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ハンナ・バーベラプロ - (2024/02/09 (金) 00:25:39) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/10 (月) 04:27:28
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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#center(){
&size(50){&color(#ffffff,#000000){★}}
&size(15){&color(#ffffff,#000000){Hanna-Barbera Productions}}
}
ハンナ・バーベラ・プロダクションは、[[アメリカ>アメリカ合衆国]]のアニメ製作会社。
『[[トムとジェリー]]』で爆発的なヒットを記録したウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが設立。ちなみに両者は元々別のアニメ製作会社に在籍していたが、トムとジェリーの爆発的ヒットを契機に本会社を立ち上げ独立した。
1957年から2001年にかけ、様々なアニメを製作。
1994年には子会社としてカートゥーンネットワークスタジオを設立。
その7年後、ウィリアム・ハンナが鬼籍行きになり、更に本社はワーナー・ブラザーズに吸収された。
その5年後、吸収と同時にワーナー・ブラザーズアニメーションの顔役となっていたジョセフ・バーベラが鬼籍行きに…。
しかし、[[某ネズミ>ミッキーマウス]]の[[生みの親>ウォルト・ディズニー]]に負けない位、個性豊かなキャラクター達のファンは今でも沢山いる。
***&bold()【日本での展開】
1960年代、[[日本>日本国]]で沢山のHB作品が放送された。
その人気は留まる事を知らず、1970年代でも幾つかの作品が放送された。
勿論、日本のアニメ会社も負けてはいられない。
[[タツノコプロ]]、[[東映アニメーション]]等、今や日本になくてはならないアニメ製作会社も、
「我等が日本も負けてはいられない」
と、言わんばかりに数々のアニメを製作して行き、子供達のハートをがっしり掴んで行った。
速い話、当時はこれら数々のアニメ製作会社による、日米アニメ合戦が繰り広げられていた。
しかし、1980年代に入るとテレビ局やスポンサーの関心は日本制作アニメへと一気に傾倒し、日本へ上陸する作品は大幅に減少。一応映像ソフトという形でお披露目できた物もあるが、この影響で後期のHB作品が日本の視聴者には殆ど知られないという事態を招いてしまう結果となった。
それから暫く経過した1997年にカートゥーンネットワークが日本に開局したことで幾つかの作品が新たに視聴できるようになった。が、それでも未だに日本語吹き替え版が制作されずじまいとなったHB作品は数多いのである。
なお、日本で放送されたハンナ・バーベラ作品の殆どは日本版オリジナルの主題歌が独自に制作され、日本の視聴者の間で話題に上がることも多い。
***&bold()【主なアニメ作品】
作品数が多いため、日本でも知名度がある作品や、下記で解説する「ジェリーストーン!」で主に登場するキャラクターの作品などに絞って紹介する。
・[[トムとジェリー]]
ご存知、[[猫]]と[[鼠>ネズミ]]の愉快なドタバタストーリー。
これを知らずしてハンナ・バーベラ作品を語る資格はないに等しい。
因みに1940年〜1958年までがハンナ・バーベラの手によって制作されており、以降はチャック・ジョーンズの手によって続編が製作された。
・[[チキチキマシン猛レース]]
恐らく知名度2番目。ムチャクチャなマシンたちがハチャメチャなレースを繰り広げる。
本作は知らなくても、ケンケンは知っている人も多いはず。
2017年にはリメイク版の「チキチキマシン猛レース!」が制作、ブラック魔王の声を原作版の吹き替えを務めた[[大塚周夫]]の息子、[[大塚明夫]]氏が務めている。
・スカイキッドブラック魔王
上記の「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王とケンケンを空軍の飛行隊員として登場させたスピンオフ作品。
いつも敵国の伝承鳩、ポッピーを捕まえようとするが失敗する。
「ジェリーストーン!」の方にはゲストキャラクターとしてポッピーとブラック魔王の部下であるビックリが登場した。
・ペネロッピー絶体絶命
可愛い女の子、ペネロッピーと彼女を守る為に命をかけるちびっこギャング7人衆のハードストーリー。
ちなみにペネロッピーは上記の「チキチキマシン猛レース」の方にもレーサーとして出演している。
・クマゴロー
ジェリーストーン国立公園を舞台に熊のクマゴロー達が繰り広げる大騒動。
本国では「ヨギ・ベア」の名前で知られている。
下記の「ジェリーストーン!」の作品ではメインキャラクター扱いで、クマゴロー達は病院を営んでいる。
・珍犬ハックル
青い体色の犬・ハックルが毎回様々な役に扮してドタバタ劇を繰り広げる作品。
「ジェリーストーン!」では街の市長さんという設定で登場。
・ドラ猫大将
大将たち野良猫が一攫千金を狙って悪知恵を働かせるが、たいてい失敗して損をするドタバタ劇。
本国では「トップ・キャット」として知られている。
2020年に日本のカートゥーン・ネットワークで行われた『カートゥーンリクエストアワー』の3月期の投票において最多リクエスト数を獲得した事に伴い7年振りに放送された。
「ジェリーストーン!」でも相変わらず大将たちはインチキくさい商売とかしているが、一部のメンバーの性別が女性に変わっている。
・秘密探偵クルクル
[[リス>リス(動物)]]の[[探偵]]、クルクルとその助手、土竜のモコモコの愉快な探偵アニメ。
ハンナ・バーベラ作品でも比較的知名度がある作品なのだが
「ジェリーストーン!」ではなぜか&bold(){主人公のクルクルはポスターの絵での登場に留まり、モコモコの方だけがゲスト出演した。}
・シンドバッドの冒険
少年、シンドバッドの冒険活劇。ベルトを外してマッチョマンに変身!
・科学少年JQ
本国では「ジョニー・クエスト」のタイトルで知られている。
ジョニーとその父親であるクエスト博士、飼い犬のバンディ、家庭教師兼ボディーガードのレース・バノン少佐、ジョニーの親友のインド人少年ハジらが世界中の謎を解き明かす為、冒険の旅に出る。
クエスト博士は色々研究しているので各国スパイに狙われたりするが、&bold(){何の研究をしているのかは謎。}
因みにOP主題歌は、あの坂本九も歌っていた。
♪太陽は燃える、ジャングルは叫ぶ、謎に輝く宇宙の星へ~
なお、「ジェリーストーン!」ではジョニーとハジが大人になった姿で登場し、ボウリング場のオーナーを務めている。
・早射ちマック
[[馬]]の保安官マックとお供のルイの物語で、マックは悪人退治の際には「怪傑マック」に変身し、ギターを武器に大立ち回りを繰り広げる。
「ジェリーストーン!」ではマックが「怪傑マック」の姿で登場、下記のオギー、ヤッキー、チビスケ、ラフティとレディが通う小学校のクラスの先生として登場。
ルイも登場するが性別が変更され、女性キャリアウーマンのキャラクターとして登場する。
・オギーとダディー
アメリカ本国では上記の「早射ちマック」の中で共に放送された作品。
子犬のオギー(放送していたNETテレビ版ではチビ助)と父親のダディーの親子が繰り広げる物語。
「ジェリーストーン!」ではオギーの性別が変更され、女の子として登場しているが、ダディーはだいぶ&bold(){過保護な親}キャラクターとして描かれている。
・あひるのヤッキー
緑の羽を持った黄色いアヒル、ヤッキー・ドゥードルが養父で友達のチョッパーと一緒に暮らしているが、悪いキツネや悪いワニに追われたりする物語。
こちらも「ジェリーストーン!」ではヤッキーは女の子に、チョッパーはヤッキーの養母である女性として登場している。
・じゃじゃ熊一家
熊の一家が繰り広げる物語。
「ジェリーストーン!」ではチビスケ(シャグ・ラグ)が上記のヤッキーとオギーと共に主役として活躍する事も多い。
・つよいぞラフティ
猫のラフティと犬のレディのコンビが繰り広げる物語。
実はハンナ・バーベラプロ独立後に初めて制作されたオリジナル作品である。
「ジェリーストーン!」では、2匹はロボットの兄弟という設定で登場している。
・チュースケとチュータ
上記の「トムとジェリー」がハンナ・バーベラ制作から離れた翌年の1958年より制作された「ハンナ・バーベラオリジナル版のトムジェリ」で、ネズミのチュースケとチュータと猫のドラの追いかけっこを描く。
「ジェリーストーン!」ではドラがハックル市長の秘書として登場。一方チュータの性別が変更され女性キャラに変わった。
・ドラ・チュウ助探偵
猫のドラと、ネズミのチュウ太の2人の探偵が様々な事件を解決するドタバタ探偵モノ。
こちらも猫とネズミをメインとする作品だが、追いかけっこ系ではなくバディものとして描かれているのが特徴。
「ジェリーストーン!」では猫のドラが女性キャラクターに変更されて登場した。
・怪力アント
小さいけど、力持ち!
蟻んこヒーロー!
