登録日:2024/05/08 Wed 15:00:02
更新日:2025/04/22 Tue 20:58:38
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●概要
◯マーセナリー
身の丈ほどもある大剣を軽々と振るう傭兵。
男性と女性の両方が属するクラス。
物理攻撃に特化しており、高い火力で敵を殲滅する。
男性は剣を肩に担いで前かがみに構えたいかにも荒くれ者の傭兵といった風貌。
女性はハットを被り、腕には派手な飾りを身に着けている。
そしてムッキムキな下半身が目を引く。
筋肉フェチにはたまらない。
◯ランツクネヒト
マーセナリーがクラスチェンジした上級職。
盾を装備可能になり防御力が向上した他、この盾で攻撃を防ぎつつ、受けた怒りで攻撃力を上昇させる。
「ランツクネヒト」とは神聖ローマ帝国の時代に南ドイツ人を中心に構成された傭兵部隊の名称。
語源は諸説あるが、
ドイツ語の「Lands」(自国で)「Knecht」(仕える者)とする物などがある。
史実においては「悪趣味」とも揶揄される腕に取り付けられた派手な装飾品が特徴的で、女性のマーセナリーが下級職の時から身に着けている物がコレ。
男性は盾の他に兜と
マントを身に着け、ヒロイックな姿になる。
プレイヤーからは略して「
つくね」と呼ばれる事もある。
●特徴
◯長所
クラス説明においても「物理火力に特化」と記される通り、物理攻撃力が非常に高い。
アクティブ・パッシブ共に攻撃的なスキルが揃っており、単に素の攻撃力が高いだけでなく反撃スキル等の存在から手数も多め。
さらに攻撃力を高める自己バフや、AP・PP回収の手段まで備えており、攻撃に関連する一通りの行動は全て自己完結で賄える。
列攻撃や前後列貫通などの攻撃手段や状態異常などの搦め手は持たないが、それを補って余りあるほど単体攻撃の性能が高く、単騎での戦闘能力は本作の汎用ユニットの中でもトップクラス。
そのあまりにも苛烈すぎる攻撃への傾倒っぷりから「ゴリラ」と揶揄される事も。
ブレイブスキルの「コールファイター」は友軍ユニットを呼び出して随伴させるという、唯一無二と言ってよい独特な効果を持つ。
汎用性は高くはないが、アイデア次第で意外な活用ができるユニークな性能をしている。
◯短所
一撃の火力は高いものの、命中のパラメータが低い。
そのため、
シーフや
ソードマン等の回避タンク相手には、その自慢の攻撃力も空を切りやすい。
アクセサリーで補強したり、他のユニットからのバフで補ってあげよう。
身軽そうな見た目に反して行動速度は遅い部類。
安定して先制を取れるのは、せいぜい
ホプリタイやグラディエーター程度しかいない。
そのため、基本的には相手の攻撃を受けてから後半に巻き返しを図っていく、後手に回る運用をしていく事になる。
HPは並以上で物理防御はそこそこ高いものの、魔法防御・回避・ガード率が低く、総合的な耐久力はさほど高くない。
屈強な体格から前衛に立たせたくなるが、前衛で攻撃を受け切れるほどの耐久力は無いので配置場所には注意が必要。
物理攻撃を無効化しつつAPを回収出来る「パリィ」のスキルがついている盾「パリングシールド」との相性が良い。
ランツクネヒトに昇格させ盾が装備可能になったら、優先的に装備させてあげると物理盾として前衛もある程度任せられるようになる。
総じて、全てを火力の一点のみに捧げた、かなり前のめりな性能の超攻撃型クラス。
シンプルな性能故に任せる役割もハッキリしているので使い方が分かりやすく、組み込めば部隊の火力を高める事に大きく貢献してくれる。
上手く運用できれば敵部隊を1人で壊滅させる事も夢ではないポテンシャルを秘めた爆発力の高いクラスである。
●スキル
◆アクティブスキル
敵単体を攻撃する。
特別な効果は無いが、下級職のAP消費1スキルの時点で無条件に威力150を叩き出すマーセナリーの主力技。
状況に左右されず、常に高い火力を維持できる。
敵単体を攻撃し、倒した場合はAPを+1する。
名称が異なるだけで性能は
ナイトや
ウォーリアの「アサルト」系スキルと同等。
虫の息になった敵をこの技で殴り飛ばしていけば、APを回収しさらに攻勢を仕掛けられる。
HPの低い敵に的を絞って発動する設定がオススメ。
ランツクネヒトになると習得できる、敵1体を2連続で斬りつけるスキル。
1発の威力は70で敵の現在HPが多いほど威力が上がり、最大で60上昇する。
最大打点は260にもなり、文句なしに本作最大クラスの火力となるランツクネヒトの
