Ξガンダム

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&font(#6495ED){登録日}:2009/12/03(木) 02:09:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){体制に含まれた毒は、浄化されなくちゃいけないんだよ!}} Ξガンダムは「[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]」で活躍した大型MSである。 名前の由来は、かつての[[NT>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]戦士[[アムロ・レイ]]が最後に使用した機体、 [[νガンダム]]を引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字''ν''の次の''Ξ''がつけられた。 ちなみに、Ξは「クスィー」と発音する。 *緒元 型式番号:RX-105 所属:反地球連邦政府組織(マフティー) 建造:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] 生産形態:[[試作機]] 頭頂高:26.0m 本体重量:32.0t 全備重量:80.0t ジェネレーター出力:3,980kw スラスター推進力:160,000kg センサー有効半径:30,000m 推進機関:ミノフスキークラフト 装甲材質:ガンダリウム合金 **《武装》 バルカン砲×2 [[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]×2 [[ビームライフル]] メガ粒子砲×2 ファンネルミサイル ミサイルランチャー 大型ミサイル **主な搭乗者 [[マフティー・ナビーユ・エリン]] *機体解説 宇宙世紀0104年、秘密結社「マフティー」がアナハイム社に極秘裏で発注した、当時最新鋭の第5世代MS。 30m級の機体としては[[オデュッセウスガンダム>オデュッセウスガンダム/ペーネロペー]]に続く2機目のミノフスキークラフト搭載機である。 高速飛行時は、ビームバリアを機体全面に展開。 進行方向に波形を変えたビームを放射することによって、大気の干渉を減散させる。 これにより、機体全体が発光するかのような様相を呈し、確認されている限りでは戦闘機並みのマッハ2を超える速度で飛行が可能。 ただしこのビームバリアはあくまで空気抵抗削減用であり、防御に転用できるほどの出力は無い。 小説では[[ペーネロペー>オデュッセウスガンダム/ペーネロペー]]とは違い非変形で完全独立飛行ができるという設定だが、後付け設定のゲーム等ではフライトフォームと呼ばれるウイングを展開した状態で飛行することが多い。 頭部にサイコミュを搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。 武装面においても充実しており、ビームライフルは旧来の倍以上の初速を誇っている。また後付け設定で肩部には大出力のメガ粒子砲二基を搭載する。 機体各所には多数のミサイルランチャーが設置されており、爆撃能力も有している。腰背部にはオプションの大型ミサイルポッドを追加可能。 シールドも標準装備。 当時最先端の[[サイコミュ兵器>オールレンジ攻撃]]であるファンネルミサイルも搭載しており、実弾ではあるがサイコミュ兵器を大気圏内でも思念操作、運用することも可能である。 ……とよく言われているが、そもそもファンネルが大気圏内では使えないという設定は公式で明言された事は無く、 それどころかユニコーン系列を除く宇宙世紀のガンダム((ただし、ユニコーンでもシャンブロがリフレクタービットを大気圏内で使用していたりするため、宇宙での戦闘に慣れていると重力の有無にとまどって操作しづらい程度と思われる))では元々大気圏内でも普通に使われている(宇宙世紀以外に関してはマチマチだが、絶対に使用できないケースは少ない)。 確かなのは、ミノフスキー粒子に影響されない手動誘導ミサイルであること。 性能、火力共に極めて高い機体に仕上がり、連邦の部隊に比べ戦力的に劣る秘密結社マフティーのまさに主戦力であり切り札ともなりうる機体である。 **【ミノフスキークラフト】(ミノフスキーエンジン) このΞガンダムに搭載されているミノフスキークラフトは、ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、 擬似的に反重力にさせ物体を浮遊させる技術で、主に大型戦艦や航空機的な形状ではないMAに搭載されている。 当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型だったため、艦船やMAに限られていたが、 小型化に成功するとMSにも運用することが可能になり、Ξガンダムやペーネロペーに採用された。 それでも当時の技術力では大型装置である事には変わりないため、搭載されたΞ、ペーネロペーのどちらも30m級のMSになってしまった。 大きさに触れたが、Ξガンダムは[[デンドロビウム>ガンダム試作3号機/試作3号機ステイメン]]を除いて歴代主役ガンダムの中で最も巨大であり、 小型MSであるF91やVガンダムと比較すると&bold(){約2倍もの凄まじい体格差がある。} そのため重MSだと思われがちだが本体は意外と軽く、[[Sガンダム]]より軽かったりする……といってもこれは比較対象が悪い気がする。 **《劇中の活躍》 アナハイムでΞガンダムが完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。 搭乗者であるマフティーがインドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領。直後に追撃してきたレーン・エイムの乗るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。 その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃など多大な成果を挙げた。 宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、法案の破棄を要求し会場を襲撃。 その際、Ξガンダムは因縁のレーン・エイムの駆るペーネロペーと再び激突した。互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。 やがてΞガンダムが優勢になるものの、会場周辺に設置されたビーム・バリアーにより機体は焼き尽くされ機能停止、パイロットは捕虜となり機体は連邦軍に回収されてしまう……。 そして会議は続行され、法案は可決された。 ここから閣僚が地球をリゾート地にしているF91の時代へと続いていくことになるのであった。 **《ゲームでの活躍》 元々は小説由来ということもあり知名度は低めだったが、 ゲーム「SDガンダム G GENERATION F」で作品ごと抜擢されて以後はシリーズ常連となったこともあり、広く知られるようになっていった。 [[ガンダムバトルシリーズ]]にも、パイロット「マフティー」、ペーネロペーと共に登場。 機体が大きいのでやや使いづらいがファンネルミサイルが鬼畜。 Gジェネでは、空・宇宙適性共にAで移動力は&font(#ff0000){破格の9}と高性能(ワールド以降は8に下がった)。 また、この度まさかのフルブースト参戦が決まった コストは3000で豊富な武装と特格で高速移動モードになり、格闘が強化される機体な様である。 普通に再現すると他の機体とのサイズ差が半端ではない。 [[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]]ではアクシズの脅威Vから参戦。旧作で言う[[キュベレイ>キュベレイ(MS)]]ポジション。 ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。 連邦系最強のモビルスーツであり、運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。 サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。 大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上する。 最高のNTであるカミーユやアムロを乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。 ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。 実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしか無い。 細かい所だが、原作と違って設定ミスなのかファンネルミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。 さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば… [[スパロボ>スーパーロボット大戦]]では『[[V>スーパーロボット大戦V]]』において初参戦。 MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、カスタムボーナスも含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。 (同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える) また、中盤になると必殺技として移動後射撃攻撃である高機動攻撃、撃墜数条件とレーン・エイムとのイベント条件を満たすことによりマップ兵器版のミサイルポッドが解禁される。 実は原作、Gジェネ、GFFでデザインが違う。 GジェネとGFFデザインの違いは本当に微妙なものだが、原作デザインと比べると結構違う。 現在のクスィーとオデュッセウスの設定画はGジェネ参戦に伴い描き起こされたものである。 **《立体化》 立体化にも恵まれておらず、一般に手に入れやすいものではGFFしかない。 せめてHGUCでの展開を期待したい。 %%がそのライバル機の方が先にHGUC化されることに。UCを含めればグスタフ・カールにも先を越されている。%% まあ、発売されても高額になること間違いないが…。 2013年に[[ROBOT魂]] <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。 またBB戦士でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。 2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。 フライトモードへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。 ニコニコ動画にMGでこの機体を作る動画がある。 見ればこの機体の大きさが分かるだろう。 また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。 ……コメント投稿を勧告《かんこく》する! 抵抗するならば、頭上から追記・修正する! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - OVAユニコーンの最後にチラッと出てきそうな予感が -- 名無しさん (2013-08-10 18:49:01) - 軍には外付け必須の未完成品あげといてテロリストに完成品をあげるアナハイムぇ…… -- 名無しさん (2013-08-10 18:56:00) - ↑そりゃ平和な時には働かない軍より何時もフル稼働な人達の方が……ねぇ……w -- 名無しさん (2013-08-10 18:59:31) - ペーネロペーは未完成じゃねぇよ -- 名無しさん (2013-08-19 12:08:10) - なんか裃を着たボディビルダーみたいな末端肥大のフォルムが時代を感じさせる -- 名無しさん (2013-08-19 15:04:14) - 名前の由来なんだが、何故テロ機体につけたんか? -- 名無しさん (2013-11-30 23:40:09) - 表向きは強奪(笑)かな -- 名無しさん (2013-12-03 17:56:26) - BB戦士だけど、キット化おめでとう。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:40:04) - 名前にガンダム付けてマフティーの正当性をアピールしてるんだと思う。連邦側からはあくまでガンダムもどきとしか言われてなかった -- 名無しさん (2014-01-16 02:35:26) - 完成機をテロへ。シナンジュ・スタインが可愛く見えるなw -- 名無しさん (2014-02-27 13:07:53) - 今のオールガンダムプロジェクト基準で発売されたらそこまで高くないと思う。 せいぜいサイコぐらいの値段だろ。 -- 名無しさん (2014-02-27 13:14:20) - Gジェネはいい加減通常ミサイルやメガ粒子砲を使えるようにしてあげて -- 名無しさん (2014-03-05 21:12:52) - テロリストに高性能な機体を渡し、戦争を拡大して新兵器開発のニーズとシェアを増やすとは。さすがアナハイム、やることが汚いなぁ。 -- 0238 (2014-03-05 21:35:32) - 読めるかぁ! -- 名無しさん (2014-03-05 21:40:36) - 破片爆弾とか、音速であることの利点を生かした兵器もあったな -- 名無しさん (2014-03-17 16:09:04) - 多分宇宙じゃ目立ってしょうがないだろうなw -- 名無しさん (2014-07-18 19:03:53) - νの後継機を名乗るけど関連性は皆無なんだよね -- 名無しさん (2014-07-18 19:20:51) - 胸の出っ張りは何なの? -- 名無しさん (2014-09-23 18:49:59) - TVに出ていたら絶対ガキ共から「くせーガンダム」って呼ばれてただろーな。 -- 名無しさん (2014-12-07 19:17:44) - 戦闘が高速戦・・・GジェネFでみたムービーがすごかったの今でも覚えてるな -- 名無しさん (2014-12-08 08:01:12) - ガンダム総選挙優勝&BFT出演決定おめでとう! -- 名無しさん (2015-01-22 09:40:22) - ↑遂に映像で動くとこがみれるのか! -- 名無しさん (2015-01-23 18:32:33) - 他のガンダムよりもデカイ筈なのに他のガンダムよりも速いイメージがある。流石にV2には敵わないけどね -- 名無しさん (2015-08-18 01:30:22) - 閃ハサ上巻の表紙で「ハサウェイはワシが育てた」みたにな風格で誇らしく胸張ってるクスィーくんクッソ可愛い -- 名無しさん (2016-02-04 18:53:08) - Gジェネは寧ろ機動力でペーさんと差分化すべきでは? -- 名無しさん (2016-02-27 10:25:23) - スパロボ最新作Vに参戦が決定。果たしてどうクロスオーバーされるのか。 -- 名無しさん (2016-06-09 19:10:12) - ↑つっても機体参戦のみっぽいから新型ですよくらいじゃない? -- 名無しさん (2016-06-11 10:41:40) - ↑というか、ΖとΖΖと逆シャアとUCと閃ハサとクロスボーン3部作が同時参戦って久々に宇宙世紀ガバガバ過ぎてどうなってるのかさっぱりわからないw -- 名無しさん (2016-06-11 12:26:15) - 1年戦争長々引っ張ったスパロボもあるから… -- 名無しさん (2016-09-08 14:53:25) - MS恐竜化の最終形であり、ZZの遺伝子を受け継ぐマッチョ機体だからな。SRWVではクロスボーンとの機体サイズ差が(表現はされないけど)凄いことになってるはず。 -- 名無しさん (2016-12-07 16:28:07) - VSシリーズだと子供と大人くらいの差があるな -- 名無しさん (2016-12-07 18:18:23) - 今じゃペーネロペー共々立体化も多くて珍しくなくなったという、プラキットは海外販売のものしかないが -- 名無しさん (2017-03-01 13:26:57) - マン・マシーンの原型? -- 名無しさん (2017-03-13 21:04:03) - お寒いネタが書かれていたので削除訂正しました。 -- 名無しさん (2017-06-25 20:31:37) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/03 Thu 02:09:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,30){……我々はマフティーの名前のもとで、クスィーガンダムとともに、連邦政府と戦うのは、組織におぼれた人びとを粛正する目的があるからです}} #center(){&blankimg(Ξガンダム.webp,width=640,height=360)} #right(){&sizex(1){画像出典:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 2021年6月11日公開配給松竹より&copy;サンライズ}} &ruby(クスィー){Ξ}ガンダムとは小説及び劇場アニメ映画『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』に登場した[[ガンダム・タイプ>ガンダムタイプ・モビルスーツ]]のモビルスーツで、同作の主役機体である。 #region(目次) #contents #endregion *《諸元》 型式番号:RX-105 所属:地球連邦政府組織([[マフティー・ナビーユ・エリン]]) パイロット:マフティー・ナビーユ・エリン(ハサウェイ・ノア) 建造:[[アナハイム・エレクトロニクス社]] 生産形態:[[試作機]] 頭頂高:26m 本体重量:32t 全備重量:80t ジェネレーター出力:3,980kw スラスター推進力:160,000kg センサー有効半径:30,000m 装甲材質:ガンダリウム合金 //推進機関:[[ミノフスキークラフト>ミノフスキー物理学(ガンダムシリーズ)]] *《機体解説》 秘密結社「[[マフティー・ナビーユ・エリン]]」がアナハイム・エレクトロニクス社に極秘裏で発注した最新鋭モビルスーツ。 かつての[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]戦士、[[アムロ・レイ]]が最後に使用した機体・[[νガンダム]]を引き継ぐという意味を込めてギリシャ文字''「ν(ニュー)」''の次の''「Ξ(クスィー)」''と名付けられた。 それまで戦艦や大型MAにのみ搭載されていた、ミノフスキー粒子の反発力を推力剤として使うエンジン[[ミノフスキークラフト>ミノフスキー物理学(ガンダムシリーズ)]]をモビルスーツとしては初めて搭載した。 このエンジンは、科学薬剤を燃焼させるエンジンよりも、小型軽量で強力な推力を獲得することが出来るため、ジャンプフライトをするモビルスーツ、ジェットエンジンで動くサブフライトシステムに対し、宇宙・地上を問わず圧倒的な優位性を持っている。 小説では詳細な設定はなかったが、ゲーム版では機体サイズが頭頂高28mサイズという設定で、映画版でもこの設定が適用された。 [[ミノフスキークラフト>ミノフスキー物理学(ガンダムシリーズ)]]搭載のモビルスーツは他に[[オデュッセウスガンダム>オデュッセウスガンダム/ペーネロペー]]が登場するが、別工場で生産されたものであり、アナハイム内の工場はグループ内では別会社という設定であるため、戦場でこの2機がかち合ったのは、両会社は予期したことではなかった。 映画版では、ミノフスキー・フライト・ユニットを搭載という設定となった。劇中でミノフスキー・フライトとも呼称されるこのシステムは、2021年5月1日に開催されたイベント「ミノフスキー・フライト稼働実験」の説明によると、ミノフスキー粒子の塊であるIフィールドにより飛行するシステムであるとの事。(Vガンダムに登場する装置と同名だが、別物である。) ペーネロペーのものとは異なり完璧なビーム・バリアーが搭載されており、防御と[[高速飛行が行える>飛行能力]]。 