「ジェリーストーン!」でもアントは登場するがなぜかセリフが無い。
・マジックおばさん
[[魔女]]のおばさんの物語。
「ジェリーストーン!」ではクマゴロー達の病院の食堂のおばさんとして出演している。
・ワニのワーリー
動物園のアイドル、ワニのワーリーの物語。
「ジェリーストーン!」ではワーリーがいつも街の騒動に巻き込まれる住人としてたびたび登場する。
・かばのガバチョ
紫色のカバのガバチョが繰り広げる大冒険。
「ジェリーストーン!」ではなぜかガバチョは&bold(){日本好きのアニメオタク}として描かれており、ハロウィン回では「[[FAIRY TAIL]]」の主人公ナツのコスプレをしてた。
・ゴリラのゴンちゃん
ペットショップのアイドル、ゴンちゃんの物語。
「ジェリーストーン!」では服屋の店長として登場。メガネをかけており原作よりも知的な感じに。
・突貫カメ君
ドン・キホーテのように悪漢に対して突撃する正義の味方を自認するカメの突貫と、その良き相棒で時にその猪突猛進ぶりをいさめる現実主義者でもあるムク犬のダムダムのギャグ活劇。
「ジェリーストーン!」では突貫カメ君は警官として登場した。
・原始家族フリントストーン
現代風にアレンジされた原始時代を舞台に、フリントストーン一家の愉快な一日が始まる。
因みに本作は実写映画化もされた。
「ウ~、ヤバダバドゥ~!!」
・宇宙家族ジェットソン
30世紀の宇宙を舞台に、スカイパッドアパートに住むジェットソン一家の愉快な一日が始まる。
フリントストーンのSF未来版と言えるが、フリントストーンと競演したエピソードもあり。
DCのティーンタイタンズともコラボし&s(){てヒドイ目にあっ}たこともある。
1990年にはユニバーサル映画配給で映画化、日本国内で「スペースファミリー/ジェットソンズ」というタイトルで上映された。
・[[大魔王シャザーン]]
古代アラビアを舞台に、二人の兄妹が指輪の精霊、シャザーンを呼び出す。
「出てこいシャザーン!!」
「ジェリーストーン!」ではシャザーンが街の露店の店主や、スーパーの試食コーナーの店員とかで登場している。
・怪獣王ターガン
五匹の怪獣を従えたジャングル惑星の王・ターガンが妻のマーミと息子のケーンと共に侵略者に立ち向かう。
ちなみにヒューヒュー&ポーポーがいれば他は要らないんじゃ(可愛いし)・・・
♪ターガン ターガン スーパーばりきの怪獣王~
・宇宙怪人ゴースト
体を透明化する超人ゴーストが少年アランと少女ケイト、そしておさるのビッキーと共に悪者から宇宙の[[平和]]を守り抜く。
♪ゴースト ゴースト ゴーゴーゴースト~
・スーパースリー
それぞれの個性を活かした[[超能力]]を持つ三人のスーパーヒーローのお話。
♪ラリホ~、ラリホ~、ラリルレロン!
三人は普段は人気バンドとして活動しているのだが、
これは制作当時、ビートルズなどといったアイドルバンドグループが人気だった影響も受けたもの。
それ以降の他のハンナ・バーベラ作品でも、音楽バンドグループという設定のキャラクターが続々と登場するのである意味その原点とも言え、現実の音楽カルチャーの影響も大いに受けていたと言える。
・ブッチのムキムキ大作戦
ブッチら高校生にして人気バンドグループが様々な怪事件を解決していきながら冒険する物語。
「やったぜムキムキ大作戦」のタイトルでも放送されたという資料もある。
いかにも70年代のアイドルバンドグループ的なOPは必見。
・電子超人Uバード
鳥の翼を持つスーパーヒーロー、Uバードが今日も悪人を退治する!
後に他のハンナ・バーベラ作品のキャラクターも登場するセルフパロディー作品として
Uバードが弁護士に扮する「Harvey Birdman, Attorney at Law(ハービーバードマン法律事務所)」が制作されたが&bold(){内容がメチャ酷いぞ。}
&s(){フレッド・フリントストーンはマフィアのボスだし、シャギーとスクービーはマリファナ所持の疑いで逮捕されたりする。}
・ドボチョン一家の幽霊旅行
[[幽霊]]伯爵のドボチョンと人間の若者達のミステリー旅行。
尚、製作会社が全く違う「幽霊城のドボチョン一家」と混同しない様に…。
♪勇敢に~ ゆうれいが~ ゆうれいを~ やっつける~
・アダムスのお化け一家
幽霊屋敷を車に改造してオモシロ不気味なアダムス一家が世界中のお化けを巻き込んだ珍道中を繰り広げる。
シケモク(ゴメズ)の吹き替えは初代スネ夫や1988年版イヤミこと[[肝付兼太]]氏。
故ラウル・ジュリア主演の[[実写映画>アダムス・ファミリー(映画)]]や某自動車CMが有名だが、実は今作は白黒実写ドラマがオリジンだったりする。
・ドラドラ子猫とチャカチャカ娘
売り出し中のバンド「子猫チャカチャカーズ」が、行く先で起きる様々な事件を解決する内容。
こちらはなんと実際の音楽グループとしても展開されており、猫耳萌え等、時代を先取りした感がある。
「ジェリーストーン!」では宇宙編で登場したピピーが登場した。
・ムクムクおやじとゴーゴー娘
現代に蘇った原始人の中年オヤジ、ケイブマンと、三人娘が繰り広げるドタバタ劇。
「ジェリーストーン!」でもケイブマンと三人娘が街の住人として登場している。
・爆走バギー大レース
ハンサム、ピンキー、食いしん坊の三人が制作した喋る車、スピードバギーが今日も皆と一緒に大レース!
「ムッシュ、ムラム~ラ!」
「ジェリーストーン!」ではスピードバギーと食いしん坊が出演。ハロウィン回ではオギーが食いしん坊、チビスケがスピードバギーの仮装をしている。
またOPにもスピードバギーが加速した勢いで建物が次々倒れる演出のパターンが存在する。
・弱虫クルッパー
原題「スクービー・ドゥ」。弱虫の犬、クルッパー(スクービー・ドゥー)と探偵チームの爆笑ミステリアスストーリー。
♪どうしてお前は臆病なのさ、だから皆がバカにする
・スクービー&スクラッピードゥー
一応、「弱虫クルッパー」の続編にあたるが日本国内のカートゥーンネットワークで放送される際、キャラの名前も原題通りに変更されている。
♪スクービードゥービドゥー、スクービードゥービドゥー、スクービードゥービドゥーいそ~げ~
・タコのロクちゃん
水族館のアイドル、ロクちゃんが繰り広げるドタバタストーリー。
因みに日本吹き替え版の[[声優>声優(職業)]]は大山のぶ代。
「ジェリーストーン!」では性別が女性に変わり楽器店の店主として登場する。
・わんぱくジョーズ
二足歩行出来る鮫、ジャバくんと、彼がドラマーとして入っているバンド、ネプチューンズによる大冒険。
「ジェリーストーン!」ではジャバくんが女性キャラクター、&bold(){ジャバちゃん}に変更され、ゴンちゃんの服屋の店員として登場する。
・ルーピー・デ・ループ
キザの紳士オオカミが登場する短編映画作品。だが、日本未上映でマイナーめ。
「ジェリーストーン!」では女性キャラクターに変更。こちらもゴンちゃんの服屋の店員として登場し、ジャバちゃんとは仕事仲間である。
・バナナ・スプリッツ
「シャララ、シャララ〜ラ♪」
犬のワンチョ、ゴリラのデッパッパ、ライオンのオモナーガ、象のムックムクの4匹が繰り広げるドタバタ劇。
アニメパート、歌パート、着ぐるみによる実写パートなどで構成されたバラエティー番組で、日本では『マンガ大冒険!ドタバタ30分』として放送されていて、こちらも4匹が実際にバンド演奏を見せる場面もあるため音楽バンドグループ系キャラクターの側面もある。
2019年にはまさかの&bold(){[[FNAF>Five Nights at Freddy's]]系の映画として彼らが夜な夜な大人達を殺戮する「バナナ・スプリッツ・ホラー」}が公式に制作されて話題に。日本でも2023年からDVDレンタル&デジタル配信が始まった。
そのせいもあってか「ジェリーストーン!」では彼らは&bold(){街の犯罪グループという悪役ポジション}として描かれてしまっている。
・カタヌーガ・キャッツ
ギタリストのカントリー、女性ボーカルにしてダンサーのキティー・ジョー、ベースのスコット、ドラマーのグルーブの4匹の猫のバンドによる冒険を描く作品。
上記のバナナスプリッツに続く音楽バンドグループ系キャラクターとして作られたとか。
残念ながら日本未放送だが、キティー・ジョーは可愛いからオススメする。
「ジェリーストーン!」にはピザ店のバンドロボットとして登場するが、仲良し親子しか入店出来ないのを無理矢理親子のふりをして突破したクマゴローとチビスケを&bold(){店のルールを破ったとして「FNAF」ばりに襲ってくる。}
&s(){ある意味「バナナ・スプリッツ・ホラー」のセルフパロディーとも読めるかも。}
・[[宇宙忍者ゴームズ]]
マーベルコミックの「[[ファンタスティック・フォー>ファンタスティック・フォー(MARVEL)]]」のアニメ化作品。日本語版は名前といい、台詞といい原型が留めないほど改変されている。
宇宙忍者だが、[[バルタン星人]]は関係ない。
ここでも「ムッシュ、ムラム~ラ!」が出るよ!