必殺技。
ただ、条件を満たしていない場合の威力はメガスラッシュに劣り、AP消費も2と重め。
最大限活用するならHPの高い敵に的を絞るように設定したい。
◆パッシブスキル
味方が攻撃を受けた際に敵に反撃し、攻撃が命中するとPPが+1される。
威力75に命中倍率が90%と性能は少し低いが、命中さえすればノーコストで敵を殴り返せる。
発動条件も緩く、前衛のタンク役が攻撃を肩代わりするだけで発動し、同時発動制限も無いため、マーセナリーを複数人編成しておくと、入れ替わり立ち代わり次々に相手を殴りつける波状攻撃が可能。
その火力は生半可な耐久のユニットでは到底耐え凌ぐのは困難を極める。
ハスカールと同じ部隊なら特に行動速度を調整せずとも、
- 敵の攻撃
- ハスカールが「フレンジー」で反撃(敵の物理防御-15%)
- マーセナリーが「フォロースラッシュ」で反撃
…と動くため、適当に同じ部隊に入れるだけでシナジーを発揮できる。
当然ながらハスカールの防御デバフが入った所に、マーセナリーのアクティブスキルが入ればタダでは済まない。
なおタンク役が回避した場合にはフォロースラッシュは発動しない。
このスキルで手数を稼ごうという場合は、回避タンクではなく
ホプリタイ等の耐久力で受けるタンクと組ませるほうが良い。
また、フォロースラッシュが当たらなかった場合はPPの補充ができない。
このスキルを軸にするなら、マーセナリーの低めの命中を装備品やバフなどで底上げしておきたい。
命中するだけでPP回収するため反撃スキルの中でも発動機会が多く、反撃スキルの威力を強化するアクセサリーをつけるのも強力。
ランツクネヒトになると習得できる。
敵の攻撃を中ガードで防ぎ、攻撃を受けた怒りを燃やして物理攻撃力を20%アップする。
比較的満たしやすい条件でバフをかけられるが、ランツクネヒトの耐久力はそれほど高くないので、前衛で攻撃を受け続けるのにはあまり向かない点には注意。
ランツクネヒトになると習得できる。
自身がアクティブスキルを使用した際にAPを+1、物理攻撃力を20%アップ、行動速度を+20する。
PP2と引き換えに、AP1を補填しつつバフもかけるランツクネヒトの手数と火力を支えるスキル。
遅めな行動速度も補えるため、先手を取らせたいならこれを見越して素早さを補強するアクセサリを装備する事も一考の余地に入る。
フォロースラッシュを軸にしている場合、下手にこのスキルを発動し自身のPPが枯渇するとフォロースラッシュが発動しなくなってしまうので注意。
ランツクネヒトのPPを3以上に底上げした上で、ブルフォースの発動条件を「自身のPP3以上のとき」に設定しておけば、フォロースラッシュ用のPPを確保しつつブルフォースも狙える。
◆ブレイブスキル
自身に追従する傭兵部隊を友軍として呼び出す。スタミナは3でこれが尽きると撤退する。
呼び出される友軍のレベルは敵のレベルと同じ。敵のレベルが自軍より高いようなステージでは救世主になりえる。
ランツクネヒトになると「コールアーチャー」を覚えて弓兵も呼び出せるようになる。彼らにはアシスト射撃をさせることも可能。
他のクラスのブレイブスキルと比較してもユニークな効果を持つスキル。
傭兵部隊の内訳は敵のレベルが上がるにつれて強力になっていき、序盤のステージでは「ホプリタイ・ハスカール・マーセナリー」の3人構成だったのが、最終盤では「カタフラクト×2・ランツクネヒト×2・ワイバーンルーラー」のような5人構成の豪勢な部隊になっていく。
- 接敵前の様子見として先行させる
- 見張り台や森の中に向かって進軍させ、敵の伏兵を釣り出す
- 自軍の代わりにマジックマインやトラバサミを踏ませて撤去させる
…等々、自軍の損耗を肩代わりしてもらうような運用が可能。
アシスト射撃の有無で乱数が変わる(=戦闘結果が変化する)ことを利用した、乱数調整要員にも使える。
●キャラクター
コルニアの地方領主に仕える剛腕で知られた女性傭兵。
彼女が仕えている主は穏健な人物で、ゼノイラの侵攻に際しても民に手を出さない事を条件に無抵抗で降伏した。
しかし、日々酷くなっていく搾取に対して我慢の限界に達し、ベレニスを介してゼノイラに変わって自分の領地を任せられる人物を探していた。
アレインがそれに値するかを測るために模擬戦を行い、彼に敗れた事で実力を認めると共にベレニスも解放軍へと加入する。
かつては灰青騎士団に所属する騎士であり、クライブとは同僚の間柄だったが、ある事情で騎士の位を剥奪された過去を持つ。
