喋らない主人公(ゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/11/30 Mon 22:19:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは[[ゲーム]]作品における「喋らない主人公」を紹介する。 *◎概要 そもそも、[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]の元祖である「[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]」では、「プレイヤーが設定に準じて好きにキャラクターを演じる」ことが基本である。 ある程度のシナリオやキャラ設定というものはあるが、基本的にどんなセリフを喋るかは自由であるし、むしろそこでどのようなキャラクターを演じるかがTRPGの醍醐味の一つともいえる。 そして、そのTRPGがもとになったコンピューターRPGにおいても、「プレイヤーはキャラクターを演じる」ことが基本になっており、むしろ「喋らない主人公」の方がかつては主流だった。 しかし、重厚長大なシナリオがゲーム作品にも求められるようになってくると、「喋らない主人公」ではどうしても作劇上の無理が生じてしまう。 近年では、豪華[[声優>声優(職業)]]によるフルボイスでペラペラ喋る主人公の方がむしろ主流になってきている感もある。 また、「喋らない主人公」はプレイヤーとの同一感を図る上では扱いやすい反面、キャラ個性を最小限まで抑えている影響で「自発的に物語を動かしている」感に欠けるという難点がある。 どうしてもサブキャラや敵キャラに促されたり誘導される形で「受け身」な立ち回りが基本になってしまい、カタルシスに欠けるのも近年数を減らしている理由なのかもしれない。 場合によっては、その主人公の印象が薄くなったせいでキャラ人気を得られない事さえある。 ちなみに、この「喋らない」というのがゲーム内の世界観的にどのような扱いなのかは作品によって異なる。 単に喋るシーンがプレイヤーの視点からは省略されているだけで、会話自体は普通に行われている前提のものもあれば、設定上でも実際に極端に無口なこともままある。 また、マスコットや相棒キャラが率先して主人公の思考を代弁、それに対して反応を取る事で間接的にコミュニケーションを取っているとする場合もある。 メディアミックスや二次創作などでは「劇中通り無口」「普通に喋る」「セリフは無いが周囲とは意思疎通可能」など作品によって解釈はまちまち。 ただしテンポや演出の都合上、アニメやドラマCDなどではたとえ無口設定でもそれなりに喋る事が多い。 そして原則的に「喋らない」からこそ、時折差し挟まれる「主人公が喋るシーン」はプレイヤーの印象に残りやすい。 *◎喋らせない理由 先に述べた通り、TRPGを源流とするビデオゲームのRPGはプレイヤーが主人公を演じるものであるわけだが、なにもビデオゲームはRPGばかりではない。 主人公に明確なキャラ付けがなされていても&font(red){あえて喋らせない、もしくは喋らせることができない}ことも実際にはよくあることだった。 ここで、改めて喋らせない理由を考えてみたい。 :・演出上の問題| 上で述べた通り、ゲーム内でプレイヤーは主人公を演じているが、細かい反応や口調など細部をあえて描写しないことでプレイヤーの脳内補完に任せ、最適な主人公像を描く邪魔をしないという意味でもゲーム内の主人公は喋らないほうが都合が良い…という面がある。 ある程度外見や個性の定まっている主人公であっても、また下記の問題が解決されてきた今でもこの点を考慮してあえて喋らせないという例はある。 :・ハードウェア性能の限界| かつてのパソコンやゲーム機の性能では、プレイヤーに用意された選択肢全てにセリフを設定できるだけの記憶容量を確保できなかった、という点。 シナリオ分岐を増やすだけでも容量を食うのに、選択肢ごとの主人公のセリフ、それに対する周囲のキャラクターの反応なども合わせれば必要なデータの量は莫大になってしまう。ボイス入りなら尚の事である。 今でこそインターネットからのダウンロード販売という手段が一般化しているが、かつてはフロッピーディスクやROMカセットといった、容量面での制約が大きな流通形態であったのも手伝ってそんな余裕は無く、ドラクエなどに見られる「主人公のセリフを選択肢のみで済ませる」という方法は合理的でもあった。 :・ソフトウェア技術の問題| 演出上の問題でもあるのだが、プリレンダムービーと違いゲームで使われるレンダリングムービーでは口パクと音声を一致させる「リップシンク」に手間がかかるという側面もある(そもそも口パクだけでも手間がかかるのだが)。 文字で済ませれば良いところを、喋らせてしまったが故に不自然な絵面になってしまう…ということは実際よくある。手間を惜しまなければ可能だが、今度は下記の予算が問題になる。 :・予算の制約| ゲーム開発の常として、予算と納期の制約がある。 制作にかかる費用ももちろんのこと、フルボイスにすれば声優のギャラも発生するし収録の時間も必要となる。 また先に述べた容量が増えれば記憶媒体を増やさねばならない。かつてはディスク2枚組、3枚組のタイトルもあったが、記憶メディアとそれを収めるケース、重量増による配送コスト増加などで販売単価が上がれば売れ行きにも響く。 コストも容量もできるだけ圧縮するために最初から喋らせないという選択肢は当然のように存在した。 :・キャラクターメイキングとの相性の悪さ| 名前、性別、容姿などをプレイヤー自ら設定し、キャラクターを作って操作する作品は昔からあるが、こうしたシステムはキャラクターを喋らせるにあたって大きな障害となり得る。 セリフ一つとっても年齢や性別が変わるだけで不自然になってしまうおそれがある上に、性格設定が定まっていないと咄嗟の反応などにも難儀するし、 ボイスをつければボイスの種類分だけ収録・調整が必要となってしまうほか「名前」をプレイヤーに決めさせただけでも作中の人物に名前を呼ばせることができなくなり、他のキャラクターと絡みにくくなってしまう。 このためキャラクターメイキングを採用したゲームの主人公は周囲のキャラクターが喋りまくる中、&font(red){ただ一人「相手から話(=選択肢)を振られない限り、周りの人物のやりとりをただ眺めている」}という具合になりやすい。 *◎喋らない主人公の登場するゲーム作品 **▼[[ドラゴンクエストシリーズ]] 「喋らない主人公」と言えばこのシリーズである。後述のFFシリーズと違い、近作も外伝作含め喋らない方が主流。 また、[[トルネコ]]、[[テリー>テリー(DQⅥ)]]、[[キーファ>キーファ・グラン]]、[[ヤンガス]]のように出身作ではペラペラ喋っていたキャラも、外伝作で主人公になると途端に無口になる。 [[DQ4>ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち]]の各章主人公は、5章合流後は饒舌に喋るが、各章の主人公を務めている際は全く喋らない(例外としてリメイク版で追加された会話システムでは1章のライアン、3章のトルネコ以外はよく喋る)。 [[DQ7>ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち]]の主人公は歴代主人公の中でも珍しく性格についての具体的な言及があるが、やはり本人は喋らない点は同じ。 [[DQ8>ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君]]では3D化に伴って主人公が動きで驚きや怒りといった感情を表す案もあったのだが没にされたというエピソードがある。(ただし身振り手振りで事情を伝えるシーンはあり、台詞が略されているだけで喋っている事は分かる) 単に喋らせないというだけでなく「主人公=プレイヤー」の概念を製作スタッフは強く意識している様子。 しかし『8』の主人公の場合、逆に一部シーンを指し「目の前の惨事に棒立ちで何もしないのか」とプレイヤーから評されることもあった。 なお3DS版[[DQ11>ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]]では、PS4版に比べてかなりデフォルメされたグラフィックを補うためそこそこ表情豊かになっている。また『はずかしい呪い』を適用してる場合、殆ど心の中の独り言とはいえ喋りまくってる。 さらに本作の「冒険の書の世界」におけるとある場所では、[[DQ10>ドラゴンクエストX]]の主人公にあたる男女が登場。こちらも当作の主人公としては自発的に喋ることはないが、NPCである時は男女それぞれにセリフが用意されている。 一応、システム的な穴を突いて喋らせること自体は可能(有名なのは[[ちいさなメダル>ちいさなメダル(ドラゴンクエスト)]]をアイテムとして使うとたまに「わっ!」と驚くなど)。 戦闘中のセリフも全キャラ共通なので、特技などを使う際は普通に喋る。 また、[[主人公(DQⅤ)]]は「過去に戻った自分自身」との対話シーンがあり、幼少期の際は青年時代の自分のセリフを、青年時代は幼少期の自分のセリフを聞くことができる(ちゃんとそれぞれのセリフを繋げると会話として成立している)。 プレイヤーキャラとしての主人公が喋るセリフとしては、[[主人公(DQⅠ)]]の「いいえ。 わたしの おさめる くにが あるなら それは わたしじしんで さがしたいのです」がいまだに最長である。 **▼[[FFシリーズ>FINAL FANTASYシリーズ]] [[FF1>FINAL FANTASY(ゲーム)]]では「光の戦士」としか出自が明かされておらず、そもそもの個性が希薄でセリフも全くなかった。 が、[[FF2>FINAL FANTASY Ⅱ]]のフリオニールからはいきなりペラペラと喋るようになる。 [[FF3>FINAL FANTASY Ⅲ]]では再び無個性の極みに戻る((プレイヤーキャラ4人が全く書き分けられていないというだけで、セリフ自体は結構ある))が、こちらはリメイク版で一気に個性的になり同時にストーリー中でもよく喋るようになった。 [[FF4>FINAL FANTASY Ⅳ]]以降は饒舌だったり無口気味だったりは作品によって異なるが、いずれにせよシナリオ中でセリフのある主人公の方が主流になっていくのはドラクエとは対照的である。また、この場合は無口とは言っても単にそういう性格であるだけなケースが大半なため、ドラクエ主人公が無口である理由とは根本的に意味合いが異なる。 FF4~5の頃は、「主人公が喋るRPG」の代表格扱いをされており、「主人公に喋らせてはいけない」派のプレイヤーとの間で激論が巻き起こることが度々あった。 **▼[[ポケットモンスター]]シリーズ [[主人公(ポケモン)]]も参照。ドラクエ同様、一貫して喋らない主人公で通している。 ただし、第一・第二世代ではものまね娘のイベントで、一応主人公のセリフを間接的に読むことが可能。 [[ポケウッド]]でもセリフがあるが、これは用意された台本に従っているだけなので本人のセリフかというと微妙か。 設定上、初代の主人公は極めて無口と評される描写があるが、それ以外の世代では特にそう言った無口設定はない。 第七世代以降は普通に喋っている設定となっており、どちらを選んでもシナリオ進行に影響しない場面で選択肢が出るようになった。場合によってはボケ倒すこともできる。 また、一部作品では選ばれなかった方の主人公がNPCとして登場する場合があるが、NPCになるとイベント進行の都合もあって長々と台詞を発することも少なくはない。 第七世代はグラフィックの変化に伴い、前述のドラクエのように&bold(){強大なポケモンやそれを使役しようと企む大人による惨事にも動じない表情筋}がネタにされることが増えた。主人公は概ね13歳前後の少年少女なので尚更シュール。第六世代ではライバルに勝ったらガッツポーズをしたり、伝説のポケモンを前に慎重な顔付きを見せたり((通常は二頭身グラフィックだが、イベントムービーで七頭身の姿が描かれることがあった))、黒幕を倒して安堵したりと表情だけは豊かだったのだが、第七世代では何色にも染まらない完全な没個性となり、&bold(){Zワザの内容によっては普通に物騒な動きをする}為サイコパスとも形容された。専用ムービーでは表情が変わるが、それでも前作より表情の変化が少ない。 また、[[レッド(ポケモン)]]の場合、初代主人公の無口という設定が継承されており、原則セリフがないことが徹底されている。 これはレッドだけということになっており、[[ポケモンマスターズ]]ではレッド以外のシリーズ主人公達はみんな喋る。 %%そしたら今度はポケマス主人公のほうが全く喋らないし表情も変わらない。%% **▼スーパーマリオシリーズ 伝統的に主人公である[[マリオ]]は一切喋らない。 正確には、「主人公が喋らない」というより「プレイヤーキャラが喋らない」ゲームシリーズと言えようか。 掛け声や悲鳴程度のボイスはあるが、それ以外は原則的にプレイヤーとなるキャラクターには一切セリフがない。これはマリオパーティーやマリオカートなどのパーティーゲーム作品でも徹底されている…と思ったらマリオパーティシリーズ最新作『[[スーパー マリオパーティ]]』ではマリオとルイージ以外のプレイヤーキャラがよく喋るようになった。そして『マリオ&ソニック』シリーズではソニック側は普通に喋るのに、マリオ側のキャラクターは代役を通して喋っている。(ただしソニックは何故か喋らない主人公扱いされている作品もあった) [[ルイージ]]は喋らなかったり喋ったりするが、RPG作品の場合、ペーパーマリオシリーズだと割と喋り、マリオ&ルイージRPGだと全く喋らない傾向にある。これも「主人公だから」で納得できるか。 主人公がルイージの『[[ルイージマンション]]』ではごく僅かだがマリオが喋るシーンが存在する。例外中の例外としては『マリオvs.ドンキーコング』であり、こちらではゲーム中で珍しく長々とマリオが喋ってくれる。 ペーパーマリオシリーズでは、喋らない代わりにボディランゲージがやたらと表現豊かで、喋らない割には感情が豊かに見える。 なお、一部説明書や公式サイトではマリオ自身のセリフがある他、『いただきストリート』では本当に珍しく普通に喋るマリオを見ることができる。 &bold(){……ただし自分がスーパースターであることをやたら意識したナルシスト臭いセリフだが}。 マリオが喋る場合、一人称はルイージ等と同様「ボク」の場合が殆ど。むしろ「俺」のマリオはメディアミックス作品に多い傾向がある。 **▼ゼルダの伝説シリーズ こちらの主人公である[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]も原則的にゲーム内ではセリフは一切ない。