&s(){残念ながらマーベルが[[某ネズミ>ミッキーマウス]]の[[生みの親>ウォルト・ディズニー]]の会社に買収されたので、「ジェリーストーン!」では彼らは出る事はない。}
・GODZILLA
日本の[[ゴジラ]]のアニメ化作品だが、日本では未放映。
・チャレンジ・オブ・ザ・ゴーボッツ
リーダー1率いる[[正義]]の組織ガーディアンとサイキル率いる悪の組織レネゲイト。意思を持った[[ロボット]]達の戦いが今、始まる!
トランスフォーマーに対抗して発売されたアメリカ版[[マシンロボ]]ことゴーボッツのアニメ作品。[[ロム兄さん>ロム・ストール]]やレイナは出てこないが。
日本未放映作品。
・ジェリーストーン!
2021年にワーナー・ブラザーズが制作した、ハンナ・バーベラプロ作品のキャラクターが総登場するアニメ作品で、配信動画サービスであるHBOMaxで配信、日本でも2022年からカートゥーンネットワークで放送された。
監督・脚本は「[[スポンジボブ>スポンジボブ・スクエアパンツ]]」や「チャウダー」を手掛けたCH・グリーンブラット氏。
ハンナ・バーベラ作品のキャラクター達が「ジェリーストーン」という街に住んでいるという設定で登場して繰り広げるドタバタ劇を描く。
ちなみに本作では登場キャラクターの男女の比率バランスを良くする為&bold(){[[原作では男性だったキャラクターが女性として登場している>メディアミックスに伴う別人化]]}。
上記のオギーやヤッキー、ジャバとか違和感ないキャラクターもいるのだが、
「早撃ちマック」のルイ、タコのロクちゃんはもはや&bold(){「誰?」}というレベルである……。
性別変更以外にもキャラ改変が激しいキャラクターもいる上に、何故か&bold(){ポスターの絵とか本の表紙}などでのカメオ出演に留まっているキャラクターとかいたりするが&s(){「フリントストーン」の主人公フレッドやクルクルもこの扱いである}&bold(){まさかのマニアックなキャラクターも出演したりする事}もある。
HBOMaxでは現在シーズン2までが配信されたが、2024年2月22日よりシーズン3が配信予定。
リーク情報では&bold(){「[[ビリー&マンディ]]」の死神グリム}などといったハンナ・バーベラ作品以外の往年のカートゥーンネットワーク作品のキャラクターとのコラボ回も予定されているとか。
追記・修正は、ハンナ・バーベラ作品を見ながらお願い致します。
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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- おや、4年間何のコメントも無しとは珍しい。ウルトラマンUSAがこの会社なんですよね。 -- 名無しさん (2015-04-18 21:39:50)
- >ウルトラマンUSA 葦プロとの共同制作だったような -- 名無しさん (2015-04-18 21:46:37)
- 本国では現在もシリーズが作り続けられるほどの大人気なのに日本だとVHSの類すら出ず展開に恵まれないスクービー・ドゥー -- 名無しさん (2023-08-24 17:43:44)
#comment
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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/10 Mon 04:27:28
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#openclose(show=●目次){
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}
*概要
&bold(){ハンナ・バーベラ・プロダクション}とは、[[アメリカ>アメリカ合衆国]]のアニメ製作会社。
『[[トムとジェリー]]』で爆発的なヒットを記録したウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが設立。ちなみに両者は元々別のアニメ製作会社に在籍していたが、トムとジェリーの爆発的ヒットを契機に本会社を立ち上げ独立した。
1957年から2001年にかけ、様々なアニメを製作。
1991年にCNN(ケーブルニュースネットワーク)を設立したターナー・ブロードキャスティング・システム社に買収され、1994年には子会社としてカートゥーンネットワークスタジオを設立。
1992年にターナー社が設立したアニメ専門ケーブルチャンネル「カートゥーンネットワーク」の放送作品を手掛けていった。
その7年後、ウィリアム・ハンナが鬼籍行きになり、更に本社はワーナー・ブラザースに吸収された。
その5年後、吸収と同時にワーナー・ブラザーズアニメーションの顔役となっていたジョセフ・バーベラが鬼籍行きに……。
しかし、カートゥーンの王道と言うべきドタバタコメディものから、アクション冒険もの、ヒーローものまで多彩なジャンルの作品を生み出しており、それらは[[某ネズミ>ミッキーマウス]]の[[生みの親>ウォルト・ディズニー]]に負けない位、個性豊かなキャラクター達のファンは今でも沢山おり、アメリカのサブカルチャーにも影響を与えた。
アメリカのアニメ史を語る上では欠かせないアニメ会社だと言えよう。
*&bold()【日本での展開】
日本がまだテレビアニメ黎明期だった1960年代、[[日本>日本国]]で沢山のHB作品が放送された。
吹き替え版ならではのアドリブも相まってその人気は留まる事を知らず、1970年代でも幾つかの作品が東京12チャンネル(現在の[[テレビ東京]])の「マンガのくに」などにて放送された。
勿論、日本のアニメ会社も、アメリカのアニメが席巻していた当時の状況に大いに刺激された。
[[タツノコプロ]]、[[東映アニメーション]]等、今や日本になくてはならないアニメ製作会社も、
「我等が日本も負けてはいられない」
と、言わんばかりに数々のアニメを製作して行き、子供達のハートをがっしり掴んで行った。
速い話、当時はこれら数々のアニメ製作会社による、日米アニメ合戦が繰り広げられ、共に多くのお茶の間の子供達を楽しませた。
しかし、1980年代に入るとテレビ局やスポンサーの関心は日本制作アニメへと一気に傾倒し、日本へ上陸する作品は大幅に減少。一応映像ソフトという形でお披露目できた物もあるが、この影響で後期のHB作品が日本の視聴者には殆ど知られないという事態を招いてしまう結果となった。
それから暫く経過した1997年に海外アニメ専門のケーブルテレビチャンネル、「カートゥーンネットワーク」が日本に開局したことで幾つかの作品が新たに視聴できるようになった。が、それでも未だに日本語吹き替え版が制作されずじまいとなったHB作品は数多いのである。
なお、日本で放送されたハンナ・バーベラ作品の殆どは日本版オリジナルの主題歌が独自に制作され、日本の視聴者の間で話題に上がることも多い。
*&bold()主なアニメ作品
作品数が多いため、日本でも知名度がある作品や、下記で解説する「ジェリーストーン!」で主に登場するキャラクターの作品などをジャンルごとに分けて絞って紹介する。
なお、吹き替え版の放送はされていたが資料が少ないため本国版の名前とかで紹介している箇所もあるのでそこはご容赦いただきたい。
*&bold()【コメディ系作品】
バーベラプロ作品でも大半を占める、カートゥーンの王道ジャンル作品。
**[[トムとジェリー]]
ご存知、[[猫]]と[[鼠>ネズミ]]の愉快なドタバタストーリー。
これを知らずしてハンナ・バーベラ作品を語る資格はないに等しい。
因みに1940年〜1958年までがハンナ・バーベラの手によって制作されており、以降はチャック・ジョーンズの手によって続編が製作された。
**[[チキチキマシン猛レース]]
恐らく知名度2番目。ムチャクチャなマシンたちがハチャメチャなレースを繰り広げる。
本作は知らなくても、ケンケンは知っている人も多いはず。
2017年にはリメイク版の「チキチキマシン猛レース!」が制作、ブラック魔王の声を原作版の吹き替えを務めた[[大塚周夫]]の息子、[[大塚明夫]]氏が務めている。
**スカイキッドブラック魔王
上記の「チキチキマシン猛レース」のブラック魔王とケンケンを空軍の飛行隊員として登場させたスピンオフ作品。
いつも敵国の伝承鳩、ポッピーをこれまたムチャクチャな飛行機や作戦で捕まえようとするが失敗する。
「ジェリーストーン!」の方にはゲストキャラクターとしてポッピーとブラック魔王の部下であるビックリが登場した。
**ペネロッピー絶体絶命
可愛い女の子、ペネロッピーと彼女を守る為に命をかけるちびっこギャング7人衆のハードストーリー。