この[[バリアー>バリア]]はメガ粒子砲であるビームや実体弾であるミサイルでさえも防ぐ事が出来るのである。 またこのビームは厚く展張さえすれば大気圏突入時の熱であっても防ぎ、高速飛行時は進行方向に波形を変えて[[ビーム>ビーム/レーザー]]を放射する事で大気の干渉を減散させ、大気圏内でモビルスーツ形態のまま歴史上初めてマッハ2に近い速度で飛行した。 Ξガンダムと交戦したレーン・エイムによれば、バリアー展開中は機体全体が光に包まれている様に見えたらしい。 閃光のハサウェイ特集が組まれた1990年8月号の月刊ニュータイプでは「Ξガンダムは防御と高速飛行が行える革命的な機体」だと紹介された。 小説では変形形態が設定されていない。 『GジェネレーションF』以降のゲーム作品では飛行時には肩口のウイングや胸部装甲をを展開した「フライトフォーム」と呼ばれる形態が設定され、高速飛行時にはこの形態へ移行する。 Gジェネレーション初出のサンライズ準公式設定だったために、『ガンダムバトルユニバース』等一部のゲーム作品ではゲーム中に変形が取り入れられているにもかかわらず、機体解説では小説版の描写を優先し、非変形での単独飛行が可能と解説されていた事も多かった。 その後、サンライズ公式設定である劇場アニメ版では設定が輸入され、こちらでは肩アーマーと背部スタビライザーも水平に固定される。 携行武装はサーベルとライフル、シールドなど比較的ベーシックなものだが、内蔵された大量のミサイルは火力が高く、初戦ではペーネロペーも撃墜したのもこの武装である。 ゲーム版でのみ、メガ粒子砲を装備しているが、こちらの設定は映画版には適用されていない。 頭部には脳波サイコミュブロックなる装置を搭載しており、パイロットの脳波を拡大する。 また、[[サイコミュ兵器>オールレンジ攻撃]]の一種であるファンネル・ミサイルも搭載している。 このファンネル・ミサイルは、νガンダムの誘導ミサイルであるフィン・ファンネル同様使い捨てである。(一部のゲームでは戻ってくる。) 極めて高性能な機体であり、ハサウェイの技量も相まって、地球連邦軍傘下のキルケー部隊に規模が大きく劣る秘密結社マフティーの戦線を支えた。 *《デザイン》 **【小説版】 小説表紙や扉絵に掲載された最初のデザイン。デザインは森木靖泰。 映像化を考慮しなかったこともあり、裃や陣羽織を極端にしたかのようなパネル構成や顔を思わせるコクピット周りなど、 ペーネロペー程ではないものの、同じ森木氏がデザインを手掛けた『冥王計画ゼオライマー』の[[八卦>ゼオライマー]][[ロボ>八卦ロボ]]を彷彿とさせる鋭利で怪物的なフォルムが特徴。 デザインにあたっては[[富野由悠季]]との打ち合わせもなく、担当編集から『ファンネル・ミサイルを発射する』『ミノフスキークラフトで飛行する』の2点が伝えられたのみで、結果として複雑なデザインは「僕の考えた最強のガンダム」程度の軽い気持ちで描いたと劇場アニメのパンフレットで振り返っている。 小説中では明確なカラー設定はなく、美樹本晴彦の担当した中巻の表紙では初代ガンダムであるRX-78-2を思わせるトリコロールカラー、同巻の口絵では真っ白なカラーリングとなっている。(口絵部分は、月刊ニュータイプ誌に掲載されたものの再録。) **【Gジェネ版】 『GジェネレーションF』への参戦にあたり、森木靖泰がリファイン。以後、ゲーム作品のデザインはこれを踏襲する形に。 小説中巻のカラーリングが採用され、小説で描かれていなかった背部の設定が加わったり、従来のガンダムとしては個性的すぎた頭部や胸部を中心に大きくリファインされた。 **【GFF版】 『GUNDAM FIX FIGURATION』で立体化されるにあたり、更にリファインが加えられた。デザインはカトキハジメ氏。 パーツバランスが見直され、νガンダムから続く系譜を実感できる大人しめの外観となった。 ペーネロペーとのコンパチキットであり、オデュッセウスガンダムを軸として&font(l){二度とやりたくなくなる苦行}アーマーを換装していく特性故に、下半身周りは特に共通点が多い。 **【劇場アニメ版】 初登場から足掛け約30年、複雑なデザインもCGのパワーでようやく動かせるようになった。デザインはGFF版同様にカトキハジメ氏。 小説版をベースにしつつ、ゲーム版のデザインを折衷したものとなっており、カラーリングは小説中巻の口絵を思わせる白を前面に押し出したカラーリングとなっている。 武装も小説から一部仕様変更されており、ビームサーベルは所謂“ジュッテ”が展開可能なタイプになり、ビームライフルもEパックを装着するタイプである事が確認できる。 また、サーベルのビームの色も小説中巻表紙のピンクから緑に変更されている。 また、ミノフスキー・クラフトからミノフスキー・フライト・ユニットへと設定変更されている。 当初はゲーム版準拠のデザインにするつもりだったが、カトキ氏の「折角だから小説版のデザインを尊重したい」という意見を反映し、また製作陣も“テロリストのガンダム”という事(=正統なガンダムではない)を強調するために小説版準拠のデザインにする事が決まった経緯がある。 ちなみにカトキ氏もカラーリングの変更には最後まで躊躇していたらしいが、最終的には小説版のデザインを尊重し、現在のカラーリングに落ち着いた。 このデザインが生み出されるまでにはだいぶ時間がかかったようで、2018年に公開された『[[機動戦士ガンダムNT]]』上映後の特報で公開されたPablo Uchidaによるティザーイラストや、劇場版に先駆けて2021年にスタートしたさびしうろあき作画の漫画版ではゲーム版準拠のデザインになっている。 *《武装》 ***[[ビームライフル]] 専用に開発されたビームライフル。過去のものと比べて初速が倍近く速いため、対応の遅れたグスタフ・カールを易々と撃墜している。 ハサウェイのトリッキーな戦術の中核を成した武装であり、囮として海上に発射したまま飛ばされたり、最終決戦ではエネルギーをチャージしてわざと破壊され目晦ましにも使われた。 ***[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]] 小説版では、両肩からせり出すトーチに装備されていて、中巻表紙ではピンク色である。 劇場版でも両肩からせり出すトーチに装備されているが、グリップの形が[[ガンダムMk-Ⅱ]]同様、[[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]前半のガンダムとしてはちょっと珍しい角柱型へと新しく設定された。 ***[[シールド>盾]]/ビームキャノン 背面にミサイルを装備した堅牢な盾。メガ粒子砲の直撃すら耐え凌いで見せた。 劇場アニメ版のHGUCでは武装解説に「先端部にビームキャノンを内蔵している」と記載されており、後述のメガ粒子砲の代替になっている可能性がある。 ***腕部ミサイルランチャー、膝部大型ミサイルランチャー およそ全身にわたって装備されている[[ミサイル]]。 