、キリルをその対象としていたが、 キリルがジーン視点では全く何の役にも立たないクズ女と距離を縮めてしまった事に苛立ち、フラムはおろかパーティメンバーも騙して奴隷商に売り払ったことから、この物語は始まる。  反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この手のキャラクターには珍しく、最後まで性格は改善しないが、物語上の株は非常に上がると言う、ある意味とてもオイシイ奴。結果論で言うと彼がその独善の元フラムを追放せず魔王の元まで辿り着いていれば、世界は終わっていた可能性が高い。}} …言うまでもなく、その事実を知って以降でもフラムからは「死なない程度に殺したい」と無茶苦茶に恨まれている。 〇ガディオ・ラスカット  鎧を着こんだ大剣使い。32歳、身長197cm。Sランク冒険者。短髪黒髪で顔には傷がある。ガッt… 見た目は厳いが面倒見がよく、勇者パーティ時代のフラムにも、お互いそれが使えないと分かっていても剣術や戦い方を教えていた。 得意とする剣術は、体内のプラーナを集中し、剣に乗せて振るったり放ったりする騎士剣術(キャバリエアーツ)。必殺技に気剣斬(プラーナシエーカー)・気剣嵐(プラーナストーム)等。一部の技は後にフラムも体得し、弟子の確かな成長にガディオも喜んだ。 嘗て冒険者仲間の恋人がいたが、死別しており現在は新しい…? 〇ライナス・レディアンツ  弓使い。24歳、身長184cm。軽めの鎧にマントを羽織った、イメージ的にはロビンフッド。Sランク冒険者。 軽薄そうな雰囲気で、実際これまで多数の気に入った女性と(浅い)関係を持っているのだが、若い時分より冒険者をしてきた 為、様々な経験を持っている。能力的には敏捷値が非常に高く、目も良い事から斥候を担当する事が多い。 現在は勇者パーティ仲間のマリアに一目ぼれして以降マリア一筋になり、当初の目的の金と名誉の為でなく、彼女の為に戦うようになっている。 そのマリアが何か黒いものを隠しているような様子がある事は察しているが、致命的な事になるのを恐れて踏み込めないでいる。  フラムに対してはエターナやガディオ程親しくしていたわけではなく、むしろ辛い事も言ったとは本人の弁で 「故郷に戻った方が良いんじゃないかな…」程度の事は思っていたが、元よりお人良しな性格な事から、 追放の真実を知った際には(一応友人と思っている)ジーンに対しブチ切れた。 〇マリア・アフェンジェンス  オリジン教会所属の、聖女と呼ばれる聖職者。18歳、身長162cm。金髪ロングヘアで、聖職者特有のロープを羽織っている。セーラとは顔見知りで、「マリアねーさま」と慕われている。 主に回復魔法を担当するが、隙があればメイスでの打撃戦や光魔法での攻撃も行う。 非常に温厚な性格でいつも聖女らしく笑顔を浮かべているが、その笑顔にはどこか影がある。 また、魔族に対してはある理由から人一倍深い憎悪を抱いているが、それだけでは説明できない何かを抱え込んでいるのではないかと、ライナスからは疑われている。(キリルを除くメンバーからも薄々勘づかれている)   ライナスに惚れられている事については自覚しており、本人もまんざらではない様子。  但しフラムに対してジーンを除けば、回復魔法も掛けてあげないなど、最もドライな態度をとっていた。 ただしもしも回復魔法を使っていた場合、その効力が"反転"して… 〇インク・リースクラフト  フラムが王都で保護した少女。10歳。黒髪おさげ。何故か両目が縫い留めらわれている。なし崩し的に同居人となり、エターナに懐く。 両目の事は別に、本人はいたって元気で天真爛漫な少女なのだが…。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){第3章(単行本2巻)のSAN値チェック要因。挿絵注意。}}  こんな少女も後には立派な百合ップル要員である。 〇イーラ・ジェリシン  王都西区ギルドの受付譲。24歳、167cm。髪は紫混じりの黒。化粧濃い目・香水きつめ・露出度高め・目つきが悪いと色々分かり易く揃っている女。 本来のギルドマスターが長く戻ってこない為、半ば好き放題やっている。 割とその見かけ通りの性格で、当初冒険者登録の為に訪れたフラムに非常に辛辣な態度(一応、多少の 差異はあれど奴隷の焼き印がある者に対しては、一般人は似たり寄ったりな態度を取る)で接し、すったもんだの末フラムが 冒険者登録されて以降も長く犬猿の仲だったが、なんだかんだで腐れ縁の様な関係へと変化していく。  また上記の様な見た目をしているのは、西区自体が治安の悪い、ガラの悪い男達が揃う区画の為、TPOに合わせているとも言える。 魔族側 〇シートゥム  大陸北部、魔族の本拠地セレイドの魔王城に住む、魔王その人。…見た目12歳程度のロリである。 魔族の特徴である青白い肌を持ち、猫の様な縦筋の入った赤い瞳、頭から生えた蝙蝠のような羽根を持つ。&font(l){作者のtwitterアイコン。}    一応人間にとって敵軍の総大将であり、実際魔族は人間の町や村を破壊する事もあるのだが、「破壊する前に予告しろ」 「絶対に人間を殺すな」「逃げ遅れていた人間がいたら助ける様に」と、人間側からしたら余りにも不可解な命令を部下に 下し、部下もそれを受け入れている。「人間を殺すな」については、勇者パーティ一向に対しても例外ではない。  直属の部下である"三魔将"の一人ツァイオンとは昔から兄妹の様な関係で、身内だけの場では「兄さん」と呼んでおり、 傍目から見たらツンデレ同士のラブラブバカップルである。…体格差のせいで見た目が危ないが。 〇ツァイオン  魔王の直属の部下、三魔将の一角。見た目は20代程度。戦闘時、素でもっと熱くなれよおおぉぉ!!!