ちなみにペネロッピーとちびっこギャング7人は、上記の「チキチキマシン猛レース」の方にもレーサーとして出演しており、本作自体「チキチキマシン猛レース」のスピンオフ作品として制作されている。
**クマゴロー
ジェリーストーン国立公園を舞台に熊のクマゴロー達が繰り広げる大騒動。
本国では「ヨギ・ベア」の名前で知られている。
下記の「ジェリーストーン!」の作品ではメインキャラクター扱いで、クマゴロー達はジェリーストーンの街の病院を営んでいる。
なお、日本語吹き替え版でも本国の原作版と同じ「ヨギ」などで呼ばれている。
**珍犬ハックル
青い体色の犬・ハックルが毎回様々な役に扮してドタバタ劇を繰り広げる作品。
「ジェリーストーン!」では毎回大騒動が起きるジェリーストーンの街の市長さんという設定で登場。
これまでのハンナ・バーベラ作品でもスナッグルパスなど、他作品のキャラクターとコンビを組む事も多いが「ジェリーストーン」ではチュースケとチュータのドラが彼のアシスタントとして登場。
あまりにもハックル市長とのコンビが馴染み過ぎて&bold(){バーベラ作品に詳しくない人、初見の人から見るとドラが珍犬ハックルのキャラクターと勘違いしそうにもなるほど}だが、それもまたハックルが持つ名バイプレイヤーぶりを象徴しているかもしれない。
**ドラ猫大将
♪猫の中の猫 オイラは♪
♪ドラ猫 エヘン!大将♪
大将たち野良猫のギャング団が一攫千金を狙って悪知恵を働かせるが、たいてい失敗して損をするドタバタ劇。
本国では「トップ・キャット」として知られている。
2020年に日本のカートゥーン・ネットワークで行われた『カートゥーンリクエストアワー』の3月期の投票において最多リクエスト数を獲得した事に伴い、7年振りに放送された。
「ジェリーストーン!」でも大将たちは相変わらずというか、&bold(){詐欺紛いの方法で}住民たちから金を巻き上げたりしており、大将が刑務所に入られたりする事もある。
なお、大将のメンバーであるチュウチュウ、オタマ、クロヘイの性別が女性に変わっている。
**秘密探偵クルクル
[[リス>リス(動物)]]の[[探偵]]、クルクルとその助手、土竜のモコモコの愉快な探偵アニメ。
ハンナ・バーベラ作品でも比較的知名度がある作品なのだが
「ジェリーストーン!」ではなぜか&bold(){主人公のクルクルはポスターの絵での登場に留まり、モコモコの方だけがゲスト出演した。}
(なおモコモコは街でサウナ兼サンドイッチ屋の店舗を営んでいるという設定で登場した)
**早射ちマック
[[馬]]の保安官マックとお供のルイの物語で、マックは悪人退治の際には「怪傑マック」に変身し、ギターを武器に大立ち回りを繰り広げ、とどめは持っていたギターで&bold(){「Kabong!」}と独特のサウンドエフェクトと共に悪人の頭をぶっ叩くというなんともロック(?)な必殺技。
&s(){[[プロレス]]の凶器でギターで相手の頭を叩いたりするレスラーもいるが、ある意味それらのルーツ……かもしれない}
「ジェリーストーン!」ではマックが「怪傑マック」の姿で登場、下記のオギー、ヤッキー、チビスケ、ラフティとレディ、ラムヂーらが通う小学校のクラスの先生として登場。
もちろん「ジェリーストーン!」の方でも悪い奴を&bold(){「Kabong!」}するヒーローとしても活躍しているが、それに必要なギターがバナナ・スプリッツによって壊されて自信を無くしてしまう回がある。
なお、ルイも登場するが性別が変更され、女性キャリアウーマンのキャラクターとして登場。
職場が違うため、原作ではコンビを組んでいたマックとはあまり絡まないが、シーズン2の第7話ではルイがマックの小学校の特別教師としてオギー達にビジネスの世界を教えている。
**オギーとダディー
アメリカ本国では上記の「早射ちマック」の中で共に放送された作品。
子犬のオギー(放送していたNETテレビ版ではチビ助)と父親のダディーの親子が繰り広げる物語。
「ジェリーストーン!」ではオギーの性別が変更され、女の子として登場しているが、ダディーはだいぶ&bold(){“超”が付くほどの過保護過ぎる親}キャラクターとして描かれている。
(※どのくらい過保護かと言うと、&bold(){オギーがたった少しの距離を離れるだけでも挙動不審になる}、オギーが友達のチビスケやヤッキーといる場合でも&bold(){何台の監視カメラと、オギーにGPSを付けて密かに見守っている}という程。)
**あひるのヤッキー
緑の羽を持った黄色いアヒル、ヤッキー・ドゥードルが養父で友達のチョッパーと一緒に暮らしているが、悪いキツネや悪いワニに追われたりする物語。
こちらも「ジェリーストーン!」ではヤッキーは女の子に、チョッパーはヤッキーの養母である女性として登場。
チョッパーは下記のカタヌーガ・キャッツらがいるピザ店の店主を営んでいる場面がある回が存在している。
**じゃじゃ熊一家
熊の一家が繰り広げるドタバタ物語。
「ジェリーストーン!」では一家はジェリーストーンの街にて食堂を営んでおり、主にチビスケ(シャグ・ラグ)が上記のヤッキーとオギーと共に各エピソードの主役として活躍する回も多い。
**つよいぞラフティ
猫のラフティと犬のレディのコンビが繰り広げる物語。
実はハンナ・バーベラプロ独立後に初めて制作されたオリジナル作品である。
「ジェリーストーン!」では、2匹はロボットの兄弟という設定で登場。
ロボットではあるが小学校に通っておりオギー、ヤッキー、チビスケらと同じ怪傑マック先生のクラスの子である。
ちなみに本編では戦闘形態にも変身したりして&bold(){互いに喧嘩}したり、VRゲーム機として変形したりしている。
**ラムヂーちゃん
主人公である仔羊のラムヂーを、毎回オオカミが様々な姿に変装して捕まえようとする。だが真相が分かったラムヂーが「オオカミだよーっ!!」と叫ぶと、すぐさまイヌの「オジサン」が駆け付けて、オオカミを杖で吹っ飛ばすというのが毎回のパターンである、ドタバタ劇。
ラムジーが主人公なのだが、様々な姿に変身できるオオカミは使い勝手が良かったのか、
ハンナ・バーベラ作品のキャラクターが集まるオールスター作品「まんがオールスター おもしろオリンピック」では現地リポーター役にオオカミが選ばれた。
「ジェリーストーン!」ではラムヂー、オオカミ、オジサンらが別々に登場。
ラムヂーはチビスケ、オギー、ヤッキー、ラフティとレディと同じ小学校で怪傑マック先生のクラスの子として登場。
もうオオカミに追われる事もないようで、スケートボードを披露する場面もある。
オオカミは原作で色々変身していた事も反映してか、食料品店の店員、レスリングマッチアナウンサー、工場の従業員といった様々な仕事をしているが、なんとあまり作中で明言されてはいないが、まさかの&bold(){ゲイ}という設定であり、&bold(){あの大魔王シャザーンを誘おうとしたり、キスしようとする場面もある}……。
一方でオジサンはラムヂーやオオカミと比べると出番は少ないが裁判所の廷吏を務める回がある。
**スナッグルパス
ピンク色のライオン、マウンテンライオンのスナッグルパスが活躍するドタバタ劇。
あのピンクパンサーよりも一足早く登場している。
本国では最初に上記の早射ちマックの中の短編作品でセットで放送、後にクマゴローと共に放送された。
「まんがオールスター おもしろオリンピック」でもラムヂーちゃんのオオカミとともに現地リポーターを務めており、それを反映してか「ジェリーストーン!」ではジェリーストーンの街のTV局のレポーターとして活躍している。
**チュースケとチュータ
上記の「トムとジェリー」がハンナ・バーベラ制作から離れた翌年の1958年より制作された「ハンナ・バーベラオリジナル版のトムジェリ」で、ネズミのチュースケとチュータと猫のドラの追いかけっこを描く。
「ジェリーストーン!」ではドラがハックル市長の秘書として登場。チュースケとチュータを追い回す事は無くなったが、&bold(){ハックル市長にはロマンチックな感情を抱いているという。}つまりは……。
一方で、チュースケとチュータらはドラに追いかけ回されなくなった代わりに、背景とかで映ったりしてあまり劇中でフューチャーされる事はないが、チュータの性別が変更され女性キャラに変わった。
**ドラ・チュウ助探偵
猫のドラと、ネズミのチュウ太の2人の探偵が様々な事件を解決するドタバタ探偵モノ。
こちらも猫とネズミをメインとする作品だが、追いかけっこ系ではなくバディものとして描かれているのが特徴。
「ジェリーストーン!」では猫のドラが女性キャラクターに変更されて登場、チュウ太の方は男性キャラという事を強調するためか無精髭が生えている。
**マジックおばさん
「チチンプイプイ、タァー!」
[[魔女]]のおばさんの物語。
「ジェリーストーン!」ではクマゴロー達の病院の食堂のおばさんとして出演している。
