ハデス(ギリシャ神話)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/13(金) 20:19:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *【概要】 &bold(){ハデス}(Hades)とは[[ギリシャ神話]]における冥界の神。 本名は縁起が悪いということ“富める者”を意味する&bold(){プルトーン}(Pluton)とも呼ばれる。 何しろオリュンポスのトップ3の1人にして、死を統べる最恐の神だと考えられていたからである。 実際の神話内での主な役割は生前の行いから死者の死後の運命を決定すること。早い話が[[閻魔]]様と同じ役割。 この呼び名は本人ごとローマ神話に取り入れられ、&bold(){プルートー}(Pluto)の語源となった。 後に冥界が地下にあるとされるようになった事から鉱物の支配者にもなった。 “富める者”とは、そうした所から付けられた御名である。 親は[[クロノス>クロノス(ギリシャ神話)]]とレア。 &bold(){[[ゼウス]]}等の長兄((※生み直しでは末弟。))で妻は&bold(){[[ペルセポネ>ペルセポネ(ギリシャ神話)]]}。ペットは冥府の番犬&bold(){[[ケルベロス]]}。 従者は三途の川の渡し守の&bold(){カロン}や死の神&bold(){タナトス}、あと侍女兼実務担当兼攻撃隊長の魔術の女神&bold(){[[ヘカテー>ヘカテー(ギリシャ神話)]]}。 死を忌避する神話から威厳ある支配者として顕されるゼウスらに対して暗い表情の青年として顕されたり、絵画では恐ろしい怪物の様な印象が付けられたりしている。((※当時は英雄色を好むなオジサマが理想の男性像だった。後のゼウスの下半神化もこの価値観の影響が大きい。)) &bold(){&color(white,black){神格的にもオリュンポス十二神から外れる様な神では無いのだが、後に冥界を畏れる信仰が一般化した為か外されてしまったらしい。}} ……姿といい、後のキリスト教世界の影響による[[魔王]]的な扱いといい、&bold(){風評被害が甚だしい}。 *【神話・伝承】 **■ティタノマキア ~神々の戦い~ 生まれた直後に[[ガイアおばあちゃん>ガイア(ギリシャ神話)]]と[[ウラノスおじいちゃん>ウラノス(ギリシャ神話)]]の「産まれた子に権力を奪われる」という予言を恐れた父クロノスに、 姉弟共々飲み込まれてしまう。 しかし、唯一飲み込まれなかった末っ子のゼウスによって助けられる。なお、この際に『産み直し』の扱いをされ、長兄から末弟にされてしまった。 [[クロノス>クロノス(ギリシャ神話)]]ら[[ティターン>ティターン十二神]]神族との戦いでオリュンポス軍が苦戦する中、ゼウスは大いなる大地の予言に従い、 冥府タルタロスに幽閉されていた一つ眼巨人キュプロクスと百腕巨人[[ヘカトンケイル>ヘカトンケイル(ギリシャ神話)]]を解放した。 ハデスはこの時解放されたキュプロクスから姿隠しの兜((ハデスの兜 Aidos Kuneen アイドスキューネ(ギリシャ語:Ἄϊδος κυνέην) かぶると姿が見えなくなる。ギガントマキアのときには[[ヘルメス>ヘルメス(ギリシャ神話)]]に、ペルセウスにも[[メデューサ>ゴルゴン(ギリシャ神話)]]退治の際に貸し出された。))を貰った。 &bold(){&font(#800080){(`・ω・´)「よし、ステルス装備でクロノスたちの武器を奪ってやる」}} てな感じでハデスの活躍でクロノスたちは武器を失い、ティタン神族は大幅に戦力低下し、オリュンポス軍が勝利した。 とまあ、いろいろあって戦いに勝利したオリュンポス軍だったが、何よりハデスがクロノスの武器を奪った事が大きく、実質的なMVPとも言える存在だが、 その功績の褒美は思わぬ形で帰ってきた。 **■くじ引きでの転落 ~ハデススパイラル~ ティターン神族との戦いの後、天界、海、冥界の三界の支配権を選ぶ際に&font(#ff0000){何故か知らんがくじ引き}で決め、冥界を引き当ててしまい、 地下の世界に押し込められ、神々からも敬遠されて誰も遊びに来ず、仕事が忙しすぎて宴会すら行けない逆VIP待遇。 ティタノマキアじゃかなりの功績を挙げたのにあんまりではないだろうか? なお、冥界の支配権は誰もやりたがらないために、仕方なくハデスが引き受けてやったというバージョンもある。 **■ハデス恋の季節 冥界でケルベロスと共に寂しく支配するハデス。ある日、大地の裂け目から地上を見ていたら花を摘んでいた[[ペルセポネ>ペルセポネ(ギリシャ神話)]]に一目惚れする。 しかし、内気な性格なハデスはどう告ったらいいか分からず、&font(#ff0000){よりにもよって}弟でペルセポネの父親のゼウスに相談した。 後にこれが… &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「女は多少強引な男に惚れるもんだぜ兄者☆」}} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「そっか、分かったやってみる!あと、一応結婚の許可出してほしいんだけど」}} &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「(デメテルに聞いてないけど、別にいいよな)どーぞどーぞ」}} みたいなやり取りでゼウスの言葉を真に受けたハデスは水仙の花を使ってペルセポネを誘い込み、地下へとさらってしまった。 が、母親の[[デメテル>デメテル(ギリシャ神話)]]と地上を恋しがって泣くペルセポネに対し、ハデスはそれ以上強引な行動を取れなくなってしまい事態は膠着状態になった。 ここで強引に行かないのがゼウスやポセイドンとの違いである。 一方地上では、デメテルがハデスの誘拐劇を知り、首謀者であるゼウスの元に怒鳴りこんだ。 &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「俺じゃねーよハデスがやったんだよ」}} と兄を売って責任逃れしようとするゼウスであったが、 &bold(){デメテル「真面目なハデスがそんなことをするわけがない。どうせアンタが唆したんでしょ!」} と、デメテルは真相を一発で見抜いた。さすが信頼と実績のゼウスである。 &bold(){&font(#ffdc00){「あいつ王だし別にいいじゃん! 夫として不足はないだろ!」}}と開き直るゼウスに、デメテルはぶちギレて豊穣神としての役割をストライキ。 地上は大飢饉に見舞われた。 さすがのゼウスも…これには猛省っ! ゼウスは自分の提案である事を棚に上げて「娘さん帰してやってよ」と相談し、ハデスも「仕方ないね」と承諾した。 だが、ハデスも一目惚れしたペルセポネを手放したくなかったのか、 お迎えとして[[ヘルメス>ヘルメス(ギリシャ神話)]]がやって来た際に喜ぶペルセポネは、冥界の果実ザクロを食べてしまっていた。 冥界の食物を食べた者は地上に還れないという規則があり、ペルセポネも晴れて冥界ファミリーの仲間入り! やったねハデス家族が増えたよ! という訳にもハデスの性格上いかず・・・ 遂にゼウスは母神の&link_anchor(pageid=38960,レアリンク){レアー}に泣きつき、その仲裁で「1年の3分の1だけ冥界に住む事」となった。 まぁ、ハデスは元々強引な性格では無くゼウスに騙さr…もとい唆されただけなので、それを快諾して事は片付いた。 このため、デメテルは愛娘が嫁ぎ先に行っている間は仕事をする気にならず、地上は1年の3分の1は作物が実らない季節になってしまったという。 これが冬の始まりとされる。 ちなみに、話によってはハデスの誠実な人柄に惚れたペルセポネが自分から冥界のザクロを食べたというケースもある。 **■他のハデスの物語 -&bold(){蛇使い座アスクレピオス} [[アポロン>アポロン(ギリシャ神話)]]の息子で賢者[[ケイロン>ケイロン(ギリシャ神話)]]の弟子である医学の神・蛇使い座アスクレピオスの腕が死者さえも生き返らせる程に上がってしまい、 &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「最近、冥界に人(魂)が来ないんだけど…ヤバくね?」}} とゼウスに相談、ゼウスは[[雷霆>ケラウノス(ギリシャ神話)]]でアスクレピオスを撃ち殺した。しかし、医学者としての偉業を讃え、星座にした。 -&bold(){オルフェウスの悲劇} 吟遊詩人オルフェウスが毒蛇に噛まれて死んだ妻エウリュディケーを取り戻しに冥界を訪れた。 オルフェウスの奏でる竪琴に冥界の人々は魅了された。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´;ω;)「感動した!! 連れ出しを許可する!」}} 『冥界から抜け出すまで決して後ろを振り替えるな』という条件で蘇らせる約束をした。 しかし、冥界からもう少しで抜け出すという所でオルフェウスは後ろを振り向いてしまい、それが最期の別れとなってしまった。 あれ? なんか[[似たような話>イザナミ]]聞いたことあるような……。 「[[&bold(){見るなよ!見るなよ!絶対見るなよ!}」のタブー>見るなのタブー]]は古今東西共通なのであろう。 -&bold(){ヘラクレスの十二の功業} 最後の冒険でケルベロスをミュケナイ王エウリュステウスに見せることとなった[[ヘラクレス>ヘラクレス(ギリシャ神話)]]がハデスに謁見した。 ヘラクレスがこれまでの経緯を話すと、 &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「ケルベロスを連れて行かれるのは困るけど、神託だったらしょうがないね、でも苦しませないでやってね」}} と傷つけないことを条件に快諾したという。 -&bold(){メンテとミント} 数少ないハデスの浮気話。 ハデスは地上のメンテというニンフ(妖精的な存在)に惚れ、淡い恋をしました。が、それに気付いたペルセポネが嫉妬から踏み潰して雑草にしたと言われる。 また、一説ではまたハデスが誘拐劇をするかもと危惧したペルセポネがメンテをミントに変えてハデスの目から隠してあげた、とも言われている。 ハデスが極悪に描かれている作品では、後者の理由。 またメンテのほうが先にハデスの愛人であり、後から来たペルセポネの不興を買って雑草にされたという説もある。 -&bold(){レウケー} 水のニンフであったレウケーはハデスに見初められて冥界に連れて行かれたが、不完全な不死の神だった為、死んでしまった。 それを悲しんだハデスはレウケーを白ポプラに変えた。それ以来、エリシオン(庭みたいな場所)には白ポプラが咲き誇っているという。 後に冥界へケルベロスを捕まえに来たヘラクレスによって&font(#ff0000){冠にされる}という悲劇に見舞われる。 恋人への想いが宿る木を傷つけられたハデスの心中はいかばかりか…。 -&bold(){ペイリトオス} 珍しくハデスが怒った話。 テッサリアの王にして英雄のペイリトオスという男がいた。 彼は親友である[[ミノタウロス>ミノタウロス(ギリシャ神話)]]退治で有名な英雄&bold(){テセウス}とともに、数々の冒険に挑戦してきた・・・ と言えば聞こえがいいが、実のところは&bold(){殺戮に略奪を繰り返しギリシャ全土を荒らし回っていた}ようなものであったとも言われる。 そんな二人が互いの妻を亡くしたとき、彼らは相談を行った。 &bold(){テセウス「俺たち英雄の妻っていったら、やっぱゼウスの娘っしょ」} &bold(){ペイリトオス「それもあの子。 ほら、スパルタ王女の、めっちゃイケてる娘」} 彼らが白羽の矢を立てたのはスパルタの王女ヘレネー。 しかしこのとき彼女はまだ&sizex(4){&bold(){12歳}}であり、当時から非難されるような年齢だったのだが・・・ ふたりは「勝ったほうがヘレネーを妻とするかわりに、負けたほうの妻探しに協力する」という条件でくじを引く。 そして勝利したテセウスがヘレネーを略奪し我が物とした(後に奪還されたため未遂に終わったが)。 そしてペイリトオスは自分にふさわしい妻を探すため、何を思ったか&bold(){ゼウス本人の神託を仰ぐ。} &bold(){ペイリトオス「テセウスにあんたんとこのヘレネーたん取られちったから、&br()この俺っちにヘレネーたんに負けない嫁をあんたの娘んなかから世話してもらえる?」} &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「ならばなぜわが娘の中で最も高貴なペルセポネを選ばんのかね」}((意訳:ゼウス(#^ω^)ビキビキ「冥府にでも行け馬鹿」))} &bold(){ペイリトオス「という神託をもらったぜ!」} &bold(){テセウス「いや、冥府に行って帰ってきたヤツなんて殆どいないじゃん…こんな見え見えな罠に引っかかるヤツがいるわけ」} &bold(){ペイリトオス「愛しのペルセポネたんが俺を呼んでいる!