バルタン星人

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&font(#6495ED){登録日}:2010/05/12 Wed 00:54:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「コレ、コレキレテ…」 &font(#0000ff){「君の宇宙語は分かりにくい」} &font(#0000ff){「生命?生命とは何か。わからない」} &font(#0000ff){「ウルトラマンなど恐れる事はない。スペシウム光線を撃ってきたら今度はスペルゲン反射光の餌食にしてやれ!」} &font(#0000ff){「勝負はまだ1回の表だ。必ずお前の命をもらいに来る。さらばウルトラマン!」} &font(#0000ff){「我々優秀なバルタン星人の動物園に入れるんだ。下等動物として動物園にな!」} &font(#0000ff){「子供と子供が喧嘩する!男と女が喧嘩する!家と家とが喧嘩する!そして、オシマイには、国と国が喧嘩する!ミサイル発射!手裏剣シュッシュッ!日本は滅びる!地球は滅びる!」} フォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッ} バルタン星人とは円谷プロが制作するウルトラシリーズにおいて、圧倒的な知名度を持つ宇宙人。 ウルトラマンは知らなくても「フォッフォッフォッ」という笑い声は知っている人も多いのでは? たぶん[[ウルトラマンセブン]]と間違えるレベルの人でもこいつの名前や姿は分かるはずだ。 記念すべき製作話第一話に登場しているあたり、やはり代表格。 決して圧倒的な強さを見せたわけではないのだが、 世界観の壁を超えて何度も登場しており、よくウルトラ戦士の代表的ライバルとして挙げられる。 しかし、最近ではチャイルドやタイニーといった友好的なバルタンも出てきたためか、メビウス以降の作品では、侵略活動を行うバルタン星人は出てきていない。 ただ、メフィラス星人やメトロン星人のみならずバド星人ですら登場している昨今の作品において最も有名なバルタン星人が登場しない事を残念に思うファンは多い。(バルタン星人本人は登場しないがバルタンの力を持つアイテムが登場したりはするのだが。) また、[[ヤプール>異次元人 ヤプール]]→[[レイブラッド星人]]→[[ベリアル>ウルトラマンベリアル]]と宿敵ポジションが移り、 しかも強大な連中ばかりで少々出辛い空気。 『大怪獣ラッシュ』にて、[[バルタンバトラー・バレル]]という中々のイケメンも登場した。 ウルトラ怪獣系の商品では大抵1番目をキープしている。 それもあってかザム星人、[[テンペラー星人]]などにデザインが反映されたりする。 なお、バルタン星人といえば両手のハサミを上下させるポーズが非常に印象的で、 基本的に初代のこのポーズをほとんどのバルタン星人もしている。 実は初代の企画段階では普通に腕として使わせるつもりだったのだが、 実際にスーツを着てみると&color(red){ハサミが重くてまともな動きができず腕を上げてると楽だったのでそれに上下運動を加えた}ためにあのポーズが生まれたという裏話がある。 もしハサミが軽くて普通に扱えたら印象的なあのポーズは存在しなかったと思うと、運命のいたずらを感じずにはいられない。 初代バルタン星人のスーツはウルトラQに出てきたセミ人間の改造。 「侵略者を撃て」の監督と脚本を担当した飯島敏宏氏によるとスーツ部分はケムール人の流用でそこにセミ人間の頭部を組み合わせて装飾を加えたもの、との事。 ただ改造と言っても元のスーツから原型がなくなるレベルで手が加えられているため殆ど新規造形と言っても過言ではないかもしれない。 デザインは成田亨。「侵略者を撃て」の特技監督の的場徹氏のアイデアを元に飯島氏から発注がかけられた。 今でこそ最も有名なウルトラ怪獣の1つとなり、成田の代表作の1つにも数えられるバルタン星人だが、成田自身は「セミ人間に角と大きな鋏をつけてくれという無意味な注文が嫌だった」とその造形を否定していたという。 (成田のデザインコンセプトは「余分なものを徹底的にそぎ落として単純化する」というものであり、バルタン星人の造形はそれに反していたため)。 因みに既存のデザインに何か付け足して、という依頼によって誕生したデザインは他にもゾフィーが存在する。   【M78星雲世界のバルタン星人】 &bold(){●初代バルタン星人} 登場:[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]] 第2話「侵略者を撃て」 身長:ミクロ~50メートル 体重:0~1万5千トン 別名:宇宙忍者 巨大なハサミになった手、セミを思わせる愛嬌のある顔つき、 フォッフォッフォッという不気味で&font(#ff0000){美しく華麗な}声が特徴。 一般的なバルタン星人といえばやはり初代のこいつである。 宇宙忍者の異名通り、分身などの敵を惑乱させる能力を使う。 生命力も非常に強く、核ミサイルの直撃を受けても平然としている。 唯一の弱点は火星に存在する物質「スペシウム」。 このスペシウムのみがバルタン星人を殺す唯一の方法である。 【能力】 ●分身術 複数人に分身し、敵を惑わす。忍者らしい唯一の技。 ●瞬間移動 瞬間移動する。 ●飛行能力 飛行する。 ●脱皮能力 これで核だろうと火炎だろうとどんな攻撃を受けても平然と蘇る。抜け殻は消える。 ●憑依能力 人間に憑依する。この状態でその人間の脳髄を借りる事で、人間の言葉を話す事も可能。 ●赤色冷凍光線 ハサミから放つ冷凍光線。 これを受けたものは、死にはしないが体が緑色に変色し、身動きが一切できず、まるで凍らされたかのようになる。 ●白色破壊光線 ハサミから放つ破壊光線。 ゲーム『[[ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth]]』では大量に分身して敵をドーム状に包囲した状態で放つ一撃必殺技がある。   母星を狂った科学者による核実験によって失ったが、その時たまたま宇宙旅行に出ていた20億3千万人の民が難を逃れそのまま宇宙船で放浪。 宇宙船を修理するために地球を訪れ、科学センターを占拠してダイオードを手に入れようとしていたところ、地球を気に入り、移住を決定する。 ハヤタも最初は「地球の風俗・習慣に馴染み、地球の法律を守るなら不可能ではない」と答えたが、 いくらなんでも数が多すぎるので(しかしミクロ化能力があるので移住には何も問題はなかった)、 ハヤタに火星への移住を提案され、火星にある自分の弱点(前述の通りスペシウム)をしゃべりかけて中断、 「話は終わりだ。我々は地球をもらう」と巨大化し市街地で暴れ始めた。 [[ウルトラマン]]との戦闘に敗れるが、直後ウルトラマンは容赦なく宇宙船を破壊、&font(#0000ff){約20億2千999万9999人のバルタン星人のうち殆どが全滅した。} そもそも暴れたのはたった一人だけなのに…… このような経緯から、ウルトラマンの行動を責めたり、バルタン星人を被害者とする意見も多いが、 勝手に地球に入ってきた上に科学センターを占領した上、交渉を一方的に打ち切り実力行使に出たり、 自分達が住める星を見つけてもウルトラマンへの復讐だけでなく地球侵略も目的とした行動を行っている辺り、決して単純な被害者と言える訳ではない。 それに星への移住という、一族全体の未来に関わる事を、仲間に全く相談せずに独断で決めて実行するというのも無理があるため、 テレパシーで仲間と相談して決定した可能性や、最初から人類を滅ぼすと路線決定したうえで「話し合い」をしていた可能性も否定できない。 また人間とは生命についての概念が違いすぎたため、移住を認めていたらいずれ大きな軋轢を生んでいただろう。 とはいえ、さすがに問答無用で罪のないバルタン星人達を殲滅したウルトラマンの行動はマズイと円谷側も判断したのか、 『[[ウルトラマンSTORY 0]]』において後付けで「バルタン星人は種族全体で意識を共有している」と設定された(円谷監修なので、扱いは一応公式である)。 つまり、一人を敵に回したら種族全体が敵に回るので殲滅した。 「種族全体で意識共有してるなら狂った科学者出てくるわけないだろ、後付け乙」というツッコミ所もあるのだが、 逆に言えば、「種族全体で意識共有しているのに、母星を滅ぼす行動を取る→自我が芽生えている」ようなのは狂っていると言えなくもない。 何?それだと種族全体で意識共有してるなら4代目が父親の敵討ちに来るのはおかしい? 命の意味がわからないのに父親の敵討ちに来た時点でおかしいです、本当にありがとうございました。 ……ぶっちゃけ、バルタン星人に限らず、ウルトラシリーズに細かい設定を追及すると矛盾だらけになるのでそういうものなんだと割り切るのが賢明である。 一応言っておくと『ウルトラマンSTORY 0』はあくまでTVシリーズと直接的な繋がりの無い独立した世界観の話であり TVシリーズ本編にもこの設定が反映されているわけではないということを留意しておく必要がある。 仮にこの設定が適用されていたとしても、作中でバルタン星人の意識共有設定をウルトラマンが知るようなシーンなど一切無いため(後付けなので当然だが) やっていることは「独断で皆殺しにした連中がたまたま全員危険思想だったのでラッキーだった」という酷い話になってしまうのだが。 また無印のリメイク漫画『[[ウルトラマン THE FIRST]]』では、 「ウルトラマンは宇宙船を地球外に持ち去っただけで、宇宙船の破壊は&bold(){バルタン星人側の自爆だった}」という解釈を取ることで 以降のエピソードにおけるバルタン星人の物語を通しての黒幕というポジションに明確に説得力を与えている。 結局は制作第1話という事もあって、この話自体が描写不足で強引な点が多すぎたが故に起きた問題と言える。 これらの反省を踏まえて、コスモスやマックス等ではバルタン星人を「単純な侵略宇宙人とは違う存在」としての描写が重視されている。 そしてやはり扱いが難しいからか、メフィラス星人や[[マグマ星人]]など昭和の宇宙人の出番が増えているにもかかわらず、バルタン星人だけは殆ど出番が来ていない。 &bold(){●二代目バルタン星人} 登場:ウルトラマン 第16話「科特隊宇宙へ」 見た目が初代と変わり、スリムでセクシーになった。 先述の生き残りがR惑星と呼ばれる星に移住。 ウルトラマンに復讐するために、唯一の弱点である[[スペシウム光線]]対策として胸に開閉式のスペルゲン反射鏡を備え、再び地球を襲う。 さらに重力を操る能力や、光波バリヤーも身に付けている。 初代が単独で侵略を実行しようとして失敗した事を反省してか、 今回は1人が金星ロケット「おおとり」を襲う事で科特隊とウルトラマンを宇宙におびき寄せる囮となり、 留守になった地球に等身大のバルタン軍団が押し寄せて侵略するという二面作戦で動いた。 囮役はスペシウム光線を跳ね返すのには成功したが、ウルトラマンの新必殺技[[八つ裂き光輪>切断技(ウルトラシリーズ)]]で頭から真っ二つにされた。 地球の等身大バルタン軍団は、地球に残ったイデのマルス133で数人倒されるも、光波バリヤーを張った宇宙船に逃げ込む。 その後、テレポーテーションで地球に来たウルトラマンに対し、合体巨大化した上に光波バリヤーを装備して挑む。 八つ裂き光輪を光波バリヤーで防ぐも、ウルトラ眼光でバリヤーを無効化され、 八つ裂き光輪で頭から真っ二つにされて、そのままスペシウム光線でとどめを刺された。 ミニバルタンの群れがウルトラマンに襲いかかるアイディアもあり、[[デストロイア]]やダークバルタン等に受け継がれた。 ちなみにデザイナーの成田亨は後述のセミ人間の改造品だった初代が気に入らなかったらしく、二代目を本来のイメージデザインとしていた。 &bold(){●三代目} 登場:ウルトラマン 第33話「禁じられた言葉」 [[メフィラス星人]]の配下として、[[ザラブ星人]]、[[ケムール人]]とともに現れた。 とはいえ、ただ立っていただけであり、他の二人と同じく映像説もある(一応ほかの二人と違って大声で笑い声をあげている)ので三代目と言えるのかは正直微妙。姿は2代目ベースの色違い。 また[[巨大フジ隊員]]はこの三代目が変身していたとする説も(巨大フジ隊員と同じ地点に、入れ替わるように現れたため)。 &bold(){●四代目(バルタン星人jr)} 登場:帰ってきたウルトラマン 第41話「バルタン星人Jr.の復讐」 身長:ミクロ~45メートル 体重:0~3万トン 2代目バルタンの息子。だけど初代寄りの姿。 やや鋏が小ぶりになっており、腕の動きが活発。 復讐のため建設中のビルをロボット「ビルガモ」に改造。 ビルガモを倒されると「勝負はまだ一回の表だ!」と、どこで覚えたのか野球用語を使って負け惜しみ。 そのまま逃げるも背後から[[ジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]のスペシウム光線を受けて姿を消した。その後の行方は不明。 結局本人は戦うことはなかった。 内山まもるによる漫画版では、「最後のスペシウム光線で死んでいなかったら」という仮定でこの後日談が描かれている。 着ぐるみは『ウルトラファイト』や『レッドマン』に登場したバルタン(アトラクション用を転用)から型取りして新規造型されたものである。 旧作人気怪獣を再登場させる『帰ってきたウルトラマン』の「延長にあたっての強化案」の一環として登場した。 &bold(){●五代目、六代目} 登場:[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]] 第37話「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」、第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」 身長・体重:初代と同じ 何故か豚面になっておりデザイン評価は歴代でも低め。 この頃になるとバルタン星の再建に成功したようだが((R惑星を第二のバルタン星とした可能性もある))、ウルトラマンへの恨みは健在。 五代目は[[80>ウルトラマン80]]を捕獲し、バルタン星の動物園に入れようとした。 ……と目的はまるでギャグじみているが、&bold(){戦闘能力は何気に高い。} ハサミから連射する火炎弾「バルタンファイヤー」やフラッシュ、テレポートや透明化や飛翔能力、そして80に投げられれば一回転して着地するなどの身軽さを活かした&bold(){体術}、果ては自らの母船からの援護射撃までを組み合わせて、地上から空中まで激闘を展開。 80の側も透明化を見破るウルトラアイ、バルタンファイヤーに対するバリアの展開、全力疾走からのタックル、スペースマミーの応援など次々対策を編み出しつつ奮戦。 最終的に、飛び立とうとしたバルタンの足に80が食らいつき、マミーを撃墜した直後で動きを止めていたバルタン母船に投げつけ、両者とも爆発させた。 80やウルトラの父、ウルトラセブンとも戦っているスナップが現存している。 六代目は江戸っ子で、山野正明少年の撮ったUFO写真をめぐって人類同士を仲違いさせ、 そこから世界戦争にまで発展させると言う[[かなり気の長い作戦>ジュラル星人]]で人間社会から信頼を奪い、戦争を起こそうとする。 この頃になるとさすがに地球文化にも詳しくなってきたようで、 「これがけんかの元になるとは…お釈迦様でもご存知あるめえ!!」ともはや現代人は使わないような町人言葉を交えて話す。 「君の宇宙語はわかりにくい」から14年後のことであった。 &bold(){五代目と同じく戦闘能力は高く}、前回同様バルタンファイヤーを使える他、 新必殺技の白色破壊光線「エクシードフラッシャー」は80先生のサクシウム光線と互角の威力を誇り、 ありとあらゆる手段・技量をもって80とかなり熱いバトルを繰り広げた。 加えてこの時は子供達を拘束した袋で右腕が塞がっていた状態であり、いわば片腕だけで80と激しい戦いを行っている。 最後は80が初代ウルトラマンから教わった八つ裂き光輪を受けて真っ二つにされた。((イメージ映像にウルトラマン16話のライブフィルムが挿入されている。)) 先生同様、顔があれでも動いているとかなりかっこいい。つなぎの合成もかなりうまいので驚くこと必至。 &bold(){●ベリアルの怪獣軍団} 『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説>大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』に登場。 [[ベリアル>ウルトラマンベリアル]]が[[怪獣墓場>怪獣墓場(ウルトラシリーズ)]]で蘇らせた怪獣軍団の一体 初代ウルトラマンと戦うが、ベリアルショットによる巻き添えで爆死した。 着ぐるみはダークバルタンの改造。 &bold(){【別次元のバルタン星人】} &bold(){●バルタン星人(アニメ)} 『[[ザ☆ウルトラマン]]』に登場。 地球征服に邪魔なジョーニアスを抹殺すべく、変身シーンの隠し撮りフィルムをネタにヒカリ隊員をおびき出した。 アニメをいかした独特なバランスが特徴で、ハサミがでかい。こちらが4代目とされることも。 [[ダークネスファイブ>ダークネスファイブ(ウルトラゼロファイト)]]からはいろいろ言われた。 &bold(){●メカバルタン} 『アンドロメロス』に登場。 グア軍団によって強化改造されたバルタン星人。左手が三本爪、右手がメカのハサミになっている。 何気に一度受けた技はもう二度と効かないというチート。 作品自体のマイナーさに反して、人気怪獣のサイボーグ化という造型はちびっ子のハートを確実に鷲掴みにしており 『メロス』の怪獣の中では主役のアンドロ超戦士たちを差し置いてかなり長期に亘ってソフビのラインナップに並んでいた。 作品自体を知らずとも、メカバルタンのソフビだけは持っていたという人も少なからずいるのではないだろうか。 後年には児童誌でパワーアップコンテストまで行われた(後述)。 雑誌展開では、てれびくん1981年8月号に五代目、六代目と同じデザインのバルタンが軍団で登場。 東京を襲撃するも、メロスに次々と倒され、最終的にボスをコスモギロチンで倒されて全滅した(ボスが倒されるシーンはグラビアではなくイラストで記載されている)。 1982年2月号でボスのみ他の改造怪獣達と共に復活、この時にメカバルタンに改造され、右手のコスモニュームクロウが装備された。 全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛けるも、破られて2人のアンドロビームで[[エースキラー]]以外の怪獣達を倒され、自身とエースキラーもメロスとウルフのアンドロストリームでまとめて倒された。 小学一年生1982年2月号では、エースキラー共々メロスとウルフのアンドロビームで最初に倒され、その後に残る改造怪獣達も倒されたとされている。 3月号で再度復活してジュダと共にウルフを襲い、異次元岩に封印するも、駆けつけたメロスのダブルサーべルで倒された。 居村眞二氏の漫画版では軍団ではなく1体で登場、[[ベムスター]]ロボ(ベムズンではない)と共にウルトラマンジャックを襲い、駆けつけたメロスにベムスターロボを倒されると、冷凍光線でジャックを捕らえて人質にするも、駆けつけたウルフのアンドロビームで重傷を負わされる。 その後はメカバルタンに改造され、カプセルエネルギー運搬中の宇宙船・白鳥を襲撃、乗組員を惨殺して、入手したカプセルエネルギーの半分をグアに献上して残りを横領しようと企む。 光線や分身術、強化された腕による打撃でウルフを苦しめるも、メロスが駆けつけた事で形勢逆転、分身を一体ずつ全て攻撃されて消され、両腕を切断される。 そして保身のためにグア軍団について話そうとするも、ジュダのホログラフが放った光線で粛清された。 &bold(){●パワードバルタン星人} 『[[ウルトラマンパワード]]』に登場。 全体的に青くメタリックに、鋭角的になった。ハサミは長く鋭くなっている。 これまでのバルタンとは違い、&font(#ff0000){数々の惑星の文明を滅ぼしてきた凶悪宇宙人。} また、背中には巨大な羽があり、羽を広げて空を飛ぶ。 パワードにおけるベムラー役でもある。 二代目の反重力波と初代の破壊光弾をそれぞれ強化した技が使用できる。 実は大気圏内飛行速度が凄まじく、そのスピードたるや驚異の&bold(){マッハ27}。