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龍札(遊戯王) - (2022/07/04 (月) 09:58:49) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2022/07/04 (月) 03:46:02
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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龍札(ドラゴン・カード)とは、漫画『[[遊戯王]]』に登場するオリジナルゲームである。
#contents()
*概要
原作第46、47話&bold(){「魔の龍札(前編・後編)」}にて、遊戯のクラスメイト&bold(){井守}が亀のゲーム屋に持参したカードゲーム。
[[トランプ]]や[[花札]]の様に一揃いのカードセットを用いて遊ぶゲームである。
カードは木製の匣に入れられており、小さな壺と共に縄で縛り付けられる形で「封印」されていた。
作中では&bold(){「中国に古くから伝わる伝説のカードゲーム」}という設定。
道教を学ぶ風水師達の修行の最終試験に用いられたらしく、
&color(red){「封印を解くと溢れ出る闇の力によって陰と陽のバランスが崩れ、その土地に災いをもたらす」}
&color(blue){「封印し直すためにはゲームを執り行い、敗者の『心』を壺に捧げるしかない」}
など物騒な謂れが並んでいる。&font(l){確実に死人が出る仕組みで試験を執り行う鬼畜スタイル。}
井守は元々ゲームコレクターであった祖父の蔵からこれを見つけ、「ゲームに詳しい遊戯や双六に見せれば何か分かるかも」と考え亀のゲーム屋を訪れた。
当初は何も知らなかった井守だが、双六の解説や古代中国の文献にあった「『闇』の力」というワードに&font(l){厨二心をくすぐられ}魅せられ、千年パズルによって闇の力を手に入れた遊戯に対抗心を燃やし封印を解いた龍札で戦いを挑む。
*内容物
&bold(){・札}
ゲームに使用するカードの束。全部で75枚あり、匣の中に入っている。
各カードには「属性」と「レベル」が書かれている。
属性は木、火、土、金、水の5種類、レベルは一〜五の5段階。
これら5×5=25通りのカードがそれぞれ3枚ずつ含まれている。
&bold(){・心鎮壺(シン・ツェン・フー)}
両手に収まるくらいの小さめの壺。
ゲーム終了後、敗者の心がこの壺の中に捧げられる事になる。
なお壺に入る心は一個まで。取り込んだ心は三ヶ月ほどかけて消化される。
&bold(){・匣と紐}
カード収納用の木箱と封印する為の紐。壺に蓋をする形で匣が乗っかり、纏めて紐で縛られている。
匣には意味ありげなお札が貼られてたり四神らしき意匠が施されてたり、儀礼的な雰囲気を感じさせる。
封印を解くと大変な事になる割に紐の結び方はユルめ。
*ルール
ざっくり言うと[[麻雀]]と[[ポケモンのダブルバトル>>ダブルバトル(ポケモン)]]が合わさった様なゲーム。
手札を揃えて龍を呼び出す前半、召喚した龍を戦わせる後半の二部構成になっている。
&bold(){●前半(「召龍」フェイズ)}
手札交換を繰り返し、&bold(){「役(=属性もレベルも同じカード3枚のセット)」}を作っていく。
①中央に山札を置き、両プレイヤーはカードを6枚引く。
②先攻プレイヤーから順に山札のカードを1枚引き、不要なカードを1枚表向きで捨てる。これを交互に繰り返す。
(なお相手の捨て札を用いて役を作る事が可能な場合、&bold(){「龍(ロン)」}の宣言と共にその捨て札を取得する事ができる)
③手札に役が2つ揃ったプレイヤーは、&bold(){「召龍」}の宣言と共に手札を公開する。
(例)「火龍 レベル四」×3枚 と「木龍 レベル二」×3枚、など
④もう一方のプレイヤーも役を2つ作れるまで②を繰り返す。
その間既に召龍が済んでいるプレイヤーの龍は少しずつパワーアップしていく。
⑤お互いの役が2セットずつ揃ったら後半戦の「交龍闘」開始。
役に従って後半戦で呼び出される龍の属性やレベルが決まるので、捨て札から相手の手札を予想して有利となるようなカードを揃える事が求められる。
&bold(){●後半(「交龍闘」フェイズ)}
作った役に従って両プレイヤーの前に龍が2体ずつ具現化する。
それぞれが喚び出した龍を戦わせ、先に相手の龍2体を倒した方の勝利となる。