行こうぜ冥府!」} &bold(){テセウス「いたよここにorz」} ペイリトオスはさすがというかこの神託を真に受けて、むしろ不安しか感じないテセウスを&bold(){「おめー、俺の嫁探す約束じゃん?」}と連れてはるばる冥府までやってくる。 &bold(){しかも堂々とハデスの前に現れ謁見する。} &bold(){ペイリトオス「おう、ハデス様。 ゼウス様がそうしろって言ったから、あんたんとこの嫁俺におくれ」} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)(ほんとに来やがったよこいつら)}} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「はるばる冥府までようこそ。長旅で疲れたでしょ。とりあえずこの椅子にでも座って座って」}} &bold(){二人「「あ、はい」」} これを事前に知っていたハデスはやってきた二人を応対し、椅子に座らせる。 もちろんこれは罠で、二人が座った椅子は、座った者が全てを忘れてしまう「&bold(){忘却の椅子}」であった。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´ ‐ ω ‐ )「馬鹿は死ななきゃ治らないけど、死んでも治らないならこうするしかないよね」}} それから4年後、やってきたのは先述のヘラクレス。 &bold(){&font(#ff7800){ヘラクレス「それじゃ、ケルベロスお借りします…………ところで、そこの二人は?」}} &bold(){テセウス「」} &bold(){ペイリトオス「」} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「うちの嫁さんに手ぇ出そうとしたからお仕置きしてる」}} ペルセポネ誘拐未遂の共犯者であるテセウスだけはヘラクレスによって救い出されたものの、 主犯のペイリトオスは苦しみすら忘れて永遠に椅子に座り続けることになる(助けられたパターンもある)。 &bold(){…あれ、ぬるくね?} &font(l){尤も、テセウスはこれは助かったどころか、帰還したらヘレネーが冥府に行く前に預けてた母親ごと奪還されているわ、国は追われるわ、逃げ延びた先の王に「コイツ王位奪い取りに来るんじゃね?」と疑われて殺されたりと散々な目に遭うんだが。} 逸話や神話から分かるように仕事に関しては真面目だが、普段はやや内向的な性格。 死者に対しても生前の功業や悪行を公正に評価する仕事熱心な一方でオルフェウスの竪琴に感動し、チャンスを与えたり、 自分のせいで死んだレウケーを花に変えたりなど、基本的には優しく善良な人。 また、弟の[[ポセイドン]]やゼウスが浮気や強姦しまくっているのに対し、ハデスにはその手の話がない。 3兄弟の中でも一番マシなのに冥界の王という肩書きだけでいろいろ苦労してらっしゃる不遇な神様。 *【近代~現代のハデス】 **■価値観の変遷 とここまで閲覧してきて思うことがあるだろう… &font(#800080){「あれ? 俺の知っているハデスじゃなくね?」} &font(#0000ff){「一番マトモじゃねぇか!!」} と。 現代においてハデスが魔王のように扱われるのは、なにより&bold(){[[キリスト教]]の影響が大きい。} ギリシャ神話の「冥府」とキリスト教の「地獄」が混同された結果なのである。 またキリスト教においては死とは「罰」であり、最後の審判の日にその罰から人々を救うのが救世主[[イエス>イエス・キリスト]]である。 なので死にかかわるものを神聖視するのはキリスト教にそぐわない価値観なのだ。 ちなみにキリスト教で「ハデス」という言葉は「地獄」そのものを指す。 加えて&font(#ff0000){某アニメーション映画にヴィランとして登場したのが決定打となった。} まぁ、ラスボスの地位を与えられているだけマシかもしれない。 あと日本では人気漫画『[[聖闘士星矢]]』で悪役として登場したのも割と決定打になってる感じである。 最近では世界中で人気のようなので更に風評被害は拡大することであろう…。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´;ω;`)「どうせ俺なんか…」}} ハデス…貴方は泣いていい… &bold(){&color(white,black){……皆さんもこの機会にハデスさんを再評価していただきたい。}} 少なくとも、&font(#ff0000){三兄弟の中で一番の常識神である事だけは疑いようがない。} &font(l){まあ、単純に人気が無くて神話が少なかっただけかもしれないが。} &font(l){……悪役とはいえ現代で活躍や名前が知れ渡っているのを喜んでいる可能性も……?} **■登場作品ほか 「死後の世界の王」としてはおそらく世界で最もメジャーな神だけあって、現代でもあちこちでその名を見ることが出来る。 ただどちらかと言えば概要で挙げたの理由からか、ハデスよりもプルートーの名のほうが広く使われている。 最も有名なのは近年小惑星に格落ちした&bold(){冥王星}(Pluto)だろう。 そして恐らく次点を争うのは、その惑星から名前を取ったミッキーマウスの飼い犬&bold(){プルート}と &ruby(ウラン){天王}から生まれる、莫大な富と膨大な死を同時にもたらす冥王の宝&bold(){プルトニウム}(plutonium)。 また上記のディズニーアニメでもヴィランを務めている。 日本では[[鉄腕アトム]]「地上最大のロボット」に登場するアトム最大のライバルのひとり&bold(){[[プルートゥ>プルートゥ(鉄腕アトム)]]}、 「[[美少女戦士セーラームーン]]」の&bold(){セーラープルート}こと&bold(){[[冥王せつな>冥王せつな/セーラープルート]]}、「[[聖闘士星矢]]」に登場する&bold(){冥王ハーデス}あたりが有名だろうか。 あとはギリシャ神話をモチーフにしたゲームにも多数参戦している。 有名なところでは「&bold(){半熟英雄}」&bold(){最強エッグモンスター}としての出演 (&bold(){ハデデス}というパチモンもいる)の他に、 「&bold(){ヘラクレスの栄光}」シリーズ、「&bold(){新・光神話 パルテナの鏡}」、&bold(){遊戯王シリーズ}の冥界の魔王 ハ・デス、 「&bold(){パズル&ドラゴンズ}」「&bold(){モンスターストライク}」などが有名。 ただいずれの作品でも傲慢にして野卑な冥界の暴君として描かれてしまっているが…&font(l){[[約一名>冥府神ハデス(パルテナの鏡)]]除く} &bold(){&font(#800080){(´;ω;`)「そんなのやだ! 神話に出てたかっこいいハデス様が見たい!」}} …そういう人は&bold(){素直にギリシャ神話を読むことをお勧めする}。 読めば読むほど、恐るべき力を持ちながらけして軽挙妄動に走らず、 死の掟を粛々と執行する厳格さと深い思慮・情愛を兼ね備え、 さらには妻に甘く純情でお茶目な一面もある魅力的な冥府の王の姿が浮き彫りになってくるはずだ。 次点で&bold(){ギリシャ神話をそのまま漫画・映像化したもの}、あるい神話ではなく&bold(){古代ギリシャの人々を題材にした作品}を読むのもいい。 『「世界の神々」がよくわかる本』のギリシャ神話編を漫画化した&bold(){ティタノマキア戦記}では神々一の剣士として登場し &link_anchor(pageid=38960,ヒュペリオンリンク){ヒューベリオン}を圧倒する活躍を見せている。 またソフォクレスの悲劇『アンティゴネ』では主人公アンティゴネが内乱の末に刺し違えた兄ふたりのうち一方は国葬をもって葬られたのに対し、 内乱を起こしたもう一方の兄は国の法に基づき見せしめのため野ざらしにとされたことにこう抗議する。 「&bold(){死者はハデスの物であり、生前の行いのために辱めることは神々の掟に反する}」 彼女はこう訴えて野ざらしにされた兄の遺体に砂をかけ、法を犯したとして処罰される。 国の法よりも古くより存在した神の掟の執行者として、ハデスは人心の上に君臨していたのだろう。 *余談 -生前の行いが良く、優秀であればハデスの部下としてスカウトされることがある。生前は高潔なる王でありゼウスに愛された&bold(){アイアコス}、&br()クレタ島の王にして優れた立法家である&bold(){ミーノス}、厳格かつ公平な裁定を下す裁判官&bold(){ラダマンティス}らが彼に仕えている。 -またハデスをオリュンポスの神々に含まないとする事もあるが、&br()これはゼウスの誘いを「&bold(){オリュンポスに行けば冥界の運営に支障が出るから}」と断ったためと言う説がある。&br()これに限らず冥王になってからのハデスは&bold(){無闇に冥府を離れない}ようになり、助言を行ったり道具や部下を貸したりすることが多くなる。&br()ティタノマキアに続く神々の戦である&bold(){ギガントマキア}では、自らは参戦せず配下の&bold(){ヘカテー}を指し向け、また姿隠しの兜をヘルメスに貸し出している。&br()ただこのヘカテーは戦力では主をもしのぐと言われるゼウスも一目置く大地母神で、かなりえげつない活躍をしているのであるが…(&bold(){[[ヘカテー>ヘカテー(ギリシャ神話)]]の項目参照}) -何にせよ、冥府の王が分別のある神であったのはすべての生命にとって幸福なことであったろう。&br()海王ポセイドンの怒りは大地を揺るがし海をあふれさせ、豊穣神デメテルの怒りは飢饉となって降りかかる。&br()ならば冥王がもしほんとうに我を忘れるほど怒り狂ったとしたら何が起こるのだろうか… &bold(){&font(#800080){(´・ω・)「ペルセポネた~ん追記・修正ぃ~」}} &bold(){ペルセポネ「もう、ダーリンたら仕方ないわね♪」} &bold(){&color(white,black){追記修正は自らの命で冥界を賑やかにしてからお願いします。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,110) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ホントにかわいそうだよな、この人。・・・・・・人? -- 名無しさん (2013-05-30 13:11:13) - 人間に理解出来ない理不尽な絶対的天変地異の側面を反映したギリシャの神々の中でも、人に近しい死の体現だからこそこのような名君になったのかもな &br() &br() &br()あとハデスさん、宝がめっさある地底を自分のものにしてるから、神様の中でもトップクラスのお金持ちでもある。 -- 名無しさん (2013-05-30 16:20:22) - いつのまにコメント欄が -- 名無しさん (2013-05-30 16:52:53) - 偏りまくってんなー。あとハデスがギリシャ神話1の剣士ってどこ情報? -- 名無しさん (2013-05-30 18:08:38) - ティタノマキア戦記(PHP文庫 2009年)って漫画にハデスがヒュペリオンと戦うシーンがある。そこでハデスの事を全界一の剣士ってゼウスが言ってる。ちなみにこの本には参考文献は載っていなかった。もしこの漫画が参考なら信頼できる情報ではなさそう。オリジナル要素強いし……。ハデスは二又の槍が標徴物なので剣士について記載がある資料があるなら知りたい。 -- 名無しさん (2013-06-02 17:25:24) - まさに草食系神様 -- 名無しさん (2013-06-08 13:59:34) - ↑↑じゃあ消しても良さそうだな。・・・つうかギリシア神話で剣がメイン武器のヤツってあんまいないよな?しかしギリシャ神話系は本によって現代人のオリジナル要素入りまくってるから面倒くさい。 -- 名無しさん (2013-06-08 16:03:57) - うんうん、かわいそうだな -- ゼウス (2013-08-27 21:43:21) - 劇場版555の木場が変身するオーガの設定も、この神から来ていると思う。 -- ななし (2013-08-27 21:47:56) - パルテナのハデスは爆笑物www -- 名無しさん (2013-08-28 00:55:36) - どう考えても主人公サイドな神様。てかこの子に悪役は無理でしょ内面的にも -- 名無しさん (2013-08-28 00:57:11) - デメテルの話は面白いよな ペルセポネが冥界にいる時だけ季節は冬になり、そしてまた母が娘に会える頃には綺麗な花が芽吹くと -- 名無しさん (2013-08-28 03:10:46) - 中の人がデネブ -- 名無しさん (2013-09-01 01:18:35) - なんというか、少女漫画的な影のあるイケメンな感じ。ヒロインを攫っても手を出さないあたりも -- 名無しさん (2013-11-04 11:31:07) - ↑2冥界がシイタケでいっぱいになりそうだ・・・・。 -- 名無しさん (2013-11-04 11:34:27) - ディズニーのハデスはコミカルで約束はちゃんと守ったりと何気に良いキャラしていましたよね。日本語版と英語版の声優さんも豪華で私得でした。 -- 真 (2013-11-04 15:29:37) - ディズニー版ハデスとヘラクレスの項目も誰か作ってあげて...! -- 名無しさん (2013-11-04 15:31:09) - こんな出来た神が何でああ(聖闘士星矢的な意味で)なった……。いや星矢好きだけど気の毒だ -- 名無しさん (2013-11-04 18:13:28) - は?別にそこまで悪くもなかろーよ。人間が分不相応すぎるから浄化するってだけだし、星矢もハーデスの威厳というか何かは認めていた。オルフェにもお持ち帰り許可してたし。 -- 名無しさん (2013-11-04 18:21:45) - FF7のハーデスはパッと見が死神。しかも技の追加効果が状態異常ばらまき…。 -- 名無しさん (2013-11-04 18:55:35) - ↑アレはビジュアル重視のスクウェアらしからぬダサい演出だったなぁw -- 名無しさん (2013-11-04 19:41:40) - ペルセポネがハーデスに誘拐された時、デメテルはハーデスがこんなことするわけがない!ゼウスが変な悪知恵を与えたのね!とゼウスに激怒した説もある -- 名無しさん (2013-12-27 06:18:02) - ↑だいたい合ってるからもう・・・ -- 名無しさん (2013-12-27 07:31:50) - ザクロの話しは日本のヨモツヘグイと同じだから興味深い。オルフェウスとイザナギとか -- 名無しさん (2013-12-27 10:10:31) - 星矢のハーデスはあのナリで声がスネークだから凄い違和感 -- 名無しさん (2013-12-27 10:49:46) - 一度でも良いから実際の文献に書かれている通り品行方正で真面目な彼が出て来る作品を見てみたい -- 名無しさん (2014-02-19 08:07:15) - ↑16↑13アリーズではまさしくそんなかんじのイケメンだった -- 名無しさん (2014-02-19 11:34:59) - 途中送信失礼。↑17地球温暖化が進んでるのはデメテルが娘のいない寂しさに慣れてしまったせい?と思ったり。 -- 名無しさん (2014-02-19 11:38:57) - 隠れ兜はカブト・メンポ。冥王の正体はカクレミ=ジツを使うハデス・ニンジャである。 -- 名無しさん (2014-03-19 04:29:06) - ペルソナ2ではパンツこと栄吉の専用ペルソナ -- 名無しさん (2014-03-19 19:56:38) - いい人(神?)程割を食う…とはいえ自宅じゃ嫁に愛犬とのんびり暮らせて財産もある有能な部下もいるというリア充でもあるわけだがな! -- 名無しさん (2014-05-08 20:17:47) - 冥王の名を冠した星は惑星から除外されてしまうし冥界はハブられるのがデフォなん? -- 名無しさん (2014-05-08 20:27:24) - ペルセポネってハデスと結婚してから地上に恋人作ってたっていう浮気説あったよね -- 名無しさん (2014-05-29 23:47:41) - 悪役扱いされる理由はディズニーのヘラクレスの影響もあるかも。 -- 名無しさん (2014-05-30 00:13:41) - ↑冥府と地獄を混同させたのはキリスト教的世界観の所為。 -- 名無しさん (2014-05-30 00:52:44) - 普段冥界にいるからっていう理由だけでオリュンポス十二神にカウントされないこともあるそうで。どんだけ苦労人なんだか・・・ -- 名無しさん (2014-06-05 00:20:13) - ギリシアにはユダヤ・キリスト教が考えるような地獄の概念がなく、聖書をギリシア語に訳する時にやむを得ずハデスを訳語として使用したらしい。それが後々「地獄」という率直過ぎる表現を避けたい時にハデスの名を使う事に繋がったんだとか。 -- 名無しさん (2014-06-05 01:10:58) - まあ、ローマ帝国とそれに癒着したユダヤの都合だね。支配したいのにギリシャの文化には憧れがあるから破壊しないで残したり取り込んだりしてるし。 -- 名無しさん (2014-06-05 07:32:27) - 結構好意的な意見が多いが嫁無理やりさらったというところでは「変態ロリコン」とみなしバックベアード様をお呼びになったほうが・・・・。 -- 名無しさん (2014-06-05 09:12:06) - まぁ、嫁本人が納得してんだから許したれや。それくらいの幸せわ -- 名無しさん (2014-06-05 20:09:32) - ↑それにちゃんと嫁にしたいってハデスが言いに来たのに焚きつけたのはゼウスだしな -- 名無しさん (2014-06-05 23:52:58) - ゴッドオブウォーじゃジャギマスク姿。ちなみに過去に主人公クレイトスがペルセポネを殺しているから完全に仇という。 -- 名無しさん (2014-06-06 00:37:12) - ↑4てか、他の神はもっと酷いことしてるから。それぐらいならってのはあるよな。 -- 名無しさん (2014-06-12 14:09:20) - 嫁さんが浮気に嫉妬する辺り後から惚れてもらえてるみたいだしな -- 名無しさん (2014-06-12 14:23:19) - オルフェウスの下りではペルセポネも一緒に聴いて、ペルセポネからの後押しもあって連れて帰るのも許可したとか。ハデスは「返して上げたいけど人の理が…」とかなり悩んだ、みたいなのが昔読んだギリシャ神話にあった -- 名無しさん (2014-07-14 23:10:23) - おいおい善人(?)かよ -- 名無しさん (2014-07-14 23:21:05) - 掘り下げるほどいい人(?)エピソード出てくるって、傍若無人OR淫蕩な連中揃いのギリシャ神話の神の中でもいい人(?)過ぎて逆に浮いてるなw -- 名無しさん (2014-07-15 00:46:08) - そもそも恋愛関係の相談をゼウスに持ち込むのはどう考えても神選ミスだろw -- 名無しさん (2014-07-15 10:49:07) - ↑女性関係に慣れてたのと近くに居たからじゃね -- 名無しさん (2014-07-17 07:06:11) - ↑ハデス「結婚したいなぁ…そうだ!ゼウスは子沢山だし良い知恵あるんじゃなかろうか」と考えなさったのでは -- 名無しさん (2014-07-17 07:20:13) - ↑恐らくそうなんだろうなぁ、あと父親だからか -- 名無しさん (2014-07-17 07:38:15) - 神々の悪戯のハデスおじさんはハデスの善人部分を詰め込んだ萌えキャラ -- 名無しさん (2014-07-17 14:09:10) - ハデスの弱点は・・・歯です -- 名無しさん (2014-07-17 14:14:47) - 功績と人格的にハデスとゼウスは立場を入れ替わるべきだった。 -- 名無しさん (2014-07-17 22:02:26) - ハデスに神話が少ないのは冥府の神として忌み嫌われてるから。三兄弟の長兄なのに唯一若者に描かれてるのもそんな理由。かたやゼウスは人気者過ぎてありとあらゆる神話やこじつけ、捏造に組み込まれてる。 -- 名無しさん (2014-07-17 22:20:00) - まぁギリシャ神話は生きている内が華の世界だからな。アキレスとか「奴隷になってでもいいから生きていたい」と言っていたくらいだしな --   (2014-07-20 00:44:00) - 最後の二行でなぜか「膝枕で耳かき」してる二人(二神?)が思い浮かんだ。 -- 名無しさん (2014-07-31 13:39:36) - ハデスも2、3回浮気してるけどな。それでも他の2人よりかはマシ -- 名無しさん (2014-07-31 17:02:21) - イケメンに違いない -- 名無しさん (2014-07-31 19:42:32) - 挿し絵や漫画だと必ずと言っていいほど黒髪である -- 名無しさん (2014-07-31 19:49:59) - ↑あの世の神様が金髪でハデハデでもな・・・・。^^; -- 名無しさん (2014-07-31 21:15:27) - 確かデメテルはハデスのことを聞かされた時「あの真面目なハデスが自分からそんなことをするはずがない。ゼウスが誑かしたな」って推測したんだったか -- 名無しさん (2014-08-07 02:21:49) - ギリシャ神話の話を見た後に星矢を見たら「あれ?ハーデスの主張はあながち正しいんじゃね?罪人に対しての裁きは普通じゃね?」と思いたくなった。 -- 名無しさん (2014-08-07 05:33:05) - ↑2 仮にも兄弟なのに信頼度の違いが如実過ぎるw -- 名無しさん (2014-08-07 05:45:44) - ↑そりゃしょっちゅう問題起こす奴と真面目な奴じゃねぇ -- 名無しさん (2014-09-02 22:24:30) - ギリシャの神々の中でもヴィクトリア朝的な価値観に一番フィットした存在。なんという皮肉なのでしょう。 -- 名無しさん (2014-09-07 20:51:17) - ↑4裁判の内容とかがなぁ。今まで存在した全人類のうち90%以上は地獄に叩き込まれかねん。 -- 名無しさん (2014-09-07 20:53:39) - 最後の会話とAAで威厳があまりナッシングww -- 名無しさん (2014-09-07 21:03:13) - ヘラクレスの栄光というゲームでラスボス扱いだったが外伝で「実はいい神であれは偽者」という事実が明らかになった。 -- 名無しさん (2014-09-07 21:04:51) - どう考えてもあの兄弟の中で一番マトモな神様なのに一番悪役扱いってどういうことなの? -- 名無しさん (2014-09-21 12:32:22) - 治めている場所が場所だからだと思う・・・人でも怪しいところにいる人はいい人でも疑うし。 -- 名無しさん (2014-09-22 09:05:31) - コレー誘拐に祖母ガイアも協力したって説もある -- 名無しさん (2014-10-15 02:01:08) - ハデスやツクヨミのように悪者扱いにされる事が少ない冥府の神様ってぶっちゃけ閻魔大王ぐらいしかいないのかな… -- 名無しさん (2014-10-24 20:30:00) - そりゃ裁く人?だからねー -- 名無しさん (2014-10-24 21:06:50) - 親父であるクロノスとの戦いであるティタノマキアだと、ゼウスとポセイドンが飛道具とチート武器使う中で、身隠しの帽子で隠行して敵軍の武器を奪うという、過酷かつ重大なポジションを一人任されてるってのもスゴいな。 -- 名無しさん (2014-10-26 17:26:56) - ↑地味で見返りに乏しく、そのくせ危険で…忍者の哀愁を感じる。 -- 名無しさん (2014-10-26 20:04:13) - 最近ヘラクレス主役の映画やるんだよな。ハデスさんやられ役しないといけないのかな -- 名無しさん (2014-10-26 21:08:30) - ↑ロック様主演のヤツか、ディズニーのあれみたいにならんで欲しい -- 名無しさん (2014-10-28 01:21:37) - 風評被害食らっている真面目で優しくて善良な見た目若いイケメンとか、属性盛りすぎだろ -- 名無しさん (2014-10-28 01:28:54) - ↑当時はその属性全部が不人気なものだったっぽい。神さまっての英雄色を好むで、渋いおっさんってのがかっこいいって話だから -- 名無しさん (2014-10-28 01:42:34) - ↑陰気な冥府の神だから嫌われて若者の顔にされてるだけで、真面目とか善良は流石にマイナス要素ではありません。……ただし、ハデスが善良や真面目な印象なのは神話が少ないってだけで、ミントの話やペルセポネの話の様に神話が増えてたらやっぱりDQNイメージがついてた可能性は高いです。ギリシャ文化が健在の頃に教化されてたら、マジでルシファーやサタンの別名にされてた可能性も高いです。 -- 名無しさん (2014-10-29 20:47:23) - 真面目に死者相手に仕事して、階級差別もしない善良の采配を冥府でする。場所が悪いけど、どっちみちマイナス要因になってるわ -- 名無しさん (2014-12-10 12:06:13) - 聖闘士星矢でのハーデスの担当声優は大塚明夫さん。大塚さんはバトーやライダーのようなガタイのデカい巨漢やスネークやブラック・ジャックのようなタフガイといった役柄が多いが、聖闘士星矢シリーズの敵キャラの中でも屈指の美形の一人であるハーデスのような美形悪役はかなり珍しい部類。 -- 名無しさん (2014-12-14 09:40:06) - LCだとCV下野になってたな。