とか叫んじゃう系の人。熱くなり過ぎてうっかり勇者一行を殺しかけたり。 昔からいつも服の襟を立てており、それを本気でかっこいいと思っている為、シートゥムなどに指摘されると半ギレする。  戦闘力は非常に高く、法外呪文(イリーガルフォーミュラ)と呼ばれる、非常に制御が難しい魔力の過剰消費魔法も 軽々と使いこなし、勇者パーティを一人で挑んでなお苦戦させる程。 〇ネイガス  三魔将の一角で、見た目サキュバスの様な露出度の高いエロチックお姉さん。風系の魔法を得意とする。彼女もまた法外呪文の使い手。 見た目通りの妖艶な雰囲気を持ち、喋り方もそれっぽいのだが、実の所どうしようもないくらいの… 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){ロリコン。作中で誰に惚れるかはお察し。}} 〇ディーザ  三魔将の一角。見た目40代程度でモノクルを付けており、魔王城では執事のような事をしている。 ツァイオンとネイガスがくだらない事で小突き合っても、ディーザに小言を言われればすぐにおとなしくなる程度に、 昔から頭が上がらない存在(二人には"さん"付けで呼ばれている)。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){三魔将は、ただの幼馴染の集まりである。実力者を集めたら偶々そうなっただけで、名前も人間の勇者一向に応対するようにそれっぽい呼び名を付けただけだったりする。}} &big(){&bold(){◆用語}} 〇勇者パーティ  オリジン教会の神託の元、魔王討伐の為に集められた、勇者キリルを筆頭とするパーティ。 フラムを除けば、全員が全員&font(l){厨二臭い}二つ名を持つほどの超有名人揃いだった。 キリルの魔法"リターン"と転移石(転移魔法の指定先を決める石。貴重品)を用いて、王城地下の転移陣から日々魔族領を侵攻していたが、フラムの離脱を切欠に、パーティ内に少しずつ軋みが生まれ始める。 なお殆ど描写はされていないが、侵攻中に魔族の街をそれなりに破壊していた模様。 〇属性  この世界に産まれた生き物が、必ずひとつ身体に宿しているもの。 基本的に6属性"火・水・風・土・光・闇"のどれかとなるが、例外は"希少属性"と呼ばれ、それがジーンの"自然"やキリルの"勇者"(高ステータス・専用魔法の行使が可能)、そしてフラムの"反転"など。希少属性は6属性よりも優秀とされるが、フラムは"反転"の使い道を全く理解していなかった事で、昔から虚弱体質も同然の身であった。 〇反転(リヴァーサル)  フラムが生まれ持った希少属性。全ての成長や補正、能力を"反転"させてしまう。なお成長の反転補正は、0以下にはならない。 呪われた装備のステータスマイナス補正や呪い効果も"反転"させる事が出来、これによりフラムは手にした呪いの剣 "魂喰いのツヴァイハンダー"のステータスマイナス補正と効果【この装備はあなたの肉体を溶かす】が反転した、プラスのステータス値と【この装備はあなたの肉体を再生させる】を得た。以降も幾つか、呪いの装備を手に入れることがあれば、それらを身に着けステータスを上昇させている。  反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この世界の黒幕的存在を殺す為に、大昔に開発されたチカラ。フラムがそれを宿していた事にも理由がある。}} 〇ステータス  筋力・魔力・体力・敏捷・感覚で表される、個々人の強さを示す値。魔力が1でもあれば使える「スキャン」の魔法を使えば、 自分のものでも他人のものでも確認する事が出来る。 最低ランクのFランク冒険者の"総合平均値"が300程度、Aランクで3千程。フラムは魂喰いの反転で1千弱。民間人は100に届かない程度。 物語開始時点で、キリルが"それぞれ"6千台。他メンバーの得意分野の値がそれを上回り、それ以外は千に届かない~3,4千程度と割とバラつきがある。なおこの数字は、物語の進行に合わせて当然増大していく。 反転::&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){なお本当に色々、本当に色々あった結果、フラムの最終数値はオール100万オーバー。なんなら国を物理的にひっくり返せるが、飽く迄彼女は平凡で幸せな、気ままな日常を望むのであった。}} 〇装備品ランク  この世界の装備品はコモン、アンコモン、レア、レジェンド、エピックの5段階にランク分けされており、エピックに近づくほど性能が高くなっていく。ランクはステータス同様に"スキャン"で確認が可能で、ステータス補正値と付加効果も知る事が出来る。 そしてエピック装備は使用者が念じる事で、自由に異空間から出し入れする事が出来る為、市場では非常に高値で取引されるのが常。 "魂喰い"もエピック装備なのだが、呪われていた為安価で取引されていた模様(どうやって今まで持ち運びされていたのかは実は不明) 〇オリジン教  この世界における国教にして一神教。創造神"オリジン"の名の元に、多数の信者を抱える。 所属している信者は基本的に敬虔な信徒ばかりだが、現在の教皇になってからオリジン様への信仰を示す為との元に 医学・回復魔法や薬学を独占する(お陰で医者と薬屋は廃業した)など、不可解とも言える行動が見られ…。 なおエターナは山奥で引きこもっていた為、教会の手を逃れている。 〇王国  この世界を取りまとめている国家。国名は不明だが、王都や個々の街には名が付いている。 30年前に「魔族が攻めて来て」戦争となり、その時にボロ負けしているのだが、何故か魔族が撤退した為支配などはされていない。 