マッハ20のバードンを大幅に上回っている。 &bold(){●サイコバルタン星人} パワードバルタンの頂点に立つリーダー。 異常に発達し、頭から突き出た脳ミソがソフトクリームみたいになっていたり。 配下には パワードを瀕死に追い込んだ&font(#f09199){[[パワードドラコ>ドラコ(ウルトラ怪獣)]]}や お馴染み最強の宇宙恐竜&font(#800080){[[パワードゼットン>ゼットン]]} がいたりと、その実力が伺える。 パワードが倒された後、[[W.I.N.R.>特別捜査ネットワーク機関 W.I.N.R]]とパワードを迎えにきたM78星雲人達に宇宙船ごと倒されたため、 Jrと同様に本人は戦っていないが、NGシーンでは部下と思われる他のバルタン星人と共に地球へ降り立ち、パワードの死体を確認するシーンが存在した。 竹書房「ウルトラマン画報下巻」の欄外に記されている各エピソードの台詞の中に、 「『命、わからない。命とは何か?』(バルタン星人 パワード/13話)」とあり、未使用のシーンでW.I.N.R.と交信したことが示唆されている。 &bold(){●バルタン星人(ベーシカル)} [[ウルトラマンコスモス(映画第一作)>ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]に登場。 CV:[[郷里大輔]] これまでとは違い、クワガタモチーフのデザイン。そのためあの丸っこいイメージながらちょっと攻撃的なデザイン。 飛行時には下半身が変形する。 母星を失った子供達のために地球を手に入れようとする。 一族の子供達のためという動機はわかるのだが、 地球を汚染し続ける人類を劣等種とみなしてろくに交渉もせず強引に征服しようとしたのは評価が分かれるだろう。 音楽が好きなのか、シューベルトの曲を聴くと眠ってしまう。 &bold(){●ネオバルタン} ウルトラマンコスモス(映画第一作)に登場。 ベーシカルバルタンがコスモスと戦うために変身した強化形態。(ただし相手は&bold(){ルナモード}) 悪魔のように禍々しい姿で、両手はハサミではなく剣と鉤爪になっている。 というかバレル含めたバルタンの中で、初見でこいつがバルタンだとわかる人がいるだろうか…… (しかし逆にバルタン星人を知っている人だとハサミなしでここまでバルタンにできるのかという意見も多い) 右手の剣から剣型の光弾バッドナイフを連射する、左手の鋼槍からビームロープのバンドルコートを出す、 肩アーマーを無数のトゲのバンプスプレーに変えて射出する等、全身に針鼠のように武器を装備している。 [[コスモス>ウルトラマンコスモス]]を苦しめ、コロナモードに変身したコスモスとも互角に渡りあったが、徐々に押され、最終的にはブレージングウェーブを受けて敗北。 種族の未来に絶望し、涙を流しながら胸部を自爆させて自ら命を絶つ。 コスモスによって亡骸は元の姿に戻され、宇宙へ運ばれた。 この時の多くのチャイルドバルタンが涙を流すシーンや地球の子供も涙するシーンは目からウルトラ水流必至である。 どうせなら元に戻すのは[[ルナモード>ルナモード(ウルトラマンコスモス)]]でやっていただきたかったが。   &bold(){●チャイルドバルタン} 映画ウルトラマンコスモスシリーズに登場。 上記のバルタン星人の子供。 そのうちの「シルヴィ」と言う名のバルタンが当初はコスモスを回復させないために[[ムサシ>春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)]]から輝石を奪ったが、後に主人公達と仲良くなる。 その後地球から去ったが無事どこかの星に移住することに成功したようで、後の映画にも登場している。 &bold(){●[[ダークバルタン]]} [[ウルトラマンマックス>ウルトラマンマックス(作品)]]に登場。 その強さは桁違いで、最強!最速!の[[マックス>ウルトラマンマックス]]と二回戦って&font(#ff0000){二回ともマックスを圧倒。} 後述のタイニーバルタンら穏健派のバルタン星人が持ってきた銅鐸によって戦意喪失し、矛を収めてバルタン星に帰って行ったが、 もしも穏健派がいなければ地球は大変なことになっていたに違いない。それだけの実力者であった。 そのチートさを纏めると ・&bold(){357mまで巨大化}。マックスもできるがマックスはエネルギーを消耗する ・重力を広範囲に渡り操作する ・バラバラにされても即再生 ・空を埋め尽くす分身を一瞬で生成 ・[[ゼットン]]のバリアーを破ったマックス最強の必殺技を跳ね返す 等、挙げたらキリがなく、歴代最強と言われている。 ちなみに「宇宙忍者」ではなく「超科学星人」。M78の技術すら超える科学力とのこと。 &bold(){●タイニーバルタン} 『ウルトラマンマックス』に登場。 &bold(){&font(#ff69b4){魔法少女ばる☆たん}} 人間体はまさかのボクっ娘美少女。 『ばるるん』と唱えながら指を交差することで超能力が使える。 つまり属性だけ抜き出せば『ボクっ娘魔法少女』ということになる。まさかバルタン星人に萌える日が来ようとは…。 バルタン星の穏健派で、偶然会った地球の少年といちゃいt……協力してダークバルタンとマックスの戦いを止めようとした。   &bold(){●アンドロ・ザ・キラーメカバルタン} 2010年度に児童誌で行われた『メカバルタン強化改造コンテスト』で[[デザイン公募>応募キャラ]]された、メカバルタンの強化形態。 メカバルタンがアンドロ超戦士への憎しみを糧に自己を強化改造した姿であり、全身が青を基調としたアーマーのような姿になっている。 右腕のアイアンクローには銃が、左腕のハサミにはチェーンが追加武装として取り付けられている。 公募企画自体は元々、アーケードゲーム『大怪獣バトル』との連動企画として行われたもので、 アンドロ・ザ・キラーメカバルタンも本来は同ゲームへの本格登場を確約された存在であったのだが、 実装を前にして&bold(){当の『大怪獣バトル』が稼働終了}してしまい、デビューの場を挫かれてしまった結構可哀想な存在。 結果、着ぐるみはおろかCGモデルすら存在しておらず、現在は『ウルトラ怪獣シリーズ』のEXナンバーとして過去販売されたソフビのみでその姿を確認できるのみである。 &bold(){●[[バルタンバトラー・バレル]]} 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。中の人は[[平川大輔]]。 「プラズマソウル」というエネルギー鉱石が主要な資源となっている「プラズマギャラクシー」という世界で、 プラズマソウルを吸収したプラズマ怪獣を狩ってプラズマソウルを回収するハンターの一人。 「命知らずの宇宙忍者」の異名を持つ。 一騎当千の凄腕で、分身で敵を翻弄して隙を作り出したり地形を利用して自滅させたりと、クレバーな戦い方を好む。 クールで寡黙であり、必要最低限のことしか喋らない。 ちなみにプラズマギャラクシーでもバルタン星は爆発して消滅しているが、生き残りはバレル一人しかいないらしい。 [[ジェント>メフィラス星人]]からはそのしぶとさを高く評価されている。 &bold(){●バルタン星人(SDI)} 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。 スパークドールズイミテーションを使って、健太が疑似ウルトライブした怪獣の1体。 分身やテレポート、赤色凍結光線や白色破壊光線で千草のテレスドンを倒すも、美鈴のモチロンに、じゃんけん勝負を持ち込まれて負ける。 &bold(){●バルタン星人} 『[[劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』に、ファントン星人グルマン博士がウルトラマンについて語る際のイメージシーンとしてのみ登場。 どこかの惑星で分身と白色破壊光線を武器に、ウルトラマンと激闘を繰り広げる。 この分身は実体があるらしく、ウルトラマンと格闘戦を行って倒されていたが、 何体倒されても、倒されたそばから次々と新たな分身を生み出してウルトラマンを翻弄するという、実にバルタン星人らしい戦いを見せる。 だが最後は[[スペシウム光線]]の連続照射で全員まとめて一網打尽にされた。 ちなみにこの戦いは着ぐるみを二体使い、他は合成で分身を表現している。 &bold(){●ゼットンバルタン星人} ウルトラフェスティバル2016第一部「新たなる光 バルタン星人襲来!」に登場したオリジナル形態。 バルタン星人を退けたニュージェネレーションズの前で、MCのお姉さんに化けていたゼットン星人が「ウルトラマンへの応援のパワー」をゼットン人形にかすめ取り、そのエネルギーを使ってカード化したゼットンと力尽きていたバルタン星人を融合させて生み出した超合体怪獣。 現れた際の衝撃波でウルトラ戦士達を怯ませ、高速移動で次々となぎ倒し圧倒。最後に残ったオーブ・スペシウムゼペリオンも追い込んだが、ギンガ達が集めた光のエネルギーによって初代ウルトラマンが出現したことで形勢が逆転。カラーリウム光線で動きを封じられ、ダブル・スペシウム光線を食らって消滅した。 2017年のウルトラヒーローズエキスポではジャグラーがゼットンとバルタン星人のカードを使ってこの形態にフュージョンアップしている。 ***&bold(){【派生作品のバルタン】} &bold(){●ザ・ウルトラマン(内山まもるの漫画)} 『帰ってきたウルトラマン』の漫画版では、TV版の後日談相当のエピソードが展開され、バルタン星人Jrの逆襲劇が描かれた。 『タロウ』放送時の読み切り漫画『[[かがやけ ウルトラの星]]』では[[ウルトラキング軍団>メフィラス星人]]の六大将軍が一角として登場。 北海道に侵攻するもウルトラ兄弟により撤退に追い込まれ、本戦では怪獣軍団を相手取った[[ウルトラマンエース]]を背後から狙撃して暗殺。 しかし怒りに燃えるウルトラセブンの[[アイスラッガー]]を受けて他の将軍たち共々掻っ捌かれた。 『友情の星よ永遠に』では&bold(){キングバルタン}に付き従う&color(red){レッドバルタン}と&color(blue){ブルーバルタン}が登場。 