珍しく正統派な悪役美形で笑った記憶があるわ -- 名無しさん (2015-03-10 19:14:09) - どっかでパーシージャクソンみたいにハデスの息子が主人公のラノベを書かないだろうか?冥府は死者の場所だからペルセポネが人間界で生んだってことにして -- 名無しさん (2015-04-27 15:01:22) - 世界的なアニメの被害者だな。アンチから過剰に叩かれないだけまだマシかもしれんが -- 名無しさん (2015-04-27 15:45:05) - メンテの話も説によっては、たまたま目に入ったメンテをハデス(´・ω・)「お、あの娘美人だな〜」って言って、ハデスにベタ惚れなペルセポネが自分の親父と同じかと早とちりしてミントに変えたってのもあるよ。まぁ、あの下半神なゼウスの兄だからそう思いこんでも仕方ないが -- 名無しさん (2015-04-27 16:43:44) - 「常識」は20世紀後半でしょう。ローマ神話のプルートはそれなりのお年ですが。 -- 名無しさん (2015-04-29 15:11:19) - この項目見てるとハデスが仕事に真面目過ぎて婚期を逃してた草食系イケメンに脳内変換される -- 名無しさん (2015-04-29 15:33:52) - ゼウス=遺作、ポセイドン=臭作、ハデス=鬼作 -- 名無しさん (2015-04-29 16:37:16) - ↑4(3?) 何という上手いネーミング......。 下半神......。 -- 名無しさん (2015-04-29 17:20:32) - 実の兄とはいえ女性との交際前にその父親に了解をとるという、他の神々の所業を見ると聖人君子にすら見える人 -- 名無しさん (2015-05-02 01:53:29) - ↑2 ゼウスのページのタグに下半神タグ追加するか? -- 名無しさん (2015-06-08 19:00:27) - ↑9 いい感じの厨2になりそうだが、その息子がこてこての日本人だったらなんでやねんって感じだな。ジョジョみたく『外国人が主人公はNG』ってジンクスに挑戦する感じならいいけど。 -- 名無しさん (2015-07-11 13:31:35) - 好きだけど顔文字でいちいち草生える -- 名無しさん (2015-08-06 13:38:01) - いまさらハデスを善人にしても違和感しかないのも悲しいところ。 -- 名無しさん (2015-08-10 01:20:57) - ディズニーの良くも悪くも「大衆娯楽アニメ」の方針の犠牲者 改変をするなとは言わないがもっと原作リスペクトはできなかったものか -- 名無しさん (2015-08-11 15:13:44) - 聖闘士星矢とアリーズだと、ハデス&ポセイドンとアテナの立場は真逆だなw -- 名無しさん (2015-08-18 20:24:01) - 実はゼウスのドラ息子・アレスやエリスたちとも仲がいい。 --   (2015-09-23 13:53:18) - ペイリトオス(とテセウス)がペルセポネを奪いに来た時は流石にキレた模様。「まあまあ、立ち話もなんだし、座り給え(忘却の椅子を引きつつ」 -- 名無しさん (2015-10-04 11:14:40) - ↑折角ハデスに好意もってきたのにペルセポネからしても迷惑極まりないだろうなと思う。ていうかデメテルに正式に「あの子に惚れたからちょっと付き合ってみてもいい?」」とか言って手続きとってたらおk貰えたんだろうかなあ -- 名無しさん (2015-11-10 02:57:55) - 下半神(ゼウス)顔見せるな女神のデメテルさんだぞ......。娘に同じ苦痛を味あわせると思えないのだが......。 -- 名無しさん (2015-12-04 16:43:56) - ペルセポネに一目惚れしたけど行動を起こせなくてもじもじしてるハデスを想像したら萌えたw -- 名無しさん (2015-12-08 13:33:19) - ↑自分の顔が怖くて雰囲気が暗いから驚かすまいと陰から愛でることに徹し・・・ゼウスが絡まなくても普通にストーカーだこれw -- 名無しさん (2016-01-24 10:59:55) - 『全神話&宗教対抗・愛妻家な神様当てなきゃ帰れま10』 やったら、ベストフ5以上には入ってそうな......。個人的には、オシリス・シヴァ・スサノオ あたりが入ってるイメージ。 -- 名無しさん (2016-03-13 18:33:32) - この御方、趣味は亡者の数を数える事と、大地の裂け目から地上の草花を眺める事だそうな・・・ -- 名無しさん (2016-07-22 12:46:20) - ギリシャ神話に輪廻転生の概念があったらもっと嫌われてなかっただろうなって印象。 -- 名無しさん (2016-07-22 17:28:09) - 仲がいいのはアレス=殺戮を好む エリス=不和の女神だからかw -- 名無しさん (2016-07-27 10:18:04) - ↑「ハブられ気味」という共通点もあるな -- 名無しさん (2016-07-27 11:14:43) - 仕事仕事で残業が長引いて気付けば今日も徹夜明け、しょぼつく目でボンヤリ窓から外を眺めていると花と戯れる幼女が!…と訳するとくたびれた中年サラリーマンの危ないロマンスめいて聞こえてくる -- 名無しさん (2016-07-27 11:47:20) - という訳にもハデスの性格上いかず・・・、って流れには笑った -- 名無しさん (2016-09-08 21:58:58) - やっぱりオリンポス十二神で部下になるならこの人だと思う。っていうより、上司にいたら心強いタイプ......だと思う。異論は認める。 -- 名無しさん (2016-09-10 18:19:10) - ↑ 続き、他の神様のとこだと、おちおち結婚できない。寝取られるから。 -- 名無しさん (2016-09-12 15:04:19) - 安心して! ゼウスのいる世界に安全圏なんて無いからどこにいても変わんないよ! -- 名無しさん (2016-09-18 14:48:04) - 姪と結婚したの?ならゼウスは兄弟で義理の親父か。 -- 名無しさん (2016-10-24 17:12:45) - ↑2 どうあがいても絶望。 -- 名無しさん (2016-10-24 17:30:38) - ペルセポネに尻に敷かれる話はないの?ガセ? -- 名無しさん (2016-10-24 20:31:27) - ハデスと並ぶ冥府神のヘカテーはハデスの参謀的な存在…だよね? -- 名無しさん (2016-10-29 19:46:51) - 顔文字見てたらハデスが萌えキャラに思えてきた -- 名無しさん (2016-10-29 20:03:16) - 日本だとファン?が多そうな人。 -- 名無しさん (2016-10-29 20:04:09) - ↑3今の価値観で設定練り直すなら冥府の天主(ゼウス)と死と再生の女神たる妻、それに仕える月の死の相を司る獣面人身の魔術の女王として大人気間違いなしだろう。 -- 名無しさん (2016-10-29 20:16:31) - この項目のハデス君が可愛いんですがそれは・・・ -- 名無しさん (2016-11-04 09:01:45) - この項目に限らず、ハデスは可愛い(断言) -- 名無しさん (2016-11-24 21:29:41) - 関係ないがジャングルブックのカーもディズニーの被害者だよな。原作だといい奴なのに -- 名無しさん (2016-12-18 17:44:11) - 色々やらかす弟達のフォローやら誰もやりたがらない仕事を受ける苦労人の兄ちゃんやな  -- 名無しさん (2016-12-18 18:30:23) - 「天上のゼウスにはテミス(掟)、冥界のハデスにはディケ(正義)、地上の人にはノモス(法)が寄り添う」と言われ、ソフォクレスの悲劇『アンティゴネ』では内乱の末に刺し違えた兄弟の一方を国葬に、他方を野晒しにすることに「死者はハデスの物であり、生前の行いのために辱めることは神々の掟に反する」と抗議される。出番がないのはその通りだけど、「厳格で公正な神」というイメージは昔からあるっぽい -- 名無しさん (2016-12-24 13:23:52) - 王だろうが奴隷だろうが等しく死んでハデスの元に行くから、ルールに誠実っていう所を詰めていくとどうしてもこういう人格になっちゃうんだろうな……。それに死んだあとくらいは生の苦しみなんて解放されてくれって願うもんかもしれないし -- 名無しさん (2017-01-13 14:22:38) - パズドラのハーデスはそれこそカッコイイし、敵対しても先制があるだけで下手なギミックもなく6ターンも待ってくれるから唯一の良心といっても過言じゃないな。 -- 名無しさん (2017-04-13 18:46:25) - ちなみにハデスさんの裁定はやや厳しめ、ペルセポネさんがやや甘め。二人で考えて出す裁定が丁度いいバランスになるのだそうで。お似合い夫婦です -- 名無しさん (2017-07-01 03:26:36) - ハデスもツクヨミも別に例外的にまともなんじゃなくて単に逸話が少ないだけなのでは・・・ -- 名無しさん (2017-12-06 17:06:13) - ペイリトオスの件は焚き付けたのゼウスって事を考えると真相は、ゼウス「うちのヘレネーを嫁にしたいとか言って誘拐したアホが尻尾出したのでちょっとそっちに送り込む。後始末よろ」ハデス「おk」のような気がせんでもないw -- 名無しさん (2017-12-06 17:16:09) - ハデスがオリンポスに出てこなかったのは乱痴気にかまける淫乱放逸神々と顔を合わせたくなかったのかも……アラクネにボロクソに描かれるぐらいだし、殺された人々はハデスのところに送り込まれるわけだし。 -- 名無しさん (2018-05-03 12:21:18) - パズドラでもラブラブなハデスとペルセポネ すき -- 名無しさん (2018-09-07 04:50:29) - ディズニーの彼もヴィランなんだけど、地底で激務押し付けられすぎてひねくれたみたいな描き方されてたような。ゼウスがオリンポスでパーティーやるよ!って来たら忙しくて冥界空けれない、というか過労死しそう・・・みたいなこと漏らしてた(うろ覚え) -- 名無しさん (2018-09-07 06:04:48) - ↑ YouTubeで見たけど、過労死しそうって言ったら周りの神に大笑いされたんだよね。神が過労死とはなって。あれは恨んでも仕方ない。 -- 名無しさん (2019-12-21 13:56:50) - 思えば可愛い嫁さんに忠実な愛犬に有能な臣下達と果報者だろ特に無敵の女王を従えてるのは凄い。 -- 名無しさん (2020-02-01 08:14:48) - 勘違いされがちだが、信仰ではペルセポネがハデスのおまけではなくてハデスがペルセポネ(とデメテル)のおまけがハデスなんだよね。ミケーネ文明の後突然現れて、ゼウスとポセイドン の兄というおいしいポジションに収まった謎の存在。 -- 名無しさん (2020-02-10 13:16:41) - FF14漆黒のヴィランズでラスボスになった!やったねハーデス -- 名無しさん (2020-02-13 20:30:03) - ↑2 元々、その土地土地にあった地母神信仰が支配者となったギリシャによって統合されたって話だね。なので、後になってからも自分の土地の氏神様を良く見せようとする話があったり、反対に貶されてる神話が作られたりする(アレス)とか。 -- 名無しさん (2020-02-13 22:47:12) - ゼウスやポセイドンに比べて女性関係は少ないけどペルセポネという幼妻、ヘカテーという美しく有能な部下(美人秘書?)という萌え属性を抑えた女性が側にいる時点でもう満足なのでは?? -- 名無し (2020-03-11 16:01:01) - ディズニーはウォルト存命時代の短編でハデス(つっても悪の魔王扱いだが)とペルセポネの恋物語を作ってる。ヘラクレスのスタッフも意識してて、ペルセポネをテレビシリーズに出そうとしたけど扱いに困って止めたらしいのよな(再投稿失礼) -- 名無しさん (2020-05-07 15:24:00) - もう上で出てるけどパズドラのハデスとペルセポネラブラブなの微笑ましくてすき -- 名無しさん (2020-05-07 16:09:05) - 中間管理職ハデス -- 名無しさん (2020-05-07 22:09:58) - 弟と比べて信用が段違いだな -- 名無しさん (2020-05-07 23:03:32) - 冥府の人間は -- 名無しさん (2020-07-31 07:01:47) - ↑ほとんど神話に絡まないし、ハデスが常識人なのはFGOみたく死者を活躍させちゃうと話の収拾がつかなくなるから、っていう事情もありそうだな。 -- 名無しさん (2020-07-31 07:03:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/13(金) 20:19:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *【概要】 &bold(){ハデス}(Hades)とは[[ギリシャ神話]]における冥界の神。 