『[[時のオカリナ>ゼルダの伝説 時のオカリナ]]』以降の作品で掛け声や悲鳴を叫ぶようになった程度。『[[ブレスオブザワイルド>ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド]]』ではキャラクターボイスが導入されたが、リンク本人は相変わらず無口である。 ただ、会話こそしないものの、物を調べたり入手した際の独り言は結構豊富。特に『[[夢をみる島>ゼルダの伝説 夢をみる島]]』のリンクはやたらフリーダム。 また『時オカ』では「あなたの名前は?」と問われた際「……」と表現された後「フーン、森の妖精の子なんだ」と相手が答える場面があり、「会話はしているが明確にされていないだけ」と取れる描写も。 『[[スカイウォードソード>ゼルダの伝説 スカイウォードソード]]』以降は会話中の選択肢のバラエティが増え、一言二言のセリフに近い返答ができることもある。 また、本人が喋らない代わりに、[[相棒キャラ>リンクの相棒キャラ]]が現在の気持ちを代弁するケースも多い。 中でも『[[ゼルダ無双]]』のリンクは、ゲームの性質上セリフなしではとてもではないが成立しないため、代わりに妖精が非常によく喋る。 **▼MOTHERシリーズ このシリーズの主人公も原則として台詞がなく、返答も基本的に「はい」「いいえ」という、ドラクエ型の主人公である。 但し、「1」はGBA版(および海外)で追加されたエンディングで一言だけ喋る。 「2」にはある種族の無口を直す「むくちをなおすほん」というものがあるが、&bold(){その種族以上に無口なネスには使えない。} 「3」は各章で主人公を務めている時(フリント(1章)・ダスター(2章)・リュカ(4章以降))は喋らないが、それ以外ではしっかりと喋る。 **▼[[クロノ・トリガー]] 伝統的なドラクエ型主人公なので、原則セリフは一切ない……が、''ゲーム中提示されるセリフの選択肢が「はい いいえ」以外にもやたらと豊富''であり、選択肢次第では割と悪人に振舞うこともできたり。 また、ゲーム内ではセリフはほぼないが、とあるエンディングのみ一言だけ喋る。 **▼[[シャドウゲイト]] 有名な死にゲー。 正確には、[[日本語]]版は喋る。それはもうペラペラ喋る。''自分が死にそうな時でもシチュエーションをやたらポエミーかつ正確に語る''。 ……が、実は原典である[[英語]]版では一貫して「私」の所が「YOU」であり、''主人公である「YOU」(プレイヤーが成り切っている役)の行動を[[神]]の視点から見ている''だけで、「YOU」本人のセリフは皆無だったりする。つまりは黒子の語り手と同じである。 しかしなぜかこれをローカライズする際、「YOU」を全て「わたし」と訳したせいで、''自分の死にざまを冷静に実況生中継する''シュールな勇者ができあがってしまった。 原作のままなら普通の喋らない主人公だったのに、絶妙な一工夫で笑える主人公と化してしまった稀有な例である。 **▼[[風来のシレン>不思議のダンジョン2 風来のシレン]]シリーズ 本編主人公のシレンはもちろん、本編で普通に喋っていたキャラも外伝で主人公になると喋らなくなるが、 これには&bold(){シリーズのマスコットキャラであるコッパが主人公の言いたい事を先に喋ってしまうため自然と無口になる}という設定が存在する((ただし、小説版設定ではシレン自身元々無口な方らしいが))。 「普通に喋っていたキャラが操作キャラになると途端に喋らなくなる」という現象に理屈を付けた意外と珍しいパターン。 **▼G.O.D ~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~ 画面上に台詞は出て来ないが喜怒哀楽は割とはっきりわかるという、「クロノ・トリガー」辺りに近い主人公。 だが本作は日記という形で場面場面の彼の心情が話し言葉で綴られており(あらすじも兼ねているため多少説明口調ではあるが)、そこで主人公の人となりを垣間見る事ができる。 なおストーリー終盤で彼にとってあまりにも衝撃的な出来事に直面する事となり、そこで初めて自身の感情を「台詞に出して」喋る事になる。 **▼女神転生シリーズ、ペルソナシリーズ、他アトラス社作品 初代の[[真・女神転生]]から[[女神異聞録ペルソナ>女神異聞録ペルソナ(PS)/ペルソナ(PSP)]]を始め、アトラスが制作するゲームの主人公は基本的に喋らない。 その代わりに選択肢次第でかなり愉快なキャラになるのでキャラ的な個性では他のキャラに負けず劣らずになることも少なくない。 [[本心では思ってはいけないことを思ってしまったことも…>周防達哉]] なお他作品にゲスト出演すると急に喋り出すという特徴もある。 [[葛葉ライドウ]]が[[デビルサマナー ソウルハッカーズ]](3DS移植版)に出演した際は普通に喋っている。(性格や口調は漫画、小説、ドラマCDに準拠している) [[真・女神転生Ⅳ FINAL]]では過去作品の主人公が集結して共闘するというストーリーのDLCが配信されており、どの主人公も普通に喋っている。 25年以上の歴史を持つシリーズなだけに「このキャラの口調に違和感がある」「いやイメージ通りだ」とファンの間でも意見が飛び交う事態となった。 **▼[[黄金の太陽]] 1作目の「開かれし封印」では主人公のロビンは一切喋らない。一方で敵キャラのガルシアは普通に喋る。 2作目の「失われし時代」ではそのガルシアが主人公となるため急に喋らなくなる。 一方でゲーム後半で仲間として加入するロビンは普通に喋るようになる。 「主人公は喋らない」というルールを守ったが為に少し不自然な逆転現象が発生してしまった。 **▼機動戦士ガンダム外伝シリーズ 『THE BLUE DESTINY』『コロニーの落ちた地で…』の2作品が該当。ハード制約((セガサターン。事実、PS2の『宇宙、閃光の果てに…』からプレイヤーキャラにあたるパイロットも喋るようになっている))もあるだろうが、キャラのネーミング([[ユウ・カジマ]]のユウはYou、[[マスター・P・レイヤー]]は「マスタープレイヤー」の捩り)から「プレイヤー自身であるため、物語演出としてしゃべらせていない」と考えられている。 ただしブランド上、複数のガンダム作品が参戦してるゲームで&bold(){こいつら二人だけ無言}は不自然と考えられたのか、『Gジェネ』『ギレンの野望』では普通に喋っている。…&bold(){即声優が割り当てられたマスター・レイヤーは}。 ユウの方は逆にしばらくの間、&bold(){ほぼ如何なる状況でも「……」で押し通す((その時の状況で「……!」「……!?」と言った形で感情を出している。))&font(l){ネタ}キャラ}として扱われた。 でも周囲と意思疎通はできている。ニュータイプかよ周囲。&font(l){EXAMシステムスタンバイ} +一応、内心でのモノローグをカッコつきで表記される場面もある。(違う! キミはEXAMが作り出した幻影にすぎない!)といった具合に。 +その後、正式に声優が割り当てられたユウは普通に喋るようになり、家庭用タイトルのみならず『EXVSシリーズ』でも参戦して喋っているため、今では諏訪部さんの声で激昂するキャラ付けの方がなじみ深い人も多いのではないだろうか?&font(l){没個性化したとか言わない} &s(){あと、ユウはギュネイと同じく山寺さんでは?って人、オールドファンですね?}((『めぐりあい宇宙』『Lost War Chronicles』などごく一部の作品で担当。この頃は無口扱いだったので結構事件であった。)) **▼[[ACE COMBATシリーズ]]・[[ARMORED COREシリーズ]] [[日本>日本国]]を代表する&bold(){二大「ACと略せるゲーム」}だが、これらは両方ともプレイヤー自身が主人公キャラとなるタイプのゲームであるため、 一部の例外を除いて基本的に喋らないどころか、容姿や人物像、性別すら直接的に描かれる事は無い。 [[エースコンバット5>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]の主人公ブレイズは例外的に会話を行っている様子はあるが、 それすら僚機や友軍・敵軍からの無線に応答しているだけで自ら何か言う事は無く、 ゲームの演出上は十字キーの左右で「はい」「いいえ」を選択しているだけで主人公の声が聞こえる事は無い。 [[エースコンバット7>ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN]]の主人公トリガーは遂に&bold(){公式無口キャラ}となった。 **▼コンタクト 2006年に[[DS>ニンテンドーDS]]で発売されたRPG。 基本的にはドラクエ型の喋らない主人公だが、エンディングで初めて口を開く。 ……が、その内容が諸事情あって当初の目的全てを水の泡にされた主人公が、&bold(){自分の行動を安全などこかから操っていた人物(=プレイヤー)に反逆する}という衝撃的なもの。 喋らない主人公=プレイヤーの分身というある意味常識を逆手に取った秀逸と言えば秀逸な演出。 なお、その後反逆した主人公をプレイヤーは&bold(){一方的にボコボコにすることになる}。(一応この後多少主人公への救済はある) ちなみに、この「ゲームキャラの自我」というテーマは本作の裏設定に深く関わっていたりする。 **▼[[千年戦争アイギス]] 主人公の[[王子>王子(千年戦争アイギス)]]は常に台詞が&bold(){「……」}であり、劇中でも「極めて寡黙」というキャラで通っている。 意思疎通や感情表現も基本身振り手振りであり、肯定する時は&bold(){「……(こくん)」}、否定なら&bold(){「……(ふるふる)」}といった調子であり、 それ以外は基本的に「……」としか表示されない。 演出上三点リーダーしか表示されていないだけで何か言っているらしいシーンも本当に黙っているシーンも同じ「……」であるため、 王子の姿を真似た魔物が、外見は王子そのものでも王子の持つ「士気高揚」は持っていなかった事から、 「士気高揚を持たない王子など敵ではない!」と息巻く仲間達に&bold(){「……」}と微妙そうな反応をするなど、 常に台詞が「……」である事を逆手に取ったと思われる場面もある。 しばらく対立していた白の帝国の皇帝が王国と同盟締結を宣言した際すらその反応は「……(こくん)」だけだったため、 この時ばかりは周囲から&bold(){「国同士の同盟締結の場で頷くだけは流石にダメです!(意訳)」}と慌てられた。 一方で、非常に重要なシーンでは何度か熱い演説・口上を述べており、ストーリーの山場を演出してくれる。 ただし、エロゲーである本作の本分とも言うべき「寝室」シーンではわりと饒舌であり、 文章としてはモノローグ形式だが、台詞の体をとってないだけで普通に会話していると思われる描写になっている。 **▼[[DOOM]] デーモン絶対駆逐するマンこと主人公の[[ドゥームガイ]]だが一切喋らない。 一応&s(){ナンバリングによっては喋る以上に表情が無茶苦茶うるさかったり}容姿や個人の設定もあるのだが、 これは明確に「DOOMにプレイヤーが感情移入しやすいようにするため」と開発者からも明言されている。 実際、後の《DOOM ETERNAL》ではダメージボイスこそ実装されたがそれもオプションでON・OFFの切り替えが可能と徹底している。 **▼ハーフライフシリーズ ナンバリング主人公であるゴードン・フリーマンには一切の台詞がない。 気合を入れてバールのようなものを振る時も、瀕死の重傷を負った時も、声一つ上げず、CVは&bold(){無し。} 1本編で喋る脇役キャラが、外伝で操作キャラになると喋らなくなるため、ゴードンも実際は何かしら喋っているのか曖昧だったが、 2で「あなた無口なタイプなのね」と面と向かって言われるため、少なくともゴードンは&bold(){本当に何も喋っていないことが判明した。} **▼METROシリーズ 小説を元にゲーム化された経歴を持つが2000年代の「マルチプレイ前提」「一本同以外」で「プレイ中もフルボイス」のゲーム性が当たり前のFPSの時代に生まれたにも関わらず、 「シングルプレイのみ」「一本同のみ」で「プレイ中は主人公は一切喋らず」というFPSの王道の真逆を貫きながらも原作者からもコアなファンからも支持を得た特殊な生まれの核戦争後のポストアポカリプスを描く作品。 DOOMと同じく主人公アルチョムが「プレイ中は」喋らないのは「感情移入しやすくするため」とのこと。 ゲーム中は言葉ではなく行動で考えを示すタイプで、 陰湿で薄暗い地下世界で絶望に飲まれながらも確かに生活しいる人々を知り、交流していく。 最新作《EXODUS》では何故かその場にいるだけで仲間の争いを治めむしろ一つに纏める等、謎の調和力を発揮する。 一方で恩師であるハンターから受け継いだ「敵なら殺せ」を信条とするオオカミ的な素質も依然として持っている。 アルチョムが一人の人間としてどう生きていくかはあなたの選択次第…。 なお喋らないのはあくまで「プレイ中」であって、&bold(){ローディング画面の&s(){ポエム}独り言は滅茶苦茶喋る。しかも地味になげぇ。EXODUSだともっとなげぇ。お前小説家になるつもりか?と問いたくなるぐらいよく喋る。} **▼[[ファンタジーライフ]]シリーズ ファンタジーライフの主人公であるアバターは基本的に一切喋らない。 この手のキャラクターメイクが可能なゲームにはありがちなパターンだが、プレイヤーは主人公をどのようなキャラクターに仕立てても良いことから、キャラクターを固定しないために意図的に台詞を用意していないのだと思われる。 ところがこのゲームはその当たり前を逆手にとり、相棒であるチョウチョに&bold(){「この人、はい か いいえ しか言わないんです」}と、メタ発言を言わしめている。 **▼[[グローランサー]]シリーズ [[2>グローランサーⅡ]]を除き基本的に喋らず、主人公の相棒の妖精が代弁する。 ただし選択肢では色々と喋る。[[3>グローランサーⅢ]]の主人公クレインはクールな見た目とは違い熱い台詞が多い。 またドラマCDなどでは普通に喋る為、その際新しいキャスティングがなされることも多い。 ちなみに1の主人公カーマインは2にも登場するのだがそちらでは結構喋る。代弁者の妖精が事情により不在の為仕方ないのだが。 **▼ワイルドアームズ 一作目は3人の主人公がいるゲームなのだが、メインビジュアルにも当てられている事が多いロディは作中全く喋らない無口主人公。 一応意見交換等はしている様子があるので、実際に無口というわけではない。 #openclose(show=プレイヤー反映タイプのキャラかと思いきや……){ 実際は人型兵器のホムンクルスだった。 