T.M.N.T.タートルズインタイム(ゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/12/03 Thu 11:04:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『T.M.N.T.タートルズインタイム(北米・豪州:Teenage Mutant Ninja Turtles Ⅳ: Turtles in Time/欧州:Teenage Mutant Hero Ninja Turtles: Turtles in Time)』}は、1992年7月24日にKONAMIより発売された[[SFC>スーパーファミコン]]用[[ベルトスクロールアクション]][[ゲーム]]。 本作以前は[[クソゲー]]認定されることもあったKONAMI製タートルズ(以下はT.M.N.T.と表記)関連のゲームの中でも、当時から作り込みと遊びやすさ、爽快感から名作として名高く、プレミアとまでは行かないが中古市場での価格が値下がりしないゲームとしても知られる。 実は、北米、豪州、欧州ではリリースされたものの、[[日本>日本国]]国内では数店舗でロケテストが行われたのみで正式にはリリースされなかった同名のアーケードゲームの移植作品なのだが、90年代前半まではと言えば……の、家庭用ゲームハードの性能の制約上の問題もあり、完全移植ではなくアレンジ移植となっていた。 しかし、コンシューマー版でのアレンジされた要素も好評であり、アーケード版を知る層からもそれぞれで一長一短の良さがあると語られるまでの高い評価が得られている。 日本ではオリジナルとなるアーケード版がリリースされなかったこともあり、本タイトルといえばSFC版を指す場合が殆どである。 よって、本項目でも基本的にはSFC版に準拠した記事内容としていく。 因みに、アーケード版は海外仕様のみだが09年に[[Xbox 360]]にて3Dグラフィックにリニューアルされて完全移植されたものの、音楽が変わっていたり、原作ゲームの方でもアレンジされたコンシューマー版(SFC、SNES)の方に思い入れのある層からは不満の声が挙がる程だった。 本作の好評からか1992年末にはSFC版を元に[[MD>メガドライブ]]にて更なるアレンジ移植となる『T.M.N.T.リターン・オブ・ザ・シュレッダー』が発売されており、モーションやステージギミックの多くも流用されている。(更なる余談となるが、国内では本作がKONAMI初のメガドラ用ゲームだったとのこと) 同じシーンでもグラフィックがより細かい印象を受ける描き込みになる等のパワーアップが図られていると思われる反面、ステージ数は大幅に減少、減少に伴いステージの内容やボスの顔ぶれもSFC版とは違っている。 ただし、ステージ数こそ減少したがステージ自体はSFC版より長くなっており、SFC版での別々のステージ(のギミック)を繋ぎ合わせたような印象の面も。 尚、アーケード版とSFC版では売りの一つとなっていた拡大縮小機能を利用した演出はMD版では再現不可能なので削られている。(イベントシーンで必要となる場面では別グラフィックを用意して擬似的に再現している。) ハードのスペック差から全体的にはSFC版よりスケールダウンしているものの、後発なだけにシステムやゲーム内容についてはSFC版より洗練されているとの評価もある。 *【制作の経緯】 1984年に誕生した『[[ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)]]』のメディアミックス作品の一つで、特に、最初にT.M.N.T.人気を爆発させた1987年アニメ版を元にしたゲーム化タイトルの一つである。 KONAMIは1989年の『激亀忍者伝(英:Teenage Mutant Ninja Turtles)』を皮切りに[[FC>ファミリーコンピュータ]]でシリーズ3作、[[GB>ゲームボーイ]]でも3作をリリースして日本でのT.M.N.T.普及に貢献していた訳だが、本作も[[英語]]版のタイトル通りFC版から続くシリーズの4作目という扱いとなっている。((当時のコナミにはFC(NES)→SFC(SNES)でタイトルを継続させるパターンのものが多かった。)) 『激亀忍者伝』の頃は、まだT.M.N.T.が日本では&b(){壊滅的に無名}ということもあってか、適当なんだか適当じゃないんだか判断に困る邦訳をメーカー自らにされていた亀忍者君達だった訳だが、本作の発売に至るまでの間に日本でも当のコナミ製ゲームや、実写映画版2作が公開される等して徐々に知名度を挙げていた所であった。 