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宇宙獣神 ゴード - (2015/06/28 (日) 23:15:24) の最新版との変更点
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宇宙獣神 ゴードとは
『[[ウルトラセブン]]』『宇宙人15+怪獣35』に登場した怪獣の事である。
生き残ったレッドキング、ペギラ、ジェロニモン、ネロンガ、エレキングの五大怪獣の猛攻の前に力尽きるセブンの前に宇宙から現れた謎の大怪獣。
ライオンの様な顔と光り輝く金色の翼とボディが特徴。
五大怪獣を一瞬で倒し、セブンに見送られながら宇宙に帰っていった。
追記・修正お願いします。
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……さて、本題に入ろう。
この項目を見た多くの人は
「何寝言言ってだ。ウルトラセブンにそんなエピソードと怪獣は存在しねぇよ」
と思っただろう。
それもそのはず、この怪獣は『ウルトラセブン』没脚本に登場した怪獣だからである。
まず先に『宇宙人15+怪獣35』とは何なのか書こう。
『宇宙人15+怪獣35』とはウルトラセブン第43話、監督を故・[[実相寺昭雄]]氏、脚本を[[上原正三]]、川崎高(脚本執筆時の実相寺昭雄の別名義)両氏でやる予定だった没脚本である。(本当の第43話は第四惑星の悪夢)
話の内容を簡単に説明すると、
月夜の中、地球に来襲した[[バルタン星人]]を追跡したセブンは、地球に接近する怪獣群と出くわして対戦。
怪獣たちを倒すが自らも倒れてしまう。
その隙を突き、次々と地球に現れる怪獣軍団。
これは地球侵略に失敗した15人の宇宙人たちと今までに敗れ去った35匹の怪獣を蘇生させて結成した「宇宙連合軍」であった。
この情報をピグモンから得た地球防衛軍は、宇宙連合軍の地球侵略を阻止すべく行動を開始するが、怪獣軍団の前に壊滅寸前。
[[モロボシ・ダン]]は傷ついた体に鞭をうち、セブンに変身。
[[カプセル怪獣]]も総動員しセブンは決死の覚悟で怪獣軍団に立ち向かっていくのだった。
といった内容である。
登場する宇宙人・怪獣は判明している中でも、
[[バルタン星人]]、[[メフィラス星人]]、ペガッサ星人、ゴドラ星人、[[スペル星人>遊星より愛をこめて(ウルトラセブン)]]、イカルス星人、ボーグ星人
ケロニア、ギガス、ギャンゴ、キーラ、ウー、[[レッドキング]]、テレスドン、ジェロニモン、ペギラ、[[スカイドン]]、ザンボラー、サイゴ、ゴルゴス、トドラ、ネロンガ、ギラドラス、ガンダー、[[エレキング]]、ゲスラ、ペスター、ウインダム、アギラ、ピグモン、ゴード、
といった壮そうたるメンバーで、
昭和版『[[ウルトラ銀河伝説>大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』と言っても差し支えない内容である。
この脚本について後年、実相寺昭雄氏と共に脚本を書いた上原正三氏が語っているのだが……
ウルトラセブンの終盤、円谷プロの経営の悪化で赤字が累積、低予算での製作を余儀なくされるのだが、
この両氏&bold(){はちまちまとした製作現場に不満を覚え、これまで作ってきた怪獣を総動員するというド派手な花火で暗い空気をぶち壊そうとし、ダメ元でこの脚本を執筆した}という。
当たり前だが通る筈もなく、低予算でも出来る「第四惑星の悪夢」が採用された。
こうして没になった『宇宙人15+怪獣35』とゴードはそのまま歴史の闇に葬られ、濃いセブンオタクしか知られない存在になる筈であった。仮に実現していた場合、現在欠番の「遊星より愛をこめて」に登場しているスペル星人が登場しているため、この話も揃って欠番になっていた可能性がある。
しかしその四十年後、突如その存在が浮かび上がる。
2007年12月30日発行の「フィギュア王No.118」実相時昭雄監督の一周忌特別企画「誰も知らないウルトラセブン」にて、
ゴードの立体化とウルトラセブン放送当時コミカライズを担当していた一峰大二先生による書き下ろし新作『宇宙人15+怪獣35』が載せられたのである。
この際、ゴードの設定が少々変更され体色が金から銀になった。
漫画『宇宙人15+怪獣35』内ではセブン上司(一峰大二先生のセブン上司は[[アイスラッガー]]にノコギリ状の刃が付いてる)と共に登場。
力尽きたセブンを蘇生し共に宇宙に帰っていった。
脚本段階ではいなかったパンドンやダンとアンヌの別れなどが書かれており、
[[史上最大の侵略]]とミックスしたウルトラセブンのif最終回としての側面もある。
余談だが、上原正三氏は没になった脚本のアイデアは[[ジャスピオン]]最終回に使ったとの事。
フィギュア王NO.118を手元に置きながら追記・修正お願いします。
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- なぜ文体がなまってるだ。 -- 名無しさん (2014-06-14 01:00:36)