最近になり勇者パーティを魔族領に送り込むなど、リベンジを仕掛けようとしているのだが、何やら裏に色々抱え込んでおり…。 &big(){&bold(){◆最大のネタバレ反転}}  &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この世界は一度文明が崩壊した後の遥か未来の地球。王国があるのは地形が大幅に変化してしまった日本で、(そうとは知らず)日本語が使われている。}} &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){オリジンは西暦2100年代の、ジーンを軽く上回るドクズな人格の日本の科学者が開発した、元は半永久エネルギー装置のようなもの。これが原因となり世界中の人間の頭がおかしくなるような形で、世界は崩壊した。}} この辺りの話は本編でも終盤触れられているが、書籍版購入特典のWEB書下ろしでより詳しく知る事が出来る。 &big(){&bold(){◆ちょっとアレな内容の反転}}  最終章のフラムとミルキットの&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){×××なシーンを書いた公式18禁SSがノクターン版にあるよ!}} 。すましい願お正修・記追 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 扱いが悪いわけでは無いんだけどこの作者の作品は毎回日本がえらいことになるという共通点があったりするな。ガチレズ催眠吸血鬼に支配されたり、実体化した都市伝説に壊滅させられたり。 -- 名無しさん (2019-05-02 06:01:22) - 面白いんだけど、レズ描写が多すぎて胸焼けする。あと中盤の全滅はマジビビる。追放モノの賢者枠でジーンみたいのは本当に珍しいよな。ほとんど最終的にざまあされる中、実質黒幕の計画を狂わせて最終決戦と黒幕戦でも活躍したからな... -- 名無しさん (2019-05-02 07:25:00) - ネットスラングの入ったタイトルとか、いつものテンプレ俺tueeeなんだろうなあ、と思って解説を見たら結構ガチな内容っぽくて驚き。読んでみようかな。 -- 名無しさん (2019-05-02 07:56:52) - ニコ静で漫画版を読んで気になってなろう原作を読んだが、ほんとグロいなおい。 -- 名無しさん (2019-05-02 09:17:28) - ネットでよく言われるほどなろうって、所謂「なろうテンプレ」ばかりが流行ってる訳ではないんだよね。よく「テンプレに沿わない作品は埋もれてる!」みたいに言われてるけどそうでもない。色んな意味で結構突き抜けた作品もあって、ちゃんと書籍化などの形で評価されていたりする -- 名無しさん (2019-05-02 10:34:46) - この作者、百合を入れないとモチベーションが保てなくてエタるって公言してるからな…それとは別に、作品が一本完結しない内に次々新しい連載を始めるのもどうなんだって気はするが。どれも面白いけど。 -- 名無しさん (2019-05-02 12:21:33) - ↑そういう作者批判が続くとなろう系作成に問題が生じるんじゃないか? -- 名無しさん (2019-05-02 12:23:28) - ↑批判(この場合批難?)したつもりはないぞ。未完状態のまま数か月以上置かれてる作品についても、いずれは完結させてほしいなあ…とは思ってるけど。今はこの作品の書籍化(と、未だ何かあるらしい)が忙しいのかな? -- 名無しさん (2019-05-02 12:36:03) - まあこの作者はなんやかやで長編2本完結させてるし、のんびり待とうや。 -- 名無しさん (2019-05-02 12:40:59) - タイトルの「」内の元ネタって遊戯王ARC-Vの「お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな」? -- 名無しさん (2019-05-02 16:38:04) - ↑連載中の作品が「敗北者」でワンピのアレが流行って以降の連載だし、エタってる作品も「殺してでも奪い取る」だしで、パロったタイトルが好きな作者ではあるわな。 -- 名無しさん (2019-05-02 18:58:45) - 序盤から最後まで登場する肉渦、脳内でソーセージマルメターノで変換してる。ライナスとマリアが転生したあとレズったのにはちょっと呆れた。 -- 名無しさん (2019-05-02 21:28:28) - ↑ 書籍版のイラストが割と近くてもう食べられないよぅ… -- 名無しさん (2019-05-02 21:55:14) - 反転……? -- 名無しさん (2019-05-03 01:19:27) - 追放系ラノベって某真の仲間RPGがきっかけで広まったのかな -- 名無しさん (2019-05-03 23:05:36) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/05/02 (木) 04:03:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){呪いが祝福へと変わるとき、その絶望は反転する-} &big(){&bold(){◆}&bold(){概要}}   「お前ごときが魔王に勝てるとおもうな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい とは、[[小説家になろう]]で発表された小説。作者はkiki。単行本版のイラストはキンタ。   