因みに、本作の直接の原作となる87年アニメ版は既にビデオ発売されたり、NHK-BS2では&font(l){何故かアイドル設定で}放送されていたものの、当時は現在程には衛星放送が普及しておらず視聴層が限られていたのだが、93年に[[テレビ東京]]にて地上波版(いわゆる“サワキちゃん”で知られるテレ東版)の放映が開始されて、日本でも爆発的に人気を獲得したという経緯がある。 ……もしかしたら、本ソフトの中古市場が高くなったのは、この微妙な時系列のズレが関係しているのかもしれない。&font(l){(もっと知名度が高い状態だったらアーケード版も正式にリリースされ、SFC版も余る程に売れていたかも)} *【物語】 詰め掛けた多くの群衆の目の前で、自由の女神が[[巨大化]]したスーパークランに堂々と奪われる事件が発生した。 自分達の力を誇示するかの如くテレビを通しての大胆な犯行声明を行ったシュレッダー率いるフット団を止めるべく、T.M.N.T.が立ち上がる……!! *【タートルズ達の特徴と傾向】 プレイヤーは、&font(blue,b){レオナルド(LEO)}、&font(#ffb74c,b){ミケランジェロ(MIKE)}、&font(purple,b){ドナテロ(DON)}、&font(red,b){ラファエロ(RAPH)}の4人(匹)から1人を選び、フットソルジャーやボス達を倒しながらシュレッダーの打倒を目指す。 タートルズは、基本的な操作方法は共通しているものの、各々に能力差や間合いの違いがある。 とはいえ、大きく操作感や攻略法まで違ってくるという程では無いため、文字通りにお好みで選ぶといいだろう。 寧ろ、慣れてからこそ性能差に気付けるというものである。 因みに、1人プレイであっても2人目のプレイヤーの途中参加が可能となっている。 **■各タートルズの解説 -[[&font(blue,b){レオナルド}>レオナルド(TMNT)]] 青い鉢巻の[[二刀流>二刀流/双刀・双剣]]の使い手。 長男ポジのリーダー。 87年アニメでは生真面目すぎるって訳でも無いのに、チーム物のリーダーの宿命なのか何故だか目立たせて貰えないことに定評がある。 ゲーム中でも可もなく不可もなくのバランスタイプとなっており、突出した部分が無い代わりに欠点も目立たない。 [[必殺技]]は大振りの横薙ぎで、周囲を巻き込むことが出来るが威力自体は最も低い。 尚、レオだけはバックアタックの後ろ蹴りで敵を一撃で吹き飛ばすことが出来るので、囲まれても脱出し易いという長所がある。 -[[&font(#ffb74c,b){ミケランジェロ}>ミケランジェロ(TMNT)]] 黄色い鉢巻のヌンチャク使い。 味音痴を疑うレベルの[[ピザ]]基地で、お調子者の問題児。 ゲームでは攻撃力と防御力重視のパワータイプであり、最も攻撃力が高い。 ただし、強いのは通常攻撃のみであり、ダッシュ攻撃の威力は最も低い。 必殺技は某ウルヴァリン宜しくヌンチャクを振り回しながら斜めに飛び上がる。 因みに、攻撃力が高い代わりに挙動が遅いという特徴があるのだが、何故だかバックアタックの発生と戻りだけは速くなっている。 -[[&font(purple,b){ドナテロ}>ドナテロ(TMNT)]] 紫の鉢巻の棒術使い。 発明家キャラだがゲームではフィーチャーされず。 棒術使いらしく圧倒的なリーチを誇るものの、それ以外は短所が目立ち、最も鈍足で攻撃モーションの戻りも遅い。 なので、攻撃力その物はレオと同じなのだが、同じ感覚で使うには注意が必要。 必殺技は棒高跳びのようなモーションで一気に前方に飛ぶモーションでまとまっている敵に有効で、威力も高い。 地味に防御力も低いので、ドンのみは積極的に近づくのではなく間合いを取って戦うべし。 -[[&font(red,b){ラファエロ}>ラファエロ(TMNT)]] 赤い鉢巻の釵(サイ)使い。 末っ子ポジで猪突猛進型の問題児。 とにかく足が速く設定されており、ダッシュと大して変わらないスピードで移動出来る。 通常攻撃の威力は最も低いが、モーションの速さでカヴァー出来てしまう程。 それを反映してか、ダッシュからの各種派生攻撃の威力は最も高く、使いこなせるようになれば画面を縦横無尽に移動、左右に飛び交いながら敵を蹴散らせるようになる。 必殺技は強力な回し蹴りを放つが範囲が狭く、最も高威力なものの体力の減りも多い。 スピード型の宿命なのか体力と防御力が低く、土壇場での打たれ弱さが目立つ。 **■基本的なアクションの解説 本作では単純な操作で多彩なアクションを繰り出すことが可能となっており、全てでは無いにしても使いこなすことで飛躍的に攻略が楽になるのは必至である。 ***●通常攻撃 攻撃ボタンを押すと発動。 最大で4連撃となり、4発目は大きく飛び上がったり大振りのフィニッシュとなっている。 本作では攻撃対象が途中で変わってもコンボは継続するのが特徴。 フィニッシュまで出しても隙は少なめ。 ***●[[投げ>投げ(技)]](叩きつけ) 攻撃を当てて怯んだ相手に近づき、間合い内でニュートラル状態で攻撃ボタンを押すと、相手がフットソルジャーの場合は手首を掴んで左右に連続で叩き付ける投げになる。 確実に相手を仕留められる上に某ドレス宜しく周囲も巻き込めるといいこと尽くめで、更に投げている間は飛び道具や突進も無効に出来る。 なので、複数のフットソルジャーに囲まれた場合は打撃を決めるよりは積極的に投げていくのが攻略に繋がる。 ***●投げ(画面投げ) 攻撃を当てて怯んだ相手に近づき、間合い内で左右どちらかの方向キーを入れながら攻撃ボタンでフットソルジャーを画面に向かって投げる。 拡大縮小機能を活かしたイカした演出(シャレ)なのだが、単発攻撃で終わってしまうので基本的には叩きつけを狙った方が有用。 しかし、ステージ4のシュレッダー戦では画面手前に居るシュレッダーの搭乗したマシンを破壊する為に、画面の左右から出現するフットソルジャーを次々とこの技で叩き付けていくのが必要となる。 ***●[[必殺技]] デフォルトでは攻撃ボタン+ジャンプボタン(オプションで変更可能)で繰り出せる、高威力、高範囲の攻撃だが体力を消耗する。 各々でタイプと攻撃力、体力の減りが違うので有効な場面を見極めたい。 ***●ダッシュ デフォルトではAUTOになっており、方向キーを左右どちらかに入れっぱなしにして一定距離進むと発動する。 MANUALに変えた場合は左右何れかに方向キーを連続で入れると発動。2回目を押しっぱなしにすると出やすい。 下記の通りダッシュからのアクションは多彩で、使いこなすと何れも強力なので、効果的に狙いたい場合はオプションでMANUALに変えてから練習したい。 -タックル ダッシュ中に攻撃ボタンで発動。 相手に深く食い込んだ状態で怯ませられるので投げに繋げやすい。 -[[キック>キック(技)]] タックル発動中に更に攻撃ボタンで発動。 相手を吹っ飛ばせる。 -前転 ダッシュ中にジャンプボタンで発動。 -スライディング 前転中に攻撃ボタンで発動。 攻撃だが敵の攻撃も潜れる。 -レッグラリアート ダッシュ中に攻撃ボタン+ジャンプボタン(オプションで設定していれば必殺技ボタン)で発動。 大きく横方向に飛びつつの豪快な飛び蹴り。 強力だがコマンドに失敗すると必殺技が出てしまうので注意。 ボタンは同じだが、必殺技と違って体力は減らない。 ***●ジャンプ ジャンプボタンを押すと発動。 ジャンプ中も起動を変えられるので、回避や攻撃に活用したい所。 下記の様に攻撃ボタンを押すタイミングで四種類もの技を繰り出せる。 -ジャンプキック ジャンプボタンを押して直ぐに攻撃ボタンを押すと発動。 蹴りを出しながら飛び上がる。 攻撃の持続時間が長い。 -流星キック ジャンプボタンを押して中程度(一拍置く程度)の高さで攻撃ボタンを押すと発動。 飛び上がってからの急降下キックで、連続で繰り出し易い。 相手の攻撃や障害物を飛び越しつつ攻撃したい時に便利。 -ジャンプ武器攻撃 ジャンプボタンを押して頂点近くまで飛んでから攻撃ボタンを押すと発動。 大きくジャンプしながら武器を振るう攻撃で、しかも一回のジャンプ中に連続して繰り出せる。 空を飛んでいる相手に有効。 -スキップ風キック ジャンプボタンを押して着地間近で攻撃ボタンで 発動。 跳ねるように移動しつつキックを放つ。 ***●[[ピザ]] 体力全快アイテム。 基本的に難所を越えた位置に配置されているので、一息吐きながら先に進むべし。 友達、兄弟との協力プレイ時に取り合いになったり、取るからと言われてたのを取ってしまってリアルで喧嘩にまでなってしまうのはいい思い出。 ***●爆弾マークピザ 取ると、一定時間クルクル回転しながら無敵状態となる『ピザパワー』が発動する。 大量の敵が出現してくるサインでもあるので、タイミングを逃さないように。 ……以上の様に、単純な操作ながら中々に多彩なアクションが楽しめるゲームとなっている。 とはいえ、上記のようにボタン操作が同じでタイミングで技の内容が変わるだけの仕様だったりと、慣れるまでは使い分けが難しいかもしれない。 共通したアクションについては4匹共に使い勝手こそ殆ど同じなのだが、前述のように威力については大きな差がある。 *【主な敵キャラクター】 -&b(){フットソルジャー} 主に登場してくる雑魚敵で、前述の投げ技等、フットソルジャー限定となっている仕様も多い。 グラこそ使い回しだが、装束の色によって使用する武器や思考ルーチンが違っており、最大で6人まで出現する等、プレイヤーを飽きさせない。 多人数で出現した場合には必ずプレイヤーの背後を取りにいくフットソルジャーが居り、難易度を上げると羽交いめ締めにされる頻度が高くなる等、侮れない。 87年アニメ版の設定に倣い[[ロボット]]なのか、倒すと爆発する。 -&b(){バクスター・ストックマン} ステージ1のボス。 [[ネズミ]]退治用ロボット転じてタートルズへの刺客となったマウサーの創造者でもある、老マッドサイエンティストにして、イエバエと原子レベルで融合してしまったミュータント。 MD版では変異前のストックマン教授として登場し、マウサーをけしかけてくる。 -&b(){メタルヘッド} ステージ2のボス。 タートルズに似た姿の戦闘ロボット。 某格ゲーインド人宜しく手足を伸ばして攻撃してくる。 -&b(){ラットキング} ステージ3のボス。 名前の通りネズミの王様を自称する下水道の支配者。 本作の続編的な位置付けの格ゲー『ミュータントウォーリアーズ』では、シュレッダーがプレイヤーキャラの一人になる中で全体の中ボスにまで昇格している。 -&b(){トッカ&レイザー} ステージ4の中ボス。 [[実写映画版第2作>ミュータント・ニンジャ・タートルズ2]]に登場したカミツキガメと[[オオカミ]]のミュータントで、トッカは冷凍光線と甲羅状態での踏み潰し、レイザーは炎と突進のコンビネーションで攻撃してくる。 倒すと実写映画版と同様に元の動物の姿に戻る。 -&b(){スラッシュ} ステージ5のボス。 タートルズに対抗して、ビーバス&ロックスタディがペットの亀を変異させて生み出した悪のタートルズ。 背面からの攻撃しか受け付けないので慣れるまでは対処に苦労するかもしれない。 隙は大きいので背後に回り込みながら戦ったり、突進を避けてから攻撃するといい。 -&b(){ビーバス&ロックステディ} ステージ6のボス。 タートルズの宿敵(?)としてお馴染み(?)の街のチンピラ改め、それぞれにイボイノシシとサイのミュータントコンビ。 バカだがパワーは侮れず、今回は各々が手に持った鞭とサーベルで抜群のコンビネーションを見せるものの、倒すとお互いに喧嘩しながら自滅していくというコンビ芸(?)を見せる。 MD版ではロックステディのみ登場。 -&b(){レザーヘッド} ステージ7のボス。 狂暴な[[ワニ]]のミュータントで、距離が空いた状態ではマシンガン攻撃、ダメージを受けると四つん這いで反対方向に突進する。 軸ずらしを使いこなしていると雑魚い。 MD版ではステージ1のボスとなっており、色違いがボスラッシュに登場。 -&b(){クランゲ} ステージ8のボスでステージ9の中ボス。 追放されたユートロム星人(惑星ディメンションX)の軍事責任者でフット団の同盟者。 ステージ8ではオープニングで自由の女神をかっさらった人型ロボットスーツのスーパークランとして、ステージ9では自ら円盤に乗ってタートルズに立ち塞がる。 テレ東版ではシュレッダーの上司という扱いだったのでラスボスじゃないの?と思うかもだが、上司扱いなのはテレ東版のみである。 -&b(){シュレッダー} ステージ4のボスでステージ9のラスボス。 87年アニメ版に準拠しているならフット団[[アメリカ>アメリカ合衆国]]支部長の筈だが、実写映画版の要素等も含むために組織全体の総帥かもしれない。 ステージ4ではマシンに乗って戦うが、最終面ではクランゲが倒された後に自らタートルズを迎え撃つために出陣してくる。 SFC(SNES)版とMD版では、最終決戦前に実写映画版第2作に登場した&b(){スーパーシュレッダー}に変身する演出が入る。&font(l){映画と違って自滅しないよ!} 某拳を極めし者のように高速で移動しつつ、気弾や炎、氷で攻撃してくるのだが、何れも軸ずらしで対処出来てしまうので、87年アニメでのコミカルな姿からは想像出来ない位に格好よく演出されている反面、ベルトスクロールアクションに慣れたプレイヤーなら拍子抜けしてしまうかもしれない位に弱い。 *【余談】 -本作や関連シリーズのBGMは後にBEMANIシリーズでもお馴染みとなる泉 睦奥彦が担当しており、ノリノリのKONAMIサウンドを楽しめるゲームとしても人気が高い。&br()しかし、権利の都合か氏のベストアルバムにはタートルズ関連の楽曲が収録されていなかったり、前述のようにリメイク版では差し替えられてしまっているのを惜しむ声が多数。 追記修正は体力全快ピザを取り合ってからお願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やたら豊富なダメージモーション(マンホールに落ちるの大好き)とか、手前にいるサワキちゃんに投げつけるのとか楽しかったなぁ。SEもBGMもすごく気持ちいい。 -- 名無しさん (2020-12-03 11:08:37) - 記事作成感謝。何気にタートルズのゲームって良作かつ良BGM揃いな気がする。 -- 名無しさん (2020-12-03 19:23:09) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/12/03 Thu 11:04:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 16 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『T.M.N.T.