- 他のはともかく、ネロンガは5大怪獣と呼ばれるほどの実力はなさそうだけどなぁ…透明になってずっと隠れてたのか? -- 名無しさん (2014-09-28 00:17:55)
- 一峰版セブンは最終回がメトロンだかガッツだかで尻切れトンボだったからだっけ? -- 名無しさん (2015-04-01 02:21:34)
- ↑一峰版セブンの最終回は原作と同じく「史上最大の侵略」 なお、この話のキリヤマは非常事態とはいえ満身創痍のダンに「ただちにウルトラセブンに変身してゴース星人を倒せ」という非道な発言を行っている -- 名無しさん (2015-06-28 23:15:24)
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&bold(){宇宙獣神 ゴード}とは、『[[ウルトラセブン>ウルトラセブン(作品)]]』のエピソード「宇宙人15+怪獣35」に登場した怪獣である。
蘇った宇宙人連合により蘇生された怪獣軍団により東京は壊滅状態になり、[[ピグモン]]の提案した怪獣ファイト作戦で同士討ちさせ、[[アギラ]]と[[ウインダム]]も投入、自身も[[セブン>ウルトラセブン]]に変身して怪獣軍団と戦う[[ダン>モロボシ・ダン]]。
最終的に生き残った[[レッドキング]]、[[ペギラ]]、[[ジェロニモン]]、[[ネロンガ]]、[[エレキング]]の五大怪獣の猛攻の前に力尽きるセブンの前に宇宙から現れた謎の大怪獣。
ライオンの様な顔と光り輝く金色の翼とボディが特徴。
五大怪獣を一瞬で倒し、セブンに見送られながら宇宙に帰っていった。
追記・修正お願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
}
#include(テンプレ3)
……さて、本題に入ろう。
この項目を見た多くの人は
「何寝言言ってんだ。ウルトラセブンにそんなエピソードと怪獣は存在しねぇよ」
と思っただろう。
それもそのはず、この怪獣は&bold(){『ウルトラセブン』没脚本に登場した怪獣}だからである。
まず先に「宇宙人15+怪獣35」とは何なのか書こう。
「宇宙人15+怪獣35」とは、『ウルトラセブン』第43話を想定して、監督を故・実相寺昭雄氏、脚本を[[上原正三]]、川崎高(脚本執筆時の実相寺昭雄の別名義)両氏でやる予定だった没脚本である(実際に製作された第43話は「[[第四惑星の悪夢>ロボット長官]]」)。
話の内容を簡単に説明すると、
月夜の中、地球に来襲した[[バルタン星人]]を追跡した[[セブン>ウルトラセブン]]は、地球に接近する怪獣群と出くわして対戦。
怪獣たちを倒すが自らも倒れてしまう。
その隙を突き、次々と地球に現れる怪獣軍団。
これは地球侵略に失敗した15人の宇宙人たちと今までに敗れ去った35匹の怪獣を蘇生させて結成した「宇宙連合軍」であった。
この情報を[[ピグモン]]から得た地球防衛軍は、宇宙連合軍の地球侵略を阻止すべく行動を開始するが、怪獣軍団の前に壊滅寸前。
[[モロボシ・ダン]]は傷ついた体に鞭をうち、セブンに変身。
[[カプセル怪獣]]も総動員しセブンは決死の覚悟で怪獣軍団に立ち向かっていくのだった。
といった内容である。
登場する宇宙人・怪獣は判明している中でも、
[[バルタン星人]]、[[メフィラス星人]]、[[ペガッサ星人]]、[[ゴドラ星人]]、[[スペル星人>遊星より愛をこめて(ウルトラセブン)]]、[[イカルス星人]]、[[ボーグ星人]]、
[[ケロニア>ケロニア(ウルトラ怪獣)]]、[[ギガス>ギガス(ウルトラ怪獣)]]、[[ギャンゴ>ギャンゴ(ウルトラ怪獣)]]、[[キーラ>キーラ/サイゴ(ウルトラ怪獣)]]、[[ウー>ウー(ウルトラ怪獣)]]、[[レッドキング]]、[[テレスドン]]、[[ジェロニモン]]、[[ペギラ]]、[[スカイドン]]、[[ザンボラー]]、サイゴ、ゴルゴス、[[トドラ>トドラ(ウルトラ怪獣)]]、[[ネロンガ]]、[[ギラドラス>シャプレー星人]]、[[ガンダー>ポール星人]]、[[エレキング]]、[[ゲスラ]]、[[ペスター]]、[[ウインダム]]、[[アギラ]]、[[ピグモン]]、ゴード、
といった錚々たるメンバーで、
昭和版『[[ウルトラ銀河伝説>大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』と言っても差し支えない内容である。
この脚本について後年、実相寺昭雄氏と共に脚本を書いた上原正三氏が語っているのだが……
『ウルトラセブン』の終盤、円谷プロの経営の悪化で赤字が累積、低予算での製作を余儀なくされるのだが、
この両氏は&bold(){ちまちまとした製作現場に不満を覚え、これまで作ってきた怪獣を総動員するというド派手な花火で暗い空気をぶち壊そうとし、ダメ元でこの脚本を執筆した}という。
当たり前だが通る筈もなく、低予算でも出来る「第四惑星の悪夢」が採用された。