終盤手前の山場でそれが発覚した際、無口だったのはそういう事かとプレイヤーを納得させた。 そんな設定がある為、リメイク版のアルターコードFで戦闘中のみとはいえボイスが付いたのには原作ファンから賛否分かれた。 落ち着いた声の淡々と喋るタイプなので、イメージには合っているのだが。 開発も反発される事を想定していたのか、個別にボイスをON/OFFする機能が付いていた。 後にソシャゲのミリオンメモリーズが配信された際にも、ロディのボイスはON/OFF可能だった。 } **▼DragonAge:Origins Biowareが制作、EAが販売しているRPG。 作中における主人公の選択肢は豊富にあり、選択肢自体も概ねセリフ的ではあるものの、主人公がセリフを発するシーンは全く存在しない。 周囲の反応から判断するに喋っているが描写されていないだけ、という扱いになっており、キャラクターメイキング要素があるため&footnote(「声色」という設定はあり、戦闘中の掛け声などは発する)膨大な選択肢全てにセリフとボイスを付けるのが難しかった例と言える。 …のだが、このBiowareという会社は「主人公が喋らない」という問題に対して極めて意欲的に取り組み続けており、後に開発された「MassEffect」シリーズや続編の「DragonAge:Inquisition」では多少の力業を駆使しつつも&font(red){キャラクターメイキングによる主人公が全ての選択肢においてボイス付きで喋りまくる}という快挙を成し遂げてしまった。 **▼MMORPG・狩りゲー他 この手の作品は、古典的なRPGに近い「自分で主人公というキャラクターを演じる」ことがベースになっていることが多いため、基本的にシナリオ内では主人公に一切セリフがない作品が中心。 その代わり、キャラクターメイキングでキャラクター自身のボイスなどを設定することはできたりするので、戦闘などでは結構喋ることも多い。 ただ、逆に言えばボイスパターンが多すぎるため、とてもではないがシナリオ内で主人公に喋らせるのは無理、という作品が中心。 そのため、キャラクターメイキングシステムを採用しながら、ゲームシナリオ内で主人公に[[とんでもない長セリフ>逃げるな]]を言わせた[[作品>GOD EATER BURST]]は、当時のプレイヤーからかなり驚きを持って迎えられた。 また、「チャット」という形で見れば実質的には数あるゲームの主人公の中でもかなり雄弁な方と言えなくもない。 **▼[[undertale]] 主人公はプレイヤー目線だと、なんというかこう……絶妙に感情を汲み取れるようなそうでもないような仏頂面をしている。 しかし“顔が映らない”際にはかなり表情が豊からしく、そのリアクションでモンスター達を喜ばせている。 何をされても閉口を貫くが、「おしゃべり空間」だと普通に質問もするし、相手から聞き返される形で発話もしている。 選択肢を見る限り、割と突拍子もないノリもぶつけるウィットに富んだ感性があるようだ。スシの臭いがする。 ……逆に。 同じ無口でも&font(b,purple){とあるルート}では無言のまま人の話を無視したり、提案を完全放棄したり、 &font(b,purple){何も言わないまま自発的に動く}姿は操作してるはずのプレイヤーですら不気味に映りかねない。 しかも、こちらは基本的にリアクションも絶無らしく、 コミュニケーション能力の高い[[兄骨>Sans(UNDERTALE)]]ですら「&bold(){こんなやつとどうなかよくなれってんだ?}(意訳)」と呆気にとられるほど氷の対応ばかりする。 彼? が何を考えて行動しているのかは、プレイヤーが道を進んでいけばおのずとわかるだろう……&font(b,purple){唯一浮かべる表情の凄惨さも。} **▼[[THE 地球防衛軍シリーズ]] ストーリー進行は主に無線通信の司令官たちの会話やニュース実況、『3』以降は友軍の台詞も含めて行われ、主人公は掛け声や悲鳴だけという古典的な主人公タイプ。 明確にストーリーで喋るのは外伝の『インセクトアルマゲドン』のみである。 だが『4』以降、オンライン協力プレイの導入に伴い定型文チャットやアピールモーションが導入。 隊員の台詞の流用だが&bold(){歌ったり叫んだり踊ったり}と、一転して感情豊かになっている。シナリオには影響しないが。 **▼[[ZOIDS SAGA]] 主人公のアトレーは表情の描写こそあるものの、台詞はほぼ疑問符と感嘆符ら三点リータ等のみで構成されている。これは通常シーン戦闘シーンいずれも共通のため、&bold(){表情豊かなのに喋らない}という異質さがしばしばネタにされる。ちなみに[[特定>ディバイソン(ゾイド)]][[ゾイド>ガンスナイパー(ゾイド)]]の必殺技のみは全キャラ共通の専用台詞が存在するので、この時のみ喋るアトレー王子の姿が拝める。 ただ、次回作以降はアトレーも新主人公も、それぞれ台詞を発するようになった。 特に2では主人公のセリフを選択する機能があり、その選択いかんによって相棒ゾイドの能力が変わるため、主人公のセリフ選びが重要になる。 **▼[[魔女の家>魔女の家(フリーゲーム)]] 操作キャラのヴィオラはゲーム中、選択肢含め発言しない。 しかし、とある条件を満たしたエンディングでは彼女の口から真実が語られる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){それはヴィオラとしてではなく、彼女の肉体を乗っ取った魔女エレンとしての発言であった}}} **▼[[LIVE A LIVE]] 複数のシナリオが存在し、シナリオごとに主人公がしゃべるかどうかは異なる。 特に[[原始編>原始編(LIVE A LIVE)]]はまだ言語が誕生する前の時代なので、最初から最後まで誰も喋らない。 [[中世編>中世編(LIVE A LIVE)]]はドラクエのような世界観を踏襲しているため、主人公の[[オルステッド>オルステッド(LIVE A LIVE)]]のセリフは表示されない。 しかし、エンディングにて唐突に胸の内をしゃべりはじめる。 まるで、&bold(){もう彼は主人公ではない}、とでも言わんばかりに・・・ 追記・修正は無言のままお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - FE覚醒のマイユニット、ルフレ(クロムばっかり主人公言われてるけどルフレも立派な主人公だよ!)もキャラメイクで無口にもなれる -- 名無しさん (2020-11-30 22:49:19) - アイギスの王子はショートカットメカクレ、(こくん)=首肯で会話に同意した事を示すなど割と無口寄りでエロゲのADVの無口主人公とか意識してるのかな?と思った。喋る時は熱い演説とか軽口とかちゃんとできるけども -- 名無しさん (2020-11-30 22:53:27) - イースのアドルも無口型だな。オルタナティブサーガでは主人公にした際にパートボイスはあるが。 -- 名無しさん (2020-11-30 22:58:29) - 任天堂のゲームはしゃべらない率高い気がする。カービィもMOTHERもしゃべらない。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:03:00) - LIVEALIVEのオルステッドは喋らない主人公に見せかけて…って言うのが上手いと思った -- 名無しさん (2020-11-30 23:06:34) - マリオはルイージマンション1では喋る -- 名無しさん (2020-11-30 23:09:34) - MOTHERシリーズのネスやリュカは一応無口ではない。前者はマジカントで自分に語りかけたり、後者は1章の墓参り時などにしゃべる。ゼルダシリーズのリンクも神トラドラマCDではグリリバボイスで喋ってたり。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:10:33) - ↑ネスに関しては「喋らない主人公が喋る場面」という意味では喋らない主人公と言えるかも -- 名無しさん (2020-11-30 23:11:49) - GE -- 名無しさん (2020-11-30 23:13:23) - グラブル主人公(男女性別問わず)はエイプリルフールのアイドル企画で初めて声がついたんだっけ -- 名無しさん (2020-11-30 23:28:47) - ↑7 カービィは殆どの登場人物が喋らないというかセリフ自体があまり用意されてないというか。近年や一部の過去作ではよく喋るキャラが出てきてるけど。アニメだったら立派な喋らない主人公になる、ゲームじゃないけど -- 名無しさん (2020-11-30 23:31:59) - クロノ・トリガーがありならクロノ・クロスもかな -- 名無しさん (2020-11-30 23:39:34) - ドラクエシリーズで普通に喋る主人公はヒーローズだけだろうか?他が全く心当たり無し -- 名無しさん (2020-11-30 23:45:59) - ネットゲームの事例(特に「シナリオ内で喋らせるのは無理」の件)、PSO2だとコラボボイスもあるから尚更というのと、「もう一人の自分」でありつつよく喋る【仮面】にしてもそのボイスは精々男女2パターンというのがあるかな。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:57:57) - DODのカイムみたいな「喋れない」主人公はどのくらいいるかな。 -- 名無しさん (2020-12-01 00:22:46) - 喋らない主人公でも要所要所で存在感を出さないと「黙って突っ立ってるだけの案山子の癖に何でこんな好かれてんの?」と反感の種になりかねないので割と注意が要ったり。かといってそれを恐れて出しゃばらせないようにすると、いてもいなくても変わらない空気になったり -- 名無しさん (2020-12-01 00:23:13) - サンムーンと剣盾の主人公はゲーム演出的には無口だけど結構おしゃべりなのはプレイするとわかる -- 名無しさん (2020-12-01 00:23:40)  - アキバズトリップの主人公は選択肢で、内容次第だとふざけたり死んだり、果てには変態にもなれる -- 名無しさん (2020-12-01 00:54:10)  - CD-iでリリースされたゼルダ:wand of gamelonだと主人公のゼルダもNPCのリンクもまあペラペラよく喋ってましたね。シリーズ内に入りようがない作品だから追記せんでもいいと思うが… -- 名無しさん (2020-12-01 01:21:42) - ドラクエ6の主人公も一応喋るシーンはある。石にされた後に夢の世界で目覚めるシーンともう一人の自分と再開するシーン(正確にはもう一人の自分が喋る)。 -- 名無しさん (2020-12-01 03:44:18) - 黄金の太陽(封印~時代)は少し特殊な例だったな -- 名無しさん (2020-12-01 03:55:15) - テイルズのルドガーはテイルズオブシリーズの作風を考えると異例の喋らない主人公だったな。コミカライズとかソシャゲだと普通に喋るから喋らない主人公だということ忘れられそうだけど -- 名無しさん (2020-12-01 04:53:38) - カービィもマリオと同様にかつての取説や公式サイトでは割と喋っていたんだよなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 05:42:50) - シレンはコッパが代わりに喋っているな。アスカは外伝では喋らないがそれ以外では喋る。 -- 名無しさん (2020-12-01 05:48:57) - 喋らない主人公が喋るシーンというと、魔女の家のヴィオラ(中身エレン)が印象深い -- 名無しさん (2020-12-01 06:26:21) - シリーズものではないけれど、エルシャダイのイーノックは長旅の末人間への不信と疲労が原因でほとんど喋らなくなったって小説版で補完されてたっけ -- 名無しさん (2020-12-01 06:48:37) - しゃべらない主人公と言ったら、ワイルドアームズのロディかな。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:00:15) - (切れた)リメイクで声がついて違和感で切った。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:00:45) - P5のジョーカーは、口数は多くないものの、ボチボチ喋るようなイメージ。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:01:29) - メガテンは主人公の思想=プレイヤーの思想で、それによってエンディングが変わるのが醍醐味って点も書いたほうがいいと思う。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:26:22) - マリオ&ルイージRPGはテキストが無いだけで2人とも喋ってるんじゃ?ホジョーワカァデー、オボロソォトルみたいな掛け声で -- 名無しさん (2020-12-01 08:33:14) - 天外魔境シリーズも結構特殊だと思う。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:44:05) - アナザー・マインドのプレイヤーの分身である真野俊平も基本喋らないがあるエンディングで一言だけ台詞を発する。「なんとかしろー!」 -- 名無しさん (2020-12-01 09:19:20) - 「選択肢が一つしかない」「選択肢が両方同じこと言ってる」は実質しゃべってるようなものだし、主人公も実はしゃべりたいのかも? -- 名無しさん (2020-12-01 09:42:07) - シレンは小説版だとたった一言だけポツリと喋るんだよな。