また、「ケンケンのフェンダーベンダー500」に出演した際に乗っていたガイコツ1.3カブリオレがカメオ出演的に登場する回もある。
**パップちゃんとスイートおばさん
スイートおばさんに飼われている犬、パップちゃんは、おばさんの前ではおとなしくしているが、本当はいたずら好きな犬で、そのパップちゃんが巻き起こすドタバタ劇。
下記の怪力アントに付随する形で本作とじゃじゃ熊一家が放送されている。
「ジェリーストーン!」ではなぜかパップちゃんは出演せずスイートおばさんのみが登場しており、シーズン1の第1話ではクマゴローの病院の患者として現れたが、見舞いに来た&bold(){オギーの歌を聴いて“ミュージカル恐怖症”を起こして気を失いかけた。}
また街の裁判官も担っているのだがチビスケ、オギー、ヤッキーが3人合体し変装した「オギ山ヤキスケ」に裁判中に殴られてまた気を失ったりする。
&s(){制作スタッフはスイートおばさんによほど酷い目に合わせたいのだろうか?と思うほどの酷い扱い…。}
**ワニのワーリー
動物園のアイドル、ワニのワーリーの物語。
「ジェリーストーン!」ではワーリーがいつも街の騒動に巻き込まれる住人としてたびたび登場する。
**かばのガバチョ
紫色のカバのガバチョが繰り広げる大冒険。
「ジェリーストーン!」ではガバチョは街の郵便屋さんとして働いているが、なぜかガバチョは&bold(){日本好きのアニメオタク}として描かれており、ハロウィン回では「[[FAIRY TAIL]]」の主人公ナツのコスプレをしてた。
**イッピー・ヤッピー・ヤッホー
かばのガバチョの番組内で放送された短編作品で、犬のイッピー、ヤッピー、ヤホーイの三銃士が活躍するコメディ作品。
「ジェリーストーン!」では彼ら三銃士がジェリーストーンの街の警察官として登場。イッピーは女性キャラクターとなっている。
**ブリーズリとスニーズリ
北極グマのブリーズリと、ものすごい風量のくしゃみをする緑のアザラシのスニーズリが北極圏のイグルーで繰り広げるドタバタ劇。
こちらもかばのガバチョの番組内で放送された作品。
**ゴリラのゴンちゃん
ペットショップのアイドル、ゴンちゃんの物語。
「ジェリーストーン!」では服屋の店長として登場。メガネをかけており原作よりも知的な感じとなり、ファッションにこだわる人物に。
**タコのロクちゃん
水族館『アブクランド』のアイドル、ロクちゃんが繰り広げるドタバタストーリー。
因みに日本吹き替え版の[[声優>声優(職業)]]は大山のぶ代。
「ジェリーストーン!」では性別が女性に変わり楽器店の店主として登場する。
**突貫カメ君
ドン・キホーテのように悪漢に対して突撃する正義の味方を自認するカメの突貫と、その良き相棒で時にその猪突猛進ぶりをいさめる現実主義者でもあるムク犬のダムダムのギャグ活劇。
「ジェリーストーン!」では突貫カメ君は街の警察署長として働いており、部下として上記のイッピー、ヤッピー、ヤホーイらを連れている。
**ルーピー・デ・ループ
キザの紳士オオカミが登場する短編映画作品。だが、日本未上映でマイナーめ。
「ジェリーストーン!」では女性キャラクターに変更。ゴンちゃんの服屋の店員として登場し、ジャバちゃんとは仕事仲間である。
シーズン2ではラムヂーちゃんのオオカミとはいとこの関係という事も明らかになったりした。
**リッピーとハーディー
常に楽観的で物事を深く考えないライオンのリッピーと、悲観主義者で愚痴っぽいハイエナのハーディーがコンビを組んで冒険する作品。
上記のワニのワーリーと突貫カメ君と合わせて放送されていた。
「ジェリーストーン!」では大きくキャラクターデザインが変更され、2人は高齢者として登場、ハーディーは女性キャラクターとして変更されおばあちゃんとして登場している。
**ムクムクおやじとゴーゴー娘
現代に蘇った原始人の中年オヤジ、ケイブマンと、三人娘が繰り広げるドタバタ劇。
「ジェリーストーン!」でもケイブマンと三人娘が街の住人として登場しており、また「フリントストーン・キッズ」の中のセグメント作品での「キャプテン・ケイブマンとジュニア」で登場したケイブマン・ジュニアも登場。
ケイブマン・ジュニアも怪傑マック先生のクラスの子として小学校に通っている。
**ジャンボゴリラの大冒険
身長40メートルという巨大なジャンボゴリラが巻き起こす大騒動を描く物語。
ジャンボゴリラはくしゃみをすると台風みたいに吹き飛んでしまう。
「ジェリーストーン!」でもジャンボゴリラがレギュラーキャラクター扱いで登場。ジェリーストーンの街中に倒れて壊滅状態になってしまう回もある。
**変身ジャンボと冒険トリオ
ライオンのキングら擬人化された動物達が繰り広げるドタバタコメディ作品。
「ジェリーストーン!」ではキングらはギャング団として登場。ドラ猫大将のいる路地裏のアジトをダンスバトルで奪い取った。
また、ギャング、つまり犯罪者であるためか、キングが怪傑マックに「Kabong!」されていたり刑務所に入れられたりする場面もある。
なお、キングのメンバーであるビッグ・H、スキッドは女性キャラクターとして登場している。
**原始家族フリントストーン
現代風にアレンジされた原始時代を舞台に、フリントストーン一家の愉快な一日が始まる。
因みに本作は実写映画化もされた。
「ウ~、ヤバダバドゥ~!!」
ハンナ・バーベラ作品の中でも知名度がある作品故か、「ジェリーストーン!」では主人公のフレッドがカメオ出演での出番に留まっているが、その代わりに、本作に登場する緑色の宇宙人の科学者グレート・ガズーが出演している。
**宇宙家族ジェットソン
30世紀の宇宙を舞台に、スカイパッドアパートに住むジェットソン一家の愉快な一日が始まる。
フリントストーンのSF未来版と言えるが、フリントストーンと競演したエピソードもあり。
DCのティーンタイタンズともコラボし&s(){てヒドイ目にあっ}たこともある。
1990年にはユニバーサル映画配給で映画化、日本国内で「スペースファミリー/ジェットソンズ」というタイトルで上映された。
こちらは主人公のジョージ・ジェットソンさえ「ジェリーストーン!」本編に出演していないが、1980年代版アニメに登場したキャラクター、オービティが&bold(){公園の遊具}としてカメオ出演している。
**アダムスのお化け一家
幽霊屋敷を車に改造してオモシロ不気味なアダムス一家が世界中のお化けを巻き込んだ珍道中を繰り広げる。
シケモク(ゴメズ)の吹き替えは初代スネ夫や1988年版イヤミこと[[肝付兼太]]氏。
故ラウル・ジュリア主演の[[実写映画>アダムス・ファミリー(映画)]]や某自動車CMが有名だが、実は今作は白黒実写ドラマがオリジンだったりする。
**バナナ・スプリッツ
「シャラ〜ラ♪シャララ〜ラ♪」
犬のワンチョ、ゴリラのデッパッパ、ライオンのオモナーガ、象のムックムクの4匹が繰り広げるドタバタ劇。
アニメパート、歌パート、着ぐるみによる実写パートなどで構成されたバラエティー番組。
日本では『マンガ大冒険!ドタバタ30分』として放送されており、こちらも4匹が実際にバンド演奏を見せる場面もあるため音楽バンドグループ系キャラクターの側面もあるが、ある意味、着ぐるみキャラによるドタバタ劇と言うと[[タコラ>クレクレタコラ]]の先駆けとも言えなくもない。
2019年にはまさかの&bold(){[[FNAF>Five Nights at Freddy's]]系の映画として彼らが夜な夜な大人達を殺戮する「バナナ・スプリッツ・ホラー」}が公式に制作されて話題に。日本でも2023年からDVDレンタル&デジタル配信が始まった。
そのせいもあってか「ジェリーストーン!」では彼らは&bold(){街の犯罪グループという悪役ポジション}として描かれており、彼らも怪傑マックに「Kabong!」される事もある。
**カタヌーガ・キャッツ
ギタリストのカントリー、女性ボーカルにしてダンサーのキティー・ジョー、ベースのスコット、ドラマーのグルーブの4匹の猫のバンドによる冒険を描く作品。
上記のバナナスプリッツに続く音楽バンドグループ系キャラクターとして作られたとか。
残念ながら日本未放送だが、キティー・ジョーは可愛いからオススメする。
ちなみに上記のラムヂーちゃんは本国の方ではこのカタヌーガ・キャッツの中で短編として放送されていた作品であったりする。
「ジェリーストーン!」にはピザ店のバンドロボットとして登場するが、仲良し親子しか入店出来ないのを無理矢理親子のふりをして突破したクマゴローとチビスケを&bold(){店のルールを破ったとして「FNAF」ばりに襲ってくる。}
&s(){ある意味「バナナ・スプリッツ・ホラー」のセルフパロディーとも読めるかも。}
*&bold()【冒険アクション系作品】
ドキドキ、ハラハラの冒険アクション系作品。上記のドタバタコメディ的要素を取り入れた作品もある。
**シンドバッドの冒険
少年、シンドバッドの冒険活劇。ベルトを外してマッチョマンに変身!