こうして没になった「宇宙人15+怪獣35」とゴードはそのまま歴史の闇に葬られ、後年は関連書籍でたまに紹介されるに留まり、濃いセブンオタクしか知られない存在になる筈であった。
仮に実現していた場合、[[現在欠番>封印作品]]の「遊星より愛をこめて」に登場しているスペル星人が登場しているため、この話も揃って欠番になっていた可能性がある……といっても前述通り、ほぼ没前提の脚本ではあったが。
しかしその40年後、突如その存在が浮かび上がる。
2007年12月30日発行の『フィギュア王No.118』に掲載された、実相時昭雄監督の一周忌特別企画「誰も知らないウルトラセブン」にて、
ゴードの立体化と、『ウルトラセブン』放送当時コミカライズを担当していた一峰大二先生による&bold(){書き下ろし新作漫画「宇宙人15+怪獣35」}が載せられたのである。
脚本上のみの存在で外見すら覚束なかったゴードの姿も、『セブン』後半の怪獣・宇宙人を担当した池谷仙克氏の手により改めてデザインされた((2022年12月に刊行された池谷氏の画集『池谷仙克アートワークス』に掲載。))。
ちなみにこの際、ゴードの設定が脚本から少々変更され、体色が金から銀になった。
漫画「宇宙人15+怪獣35」内では[[セブン上司]](一峰大二版セブン上司は[[アイスラッガー]]にノコギリ状の刃が付いている)と共に登場。力尽きたセブンを蘇生し共に宇宙に帰っていった。
脚本段階ではいなかった[[パンドン]]やダンとアンヌの別れなどが書かれており、
本来の最終回「[史上最大の侵略」とミックスした『ウルトラセブン』のif最終回としての側面もある。
余談だが、上原正三氏は没になった脚本のアイデアは『[[巨獣特捜ジャスピオン]]』最終回「手をつなぐ全銀河の人類たち」に使ったとの事。
この漫画は2017年にマイナビ出版より刊行された書籍『ウルトラセブン 宇宙人たちの地球侵略計画 彼らはどうして失敗したのか』にも再録されている。
余談だが、一峰大二版以前にも漫画家えびおそうじがこの話を個人的にコミカライズしており、ゴードの断片的な情報から描かれたのは
&bold(){[[宇宙から飛来した光の翼>ウルトラマン]]が融合した[[他社の「GOD」>ゴジラ]]}というとんでもないもの。
海外では言葉の壁もあって[[別の漫画>怪獣王ゴジラ(漫画)]]に登場した&bold(){キングゴジラ}と混同されてることもあるとか…
「宇宙人15+怪獣35」掲載の書籍を手元に置きながら追記・修正お願いします。
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- なぜ文体がなまってるだ。 -- 名無しさん (2014-06-14 01:00:36)
- 他のはともかく、ネロンガは5大怪獣と呼ばれるほどの実力はなさそうだけどなぁ…透明になってずっと隠れてたのか? -- 名無しさん (2014-09-28 00:17:55)
- 一峰版セブンは最終回がメトロンだかガッツだかで尻切れトンボだったからだっけ? -- 名無しさん (2015-04-01 02:21:34)
- ↑一峰版セブンの最終回は原作と同じく「史上最大の侵略」 なお、この話のキリヤマは非常事態とはいえ満身創痍のダンに「ただちにウルトラセブンに変身してゴース星人を倒せ」という非道な発言を行っている -- 名無しさん (2015-06-28 23:15:24)
- ↑ただし自分もセブンにとどめを刺そうとするパンドンにUH1号で特攻して、一命はとりとめたがそれなりダメージを負った…のも書いとかないとフェアではない。 -- 名無しさん (2015-10-06 13:44:50)
- いつかこの怪獣が映像に出る時が来るのか……。 -- 名無しさん (2015-10-06 14:06:15)
- ↑ちょっと設定いじればオーブ辺りには出せそうだよね -- 名無しさん (2016-08-11 00:06:00)
- 漫画版だと上記に加えてチブル星人 ザンパ星人 バド星人(シャプレー星人?) サロメ星人 ケムラー ガブラ 恐竜戦車 リッガー ぺテロ パンドン ミクラス ゴルダーが出てるらしい -- 名無しさん (2017-02-17 05:58:30)
- カプセル怪獣、ピグモン、ゴードはたぶん宇宙人15+怪獣35には含まれないよね -- 名無しさん (2017-02-25 23:40:29)
- どう -- 名無しさん (2017-02-25 23:53:30)
- (訂正)どう言い繕っても、ゴードは味方側の怪獣には見えない -- 名無しさん (2017-02-25 23:54:05)
- 一峰センセのゴードは上司が一緒についてるのもあってなかなか威厳がある -- 名無しさん (2018-04-29 10:36:04)
- 仮にウルトラ怪獣擬人化計画に出たら、GIRLSの司令官あたりになっててほしい -- 名無しさん (2022-07-17 19:49:08)
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