その台詞がまた風来人というものを端的に表してて渋いんだよな -- 名無しさん (2020-12-01 09:59:18) - 東京魔人學園シリーズ主人公かな、選択肢はないけど喜怒哀楽ボタンで感情をしめす、設定は終盤明かされるけどそれまでは超強い転校生程度の扱い -- 名無しさん (2020-12-01 10:19:13) - 最近のソシャゲは「選択肢以外喋らない」って主人公が多いな -- 名無しさん (2020-12-01 10:47:38) - ごっちゃになって語られてる部分が多いけど、「省略されているだけで会話はしている(プレイヤーにキャラクターをゆだねている)」タイプと「実際に会話がない(キャラクターそのものは確立してる)」タイプは全然違うよな -- 名無しさん (2020-12-01 11:05:55) - もっと言えば「キャラクターは確立してるんだけど会話は省略されてる」なんてパターンもある(例えばマリオとか)から複雑な話題ではある -- 名無しさん (2020-12-01 11:10:02) - ↑も言っているが、言葉遣いそのものは当初から決められているけど、それを活かす機会に疎いからなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 11:26:22) - クラッシュ・バンディクーはどうだろう 旧作は海外版は掛け声のみ、日本語版ではボイスついてるけど会話らしい会話はしない リマスター版以降では日本語でも喋らないキャラに -- 名無しさん (2020-12-01 12:07:35) - セブンスドラゴン2020以降はボイス豊富に付けられるけど喋りはしない…選択肢は出るからコミュニケーションはとってるけど -- 名無しさん (2020-12-01 12:30:07) - LALの原始編は最後に「あい~~~」って言ってたが言葉というか叫びみたいなものだから厳密には喋ってると言えなくもないか。まあそもそも原始時代という時代設定上言語自体がなくて主人公以外も言葉は喋らないけど -- 名無しさん (2020-12-01 12:46:46) - ユウ・カジマ「…‥!」 -- 名無しさん (2020-12-01 13:37:12) - プリコネの赤ちゃんはアニメ以降のアニメパートでは結構喋るようになった。元々選択肢が結構エキセントリックだから喋らない主人公感は薄いんだけどさ。 -- 名無しさん (2020-12-01 14:23:58) - レガイア伝説?だったかな あんた全然喋らないね!って言われた覚えがある -- 名無しさん (2020-12-01 14:27:01) - (いましがたした自分でしたコメントを却下の意味で削除しました 発表後一週間以上経過してる作品ですがコレクション要素のネタバレのため) -- 名無しさん (2020-12-01 15:20:00) - ガングレイヴの主人公はゲームでもアニメでも全然喋らなかったな -- 名無しさん (2020-12-01 15:21:34) - チョロQHG4の主人公は、この項目の中では喋る方……かな? -- 名無しさん (2020-12-01 15:22:10) - ↑そういやギレンの野望でも無口キャラにされとったな……ユウさん -- 名無しさん (2020-12-01 15:59:22) - ↑間違い。↑6でした -- 名無しさん (2020-12-01 16:00:37) - ペルソナシリーズは大まかな性格設定はされているので、ドラマCDや派生だと結構喋る。3以降はPQやコラボも多いし。番長に至っては格ゲーにダンスゲーにと喋りまくるので無口なイメージある人少ないのでは。 -- 名無しさん (2020-12-01 17:18:37) - マリオVSドンキーコングでは主人公のマリオが珍しく喋って、敵役である現ドンキーコングは喋らないという特殊なパターンがある。現実的に考えれば、人間とゴリラどっちが喋るかなんて普通に決まるよな -- 名無しさん (2020-12-01 17:39:04) - 異聞録も異聞録で台詞の選択肢あるしな。それに戦闘でも短いが台詞喋るし。>ペルソナ -- 名無しさん (2020-12-01 18:07:18) - 聖剣LOMのしゃべらない主人公を逆手に取った演出は好き -- 名無しさん (2020-12-01 19:32:49) - 基本喋んないけど、超重要なワンシーンだけボイス付きで話す、系はGEが演出的にも最高と思う。特にGEB -- 名無しさん (2020-12-01 19:50:30) - ガンダムブレイカー2はこの要素をシナリオに組み込んでたなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 20:15:22) - アニメ除くとペルソナ3.4の主人公はペルソナQとか外伝作品ではめっちゃ喋る。今のところそんな喋らないのはジョーカーだけかな -- 名無しさん (2020-12-01 21:21:22) - RPGマリオは無言ながら表情豊か、無言でガキ殴ろうとするけど -- 名無しさん (2020-12-01 21:38:33) - セブンスドラゴン2020-Ⅱ以降はGEBと同じく要所では喋るようになった、あとTFのコナミ君は喋らない替わりに設定がカオス -- 名無しさん (2020-12-01 21:45:22) - 伝説のスタフィーのスタフィーがしゃべったのって初代の公式HPだけじゃん?後ピクミンって任天堂ゲームとしては珍しく主人公が流暢にしゃべってるけど、主人公でしゃべらないのって2のルーイだけだったな。3ではしゃべるようになったけど。 -- 名無しさん (2020-12-01 21:52:42) - 面白いのがペルソナ2。達哉も麻耶も自分が主人公になると全然しゃべんない -- 名無しさん (2020-12-01 22:58:41) - コンタクトはこの項目に加えること事態がネタバレになるから隠してほしいな -- 名無しさん (2020-12-02 00:10:13) - ドラクエだと、10はかなりおしゃべり(ただしセリフは記されないから、どういうふうに話しているかプレイヤーが決められる)。もちろんチャットができるという意味ではない -- 名無しさん (2020-12-02 01:41:16) - ……だまっとる、っちゅうことは「YES」ちゅう事じゃな -- 名無しさん (2020-12-02 04:40:35) - ガングレイヴの主人公は一度死んで特殊な処置で復活したために断片的な記憶と感情しかないって設定でまったく喋らなかった。アニメだと間が持たないし進行に差し支えるからしゃべるけど、むしろ死んでからの方が口数が増えたのではってぐらいになってる。アニメの後に出た続編でもラストシーンで一言だけという -- 名無しさん (2020-12-02 06:31:48) - ↑5 つーても戦闘中はいつものノリで喋るし、選択肢でもそうだから、プレイヤー視点で喋らないように見えてるってだけなんだろな -- 名無しさん (2020-12-02 06:53:56) - ワイルドアームズのロディのボイス。ミリオンメモリーズ(現在では運営終了したソシャゲ)では声なしの方が良いという1のプレイヤーにも配慮したのかオプション項目に「ロディのボイスのON/OFF」を設定できるようにされてたよな。 -- 名無しさん (2020-12-02 08:29:09) - IIIまで -- 名無しさん (2020-12-02 10:19:34) - 途中で切れた。IIIまでのGTAとかも主人公が喋らないよね。 -- 名無しさん (2020-12-02 10:22:15) - 『どうぶつの森』の村人はどうなんだろう -- 名無しさん (2020-12-02 11:58:20) - fate/extraのザビーズとか好き -- 名無しさん (2020-12-02 12:04:48) - ↑選択肢がエキセントリック過ぎる。何が無個性な主人公だ怪物過ぎて自己投影などできるかぁ!と叫びたかったCCC当時 -- 名無しさん (2020-12-02 12:06:35) - ゾイドサーガのアトレー王子がよくネタにされるよね、そんな彼でもメガロマックスとウィーゼルユニットフルバーストの時だけは喋ってくれます -- 名無しさん (2020-12-02 12:17:42) - 喋らない主人公と言えばこれをネタにしたライブ・ア・ライブ中世編… -- 名無しさん (2020-12-02 15:27:46) - 顔グラがあったりセリフとかあるとゲームオーバーとかで惨い仕打ち受けた時の罪悪感が半端なくなるから喋らない主人公の方が個人的に好き -- 名無しさん (2020-12-02 17:49:19) - マリオやポケモン、ゼル伝といった主人公が喋らないやつが有名すぎるだけでメトロイド、FE、スタフォといった主人公が流暢に喋るやつも結構あるんだけどね任天堂作品 -- 名無しさん (2020-12-02 17:54:15) - ユウを取り上げるなら喋らない主人公を忠実に再現した超無口キャラとして扱われた時代があった事に触れなきゃいかんかろう…というわけで追記 -- 名無しさん (2020-12-02 19:09:18) - ポケモンは主人公が喋らないのをしばしば周りだけが喋って流されてる、とか言われてるのを真に受けたのか会話をしてるように意味のない選択肢挟むようになったけど(正直いら)ないです -- 名無しさん (2020-12-02 19:58:06) - ゴッドイーターの逃げるなも書いていいのでは -- 名無しさん (2020-12-02 20:59:14) - 喋らない主人公と言えばこれをネタにしたライブ・ア・ライブ中世編… -- 名無しさん (2020-12-02 21:46:34) - TOX-2のルドガーが喋らないのは、完全に失敗感があった。二週目からは選択肢で喋るけど、やっぱりテイルズの主人公は喋ってナンボなシリーズだよね。後の外伝ではバンバン喋っとるし。 -- 名無しさん (2020-12-03 09:29:39) - 意外と喋るのは夜廻主人公 -- 名無しさん (2020-12-03 09:40:19) - FF3(FC版)が無個性の極み?あの4人組結構喋ってるぜ。 -- 名無しさん (2020-12-03 10:47:58) - 幻想水滸伝は何故3の主人公だけ喋るのか -- 名無しさん (2020-12-03 12:34:14) - あるゲームライターが、昨今のRPGにおいて主人公がしゃべるようになったことについて非難してたね。何かの雑誌で読んだ。「かつてのRPGの面白さがどうのこうの」とか。誰でなんの雑誌だったっけ…… -- 名無しさん (2020-12-03 14:50:20) - ブレスオブファイアも喋らないよね。CVは付いてるけど -- 名無しさん (2020-12-03 21:48:00) - ドラクエ11の主人公も7同様ある程度正確が決まっているおっとりしているけど小さい頃はイタズラ好きだった -- 名無しさん (2020-12-04 06:49:37) - イースシリーズのアドルとかも基本的には一言も台詞はないよね。最近では選択肢でここぞという時にボイスがつくけど決まって盛り上がるところだからいい演出だと思う。 -- 名無しさん (2020-12-04 08:14:05) - 項目の趣旨からは逸れてしまうが、女主人公でやってるときでも選択肢の口調が男性的だとそこが少し気になる。そのせいでこの娘は喋ったらこういう口調なんだろうかとか思ってしまったりする。 -- 名無しさん (2020-12-04 08:17:31) - 陶山章央、サクラ大戦をフルボイスで遊べる唯一無二の男。 -- 名無しさん (2020-12-04 09:13:25) - 親和性の問題もあると思う。ドラクエ3みたいなキャラメイキング主体なら主人公も仲間も無個性・無人格だからいいけど、ストーリー主体でメインも沸きもしゃべるのが当たり前だと主人公だけがしゃべらんてのはやはり違和感が強い。 -- 名無しさん (2020-12-04 11:54:38) - ドラクエ11なんか「おじいちゃんと呼んだ」とか喋らないんだか喋るんだか良く分からない状態に(笑) -- 名無しさん (2020-12-04 15:24:36) - .hackのメディアミックスの一つである小説「AI buster」で主人公のゲーム会社勤務社員が「喋らない主人公じゃないと感情移入できなかった」と独白するシーンが印象に残っている。本編の主人公はめっちゃ喋ってたからなおさら -- 名無しさん (2020-12-04 16:08:28) - パズドラZとパズドラクロスも喋らないね。代わりにマスコットモンスターが言ってくれるけど -- 名無しさん (2020-12-04 16:30:51) - 審神者と提督も喋らないかな? -- 名無しさん (2020-12-04 21:19:04) - カードヒーローのひろしはためお曰く「無口な男子」らしいが、プレイヤー視点ではモノローグが多いのであまり無口な印象はない -- 名無しさん (2020-12-05 10:30:56) - ↑8 その結果二次創作で男口調の女主人公がいたりしするんだが、大抵ちょっとおかしなことになってるね。男らしいとガサツをはき違えたかのようなキャラ付けしてたり。 -- 名無しさん (2020-12-05 11:31:33) - 日本人は独特の演劇文化(日本人は黒子を無視できるが、欧米人は黒子を無視できない等)のせいで脳内補完スキルが発達しているという説を聞いたことがあるけど、喋らない主人公の存在にも影響してるのかもしれないな -- 名無しさん (2020-12-05 12:52:06) - FE風花雪月のベレトスは戦闘中だけ肉声で会話パートは選択肢だけというペルソナ仕様、その選択肢でもボケたり弄り倒したりと中々に愉快なキャラ付けをされてる -- 名無しさん (2020-12-05 13:49:53) - 東京魔人学園は1作目だとセリフなし、感情入力のみで何とかいけてたけど続編の外法帖では無理があった感じ。仲間キャラが延々と敵に口上を述べて最後にとって付けたように主人公に「お前もそう思うだろ!?主人公!」と振ってくる。そりゃプレイヤーとしては「アッハイ」としか返せないっていう -- 名無しさん (2020-12-06 01:26:29) - ルドガーは一週目はボイスつかないだけで普通に選択肢が台詞になってるぞ -- 名無しさん (2020-12-06 10:10:08) - スマブラでロックマンを初めてまともにみた人は喋らないキャラというイメージを持つんだろうか?(実際は普通に喋る) -- 名無しさん (2020-12-06 12:40:07) - 世界樹の迷宮のボウケンシャーは結構しゃべってるのは察せる。たとえ全員犬でも -- 名無しさん (2020-12-06 13:09:27) - Fallout4の批判点に主人公がベラベラしゃべるからロールプレイングへの没入ができない、なんてのがあるな -- 名無しさん (2020-12-19 06:29:16) - ネタバレ多いね -- 名無しさん (2021-01-07 14:30:26) - キャラ自身に台詞は無くてもちゃんと性格や個性がある場合も結構ある -- 名無しさん (2021-01-07 15:29:55) - 実はいそうでなかなかいない「喋らない」ではなく「喋れない」主人公がDODのカイム -- 名無しさん (2021-01-15 21:24:11) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/11/30 Mon 22:19:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは[[ゲーム]]作品における「喋らない主人公」を紹介する。 *◎概要 そもそも、[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]の元祖である「[[TRPG>TRPG(テーブルトークアールピージー)]]」では、「プレイヤーが設定に準じて好きにキャラクターを演じる」ことが基本である。 ある程度のシナリオやキャラ設定というものはあるが、基本的にどんなセリフを喋るかは自由であるし、むしろそこでどのようなキャラクターを演じるかがTRPGの醍醐味の一つともいえる。 そして、そのTRPGがもとになったコンピューターRPGにおいても、「プレイヤーはキャラクターを演じる」ことが基本になっており、むしろ「喋らない主人公」の方がかつては主流だった。 しかし、重厚長大なシナリオがゲーム作品にも求められるようになってくると、「喋らない主人公」ではどうしても作劇上の無理が生じてしまう。 近年では、豪華[[声優>声優(職業)]]によるフルボイスでペラペラ喋る主人公の方がむしろ主流になってきている感もある。 また、「喋らない主人公」はプレイヤーとの同一感を図る上では扱いやすい反面、キャラ個性を最小限まで抑えている影響で「自発的に物語を動かしている」感に欠けるという難点がある。 どうしてもサブキャラや敵キャラに促されたり誘導される形で「受け身」な立ち回りが基本になってしまい、カタルシスに欠けるのも近年数を減らしている理由なのかもしれない。 場合によっては、その主人公の印象が薄くなったせいでキャラ人気を得られない事さえある。 ちなみに、この「喋らない」というのがゲーム内の世界観的にどのような扱いなのかは作品によって異なる。 単に喋るシーンがプレイヤーの視点からは省略されているだけで、会話自体は普通に行われている前提のものもあれば、設定上でも実際に極端に無口なこともままある。 また、マスコットや相棒キャラが率先して主人公の思考を代弁、それに対して反応を取る事で間接的にコミュニケーションを取っているとする場合もある。 メディアミックスや二次創作などでは「劇中通り無口」「普通に喋る」「セリフは無いが周囲とは意思疎通可能」など作品によって解釈はまちまち。 ただしテンポや演出の都合上、アニメやドラマCDなどではたとえ無口設定でもそれなりに喋る事が多い。 そして原則的に「喋らない」からこそ、時折差し挟まれる「主人公が喋るシーン」はプレイヤーの印象に残りやすい。 *◎喋らせない理由 先に述べた通り、TRPGを源流とするビデオゲームのRPGはプレイヤーが主人公を演じるものであるわけだが、なにもビデオゲームはRPGばかりではない。 主人公に明確なキャラ付けがなされていても&font(red){あえて喋らせない、もしくは喋らせることができない}ことも実際にはよくあることだった。 ここで、改めて喋らせない理由を考えてみたい。 :・演出上の問題| 上で述べた通り、ゲーム内でプレイヤーは主人公を演じているが、細かい反応や口調など細部をあえて描写しないことでプレイヤーの脳内補完に任せ、最適な主人公像を描く邪魔をしないという意味でもゲーム内の主人公は喋らないほうが都合が良い…という面がある。 ある程度外見や個性の定まっている主人公であっても、また下記の問題が解決されてきた今でもこの点を考慮してあえて喋らせないという例はある。 :・ハードウェア性能の限界| かつてのパソコンやゲーム機の性能では、プレイヤーに用意された選択肢全てにセリフを設定できるだけの記憶容量を確保できなかった、という点。 シナリオ分岐を増やすだけでも容量を食うのに、選択肢ごとの主人公のセリフ、それに対する周囲のキャラクターの反応なども合わせれば必要なデータの量は莫大になってしまう。ボイス入りなら尚の事である。 今でこそインターネットからのダウンロード販売という手段が一般化しているが、かつてはフロッピーディスクやROMカセットといった、容量面での制約が大きな流通形態であったのも手伝ってそんな余裕は無く、ドラクエなどに見られる「主人公のセリフを選択肢のみで済ませる」という方法は合理的でもあった。 :・ソフトウェア技術の問題| 演出上の問題でもあるのだが、プリレンダムービーと違いゲームで使われるレンダリングムービーでは口パクと音声を一致させる「リップシンク」に手間がかかるという側面もある(そもそも口パクだけでも手間がかかるのだが)。 文字で済ませれば良いところを、喋らせてしまったが故に不自然な絵面になってしまう…ということは実際よくある。手間を惜しまなければ可能だが、今度は下記の予算が問題になる。 :・予算の制約| ゲーム開発の常として、予算と納期の制約がある。 制作にかかる費用ももちろんのこと、フルボイスにすれば声優のギャラも発生するし収録の時間も必要となる。 また先に述べた容量が増えれば記憶媒体を増やさねばならない。かつてはディスク2枚組、3枚組のタイトルもあったが、記憶メディアとそれを収めるケース、重量増による配送コスト増加などで販売単価が上がれば売れ行きにも響く。 コストも容量もできるだけ圧縮するために最初から喋らせないという選択肢は当然のように存在した。 :・キャラクターメイキングとの相性の悪さ| 名前、性別、容姿などをプレイヤー自ら設定し、キャラクターを作って操作する作品は昔からあるが、こうしたシステムはキャラクターを喋らせるにあたって大きな障害となり得る。 セリフ一つとっても年齢や性別が変わるだけで不自然になってしまうおそれがある上に、性格設定が定まっていないと咄嗟の反応などにも難儀するし、 ボイスをつければボイスの種類分だけ収録・調整が必要となってしまうほか「名前」をプレイヤーに決めさせただけでも作中の人物に名前を呼ばせることができなくなり、他のキャラクターと絡みにくくなってしまう。 このためキャラクターメイキングを採用したゲームの主人公は周囲のキャラクターが喋りまくる中、&font(red){ただ一人「相手から話(=選択肢)を振られない限り、周りの人物のやりとりをただ眺めている」}という具合になりやすい。 *◎喋らない主人公の登場するゲーム作品 **▼[[ドラゴンクエストシリーズ]] 「喋らない主人公」と言えばこのシリーズである。後述のFFシリーズと違い、近作も外伝作含め喋らない方が主流。 また、[[トルネコ]]、[[テリー>テリー(DQⅥ)]]、[[キーファ>キーファ・グラン]]、[[ヤンガス]]のように出身作ではペラペラ喋っていたキャラも、外伝作で主人公になると途端に無口になる。 [[DQ4>ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち]]の各章主人公は、5章合流後は饒舌に喋るが、各章の主人公を務めている際は全く喋らない(例外としてリメイク版で追加された会話システムでは1章のライアン、3章のトルネコ以外はよく喋る)。 [[DQ7>ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち]]の主人公は歴代主人公の中でも珍しく性格についての具体的な言及があるが、やはり本人は喋らない点は同じ。 [[DQ8>ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君]]では3D化に伴って主人公が動きで驚きや怒りといった感情を表す案もあったのだが没にされたというエピソードがある。(ただし身振り手振りで事情を伝えるシーンはあり、台詞が略されているだけで喋っている事は分かる) 単に喋らせないというだけでなく「主人公=プレイヤー」の概念を製作スタッフは強く意識している様子。 しかし『8』の主人公の場合、逆に一部シーンを指し「目の前の惨事に棒立ちで何もしないのか」とプレイヤーから評されることもあった。 なお3DS版[[DQ11>ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]]では、PS4版に比べてかなりデフォルメされたグラフィックを補うためそこそこ表情豊かになっている。また『はずかしい呪い』を適用してる場合、殆ど心の中の独り言とはいえ喋りまくってる。 さらに本作の「冒険の書の世界」におけるとある場所では、[[DQ10>ドラゴンクエストX]]の主人公にあたる男女が登場。こちらも当作の主人公としては自発的に喋ることはないが、NPCである時は男女それぞれにセリフが用意されている。 一応、システム的な穴を突いて喋らせること自体は可能(有名なのは[[ちいさなメダル>ちいさなメダル(ドラゴンクエスト)]]をアイテムとして使うとたまに「わっ!」と驚くなど)。 戦闘中のセリフも全キャラ共通なので、特技などを使う際は普通に喋る。 また、[[主人公(DQⅤ)]]は「過去に戻った自分自身」との対話シーンがあり、幼少期の際は青年時代の自分のセリフを、青年時代は幼少期の自分のセリフを聞くことができる(ちゃんとそれぞれのセリフを繋げると会話として成立している)。 プレイヤーキャラとしての主人公が喋るセリフとしては、[[主人公(DQⅠ)]]の「いいえ。 わたしの おさめる くにが あるなら それは わたしじしんで さがしたいのです」がいまだに最長である。 **▼[[FFシリーズ>FINAL FANTASYシリーズ]] [[FF1>FINAL FANTASY(ゲーム)]]では「光の戦士」としか出自が明かされておらず、そもそもの個性が希薄でセリフも全くなかった。 が、[[FF2>FINAL FANTASY Ⅱ]]のフリオニールからはいきなりペラペラと喋るようになる。 [[FF3>FINAL FANTASY Ⅲ]]では再び無個性の極みに戻る((プレイヤーキャラ4人が全く書き分けられていないというだけで、セリフ自体は結構ある))が、こちらはリメイク版で一気に個性的になり同時にストーリー中でもよく喋るようになった。 [[FF4>FINAL FANTASY Ⅳ]]以降は饒舌だったり無口気味だったりは作品によって異なるが、いずれにせよシナリオ中でセリフのある主人公の方が主流になっていくのはドラクエとは対照的である。また、この場合は無口とは言っても単にそういう性格であるだけなケースが大半なため、ドラクエ主人公が無口である理由とは根本的に意味合いが異なる。 FF4~5の頃は、「主人公が喋るRPG」の代表格扱いをされており、「主人公に喋らせてはいけない」派のプレイヤーとの間で激論が巻き起こることが度々あった。 **▼[[ポケットモンスター]]シリーズ [[主人公(ポケモン)]]も参照。ドラクエ同様、一貫して喋らない主人公で通している。 ただし、第一・第二世代ではものまね娘のイベントで、一応主人公のセリフを間接的に読むことが可能。 [[ポケウッド]]でもセリフがあるが、これは用意された台本に従っているだけなので本人のセリフかというと微妙か。 設定上、初代の主人公は極めて無口と評される描写があるが、それ以外の世代では特にそう言った無口設定はない。 第七世代以降は普通に喋っている設定となっており、どちらを選んでもシナリオ進行に影響しない場面で選択肢が出るようになった。場合によってはボケ倒すこともできる。 また、一部作品では選ばれなかった方の主人公がNPCとして登場する場合があるが、NPCになるとイベント進行の都合もあって長々と台詞を発することも少なくはない。 第七世代はグラフィックの変化に伴い、前述のドラクエのように&bold(){強大なポケモンやそれを使役しようと企む大人による惨事にも動じない表情筋}がネタにされることが増えた。主人公は概ね13歳前後の少年少女なので尚更シュール。第六世代ではライバルに勝ったらガッツポーズをしたり、伝説のポケモンを前に慎重な顔付きを見せたり((通常は二頭身グラフィックだが、イベントムービーで七頭身の姿が描かれることがあった))、黒幕を倒して安堵したりと表情だけは豊かだったのだが、第七世代では何色にも染まらない完全な没個性となり、&bold(){Zワザの内容によっては普通に物騒な動きをする}為サイコパスとも形容された。専用ムービーでは表情が変わるが、それでも前作より表情の変化が少ない。 また、[[レッド(ポケモン)]]の場合、初代主人公の無口という設定が継承されており、原則セリフがないことが徹底されている。 これはレッドだけということになっており、[[ポケモンマスターズ]]ではレッド以外のシリーズ主人公達はみんな喋る。 %%そしたら今度はポケマス主人公のほうが全く喋らないし表情も変わらない。%% **▼スーパーマリオシリーズ 伝統的に主人公である[[マリオ]]は一切喋らない。 正確には、「主人公が喋らない」というより「プレイヤーキャラが喋らない」ゲームシリーズと言えようか。 掛け声や悲鳴程度のボイスはあるが、それ以外は原則的にプレイヤーとなるキャラクターには一切セリフがない。これはマリオパーティーやマリオカートなどのパーティーゲーム作品でも徹底されている…と思ったらマリオパーティシリーズ最新作『[[スーパー マリオパーティ]]』ではマリオとルイージ以外のプレイヤーキャラがよく喋るようになった。そして『マリオ&ソニック』シリーズではソニック側は普通に喋るのに、マリオ側のキャラクターは代役を通して喋っている。(ただしソニックは何故か喋らない主人公扱いされている作品もあった) [[ルイージ]]は喋らなかったり喋ったりするが、RPG作品の場合、ペーパーマリオシリーズだと割と喋り、マリオ&ルイージRPGだと全く喋らない傾向にある。これも「主人公だから」で納得できるか。 主人公がルイージの『[[ルイージマンション]]』ではごく僅かだがマリオが喋るシーンが存在する。例外中の例外としては『マリオvs.ドンキーコング』であり、こちらではゲーム中で珍しく長々とマリオが喋ってくれる。 ペーパーマリオシリーズでは、喋らない代わりにボディランゲージがやたらと表現豊かで、喋らない割には感情が豊かに見える。 なお、一部説明書や公式サイトではマリオ自身のセリフがある他、『いただきストリート』では本当に珍しく普通に喋るマリオを見ることができる。 &bold(){……ただし自分がスーパースターであることをやたら意識したナルシスト臭いセリフだが}。 マリオが喋る場合、一人称はルイージ等と同様「ボク」の場合が殆ど。むしろ「俺」のマリオはメディアミックス作品に多い傾向がある。 **▼ゼルダの伝説シリーズ こちらの主人公である[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]も原則的にゲーム内ではセリフは一切ない。『[[時のオカリナ>ゼルダの伝説 時のオカリナ]]』以降の作品で掛け声や悲鳴を叫ぶようになった程度。