「シンドバッド」をモチーフにした作品であるが、内容は原作とは大きく異なる。
また、複数の邦題タイトルが存在しており&bold(){「冒険シンドバッド」、「少年シンドバッド」}としても知られている。
ちなみに吹き替え版のシンドバッドの声を現在でも活躍する大御所声優、&bold(){[[古谷徹]]氏}が演じており、氏にとって初となる吹き替え出演作となった。
**ガリバーと小人たち
父親との宝探しの航海中に、ゲイリー・ガリバーと彼の犬タグは小人たちが暮らすリリパット王国に流れ付いてしまうが、リリパット王国を統治するポンポン王の娘、フリルタシアらリリパット人の助けを得ながら行方不明の父親を探し続ける、冒険物語。
こちらも「ガリバー旅行記」をモチーフにした作品だが内容も原作と異なる。
**科学少年JQ
本国では「ジョニー・クエスト」のタイトルで知られている。
ジョニーとその父親であるクエスト博士、飼い犬のバンディ、家庭教師兼ボディーガードのレース・バノン少佐、ジョニーの親友のインド人少年ハジらが世界中の謎を解き明かす為、冒険の旅に出る。
クエスト博士は色々研究しているので各国スパイに狙われたりするが、&bold(){何の研究をしているのかは謎。}
因みにOP主題歌は、あの坂本九も歌っていた。
♪太陽は燃える、ジャングルは叫ぶ、謎に輝く宇宙の星へ~
なお、「ジェリーストーン!」ではジョニーとハジが大人になった姿で登場し、ボウリング場のオーナーを務めている。
さらに「ジェリーストーン!」のシリーズライターでストーリーボーダーのメロディ・イザによると、
2人は&bold(){同性婚}しているという。マジで?
**[[大魔王シャザーン]]
古代アラビアを舞台に、二人の兄妹が指輪の精霊、シャザーンを呼び出す。
「出てこいシャザーン!!」
「ジェリーストーン!」ではシャザーンが街の露店の店主や、スーパーの試食コーナーの店員とかで登場している。
**がんばれモビー
白鯨のモビーが遭難した少年トムとタブと共に、深海を冒険する物語。
モビーは巨体だが動きも素早い。
本国では下記の「アストロ超人ジャンボ」とセットで放送されていた作品だったが、日本ではNHK総合テレビの少年映画劇場にて単独で放送された。
「ジェリーストーン!」ではモビーがジェリーストーンの街の海に住んでいるが、
彼の誕生日の日にハックル市長がビーチの日を宣言し海開きをしたため、大騒ぎを起こし誕生日が台無しになったとしてハックルと街の住人達をペシャンコにしてしまった。
**ター坊の冒険
飛行機の墜落により未開のジャングルに到着したター坊が、ジャングルに住む原人ザンバと恐竜ロロと共に冒険する物語。
下記の「宇宙怪人ゴースト」の番組内で放送された作品である。
**爆走バギー大レース
ハンサム、ピンキー、食いしん坊の三人が制作した喋る車、スピードバギーが今日も皆と一緒に大レース!
「ムッシュ、ムラム~ラ!」
「ジェリーストーン!」ではスピードバギーと食いしん坊が出演。
ハロウィン回ではオギーが食いしん坊、チビスケがスピードバギーの仮装をしている。
またOPにもスピードバギーが加速した勢いで建物が次々倒れる演出のパターンが存在する。
**わんぱくジョーズ
二足歩行出来る鮫、ジャバくんと、彼がドラマーとして入っているバンド、ネプチューンズによる大冒険。
「ジェリーストーン!」ではジャバくんが女性キャラクター、&bold(){ジャバちゃん}に変更され、ゴンちゃんの服屋の店員として登場する。
また、ネプチューンズの他のメンバーもカメオ出演する回もある。
*&bold()【ミステリー系作品】
個性的な面々が幽霊騒動といった様々な怪事件を解決していくミステリーもの。
**弱虫クルッパー
原題「スクービー・ドゥ」。弱虫の犬、クルッパー(スクービー・ドゥー)と探偵チームの爆笑ミステリアスストーリー。
♪どうしてお前は臆病なのさ、だから皆がバカにする
&font(l){一度だけ、『[[おくびょうなカーレッジくん]]』とコラボ回が作られたが、日本では未放送。}
**スクービー&スクラッピードゥー
一応、「弱虫クルッパー」の続編にあたるが日本国内のカートゥーンネットワークで放送される際、キャラの名前も原題通りに変更されている。
♪スクービードゥービドゥー、スクービードゥービドゥー、スクービードゥービドゥーいそ~げ~
「ジェリーストーン!」ではカメオ出演留まりだが、上記の「オギーとダディー」のダディーが「スクービー・ドゥ」シリーズが1969年以来何エピソードが作られたかのネタとして&bold(){5069回}のエピソードを見たというシーンがある。
**幽霊冒険のグーバー
上のスクービードゥーと同様に、犬のグーパーとテッドら3人の若者が幽霊騒動を解決する物語。
**おとぼけ探偵団の大冒険
おとぼけ探偵団のリーダーの少年ラリー、そのメンバーのD.D.、ペッパー、ドッティー、2匹の犬のウィンパーとウーファーが幽霊騒動を解決する。
「ジェリーストーン!」ではゴンちゃんの服屋の幽霊騒動を解決した模様だが幽霊の正体は「ただの隙間風」だった模様。
**ブッチのムキムキ大作戦
ブッチら高校生にして人気バンドグループが様々な怪事件を解決していきながら冒険する物語。
「やったぜムキムキ大作戦」のタイトルでも放送されたという資料もある。
いかにも70年代のアイドルバンドグループ的なOPは必見。
**ドボチョン一家の幽霊旅行
[[幽霊]]伯爵のドボチョンと人間の若者達のミステリー旅行。
尚、製作会社が全く違う「幽霊城のドボチョン一家」と混同しない様に…。
♪勇敢に~ ゆうれいが~ ゆうれいを~ やっつける~
「ジェリーストーン!」ではドボチョンがハックル市長がかつて子供の頃に憧れたプロレスラーとして登場している。
**ドラドラ子猫とチャカチャカ娘
売り出し中のバンド「子猫チャカチャカーズ」が、行く先で起きる様々な事件を解決する内容。
こちらはなんと実際の音楽グループとしても展開されており、猫耳萌え等、時代を先取りした感がある。
「ジェリーストーン!」では宇宙編で登場したピピーが登場した。
**ビチ探偵の大冒険
身長僅か1センチという小さな私立探偵ビチが、アシスタントのビチヨ、そして変装の達人カワールと一緒に完璧な推理で事件を解決する物語。
「ジェリーストーン!」でもビチ探偵が登場している。
*&bold()【ヒーローアクション系作品】
いわゆるアメコミ的なヒーロー系のキャラクターが活躍する作品。ゴースト以前はドタバタコメディ要素の強いヒーロー作品が制作されていた。
**怪力アント
小さいけど、力持ち!
「行くぞー!原子の力、怪力アントだ!」
蟻んこヒーロー!
日本では「[[鉄腕アトム]]」に因んでか&bold(){「鉄腕アント」}でのタイトルでも放送された事もあるが本国でのタイトルは&bold(){「アトム・アント」}。
「ジェリーストーン!」でもアントは登場するがセリフが無く、クマゴローが&bold(){「食べ物に虫が入った」}としてアントを混入させたりと扱いが酷めだったり……。
&s(){確かに虫だけどアントはスーパーヒーローだから……。}
**スーパースリー
それぞれの個性を活かした[[超能力]]を持つ三人のスーパーヒーローのお話。
♪ラリホ~、ラリホ~、ラリルレロン!
三人は普段は人気バンドとして活動しているのだが、
これは制作当時、ビートルズなどといったアイドルバンドグループが人気だった影響も受けたもの。
それ以降の他のハンナ・バーベラ作品でも、音楽バンドグループという設定のキャラクターが続々と登場するのである意味その原点とも言え、現実の音楽カルチャーの影響も大いに受けていたと言える。
**フランケンロボ
上のスーパースリーの中間で放映されたロボットアニメ。
天才少年、ジュニアくんが作ったスーパーロボット、フランケンロボが悪者と戦う!
**ほえよ!0011
警察署の清掃員として働いている中国から生まれた犬男、ラッチー博士がカンフーのスーパーヒーロー0011号となって悪者たちと戦うコメディヒーロー物。
本国では「ホンコン・プーイ」として知られている。
**宇宙怪人ゴースト
体を透明化する超人ゴーストが少年アランと少女ケイト、そしておさるのビッキーと共に悪者から宇宙の[[平和]]を守り抜く。
ハンナ・バーベラ作品初の本格的アメコミチックヒーロー作品。そのせいかゴーストのマスクの目つきは[[バットマン>バットマン(人物)]]にも似ている。
♪ゴースト ゴースト ゴーゴーゴースト〜
なお、スピンオフのセルフパロディー作品として悪役のブラクを主人公にしたコメディ、「ザ・ブラクショー」が制作された。
「ジェリーストーン!」ではゴーストがシーズン2の3話にゲスト出演、上記のドラドラ子猫とチャカチャカ娘に登場するピピーの大量のクローンが乗った宇宙船がゴーストの乗る宇宙船に激突し、ピピーまみれになってしまった他、悪役であるブラク、カマギーラらもカメオ出演している回もある。
**電子超人Uバード
鳥の翼を持つスーパーヒーロー、Uバードが今日も悪人を退治する!