本編自体は最終章まで完結しているが、その後もちょいちょい作者がエクストラとして短編を書いているため、厳密には完全に終了した作品と言うわけではない。 また単行本も現在3巻まで発売されており、人物描写等が大幅に加筆修正されている。WEB版ではずっと後の章で登場する人物が先行で登場し(かつ難のあった性格が改善されて)活躍したりもする。 特に3巻はもはや新作レベルにまで書き直されて、熱血成分も鬱成分も百合成分も大☆増☆量。 &font(l){書下ろし短編もあるがだいたい主人公とヒロインがイチャイチャしてるだけ。} WEB漫画版もあり、現在2話まで公開中(但し2話以降の無償公開は少し先)。 作者は「悪魔のリドル」の漫画版を描いた南方純で、この事実を知った時原作者は余りの尊さに消えかけたそうな。 ちなみにWEB版から書籍化にあたり、"と~勇者"の間にあった"ガチ勢に"がタイトルから削られている。  タイトルだけ見ると昨今よくある追放系スローライフラノベに思えるが… 作者自身が「スローライフは死にました」「暮らしたい(願望)」と語るように、次から次へと重苦しい展開が続き、 主人公は血肉をまき散らしながら(自身の含む)、世界に潜む闇との闘いに否応が無しに巻き込まれる事になる。 ぶっちゃけタイトル詐欺と作者も認めちゃってる。また作者の趣味でグロ・ホラー要素が多く、敵のデザインは毎度毎度SAN値チェックもの。 ただし、絶望の展開をひっくり返す熱血・王道・カタルシス要素もまた非常に濃いものを持つ。 そして一方でこれまた作者の趣味(嗜好)として、超濃厚な百合成分こそがこの作品の最大の特徴。 容赦の無い戦いが繰り広げられる一方で、主人公(♀)とヒロインの砂糖を㌔単位で吐きそうな、ウブでイチャでラブな関係は、この作品の清涼剤としてそれはもう強く機能する。 また、主人公カップル以外でも百合カップルが多い。 &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){男女カップルもいないわけではないが妙に死亡率が高い}} それでいて、味方男キャラは一部を除いて漢でもある。そして敵男キャラは外道が多い。 総じて、[[ベルセルク]]と[[クトゥルー>クトゥルー神話]]と王道少年漫画とガチ百合要素を全部ごった煮にした様な内容ながら、 それらの要素が不思議とばらけず重なり合い、先へ先へと読ませるだけの魅力を持った小説である。&font(l){人は選ぶが。} タイトルの日本語が稀におかしい事があるが、それは作者の罠です。幸福な狂っています。 なお作者の書く小説はほかのも&bold(){だいたいこんなんばっか}である。 &big(){&bold(){◆あらすじ}}  少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。 全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。 肩身の狭い思いをしながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。 だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。 奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。 しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。 戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。 ――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。 (以上WEB版より抜粋) &big(){&bold(){◆登場人物}} 人間側 〇フラム・アプリコット  本作の主人公。16歳、身長156cm。髪の色はオレンジ。シャツに短パンなど、動きやすい活発な格好を好む。 生まれながらにして"反転"というよく分らない能力を持ち、それの所為で全てのステータスが成長せず0のままという状態で、 細々とした暮らしをしてきた(とは言え、家族や友人達は優しかった)が、 ある日"教会"の"神託"により、魔王討伐の勇者パーティに選ばれてしまう。    勇者パーティ内では戦闘では役に立てないながらも、料理や雑用、身を挺して仲間を庇う等に徹し、 半分くらいのメンバーからは扱いも悪くなかった(とは言え辛くなかったわけではない)。 しかし一人天才を自認する"賢者ジーン"から心底疎まれ、遂に騙されて奴隷商に売り飛ばされてしまう。  そしてそこでも酷い扱いを受け(奴隷商的にはステータス0のゴミを騙されて掴まされた、といった形) 余興としてモンスターに殺されてしまいそうになり、これまた余興でワザと置かれていた"呪いの剣"を手にしたその時、絶望は"反転"し…  この様に、散々な身の上の状態から物語は始まるのだが、最初に殺人を犯してからはある程度本人も自覚して タガが外れ、自分の行く先の邪魔になる、害を成してくる存在に対しては、割と殺す事を躊躇わなくなる。  また、"呪いの剣"の効果が"反転"し、腕や脚や最悪首すら千切れても、数秒から十数秒程度で再生/結合する 能力を得た(ただし治っていく間も含めて死ぬほど痛い)為、それを逆手にとって割とエゲツナイ戦い方をするようにもなったり。  奴隷商の元で出会ったミルキットとは、当初「奴隷商を殺した事をばらされるわけにはいかない」という打算と、 「寂しいので誰でもいいから傍にいて欲しい」という感情がない交ぜになった、半ば共依存のような関係から始まるが、 やがては互いにかけがえのない存在として、とてつもなく深い愛情で結ばれる事になる。