『[[ブレスオブザワイルド>ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド]]』ではキャラクターボイスが導入されたが、リンク本人は相変わらず無口である。 ただ、会話こそしないものの、物を調べたり入手した際の独り言は結構豊富。特に『[[夢をみる島>ゼルダの伝説 夢をみる島]]』のリンクはやたらフリーダム。 また『時オカ』では「あなたの名前は?」と問われた際「……」と表現された後「フーン、森の妖精の子なんだ」と相手が答える場面があり、「会話はしているが明確にされていないだけ」と取れる描写も。 『[[スカイウォードソード>ゼルダの伝説 スカイウォードソード]]』以降は会話中の選択肢のバラエティが増え、一言二言のセリフに近い返答ができることもある。 また、本人が喋らない代わりに、[[相棒キャラ>リンクの相棒キャラ]]が現在の気持ちを代弁するケースも多い。 中でも『[[ゼルダ無双]]』のリンクは、ゲームの性質上セリフなしではとてもではないが成立しないため、代わりに妖精が非常によく喋る。 **▼MOTHERシリーズ このシリーズの主人公も原則として台詞がなく、返答も基本的に「はい」「いいえ」という、ドラクエ型の主人公である。 但し、「1」はGBA版(および海外)で追加されたエンディングで一言だけ喋る。 「2」にはある種族の無口を直す「むくちをなおすほん」というものがあるが、&bold(){その種族以上に無口なネスには使えない。} 「3」は各章で主人公を務めている時(フリント(1章)・ダスター(2章)・リュカ(4章以降))は喋らないが、それ以外ではしっかりと喋る。 **▼[[クロノ・トリガー]] 伝統的なドラクエ型主人公なので、原則セリフは一切ない……が、''ゲーム中提示されるセリフの選択肢が「はい いいえ」以外にもやたらと豊富''であり、選択肢次第では割と悪人に振舞うこともできたり。 また、ゲーム内ではセリフはほぼないが、とあるエンディングのみ一言だけ喋る。 **▼[[シャドウゲイト]] 有名な死にゲー。 正確には、[[日本語]]版は喋る。それはもうペラペラ喋る。''自分が死にそうな時でもシチュエーションをやたらポエミーかつ正確に語る''。 ……が、実は原典である[[英語]]版では一貫して「私」の所が「YOU」であり、''主人公である「YOU」(プレイヤーが成り切っている役)の行動を[[神]]の視点から見ている''だけで、「YOU」本人のセリフは皆無だったりする。つまりは黒子の語り手と同じである。 しかしなぜかこれをローカライズする際、「YOU」を全て「わたし」と訳したせいで、''自分の死にざまを冷静に実況生中継する''シュールな勇者ができあがってしまった。 原作のままなら普通の喋らない主人公だったのに、絶妙な一工夫で笑える主人公と化してしまった稀有な例である。 **▼[[風来のシレン>不思議のダンジョン2 風来のシレン]]シリーズ 本編主人公のシレンはもちろん、本編で普通に喋っていたキャラも外伝で主人公になると喋らなくなるが、 これには&bold(){シリーズのマスコットキャラであるコッパが主人公の言いたい事を先に喋ってしまうため自然と無口になる}という設定が存在する((ただし、小説版設定ではシレン自身元々無口な方らしいが))。 「普通に喋っていたキャラが操作キャラになると途端に喋らなくなる」という現象に理屈を付けた意外と珍しいパターン。 **▼G.O.D ~目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~ 画面上に台詞は出て来ないが喜怒哀楽は割とはっきりわかるという、「クロノ・トリガー」辺りに近い主人公。 だが本作は日記という形で場面場面の彼の心情が話し言葉で綴られており(あらすじも兼ねているため多少説明口調ではあるが)、そこで主人公の人となりを垣間見る事ができる。 なおストーリー終盤で彼にとってあまりにも衝撃的な出来事に直面する事となり、そこで初めて自身の感情を「台詞に出して」喋る事になる。 **▼女神転生シリーズ、ペルソナシリーズ、他アトラス社作品 初代の[[真・女神転生]]から[[女神異聞録ペルソナ>女神異聞録ペルソナ(PS)/ペルソナ(PSP)]]を始め、アトラスが制作するゲームの主人公は基本的に喋らない。 その代わりに選択肢次第でかなり愉快なキャラになるのでキャラ的な個性では他のキャラに負けず劣らずになることも少なくない。 [[本心では思ってはいけないことを思ってしまったことも…>周防達哉]] なお他作品にゲスト出演すると急に喋り出すという特徴もある。 [[葛葉ライドウ]]が[[デビルサマナー ソウルハッカーズ]](3DS移植版)に出演した際は普通に喋っている。(性格や口調は漫画、小説、ドラマCDに準拠している) [[真・女神転生Ⅳ FINAL]]では過去作品の主人公が集結して共闘するというストーリーのDLCが配信されており、どの主人公も普通に喋っている。 25年以上の歴史を持つシリーズなだけに「このキャラの口調に違和感がある」「いやイメージ通りだ」とファンの間でも意見が飛び交う事態となった。 **▼[[黄金の太陽]] 1作目の「開かれし封印」では主人公のロビンは一切喋らない。一方で敵キャラのガルシアは普通に喋る。 2作目の「失われし時代」ではそのガルシアが主人公となるため急に喋らなくなる。 一方でゲーム後半で仲間として加入するロビンは普通に喋るようになる。 「主人公は喋らない」というルールを守ったが為に少し不自然な逆転現象が発生してしまった。 **▼機動戦士ガンダム外伝シリーズ 『THE BLUE DESTINY』『コロニーの落ちた地で…』の2作品が該当。ハード制約((セガサターン。事実、PS2の『宇宙、閃光の果てに…』からプレイヤーキャラにあたるパイロットも喋るようになっている))もあるだろうが、キャラのネーミング([[ユウ・カジマ]]のユウはYou、[[マスター・P・レイヤー]]は「マスタープレイヤー」の捩り)から「プレイヤー自身であるため、物語演出としてしゃべらせていない」と考えられている。 ただしブランド上、複数のガンダム作品が参戦してるゲームで&bold(){こいつら二人だけ無言}は不自然と考えられたのか、『Gジェネ』『ギレンの野望』では普通に喋っている。…&bold(){即声優が割り当てられたマスター・レイヤーは}。 ユウの方は逆にしばらくの間、&bold(){ほぼ如何なる状況でも「……」で押し通す((その時の状況で「……!」「……!?」と言った形で感情を出している。))&font(l){ネタ}キャラ}として扱われた。 でも周囲と意思疎通はできている。ニュータイプかよ周囲。&font(l){EXAMシステムスタンバイ} +一応、内心でのモノローグをカッコつきで表記される場面もある。(違う! キミはEXAMが作り出した幻影にすぎない!)といった具合に。 +その後、正式に声優が割り当てられたユウは普通に喋るようになり、家庭用タイトルのみならず『EXVSシリーズ』でも参戦して喋っているため、今では諏訪部さんの声で激昂するキャラ付けの方がなじみ深い人も多いのではないだろうか?&font(l){没個性化したとか言わない} &s(){あと、ユウはギュネイと同じく山寺さんでは?って人、オールドファンですね?}((『めぐりあい宇宙』『Lost War Chronicles』などごく一部の作品で担当。この頃は無口扱いだったので結構事件であった。)) **▼[[ACE COMBATシリーズ]]・[[ARMORED COREシリーズ]] [[日本>日本国]]を代表する&bold(){二大「ACと略せるゲーム」}だが、これらは両方ともプレイヤー自身が主人公キャラとなるタイプのゲームであるため、 一部の例外を除いて基本的に喋らないどころか、容姿や人物像、性別すら直接的に描かれる事は無い。 [[エースコンバット5>ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR]]の主人公ブレイズは例外的に会話を行っている様子はあるが、 それすら僚機や友軍・敵軍からの無線に応答しているだけで自ら何か言う事は無く、 ゲームの演出上は十字キーの左右で「はい」「いいえ」を選択しているだけで主人公の声が聞こえる事は無い。 [[エースコンバット7>ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN]]の主人公トリガーは遂に&bold(){公式無口キャラ}となった。 **▼コンタクト 2006年に[[DS>ニンテンドーDS]]で発売されたRPG。 基本的にはドラクエ型の喋らない主人公だが、エンディングで初めて口を開く。 ……が、その内容が諸事情あって当初の目的全てを水の泡にされた主人公が、&bold(){自分の行動を安全などこかから操っていた人物(=プレイヤー)に反逆する}という衝撃的なもの。 喋らない主人公=プレイヤーの分身というある意味常識を逆手に取った秀逸と言えば秀逸な演出。 なお、その後反逆した主人公をプレイヤーは&bold(){一方的にボコボコにすることになる}。(一応この後多少主人公への救済はある) ちなみに、この「ゲームキャラの自我」というテーマは本作の裏設定に深く関わっていたりする。 **▼[[千年戦争アイギス]] 主人公の[[王子>王子(千年戦争アイギス)]]は常に台詞が&bold(){「……」}であり、劇中でも「極めて寡黙」というキャラで通っている。 意思疎通や感情表現も基本身振り手振りであり、肯定する時は&bold(){「……(こくん)」}、否定なら&bold(){「……(ふるふる)」}といった調子であり、 それ以外は基本的に「……」としか表示されない。 演出上三点リーダーしか表示されていないだけで何か言っているらしいシーンも本当に黙っているシーンも同じ「……」であるため、 王子の姿を真似た魔物が、外見は王子そのものでも王子の持つ「士気高揚」は持っていなかった事から、 「士気高揚を持たない王子など敵ではない!」と息巻く仲間達に&bold(){「……」}と微妙そうな反応をするなど、 常に台詞が「……」である事を逆手に取ったと思われる場面もある。 しばらく対立していた白の帝国の皇帝が王国と同盟締結を宣言した際すらその反応は「……(こくん)」だけだったため、 この時ばかりは周囲から&bold(){「国同士の同盟締結の場で頷くだけは流石にダメです!(意訳)」}と慌てられた。 一方で、非常に重要なシーンでは何度か熱い演説・口上を述べており、ストーリーの山場を演出してくれる。 ただし、エロゲーである本作の本分とも言うべき「寝室」シーンではわりと饒舌であり、 文章としてはモノローグ形式だが、台詞の体をとってないだけで普通に会話していると思われる描写になっている。 **▼[[DOOM]] デーモン絶対駆逐するマンこと主人公の[[ドゥームガイ]]だが一切喋らない。 一応&s(){ナンバリングによっては喋る以上に表情が無茶苦茶うるさかったり}容姿や個人の設定もあるのだが、 これは明確に「DOOMにプレイヤーが感情移入しやすいようにするため」と開発者からも明言されている。 実際、後の《DOOM ETERNAL》ではダメージボイスこそ実装されたがそれもオプションでON・OFFの切り替えが可能と徹底している。 **▼ハーフライフシリーズ ナンバリング主人公であるゴードン・フリーマンには一切の台詞がない。 気合を入れてバールのようなものを振る時も、瀕死の重傷を負った時も、声一つ上げず、CVは&bold(){無し。} 1本編で喋る脇役キャラが、外伝で操作キャラになると喋らなくなるため、ゴードンも実際は何かしら喋っているのか曖昧だったが、 2で「あなた無口なタイプなのね」と面と向かって言われるため、少なくともゴードンは&bold(){本当に何も喋っていないことが判明した。} **▼METROシリーズ 小説を元にゲーム化された経歴を持つが2000年代の「マルチプレイ前提」「一本同以外」で「プレイ中もフルボイス」のゲーム性が当たり前のFPSの時代に生まれたにも関わらず、 「シングルプレイのみ」「一本同のみ」で「プレイ中は主人公は一切喋らず」というFPSの王道の真逆を貫きながらも原作者からもコアなファンからも支持を得た特殊な生まれの核戦争後のポストアポカリプスを描く作品。 DOOMと同じく主人公アルチョムが「プレイ中は」喋らないのは「感情移入しやすくするため」とのこと。 ゲーム中は言葉ではなく行動で考えを示すタイプで、 陰湿で薄暗い地下世界で絶望に飲まれながらも確かに生活しいる人々を知り、交流していく。 最新作《EXODUS》では何故かその場にいるだけで仲間の争いを治めむしろ一つに纏める等、謎の調和力を発揮する。 一方で恩師であるハンターから受け継いだ「敵なら殺せ」を信条とするオオカミ的な素質も依然として持っている。 アルチョムが一人の人間としてどう生きていくかはあなたの選択次第…。 なお喋らないのはあくまで「プレイ中」であって、&bold(){ローディング画面の&s(){ポエム}独り言は滅茶苦茶喋る。しかも地味になげぇ。EXODUSだともっとなげぇ。お前小説家になるつもりか?と問いたくなるぐらいよく喋る。} **▼[[ファンタジーライフ]]シリーズ ファンタジーライフの主人公であるアバターは基本的に一切喋らない。 この手のキャラクターメイクが可能なゲームにはありがちなパターンだが、プレイヤーは主人公をどのようなキャラクターに仕立てても良いことから、キャラクターを固定しないために意図的に台詞を用意していないのだと思われる。 ところがこのゲームはその当たり前を逆手にとり、相棒であるチョウチョに&bold(){「この人、はい か いいえ しか言わないんです」}と、メタ発言を言わしめている。 **▼[[グローランサー]]シリーズ [[2>グローランサーⅡ]]を除き基本的に喋らず、主人公の相棒の妖精が代弁する。 ただし選択肢では色々と喋る。[[3>グローランサーⅢ]]の主人公クレインはクールな見た目とは違い熱い台詞が多い。 またドラマCDなどでは普通に喋る為、その際新しいキャスティングがなされることも多い。 ちなみに1の主人公カーマインは2にも登場するのだがそちらでは結構喋る。代弁者の妖精が事情により不在の為仕方ないのだが。 **▼ワイルドアームズ 一作目は3人の主人公がいるゲームなのだが、メインビジュアルにも当てられている事が多いロディは作中全く喋らない無口主人公。 一応意見交換等はしている様子があるので、実際に無口というわけではない。 #openclose(show=プレイヤー反映タイプのキャラかと思いきや……){ 実際は人型兵器のホムンクルスだった。 終盤手前の山場でそれが発覚した際、無口だったのはそういう事かとプレイヤーを納得させた。 