後に他のハンナ・バーベラ作品のキャラクターも登場するセルフパロディー作品として
Uバードが弁護士に扮する「Harvey Birdman, Attorney at Law(ハービーバードマン法律事務所)」が制作されたが&bold(){内容がメチャ酷いぞ。}
&s(){フレッド・フリントストーンはマフィアのボスだし、シャギーとスクービーはマリファナ所持の疑いで逮捕されたりする。}
**銀河トリオ
上の電子超人Uバード内にて放送されたヒーロー作品。
体をガス状にできるジョー、体を自在に巨大化するガッツマン、重力を操るスウィートら銀河トリオの3人が宇宙船コンコル1号で宇宙を冒険しつつ、立ちはだかる悪人達を懲らしめていく。
「ジェリーストーン!」ではスウィートがカメオ出演した。
**アストロ超人ジャンボ
本国では「マイティー・マイター」の名前で知られている。
「ジャンボ~」と叫び棍棒を振り回すと超人に変身する原始人が活躍する先史時代のヒーロー作品。
上の「ハービーバードマン法律事務所」でもジャンボがハイラム・マイター判事として何度も登場しているし、「ジェリーストーン!」でもジャンボがプロレスラーとして上記のドボチョンと試合をするシーンが描かれている。
**怪獣王ターガン
五匹の怪獣を従えたジャングル惑星の王・ターガンが妻のマーミと息子のケーンと共に侵略者に立ち向かう。
後に1980年代のアメリカにて流行る事となる&bold(){「剣と超科学」の異世界SFファンタジー系}作品のジャンルの奔りとも言え、本作は上のアストロ超人ジャンボと共に『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』や『サンダーキャッツ』の先輩作品とも言える。
ちなみにヒューヒュー&ポーポーがいれば他は要らないんじゃ(可愛いし)・・・
♪ターガン ターガン スーパーばりきの怪獣王~
「ジェリーストーン!」でもターガンがカメオ出演する回がある他、ヒューヒューが街の下水道から出現した巨大モンスターとしても登場する。
**珍犬探偵ダイナマット
正義のヒーロー、ブルーファルコンと相棒の伸縮自在のロボット犬ダイナマットが大都市を舞台に悪と戦うヒーロー物。
もちろん同じ名前のマシンに乗る[[F−ZEROレーサー>キャプテン・ファルコン]]とは無関係。
本国では1976〜77年に放送されたが、日本ではだいぶ遅れて1983年頃に放送されており、珍しい80年代に日本で放送されたHB作品でもある。
「ジェリーストーン!」でもブルーファルコンとダイナマットが登場。下水道に落ちたハックル市長を助けに来て、街の住人達を激励した。
**スペーススターズ
宇宙怪人ゴースト、怪獣王ターガンといったハンナ・バーベラヒーロー達が集結するオールスター作品。
ゴーストとターガンの新規エピソードもこの番組内で制作され、「スペーススターズフィナーレ」にて共演、ジェイス、エレクトラ、モレクラッドら新たな3人のヒーローと共に戦う。
残念ながら日本未放映。
*&bold()【バーベラプロによるアニメ化作品】
バーベラプロは自らオリジナル作品を作る傍らで、既に原作がある作品のアニメ化作品も手掛けており、特に1980年代以降になると新規のオリジナル作品の制作が以前よりも減り、原作があるアニメ作品を手掛けるようになっていくようになる。
**[[宇宙忍者ゴームズ]]
マーベルコミックの「[[ファンタスティック・フォー>ファンタスティック・フォー(MARVEL)]]」のアニメ化作品。日本語版は名前といい、台詞といい原型が留めないほど改変されている。
宇宙忍者だが、[[バルタン星人]]は関係ない。
ここでも「ムッシュ、ムラム~ラ!」が出るよ!
&s(){残念ながらマーベルが[[某ネズミ>ミッキーマウス]]の[[生みの親>ウォルト・ディズニー]]の会社に買収されたので、「ジェリーストーン!」では彼らの登場は絶望視されている…。}
**GODZILLA
日本の[[ゴジラ]]のアニメ化作品だが、日本では未放映。
実はこの作品が短編等ではない公式の初代アニメゴジラだったりする。(次作はゴジラ・ザ・シリーズ)
**Pac−Man
こちらも日本を代表するゲームキャラクター、[[パックマン]]のアニメ化作品。
やはりこちらも日本未放映。
**チャレンジ・オブ・ザ・ゴーボッツ
リーダー1率いる[[正義]]の組織ガーディアンとサイキル率いる悪の組織レネゲイト。意思を持った[[ロボット]]達の戦いが今、始まる!
トランスフォーマーに対抗して発売されたアメリカ版[[マシンロボ]]ことゴーボッツのアニメ作品。[[ロム兄さん>ロム・ストール]]やレイナは出てこないが。
日本未放映作品。
**ビル&テッドのエクセレント・アドベンチャーズ
キアヌ・リーブスの初期の主演作品「ビルとテッドの大冒険」のアニメ版シリーズ。
なんとテッドの声を映画版も演じたキアヌ本人が務めている。
80年代〜90年代のアメリカでは様々な映画のアニメ化作品が制作されていったのだが、本作もその流れに乗って制作された一本。
1990年の第1シーズン版をハンナ・バーベラプロが制作、翌年の第2シーズンから別のアニメ制作会社であるDICエンタープライズ社が制作を担当しているがテッドの声がキアヌでは無くなり、放送局も変更されている。
日本未放映作。
**フィッシュ・ポリス
スティーブ・モンカス原作のコミック作品を元にした大人向けのアニメ作品。
魚などの海の生き物が擬人化された世界観で、魚の刑事であるギル警部が海の深くの街で起きる犯罪に立ち向かう。
カートゥーンものではよくある動物の擬人化作品だが、本作はフィルムノワールを思わせるストーリーとなっているのが特徴。
「[[ザ・シンプソンズ]]」などのプライムタイム帯の大人向けのアニメのヒットに対抗して制作されたのだが、視聴率が振るわず&bold(){3話目で打ち切られてしまった。}(エピソード自体は全6話制作していた)
そのせいもあってか、様々なランキングを発表しているYouTubeチャンネルサイト、「WatchMojo(ウォッチモジョ)」が選ぶ&bold(){「恥ずかしい90年代のアニメ ランキングTop10」}で第8位に入ってしまった。
日本未放映作。
**ジム・キャリーはMr.ダマー
1994年に公開されたジム・キャリー主演のコメディ映画のアニメ化作品。
原作映画と同年に公開されたジム・キャリー主演作である「[[マスク>マスク(映画)]]」、「エース・ベンチュラ」の方も別のアニメ制作会社の手でアニメ化されているので当時のジム・キャリーの人気がどれだけ凄かったのかがうかがえる。
しかし、原作が大人向けのジョークを含んだ作品であるのに無理矢理子供向けのコメディ作品にしてしまったせいか、複数年のシーズンに渡って放送され比較的続いたジム・キャリー主演2作のアニメ化作品と異なり&bold(){1シーズン・全13話}という短命に終わってしまった。
やはりこちらも「フィッシュ・ポリス」同様、「WatchMojo(ウォッチモジョ)」の「恥ずかしい90年代のアニメ ランキング」に&bold(){「マスク」と「エース・ベンチュラ」のアニメ化作品と共にランクインしてしまった。}
&s(){これを見る限り結構90年代辺りにハンナ・バーベラがしくじっていたかがよく分かる。}
ちなみに本作はカートゥーンネットワーク以外のテレビチャンネルで放送された最後のハンナ・バーベラ制作の番組でもあり、番組の絵柄のテイストの感じも下記の「デクスターズ・ラボ」を思わせる。
日本未放映作。
**[[ウルトラマンUSA>海外ウルトラシリーズ]]
円谷プロダクションとハンナ・バーベラプロの共同制作による作品。
アニメーションの実制作はスタジオ・ザインと葦プロダクションが請け負ったが、ハンナ・バーベラプロはウルトラマンのデザインに関して注文しており、ハンナ・バーベラ側から提示されたデザインでは、ウルトラマンがマントを付けていた。これは、アメリカでは「マントも付けずに空を飛ぶヒーロー」という概念が理解できなかったからと言われている。
*&bold()【バーベラプロ・後期・末期制作作品】
1980年代以降に制作されたが上記の原作が既にある作品ではないバーベラプロのオリジナル作品。
それでも過去の作品のキャラクターを共演させるオールスター作品や続編が中心で一から作られたオリジナル作品は少ない。
**ザ・ビスキッツ
ビスキット島に住む小さな犬のビスキッツ達が、ビスキット城の王冠の宝石を悪の王のマックス王から守るために奮闘する物語。
ハンナ・バーベラ作品では1980年代に制作された作品だが、人気が出なかったのか本国でもたった1シーズンしか放送されず、日本でも未放映。
「ジェリーストーン!」では食品メーカー「ビスキットファームズ」社のマスコットとして登場。「ビスキットファームズ」社の食品としてBBQソースや、オレンジドリンクとかが劇中に登場した。
**[[カウ&チキン]]
「兄貴はチキン!」
「妹はカ~ウ!」
『パパママ自慢の子どもたち~!!』
下半身しか登場しないパパとママを持つ雄鶏のチキンと牝牛のカウの兄妹が繰り広げるお下劣コメディ。
ウィーゼルとバブーンの凸凹コンビによる「アイ・アム・ウィーゼル」も番組内で放送された。
下記のデクスターズ・ラボ、ジョニー・ブラボーと放送時期は被るが、ハンナ・バーベラプロ末期の製作作品で、カートゥーンネットワークスタジオが設立される前に製作が終了した。
**デクスターズ・ラボ
天才少年デクスターと彼の姉ディーディーが巻き起こす珍騒動を描くコメディ。
デクスターが飼っているお猿のモンキーが活躍する『スーパーモンキー』と三人のヒーローがマンション内で他愛もない日常を繰り広げる『ジャスティスフレンズ』も番組内で放送された。
シーズン1&2はハンナ・バーベラプロ製作で、後に『サムライジャック』『[[スター・ウォーズ クローン大戦]]』を手掛けるゲンディ・タルタコフスキーが監督。シーズン3以降はカートゥーンネットワークスタジオ製作。