戦闘では龍の属性が大きく影響し、属性次第でレベルが自分より上の龍を倒せたり、別の龍を強化させたりできる。
この属性による影響は五行思想の相剋・相生に基づいている。
・相剋
特定の属性が別の属性を滅ぼす関係。
一般的なRPG系のゲームで「[[相性>>属性相性]]」「有利不利」と呼ばれる様な概念である。
木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に対して有利であり、レベル差を覆して戦闘に勝つ事ができる。
・相生
特定の属性が別の属性を生み出す(強める)関係。
木は火に、火は土に、土は金に、金は水に、水は木に力を与えパワーアップさせる。
この際、力を与えた側の龍のパワーがちょっと下がる。
この効果は自動的に適用されるうえ味方だけでなく敵にも及ぶ為、「自分の龍が身を削って相手の龍を強化してしまう」みたいな事も普通に起こる。
ちなみに交龍闘においてターンや先攻後攻の概念は無いらしく、ノリと勢いで進行していく。
*龍
龍札によって呼び出される龍。
プレイヤーの指示に従って敵を攻撃し、敗北したプレイヤーの胸から心を抜き取る。
属性とレベルによって見た目が異なる。
&bold(){・&color(lightseagreen){木龍}}
木属性の龍。
作中に登場したのはレベル五で、まさに樹木といった風貌をしている。
必殺技名は明かされていないが、ツルを敵の身体にブッ刺して養分を吸い取るというまあまあエグい攻撃を披露した。
&bold(){・&color(red){火龍}}
火属性の龍。作中に登場したのはレベル五。
炎で出来た長い身体を持ち、見た目は東洋でポピュラーな龍に最も近い。
作中では攻撃を行う間も無く相性不利な水龍に瞬殺され、まるで良いところの無いまま退場した。登場コマ数はたった2コマとぶっち切りで不遇な龍。
&bold(){・&color(orange){土龍}}
土属性の龍。
作中に登場したのはレベル四で、土か岩で出来た無骨で硬そうな質感が特徴。
必殺技は大地を揺るがす&bold(){「地裂隆起」}。地盤を隆起させて作った壁で身を守ったり、地割れを起こして敵を攻撃したりする。
&bold(){・&color(darkgray){金龍}}
金属性の龍。作中に登場したのはレベル四とレベル五。
レベルで大きく見た目が異なり、レベル四は丸っこい体からロボットアームみたいな四肢と頭が生えた姿、レベル五は流麗で鋭そうな姿をしている。
必殺技は鋭い翼で斬撃を放つ&bold(){「斧翼断砕」}。レベル四の方は翼とか無さそうだけどどうするんだろう。
&bold(){・&color(midnightblue){水龍}}
水属性の龍。
作中ではレベル三、四、五と3種類も登場した。
水そのものというよりもエラやヒレを生やした深海魚チックな&font(l){若干キモめの}外見が特徴。
必殺技は水を操って敵に叩きつける&bold(){「流水撃」}。
*関連人物
&bold(){・井守}
龍札を亀のゲーム屋に持ってきた男子生徒。モッサリした髪型が特徴で、初登場時には「ドロドロ」と陰キャっぽい擬態語を伴っていた。
祖父の家の蔵から龍札を見つけ、ゲーム屋を営んでいる遊戯の元に持ってくる。
実は以前から遊戯の事を千年パズルの所有者であると知っており、「ただのいじめられっ子」から「闇のゲームによって悪を裁く番人」になった遊戯に憧れともライバル心ともつかない感情を抱いていた。
体育の授業中に盗んだ千年パズルを賭けて表遊戯と龍札を行い勝利するも、
表遊戯が咄嗟に千年パズルに手を伸ばしたために入れ替わる形で現れた闇遊戯と2戦目を開始。
接戦の末に敗れ心鎮壺に心を取り込まれてしまった。
初心者だったとはいえ表遊戯に一度は勝利しており闇遊戯もかなりの所まで追い詰めるなど、小者っぽい見た目に反してなかなかの強キャラ。
&bold(){・井守の祖父}
直接は登場しない。
ゲームコレクターとして様々なゲームを自宅の蔵に保管していた。龍札は彼が戦時中の中国で手に入れたもの。
蔵の中には龍札に関する文献はもちろん、千年アイテムや闇のゲームに関する資料も揃えられていた。井守が遊戯の闇の力を知ったのも蔵の中の資料から。
世界中のゲーム事情に詳しい双六でさえ現物を目にした事の無かった龍札や、古代エジプトの秘術である千年アイテムにまつわる文献など、一般人にはまず手に入らないであろう物品や情報を所有している。
ただのコレクターにしてはかなり底知れない人物。
*余談