そんな設定がある為、リメイク版のアルターコードFで戦闘中のみとはいえボイスが付いたのには原作ファンから賛否分かれた。 落ち着いた声の淡々と喋るタイプなので、イメージには合っているのだが。 開発も反発される事を想定していたのか、個別にボイスをON/OFFする機能が付いていた。 後にソシャゲのミリオンメモリーズが配信された際にも、ロディのボイスはON/OFF可能だった。 } **▼DragonAge:Origins Biowareが制作、EAが販売しているRPG。 作中における主人公の選択肢は豊富にあり、選択肢自体も概ねセリフ的ではあるものの、主人公がセリフを発するシーンは全く存在しない。 周囲の反応から判断するに喋っているが描写されていないだけ、という扱いになっており、キャラクターメイキング要素があるため&footnote(「声色」という設定はあり、戦闘中の掛け声などは発する)膨大な選択肢全てにセリフとボイスを付けるのが難しかった例と言える。 …のだが、このBiowareという会社は「主人公が喋らない」という問題に対して極めて意欲的に取り組み続けており、後に開発された「MassEffect」シリーズや続編の「DragonAge:Inquisition」では多少の力業を駆使しつつも&font(red){キャラクターメイキングによる主人公が全ての選択肢においてボイス付きで喋りまくる}という快挙を成し遂げてしまった。 **▼MMORPG・狩りゲー他 この手の作品は、古典的なRPGに近い「自分で主人公というキャラクターを演じる」ことがベースになっていることが多いため、基本的にシナリオ内では主人公に一切セリフがない作品が中心。 その代わり、キャラクターメイキングでキャラクター自身のボイスなどを設定することはできたりするので、戦闘などでは結構喋ることも多い。 ただ、逆に言えばボイスパターンが多すぎるため、とてもではないがシナリオ内で主人公に喋らせるのは無理、という作品が中心。 そのため、キャラクターメイキングシステムを採用しながら、ゲームシナリオ内で主人公に[[とんでもない長セリフ>逃げるな]]を言わせた[[作品>GOD EATER BURST]]は、当時のプレイヤーからかなり驚きを持って迎えられた。 また、「チャット」という形で見れば実質的には数あるゲームの主人公の中でもかなり雄弁な方と言えなくもない。 **▼[[undertale]] 主人公はプレイヤー目線だと、なんというかこう……絶妙に感情を汲み取れるようなそうでもないような仏頂面をしている。 しかし“顔が映らない”際にはかなり表情が豊からしく、そのリアクションでモンスター達を喜ばせている。 何をされても閉口を貫くが、「おしゃべり空間」だと普通に質問もするし、相手から聞き返される形で発話もしている。 選択肢を見る限り、割と突拍子もないノリもぶつけるウィットに富んだ感性があるようだ。スシの臭いがする。 ……逆に。 同じ無口でも&font(b,purple){とあるルート}では無言のまま人の話を無視したり、提案を完全放棄したり、 &font(b,purple){何も言わないまま自発的に動く}姿は操作してるはずのプレイヤーですら不気味に映りかねない。 しかも、こちらは基本的にリアクションも絶無らしく、 コミュニケーション能力の高い[[兄骨>Sans(UNDERTALE)]]ですら「&bold(){こんなやつとどうなかよくなれってんだ?}(意訳)」と呆気にとられるほど氷の対応ばかりする。 彼? が何を考えて行動しているのかは、プレイヤーが道を進んでいけばおのずとわかるだろう……&font(b,purple){唯一浮かべる表情の凄惨さも。} **▼[[THE 地球防衛軍シリーズ]] ストーリー進行は主に無線通信の司令官たちの会話やニュース実況、『3』以降は友軍の台詞も含めて行われ、主人公は掛け声や悲鳴だけという古典的な主人公タイプ。 明確にストーリーで喋るのは外伝の『インセクトアルマゲドン』のみである。 だが『4』以降、オンライン協力プレイの導入に伴い定型文チャットやアピールモーションが導入。 隊員の台詞の流用だが&bold(){歌ったり叫んだり踊ったり}と、一転して感情豊かになっている。シナリオには影響しないが。 **▼[[ZOIDS SAGA]] 主人公のアトレーは表情の描写こそあるものの、台詞はほぼ疑問符と感嘆符ら三点リータ等のみで構成されている。これは通常シーン戦闘シーンいずれも共通のため、&bold(){表情豊かなのに喋らない}という異質さがしばしばネタにされる。ちなみに[[特定>ディバイソン(ゾイド)]][[ゾイド>ガンスナイパー(ゾイド)]]の必殺技のみは全キャラ共通の専用台詞が存在するので、この時のみ喋るアトレー王子の姿が拝める。 ただ、次回作以降はアトレーも新主人公も、それぞれ台詞を発するようになった。 特に2では主人公のセリフを選択する機能があり、その選択いかんによって相棒ゾイドの能力が変わるため、主人公のセリフ選びが重要になる。 **▼[[魔女の家>魔女の家(フリーゲーム)]] 操作キャラのヴィオラはゲーム中、選択肢含め発言しない。 しかし、とある条件を満たしたエンディングでは彼女の口から真実が語られる。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){それはヴィオラとしてではなく、彼女の肉体を乗っ取った魔女エレンとしての発言であった}}} **▼[[LIVE A LIVE]] 複数のシナリオが存在し、シナリオごとに主人公がしゃべるかどうかは異なる。 特に[[原始編>原始編(LIVE A LIVE)]]はまだ言語が誕生する前の時代なので、最初から最後まで誰も喋らない。 [[中世編>中世編(LIVE A LIVE)]]はドラクエのような世界観を踏襲しているため、主人公の[[オルステッド>オルステッド(LIVE A LIVE)]]のセリフは表示されない。 しかし、エンディングにて唐突に胸の内をしゃべりはじめる。 まるで、&bold(){もう彼は主人公ではない}、とでも言わんばかりに・・・ 追記・修正は無言のままお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - FE覚醒のマイユニット、ルフレ(クロムばっかり主人公言われてるけどルフレも立派な主人公だよ!)もキャラメイクで無口にもなれる -- 名無しさん (2020-11-30 22:49:19) - アイギスの王子はショートカットメカクレ、(こくん)=首肯で会話に同意した事を示すなど割と無口寄りでエロゲのADVの無口主人公とか意識してるのかな?と思った。喋る時は熱い演説とか軽口とかちゃんとできるけども -- 名無しさん (2020-11-30 22:53:27) - イースのアドルも無口型だな。オルタナティブサーガでは主人公にした際にパートボイスはあるが。 -- 名無しさん (2020-11-30 22:58:29) - 任天堂のゲームはしゃべらない率高い気がする。カービィもMOTHERもしゃべらない。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:03:00) - LIVEALIVEのオルステッドは喋らない主人公に見せかけて…って言うのが上手いと思った -- 名無しさん (2020-11-30 23:06:34) - マリオはルイージマンション1では喋る -- 名無しさん (2020-11-30 23:09:34) - MOTHERシリーズのネスやリュカは一応無口ではない。前者はマジカントで自分に語りかけたり、後者は1章の墓参り時などにしゃべる。ゼルダシリーズのリンクも神トラドラマCDではグリリバボイスで喋ってたり。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:10:33) - ↑ネスに関しては「喋らない主人公が喋る場面」という意味では喋らない主人公と言えるかも -- 名無しさん (2020-11-30 23:11:49) - GE -- 名無しさん (2020-11-30 23:13:23) - グラブル主人公(男女性別問わず)はエイプリルフールのアイドル企画で初めて声がついたんだっけ -- 名無しさん (2020-11-30 23:28:47) - ↑7 カービィは殆どの登場人物が喋らないというかセリフ自体があまり用意されてないというか。近年や一部の過去作ではよく喋るキャラが出てきてるけど。アニメだったら立派な喋らない主人公になる、ゲームじゃないけど -- 名無しさん (2020-11-30 23:31:59) - クロノ・トリガーがありならクロノ・クロスもかな -- 名無しさん (2020-11-30 23:39:34) - ドラクエシリーズで普通に喋る主人公はヒーローズだけだろうか?他が全く心当たり無し -- 名無しさん (2020-11-30 23:45:59) - ネットゲームの事例(特に「シナリオ内で喋らせるのは無理」の件)、PSO2だとコラボボイスもあるから尚更というのと、「もう一人の自分」でありつつよく喋る【仮面】にしてもそのボイスは精々男女2パターンというのがあるかな。 -- 名無しさん (2020-11-30 23:57:57) - DODのカイムみたいな「喋れない」主人公はどのくらいいるかな。 -- 名無しさん (2020-12-01 00:22:46) - 喋らない主人公でも要所要所で存在感を出さないと「黙って突っ立ってるだけの案山子の癖に何でこんな好かれてんの?」と反感の種になりかねないので割と注意が要ったり。かといってそれを恐れて出しゃばらせないようにすると、いてもいなくても変わらない空気になったり -- 名無しさん (2020-12-01 00:23:13) - サンムーンと剣盾の主人公はゲーム演出的には無口だけど結構おしゃべりなのはプレイするとわかる -- 名無しさん (2020-12-01 00:23:40)  - アキバズトリップの主人公は選択肢で、内容次第だとふざけたり死んだり、果てには変態にもなれる -- 名無しさん (2020-12-01 00:54:10)  - CD-iでリリースされたゼルダ:wand of gamelonだと主人公のゼルダもNPCのリンクもまあペラペラよく喋ってましたね。シリーズ内に入りようがない作品だから追記せんでもいいと思うが… -- 名無しさん (2020-12-01 01:21:42) - ドラクエ6の主人公も一応喋るシーンはある。石にされた後に夢の世界で目覚めるシーンともう一人の自分と再開するシーン(正確にはもう一人の自分が喋る)。 -- 名無しさん (2020-12-01 03:44:18) - 黄金の太陽(封印~時代)は少し特殊な例だったな -- 名無しさん (2020-12-01 03:55:15) - テイルズのルドガーはテイルズオブシリーズの作風を考えると異例の喋らない主人公だったな。コミカライズとかソシャゲだと普通に喋るから喋らない主人公だということ忘れられそうだけど -- 名無しさん (2020-12-01 04:53:38) - カービィもマリオと同様にかつての取説や公式サイトでは割と喋っていたんだよなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 05:42:50) - シレンはコッパが代わりに喋っているな。アスカは外伝では喋らないがそれ以外では喋る。 -- 名無しさん (2020-12-01 05:48:57) - 喋らない主人公が喋るシーンというと、魔女の家のヴィオラ(中身エレン)が印象深い -- 名無しさん (2020-12-01 06:26:21) - シリーズものではないけれど、エルシャダイのイーノックは長旅の末人間への不信と疲労が原因でほとんど喋らなくなったって小説版で補完されてたっけ -- 名無しさん (2020-12-01 06:48:37) - しゃべらない主人公と言ったら、ワイルドアームズのロディかな。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:00:15) - (切れた)リメイクで声がついて違和感で切った。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:00:45) - P5のジョーカーは、口数は多くないものの、ボチボチ喋るようなイメージ。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:01:29) - メガテンは主人公の思想=プレイヤーの思想で、それによってエンディングが変わるのが醍醐味って点も書いたほうがいいと思う。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:26:22) - マリオ&ルイージRPGはテキストが無いだけで2人とも喋ってるんじゃ?ホジョーワカァデー、オボロソォトルみたいな掛け声で -- 名無しさん (2020-12-01 08:33:14) - 天外魔境シリーズも結構特殊だと思う。 -- 名無しさん (2020-12-01 08:44:05) - アナザー・マインドのプレイヤーの分身である真野俊平も基本喋らないがあるエンディングで一言だけ台詞を発する。「なんとかしろー!」 -- 名無しさん (2020-12-01 09:19:20) - 「選択肢が一つしかない」「選択肢が両方同じこと言ってる」は実質しゃべってるようなものだし、主人公も実はしゃべりたいのかも? -- 名無しさん (2020-12-01 09:42:07) - シレンは小説版だとたった一言だけポツリと喋るんだよな。その台詞がまた風来人というものを端的に表してて渋いんだよな -- 名無しさん (2020-12-01 09:59:18) - 東京魔人學園シリーズ主人公かな、選択肢はないけど喜怒哀楽ボタンで感情をしめす、設定は終盤明かされるけどそれまでは超強い転校生程度の扱い -- 名無しさん (2020-12-01 10:19:13) - 最近のソシャゲは「選択肢以外喋らない」って主人公が多いな -- 名無しさん (2020-12-01 10:47:38) - ごっちゃになって語られてる部分が多いけど、「省略されているだけで会話はしている(プレイヤーにキャラクターをゆだねている)」タイプと「実際に会話がない(キャラクターそのものは確立してる)」タイプは全然違うよな -- 名無しさん (2020-12-01 11:05:55) - もっと言えば「キャラクターは確立してるんだけど会話は省略されてる」なんてパターンもある(例えばマリオとか)から複雑な話題ではある -- 名無しさん (2020-12-01 11:10:02) - ↑も言っているが、言葉遣いそのものは当初から決められているけど、それを活かす機会に疎いからなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 11:26:22) - クラッシュ・バンディクーはどうだろう 旧作は海外版は掛け声のみ、日本語版ではボイスついてるけど会話らしい会話はしない リマスター版以降では日本語でも喋らないキャラに -- 名無しさん (2020-12-01 12:07:35) - セブンスドラゴン2020以降はボイス豊富に付けられるけど喋りはしない…選択肢は出るからコミュニケーションはとってるけど -- 名無しさん (2020-12-01 12:30:07) - LALの原始編は最後に「あい~~~」って言ってたが言葉というか叫びみたいなものだから厳密には喋ってると言えなくもないか。