本名は縁起が悪いということ“富める者”を意味する&bold(){プルトーン}(Pluton)とも呼ばれる。 何しろオリュンポスのトップ3の1人にして、死を統べる最恐の神だと考えられていたからである。 実際の神話内での主な役割は生前の行いから死者の死後の運命を決定すること。早い話が[[閻魔]]様と同じ役割。 この呼び名は本人ごとローマ神話に取り入れられ、&bold(){プルートー}(Pluto)の語源となった。 後に冥界が地下にあるとされるようになった事から鉱物の支配者にもなった。 “富める者”とは、そうした所から付けられた御名である。 親は[[クロノス>クロノス(ギリシャ神話)]]とレア。 &bold(){[[ゼウス]]}等の長兄((※生み直しでは末弟。))で妻は&bold(){[[ペルセポネ>ペルセポネ(ギリシャ神話)]]}。ペットは冥府の番犬&bold(){[[ケルベロス]]}。 従者は三途の川の渡し守の&bold(){カロン}や死の神&bold(){タナトス}、あと侍女兼実務担当兼攻撃隊長の魔術の女神&bold(){[[ヘカテー>ヘカテー(ギリシャ神話)]]}。 死を忌避する神話から威厳ある支配者として顕されるゼウスらに対して暗い表情の青年として顕されたり、絵画では恐ろしい怪物の様な印象が付けられたりしている。((※当時は英雄色を好むなオジサマが理想の男性像だった。後のゼウスの下半神化もこの価値観の影響が大きい。)) &bold(){&color(white,black){神格的にもオリュンポス十二神から外れる様な神では無いのだが、後に冥界を畏れる信仰が一般化した為か外されてしまったらしい。}} ……姿といい、後のキリスト教世界の影響による[[魔王]]的な扱いといい、&bold(){風評被害が甚だしい}。 *【神話・伝承】 **■ティタノマキア ~神々の戦い~ 生まれた直後に[[ガイアおばあちゃん>ガイア(ギリシャ神話)]]と[[ウラノスおじいちゃん>ウラノス(ギリシャ神話)]]の「産まれた子に権力を奪われる」という予言を恐れた父クロノスに、 姉弟共々飲み込まれてしまう。 しかし、唯一飲み込まれなかった末っ子のゼウスによって助けられる。なお、この際に『産み直し』の扱いをされ、長兄から末弟にされてしまった。 [[クロノス>クロノス(ギリシャ神話)]]ら[[ティターン>ティターン十二神]]神族との戦いでオリュンポス軍が苦戦する中、ゼウスは大いなる大地の予言に従い、 冥府タルタロスに幽閉されていた一つ眼巨人キュプロクスと百腕巨人[[ヘカトンケイル>ヘカトンケイル(ギリシャ神話)]]を解放した。 ハデスはこの時解放されたキュプロクスから姿隠しの兜((ハデスの兜 Aidos Kuneen アイドスキューネ(ギリシャ語:Ἄϊδος κυνέην) かぶると姿が見えなくなる。ギガントマキアのときには[[ヘルメス>ヘルメス(ギリシャ神話)]]に、ペルセウスにも[[メデューサ>ゴルゴン(ギリシャ神話)]]退治の際に貸し出された。))を貰った。 &bold(){&font(#800080){(`・ω・´)「よし、ステルス装備でクロノスたちの武器を奪ってやる」}} てな感じでハデスの活躍でクロノスたちは武器を失い、ティタン神族は大幅に戦力低下し、オリュンポス軍が勝利した。 とまあ、いろいろあって戦いに勝利したオリュンポス軍だったが、何よりハデスがクロノスの武器を奪った事が大きく、実質的なMVPとも言える存在だが、 その功績の褒美は思わぬ形で帰ってきた。 **■くじ引きでの転落 ~ハデススパイラル~ ティターン神族との戦いの後、天界、海、冥界の三界の支配権を選ぶ際に&font(#ff0000){何故か知らんがくじ引き}で決め、冥界を引き当ててしまい、 地下の世界に押し込められ、神々からも敬遠されて誰も遊びに来ず、仕事が忙しすぎて宴会すら行けない逆VIP待遇。 ティタノマキアじゃかなりの功績を挙げたのにあんまりではないだろうか? なお、冥界の支配権は誰もやりたがらないために、仕方なくハデスが引き受けてやったというバージョンもある。 **■ハデス恋の季節 冥界でケルベロスと共に寂しく支配するハデス。ある日、大地の裂け目から地上を見ていたら花を摘んでいた[[ペルセポネ>ペルセポネ(ギリシャ神話)]]に一目惚れする。 しかし、内気な性格なハデスはどう告ったらいいか分からず、&font(#ff0000){よりにもよって}弟でペルセポネの父親のゼウスに相談した。 後にこれが… &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「女は多少強引な男に惚れるもんだぜ兄者☆」}} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「そっか、分かったやってみる!あと、一応結婚の許可出してほしいんだけど」}} &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「(デメテルに聞いてないけど、別にいいよな)どーぞどーぞ」}} みたいなやり取りでゼウスの言葉を真に受けたハデスは水仙の花を使ってペルセポネを誘い込み、地下へとさらってしまった。 が、母親の[[デメテル>デメテル(ギリシャ神話)]]と地上を恋しがって泣くペルセポネに対し、ハデスはそれ以上強引な行動を取れなくなってしまい事態は膠着状態になった。 ここで強引に行かないのがゼウスやポセイドンとの違いである。 一方地上では、デメテルがハデスの誘拐劇を知り、首謀者であるゼウスの元に怒鳴りこんだ。 &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「俺じゃねーよハデスがやったんだよ」}} と兄を売って責任逃れしようとするゼウスであったが、 &bold(){デメテル「真面目なハデスがそんなことをするわけがない。どうせアンタが唆したんでしょ!」} と、デメテルは真相を一発で見抜いた。さすが信頼と実績のゼウスである。 &bold(){&font(#ffdc00){「あいつ王だし別にいいじゃん! 夫として不足はないだろ!」}}と開き直るゼウスに、デメテルはぶちギレて豊穣神としての役割をストライキ。 地上は大飢饉に見舞われた。 さすがのゼウスも…これには猛省っ! ゼウスは自分の提案である事を棚に上げて「娘さん帰してやってよ」と相談し、ハデスも「仕方ないね」と承諾した。 だが、ハデスも一目惚れしたペルセポネを手放したくなかったのか、 お迎えとして[[ヘルメス>ヘルメス(ギリシャ神話)]]がやって来た際に喜ぶペルセポネは、冥界の果実ザクロを食べてしまっていた。 冥界の食物を食べた者は地上に還れないという規則があり、ペルセポネも晴れて冥界ファミリーの仲間入り! やったねハデス家族が増えたよ! という訳にもハデスの性格上いかず・・・ 遂にゼウスは母神の&link_anchor(pageid=38960,レアリンク){レアー}に泣きつき、その仲裁で「1年の3分の1だけ冥界に住む事」となった。 まぁ、ハデスは元々強引な性格では無くゼウスに騙さr…もとい唆されただけなので、それを快諾して事は片付いた。 このため、デメテルは愛娘が嫁ぎ先に行っている間は仕事をする気にならず、地上は1年の3分の1は作物が実らない季節になってしまったという。 これが冬の始まりとされる。 ちなみに、話によってはハデスの誠実な人柄に惚れたペルセポネが自分から冥界のザクロを食べたというケースもある。 **■他のハデスの物語 -&bold(){蛇使い座アスクレピオス} [[アポロン>アポロン(ギリシャ神話)]]の息子で賢者[[ケイロン>ケイロン(ギリシャ神話)]]の弟子である医学の神・蛇使い座アスクレピオスの腕が死者さえも生き返らせる程に上がってしまい、 &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「最近、冥界に人(魂)が来ないんだけど…ヤバくね?」}} とゼウスに相談、ゼウスは[[雷霆>ケラウノス(ギリシャ神話)]]でアスクレピオスを撃ち殺した。しかし、医学者としての偉業を讃え、星座にした。 尤も、最後の引き金になったヒッポリュトス(後述のテセウスの息子)の蘇生はアスクレピオスの叔母のアルテミスの依頼によるもの。 この2人、以前にもアルテミスの彼氏のオリオンを蘇生させようとして、ハデスに叱責された前科がある。 ヒッポリュトスは「義母からの不倫の誘惑を拒絶した逆恨みで殺された」と言う同情に値する死に方であったが、アスクレピオスとアルテミスに関しては普通に叱責しても効く耳を持たないと判断されても仕方のない状況であった。 -&bold(){オルフェウスの悲劇} 吟遊詩人オルフェウスが毒蛇に噛まれて死んだ妻エウリュディケーを取り戻しに冥界を訪れた。 オルフェウスの奏でる竪琴に冥界の人々は魅了された。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´;ω;)「感動した!! 連れ出しを許可する!」}} 『冥界から抜け出すまで決して後ろを振り替えるな』という条件で蘇らせる約束をした。 しかし、冥界からもう少しで抜け出すという所でオルフェウスは後ろを振り向いてしまい、それが最期の別れとなってしまった。 あれ? なんか[[似たような話>イザナミ]]聞いたことあるような……。 「[[&bold(){見るなよ!見るなよ!絶対見るなよ!}」のタブー>見るなのタブー]]は古今東西共通なのであろう。 -&bold(){ヘラクレスの十二の功業} 最後の冒険でケルベロスをミュケナイ王エウリュステウスに見せることとなった[[ヘラクレス>ヘラクレス(ギリシャ神話)]]がハデスに謁見した。 ヘラクレスがこれまでの経緯を話すと、 &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「ケルベロスを連れて行かれるのは困るけど、神託だったらしょうがないね、でも苦しませないでやってね」}} と傷つけないことを条件に快諾したという。 -&bold(){メンテとミント} 数少ないハデスの浮気話。 ハデスは地上のメンテというニンフ(妖精的な存在)に惚れ、淡い恋をしました。が、それに気付いたペルセポネが嫉妬から踏み潰して雑草にしたと言われる。 また、一説ではまたハデスが誘拐劇をするかもと危惧したペルセポネがメンテをミントに変えてハデスの目から隠してあげた、とも言われている。 ハデスが極悪に描かれている作品では、後者の理由。 またメンテのほうが先にハデスの愛人であり、後から来たペルセポネの不興を買って雑草にされたという説もある。 -&bold(){レウケー} 水のニンフであったレウケーはハデスに見初められて冥界に連れて行かれたが、不完全な不死の神だった為、死んでしまった。 それを悲しんだハデスはレウケーを白ポプラに変えた。それ以来、エリシオン(庭みたいな場所)には白ポプラが咲き誇っているという。 後に冥界へケルベロスを捕まえに来たヘラクレスによって&font(#ff0000){冠にされる}という悲劇に見舞われる。 恋人への想いが宿る木を傷つけられたハデスの心中はいかばかりか…。 -&bold(){ペイリトオス} 珍しくハデスが怒った話。 テッサリアの王にして英雄のペイリトオスという男がいた。 彼は親友である[[ミノタウロス>ミノタウロス(ギリシャ神話)]]退治で有名な英雄&bold(){テセウス}とともに、数々の冒険に挑戦してきた・・・ と言えば聞こえがいいが、実のところは&bold(){殺戮に略奪を繰り返しギリシャ全土を荒らし回っていた}ようなものであったとも言われる。 そんな二人が互いの妻を亡くしたとき、彼らは相談を行った。 &bold(){テセウス「俺たち英雄の妻っていったら、やっぱゼウスの娘っしょ」} &bold(){ペイリトオス「それもあの子。 ほら、スパルタ王女の、めっちゃイケてる娘」} 彼らが白羽の矢を立てたのはスパルタの王女ヘレネー。 しかしこのとき彼女はまだ&sizex(4){&bold(){12歳}}であり、当時から非難されるような年齢だったのだが・・・ ふたりは「勝ったほうがヘレネーを妻とするかわりに、負けたほうの妻探しに協力する」という条件でくじを引く。 そして勝利したテセウスがヘレネーを略奪し我が物とした(後に奪還されたため未遂に終わったが)。 そしてペイリトオスは自分にふさわしい妻を探すため、何を思ったか&bold(){ゼウス本人の神託を仰ぐ。} &bold(){ペイリトオス「テセウスにあんたんとこのヘレネーたん取られちったから、&br()この俺っちにヘレネーたんに負けない嫁をあんたの娘んなかから世話してもらえる?」} &bold(){&font(#ffdc00){ゼウス「ならばなぜわが娘の中で最も高貴なペルセポネを選ばんのかね」}((意訳:ゼウス(#^ω^)ビキビキ「冥府にでも行け馬鹿」))} &bold(){ペイリトオス「という神託をもらったぜ!」