ドラケンガルド出身の傭兵で三毒傭兵団の団長。
「勝馬に乗るのだけは上手い」という自負を持っており、ゼノイラの侵攻にいち早く呼応して多数の仕事を請け負い、傭兵でありながら騎士叙勲を受けた世渡り上手な男。
自分が成り上がるためには味方さえ躊躇無く使い捨ての駒にする卑劣漢に思われるが、あくまでも「コイツなら盾にしても大丈夫だろう」という目論見の元で行っている節がある。
しかし、ゼノイラ側に就いても旨味が無い事を感じていた矢先、ドラケンガルドへと進出した解放軍を目の当たりにし、その実力を試すために城塞都市アドプティで激突。
結果は敗北して処断もやむ無しという状況だったが、アレインの実力と人柄に将来性を見出し、口八丁で自らを売り込んで解放軍へ加入する。
元流刑地であるドラケンガルドの砂漠地帯を拠点とする盗賊団の首領。
強盗や傭兵稼業を生業としているが、王宮の近衛騎士であるグロスタや近隣の盗賊団とは良好な関係を築いており、粗暴な者の多い砂漠の民の中では比較的思慮深い人物だった。
しかし、ゼノイラの侵攻を境に豹変し、その支配下に入ると同じ砂漠の民達に暴虐を働くようになる。
彼と旧知の仲だったオーバンはこれが支配の術によるものではと疑い、アレインに浄化を依頼。
彼が率いるゼノイラの軍勢を蹴散らした後に、案の定、術で操られていた事が分かりアレインの手によって術から解かれ、その恩に報いるため解放軍に加わる。
オーバンとは顔を合わせる度に「借金を返せ」と迫る気のおけない間柄。
自身が術で洗脳されていた間、変わりに盗賊団をまとめていたリーザは実の妹にあたる。
「旦那、追記・修正するか?」
- ジェレミーは強かに生きようとしているがより器が大きい者に振り回されてる感は否めない。指輪イベントは最たるもの。 -- 名無しさん (2024-05-08 18:24:32)
- 後半に行くに従って無法なクラスや装備が増えていく中、あまりにもまともに戦っているせいで割を食っているクラス。そもそも遅いので動く前に大体敵が壊滅してたり。 -- 名無しさん (2024-05-08 21:46:52)
- とはいえ物理特化職の名前は伊達じゃない。バスタードクロスしたらだいたいだれか死ぬし、迂闊に手を出せばフォロースラッシュの雨でボコボコに殴り返される…あれ?敵としての手ごわさばっかり浮かんでくるな… -- 名無しさん (2024-05-09 00:56:15)
- 高攻撃力のおかげで本来苦手な騎馬兵も簡単にねじ伏せるから、実質騎馬兵特攻持ちとも言える。盾で一回なら騎馬兵の攻撃も耐えるし。 -- 名無しさん (2024-05-09 11:48:27)
- 脚がムキムキなことよりも得物がフランベルジュになってることに目を引かれた -- 名無しさん (2024-05-09 17:48:36)
- コールファイターはマジックマインを踏ませて処理させるという鬼畜な使い方もある -- 名無しさん (2024-05-10 20:39:01)
- ↑基本的にはマップ上の障害物とか敵を削るのに使うからそれでいいんだ。 オーバン「傭兵なんてどうせ使い捨てさ…」 -- 名無しさん (2024-05-11 02:01:00)
- ↑人の心があるならせめてカタフラクトのフォートレスにしてあげてくれ。解けたらホドリックとかが吹っ飛ぶけど(1敗 -- 名無しさん (2024-05-11 02:43:50)
- マーセナリーだがFEのマーシナリー(傭兵系)のようなバランス系ではなく、低耐久・鈍足・ノーコンだが当たればデカイの戦士系に近い。フォロースラッシュでガンガン殴ってくるのであっちの戦士系のように攻撃回数で劣る一発屋という印象は無いけど。 -- 名無しさん (2025-01-05 09:07:27)
- ネームドは3名いるが成長タイプの違いでベレニスは命中、ジェレミーは行動速度、マゼランは物攻に優れる。ベレニス→フォロースラッシュを堅実に当てる・ジェレミー→ブルフォースを活かして上から殴る辺りが思いつくが、マゼランはシンプルなパワーファイターで何をさせたら良いかかえって迷う。チェイスでも外付けしてみる? -- 名無しさん (2025-02-08 09:46:26)
- ↑自分は同郷編成でオーバンにガード不可を付与して貰ってグロスタやリーザが撃ち漏らした奴らをキリングスラッシュで刈り取っていく編成にして遊んでけど、ハマると面白いように敵が吹き飛んでいくからおすすめ -- 名無しさん (2025-04-22 20:58:38)
最終更新:2025年04月22日 20:58