作中では、ペーネロペー撃墜時の接射やアデレード空港の爆撃などに使用。 **ファンネル・ミサイル [[オールレンジ攻撃]]の一種で、脳波コントロールできるミサイル。 リア・スカートに格納されており、Ξガンダムを象徴する武装である。 装弾数が10本と少ない欠点を補完するために劇中では通常のミサイルと組み合わせた弾幕を張り、ペーネロペーを攻撃した。 しかし小説版ではデザインがない。 『GジェネF』で新規にデザインが書き起こされ、円柱の両先端部に円錐の推進部兼弾頭がついている形状となっている。劇場版でもこのデザインが踏襲されている。 **サンドバレル ペーネロペーと同じく搭載された散弾砲。 劇中では、ミサイルなどへの迎撃用防御兵装として用いられた。 **肩部メガ粒子砲 小説と劇場版には登場しない兵装。(劇場アニメ版のHGUCでは武装解説に存在しないため今後使用されるかは不明だが、一応パッケージイラストには肩アーマー下部先端に砲門らしきものが描かれており、プラモ自体にも存在するため可能性はある。) ゲームでのみ登場する兵装で、 『[[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]』シリーズを初出とし、ビームサーベルをマウントしたトーチ部分の先端から、『Gジェネ』などでは肩部正面装甲の下部先端を正面へ向けて発射するため砲塔が存在せず、砲門が覗いているのみ。 **マイクロ・ミサイル・ポッド 小説と劇場版には登場しない兵装。 ゲームでのみ登場する兵装で、『[[EXVS>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]』シリーズを初出とし、、腰部後方にアタッチメントを介して接続される。ブースターとしての役割も担っており、使用後は順次破棄できる。 ハニカム状のミサイルを三方向から一斉射可能で、出撃ムービーでは使用するシーンが映る。 ROBOT魂で立体化もされた。 *《劇中での活躍》 #region(ネタバレ) アナハイムの月面工場で完成後、カーゴ・ピサに格納された状態で月面から地球へと移送される。 新任司令の[[ケネス・スレッグ]]を警戒した搭乗者であるマフティーの意向で、インドネシア・ハルマヘラ島沖にて空中受領を計画。察知し直後に追撃してきたレーンの駆るペーネロペーと交戦、撃墜しこれを退けた。 この際の戦闘だが、『ビーム・ライフルを海面スレスレで発射して飛ばし、陽動を仕掛ける』『こちらを見失ったペーネロペーの目の前に突然現れミサイルで集中攻撃』という戦法でペーネロペーを撃墜している。 その後、エアーズロック攻防戦やアデレート空港襲撃などではマフティー側の主要戦力として多大な成果を挙げる。 特にアデレート空港の第一次爆撃では、ミノフスキー粒子を四方に散布することで、侵攻方向をカモフラージュし、突如飛来したあとは一気に内蔵したミサイルを発射して即座に空域から離脱するなど、ビーム・バリアーによる警戒網を敷いていたケネスですら虚を突かれるほどの奇襲作戦を成功させた。 宇宙世紀0105年4月26日、マフティーはオーストラリア・アデレートにて行われる連邦中央閣僚会議の粉砕を宣言、地球保全地区についての修正法案の破棄を要求し会場を襲撃。 その際、因縁のペーネロペーと再び激突し、互いの兵装を駆使した熾烈な戦いを展開する。 Ξガンダムが優勢になるものの、予め設置されていた小型のビーム・バリアーに誘導され、そこにケネス側に結果的に保護されたことでギギ・アンダルシアの不思議な力も加わり、最悪のタイミングで発生したビーム・バリアーに焼かれて撃墜。 Ξガンダムにもビーム・バリアーがあり、その防御機能によりマフティーは即死こそ免れるが、全身火傷と打撲で入院。後に銃殺刑に処される事となる。 機体はアデレート空港に置かれ、連邦軍により機体の製造元を調査される事となった。 しかし製造元を示すような情報が一切無いため公的には所在不明扱いになったが、その姿を目にした[[ブライト・ノア]]は、「このつくりは、アナハイム・エレクトロニクスだよ」ときっぱり言い切っている。 マニピュレーターのエネルギー・チューブが埋まっている部分がビームで溶かされダンゴ状になっていて、両腕が左右に広がったまま硬直したその姿はまるで十字架を背負ったかのようであった。 マフティーが止めようとしていた法案は、実はアデレート空港爆撃の前に可決されており、全てが遅い結果になってしまった。 ここから閣僚が[[地球]]をリゾート地にしている『[[機動戦士ガンダムF91]]』の時代へと続いていくことになるのであった。 #endregion *《[[ゲーム]]での活躍》 2000年のゲーム『SDガンダム G GENERATION F』に初めて収録され、以降は他のロボットゲームにも収録される事となり、世間に広く知られるようになっていった。 **[[ガンダムバトルシリーズ]] ユニバースよりペーネロペーと共に登場。パイロットはマフティー。 ちなみに本機を動かせるアクトゲーはこれが初めて。 『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』以降のMSという事もあって性能は高く、武装のバランスも良い。 特にサブ射撃のファンネル・ミサイルはかなりの追尾性能を誇り、回避しにくいため使いやすい。 回収不可能なので回収コマンドを入力すると射出されている全てのミサイルが同時に攻撃するようになっている。 ゲーム中では解説されていないが変形コマンドを入力する事でフライトフォームに変形できる。 機体サイズも忠実に再現されているため滅茶苦茶デカい。 [[ラフレシア>ラフレシア(MA)]]と並んでもひけを取らないサイズはある意味必見。 **[[Gジェネシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]] 空・宇宙適性共にAで移動力は&font(#ff0000){破格の9}と高性能(ワールド以降は8に下がった)。 ただ、第3射撃がバルカンでありメガ粒子砲を持つペーネロペーに比べると火力で劣る。バルカン自体は低燃費でミリ殺しや削りができるため存在意義がないわけではないが。 ジェネシスではメガ粒子砲に加えて一斉射撃が追加され、ペーネロペーとの差はほぼなくなった。 **ガンダムVSシリーズ 『[[機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST]]』より参戦。また、それに合わせてEXVS無印家庭版でも[[DLC>ダウンロードコンテンツ]]として登場。 コストは3000。さすがに体格が大きいせいで、他の機体とのサイズ差が半端ではない。特に[[ガンダムF91]]といった宇宙世紀後期の機体と並べると親子ほどの差がある。 メイン射撃のビームライフルは他機体よりやや太めで、一発ごとにミサイルが2発連動する。なのでビームは当たらずともミサイルのみ当たるというケースもよくある。 サブ射撃はファンネル・ミサイル。