まあそもそも原始時代という時代設定上言語自体がなくて主人公以外も言葉は喋らないけど -- 名無しさん (2020-12-01 12:46:46) - ユウ・カジマ「…‥!」 -- 名無しさん (2020-12-01 13:37:12) - プリコネの赤ちゃんはアニメ以降のアニメパートでは結構喋るようになった。元々選択肢が結構エキセントリックだから喋らない主人公感は薄いんだけどさ。 -- 名無しさん (2020-12-01 14:23:58) - レガイア伝説?だったかな あんた全然喋らないね!って言われた覚えがある -- 名無しさん (2020-12-01 14:27:01) - (いましがたした自分でしたコメントを却下の意味で削除しました 発表後一週間以上経過してる作品ですがコレクション要素のネタバレのため) -- 名無しさん (2020-12-01 15:20:00) - ガングレイヴの主人公はゲームでもアニメでも全然喋らなかったな -- 名無しさん (2020-12-01 15:21:34) - チョロQHG4の主人公は、この項目の中では喋る方……かな? -- 名無しさん (2020-12-01 15:22:10) - ↑そういやギレンの野望でも無口キャラにされとったな……ユウさん -- 名無しさん (2020-12-01 15:59:22) - ↑間違い。↑6でした -- 名無しさん (2020-12-01 16:00:37) - ペルソナシリーズは大まかな性格設定はされているので、ドラマCDや派生だと結構喋る。3以降はPQやコラボも多いし。番長に至っては格ゲーにダンスゲーにと喋りまくるので無口なイメージある人少ないのでは。 -- 名無しさん (2020-12-01 17:18:37) - マリオVSドンキーコングでは主人公のマリオが珍しく喋って、敵役である現ドンキーコングは喋らないという特殊なパターンがある。現実的に考えれば、人間とゴリラどっちが喋るかなんて普通に決まるよな -- 名無しさん (2020-12-01 17:39:04) - 異聞録も異聞録で台詞の選択肢あるしな。それに戦闘でも短いが台詞喋るし。>ペルソナ -- 名無しさん (2020-12-01 18:07:18) - 聖剣LOMのしゃべらない主人公を逆手に取った演出は好き -- 名無しさん (2020-12-01 19:32:49) - 基本喋んないけど、超重要なワンシーンだけボイス付きで話す、系はGEが演出的にも最高と思う。特にGEB -- 名無しさん (2020-12-01 19:50:30) - ガンダムブレイカー2はこの要素をシナリオに組み込んでたなぁ -- 名無しさん (2020-12-01 20:15:22) - アニメ除くとペルソナ3.4の主人公はペルソナQとか外伝作品ではめっちゃ喋る。今のところそんな喋らないのはジョーカーだけかな -- 名無しさん (2020-12-01 21:21:22) - RPGマリオは無言ながら表情豊か、無言でガキ殴ろうとするけど -- 名無しさん (2020-12-01 21:38:33) - セブンスドラゴン2020-Ⅱ以降はGEBと同じく要所では喋るようになった、あとTFのコナミ君は喋らない替わりに設定がカオス -- 名無しさん (2020-12-01 21:45:22) - 伝説のスタフィーのスタフィーがしゃべったのって初代の公式HPだけじゃん?後ピクミンって任天堂ゲームとしては珍しく主人公が流暢にしゃべってるけど、主人公でしゃべらないのって2のルーイだけだったな。3ではしゃべるようになったけど。 -- 名無しさん (2020-12-01 21:52:42) - 面白いのがペルソナ2。達哉も麻耶も自分が主人公になると全然しゃべんない -- 名無しさん (2020-12-01 22:58:41) - コンタクトはこの項目に加えること事態がネタバレになるから隠してほしいな -- 名無しさん (2020-12-02 00:10:13) - ドラクエだと、10はかなりおしゃべり(ただしセリフは記されないから、どういうふうに話しているかプレイヤーが決められる)。もちろんチャットができるという意味ではない -- 名無しさん (2020-12-02 01:41:16) - ……だまっとる、っちゅうことは「YES」ちゅう事じゃな -- 名無しさん (2020-12-02 04:40:35) - ガングレイヴの主人公は一度死んで特殊な処置で復活したために断片的な記憶と感情しかないって設定でまったく喋らなかった。アニメだと間が持たないし進行に差し支えるからしゃべるけど、むしろ死んでからの方が口数が増えたのではってぐらいになってる。アニメの後に出た続編でもラストシーンで一言だけという -- 名無しさん (2020-12-02 06:31:48) - ↑5 つーても戦闘中はいつものノリで喋るし、選択肢でもそうだから、プレイヤー視点で喋らないように見えてるってだけなんだろな -- 名無しさん (2020-12-02 06:53:56) - ワイルドアームズのロディのボイス。ミリオンメモリーズ(現在では運営終了したソシャゲ)では声なしの方が良いという1のプレイヤーにも配慮したのかオプション項目に「ロディのボイスのON/OFF」を設定できるようにされてたよな。 -- 名無しさん (2020-12-02 08:29:09) - IIIまで -- 名無しさん (2020-12-02 10:19:34) - 途中で切れた。IIIまでのGTAとかも主人公が喋らないよね。 -- 名無しさん (2020-12-02 10:22:15) - 『どうぶつの森』の村人はどうなんだろう -- 名無しさん (2020-12-02 11:58:20) - fate/extraのザビーズとか好き -- 名無しさん (2020-12-02 12:04:48) - ↑選択肢がエキセントリック過ぎる。何が無個性な主人公だ怪物過ぎて自己投影などできるかぁ!と叫びたかったCCC当時 -- 名無しさん (2020-12-02 12:06:35) - ゾイドサーガのアトレー王子がよくネタにされるよね、そんな彼でもメガロマックスとウィーゼルユニットフルバーストの時だけは喋ってくれます -- 名無しさん (2020-12-02 12:17:42) - 喋らない主人公と言えばこれをネタにしたライブ・ア・ライブ中世編… -- 名無しさん (2020-12-02 15:27:46) - 顔グラがあったりセリフとかあるとゲームオーバーとかで惨い仕打ち受けた時の罪悪感が半端なくなるから喋らない主人公の方が個人的に好き -- 名無しさん (2020-12-02 17:49:19) - マリオやポケモン、ゼル伝といった主人公が喋らないやつが有名すぎるだけでメトロイド、FE、スタフォといった主人公が流暢に喋るやつも結構あるんだけどね任天堂作品 -- 名無しさん (2020-12-02 17:54:15) - ユウを取り上げるなら喋らない主人公を忠実に再現した超無口キャラとして扱われた時代があった事に触れなきゃいかんかろう…というわけで追記 -- 名無しさん (2020-12-02 19:09:18) - ポケモンは主人公が喋らないのをしばしば周りだけが喋って流されてる、とか言われてるのを真に受けたのか会話をしてるように意味のない選択肢挟むようになったけど(正直いら)ないです -- 名無しさん (2020-12-02 19:58:06) - ゴッドイーターの逃げるなも書いていいのでは -- 名無しさん (2020-12-02 20:59:14) - 喋らない主人公と言えばこれをネタにしたライブ・ア・ライブ中世編… -- 名無しさん (2020-12-02 21:46:34) - TOX-2のルドガーが喋らないのは、完全に失敗感があった。二週目からは選択肢で喋るけど、やっぱりテイルズの主人公は喋ってナンボなシリーズだよね。後の外伝ではバンバン喋っとるし。 -- 名無しさん (2020-12-03 09:29:39) - 意外と喋るのは夜廻主人公 -- 名無しさん (2020-12-03 09:40:19) - FF3(FC版)が無個性の極み?あの4人組結構喋ってるぜ。 -- 名無しさん (2020-12-03 10:47:58) - 幻想水滸伝は何故3の主人公だけ喋るのか -- 名無しさん (2020-12-03 12:34:14) - あるゲームライターが、昨今のRPGにおいて主人公がしゃべるようになったことについて非難してたね。何かの雑誌で読んだ。「かつてのRPGの面白さがどうのこうの」とか。誰でなんの雑誌だったっけ…… -- 名無しさん (2020-12-03 14:50:20) - ブレスオブファイアも喋らないよね。CVは付いてるけど -- 名無しさん (2020-12-03 21:48:00) - ドラクエ11の主人公も7同様ある程度正確が決まっているおっとりしているけど小さい頃はイタズラ好きだった -- 名無しさん (2020-12-04 06:49:37) - イースシリーズのアドルとかも基本的には一言も台詞はないよね。最近では選択肢でここぞという時にボイスがつくけど決まって盛り上がるところだからいい演出だと思う。 -- 名無しさん (2020-12-04 08:14:05) - 項目の趣旨からは逸れてしまうが、女主人公でやってるときでも選択肢の口調が男性的だとそこが少し気になる。そのせいでこの娘は喋ったらこういう口調なんだろうかとか思ってしまったりする。 -- 名無しさん (2020-12-04 08:17:31) - 陶山章央、サクラ大戦をフルボイスで遊べる唯一無二の男。 -- 名無しさん (2020-12-04 09:13:25) - 親和性の問題もあると思う。ドラクエ3みたいなキャラメイキング主体なら主人公も仲間も無個性・無人格だからいいけど、ストーリー主体でメインも沸きもしゃべるのが当たり前だと主人公だけがしゃべらんてのはやはり違和感が強い。 -- 名無しさん (2020-12-04 11:54:38) - ドラクエ11なんか「おじいちゃんと呼んだ」とか喋らないんだか喋るんだか良く分からない状態に(笑) -- 名無しさん (2020-12-04 15:24:36) - .hackのメディアミックスの一つである小説「AI buster」で主人公のゲーム会社勤務社員が「喋らない主人公じゃないと感情移入できなかった」と独白するシーンが印象に残っている。本編の主人公はめっちゃ喋ってたからなおさら -- 名無しさん (2020-12-04 16:08:28) - パズドラZとパズドラクロスも喋らないね。代わりにマスコットモンスターが言ってくれるけど -- 名無しさん (2020-12-04 16:30:51) - 審神者と提督も喋らないかな? -- 名無しさん (2020-12-04 21:19:04) - カードヒーローのひろしはためお曰く「無口な男子」らしいが、プレイヤー視点ではモノローグが多いのであまり無口な印象はない -- 名無しさん (2020-12-05 10:30:56) - ↑8 その結果二次創作で男口調の女主人公がいたりしするんだが、大抵ちょっとおかしなことになってるね。男らしいとガサツをはき違えたかのようなキャラ付けしてたり。 -- 名無しさん (2020-12-05 11:31:33) - 日本人は独特の演劇文化(日本人は黒子を無視できるが、欧米人は黒子を無視できない等)のせいで脳内補完スキルが発達しているという説を聞いたことがあるけど、喋らない主人公の存在にも影響してるのかもしれないな -- 名無しさん (2020-12-05 12:52:06) - FE風花雪月のベレトスは戦闘中だけ肉声で会話パートは選択肢だけというペルソナ仕様、その選択肢でもボケたり弄り倒したりと中々に愉快なキャラ付けをされてる -- 名無しさん (2020-12-05 13:49:53) - 東京魔人学園は1作目だとセリフなし、感情入力のみで何とかいけてたけど続編の外法帖では無理があった感じ。仲間キャラが延々と敵に口上を述べて最後にとって付けたように主人公に「お前もそう思うだろ!?主人公!」と振ってくる。そりゃプレイヤーとしては「アッハイ」としか返せないっていう -- 名無しさん (2020-12-06 01:26:29) - ルドガーは一週目はボイスつかないだけで普通に選択肢が台詞になってるぞ -- 名無しさん (2020-12-06 10:10:08) - スマブラでロックマンを初めてまともにみた人は喋らないキャラというイメージを持つんだろうか?(実際は普通に喋る) -- 名無しさん (2020-12-06 12:40:07) - 世界樹の迷宮のボウケンシャーは結構しゃべってるのは察せる。たとえ全員犬でも -- 名無しさん (2020-12-06 13:09:27) - Fallout4の批判点に主人公がベラベラしゃべるからロールプレイングへの没入ができない、なんてのがあるな -- 名無しさん (2020-12-19 06:29:16) - ネタバレ多いね -- 名無しさん (2021-01-07 14:30:26) - キャラ自身に台詞は無くてもちゃんと性格や個性がある場合も結構ある -- 名無しさん (2021-01-07 15:29:55) - 実はいそうでなかなかいない「喋らない」ではなく「喋れない」主人公がDODのカイム -- 名無しさん (2021-01-15 21:24:11) - しかもカイム自身は人と交流したがってたり、喋ることが出来たら状況改善してた場合も多い、本人は最初は喋れなくなる事など何でもないと思ってたら大事な物を無くしてたと言う悪辣さ -- 名無しさん (2021-02-10 12:57:44) #comment(striction) #areaedit(end) }

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