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){最終話では国中に祝われてミルキットと結婚する。}} 〇ミルキット  本作のヒロイン。14歳、身長148cm。顔の殆どに包帯を巻いており、その下には酷い膿や爛れがある。髪の色は水色。 親の顔を知らず、物心ついた時からずっと奴隷として生きてきており、当初は完全に感情が欠落してしまった もはや死に対する絶望すら感じていない状態の中、フラムと出会う。    フラムの事を最初は「新しいご主人様」以上でも以下でもない存在としてしか見ていなかったが、自分を一切傷付けず虐待せず、 それどころか文字を教えてくれたり、必死に守ろうとしたりしてくる姿を見る内に徐々に感情を取り戻し、その感情がやがて 信頼に、親愛に、そして深い深い愛情へと変化していくのであった。    「ご主人様に仕える」という立ち位置を本人的に分析した結果として、普段着は常にメイド服を着用する。 そしてフラムの事を基本的に「ご主人様」呼びする。これはどれだけ二人の関係が深まっても変わらない。  また素顔については、&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){膿や爛れが治療されてからも}}、フラム以外には絶対に見せない約束を二人で取り決めた。 もはや二人きりの時に包帯を取り外す仕草がひとつの儀式である。リア充爆発…しなくていいね、尊いし。    ヒロインだけあってか(?)、ピーチ姫並によく攫われるのが特徴。勿論フラムはその度犯人にブチ切れる。 〇セーラ・アンビレン  オリジン教会に勤める10歳の修道女。おでこを出した金髪セミロング。 どこか田舎っぽい雰囲気で一人称が「おら」、語尾に「~っす」を付ける話し方が特徴にしてチャームポイント。 ある程度の回復・光魔法を扱えるほか、メイスを得物に戦う事も出来る。 奴隷であったことを示すフラムやミルキットの焼き印を見ても全く気にしない、優しく天真爛漫で、強い正義感の持ち主。  教会の敬虔な信者であるが、最近の教会の強引とも言えるいくつかのやり口には、やや不審を抱いている。  奴隷から解放され、冒険者になる為ギルドに登録した(そこでも二悶着くらいあった)フラムが、ちょっとしたトラブルを通じて出会う。 その後共に冒険して以降何かと親しくなり、セーラ自身10歳の少女ながらそれなりの戦闘力を持っている事から、 後々「フラムと仲間たち」の一員となる。物語の展開上、離脱期間も長いのだが。  そして彼女もまた、この作品の百合ップルの一員を担う事に。反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){おねロリ的な意味で。愛は種族を超える。}} 〇キリル・スウィーチカ  勇者。16歳、身長159cm。金髪ボブカット。生まれながらの希少属性"勇者"持ちで、総じてステータス値が非常に高い。 本人は元々田舎生まれの田舎育ちの純真な(そして少々薄幸そうな)少女であり、勇者として旅立つ前は故郷の村で生涯穏やかに暮らすつもりだったのだが、神託を受け、持ち前の責任感と正義感から断り切れなかったのが実情。  性格的にも年齢的にもフラムと近しかった為、半ばフラムに依存するかのように仲が良かったのだが、物語開始当初はジーンの洗脳染みたやり口により、フラムに対し冷たく当たってしまっている。    しかしそれでもフラムがパーティを抜けたと聞かされた時には大きなショックを受け、「私のせいだ」との自己嫌悪から以降戦闘にも身が入らないようになり…。 作中最強クラスの戦闘力があるのだが、物語中では意外と出番自体が少ない、少々不憫な子。 作者公認で「曇らせたい(最終的には幸せにしたい)」とか言われちゃってる。   〇エターナ・リンバウ  魔法使い。見た目はフラムと同年代だが年齢不詳の美少女(?)。身長152cm。髪はロングの水色。 いかにも"魔女"らしいエナン帽を被るが、服装は白いボディスーツにシュシュの沢山ついた黒い上着(?)と珍妙な格好をしている。 勇者パーティでは最も魔力値が高く、所持する属性は"水"。ほかに医学・薬学にも造詣が深い。 Sランク級冒険者並の実力を持つが、元々山奥で自給自足の生活を送っていた。興味があること以外には全く食い付かないタイプ。    クールなおっとりマイペース系の性格だが人嫌いと言うわけではなく、むしろ面倒見は良い方。 お荷物だった頃のフラムにも薬学や(使えないにしても)魔法を教えるなど優しく接していた為、ジーンがフラム(とパーティメンバー)を騙して奴隷商に売った真実を知った際には、ジーンと全くソリが合っていなかった事も相まって見事にブチ切れている。 なお魔力のステータスは、エターナの方が1割強程度上。  元々魔王討伐には殆ど興味がなく、勇者パーティの旅を楽しみたかっただけの為、教え子ことフラムが勇者パーティを抜けてからつまらなくなり、彼女もパーティを抜けて王都に帰っている。 そしてフラムと再会してからは、フラムがある依頼の(破格の)報酬として譲り受けた2階建一軒家の同居人となる。 …と言うか偶然勝手に住み着いていた。  彼女もまたこの作品の百合ップルの(ry 〇ジーン・インテージ  賢者。28歳、身長177cm。髪色は紫のロンゲ眼鏡。一応王国所属の研究者だが、常に引きこもって一人で研究をしている。 希少属性"自然"を有しており、火・水・風・土の四属性魔法を自在に操る掛け値なしの天才…にして掛け値なしのクズ野郎。 「自分は天才なのだから常に正しく、他の人間の感情を推し量るつもりなど一切ないし、その必要もない」と心底から考えている 超絶独善的で自分勝手な性格。それでいて魔法面以外でも技術的能力は悉く有能であるからタチが悪い。  