ウルトラの星に侵攻を掛けようとするが…? &bold(){●ウルトラ兄弟物語} 『ウルトラ最後の決戦』編に登場。 スペースサタンキングの軍勢と共に地球を侵攻し、潜伏したウルトラ兄弟たちを焙り出す為に占領下の地球人たちを蹂躙する非道を行う。 &bold(){●[[ウルトラ怪獣かっとび!ランド]]} ガキ大将の[[レッドキング]]の腰巾着。分身の術が得意だが、幼い頃は[[全身をバラバラにして飛ばす>キングジョー]]という気色悪い忍術を使っていた。 実家はプロの忍者で、親馬鹿なかあちゃんと雷親父のとうちゃん、幼い弟がいる。 &bold(){●[[ウルトラマン超闘士激伝]]} [[メフィラス大魔王]]傘下の[[鋼魔四天王]]が一角として登場。詳細は該当項目参照の事。 &bold(){●[[ウルトラ怪獣擬人化計画]]} パワード版が「パワードバルタン」名義で巨乳萌え美少女化。胸も含め鋭角的でハサミ似の剣を振るっている。 ***&bold(){【円谷以外のバルタン】} &bold(){●『有言実行三姉妹シュシュトリアン』のバルタン} 地球に降り注いだ流れ星の力で、怪獣倉庫に安置されている着ぐるみが命を持った。 [[ゴモラ]]、[[ダダ]]、[[ガラモン>ガラモン(ウルトラ怪獣)]]、[[エレキング]]と共に暴れ回るが、ウルトラマンと巨大化したシュシュトリアンに敗れた。 何故かロブスターを食べる人間を目の敵にしていた。セミじゃなかったのかモチーフ。 ***&bold(){【バルタンではないもの】} &bold(){●セミ人間} 『[[ウルトラQ]]』に登場。ガラモンの飼い主。 ぶっちゃけた話、初代バルタン星人はこの着ぐるみを改造したもの。 2話目(製作話的には1話目)にして改造だったということなのだが、今やそれがシリーズの代名詞である。 つまりコイツがいなけりゃバルタンもいなかった。 頭のVやハサミが無いだけで、顔はバルタンと同じ。 &bold(){●マタンゴ} 東宝の怪奇映画『[[マタンゴ]]』に登場するキノコ人間。 あまり知られていないがバルタン星人の特徴的な笑い声は元々はこいつのもの。 しかしカルト映画ゆえに知る人が少なく(作品を知ってても声を知らない人も)、バルタン星人が初代だと言われてしまいがちである。 &bold(){●[[ケムール人]]} 『ウルトラQ』で初登場した怪人。 上記の通り『ウルトラマン』で共演した他、コイツの声もマタンゴの声を使っている。 上述の通り初代の体部分はコイツのものである。 #aa(){{    /∧-∧    / \=v=/    |())\/()    にノ( ソノ    に) `‖)   /⌒ヽニ/|ヘ⌒ヽ   〉/Kニ-'-'-]〈  //⌒ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄/ _((∠二ニ/ バルタソ /    \/____/ ̄ }} **余談 命名は飯島による。 名称はバルカン半島に由来するという説と、設定作業当時の人気歌手シルヴィ・ヴァルタンから取ったという説があるが、飯島のコラム「今明かされるバルタン出生の秘密」によれば、正しいのは前者。「母星が兵器開発競争によって滅んだため、移住先を求めて地球にやってきた」という設定を、ヨーロッパの火薬庫といわれて紛争の絶えなかったバルカン半島に重ねているとされる。しかし、2012年7月24日にWOWOWで放送された『ザ・プライムショー』では後者の説が採用され、飯島自身は実際にはヴァルタンのファンではなかった、「(名付け親である)飯島がヴァルタンの大ファンであったため」という理由にしたと語っている。 また、同番組とは別に「世界怪物怪獣大全集」では後者について言及しており、その由来はヴァルタンが出演するレナウンのCMであると当時円谷プロで企画室長を務めていた金城哲夫が述べているが、復刻版ではこの点について、事実と異なるとしている。2016年2月19日の日本経済新聞の「文化」面に掲載された飯島のコラム「ウルトラマン誕生 大作戦」では、バルタン星人の名前はバルカン半島に由来するが、宣伝部の案でヴァルタンから名付けたことに決めたので、両説とも間違いではない、としている。 [[&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){仮に由来のままだったら、同年に始まった海外ドラマ}}>スタートレック(ドラマシリーズ)]][[&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){に出て来る異星人と名前が被っていたので危ないところだった。}}>バルカン人]] 『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!』では、 出しっぱなし布団の謎(仮面ライダーアクセル編)においてタックルの元彼として目元に線が入るなどぼかされてはいるが登場している。 また、アニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』にてサトシのヘイガニがロケット団に「ヘイヘイヘーイ!?」と言った際 「『ヘイヘイヘーイ』と聞かれたら」 「答えてあげるが世の情け…」 「フォッフォッフォ…世界の破壊を防ぐため」 以下略 とバルタン星人のパロディをやっていた。その時腕にヘイガニの腕に似た者を付けており完全にバルタン星人である。 #aa(){{       / Vヽ      ○ ○        / ̄ ̄ ̄\      | ¥ |     /追記・修正/     (    ̄ ̄ ̄  よろしく  \      |   | ̄ ̄ ̄\____/      | | |      (__フ__フ }} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 初代マン、新マン、80、パワード、コスモス、マックスと 初代バルタン、Jr、パワバル、ベーシカル、ダークが戦う映画つくられないかな ラスボスは巨大ビルガモで -- 名無しさん (2014-11-10 16:57:05) - ↑あとアンドロメロスとメカバルタンも -- 名無しさん (2014-11-10 16:58:02) - ↑最後は合体してEXバルタンとかになってウルトラマン達をフルボッコにしちゃうのかな。 -- 名無しさん (2014-11-10 17:28:14) - ↑争いはやめて! -- チャイルド タイニー (2014-11-10 18:11:19) - ↑4パワバルは「ドラコとゼットン使おう」とか言いだして他バルタンに却下されるだろうな。 -- 名無しさん (2014-11-10 18:16:13) - ↑サイコ「我々はゼットンでパワードを倒したことが…」 &br()ダーク「なんだとこのウンコ頭」 -- 名無しさん (2014-11-10 18:40:53) - 6代目「こんなにバルタンが集まってるなんて、お釈迦様でもご存じあるめぇ!」 -- 名無しさん (2014-11-10 19:08:33) - バルタンの科学は世界一ィィィィイイ! -- 名無しさん (2014-11-10 19:49:05) - 量産型ビルガモとか出ないかな キングジョーとかクレージーゴンには負けるけど結構かっこいい部類だと思ってる -- 名無しさん (2014-11-10 21:02:03) - ↑そしてどうせなら新デザインとしてよりスマートにカッコ良くwww -- 名無しさん (2014-11-11 13:08:22) - ウルトラファイトでハサミ外してたけどハサミは生物的特徴なのかアタッチメント式武器なのかどっちだったんだ? -- 名無しさん (2014-11-11 18:10:13) - 必殺!バルタニックバスター!! -- 名無しさん (2014-11-11 19:26:18) - ↑3光の国の建造物を改造して造るとか? -- 名無しさん (2014-11-16 17:24:59) - ミクロ化があるから移住は問題ないって言うけど、ミクロ化って一時的なもんじゃないのか?普段の生活をするなら元の大きさに戻るんではないかと思うんだが。あの、交渉役が交渉時に人間大になってるのを見るからに -- 名無しさん (2014-11-22 22:32:35) - メビウスのDVDの冒頭で、マンがバルタン達に「汚れた手で触っちゃダメ」など説教をしていたが、まずこいつに「刃物でディスクを挟んじゃダメ」と説教すべきだと思う。ハサミは取り外せるんだから。 -- 名無しさん (2014-11-22 23:01:05) - 鋭利なハサミの斬撃バルタンとか鉄球状のハサミの格闘バルタンとか出ないかな -- 名無しさん (2014-12-01 18:16:00) - ↑バラバやアストロモンスのような腕になりそうだな -- 名無しさん (2014-12-01 18:49:44) - バルタン「和解の握手をしようじゃないか」スッ &br()ウルトラマン「いいだろう」スッ &br()チョキン &br()ウルトラマン「痛っ!」 &br()「「戦争じゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」 -- 名無しさん (2014-12-10 14:04:32) - ウルトラマンキッズのバルは、マーとあの腕で握手してたぞ -- 名無しさん (2014-12-17 20:18:46) - 結局M78バルタンとは和解できたのか? -- 名無しさん (2015-01-21 20:53:37) - ↑未だに出来てないと見るべきなんだよなぁ、多分繁栄の地は築いてるだろうけども -- 名無しさん (2015-01-21 21:00:18) - ↑千束「マックスでウルトラマンを圧倒&和解したから以後恨みっこなしな」ということらしいんだけどマックスの世界でやられても納得できねぇ。 -- 名無しさん (2015-01-21 21:26:14) - 映画で総力戦やって和解とかしないかな。 -- 名無しさん (2015-01-21 21:29:16) - 大怪獣ラッシュにギンガが出てるしせっかくスーツあるんだから地球にバレルが来てギンガと共闘する展開をやって欲しい。 -- 名無しさん (2015-01-30 11:16:35) - 可哀想な難民バルタンは全滅した!虐殺者と仲間達は死ぬべきなんだ!って言う人はどうして二代目達以降のことを無視するのか?(このページも数行で矛盾)二代目やジュニアの復讐は正当な行為だ!とたまに言う人もいるけど -- 名無しさん (2015-02-25 01:09:52) - ↑いきなり目的が変わったからじゃないかな? だけど解釈の仕方によっては復讐込の侵略だと思う -- 名無しさん (2015-02-28 15:04:36) - バルタン星消滅のときに生き残ったのは本当に宇宙船一隻ぶんだけだったのか? もしかしたら宇宙の果てには、億か、兆か、それとも京か? の数のバルタン星人が生きているのかもしれない -- 名無しさん (2015-03-15 23:01:12) - ↑3復讐が正しいかはさておき、同胞20億人も殺されて「報復戦争を仕掛けてくるなんてやはり一方的に悪いのはあいつらだ!」ってそりゃ流石に無理があるでしょ。そもそも「虐殺者と仲間達は死ぬべき何だ!」って一体誰も言ってないようなことを勝手に強調されても誰としゃべってるんですかとしか -- 名無しさん (2015-03-24 17:42:21) - というか、バルタンの一族って命の概念ないんだろ?そんな奴ら地球上に住まわせたらやばいことになるんじゃないの? -- 名無しさん (2015-03-24 17:44:26) - ウルトラマンVS仮面ライダーだか何かの本で読んだけど、名前の由来は歌手のシルヴィー・バルタン氏らしい。 -- 名無しさん (2015-03-24 21:17:45) - 飯島監督のコラム「今明かされるバルタン出生の秘密」によると、バルカン半島が名前の由来というのが正しいらしいぞ -- 名無しさん (2015-03-24 22:18:43) - ↑3全滅なんてしてないじゃないか、生きているじゃないか。 -- 名無しさん (2015-05-04 13:05:40) - 同胞20億殺されたのはちょっと気の毒ではあるが、じゃあどうするべきだったかっていうと難しいからなぁ。残りのやつらは平和的かもしれない!って考えて違ったらどうするのかっていうね。 -- 名無しさん (2015-06-14 10:51:46) - ↑↑ ちょうどポケモンのユンゲラーとかのモデル騒動があった時期の話 -- 名無しさん (2015-10-14 02:12:18) - そういやコナンにバルタン星人をもじったキャラがいたなあ。すぐに殺されたけど -- 名無しさん (2015-10-21 11:50:01) - ダークバルタンだけ規格外だわw あれ初代どころかチートラマン以外じゃ勝てないw -- 名無しさん (2015-10-21 17:50:36) - ↑4昔友達が二次創作で「バルタン星人は共存派と侵略派に極端に二極化していて、共存派バルタンとハヤタ達が交友関係になるも侵略派によって共存派は皆殺し、マジ切れしたウルトラマンが残った侵略派を撲滅した」って話を構想していたなぁ -- 名無しさん (2015-10-21 19:00:46) - 初めてウルトラマンビクトリー見たとき、バルタンの親戚かと思った -- 名無しさん (2015-12-22 19:54:03) - ↑6とりあえず宇宙警備隊本部に連絡してみるのが一番じゃないかね。「ベムラー護送任務ほっぽって現地人轢き殺した上にノリでよく話し合わないうちに20億人のバルタン星人殺しちゃいました」とか後になって報告するよりはマシでしょうよ -- 名無しさん (2016-02-07 18:25:09) - X登場決定おめでとうございます -- 名無しさん (2016-02-10 18:55:25) - ハサミを取り外せるのが公式化して、ハサミは実は腕に装着する武器だったという設定にならないかなあ -- 名無しさん (2016-02-25 18:16:10) - ファミマのウルトラまん(肉まん)もそうだったけど、ウルトラマンと並んでグッズ化されることが多い。仮面ライダーもショッカー戦闘員と並んで商品化されることが多いね。 -- 名無しさん (2016-02-25 18:21:17) - バトスピコラボではXレア枠獲得おめでとうございます -- 名無しさん (2016-02-25 18:34:25) - 最初から不法侵入・不法占拠を行っていたにもかかわらず厚意をもって接してくれたハヤタとの交渉を一方的に打ちきり侵略を開始した外道であるにもかかわらず、可哀そうだとか言われるのは不条理な気がする。あんだけ身勝手ならそりゃいくら仏のようなウルトラマンでもブチ切れるってもんですよ。 -- 名無しさん (2016-02-25 23:20:56) - ↑一族全員がその外道だったらわからんでもないが、だからと言って20億以上の眠ってるバルタン殺す理由にはならんでしょう -- 名無しさん (2016-02-25 23:28:21) - あの頃のウルトラマン(Aタイプさん)はその辺の襟巻怪獣からエリマキをむしりとって闘牛もどき始めたりその後笑ったりするくらいにはテンションがおかしかったから・・・ -- 名無しさん (2016-02-25 23:35:10) - あの交渉の流れが変だっただけで元々バルタンは人間に見つかっても麻痺させるだけで済ませて帰ろうしてたからなぁ。「火星にでも行けばいいだろ。」がそんなに気に入らなかったんだろうか -- 名無しさん (2016-02-26 08:37:03) - おとうさんはウルトラマンでウルトラマンの対になってた存在、ウルトラマンはどんなボロボロでも休まないけど子供の運動会は休むのに対しバルタン星人はちょっとした怪我でも休むのにどんなボロボロでも子供の運動会は休まないという -- 名無しさん (2016-02-26 12:52:16) - STORY 0では他の宇宙人が分かりやすい悪役してたから、バルタンの描写がより一層不気味に思えたな(意思が共有。ある個体が死んだら代わりが孵化する)。 -- 名無しさん (2016-02-26 13:03:50) - ULTRAMANのエイダシク星人はこれが元ネタ -- 名無しさん (2016-03-09 14:52:24) - コスモスに登場したバルタン星人は、地球への移住をしたいと言ったらいきなり防衛軍に攻撃されたり、SRCの子守歌で眠らされたところを防衛軍に攻撃されたりしたから強硬手段に訴えたんだぞ -- 名無しさん (2016-03-09 15:18:52) - 彼らも50周年なのか… -- 名無しさん (2016-03-21 01:18:04) - 最新作じゃ出番は一瞬だが、これぞまさに誰もが思い浮かべるバルタン星人って演出してた -- 名無しさん (2016-03-21 03:57:42) - ↑2その前に呑龍起こしたり、街中に巨大化して現れたり砲艦外交みたいなことやってるんですが。 -- 名無しさん (2016-05-13 18:21:09) - ↑すまん、ミスった↑3だった。 -- 名無しさん (2016-05-13 18:57:56) - 6代目バルタンって意外とかなり恐ろしいと思うんだよなあ、小さいことから大きいことになっていくのはわりと本気でありえると思う。 -- 名無しさん (2016-05-30 20:30:01) - ジュダ様、ジュダ様ーと叫んでたバルタンが人生初バルタン -- 名無しさん (2016-07-04 09:29:45) - 初代。暴走したやつを倒した後に、和平派が謝罪して、改めて交渉する……という流れじゃダメだったんだろうか。 -- 名無しさん (2016-07-04 09:44:54) - そういえば、メビウスでは全然出てこなかったなぁ……。マックスに出てきたから、『2シリーズ続けて出すのは……』と考えたんだろうか? -- 名無しさん (2016-07-04 09:46:23) - 狂った科学者って地球人かと思ってたけど、バルタン星の科学者だったんだ、すごく今更だけどずっと誤解してたわ -- 名無しさん (2017-01-12 11:52:14) - アメコミ版ティガのレギュラン星人はなぜかバルタン星人そっくりのデザインだがなかなかかっこいい -- 名無しさん (2017-02-15 13:18:22) - セミ人間とは何か関係あるんだろうか -- 名無しさん (2017-02-28 17:11:44) - いくつかの漫画でバルタンの手下とか進化前として登場してるしね。個人的にM78星雲とL77星、ヤマトのガミラスとガルマンみたいな同じ星の生物を共通の祖先とする兄弟星と考えてる -- 名無しさん (2017-02-28 18:13:05) - それよりもフリップ星人との関係が気になるね。セミ人間同様に同じ祖先をもつ種族なんだろうか? -- 名無しさん (2017-02-28 20:00:14) - セミ人間流用の記述おかしくね?デザイン画の段階でセミ人間に何か付け足す事が考えられてるならスーツ流用が前提だったとしか思えないんだが。それに細部が違うのはむしろ当たり前というか、大まかな部分を変えずに細部の装飾や造形いじくるなんてよくある事だし。そもそもソースどこよこの話? -- 名無しさん (2017-05-18 13:47:33) - そもそも最初に語った「狂った科学者が」云々も自分たちを正当化する為の虚偽であるという可能性もあるよな?。 -- 名無しさん (2017-06-04 02:10:41) - 記事にもあるように地球(というか日本)文化を熱心に研究している彼らのことだから、次に登場するときは「ドーモ、ウルトラマン=サン。バルタン星人です」とアイサツをするに違いない。アイエエエエ!宇宙ニンジャ!?宇宙ニンジャナンデ!? -- 名無しさん (2017-08-28 11:45:14) - 記事中にも書いてあるけどどれだけ「本編中では描かれてないだけで実はバルタンは~で悪の宇宙人だったんじゃないのか」っていうたらればを繰り返しても、本編中にウルトラマンがそれを知ってる様子も知ろうとする様子もないのに宇宙船爆破しちゃったのがネック。それなのに平成以降になって結構友好的で話の分かるバルタン出まくってるのもメビウス以降の世界観で昭和と同種族のバルタンを出しづらい原因だと思う。 -- 名無しさん (2017-11-04 09:29:58) - 正直80位軽いノリで出てきても嬉しいんだがね。今のウルトラシリーズはシャドー星人ですら善玉で出る時代だし。 -- 名無しさん (2017-11-16 01:00:59) - 漫画版擬人化計画で「今の人類74億人もいるじゃねーか!」ってキレてたのに笑った -- 名無しさん (2017-12-26 09:20:35) - ↑翌年のウルトラセブンでたしか「地球の総人口は約30億人」ってセリフがあるみたいだし当時の感覚からすりゃ人類爆増ってレベル超えてるwww -- 名無しさん (2018-03-24 05:54:37) - 6代目との戦いの時って、80は人質を取られてるからかまともに戦えなかったんだろうけど、6代目も片腕は人質を掴んでるからもう片方の腕でしか使ってないし、そんな状況で互角以上に戦えてるんだから、仮に両腕使えてたら80を倒せてたんじゃなかろうか? -- 名無しさん (2018-04-17 13:25:14) - ウルトラ怪獣人気投票でも常に上位にいるのに最近一切姿を見なくて悲しい。ギエロン星獣もしがらみから離れて自由に暴れられたんだし、もっと出てきてもいいのよ -- 名無しさん (2018-07-11 11:34:52) - セミ人間の改造じゃなくて新規造形という説、一時期の書籍に載ってたけど結局否定されてるんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2018-07-28 13:18:48) - 絶対にレギュラン星人をこう呼んではいけない。…まあ普通間違えないけど -- 名無しさん (2018-11-08 09:52:36) - 『生命の概念が人類と違う』というのはELSと似てる部分があるな。バルタンたちはELSの爪の垢を飲んだ方がよい。 -- 名無しさん (2019-12-02 12:14:03) - 影ながら光の国の戦士たちの戦いを観察研究してて徹底的にメタった個体とか出てこないだろうか -- 名無しさん (2020-02-03 17:41:42) - ↑5ジードのギエロン星獣も「あれじゃわざわざギエロン星獣使ってる意味ないじゃん」みたいな意見も多かったからなぁ。まぁ馬場先輩みたく新しい方向から過去星人にスポット当ててほしい、ってのはわかるけども -- 名無しさん (2020-03-23 08:59:49) - ぶっちゃけサーガ以降はゼットンにライバルポジを譲った感ある。ニュージェネじゃ結局、Xの映画でのモブ扱い以外の出番は無さそう... -- 名無しさん (2020-03-27 23:44:47) - 最近はセミ人間やセミ女の方がモブ役だが出番が多いな まさかセミ人間やセミ女がゼロの生徒になってバルタン星人の姿を見なくなるとは・・・ -- 名無しさん (2020-04-12 20:35:45) - ウルトラ怪獣(星人)としては間違いなく最強の知名度を誇るにも関わらず公式での影が最近薄い不思議な星人。ゼットンとかゴモラなんかはよく出てくるのにね -- 名無しさん (2020-07-11 04:47:16) - タイニーやチャイルドってバルタン星人へのあんまりな扱いを反省して飯島さん自ら生み出したキャラだということだけど、穏健派バルタン星人の存在そのものが却って例の虐殺の一件にトドメを刺してしまった皮肉 -- 名無しさん (2020-07-15 20:39:06) - マックス以来あまり悪役扱いしにくくなってすっかりお見限りだが、同じく近年善玉役が定着していたゴモラをあっさり殺っつけたZでなら久々に大物悪役としての期待も? -- 名無しさん (2020-07-24 22:49:03) - ↑2作劇として狙ったのではなく脚本の不備で結果的に可哀そうになってしまったキャラだから、フォロー入れるべきはウルトラマンの方だったんだけどね・・・「20億人の中にタイニーみたいなのもいたんじゃないのか」って可能性が生まれたのはかなり痛い -- 名無しさん (2020-07-28 11:13:03) - タイニーの人間態があざとすぎると思ったが、人畜無害で善良な存在だとわからせるには十代の少女ってのは大変わかりやすい記号なのよな。それ以上下げると庇護対象になっちゃうし。 -- 名無しさん (2020-07-29 16:22:22) - マックスで単純に最強なダークバルタン、パワードとFIRSTとSTORY0で悪の根源や黒幕なバルタンと悪役はもう極めきった感あるからもう出なくても十分なんでは -- 名無しさん (2020-12-18 18:48:20) - やっぱ悪役として出るのはシンウルトラの方かな -- 名無しさん (2021-01-17 02:43:28) - 初代がもう少し交渉上手なら分かり合えた可能性もなくは……ない、のかな……? -- 名無しさん (2021-06-04 00:40:10) - 某所でのタイニーバルタンの解説で「まぁ中身はご覧の通りフォッフォッフォなんですけどね」って書いてあって流石にワロタ -- 名無しさん (2021-06-04 00:58:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/12 Wed 00:54:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 28 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &b(){&size(40){&color(black,silver){(V)}&color(gold,#b0c4de){●&color(black){¥}●}&color(black,silver){(V)}}} &b(){&color(#b0c4de){フォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッ}} } &b(){&color(gray,#b0c4de){バルタン星人}}は円谷プロダクション制作の『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』を初めとしたウルトラシリーズに登場する[[宇宙人]]。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *【データ】 別名:&b(){宇宙忍者} [[身長]]:ミクロ~50m 体重:0~1万5千t **◆能力 &b(){●[[分身能力>分身(属性)]]} 複数人に分身し、敵を惑わす。&font(l){[[忍者]]らしい唯一の技。} &b(){●[[瞬間移動>瞬間移動/空間移動]]} 瞬間移動する。 &b(){●[[飛行能力]]} 飛行する。 &b(){●脱皮能力} これで核だろうと火炎だろうとどんな攻撃を受けても平然と蘇る。抜け殻は消える。 &b(){●[[憑依能力>憑依]]} [[人間>ヒト(生物)]]に憑依する。この状態でその人間の脳髄を借りる事で、人間の言葉を話す事も可能。 &b(){●赤色冷凍光線} ハサミから放つ冷凍光線。 これを受けた者は死にはしないが、体が緑色に変色して一切の身動きが取れず、まるで凍らされたかのようになる。 &b(){●白色破壊光弾((作品によっては「白色破壊光線」とも。))} ハサミから放つ破壊光弾。バルタン星人の[[必殺技]]といえばコレ。 赤色冷凍光線や白色破壊光弾は分身能力と併用する事で&b(){「分身赤色冷凍光線」「分身白色破壊光弾」}となり、相手に集中砲火する事が可能。 『[[ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth]]』では大量に分身して敵をドーム状に包囲した状態で放つ一撃必殺技がある。 *【概要】 &color(red){最早説明不要の&b(){数多くいるウルトラ怪獣の中で最も知名度の高いキャラクター。}} 巨大なハサミになった両手、セミを思わせる愛嬌のある顔つき、 &bold(){&color(#b0c4de){「フォッフォッフォッ」}}という不気味で&font(#ff0000){美しく華麗な}声が特徴で、一度見れば絶対に忘れられない見た目。 『ウルトラシリーズ』、ひいては特撮作品自体に疎い人でも一度はその姿を見た、あるいは名前を聞いた事のあるくらいには圧倒的な人気と知名度を持つ。 &font(l){多分[[ウルトラマンセブン]]と間違えるレベルの人でもこいつの名前や姿は分かるはず。} 記念すべき製作話第1話に登場しているあたり、やはり代表格である。 世界観の壁を超えて何度も登場しており、よくウルトラマンたちの代表的[[ライバル]]として挙げられる。 しかし、その知名度の割に&b(){実は圧倒的な強さを見せた事はあまりなかったりする}ばかりか、 後述するが&bold(){ウルトラマンは実質バルタン星人にとっては天敵}と言っても過言ではないほど、多くのバルタン星人が倒されている。 それでも地球侵略を目論み、それを阻もうとするウルトラマンに挑む限りなきチャレンジ精神はある種の感心すら覚えるレベル((作品によってはバルタン星人側がウルトラマンへの恨みから積極的に彼らを狙うこともある。))。 ただ、『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』以降の作品では、侵略活動を行うバルタン星人は出てきていないどころか、 ニュージェネレーションヒーロー以降はバルタン星人そのものが出てこないことの方が多く、有名どころの[[メフィラス星人]]や[[メトロン星人]]のみならず、 マイナー寄りな[[バド星人>宇宙帝王 バド星人]]ですら再登場している現状において、最も有名なバルタン星人が登場しない事を残念に思うファンは多い((バルタン星人関連の力を持つアイテムが登場したりはするのだが))。 『ウルトラマンの代表的なライバル(宿敵)』というポジションも、[[ヤプール>異次元人 ヤプール]]→[[レイブラッド星人]]→[[ウルトラマンベリアル]]→[[アブソリューティアン]]と移り変わった上、 揃いも揃ってウルトラマンを苦しめる頭脳派、あるいは凄まじい実力者ばかりなので、少々出辛そうな雰囲気が漂っている。 ただ、『大怪獣ラッシュ』にて、[[バルタンバトラー・バレル]]という中々のイケメンも登場している。 