足を止めて6基射出するが、MBの中間アップデート以降は足を止めずに射出できるようになった。 発射すると敵機に接近し、上方から包囲⇒一斉突撃する。特殊格闘発動中は更に4基追加射出する。 特殊射撃はメガ粒子砲&ミサイル一斉射。ミサイルは左右に3発ずつ発射する。ビームの弾速と威力は凄まじく、足を止めるリスクを鑑みても十分使えるレベルにある。 余談だが、本作ではメガ粒子砲の発射位置は原作設定と異なりビームサーベルのマウント基部先端からになっている。MVのOPが確認しやすいだろう。 特殊格闘はミノフスキー・クラフト発動。発動するとサブ射撃&特殊射撃が弾数回復し、更にそれぞれ弾数が1つ追加される。この状態で特殊格闘を入力すると、レバー方向もしくは上方に急速移動する。発動及び解除時は硬直モーションが入るため、隙を晒さないように注意。 格闘CSはミサイル一斉射。ファンネル・ミサイルではないので通常弾頭のものとなるが、弾幕形成に優れこそするが誘導はマチマチで1ヒットするかどうかのレベル。賑やかしには良いのだろうが、あまり頼りにすべきではない。 この手の機体にしては格闘も十分に振れる範囲内で、特に横格闘は主力。 家庭版のミッションモードでは、なんとマフティーの演説が全収録されたミッションが存在する。 続編の『機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST』では、中間アップデートで機動力上昇とメイン射撃の弾数増加などを得た。 ライバル機のペーネロペーも参戦し、あまり個体差が無いためどちらかが喰われるポジションになると思われたが、杞憂に終わっている。 出撃ムービーも新規追加。Ξとペーネロペーがそれぞれビームやミサイルを連射して空中機動をする単純なものだが、その機動性の高さを証明するシーンである。 『[[機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON]]』では、射撃CSに単発射撃を追加された。 更に格闘CSで[[メッサー>メッサー(MS)]]呼出が追加され、レバーの有無で射撃か突進かを選択。初期は性能がそこそこだったが、修正を経て並みのアシスト程度には強化されている。 細かな修正を二度貰い強化されつつあったが、機動性に分のあるペーネロペーには少し劣ってしまっている。 『[[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]』では、格闘CSに旧武装のミサイル一斉射が追加された形で復活。振り向き撃ち可能となったのでメイン射撃でそのまま落下できる。従来のメッサーと同時に発動するので無駄が無い。 ミサイルの誘導が全機体共通で強化されたのもあって、メイン射撃連動のミサイルが当たりやすくなった。 横格闘に三段目が追加、下格闘が斬り抜けとなり格闘性能も向上。 癖の少なさや武装の強力さから初心者向けの機体としても有名。 稼働当初は[[ダブルオーガンダム]]や[[トールギス]]Ⅲといったいわゆるバランスブレイカーが目立ちあまり日の目を浴びる事はなかった。のちに参戦したガンダム・キマリスヴィダールや、リフレッシュ修正により一気に強機体と化したHi-νガンダムやウイングガンダムゼロなどもクスィーの評価を相対的に下げることとなる。 しかしPDF2019が終了し、Hi-νガンダムや見事優勝を飾ったトールギスⅢが下方修正を受けたことでクスィーの安定さやL覚醒との相性の良さが見直され一気に評価を上げる。M覚醒でミノフスキー・クラフトがリロード中でも時間を稼ぐことができ、稼働末期には3000コストの中でもトップに迫る評価に。一度も修正を受けることなく稼働終了まで駆け抜ける。 『[[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST]]』では、全体的に下方修正を受けてしまう。 機動力低下、メイン射撃判定縮小、格闘CSの溜め時間増加と誘導低下、下格闘の威力減少が挙げられる。特徴だった強判定のメイン射撃が弱体化を受けたのは特に痛く、ミサイルとの弾幕を若干だが削がれた形となる。 反面、Nサブ射撃にファンネル・ミサイル直射が追加。旧サブ射撃の硬直モーションを取った後、展開したファンネル・ミサイルが2基ずつ敵機に直進するというもので、射程距離こそあれど正面からの迎撃やメイン射撃からの追撃として手早く対処できる強みは魅力的。 更に特殊格闘のミノフスキー・クラフト展開のゲージ切れ硬直が削除された。敵機はこの硬直を狙って攻撃を当ててくる事が多かったので、この修正はかなり大きい。 しかし今までの強みを削がれたうえ新しい強みも環境トップに比べると見劣りする。機動力や格闘CSの性能が落とされたことで安定感も下がってしまった。またのちにG-セルフ(パーフェクトパック)が修正により一躍環境機体に。扱いやすさ・強力さどちらも優秀で弾幕性能も良好なので立ち位置を奪われ気味。 **[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]] アクシズの脅威Vから参戦。旧作で言う[[キュベレイ>キュベレイ(MS)]]ポジション。 ペーネロペーの開発と、敵性を除く全ての技術をカンストさせて出現する。 連邦系最強のモビルスーツであるが、小説版の「ハサウェイは後にシャアに共感し反連邦政府運動に参加した」という経緯からシャアのネオジオンでもハサウェイの大人バージョンであるマフティーと共に使用可能。 運動性は全ての機体の頂点に立つ脅威の82。 サイコミュ搭載なのでNTの能力を最大限引き出せる。おまけにミノフスキー粒子散布も可能。 大気圏内では飛行形態に変形可能。一部の武装が使えないが移動力、散布範囲がさらに向上するし、バイアランと同じく飛行形態でも運動性は落ちない。 NTとして高い能力のアムロや[[カミーユ・ビダン]]を乗せると殆ど被弾せず、片っ端から落としてくれる。 なお、マフティー&ハサウェイいずれもランクSになると射撃・格闘・運動性いずれもが200%以上になるというOTエースよりも強いNT中堅クラスのパイロットになり、父親譲り&マフティーの中心メンバー補正で指揮・魅力もなかなかなものになる。とはいえクスイーの限界には届かない。 ただいくつか問題を抱えており、開発に時間が掛かり過ぎるので完成する頃には殆ど決着間際で活躍が難しい。 実際に使うには敵勢力を殲滅せずにひたすら「生殺し」しつつ開発を進めるしかない。 原作と異なり、ファンネル・ミサイルが大気圏内で使えないという欠点も。 さらに終盤は宇宙での決戦が多く、飛行形態が無用になりがち。いっそマフティー編でもあれば…… **[[スパロボシリーズ>スーパーロボット大戦シリーズ]] [[第4次>第4次スーパーロボット大戦]]での[[没データ]]を経て『[[スーパーロボット大戦V]]』において初参戦。 『V』では閃光のハサウェイの原作再現が無く、ハサウェイも秘密結社マフティー所属ではないため、原作とほぼ別人となっている。