当然、勇者パーティの中でも浮いており、他メンバーといがみ合ったり諭されたりするのだが、本人に改善するつもりなどない。 と言うか周りが自分に合わせないのがおかしいと思っている。プライドも高いため、エターナなどに馬鹿にされるとすぐに激昂する。 自身の天才的な遺伝子を残す為には相手もそれに相応しい優秀な存在でなければならないと考え、キリルをその対象としていたが、 キリルがジーン視点では全く何の役にも立たないクズ女と距離を縮めてしまった事に苛立ち、フラムはおろかパーティメンバーも騙して奴隷商に売り払ったことから、この物語は始まる。  反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この手のキャラクターには珍しく、最後まで性格は改善しないが、物語上の株は非常に上がると言う、ある意味とてもオイシイ奴。結果論で言うと彼がその独善の元フラムを追放せず魔王の元まで辿り着いていれば、世界は終わっていた可能性が高い。}} …言うまでもなく、その事実を知って以降でもフラムからは「死なない程度に殺したい」と無茶苦茶に恨まれている。 〇ガディオ・ラスカット  鎧を着こんだ大剣使い。32歳、身長197cm。Sランク冒険者。短髪黒髪で顔には傷がある。ガッt… 見た目は厳いが面倒見がよく、勇者パーティ時代のフラムにも、お互いそれが使えないと分かっていても剣術や戦い方を教えていた。 得意とする剣術は、体内のプラーナを集中し、剣に乗せて振るったり放ったりする騎士剣術(キャバリエアーツ)。必殺技に気剣斬(プラーナシエーカー)・気剣嵐(プラーナストーム)等。一部の技は後にフラムも体得し、弟子の確かな成長にガディオも喜んだ。 嘗て冒険者仲間の恋人がいたが、死別しており現在は新しい…? 〇ライナス・レディアンツ  弓使い。24歳、身長184cm。軽めの鎧にマントを羽織った、イメージ的にはロビンフッド。Sランク冒険者。 軽薄そうな雰囲気で、実際これまで多数の気に入った女性と(浅い)関係を持っているのだが、若い時分より冒険者をしてきた 為、様々な経験を持っている。能力的には敏捷値が非常に高く、目も良い事から斥候を担当する事が多い。 現在は勇者パーティ仲間のマリアに一目ぼれして以降マリア一筋になり、当初の目的の金と名誉の為でなく、彼女の為に戦うようになっている。 そのマリアが何か黒いものを隠しているような様子がある事は察しているが、致命的な事になるのを恐れて踏み込めないでいる。  フラムに対してはエターナやガディオ程親しくしていたわけではなく、むしろ辛い事も言ったとは本人の弁で 「故郷に戻った方が良いんじゃないかな…」程度の事は思っていたが、元よりお人良しな性格な事から、 追放の真実を知った際には(一応友人と思っている)ジーンに対しブチ切れた。 〇マリア・アフェンジェンス  オリジン教会所属の、聖女と呼ばれる聖職者。18歳、身長162cm。金髪ロングヘアで、聖職者特有のロープを羽織っている。セーラとは顔見知りで、「マリアねーさま」と慕われている。 主に回復魔法を担当するが、隙があればメイスでの打撃戦や光魔法での攻撃も行う。 非常に温厚な性格でいつも聖女らしく笑顔を浮かべているが、その笑顔にはどこか影がある。 また、魔族に対してはある理由から人一倍深い憎悪を抱いているが、それだけでは説明できない何かを抱え込んでいるのではないかと、ライナスからは疑われている。(キリルを除くメンバーからも薄々勘づかれている)   ライナスに惚れられている事については自覚しており、本人もまんざらではない様子。  但しフラムに対してジーンを除けば、回復魔法も掛けてあげないなど、最もドライな態度をとっていた。 ただしもしも回復魔法を使っていた場合、その効力が"反転"して… 〇インク・リースクラフト  フラムが王都で保護した少女。10歳。黒髪おさげ。何故か両目が縫い留めらわれている。なし崩し的に同居人となり、エターナに懐く。 両目の事は別に、本人はいたって元気で天真爛漫な少女なのだが…。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){第3章(単行本2巻)のSAN値チェック要因。挿絵注意。}}  こんな少女も後には立派な百合ップル要員である。 〇イーラ・ジェリシン  王都西区ギルドの受付譲。24歳、167cm。髪は紫混じりの黒。化粧濃い目・香水きつめ・露出度高め・目つきが悪いと色々分かり易く揃っている女。 本来のギルドマスターが長く戻ってこない為、半ば好き放題やっている。 割とその見かけ通りの性格で、当初冒険者登録の為に訪れたフラムに非常に辛辣な態度(一応、多少の 差異はあれど奴隷の焼き印がある者に対しては、一般人は似たり寄ったりな態度を取る)で接し、すったもんだの末フラムが 冒険者登録されて以降も長く犬猿の仲だったが、なんだかんだで腐れ縁の様な関係へと変化していく。  また上記の様な見た目をしているのは、西区自体が治安の悪い、ガラの悪い男達が揃う区画の為、TPOに合わせているとも言える。 魔族側 〇シートゥム  大陸北部、魔族の本拠地セレイドの魔王城に住む、魔王その人。…見た目12歳程度のロリである。 魔族の特徴である青白い肌を持ち、猫の様な縦筋の入った赤い瞳、頭から生えた蝙蝠のような羽根を持つ。&font(l){作者のtwitterアイコン。}    一応人間にとって敵軍の総大将であり、実際魔族は人間の町や村を破壊する事もあるのだが、「破壊する前に予告しろ」 「絶対に人間を殺すな」「逃げ遅れていた人間がいたら助ける様に」と、人間側からしたら余りにも不可解な命令を部下に 下し、部下もそれを受け入れている。