} &bold(){テセウス「いや、冥府に行って帰ってきたヤツなんて殆どいないじゃん…こんな見え見えな罠に引っかかるヤツがいるわけ」} &bold(){ペイリトオス「愛しのペルセポネたんが俺を呼んでいる!行こうぜ冥府!」} &bold(){テセウス「いたよここにorz」} ペイリトオスはさすがというかこの神託を真に受けて、むしろ不安しか感じないテセウスを&bold(){「おめー、俺の嫁探す約束じゃん?」}と連れてはるばる冥府までやってくる。 &bold(){しかも堂々とハデスの前に現れ謁見する。} &bold(){ペイリトオス「おう、ハデス様。 ゼウス様がそうしろって言ったから、あんたんとこの嫁俺におくれ」} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)(ほんとに来やがったよこいつら)}} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「はるばる冥府までようこそ。長旅で疲れたでしょ。とりあえずこの椅子にでも座って座って」}} &bold(){二人「「あ、はい」」} これを事前に知っていたハデスはやってきた二人を応対し、椅子に座らせる。 もちろんこれは罠で、二人が座った椅子は、座った者が全てを忘れてしまう「&bold(){忘却の椅子}」であった。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´ ‐ ω ‐ )「馬鹿は死ななきゃ治らないけど、死んでも治らないならこうするしかないよね」}} それから4年後、やってきたのは先述のヘラクレス。 &bold(){&font(#ff7800){ヘラクレス「それじゃ、ケルベロスお借りします…………ところで、そこの二人は?」}} &bold(){テセウス「」} &bold(){ペイリトオス「」} &bold(){&font(#800080){ハデス(´・ω・)「うちの嫁さんに手ぇ出そうとしたからお仕置きしてる」}} ペルセポネ誘拐未遂の共犯者であるテセウスだけはヘラクレスによって救い出されたものの、 主犯のペイリトオスは苦しみすら忘れて永遠に椅子に座り続けることになる(助けられたパターンもある)。 &bold(){…あれ、ぬるくね?} &font(l){尤も、テセウスはこれは助かったどころか、帰還したらヘレネーが冥府に行く前に預けてた母親ごと奪還されているわ、国は追われるわ、逃げ延びた先の王に「コイツ王位奪い取りに来るんじゃね?」と疑われて殺されたりと散々な目に遭うんだが。} 逸話や神話から分かるように仕事に関しては真面目だが、普段はやや内向的な性格。 死者に対しても生前の功業や悪行を公正に評価する仕事熱心な一方でオルフェウスの竪琴に感動し、チャンスを与えたり、死者を生き返らせるアスクレピオスとアルテミスも一旦は叱責と訓戒で改心させようと試み、 自分のせいで死んだレウケーを花に変えたりなど、基本的には優しく善良な人。 また、弟の[[ポセイドン]]やゼウスが浮気や強姦しまくっているのに対し、ハデスにはその手の話がない。 3兄弟の中でも一番マシなのに冥界の王という肩書きだけでいろいろ苦労してらっしゃる不遇な神様。 *【近代~現代のハデス】 **■価値観の変遷 とここまで閲覧してきて思うことがあるだろう… &font(#800080){「あれ? 俺の知っているハデスじゃなくね?」} &font(#0000ff){「一番マトモじゃねぇか!!」} と。 現代においてハデスが魔王のように扱われるのは、なにより&bold(){[[キリスト教]]の影響が大きい。} ギリシャ神話の「冥府」とキリスト教の「地獄」が混同された結果なのである。 またキリスト教においては死とは「罰」であり、最後の審判の日にその罰から人々を救うのが救世主[[イエス>イエス・キリスト]]である。 なので死にかかわるものを神聖視するのはキリスト教にそぐわない価値観なのだ。 ちなみにキリスト教で「ハデス」という言葉は「地獄」そのものを指す。 加えて&font(#ff0000){某アニメーション映画にヴィランとして登場したのが決定打となった。} まぁ、ラスボスの地位を与えられているだけマシかもしれない。 あと日本では人気漫画『[[聖闘士星矢]]』で悪役として登場したのも割と決定打になってる感じである。 最近では世界中で人気のようなので更に風評被害は拡大することであろう…。 &bold(){&font(#800080){ハデス(´;ω;`)「どうせ俺なんか…」}} ハデス…貴方は泣いていい… &bold(){&color(white,black){……皆さんもこの機会にハデスさんを再評価していただきたい。}} 少なくとも、&font(#ff0000){三兄弟の中で一番の常識神である事だけは疑いようがない。} &font(l){まあ、単純に人気が無くて神話が少なかっただけかもしれないが。} &font(l){……悪役とはいえ現代で活躍や名前が知れ渡っているのを喜んでいる可能性も……?} **■登場作品ほか 「死後の世界の王」としてはおそらく世界で最もメジャーな神だけあって、現代でもあちこちでその名を見ることが出来る。 ただどちらかと言えば概要で挙げたの理由からか、ハデスよりもプルートーの名のほうが広く使われている。 最も有名なのは近年小惑星に格落ちした&bold(){冥王星}(Pluto)だろう。 そして恐らく次点を争うのは、その惑星から名前を取ったミッキーマウスの飼い犬&bold(){プルート}と &ruby(ウラン){天王}から生まれる、莫大な富と膨大な死を同時にもたらす冥王の宝&bold(){プルトニウム}(plutonium)。 また上記のディズニーアニメでもヴィランを務めている。 日本では[[鉄腕アトム]]「地上最大のロボット」に登場するアトム最大のライバルのひとり&bold(){[[プルートゥ>プルートゥ(鉄腕アトム)]]}、 「[[美少女戦士セーラームーン]]」の&bold(){セーラープルート}こと&bold(){[[冥王せつな>冥王せつな/セーラープルート]]}、「[[聖闘士星矢]]」に登場する&bold(){冥王ハーデス}あたりが有名だろうか。 あとはギリシャ神話をモチーフにしたゲームにも多数参戦している。 有名なところでは「&bold(){半熟英雄}」&bold(){最強エッグモンスター}としての出演 (&bold(){ハデデス}というパチモンもいる)の他に、 「&bold(){ヘラクレスの栄光}」シリーズ、「&bold(){新・光神話 パルテナの鏡}」、&bold(){遊戯王シリーズ}の冥界の魔王 ハ・デス、 「&bold(){パズル&ドラゴンズ}」「&bold(){モンスターストライク}」などが有名。 ただいずれの作品でも傲慢にして野卑な冥界の暴君として描かれてしまっているが…&font(l){[[約一名>冥府神ハデス(パルテナの鏡)]]除く} &bold(){&font(#800080){(´;ω;`)「そんなのやだ! 神話に出てたかっこいいハデス様が見たい!」}} …そういう人は&bold(){素直にギリシャ神話を読むことをお勧めする}。 読めば読むほど、恐るべき力を持ちながらけして軽挙妄動に走らず、 死の掟を粛々と執行する厳格さと深い思慮・情愛を兼ね備え、 さらには妻に甘く純情でお茶目な一面もある魅力的な冥府の王の姿が浮き彫りになってくるはずだ。 次点で&bold(){ギリシャ神話をそのまま漫画・映像化したもの}、あるい神話ではなく&bold(){古代ギリシャの人々を題材にした作品}を読むのもいい。 『「世界の神々」がよくわかる本』のギリシャ神話編を漫画化した&bold(){ティタノマキア戦記}では神々一の剣士として登場し &link_anchor(pageid=38960,ヒュペリオンリンク){ヒューベリオン}を圧倒する活躍を見せている。 またソフォクレスの悲劇『アンティゴネ』では主人公アンティゴネが内乱の末に刺し違えた兄ふたりのうち一方は国葬をもって葬られたのに対し、 内乱を起こしたもう一方の兄は国の法に基づき見せしめのため野ざらしにとされたことにこう抗議する。 「&bold(){死者はハデスの物であり、生前の行いのために辱めることは神々の掟に反する}」 彼女はこう訴えて野ざらしにされた兄の遺体に砂をかけ、法を犯したとして処罰される。 国の法よりも古くより存在した神の掟の執行者として、ハデスは人心の上に君臨していたのだろう。 *余談 -生前の行いが良く、優秀であればハデスの部下としてスカウトされることがある。生前は高潔なる王でありゼウスに愛された&bold(){アイアコス}、&br()クレタ島の王にして優れた立法家である&bold(){ミーノス}、厳格かつ公平な裁定を下す裁判官&bold(){ラダマンティス}らが彼に仕えている。 -またハデスをオリュンポスの神々に含まないとする事もあるが、&br()これはゼウスの誘いを「&bold(){オリュンポスに行けば冥界の運営に支障が出るから}」と断ったためと言う説がある。&br()これに限らず冥王になってからのハデスは&bold(){無闇に冥府を離れない}ようになり、助言を行ったり道具や部下を貸したりすることが多くなる。&br()ティタノマキアに続く神々の戦である&bold(){ギガントマキア}では、自らは参戦せず配下の&bold(){ヘカテー}を指し向け、また姿隠しの兜をヘルメスに貸し出している。&br()ただこのヘカテーは戦力では主をもしのぐと言われるゼウスも一目置く大地母神で、かなりえげつない活躍をしているのであるが…(&bold(){[[ヘカテー>ヘカテー(ギリシャ神話)]]の項目参照}) -何にせよ、冥府の王が分別のある神であったのはすべての生命にとって幸福なことであったろう。&br()海王ポセイドンの怒りは大地を揺るがし海をあふれさせ、豊穣神デメテルの怒りは飢饉となって降りかかる。&br()ならば冥王がもしほんとうに我を忘れるほど怒り狂ったとしたら何が起こるのだろうか… &bold(){&font(#800080){(´・ω・)「ペルセポネた~ん追記・修正ぃ~」}} &bold(){ペルセポネ「もう、ダーリンたら仕方ないわね♪」} &bold(){&color(white,black){追記修正は自らの命で冥界を賑やかにしてからお願いします。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,110) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ホントにかわいそうだよな、この人。・・・・・・人? -- 名無しさん (2013-05-30 13:11:13) - 人間に理解出来ない理不尽な絶対的天変地異の側面を反映したギリシャの神々の中でも、人に近しい死の体現だからこそこのような名君になったのかもな &br() &br() &br()あとハデスさん、宝がめっさある地底を自分のものにしてるから、神様の中でもトップクラスのお金持ちでもある。 -- 名無しさん (2013-05-30 16:20:22) - いつのまにコメント欄が -- 名無しさん (2013-05-30 16:52:53) - 偏りまくってんなー。あとハデスがギリシャ神話1の剣士ってどこ情報? -- 名無しさん (2013-05-30 18:08:38) - ティタノマキア戦記(PHP文庫 2009年)って漫画にハデスがヒュペリオンと戦うシーンがある。そこでハデスの事を全界一の剣士ってゼウスが言ってる。ちなみにこの本には参考文献は載っていなかった。もしこの漫画が参考なら信頼できる情報ではなさそう。オリジナル要素強いし……。ハデスは二又の槍が標徴物なので剣士について記載がある資料があるなら知りたい。 -- 名無しさん (2013-06-02 17:25:24) - まさに草食系神様 -- 名無しさん (2013-06-08 13:59:34) - ↑↑じゃあ消しても良さそうだな。・・・つうかギリシア神話で剣がメイン武器のヤツってあんまいないよな?しかしギリシャ神話系は本によって現代人のオリジナル要素入りまくってるから面倒くさい。 -- 名無しさん (2013-06-08 16:03:57) - うんうん、かわいそうだな -- ゼウス (2013-08-27 21:43:21) - 劇場版555の木場が変身するオーガの設定も、この神から来ていると思う。 -- ななし (2013-08-27 21:47:56) - パルテナのハデスは爆笑物www -- 名無しさん (2013-08-28 00:55:36) - どう考えても主人公サイドな神様。てかこの子に悪役は無理でしょ内面的にも -- 名無しさん (2013-08-28 00:57:11) - デメテルの話は面白いよな ペルセポネが冥界にいる時だけ季節は冬になり、そしてまた母が娘に会える頃には綺麗な花が芽吹くと -- 名無しさん (2013-08-28 03:10:46) - 中の人がデネブ -- 名無しさん (2013-09-01 01:18:35) - なんというか、少女漫画的な影のあるイケメンな感じ。