タートルズインタイム(北米・豪州:Teenage Mutant Ninja Turtles Ⅳ: Turtles in Time/欧州:Teenage Mutant Hero Ninja Turtles: Turtles in Time)』}は、1992年7月24日にKONAMIより発売された[[SFC>スーパーファミコン]]用[[ベルトスクロールアクション]][[ゲーム]]。 本作以前は[[クソゲー]]認定されることもあったKONAMI製タートルズ(以下はT.M.N.T.と表記)関連のゲームの中でも、当時から作り込みと遊びやすさ、爽快感から名作として名高く、プレミアとまでは行かないが中古市場での価格が値下がりしないゲームとしても知られる。 実は、北米、豪州、欧州ではリリースされたものの、[[日本>日本国]]国内では数店舗でロケテストが行われたのみで正式にはリリースされなかった同名のアーケードゲームの移植作品なのだが、90年代前半まではと言えば……の、家庭用ゲームハードの性能の制約上の問題もあり、完全移植ではなくアレンジ移植となっていた。 しかし、コンシューマー版でのアレンジされた要素も好評であり、アーケード版を知る層からもそれぞれで一長一短の良さがあると語られるまでの高い評価が得られている。 日本ではオリジナルとなるアーケード版がリリースされなかったこともあり、本タイトルといえばSFC版を指す場合が殆どである。 よって、本項目でも基本的にはSFC版に準拠した記事内容としていく。 因みに、アーケード版は海外仕様のみだが09年に[[Xbox 360]]にて3Dグラフィックにリニューアルされて完全移植されたものの、音楽が変わっていたり、原作ゲームの方でもアレンジされたコンシューマー版(SFC、SNES)の方に思い入れのある層からは不満の声が挙がる程だった。 本作の好評からか1992年末にはSFC版を元に[[MD>メガドライブ]]にて更なるアレンジ移植となる『T.M.N.T.リターン・オブ・ザ・シュレッダー』が発売されており、モーションやステージギミックの多くも流用されている。(更なる余談となるが、国内では本作がKONAMI初のメガドラ用ゲームだったとのこと) 同じシーンでもグラフィックがより細かい印象を受ける描き込みになる等のパワーアップが図られていると思われる反面、ステージ数は大幅に減少、減少に伴いステージの内容やボスの顔ぶれもSFC版とは違っている。 ただし、ステージ数こそ減少したがステージ自体はSFC版より長くなっており、SFC版での別々のステージ(のギミック)を繋ぎ合わせたような印象の面も。 尚、アーケード版とSFC版では売りの一つとなっていた拡大縮小機能を利用した演出はMD版では再現不可能なので削られている。(イベントシーンで必要となる場面では別グラフィックを用意して擬似的に再現している。) ハードのスペック差から全体的にはSFC版よりスケールダウンしているものの、後発なだけにシステムやゲーム内容についてはSFC版より洗練されているとの評価もある。 *【制作の経緯】 1984年に誕生した『[[ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(TMNT)]]』のメディアミックス作品の一つで、特に、最初にT.M.N.T.人気を爆発させた1987年アニメ版を元にしたゲーム化タイトルの一つである。 KONAMIは1989年の『激亀忍者伝(英:Teenage Mutant Ninja Turtles)』を皮切りに[[FC>ファミリーコンピュータ]]でシリーズ3作、[[GB>ゲームボーイ]]でも3作をリリースして日本でのT.M.N.T.普及に貢献していた訳だが、本作も[[英語]]版のタイトル通りFC版から続くシリーズの4作目という扱いとなっている。((当時のコナミにはFC(NES)→SFC(SNES)でタイトルを継続させるパターンのものが多かった。)) 『激亀忍者伝』の頃は、まだT.M.N.T.が日本では&b(){壊滅的に無名}ということもあってか、適当なんだか適当じゃないんだか判断に困る邦訳をメーカー自らにされていた亀忍者君達だった訳だが、本作の発売に至るまでの間に日本でも当のコナミ製ゲームや、実写映画版2作が公開される等して徐々に知名度を挙げていた所であった。 因みに、本作の直接の原作となる87年アニメ版は既にビデオ発売されたり、NHK-BS2では&font(l){何故かアイドル設定で}放送されていたものの、当時は現在程には衛星放送が普及しておらず視聴層が限られていたのだが、93年に[[テレビ東京]]にて地上波版(いわゆる“サワキちゃん”で知られるテレ東版)の放映が開始されて、日本でも爆発的に人気を獲得したという経緯がある。 ……もしかしたら、本ソフトの中古市場が高くなったのは、この微妙な時系列のズレが関係しているのかもしれない。&font(l){(もっと知名度が高い状態だったらアーケード版も正式にリリースされ、SFC版も余る程に売れていたかも)} *【物語】 詰め掛けた多くの群衆の目の前で、自由の女神が[[巨大化]]したスーパークランに堂々と奪われる事件が発生した。 自分達の力を誇示するかの如くテレビを通しての大胆な犯行声明を行ったシュレッダー率いるフット団を止めるべく、T.M.N.T.が立ち上がる……!! *【タートルズ達の特徴と傾向】 プレイヤーは、&font(blue,b){レオナルド(LEO)}、&font(#ffb74c,b){ミケランジェロ(MIKE)}、&font(purple,b){ドナテロ(DON)}、&font(red,b){ラファエロ(RAPH)}の4人(匹)から1人を選び、フットソルジャーやボス達を倒しながらシュレッダーの打倒を目指す。 タートルズは、基本的な操作方法は共通しているものの、各々に能力差や間合いの違いがある。 とはいえ、大きく操作感や攻略法まで違ってくるという程では無いため、文字通りにお好みで選ぶといいだろう。 寧ろ、慣れてからこそ性能差に気付けるというものである。 因みに、1人プレイであっても2人目のプレイヤーの途中参加が可能となっている。 **■各タートルズの解説 -[[&font(blue,b){レオナルド}>レオナルド(TMNT)]] 青い鉢巻の[[二刀流>二刀流/双刀・双剣]]の使い手。 長男ポジのリーダー。 87年アニメでは生真面目すぎるって訳でも無いのに、チーム物のリーダーの宿命なのか何故だか目立たせて貰えないことに定評がある。 ゲーム中でも可もなく不可もなくのバランスタイプとなっており、突出した部分が無い代わりに欠点も目立たない。 [[必殺技]]は大振りの横薙ぎで、周囲を巻き込むことが出来るが威力自体は最も低い。 尚、レオだけはバックアタックの後ろ蹴りで敵を一撃で吹き飛ばすことが出来るので、囲まれても脱出し易いという長所がある。 -[[&font(#ffb74c,b){ミケランジェロ}>ミケランジェロ(TMNT)]] 黄色い鉢巻のヌンチャク使い。 味音痴を疑うレベルの[[ピザ]]基地で、お調子者の問題児。 ゲームでは攻撃力と防御力重視のパワータイプであり、最も攻撃力が高い。 ただし、強いのは通常攻撃のみであり、ダッシュ攻撃の威力は最も低い。 必殺技は某ウルヴァリン宜しくヌンチャクを振り回しながら斜めに飛び上がる。 因みに、攻撃力が高い代わりに挙動が遅いという特徴があるのだが、何故だかバックアタックの発生と戻りだけは速くなっている。 -[[&font(purple,b){ドナテロ}>ドナテロ(TMNT)]] 紫の鉢巻の棒術使い。 発明家キャラだがゲームではフィーチャーされず。 棒術使いらしく圧倒的なリーチを誇るものの、それ以外は短所が目立ち、最も鈍足で攻撃モーションの戻りも遅い。 なので、攻撃力その物はレオと同じなのだが、同じ感覚で使うには注意が必要。 必殺技は棒高跳びのようなモーションで一気に前方に飛ぶモーションでまとまっている敵に有効で、威力も高い。 地味に防御力も低いので、ドンのみは積極的に近づくのではなく間合いを取って戦うべし。 -[[&font(red,b){ラファエロ}>ラファエロ(TMNT)]] 赤い鉢巻の釵(サイ)使い。 末っ子ポジで猪突猛進型の問題児。 とにかく足が速く設定されており、ダッシュと大して変わらないスピードで移動出来る。 通常攻撃の威力は最も低いが、モーションの速さでカヴァー出来てしまう程。 それを反映してか、ダッシュからの各種派生攻撃の威力は最も高く、使いこなせるようになれば画面を縦横無尽に移動、左右に飛び交いながら敵を蹴散らせるようになる。 必殺技は強力な回し蹴りを放つが範囲が狭く、最も高威力なものの体力の減りも多い。 スピード型の宿命なのか体力と防御力が低く、土壇場での打たれ弱さが目立つ。 **■基本的なアクションの解説 本作では単純な操作で多彩なアクションを繰り出すことが可能となっており、全てでは無いにしても使いこなすことで飛躍的に攻略が楽になるのは必至である。 ***●通常攻撃 攻撃ボタンを押すと発動。 最大で4連撃となり、4発目は大きく飛び上がったり大振りのフィニッシュとなっている。 本作では攻撃対象が途中で変わってもコンボは継続するのが特徴。 フィニッシュまで出しても隙は少なめ。 ***●[[投げ>投げ(技)]](叩きつけ) 攻撃を当てて怯んだ相手に近づき、間合い内でニュートラル状態で攻撃ボタンを押すと、相手がフットソルジャーの場合は手首を掴んで左右に連続で叩き付ける投げになる。 