「人間を殺すな」については、勇者パーティ一向に対しても例外ではない。  直属の部下である"三魔将"の一人ツァイオンとは昔から兄妹の様な関係で、身内だけの場では「兄さん」と呼んでおり、 傍目から見たらツンデレ同士のラブラブバカップルである。…体格差のせいで見た目が危ないが。 〇ツァイオン  魔王の直属の部下、三魔将の一角。見た目は20代程度。戦闘時、素でもっと熱くなれよおおぉぉ!!!とか叫んじゃう系の人。熱くなり過ぎてうっかり勇者一行を殺しかけたり。 昔からいつも服の襟を立てており、それを本気でかっこいいと思っている為、シートゥムなどに指摘されると半ギレする。  戦闘力は非常に高く、法外呪文(イリーガルフォーミュラ)と呼ばれる、非常に制御が難しい魔力の過剰消費魔法も 軽々と使いこなし、勇者パーティを一人で挑んでなお苦戦させる程。 〇ネイガス  三魔将の一角で、見た目サキュバスの様な露出度の高いエロチックお姉さん。風系の魔法を得意とする。彼女もまた法外呪文の使い手。 見た目通りの妖艶な雰囲気を持ち、喋り方もそれっぽいのだが、実の所どうしようもないくらいの… 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){ロリコン。作中で誰に惚れるかはお察し。}} 〇ディーザ  三魔将の一角。見た目40代程度でモノクルを付けており、魔王城では執事のような事をしている。 ツァイオンとネイガスがくだらない事で小突き合っても、ディーザに小言を言われればすぐにおとなしくなる程度に、 昔から頭が上がらない存在(二人には"さん"付けで呼ばれている)。 反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){三魔将は、ただの幼馴染の集まりである。実力者を集めたら偶々そうなっただけで、名前も人間の勇者一向に応対するようにそれっぽい呼び名を付けただけだったりする。}} &big(){&bold(){◆用語}} 〇勇者パーティ  オリジン教会の神託の元、魔王討伐の為に集められた、勇者キリルを筆頭とするパーティ。 フラムを除けば、全員が全員&font(l){厨二臭い}二つ名を持つほどの超有名人揃いだった。 キリルの魔法"リターン"と転移石(転移魔法の指定先を決める石。貴重品)を用いて、王城地下の転移陣から日々魔族領を侵攻していたが、フラムの離脱を切欠に、パーティ内に少しずつ軋みが生まれ始める。 なお殆ど描写はされていないが、侵攻中に魔族の街をそれなりに破壊していた模様。 〇属性  この世界に産まれた生き物が、必ずひとつ身体に宿しているもの。 基本的に6属性"火・水・風・土・光・闇"のどれかとなるが、例外は"希少属性"と呼ばれ、それがジーンの"自然"やキリルの"勇者"(高ステータス・専用魔法の行使が可能)、そしてフラムの"反転"など。希少属性は6属性よりも優秀とされるが、フラムは"反転"の使い道を全く理解していなかった事で、昔から虚弱体質も同然の身であった。 〇反転(リヴァーサル)  フラムが生まれ持った希少属性。全ての成長や補正、能力を"反転"させてしまう。なお成長の反転補正は、0以下にはならない。 呪われた装備のステータスマイナス補正や呪い効果も"反転"させる事が出来、これによりフラムは手にした呪いの剣 "魂喰いのツヴァイハンダー"のステータスマイナス補正と効果【この装備はあなたの肉体を溶かす】が反転した、プラスのステータス値と【この装備はあなたの肉体を再生させる】を得た。以降も幾つか、呪いの装備を手に入れることがあれば、それらを身に着けステータスを上昇させている。  反転:&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この世界の黒幕的存在を殺す為に、大昔に開発されたチカラ。フラムがそれを宿していた事にも理由がある。}} 〇ステータス  筋力・魔力・体力・敏捷・感覚で表される、個々人の強さを示す値。魔力が1でもあれば使える「スキャン」の魔法を使えば、 自分のものでも他人のものでも確認する事が出来る。 最低ランクのFランク冒険者の"総合平均値"が300程度、Aランクで数千、Sランクで1万オーバー程。フラムは魂喰いの反転で1千弱。民間人は100に届かない程度。 物語開始時点で、キリルが"それぞれの数値が"6千台。他メンバーの得意分野の値がそれを上回り、それ以外は千に届かない~3,4千程度と割とバラつきがある。なおこの数字は、物語の進行に合わせて当然増大していく。 反転::&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){なお本当に色々、本当に色々あった結果、フラムの最終数値はオール100万オーバー。なんなら国を物理的にひっくり返せるが、飽く迄彼女は平凡で幸せな、気ままな日常を望むのであった。}} 〇装備品ランク  この世界の装備品はコモン、アンコモン、レア、レジェンド、エピックの5段階にランク分けされており、エピックに近づくほど性能が高くなっていく。ランクはステータス同様に"スキャン"で確認が可能で、ステータス補正値と付加効果も知る事が出来る。 そしてエピック装備は使用者が念じる事で、自由に異空間から出し入れする事が出来る為、市場では非常に高値で取引されるのが常。 "魂喰い"もエピック装備なのだが、呪われていた為安価で取引されていた模様(どうやって今まで持ち運びされていたのかは実は不明) 〇オリジン教  この世界における国教にして一神教。創造神"オリジン"の名の元に、多数の信者を抱える。 所属している信者は基本的に敬虔な信徒ばかりだが、現在の教皇になってからオリジン様への信仰を示す為との元に 医学・回復魔法や薬学を独占する(お陰で医者と薬屋は廃業した)など、不可解とも言える行動が見られ…。 