**ジョニー・ブラボー
金髪のマザコンマッチョダンディ・ジョニーがひたすら女の子にモテようと奮闘するドタバタコメディ。
シーズン1では前述の「スクービー&スクラッピードゥー」のキャラと共演するエピソードも描かれた。
こちらもシーズン4からカートゥーンネットワークスタジオ製作となった。
*&bold()【番外編】
**ジェリーストーン!
2021年にワーナー・ブラザースが制作したので厳密にはハンナ・バーベラプロ作品ではないが、上記の往年のハンナ・バーベラプロ作品のキャラクターが総登場するアニメ作品であるため一応記載しておく。
配信動画サービスであるHBOMaxで配信、日本でも2022年からカートゥーンネットワークで放送された作品。((ただし、2024年現在、日本ではシーズン1の途中までしか放送されていない。))
様々なハンナ・バーベラ作品のキャラクターの共演を描く作品は過去にも「チキチキマシン猛レース」の続編作「新・チキチキマシン猛レース ケンケンのフェンダー・ベンダー500」などといったものが既にあったが、それぞれのスタジオの創設者ウィリアム・ハンナとジョセフ・バルベラなしでそれらをフィーチャーした最初のテレビシリーズ作品である。
監督は「[[スポンジボブ>スポンジボブ・スクエアパンツ]]」の脚本や「チャウダー」を手掛けたCH・グリーンブラット氏で、本国版では一部のキャラの声を自ら演じている。ちなみにブラット氏は1970年代に多くのハンナ・バーベラ作品を見て育った世代でもあるとか。
内容は様々なハンナ・バーベラ作品のキャラクター達が「ジェリーストーン」という街に住んでいるという設定で登場して繰り広げるドタバタ劇を描く。
ちなみに本作では登場キャラクターの男女の比率バランスを良くする為&bold(){[[原作では男性だったキャラクターが女性として登場している>メディアミックスに伴う別人化]]}。
上記のオギーやヤッキー、ジャバとかほぼ違和感ないキャラクターもいるのだが、
「早撃ちマック」のルイ、タコのロクちゃんはもはや&bold(){「誰?」}というレベルのもありファンの一部からは批判的な意見もある。
また性別変更以外にも&bold(){原作では大人しかったのに怪しい発明品を生み出して騒動を巻き起こすマッドサイエンストの一面を持ってしまった「クマゴロー」のヒロインのシンディ}など、原作からのキャラ改変が激しいキャラクターもいる上に、何故か&bold(){ポスターの絵とか本の表紙}などでのカメオ出演に留まっているキャラクターとかいたりと往年のハンナ・バーベラファンには戸惑うところも多いが&s(){「フリントストーン」の主人公フレッドやクルクルもこの扱いである。}&bold(){まさかのキャラクターもゲスト出演したりする事}もあるのでファンには見逃せないところでもあったりする。
でも作品の予備知識があまり無くても楽しめる……というか知っておくともっと楽しめるので往年のハンナ・バーベラ作品について学べるきっかけにもなる(?)のでオススメしておこう。
HBOMaxでは現在シーズン2までが配信されたが、2024年2月22日よりシーズン3が配信予定。
海外のリーク情報では特別編として&bold(){「[[ビリー&マンディ]]」の死神グリム}などといったハンナ・バーベラ作品以外の往年のカートゥーンネットワーク作品のキャラクターとのコラボ回も予定されているという。
また、今後未登場の他のハンナ・バーベラ作品のキャラクターの登場や、シーズン2放送時点で現在カメオ出演に留まるキャラの活躍も描かれるかも注目されるところである。
#center(){
&size(50){&color(gold){&bold(){&italic(){Hanna-Barbera}}}}
&size(15){A Time Warner Company}((現在のワーナーメディア社。2018年に現在の社名に変更された))
}
追記・修正は、ハンナ・バーベラ作品を見ながらお願い致します。
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- おや、4年間何のコメントも無しとは珍しい。ウルトラマンUSAがこの会社なんですよね。 -- 名無しさん (2015-04-18 21:39:50)
- >ウルトラマンUSA 葦プロとの共同制作だったような -- 名無しさん (2015-04-18 21:46:37)
- 本国では現在もシリーズが作り続けられるほどの大人気なのに日本だとVHSの類すら出ず展開に恵まれないスクービー・ドゥー -- 名無しさん (2023-08-24 17:43:44)
- 最近ちょくちょく追記してる人、このペースだと履歴流し扱いされかねないですしもっとある程度まとめて追記した方が良いかと -- 名無しさん (2024-02-15 04:23:52)
- ↑ご指摘、すみません。時間が有ればやりたいのですが…。特に「ジェリーストーン!」という作品から入り始めたのでそこで出演しているキャラクターの原作を中心に載せたのですが……。(結構、ジェリーストーン!本編でも相当な作品からキャラクターが出演しているのでハンナ・バーベラに疎いと調べるのが大変です…) -- 名無しさん (2024-02-17 02:13:53)
- とりあえずジャンルごとに整理してみました。どうでしょうか? -- 名無しさん (2024-02-18 22:05:39)
- ↑乙です。前と比べて内容が充実してすごく見栄えが良くなったし立派な良記事ですよ -- 名無しさん (2024-02-18 22:19:07)
- ↑4のコメントの者ですが、内容の是非の話ではなくて[[編集回数>編集時のルール]]の話です。履歴流しって言葉使ってるとはいえちょっと分かりにくい文面だったかもしれません。 -- 名無しさん (2024-02-18 22:22:05)
- なんかジェリーストーンのシーズン3の回にブラック魔王が出るらしい。どうやらジェリーストーンの街のライバルの都市の市長さんという設定らしい……。チキチキマシンの新作作ったから出られないかな?と思ったけど。 -- 名無しさん (2024-02-21 08:01:17)
- ↑ケンケンも同時に出る事が判明。衣装は「スカイキッドブラック魔王」の時のコスチューム。ハンナ・バーベラ作品で知名度があるブラック魔王とケンケンだけにまさに満を持しての出演だな…。 -- 名無しさん (2024-02-21 08:41:44)
- ↑シーズン3のカバーアートだと、ジェットソンも映っているし、今までカメオ出演だったクルクル、スーパースリーと一緒に放送されてたフランケンロボなんかも映ってる。これは期待するべきかな -- 名無しさん (2024-02-21 09:04:09)
- ↑めっちゃ期待通り、それ以上だった!スクービードゥーの面々がちゃんと出演してたし、カウアンドチキンからレッドガイが登場、ジェットソンとは共演エピソードあり、ブラック魔王とケンケンとの共演エピソードではブラック魔王が「まんがオールスターおもしろオリンピック」の悪役チームの面々を出して率いたり、後何故かハンナ・バーベラ制作外のキャラクターのはずなのにサンダーバーバリアンの面々も出てたりする。もうこれハンナ・バーベラ版スマブラ状態。見られる人はぜひhbo maxで見て -- 名無しさん (2024-02-23 04:09:07)
- ↑(悲報)Uバード、ジェリーストーンでは故人となっていた模様 (あのハービーバードマン法律事務所でやりすぎたせいなのか) -- 名無しさん (2024-02-23 09:55:32)
- カタヌーガ・キャッツのキティー・ジョー、スクービー・ドゥのダフネに似ている気がする -- 名無しさん (2024-02-23 09:56:46)
- ジェリーストーン!のシーズン3からの新規レギュラーキャラクターとして何故かがんばれモビーのタブ君が選出されたけど……トム君とセットじゃなくてなぜタブ君だけ?って言う謎チョイス(誰もピンと来ないよなコレ) -- 名無しさん (2024-02-23 15:58:05)
- ↑3あれは閉鎖済みのルビー・スピアーズ版権を一部WBが持ってるから出ているんだよ RS自体HBから独立した会社だから作風にそこまで差はないわけだが -- 名無しさん (2024-03-25 08:10:40)
- 訂正↑4ね -- 名無しさん (2024-03-25 08:11:18)
- ↑でも旧ルピー・スピアーズ制作作品もイケるって事だよね……なんか考えただけで「ジェリーストーン」すげー作品になりそうな気がするな。 -- 名無しさん (2024-03-27 00:05:34)
- 岸田総理の米議会のスピーチでニューヨークで小学生時代を過ごしていた時に「フリントストーン」を見ていたとして、「ヤバダバドゥー」のセリフを発するとは…。影響力大きいねぇ、ハンナ・バーベラ作品。 -- 名無しさん (2024-04-12 13:10:40)
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