&bold(){・東映版アニメ}
比較的原作初期のエピソードが多い東映版アニメにも登場。
アニメでは「龍牌(ドラゴン・ブロック)」という名称になっており、ゲームに使う道具もカードではなく麻雀牌の様なものに変更された。
また子供向け番組用に設定が一部変更され、敗北した井守への罰が死も同然だった原作に対し、アニメでは「傲慢な心」だけが抜き取られると大分マイルドになっている。
&bold(){・OCG化}
2004年に発売されたRISE OF DESTINYにおいて、心鎮壺が&font(l){明らかにTCGと親和性高そうな龍札自体を差し置いて}カード化された。
効果はこんな感じ。
#blockquote(){&color(purple){&sizex(6){&ruby(シン・ツェン・フー){心鎮壷}}}
永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
選択された魔法・罠カードは発動できない。}
伏せカードに対して発動を封じる効果の永続罠。なぜか&bold(){「壺」}の字が&bold(){「壷」}に変わっている。
かつてはロックデッキに起用されたり神炎皇ウリアの打点の種になったりした。
後にロック対象が1枚になった代わりにチェーンされなくなった「心鎮壷のレプリカ」が登場した。
&bold(){井守!罰ゲームだ!}
&bold(){今度はお前が「追記・修正」を行う番だぜ!}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ノリと勢いで進行していく。でワロタ -- 名無しさん (2022-07-04 08:19:59)
- 幻水龍と幻木龍の元ネタはこれかな? -- 名無しさん (2022-07-04 08:26:25)
#comment(striction)
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){登録日}:2022/07/04 (月) 03:46:02
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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龍札(ドラゴン・カード)とは、漫画『[[遊戯王]]』に登場するオリジナルゲームである。
#contents()
*概要
原作第46、47話&bold(){「魔の龍札(前編・後編)」}にて、遊戯のクラスメイト&bold(){井守}が亀のゲーム屋に持参したカードゲーム。
[[トランプ]]や[[花札]]の様に一揃いのカードセットを用いて遊ぶゲームである。
カードは木製の匣に入れられており、小さな壺と共に縄で縛り付けられる形で「封印」されていた。
作中では&bold(){「中国に古くから伝わる伝説のカードゲーム」}という設定。
道教を学ぶ風水師達の修行の最終試験に用いられたらしく、
&color(red){「封印を解くと溢れ出る闇の力によって陰と陽のバランスが崩れ、その土地に災いをもたらす」}
&color(blue){「封印し直すためにはゲームを執り行い、敗者の『心』を壺に捧げるしかない」}
など物騒な謂れが並んでいる。&font(l){確実に死人が出る仕組みで試験を執り行う鬼畜スタイル。}
井守は元々ゲームコレクターであった祖父の蔵からこれを見つけ、「ゲームに詳しい遊戯や双六に見せれば何か分かるかも」と考え亀のゲーム屋を訪れた。
当初は何も知らなかった井守だが、双六の解説や古代中国の文献にあった「『闇』の力」というワードに&font(l){厨二心をくすぐられ}魅せられ、千年パズルによって闇の力を手に入れた遊戯に対抗心を燃やし封印を解いた龍札で戦いを挑む。
*内容物
&bold(){・札}
ゲームに使用するカードの束。全部で75枚あり、匣の中に入っている。
各カードには「属性」と「レベル」が書かれている。
属性は木、火、土、金、水の5種類、レベルは一〜五の5段階。
これら5×5=25通りのカードがそれぞれ3枚ずつ含まれている。
&bold(){・心鎮壺(シン・ツェン・フー)}
両手に収まるくらいの小さめの壺。
ゲーム終了後、敗者の心がこの壺の中に捧げられる事になる。
なお壺に入る心は一個まで。取り込んだ心は三ヶ月ほどかけて消化される。
&bold(){・匣と紐}
カード収納用の木箱と封印する為の紐。壺に蓋をする形で匣が乗っかり、纏めて紐で縛られている。