なおエターナは山奥で引きこもっていた為、教会の手を逃れている。 〇王国  この世界を取りまとめている国家。国名は不明だが、王都や個々の街には名が付いている。 30年前に「魔族が攻めて来て」戦争となり、その時にボロ負けしているのだが、何故か魔族が撤退した為支配などはされていない。 最近になり勇者パーティを魔族領に送り込むなど、リベンジを仕掛けようとしているのだが、何やら裏に色々抱え込んでおり…。 &big(){&bold(){◆最大のネタバレ反転}}  &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){この世界は一度文明が崩壊した後の遥か未来の地球。王国があるのは地形が大幅に変化してしまった日本で、(そうとは知らず)日本語が使われている。}} &font(#ff0000,u){&font(#ffffff){オリジンは西暦2100年代の、ジーンを軽く上回るドクズな人格の日本の科学者が開発した、元は半永久エネルギー装置のようなもの。これが原因となり世界中の人間の頭がおかしくなるような形で、世界は崩壊した。}} この辺りの話は本編でも終盤触れられているが、書籍版購入特典のWEB書下ろしでより詳しく知る事が出来る。&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){内容的には救いのない世界崩壊の中の百合である。読めばオリジンに殺意が湧くこと請け合い。}} &big(){&bold(){◆ちょっとアレな内容の反転}}  最終章のフラムとミルキットの&font(#ff0000,u){&font(#ffffff){×××なシーンを書いた公式18禁SSがノクターン版にあるよ!}} 。すましい願お正修・記追 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 扱いが悪いわけでは無いんだけどこの作者の作品は毎回日本がえらいことになるという共通点があったりするな。ガチレズ催眠吸血鬼に支配されたり、実体化した都市伝説に壊滅させられたり。 -- 名無しさん (2019-05-02 06:01:22) - 面白いんだけど、レズ描写が多すぎて胸焼けする。あと中盤の全滅はマジビビる。追放モノの賢者枠でジーンみたいのは本当に珍しいよな。ほとんど最終的にざまあされる中、実質黒幕の計画を狂わせて最終決戦と黒幕戦でも活躍したからな... -- 名無しさん (2019-05-02 07:25:00) - ネットスラングの入ったタイトルとか、いつものテンプレ俺tueeeなんだろうなあ、と思って解説を見たら結構ガチな内容っぽくて驚き。読んでみようかな。 -- 名無しさん (2019-05-02 07:56:52) - ニコ静で漫画版を読んで気になってなろう原作を読んだが、ほんとグロいなおい。 -- 名無しさん (2019-05-02 09:17:28) - ネットでよく言われるほどなろうって、所謂「なろうテンプレ」ばかりが流行ってる訳ではないんだよね。よく「テンプレに沿わない作品は埋もれてる!」みたいに言われてるけどそうでもない。色んな意味で結構突き抜けた作品もあって、ちゃんと書籍化などの形で評価されていたりする -- 名無しさん (2019-05-02 10:34:46) - この作者、百合を入れないとモチベーションが保てなくてエタるって公言してるからな…それとは別に、作品が一本完結しない内に次々新しい連載を始めるのもどうなんだって気はするが。どれも面白いけど。 -- 名無しさん (2019-05-02 12:21:33) - ↑そういう作者批判が続くとなろう系作成に問題が生じるんじゃないか? -- 名無しさん (2019-05-02 12:23:28) - ↑批判(この場合批難?)したつもりはないぞ。未完状態のまま数か月以上置かれてる作品についても、いずれは完結させてほしいなあ…とは思ってるけど。今はこの作品の書籍化(と、未だ何かあるらしい)が忙しいのかな? -- 名無しさん (2019-05-02 12:36:03) - まあこの作者はなんやかやで長編2本完結させてるし、のんびり待とうや。 -- 名無しさん (2019-05-02 12:40:59) - タイトルの「」内の元ネタって遊戯王ARC-Vの「お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな」? -- 名無しさん (2019-05-02 16:38:04) - ↑連載中の作品が「敗北者」でワンピのアレが流行って以降の連載だし、エタってる作品も「殺してでも奪い取る」だしで、パロったタイトルが好きな作者ではあるわな。 -- 名無しさん (2019-05-02 18:58:45) - 序盤から最後まで登場する肉渦、脳内でソーセージマルメターノで変換してる。ライナスとマリアが転生したあとレズったのにはちょっと呆れた。 -- 名無しさん (2019-05-02 21:28:28) - ↑ 書籍版のイラストが割と近くてもう食べられないよぅ… -- 名無しさん (2019-05-02 21:55:14) - 反転……? -- 名無しさん (2019-05-03 01:19:27) - 追放系ラノベって某真の仲間RPGがきっかけで広まったのかな -- 名無しさん (2019-05-03 23:05:36) #comment #areaedit(end) }

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