確実に相手を仕留められる上に某ドレス宜しく周囲も巻き込めるといいこと尽くめで、更に投げている間は飛び道具や突進も無効に出来る。 なので、複数のフットソルジャーに囲まれた場合は打撃を決めるよりは積極的に投げていくのが攻略に繋がる。 ***●投げ(画面投げ) 攻撃を当てて怯んだ相手に近づき、間合い内で左右どちらかの方向キーを入れながら攻撃ボタンでフットソルジャーを画面に向かって投げる。 拡大縮小機能を活かしたイカした演出(シャレ)なのだが、単発攻撃で終わってしまうので基本的には叩きつけを狙った方が有用。 しかし、ステージ4のシュレッダー戦では画面手前に居るシュレッダーの搭乗したマシンを破壊する為に、画面の左右から出現するフットソルジャーを次々とこの技で叩き付けていくのが必要となる。 ***●[[必殺技]] デフォルトでは攻撃ボタン+ジャンプボタン(オプションで変更可能)で繰り出せる、高威力、高範囲の攻撃だが体力を消耗する。 各々でタイプと攻撃力、体力の減りが違うので有効な場面を見極めたい。 ***●ダッシュ デフォルトではAUTOになっており、方向キーを左右どちらかに入れっぱなしにして一定距離進むと発動する。 MANUALに変えた場合は左右何れかに方向キーを連続で入れると発動。2回目を押しっぱなしにすると出やすい。 下記の通りダッシュからのアクションは多彩で、使いこなすと何れも強力なので、効果的に狙いたい場合はオプションでMANUALに変えてから練習したい。 -タックル ダッシュ中に攻撃ボタンで発動。 相手に深く食い込んだ状態で怯ませられるので投げに繋げやすい。 -[[キック>キック(技)]] タックル発動中に更に攻撃ボタンで発動。 相手を吹っ飛ばせる。 -前転 ダッシュ中にジャンプボタンで発動。 -スライディング 前転中に攻撃ボタンで発動。 攻撃だが敵の攻撃も潜れる。 -レッグラリアート ダッシュ中に攻撃ボタン+ジャンプボタン(オプションで設定していれば必殺技ボタン)で発動。 大きく横方向に飛びつつの豪快な飛び蹴り。 強力だがコマンドに失敗すると必殺技が出てしまうので注意。 ボタンは同じだが、必殺技と違って体力は減らない。 ***●ジャンプ ジャンプボタンを押すと発動。 ジャンプ中も起動を変えられるので、回避や攻撃に活用したい所。 下記の様に攻撃ボタンを押すタイミングで四種類もの技を繰り出せる。 -ジャンプキック ジャンプボタンを押して直ぐに攻撃ボタンを押すと発動。 蹴りを出しながら飛び上がる。 攻撃の持続時間が長い。 -流星キック ジャンプボタンを押して中程度(一拍置く程度)の高さで攻撃ボタンを押すと発動。 飛び上がってからの急降下キックで、連続で繰り出し易い。 相手の攻撃や障害物を飛び越しつつ攻撃したい時に便利。 -ジャンプ武器攻撃 ジャンプボタンを押して頂点近くまで飛んでから攻撃ボタンを押すと発動。 大きくジャンプしながら武器を振るう攻撃で、しかも一回のジャンプ中に連続して繰り出せる。 空を飛んでいる相手に有効。 -スキップ風キック ジャンプボタンを押して着地間近で攻撃ボタンで 発動。 跳ねるように移動しつつキックを放つ。 ***●[[ピザ]] 体力全快アイテム。 基本的に難所を越えた位置に配置されているので、一息吐きながら先に進むべし。 友達、兄弟との協力プレイ時に取り合いになったり、取るからと言われてたのを取ってしまってリアルで喧嘩にまでなってしまうのはいい思い出。 ***●爆弾マークピザ 取ると、一定時間クルクル回転しながら無敵状態となる『ピザパワー』が発動する。 大量の敵が出現してくるサインでもあるので、タイミングを逃さないように。 ……以上の様に、単純な操作ながら中々に多彩なアクションが楽しめるゲームとなっている。 とはいえ、上記のようにボタン操作が同じでタイミングで技の内容が変わるだけの仕様だったりと、慣れるまでは使い分けが難しいかもしれない。 共通したアクションについては4匹共に使い勝手こそ殆ど同じなのだが、前述のように威力については大きな差がある。 *【主な敵キャラクター】 -&b(){フットソルジャー} 主に登場してくる雑魚敵で、前述の投げ技等、フットソルジャー限定となっている仕様も多い。 グラこそ使い回しだが、装束の色によって使用する武器や思考ルーチンが違っており、最大で6人まで出現する等、プレイヤーを飽きさせない。 多人数で出現した場合には必ずプレイヤーの背後を取りにいくフットソルジャーが居り、難易度を上げると羽交いめ締めにされる頻度が高くなる等、侮れない。 87年アニメ版の設定に倣い[[ロボット]]なのか、倒すと爆発する。 -&b(){バクスター・ストックマン} ステージ1のボス。 [[ネズミ]]退治用ロボット転じてタートルズへの刺客となったマウサーの創造者でもある、老マッドサイエンティストにして、イエバエと原子レベルで融合してしまったミュータント。 