匣には意味ありげなお札が貼られてたり四神らしき意匠が施されてたり、儀礼的な雰囲気を感じさせる。
封印を解くと大変な事になる割に紐の結び方はユルめ。
*ルール
ざっくり言うと[[麻雀]]と[[ポケモンのダブルバトル>>ダブルバトル(ポケモン)]]が合わさった様なゲーム。
手札を揃えて龍を呼び出す前半、召喚した龍を戦わせる後半の二部構成になっている。
&bold(){●前半(「召龍」フェイズ)}
手札交換を繰り返し、&bold(){「役(=属性もレベルも同じカード3枚のセット)」}を作っていく。
①中央に山札を置き、両プレイヤーはカードを6枚引く。
②先攻プレイヤーから順に山札のカードを1枚引き、不要なカードを1枚表向きで捨てる。これを交互に繰り返す。
(なお相手の捨て札を用いて役を作る事が可能な場合、&bold(){「龍(ロン)」}の宣言と共にその捨て札を取得する事ができる)
③手札に役が2つ揃ったプレイヤーは、&bold(){「召龍」}の宣言と共に手札を公開する。
(例)「火龍 レベル四」×3枚 と「木龍 レベル二」×3枚、など
④もう一方のプレイヤーも役を2つ作れるまで②を繰り返す。
その間既に召龍が済んでいるプレイヤーの龍は少しずつパワーアップしていく。
⑤お互いの役が2セットずつ揃ったら後半戦の「交龍闘」開始。
役に従って後半戦で呼び出される龍の属性やレベルが決まるので、捨て札から相手の手札を予想して有利となるようなカードを揃える事が求められる。
&bold(){●後半(「交龍闘」フェイズ)}
作った役に従って両プレイヤーの前に龍が2体ずつ具現化する。
それぞれが喚び出した龍を戦わせ、先に相手の龍2体を倒した方の勝利となる。
戦闘では龍の属性が大きく影響し、属性次第でレベルが自分より上の龍を倒せたり、別の龍を強化させたりできる。
この属性による影響は五行思想の相剋・相生に基づいている。
・相剋
特定の属性が別の属性を滅ぼす関係。
一般的なRPG系のゲームで「[[相性>>属性相性]]」「有利不利」と呼ばれる様な概念である。
木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に対して有利であり、レベル差を覆して戦闘に勝つ事ができる。
・相生
特定の属性が別の属性を生み出す(強める)関係。
木は火に、火は土に、土は金に、金は水に、水は木に力を与えパワーアップさせる。
この際、力を与えた側の龍のパワーがちょっと下がる。
この効果は自動的に適用されるうえ味方だけでなく敵にも及ぶ為、「自分の龍が身を削って相手の龍を強化してしまう」みたいな事も普通に起こる。
ちなみに交龍闘においてターンや先攻後攻の概念は無いらしく、ノリと勢いで進行していく。
*龍
龍札によって呼び出される龍。
プレイヤーの指示に従って敵を攻撃し、敗北したプレイヤーの胸から心を抜き取る。
属性とレベルによって見た目が異なる。
&bold(){・&color(lightseagreen){木龍}}
木属性の龍。
作中に登場したのはレベル五で、まさに樹木といった風貌をしている。
必殺技名は明かされていないが、ツルを敵の身体にブッ刺して養分を吸い取るというまあまあエグい攻撃を披露した。
&bold(){・&color(red){火龍}}
火属性の龍。作中に登場したのはレベル五。
炎で出来た長い身体を持ち、見た目は東洋でポピュラーな龍に最も近い。
作中では攻撃を行う間も無く相性不利な水龍に瞬殺され、まるで良いところの無いまま退場した。登場コマ数はたった2コマとぶっち切りで不遇な龍。
&bold(){・&color(orange){土龍}}
土属性の龍。
作中に登場したのはレベル四で、土か岩で出来た無骨で硬そうな質感が特徴。
必殺技は大地を揺るがす&bold(){「地裂隆起」}。地盤を隆起させて作った壁で身を守ったり、地割れを起こして敵を攻撃したりする。
&bold(){・&color(darkgray){金龍}}
金属性の龍。作中に登場したのはレベル四とレベル五。
レベルで大きく見た目が異なり、レベル四は丸っこい体からロボットアームみたいな四肢と頭が生えた姿、レベル五は流麗で鋭そうな姿をしている。
必殺技は鋭い翼で斬撃を放つ&bold(){「斧翼断砕」}。レベル四の方は翼とか無さそうだけどどうするんだろう。
&bold(){・&color(midnightblue){水龍}}
水属性の龍。
作中ではレベル三、四、五と3種類も登場した。