ヒロインを攫っても手を出さないあたりも -- 名無しさん (2013-11-04 11:31:07) - ↑2冥界がシイタケでいっぱいになりそうだ・・・・。 -- 名無しさん (2013-11-04 11:34:27) - ディズニーのハデスはコミカルで約束はちゃんと守ったりと何気に良いキャラしていましたよね。日本語版と英語版の声優さんも豪華で私得でした。 -- 真 (2013-11-04 15:29:37) - ディズニー版ハデスとヘラクレスの項目も誰か作ってあげて...! -- 名無しさん (2013-11-04 15:31:09) - こんな出来た神が何でああ(聖闘士星矢的な意味で)なった……。いや星矢好きだけど気の毒だ -- 名無しさん (2013-11-04 18:13:28) - は?別にそこまで悪くもなかろーよ。人間が分不相応すぎるから浄化するってだけだし、星矢もハーデスの威厳というか何かは認めていた。オルフェにもお持ち帰り許可してたし。 -- 名無しさん (2013-11-04 18:21:45) - FF7のハーデスはパッと見が死神。しかも技の追加効果が状態異常ばらまき…。 -- 名無しさん (2013-11-04 18:55:35) - ↑アレはビジュアル重視のスクウェアらしからぬダサい演出だったなぁw -- 名無しさん (2013-11-04 19:41:40) - ペルセポネがハーデスに誘拐された時、デメテルはハーデスがこんなことするわけがない!ゼウスが変な悪知恵を与えたのね!とゼウスに激怒した説もある -- 名無しさん (2013-12-27 06:18:02) - ↑だいたい合ってるからもう・・・ -- 名無しさん (2013-12-27 07:31:50) - ザクロの話しは日本のヨモツヘグイと同じだから興味深い。オルフェウスとイザナギとか -- 名無しさん (2013-12-27 10:10:31) - 星矢のハーデスはあのナリで声がスネークだから凄い違和感 -- 名無しさん (2013-12-27 10:49:46) - 一度でも良いから実際の文献に書かれている通り品行方正で真面目な彼が出て来る作品を見てみたい -- 名無しさん (2014-02-19 08:07:15) - ↑16↑13アリーズではまさしくそんなかんじのイケメンだった -- 名無しさん (2014-02-19 11:34:59) - 途中送信失礼。↑17地球温暖化が進んでるのはデメテルが娘のいない寂しさに慣れてしまったせい?と思ったり。 -- 名無しさん (2014-02-19 11:38:57) - 隠れ兜はカブト・メンポ。冥王の正体はカクレミ=ジツを使うハデス・ニンジャである。 -- 名無しさん (2014-03-19 04:29:06) - ペルソナ2ではパンツこと栄吉の専用ペルソナ -- 名無しさん (2014-03-19 19:56:38) - いい人(神?)程割を食う…とはいえ自宅じゃ嫁に愛犬とのんびり暮らせて財産もある有能な部下もいるというリア充でもあるわけだがな! -- 名無しさん (2014-05-08 20:17:47) - 冥王の名を冠した星は惑星から除外されてしまうし冥界はハブられるのがデフォなん? -- 名無しさん (2014-05-08 20:27:24) - ペルセポネってハデスと結婚してから地上に恋人作ってたっていう浮気説あったよね -- 名無しさん (2014-05-29 23:47:41) - 悪役扱いされる理由はディズニーのヘラクレスの影響もあるかも。 -- 名無しさん (2014-05-30 00:13:41) - ↑冥府と地獄を混同させたのはキリスト教的世界観の所為。 -- 名無しさん (2014-05-30 00:52:44) - 普段冥界にいるからっていう理由だけでオリュンポス十二神にカウントされないこともあるそうで。どんだけ苦労人なんだか・・・ -- 名無しさん (2014-06-05 00:20:13) - ギリシアにはユダヤ・キリスト教が考えるような地獄の概念がなく、聖書をギリシア語に訳する時にやむを得ずハデスを訳語として使用したらしい。それが後々「地獄」という率直過ぎる表現を避けたい時にハデスの名を使う事に繋がったんだとか。 -- 名無しさん (2014-06-05 01:10:58) - まあ、ローマ帝国とそれに癒着したユダヤの都合だね。支配したいのにギリシャの文化には憧れがあるから破壊しないで残したり取り込んだりしてるし。 -- 名無しさん (2014-06-05 07:32:27) - 結構好意的な意見が多いが嫁無理やりさらったというところでは「変態ロリコン」とみなしバックベアード様をお呼びになったほうが・・・・。 -- 名無しさん (2014-06-05 09:12:06) - まぁ、嫁本人が納得してんだから許したれや。それくらいの幸せわ -- 名無しさん (2014-06-05 20:09:32) - ↑それにちゃんと嫁にしたいってハデスが言いに来たのに焚きつけたのはゼウスだしな -- 名無しさん (2014-06-05 23:52:58) - ゴッドオブウォーじゃジャギマスク姿。ちなみに過去に主人公クレイトスがペルセポネを殺しているから完全に仇という。 -- 名無しさん (2014-06-06 00:37:12) - ↑4てか、他の神はもっと酷いことしてるから。それぐらいならってのはあるよな。 -- 名無しさん (2014-06-12 14:09:20) - 嫁さんが浮気に嫉妬する辺り後から惚れてもらえてるみたいだしな -- 名無しさん (2014-06-12 14:23:19) - オルフェウスの下りではペルセポネも一緒に聴いて、ペルセポネからの後押しもあって連れて帰るのも許可したとか。ハデスは「返して上げたいけど人の理が…」とかなり悩んだ、みたいなのが昔読んだギリシャ神話にあった -- 名無しさん (2014-07-14 23:10:23) - おいおい善人(?)かよ -- 名無しさん (2014-07-14 23:21:05) - 掘り下げるほどいい人(?)エピソード出てくるって、傍若無人OR淫蕩な連中揃いのギリシャ神話の神の中でもいい人(?)過ぎて逆に浮いてるなw -- 名無しさん (2014-07-15 00:46:08) - そもそも恋愛関係の相談をゼウスに持ち込むのはどう考えても神選ミスだろw -- 名無しさん (2014-07-15 10:49:07) - ↑女性関係に慣れてたのと近くに居たからじゃね -- 名無しさん (2014-07-17 07:06:11) - ↑ハデス「結婚したいなぁ…そうだ!ゼウスは子沢山だし良い知恵あるんじゃなかろうか」と考えなさったのでは -- 名無しさん (2014-07-17 07:20:13) - ↑恐らくそうなんだろうなぁ、あと父親だからか -- 名無しさん (2014-07-17 07:38:15) - 神々の悪戯のハデスおじさんはハデスの善人部分を詰め込んだ萌えキャラ -- 名無しさん (2014-07-17 14:09:10) - ハデスの弱点は・・・歯です -- 名無しさん (2014-07-17 14:14:47) - 功績と人格的にハデスとゼウスは立場を入れ替わるべきだった。 -- 名無しさん (2014-07-17 22:02:26) - ハデスに神話が少ないのは冥府の神として忌み嫌われてるから。三兄弟の長兄なのに唯一若者に描かれてるのもそんな理由。かたやゼウスは人気者過ぎてありとあらゆる神話やこじつけ、捏造に組み込まれてる。 -- 名無しさん (2014-07-17 22:20:00) - まぁギリシャ神話は生きている内が華の世界だからな。アキレスとか「奴隷になってでもいいから生きていたい」と言っていたくらいだしな --   (2014-07-20 00:44:00) - 最後の二行でなぜか「膝枕で耳かき」してる二人(二神?)が思い浮かんだ。 -- 名無しさん (2014-07-31 13:39:36) - ハデスも2、3回浮気してるけどな。それでも他の2人よりかはマシ -- 名無しさん (2014-07-31 17:02:21) - イケメンに違いない -- 名無しさん (2014-07-31 19:42:32) - 挿し絵や漫画だと必ずと言っていいほど黒髪である -- 名無しさん (2014-07-31 19:49:59) - ↑あの世の神様が金髪でハデハデでもな・・・・。^^; -- 名無しさん (2014-07-31 21:15:27) - 確かデメテルはハデスのことを聞かされた時「あの真面目なハデスが自分からそんなことをするはずがない。ゼウスが誑かしたな」って推測したんだったか -- 名無しさん (2014-08-07 02:21:49) - ギリシャ神話の話を見た後に星矢を見たら「あれ?ハーデスの主張はあながち正しいんじゃね?罪人に対しての裁きは普通じゃね?」と思いたくなった。 -- 名無しさん (2014-08-07 05:33:05) - ↑2 仮にも兄弟なのに信頼度の違いが如実過ぎるw -- 名無しさん (2014-08-07 05:45:44) - ↑そりゃしょっちゅう問題起こす奴と真面目な奴じゃねぇ -- 名無しさん (2014-09-02 22:24:30) - ギリシャの神々の中でもヴィクトリア朝的な価値観に一番フィットした存在。なんという皮肉なのでしょう。 -- 名無しさん (2014-09-07 20:51:17) - ↑4裁判の内容とかがなぁ。今まで存在した全人類のうち90%以上は地獄に叩き込まれかねん。 -- 名無しさん (2014-09-07 20:53:39) - 最後の会話とAAで威厳があまりナッシングww -- 名無しさん (2014-09-07 21:03:13) - ヘラクレスの栄光というゲームでラスボス扱いだったが外伝で「実はいい神であれは偽者」という事実が明らかになった。 -- 名無しさん (2014-09-07 21:04:51) - どう考えてもあの兄弟の中で一番マトモな神様なのに一番悪役扱いってどういうことなの? -- 名無しさん (2014-09-21 12:32:22) - 治めている場所が場所だからだと思う・・・人でも怪しいところにいる人はいい人でも疑うし。 -- 名無しさん (2014-09-22 09:05:31) - コレー誘拐に祖母ガイアも協力したって説もある -- 名無しさん (2014-10-15 02:01:08) - ハデスやツクヨミのように悪者扱いにされる事が少ない冥府の神様ってぶっちゃけ閻魔大王ぐらいしかいないのかな… -- 名無しさん (2014-10-24 20:30:00) - そりゃ裁く人?だからねー -- 名無しさん (2014-10-24 21:06:50) - 親父であるクロノスとの戦いであるティタノマキアだと、ゼウスとポセイドンが飛道具とチート武器使う中で、身隠しの帽子で隠行して敵軍の武器を奪うという、過酷かつ重大なポジションを一人任されてるってのもスゴいな。 -- 名無しさん (2014-10-26 17:26:56) - ↑地味で見返りに乏しく、そのくせ危険で…忍者の哀愁を感じる。 -- 名無しさん (2014-10-26 20:04:13) - 最近ヘラクレス主役の映画やるんだよな。ハデスさんやられ役しないといけないのかな -- 名無しさん (2014-10-26 21:08:30) - ↑ロック様主演のヤツか、ディズニーのあれみたいにならんで欲しい -- 名無しさん (2014-10-28 01:21:37) - 風評被害食らっている真面目で優しくて善良な見た目若いイケメンとか、属性盛りすぎだろ -- 名無しさん (2014-10-28 01:28:54) - ↑当時はその属性全部が不人気なものだったっぽい。神さまっての英雄色を好むで、渋いおっさんってのがかっこいいって話だから -- 名無しさん (2014-10-28 01:42:34) - ↑陰気な冥府の神だから嫌われて若者の顔にされてるだけで、真面目とか善良は流石にマイナス要素ではありません。……ただし、ハデスが善良や真面目な印象なのは神話が少ないってだけで、ミントの話やペルセポネの話の様に神話が増えてたらやっぱりDQNイメージがついてた可能性は高いです。ギリシャ文化が健在の頃に教化されてたら、マジでルシファーやサタンの別名にされてた可能性も高いです。 -- 名無しさん (2014-10-29 20:47:23) - 真面目に死者相手に仕事して、階級差別もしない善良の采配を冥府でする。場所が悪いけど、どっちみちマイナス要因になってるわ -- 名無しさん (2014-12-10 12:06:13) - 聖闘士星矢でのハーデスの担当声優は大塚明夫さん。大塚さんはバトーやライダーのようなガタイのデカい巨漢やスネークやブラック・ジャックのようなタフガイといった役柄が多いが、聖闘士星矢シリーズの敵キャラの中でも屈指の美形の一人であるハーデスのような美形悪役はかなり珍しい部類。 -- 名無しさん (2014-12-14 09:40:06) - LCだとCV下野になってたな。