一方、知名度の高さは世代が移り替わろうと変わらず、ウルトラ怪獣系の商品では大抵1番目をキープしている。 それもあってかザム星人、[[テンペラー星人]]など、バルタン星人を意識したデザインの宇宙人も度々登場している。 なお、バルタン星人といえば両手のハサミを上下させるポーズが非常に印象的で、 基本的に初代のこのポーズは、大半の(作品に登場した)バルタン星人たちも披露している。 ちなみにこのポーズについては、初代の企画段階では巨大なハサミを普通に腕として使わせるつもりだったのだが、 実際にスーツを着てみると&color(red){ハサミが重くてまともな動きができず、腕を上げていると楽だったのでそれに上下運動を加えた}ことで生まれたという裏話がある。 もしハサミが軽くて普通に扱えたら印象的なあのポーズは存在しなかったと思うと、運命のいたずらを感じずにはいられない。 初代バルタン星人のスーツは『[[ウルトラQ]]』に登場したセミ人間の[[改造>着ぐるみの改造・流用(ウルトラシリーズ)]]。 初代『ウルトラマン』の「[[侵略者を撃て>侵略者を撃て(ウルトラマン)]]」で監督と脚本を担当した飯島敏宏氏によると、「スーツ部分は[[ケムール人]]から流用し、そこにセミ人間の頭部を組み合わせて装飾を加えたもの」との事。 ただし、改造と言っても元のスーツから原型がなくなるレベルで手が加えられているため、殆ど新規造形と言っても過言ではないかもしれない。 デザインは成田亨氏が担当。「侵略者を撃て」で特技監督を務めた的場徹氏のアイデアを元に飯島氏から発注がかけられた。 今でこそ最も有名なウルトラ怪獣の1体であり、成田氏の代表作の1つにも数えられるバルタン星人だが、 実は当の成田氏本人はというと&bold(){「『セミ人間に角と大きなハサミをつけてくれ』という無意味な注文が嫌だった」}とその存在に対して否定的なスタンスだった((氏のデザインコンセプトである「余分なものを徹底的にそぎ落として単純化する」に反する為。))。 なお、二代目は成田氏のデザイン画をベースとした細身のスーツが新造されているが、これはスーツの経年劣化に伴うもので、氏の意向が反映されたわけではないらしい。 ちなみに「既存のデザインに何か付け足して」という依頼によって誕生したデザインは、他にも[[ゾフィー]]などが存在する。 スーツを製作したのは造形担当の佐藤保氏。 なお、彼は「セミ人間を改造した覚えはない」と発言しており、上記の飯島氏の発言の解釈に関して再び議論が起こっていたりする。   *【[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]のバルタン星人】 **『[[ウルトラマン>ウルトラマン(作品)]]』 ***●バルタン星人(初代) #center(){ &font(#0000ff){君ノ宇宙語ハ分カリニクイ。} &font(#0000ff){生命?ワカラナイ。生命トハ何カ。} } 第2話「[[侵略者を撃て>侵略者を撃て(ウルトラマン)]]」に登場。 一般的なバルタン星人といえば、やはり初代のこいつである。 「宇宙忍者」の異名通り、分身や瞬間移動等の敵を惑乱させる能力を使う。 生命力も非常に強く、核ミサイルの直撃を受けても平然としている。 唯一の[[弱点]]は火星に存在する物質「[[スペシウム>スペシウム光線]]」。 このスペシウムのみがバルタン星人を殺す唯一の方法である。 &font(l){そんな訳で、よりにもよってバルタン星人最大の弱点がウルトラマンの得意技だったわけで……} ****○活躍 彼らの故郷であるバルタン星は狂った科学者による核実験で既に壊滅したとされており、おそらく大半のバルタン星人もその時に死亡している。 たまたま宇宙旅行中で難を逃れた20億3千万人のバルタン星人は、母星に帰れずそのまま宇宙船に乗って自分達が定住可能な星を求めて放浪する難民となったが、 地球の近くまで来た時に宇宙船の重力バランスに故障が発生したため、修理のために地球に来訪。 科学センターを占拠して宇宙船の重力バランスの修理に必要なダイオードを手に入れたものの、 地球の環境を気に入った彼らは、元々の修理が終わればすぐに地球を去る予定を変更し、移住を決定する。 [[ハヤタ・シン]]も最初は&color(red){「地球の風俗・習慣に馴染み、地球の法律を守るなら不可能ではない」}と答えたが、 彼らの数がいくらなんでも多すぎる為(ミクロ化能力があるので((会話時点でも1人を残してバクテリアサイズで眠っていたらしい))、実はこの点に関しては問題はなかった)((イデが「世界中の人口を合わせても22億なのに」とこぼしているが、地球の人口は70年代には40億人、現在は70億人となっている。無論、異星人の移民によって人口が倍増するのでは話が変わってくるし、当然食糧問題も生じるであろう。))に難色を示し、 代替案として火星への移住を提案されるも、火星にある自分の弱点(前述の通りスペシウム)を喋りかけて中断。 「話は終わりだ。我々は地球をもらう」と一方的に交渉を打ち切って[[巨大化]]し、市街地で暴れ始めた。 ウルトラマンと激しい空中戦を展開するも、左手のハサミを叩き折られ、最終的に弱点であるスペシウム光線を浴びせられて敗北。 &b(){その後ウルトラマンはバルタン星人の宇宙船を発見次第、容赦なく破壊し、&color(red){約20億2千999万9999人のバルタン星人のうち殆どが死滅した。}} //ウルトラマンが宇宙船を破壊した一件の記述は「侵略者を撃て」の方に移します ***●バルタン星人(二代目) #center(){&font(#0000ff){ウルトラマンなど恐れる事はない。&br()スペシウム光線を撃ってきたら今度はスペルゲン反射光の餌食にしてやれ!}} CV:西田昭市 第16話「科特隊宇宙へ」に登場。 上記の通り見た目が初代と変わり、スリムでセクシーになった。 ****○活躍 先述の生き残りがR惑星と呼ばれる星に移住。 ウルトラマンに復讐するために、唯一の弱点であるスペシウム光線対策として胸に開閉式の&b(){「スペルゲン反射鏡」}を備え、再び地球を襲う。 さらに重力を操る能力や、[[光波バリヤー>バリア]]も身に付けている。 初代が単独で侵略を実行しようとして失敗した事を反省してか、今回は1人が金星ロケット「おおとり」を襲う事で科特隊とウルトラマンを宇宙におびき寄せる囮となり、 彼らがいなくなっている隙に、地球に等身大のバルタン軍団が押し寄せて侵略するという二面作戦を用いた。 囮役はスペシウム光線を跳ね返すのには成功したが、ウルトラマンの新必殺技[[八つ裂き光輪>切断技(ウルトラシリーズ)]]で頭から真っ二つにされた。 地球の等身大バルタン軍団は地球に残ったイデのマルス133で数人倒されるも、光波バリヤーを張った宇宙船に逃げ込む。 その後、テレポーテーションで地球に来たウルトラマンに対し、合体巨大化した上に光波バリヤーを装備して挑む。 八つ裂き光輪を光波バリヤーで防ぐも、ウルトラ眼光でバリヤーを無効化され、八つ裂き光輪で頭から真っ二つにされて、そのままスペシウム光線でとどめを刺された。 ミニバルタンの群れがウルトラマンに襲いかかるアイディアもあり、こちらは[[デストロイア]]やダークバルタン等に受け継がれた。 ***●バルタン星人(三代目) 第33話「禁じられた言葉」に登場。 メフィラス星人の配下として、[[ザラブ星人]]、ケムール人とともに現れた。 とはいえ、ただ立っていただけであり、他の2人と同じく映像説もある(一応他の2人と違って大声で笑い声をあげている)ので三代目と言えるのかは正直微妙。姿は2代目ベースの色違い。 また、[[巨大フジ隊員]]はこの三代目が変身していたとする説も(巨大フジ隊員と同じ地点に、入れ替わるように現れたため)。 **『[[帰ってきたウルトラマン>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]』 ***●[[バルタン星人Jr.>バルタン星人jr/ビルガモ]] #center(){&font(#0000ff){勝負はまだ1回の表だ。必ずお前の命をもらいに来る。さらばウルトラマン!}} ****○データ 身長:ミクロ~45メートル 体重:0~3万トン デザイナー::井口昭彦 CV:阪脩 第41話「バルタン星人Jrの復讐」にて登場。 初代バルタン星人の息子。やや鋏が小ぶりになっており、腕の動きが活発。 復讐のため建設中のビルを[[ロボット]]「ビルガモ」に改造してジャックに挑む。 ****○活躍 ビルガモを倒されると「勝負はまだ一回の表だ!」と、&b(){どこで覚えたのか野球用語を使って負け惜しみ。} そのまま逃走を図るも、「一回の裏なんてあるか!」と言わんばかりに背後からジャックのスペシウム光線を受けて&font(l){コールド負け}姿を消した。その後の行方は不明。 結局本人は戦うことはなかった。 内山まもるによる漫画版『帰ってきたウルトラマン』では&bold(){「最後のスペシウム光線で死んでいなかったら」}という仮定でこの後日談が描かれている。 着ぐるみは『[[ウルトラファイト]]』に登場したバルタン(アトラクション用)から型取りして新規に作り起こしたもの。 **『[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]]』 ***●バルタン星人(五代目) #center(){&font(#0000ff){「我々優秀なバルタン星人の動物園に入れるんだ。下等動物として動物園にな!」}} CV:水鳥鉄夫 第37話「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」に登場。 画質が良くなったので口元にある空気孔を隠すためか&b(){豚面になっており}、正直初代のスタイリッシュさは皆無。なのでデザイン評価は歴代でも低め。 着ぐるみは映画『ウルトラマン怪獣大決戦』の新撮シーン用に新造されたものの改造。 ****○活躍 この頃になるとバルタン星の再建に成功したようだが((辰巳出版『ウルトラマンAGE』Vol.1掲載の特集記事など、R惑星を第2のバルタン星としたと考察する書籍もある。))、ウルトラマンへの恨みは健在。 