水そのものというよりもエラやヒレを生やした深海魚チックな&font(l){若干キモめの}外見が特徴。
必殺技は水を操って敵に叩きつける&bold(){「流水撃」}。
*関連人物
&bold(){・井守はじめ}
龍札を亀のゲーム屋に持ってきた男子生徒。モッサリした髪型が特徴で、初登場時には「ドロドロ」と陰キャっぽい擬態語を伴っていた。
祖父の家の蔵から龍札を見つけ、ゲーム屋を営んでいる遊戯の元に持ってくる。
下の名前は東映版アニメで名付けられた。
実は以前から遊戯の事を千年パズルの所有者であると知っており、「ただのいじめられっ子」から「闇のゲームによって悪を裁く番人」になった遊戯に憧れともライバル心ともつかない感情を抱いていた。
体育の授業中に盗んだ千年パズルを賭けて表遊戯と龍札を行い勝利するも、
表遊戯が咄嗟に千年パズルに手を伸ばしたために入れ替わる形で現れた闇遊戯と2戦目を開始。
接戦の末に敗れ心鎮壺に心を取り込まれてしまった。
しかも闇遊戯の罰ゲームは基本的にどんな極悪人でも命だけは助かっている物が多い中、&bold(){彼のみはあの後も壷に封じられて戻ってこれてないらしい}。
しかし単行本のおまけでは壷から顔を出してたり、GXでは童実野町の名簿に名前が確認されてたりしている為「罰ゲームの範疇」とも思われる。
しかし作中に置いては特に悪事を働いていないにしてはやはり罰の比率が重すぎるのも事実であり、もしかしたら秘密に迫ろうとしたゆえに裁きが下ったのかもしれない。
初心者だったとはいえ表遊戯に一度は勝利しており闇遊戯もかなりの所まで追い詰めるなど、小者っぽい見た目に反してなかなかの強キャラ。
&bold(){・井守の祖父}
直接は登場しない。
ゲームコレクターとして様々なゲームを自宅の蔵に保管していた。龍札は彼が戦時中の中国で手に入れたもの。
蔵の中には龍札に関する文献はもちろん、千年アイテムや闇のゲームに関する資料も揃えられていた。井守が遊戯の闇の力を知ったのも蔵の中の資料から。
世界中のゲーム事情に詳しい双六でさえ現物を目にした事の無かった龍札や、古代エジプトの秘術である千年アイテムにまつわる文献など、一般人にはまず手に入らないであろう物品や情報を所有している。
ただのコレクターにしてはかなり底知れない人物。
*余談
&bold(){・東映版アニメ}
比較的原作初期のエピソードが多い東映版アニメにも登場。
アニメでは「龍牌(ドラゴン・ブロック)」という名称になっており、ゲームに使う道具もカードではなく麻雀牌の様なものに変更された。
また子供向け番組用に設定が一部変更され、敗北した井守への罰が死も同然だった原作に対し、アニメでは「傲慢な心」だけが抜き取られると大分マイルドになっている。
&bold(){・OCG化}
2004年に発売されたRISE OF DESTINYにおいて、心鎮壺が&font(l){明らかにTCGと親和性高そうな龍札自体を差し置いて}カード化された。
効果はこんな感じ。
#blockquote(){&color(purple){&sizex(6){&ruby(シン・ツェン・フー){心鎮壷}}}
永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
選択された魔法・罠カードは発動できない。}
伏せカードに対して発動を封じる効果の永続罠。なぜか&bold(){「壺」}の字が&bold(){「壷」}に変わっている。
かつてはロックデッキに起用されたり神炎皇ウリアの打点の種になったりした。
後にロック対象が1枚になった代わりにチェーンされなくなった「心鎮壷のレプリカ」が登場した。
&bold(){井守!罰ゲームだ!}
&bold(){今度はお前が「追記・修正」を行う番だぜ!}
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#vote3(time=600,2)
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#include(テンプレ3)
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- ノリと勢いで進行していく。でワロタ -- 名無しさん (2022-07-04 08:19:59)
- 幻水龍と幻木龍の元ネタはこれかな? -- 名無しさん (2022-07-04 08:26:25)
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