Ξガンダムもそれに引っ張られる形で設定が変更されており、[[ミスリル>フルメタル・パニック!]]でテストが行われているアナハイムの新型MSという扱いである。 MSでは貴重な空S(ただし宇宙SのMSも多い中で宇宙Aなのが少し惜しい)であり、移動力が初期値で7。 [[カスタムボーナス>カスタムボーナス(スパロボ)]]も含めれば変形なしMSでは驚異の移動力9となる。ゲームバランス調整のためだろうけれど、同作で共演の[[真ゲッター1>真ゲッターロボ]]より速い。 (同作では移動力の基本値がそれまでの6から5に引き下げられており、その中で9というのは圧倒的アドバンテージと言える) また、中盤になると[[必殺技]]として移動後射撃攻撃である「高機動攻撃」、撃墜数条件とレーンとのイベント条件を満たすことにより[[MAP兵器]]版のミサイルポッドが解禁される。 ニュータイプなら誰でもその優秀なスペックを発揮できるため、プレイヤーによってはハサウェイを降ろしてしまうことも。特にデフォルト乗機が物足りない[[キンケドゥ・ナウ>シーブック・アノー]]とも相性が良い。 *《立体化》 登場から長い間立体化には恵まれていなかったが、近年ではよくされるようになった。 2013年に[[ROBOT魂]] <SIDE MS>にて受注生産されることとなった。 また[[BB戦士>SDガンダム BB戦士]]でも一般販売されている。ファンネル・ミサイルとスタンド、メッサーにギャルセゾンのオマケ付きである。 2016年には食玩「ユニバーサルユニット」で本機がラインナップ。 フライトフォームへの変形が可能だが、膝やスカート裏などがシールで再現されていて剥がれやすい。 ニコニコ動画にMGの既存キットベースでこの機体を作る動画がある。 見ればこの機体の大きさが分かるだろう。 また、OPのつもりで作った手書き動画が存在する。時間がある時に比較してみてはいかがだろうか。 [[ガンプラ]]での立体化は久しく存在しなかったが、グスタフ・カール、メッサー、ペーネロペーがHGUC化と徐々にその存在を匂わせつつあった。 そして2020年11月にHGUC化が発表され、2021年4月に一般販売で登場。 劇場アニメ準拠デザインでの立体化で、1/144ながら箱は並のMGより大きい。 武装は一通り揃っているが流石にファンネル・ミサイルは付属しておらず、腰部装甲裏にモールドとして再現されている。 また同日に『ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』も販売された。 こちらはなんとPG用の箱に詰められており、ファンネル・ミサイルと射出エフェクトが新規付属している豪華版。 その分値段も17,000円超えとかなりお高い。下手なPG並みである。 この手の特別セットは大体限定販売になるのだが、何故か一般販売される事に。 それでも通常版共々全国各地で売り切れが相次いだのだからすごい話である。 しかし、2020年以降[[転売>転売屋]]目的でガンプラの買い占めが横行している事もあり、欲しかったが手に入れられなかったという人も大量に発生、Ξガンダム単体はともかくペーネロペーとのセットぐらいは[[プレミアムバンダイ]]での受注生産にして欲しかったとの声も多数上がる事に。 [[バウンド・ドック]]なんかと異なりプレバンでの救済も無く、しばらく再販の予定も無いなかったためかなり入手困難なキットとなっている。 可動域はデザインや強度の都合上肩の可動がやや狭め(それでもかなり動く)だが、大きさと見た目からは考えられない程によく動く。 ただし、開き手の肉抜きが目立つ上白系統のカラーリングでまとめられているため、無塗装だとのぺっとした印象を受けやすいので素組み派には少々厳しい仕様になっている。 幸い複雑な塗り分けが必要な部分は少なくパーツも大きいので、これを機に塗装に挑戦してみるのも良いだろう。 それでも「ハードルが高いな……」という方はガンダムマーカー各種でスミ入れするだけという手もアリ。これだけでも巨大感を大いに感じられる。 「劇場アニメ準拠のデザインより慣れ親しんだゲーム版のデザインが良い!」という方はRGνガンダムのマスク部分を移植して塗装するとかなりそれっぽくなるのでオススメ(スリットの数が違うのであくまでそれっぽくなるだけだが)。 やはりというかゲーム版準拠のデザインに塗装、改造するモデラーが続出した。 同時期に発売されたホビー誌でもゲーム版デザインに改造して掲載されていたぐらいである。 *《余談》 新SD戦国伝 超機動大将軍編に登場する[[機動武神天鎧王]]のデザインモチーフ…だが森木氏つながりで[[天のゼオライマー>ゼオライマー]]も混じっていたりする。 公式記録では出所は不明とされているが、当時連邦のあずかり知らないところで次世代型のガンダムなど開発できる組織はアナハイム・エレクトロニクスを除いて他になく、内部を解析するまでもなく同社がテロ組織マフティーに関与している事は誰の目にも明らかだったが、 これに関しては半ば公然の秘密と化していたようである。 #center(){&bold(){……コメント投稿を勧告《かんこく》する! 抵抗するならば、頭上から追記・修正する!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - OVAユニコーンの最後にチラッと出てきそうな予感が -- 名無しさん (2013-08-10 18:49:01) - 軍には外付け必須の未完成品あげといてテロリストに完成品をあげるアナハイムぇ…… -- 名無しさん (2013-08-10 18:56:00) - ↑そりゃ平和な時には働かない軍より何時もフル稼働な人達の方が……ねぇ……w -- 名無しさん (2013-08-10 18:59:31) - ペーネロペーは未完成じゃねぇよ -- 名無しさん (2013-08-19 12:08:10) - なんか裃を着たボディビルダーみたいな末端肥大のフォルムが時代を感じさせる -- 名無しさん (2013-08-19 15:04:14) - 名前の由来なんだが、何故テロ機体につけたんか? -- 名無しさん (2013-11-30 23:40:09) - 表向きは強奪(笑)かな -- 名無しさん (2013-12-03 17:56:26) - BB戦士だけど、キット化おめでとう。 -- 名無しさん (2013-12-03 20:40:04) - 名前にガンダム付けてマフティーの正当性をアピールしてるんだと思う。連邦側からはあくまでガンダムもどきとしか言われてなかった -- 名無しさん (2014-01-16 02:35:26) - 完成機をテロへ。シナンジュ・スタインが可愛く見えるなw -- 名無しさん (2014-02-27 13:07:53) - 今のオールガンダムプロジェクト基準で発売されたらそこまで高くないと思う。 せいぜいサイコぐらいの値段だろ。 -- 名無しさん (2014-02-27 13:14:20) - Gジェネはいい加減通常ミサイルやメガ粒子砲を使えるようにしてあげて -- 名無しさん (2014-03-05 21:12:52) - テロリストに高性能な機体を渡し、戦争を拡大して新兵器開発のニーズとシェアを増やすとは。さすがアナハイム、やることが汚いなぁ。 -- 0238 (2014-03-05 21:35:32) - 読めるかぁ! -- 名無しさん (2014-03-05 21:40:36) - 破片爆弾とか、音速であることの利点を生かした兵器もあったな -- 名無しさん (2014-03-17 16:09:04) - 多分宇宙じゃ目立ってしょうがないだろうなw -- 名無しさん (2014-07-18 19:03:53) - νの後継機を名乗るけど関連性は皆無なんだよね -- 名無しさん (2014-07-18 19:20:51) - 胸の出っ張りは何なの? -- 名無しさん (2014-09-23 18:49:59) - TVに出ていたら絶対ガキ共から「くせーガンダム」って呼ばれてただろーな。 -- 名無しさん (2014-12-07 19:17:44) - 戦闘が高速戦・・・GジェネFでみたムービーがすごかったの今でも覚えてるな -- 名無しさん (2014-12-08 08:01:12) - ガンダム総選挙優勝&BFT出演決定おめでとう! -- 名無しさん (2015-01-22 09:40:22) - ↑遂に映像で動くとこがみれるのか! -- 名無しさん (2015-01-23 18:32:33) - 他のガンダムよりもデカイ筈なのに他のガンダムよりも速いイメージがある。流石にV2には敵わないけどね -- 名無しさん (2015-08-18 01:30:22) - 閃ハサ上巻の表紙で「ハサウェイはワシが育てた」みたにな風格で誇らしく胸張ってるクスィーくんクッソ可愛い -- 名無しさん (2016-02-04 18:53:08) - Gジェネは寧ろ機動力でペーさんと差分化すべきでは? -- 名無しさん (2016-02-27 10:25:23) - スパロボ最新作Vに参戦が決定。果たしてどうクロスオーバーされるのか。 -- 名無しさん (2016-06-09 19:10:12) - ↑つっても機体参戦のみっぽいから新型ですよくらいじゃない? -- 名無しさん (2016-06-11 10:41:40) - ↑というか、ΖとΖΖと逆シャアとUCと閃ハサとクロスボーン3部作が同時参戦って久々に宇宙世紀ガバガバ過ぎてどうなってるのかさっぱりわからないw -- 名無しさん (2016-06-11 12:26:15) - 1年戦争長々引っ張ったスパロボもあるから… -- 名無しさん (2016-09-08 14:53:25) - MS恐竜化の最終形であり、ZZの遺伝子を受け継ぐマッチョ機体だからな。SRWVではクロスボーンとの機体サイズ差が(表現はされないけど)凄いことになってるはず。 -- 名無しさん (2016-12-07 16:28:07) - VSシリーズだと子供と大人くらいの差があるな -- 名無しさん (2016-12-07 18:18:23) - 今じゃペーネロペー共々立体化も多くて珍しくなくなったという、プラキットは海外販売のものしかないが -- 名無しさん (2017-03-01 13:26:57) - マン・マシーンの原型? -- 名無しさん (2017-03-13 21:04:03) - お寒いネタが書かれていたので削除訂正しました。 -- 名無しさん (2017-06-25 20:31:37) - ↑2 それはどちらかと言うと同時期に設計されたとされるゾーリン・ゾールの方が近いかな? -- 名無しさん (2020-03-09 10:34:54) - プラモ発売決定 -- 名無しさん (2020-11-15 13:03:42) - SDガンダムではデザイナー繋がりのお遊びで天のゼオライマーとの悪魔合体を遂げることに -- 名無しさん (2021-05-01 21:24:58) - プラモがどこにも売ってない。 -- 名無しさん (2021-05-01 22:47:43) - アニメ映画で見るとクオリティの補正もあってミノフスキーフライトの恐ろしさがよく分かりますねぇ -- 名無しさん (2021-06-18 10:10:00) - HGUC、高確率で胸と顔と成型色変えてゲーム仕様とかいうのプレバンあたりで出すと思う -- 名無しさん (2021-06-18 23:37:26) - アナハイムもよくガンダム顔のまんま譲渡したよなぁ…こんだけ高性能だと出どころも絞られるだろうに。 -- 名無しさん (2021-06-19 07:12:00) - 次のプラモ化はMGかな? でもすごくデカそう・・・ -- 名無しさん (2021-06-19 10:49:40) - MGより先にHGでいつもの青主体トリコロールをカラバリで出しそう。というか出してくれ。 -- 名無しさん (2021-06-19 11:45:52) - そういえば形式番号が連邦軍の命名規則のRXナンバーになってるのは何でだろう。製造元や発注者がバレないように、連邦が発注した機体だと誤認させるためだったのか? -- 名無しさん (2021-07-06 13:12:13) - HGのΞにRGのニューのフェイスを移植するといいって書いてあるけど、への字のスリットの数違うだろ -- 名無しさん (2021-10-19 18:46:14) - 見れば見るほどテロリスト向けじゃないよなあ…ちょっとしたサイコガンダム並みのサイズに、全身爆装で消耗品の山、しかもワンオフ。 -- 名無しさん (2022-02-20 17:45:15) - ↑むしろ電撃戦を仕掛けるテロリスト向きな性能だと思うけど、ハサウェイのわがままのおかけで資材は回収できないわ、相手に対等な機体とケネスって優秀な人というのが重なっただけで… -- 名無しさん (2023-02-12 19:30:35) - ↑1と↑2の意見が別方向で向き不向きを評価しているのが面白いな。↑1はテロリストが仕掛ける作戦に向いていることを評価していて、↑2機体や物資をなるべく隠さないといけないし供給も安定しない所を向いていないとしていて -- 名無しさん (2023-04-25 11:44:51) - テロリスト(超金持ちの私兵部隊)ってかなり特殊な位置にいる組織だから運営出来てるだけではあるからねえ。ミノフスキークラフトにサイコミュ制御式ミサイルとかとてもじゃないけど本当のただのテロリストに維持できるランニングコストじゃない -- 名無しさん (2023-08-04 00:13:41) - 肩部メガ粒子砲ってエクバから設定されたって書いてありますけどガンダムバトルユニバースとかエクバ以前から使えるゲームありますよ。 -- 名無しさん (2023-09-01 22:31:34) #comment #areaedit(end) }

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