MD版では変異前のストックマン教授として登場し、マウサーをけしかけてくる。 -&b(){メタルヘッド} ステージ2のボス。 タートルズに似た姿の戦闘ロボット。 某格ゲーインド人宜しく手足を伸ばして攻撃してくる。 -&b(){ラットキング} ステージ3のボス。 名前の通りネズミの王様を自称する下水道の支配者。 本作の続編的な位置付けの格ゲー『ミュータントウォーリアーズ』では、シュレッダーがプレイヤーキャラの一人になる中で全体の中ボスにまで昇格している。 -&b(){トッカ&レイザー} ステージ4の中ボス。 [[実写映画版第2作>ミュータント・ニンジャ・タートルズ2]]に登場したカミツキガメと[[オオカミ]]のミュータントで、トッカは冷凍光線と甲羅状態での踏み潰し、レイザーは炎と突進のコンビネーションで攻撃してくる。 倒すと実写映画版と同様に元の動物の姿に戻る。 -&b(){スラッシュ} ステージ5のボス。 タートルズに対抗して、ビーバス&ロックスタディがペットの亀を変異させて生み出した悪のタートルズ。 背面からの攻撃しか受け付けないので慣れるまでは対処に苦労するかもしれない。 隙は大きいので背後に回り込みながら戦ったり、突進を避けてから攻撃するといい。 -&b(){ビーバス&ロックステディ} ステージ6のボス。 タートルズの宿敵(?)としてお馴染み(?)の街のチンピラ改め、それぞれにイボイノシシとサイのミュータントコンビ。 バカだがパワーは侮れず、今回は各々が手に持った鞭とサーベルで抜群のコンビネーションを見せるものの、倒すとお互いに喧嘩しながら自滅していくというコンビ芸(?)を見せる。 MD版ではロックステディのみ登場。 -&b(){レザーヘッド} ステージ7のボス。 狂暴な[[ワニ]]のミュータントで、距離が空いた状態ではマシンガン攻撃、ダメージを受けると四つん這いで反対方向に突進する。 軸ずらしを使いこなしていると雑魚い。 MD版ではステージ1のボスとなっており、色違いがボスラッシュに登場。 -&b(){クランゲ} ステージ8のボスでステージ9の中ボス。 追放されたユートロム星人(惑星ディメンションX)の軍事責任者でフット団の同盟者。 ステージ8ではオープニングで自由の女神をかっさらった人型ロボットスーツのスーパークランとして、ステージ9では自ら円盤に乗ってタートルズに立ち塞がる。 テレ東版ではシュレッダーの上司という扱いだったのでラスボスじゃないの?と思うかもだが、上司扱いなのはテレ東版のみである。 -&b(){シュレッダー} ステージ4のボスでステージ9のラスボス。 87年アニメ版に準拠しているならフット団[[アメリカ>アメリカ合衆国]]支部長の筈だが、実写映画版の要素等も含むために組織全体の総帥かもしれない。 ステージ4ではマシンに乗って戦うが、最終面ではクランゲが倒された後に自らタートルズを迎え撃つために出陣してくる。 SFC(SNES)版とMD版では、最終決戦前に実写映画版第2作に登場した&b(){スーパーシュレッダー}に変身する演出が入る。&font(l){映画と違って自滅しないよ!} 某拳を極めし者のように高速で移動しつつ、気弾や炎、氷で攻撃してくるのだが、何れも軸ずらしで対処出来てしまうので、87年アニメでのコミカルな姿からは想像出来ない位に格好よく演出されている反面、ベルトスクロールアクションに慣れたプレイヤーなら拍子抜けしてしまうかもしれない位に弱い。 *【余談】 -本作や関連シリーズのBGMは後にBEMANIシリーズでもお馴染みとなる泉 睦奥彦が担当しており、ノリノリのKONAMIサウンドを楽しめるゲームとしても人気が高い。&br()しかし、権利の都合か氏のベストアルバムにはタートルズ関連の楽曲が収録されていなかったり、前述のようにリメイク版では差し替えられてしまっているのを惜しむ声が多数。 追記修正は体力全快ピザを取り合ってからお願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やたら豊富なダメージモーション(マンホールに落ちるの大好き)とか、手前にいるサワキちゃんに投げつけるのとか楽しかったなぁ。SEもBGMもすごく気持ちいい。 -- 名無しさん (2020-12-03 11:08:37) - 記事作成感謝。何気にタートルズのゲームって良作かつ良BGM揃いな気がする。 -- 名無しさん (2020-12-03 19:23:09) - ↑2われにひかりを! -- 名無しさん (2020-12-03 20:01:57) #comment(striction) #areaedit(end) }

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