珍しく正統派な悪役美形で笑った記憶があるわ -- 名無しさん (2015-03-10 19:14:09) - どっかでパーシージャクソンみたいにハデスの息子が主人公のラノベを書かないだろうか?冥府は死者の場所だからペルセポネが人間界で生んだってことにして -- 名無しさん (2015-04-27 15:01:22) - 世界的なアニメの被害者だな。アンチから過剰に叩かれないだけまだマシかもしれんが -- 名無しさん (2015-04-27 15:45:05) - メンテの話も説によっては、たまたま目に入ったメンテをハデス(´・ω・)「お、あの娘美人だな〜」って言って、ハデスにベタ惚れなペルセポネが自分の親父と同じかと早とちりしてミントに変えたってのもあるよ。まぁ、あの下半神なゼウスの兄だからそう思いこんでも仕方ないが -- 名無しさん (2015-04-27 16:43:44) - 「常識」は20世紀後半でしょう。ローマ神話のプルートはそれなりのお年ですが。 -- 名無しさん (2015-04-29 15:11:19) - この項目見てるとハデスが仕事に真面目過ぎて婚期を逃してた草食系イケメンに脳内変換される -- 名無しさん (2015-04-29 15:33:52) - ゼウス=遺作、ポセイドン=臭作、ハデス=鬼作 -- 名無しさん (2015-04-29 16:37:16) - ↑4(3?) 何という上手いネーミング......。 下半神......。 -- 名無しさん (2015-04-29 17:20:32) - 実の兄とはいえ女性との交際前にその父親に了解をとるという、他の神々の所業を見ると聖人君子にすら見える人 -- 名無しさん (2015-05-02 01:53:29) - ↑2 ゼウスのページのタグに下半神タグ追加するか? -- 名無しさん (2015-06-08 19:00:27) - ↑9 いい感じの厨2になりそうだが、その息子がこてこての日本人だったらなんでやねんって感じだな。ジョジョみたく『外国人が主人公はNG』ってジンクスに挑戦する感じならいいけど。 -- 名無しさん (2015-07-11 13:31:35) - 好きだけど顔文字でいちいち草生える -- 名無しさん (2015-08-06 13:38:01) - いまさらハデスを善人にしても違和感しかないのも悲しいところ。 -- 名無しさん (2015-08-10 01:20:57) - ディズニーの良くも悪くも「大衆娯楽アニメ」の方針の犠牲者 改変をするなとは言わないがもっと原作リスペクトはできなかったものか -- 名無しさん (2015-08-11 15:13:44) - 聖闘士星矢とアリーズだと、ハデス&ポセイドンとアテナの立場は真逆だなw -- 名無しさん (2015-08-18 20:24:01) - 実はゼウスのドラ息子・アレスやエリスたちとも仲がいい。 --   (2015-09-23 13:53:18) - ペイリトオス(とテセウス)がペルセポネを奪いに来た時は流石にキレた模様。「まあまあ、立ち話もなんだし、座り給え(忘却の椅子を引きつつ」 -- 名無しさん (2015-10-04 11:14:40) - ↑折角ハデスに好意もってきたのにペルセポネからしても迷惑極まりないだろうなと思う。ていうかデメテルに正式に「あの子に惚れたからちょっと付き合ってみてもいい?」」とか言って手続きとってたらおk貰えたんだろうかなあ -- 名無しさん (2015-11-10 02:57:55) - 下半神(ゼウス)顔見せるな女神のデメテルさんだぞ......。娘に同じ苦痛を味あわせると思えないのだが......。 -- 名無しさん (2015-12-04 16:43:56) - ペルセポネに一目惚れしたけど行動を起こせなくてもじもじしてるハデスを想像したら萌えたw -- 名無しさん (2015-12-08 13:33:19) - ↑自分の顔が怖くて雰囲気が暗いから驚かすまいと陰から愛でることに徹し・・・ゼウスが絡まなくても普通にストーカーだこれw -- 名無しさん (2016-01-24 10:59:55) - 『全神話&宗教対抗・愛妻家な神様当てなきゃ帰れま10』 やったら、ベストフ5以上には入ってそうな......。個人的には、オシリス・シヴァ・スサノオ あたりが入ってるイメージ。 -- 名無しさん (2016-03-13 18:33:32) - この御方、趣味は亡者の数を数える事と、大地の裂け目から地上の草花を眺める事だそうな・・・ -- 名無しさん (2016-07-22 12:46:20) - ギリシャ神話に輪廻転生の概念があったらもっと嫌われてなかっただろうなって印象。 -- 名無しさん (2016-07-22 17:28:09) - 仲がいいのはアレス=殺戮を好む エリス=不和の女神だからかw -- 名無しさん (2016-07-27 10:18:04) - ↑「ハブられ気味」という共通点もあるな -- 名無しさん (2016-07-27 11:14:43) - 仕事仕事で残業が長引いて気付けば今日も徹夜明け、しょぼつく目でボンヤリ窓から外を眺めていると花と戯れる幼女が!…と訳するとくたびれた中年サラリーマンの危ないロマンスめいて聞こえてくる -- 名無しさん (2016-07-27 11:47:20) - という訳にもハデスの性格上いかず・・・、って流れには笑った -- 名無しさん (2016-09-08 21:58:58) - やっぱりオリンポス十二神で部下になるならこの人だと思う。っていうより、上司にいたら心強いタイプ......だと思う。異論は認める。 -- 名無しさん (2016-09-10 18:19:10) - ↑ 続き、他の神様のとこだと、おちおち結婚できない。寝取られるから。 -- 名無しさん (2016-09-12 15:04:19) - 安心して! ゼウスのいる世界に安全圏なんて無いからどこにいても変わんないよ! -- 名無しさん (2016-09-18 14:48:04) - 姪と結婚したの?ならゼウスは兄弟で義理の親父か。 -- 名無しさん (2016-10-24 17:12:45) - ↑2 どうあがいても絶望。 -- 名無しさん (2016-10-24 17:30:38) - ペルセポネに尻に敷かれる話はないの?ガセ? -- 名無しさん (2016-10-24 20:31:27) - ハデスと並ぶ冥府神のヘカテーはハデスの参謀的な存在…だよね? -- 名無しさん (2016-10-29 19:46:51) - 顔文字見てたらハデスが萌えキャラに思えてきた -- 名無しさん (2016-10-29 20:03:16) - 日本だとファン?が多そうな人。 -- 名無しさん (2016-10-29 20:04:09) - ↑3今の価値観で設定練り直すなら冥府の天主(ゼウス)と死と再生の女神たる妻、それに仕える月の死の相を司る獣面人身の魔術の女王として大人気間違いなしだろう。 -- 名無しさん (2016-10-29 20:16:31) - この項目のハデス君が可愛いんですがそれは・・・ -- 名無しさん (2016-11-04 09:01:45) - この項目に限らず、ハデスは可愛い(断言) -- 名無しさん (2016-11-24 21:29:41) - 関係ないがジャングルブックのカーもディズニーの被害者だよな。原作だといい奴なのに -- 名無しさん (2016-12-18 17:44:11) - 色々やらかす弟達のフォローやら誰もやりたがらない仕事を受ける苦労人の兄ちゃんやな  -- 名無しさん (2016-12-18 18:30:23) - 「天上のゼウスにはテミス(掟)、冥界のハデスにはディケ(正義)、地上の人にはノモス(法)が寄り添う」と言われ、ソフォクレスの悲劇『アンティゴネ』では内乱の末に刺し違えた兄弟の一方を国葬に、他方を野晒しにすることに「死者はハデスの物であり、生前の行いのために辱めることは神々の掟に反する」と抗議される。出番がないのはその通りだけど、「厳格で公正な神」というイメージは昔からあるっぽい -- 名無しさん (2016-12-24 13:23:52) - 王だろうが奴隷だろうが等しく死んでハデスの元に行くから、ルールに誠実っていう所を詰めていくとどうしてもこういう人格になっちゃうんだろうな……。それに死んだあとくらいは生の苦しみなんて解放されてくれって願うもんかもしれないし -- 名無しさん (2017-01-13 14:22:38) - パズドラのハーデスはそれこそカッコイイし、敵対しても先制があるだけで下手なギミックもなく6ターンも待ってくれるから唯一の良心といっても過言じゃないな。 -- 名無しさん (2017-04-13 18:46:25) - ちなみにハデスさんの裁定はやや厳しめ、ペルセポネさんがやや甘め。二人で考えて出す裁定が丁度いいバランスになるのだそうで。お似合い夫婦です -- 名無しさん (2017-07-01 03:26:36) - ハデスもツクヨミも別に例外的にまともなんじゃなくて単に逸話が少ないだけなのでは・・・ -- 名無しさん (2017-12-06 17:06:13) - ペイリトオスの件は焚き付けたのゼウスって事を考えると真相は、ゼウス「うちのヘレネーを嫁にしたいとか言って誘拐したアホが尻尾出したのでちょっとそっちに送り込む。後始末よろ」ハデス「おk」のような気がせんでもないw -- 名無しさん (2017-12-06 17:16:09) - ハデスがオリンポスに出てこなかったのは乱痴気にかまける淫乱放逸神々と顔を合わせたくなかったのかも……アラクネにボロクソに描かれるぐらいだし、殺された人々はハデスのところに送り込まれるわけだし。 -- 名無しさん (2018-05-03 12:21:18) - パズドラでもラブラブなハデスとペルセポネ すき -- 名無しさん (2018-09-07 04:50:29) - ディズニーの彼もヴィランなんだけど、地底で激務押し付けられすぎてひねくれたみたいな描き方されてたような。ゼウスがオリンポスでパーティーやるよ!って来たら忙しくて冥界空けれない、というか過労死しそう・・・みたいなこと漏らしてた(うろ覚え) -- 名無しさん (2018-09-07 06:04:48) - ↑ YouTubeで見たけど、過労死しそうって言ったら周りの神に大笑いされたんだよね。神が過労死とはなって。あれは恨んでも仕方ない。 -- 名無しさん (2019-12-21 13:56:50) - 思えば可愛い嫁さんに忠実な愛犬に有能な臣下達と果報者だろ特に無敵の女王を従えてるのは凄い。 -- 名無しさん (2020-02-01 08:14:48) - 勘違いされがちだが、信仰ではペルセポネがハデスのおまけではなくてハデスがペルセポネ(とデメテル)のおまけがハデスなんだよね。ミケーネ文明の後突然現れて、ゼウスとポセイドン の兄というおいしいポジションに収まった謎の存在。 -- 名無しさん (2020-02-10 13:16:41) - FF14漆黒のヴィランズでラスボスになった!やったねハーデス -- 名無しさん (2020-02-13 20:30:03) - ↑2 元々、その土地土地にあった地母神信仰が支配者となったギリシャによって統合されたって話だね。なので、後になってからも自分の土地の氏神様を良く見せようとする話があったり、反対に貶されてる神話が作られたりする(アレス)とか。 -- 名無しさん (2020-02-13 22:47:12) - ゼウスやポセイドンに比べて女性関係は少ないけどペルセポネという幼妻、ヘカテーという美しく有能な部下(美人秘書?)という萌え属性を抑えた女性が側にいる時点でもう満足なのでは?? -- 名無し (2020-03-11 16:01:01) - ディズニーはウォルト存命時代の短編でハデス(つっても悪の魔王扱いだが)とペルセポネの恋物語を作ってる。ヘラクレスのスタッフも意識してて、ペルセポネをテレビシリーズに出そうとしたけど扱いに困って止めたらしいのよな(再投稿失礼) -- 名無しさん (2020-05-07 15:24:00) - もう上で出てるけどパズドラのハデスとペルセポネラブラブなの微笑ましくてすき -- 名無しさん (2020-05-07 16:09:05) - 中間管理職ハデス -- 名無しさん (2020-05-07 22:09:58) - 弟と比べて信用が段違いだな -- 名無しさん (2020-05-07 23:03:32) - 冥府の人間は -- 名無しさん (2020-07-31 07:01:47) - ↑ほとんど神話に絡まないし、ハデスが常識人なのはFGOみたく死者を活躍させちゃうと話の収拾がつかなくなるから、っていう事情もありそうだな。 -- 名無しさん (2020-07-31 07:03:23) #comment #areaedit(end) }

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