今回の目的は&color(red){[[ウルトラマン80]]を捕獲し、バルタン星の動物園に入れること。} ……と目的はまるでギャグじみているが、&bold(){戦闘能力は何気に高い。} ハサミから連射する火炎弾「バルタンファイヤー」やフラッシュ、テレポートや透明化や飛翔能力、 そして80に投げられても一回転して着地するなどの身軽さを活かした&bold(){体術}、果ては自らの母船からの援護射撃までを組み合わせて、地上から空中まで激闘を展開。 80の側も透明化を見破るウルトラアイスポット、バルタンファイヤーに対するバリアの展開、全力疾走からのタックル、スペースマミーの応援など次々対策を編み出しつつ奮戦。 最終的に飛び立とうとしたバルタンの足に80が食らいつき、マミーを撃墜した直後で動きを止めていたバルタン母船に投げつけ、両者とも爆発させた。 なお、80や[[ウルトラの父]]、[[ウルトラセブン]]とも戦っているスナップが現存している。&font(l){勿論、本編にこんなシーンは無かった。} ***●バルタン星人(六代目) #center(){&font(#0000ff){子供と子供が喧嘩する!男と女が喧嘩する!&br()家と家とが喧嘩する!&br()そして、オシマイには、国と国が喧嘩する!&br()ミサイル発射!手裏剣シュッシュッ!&br()日本は滅びる!地球は滅びる!}} CV:西村知道 第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」に登場。見た目は五代目同様豚面。 &b(){何故か性格は江戸っ子っぽくなっている。} この頃になるとさすがに地球文化にも詳しくなってきたようで、&color(red){「これが喧嘩の元になるとは……お釈迦様でもご存知あるめえ!!」}ともはや現代人は使わないような町人言葉を交えて話す。 「君の宇宙語」も「生命と言う概念」すらわからなかったあの頃から実に14年後のことであった。 &font(l){ただ、どうも日本では未だに手裏剣シュッシュッで争ってると勘違いしているらしい。宇宙忍者だけに手裏剣に心惹かれるものでもあるのかもしれないけど} ****○活躍 山野正明少年の撮ったUFO写真をめぐって人類同士を仲違いさせ、そこから世界大戦にまで発展させると言う[[かなり気の長い作戦>ジュラル星人]]で人間社会から信頼を奪い、[[戦争]]を起こそうとする。 しかしながら&bold(){五代目と同じく戦闘能力は高く}、前回同様バルタンファイヤーを使える他、 新必殺技の白色破壊光線「エクシードフラッシャー」は80先生のサクシウム光線と互角の威力を誇り、ありとあらゆる手段・技量をもって80とかなり熱いバトルを繰り広げた。 加えてこの時は子供達を拘束した袋で右腕が塞がっていた状態であり、いわば片腕だけで80と激しい戦いを行っている。 最後は80が初代ウルトラマンから教わった八つ裂き光輪を受けて真っ二つにされた。 先生同様、顔があれでも動いているとかなりかっこいい。つなぎの合成もかなり上手いので驚くこと必至。 **『[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]]』 ベリアルが[[怪獣墓場>怪獣墓場(ウルトラシリーズ)]]から蘇らせた怪獣軍団の一体として登場。 初代マンと戦ったが、ベリアルショットの巻き添えを受けて爆死した。 その後、[[ベリュドラ]]の角を構成するパーツとなった。 結局[[再生怪獣>再生怪人(特撮)]]の一体に過ぎない活躍だったが、大群の中で遠目でもどこにいるか一目で分かりやすい辺り、流石バルタン星人である。 ちなみに着ぐるみはダークバルタンを改造したもの。 *【別次元のバルタン星人】 **『[[ウルトラファイト]]』 ***○データ 身長:40m 体重:2万t 新撮編にて、&bold(){『バルタン』}名義で登場。 バルタン忍法を駆使してセブンと互角に渡り合うなど本作きっての実力派。一度セブンによって[[首を切られた >首ちょんぱ/首切断]]が、その後も何事もなかったかのように登場した。 最終話「激闘!三里の浜」では&bold(){人間と同じ5本指の両手で角材を手に}セブンに挑むも他の怪獣達共々やられる。 **『[[レッドマン>レッドマン(TV番組)]]』 第13話と第16話に登場。どちらも[[ジラース]]と共に登場している。 第13話ではジラースと戦っていたところにレッドマンが現れ、停戦してレッドマンと戦う。挟み撃ちでレッドマンを追い詰めるも、左右から同時に突撃したところをレッドマンにかわされて同士討ちで倒れた。 第16話ではジラースと共闘し、倒れたジラースを助け起こす等、仲の良い様子を見せるも、ジラースに何かの合図をしたかと思うと逃亡してしまう。 結局ジラースは巴投げで倒され、バルタンは戻ってこないのであった。 **『[[ザ☆ウルトラマン]]』 #center(){&font(#0000ff){教えてやろう。地球制覇を目指す我々バルタン星人にとって、&br()ウルトラマンのお前は邪魔なのさ!}} ***○データ 身長:ミクロ - 90m 体重:0 - 5万4千t CV:寺島幹夫 第8話「ヒカリ隊員の秘密が盗まれた!?」に登場。 アニメをいかした独特なバランスが特徴で、足が二又のハサミ状になっていて手のハサミがでかい。こちらが4代目とされることも。 巨大化時は&bold(){「ホアーッ!」}というこれまた独特な叫び声を発する。何気に指人形にもなってたりする。 ***○活躍 地球征服に邪魔な[[ウルトラマンジョーニアス]]を抹殺すべく、差し向けた怪獣ミコノスを倒すために変身したシーンの隠し撮りフィルムをネタにヒカリ隊員をアジトの洋館へとおびき出した。 洋館の仕掛けでヒカリの変身を妨害して苦しめるが、[[科学警備隊]]にアジトを突き止められ阻止される。 巨大化して生物の動きを封じる&bold(){S電光}でヒカリ以外の隊員達を停止させ、ジョーニアスとの戦いではハサミで首を締め付けてエネルギーの消耗を狙うも活動限界寸前で突破されてしまい、最期はプラニウム光線を受けて倒された。 実は&bold(){同作で唯一直接巨大化してウルトラマンと戦った宇宙人}だったりする((他の宇宙人は部下の怪獣を差し向けたり、円盤で攻撃するパターンが多かった。))。 [[ダークネスファイブ>ダークネスファイブ(ウルトラゼロファイト)]]からは色々言われた。 **『アンドロメロス』 ***●メカバルタン 別名:ファイティング・ベム 身長:50m 体重:2万2500t 出身地:グア星 グア軍団によって強化改造されたバルタン星人。左手が三本爪、右手がメカのハサミになっている。 ちなみに素体になったのは初代バルタン星人という説もあったりする。&font(l){Jr.「えっ」} 作品自体のマイナーさに反して、人気怪獣のサイボーグ化という造型はちびっ子のハートを確実に鷲掴みにしており、 『メロス』の怪獣の中では主役のアンドロ超戦士たちを差し置いてかなり長期に亘ってソフビのラインナップに並んでいた。 作品自体を知らずとも、メカバルタンのソフビだけは持っていたという人も少なからずいるのではないだろうか。 後年には児童誌でパワーアップコンテストまで行われた(後述)。 ****○活躍 テレビシリーズではファイティングベム5号という設定で、ジュダの手下となって4号のザビデンとコンビを組む。 ダメージを受けてもジュダの超能力で回復し、[[一度受けた技はもう二度と効かなくなる>無限連鎖カード(救急戦隊ゴーゴーファイブ)]](ザビデンも同様)。 グア星でザビデンや怪獣戦艦達と共にアンドロ超戦士達を最大のピンチに追い込んだが、ザビデンやグア兵達と共にフロルバリアーで跳ね返されたギエロニアの光弾に巻き込まれて倒された。 そしてザビデンやグア兵達共々、アンドロ超戦士達によって墓を作られて弔われた。 雑誌展開では『てれびくん』1981年8月号に五代目、六代目と同じデザインのバルタンが軍団で登場。 [[東京>東京都]]を襲撃するも、次から次へとメロスに倒されていった末、ボスもコスモギロチンを受けて葬られた事で全滅した。 1982年2月号でボスだけがメカバルタンに改造され、右手のコスモニュームクロウが装備された状態で改造怪獣共々復活。 メロスとウルフの周囲を総出で取り囲んで高速回転し、そこから発生した炎の渦で攻撃を仕掛ける火炎車戦法を披露した。 だが、両者に破られた挙句にアンドロビームで[[エースキラー]]以外の怪獣達を殲滅された事で戦況が一変し、自身もエースキラー共々アンドロストリームでまとめて倒された。 『小学一年生』1982年2月号では倒される順番が異なっており、エースキラー共々メロスとウルフのアンドロビームで最初に倒され、その後残った改造怪獣達も倒されたとされている。 3月号ではまあたも復活してジュダと共にウルフを襲撃して異次元岩に封印したが、駆けつけたメロスのダブルサーべルの露と消えた。こちらはどの雑誌展開でも同じ。 居村眞二氏の漫画版では軍団ではなく1体で登場。 [[ベムスター]]ロボ(ベムズンではない)と共に[[ウルトラマンジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]に襲い掛かり、 ベムスターロボがメロスに倒されると冷凍光線でジャックを[[人質]]に取るが、ウルフのアンドロビームで敗退。 その後、メカバルタンに改造されると宇宙船・白鳥を襲撃してカプセルエネルギーを入手し、うち半分をグアに捧げ、残りを自身のものにしようと目論んだ。 ウルフとの戦いでは光線技や分身などで圧倒したが、メロスがウルフに助太刀すると戦況が一変。 分身を倒された上に両腕まで切り落とされた事で、我が身可愛さからグア軍団について白状しようとしたところをホログラフのジュダに処刑されるという末路を迎えた。 もう登場する事はないと思いきや、『[[ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突]]』において、 グア・スペクターが&bold(){ロボット怪獣「サイバーメカバルタン」}と共に召喚するという形でまさかの登場を果たした。 **『[[ウルトラマンパワード]]』 ***●パワードバルタン星人 別名:宇宙忍者 身長:ミクロ - 65m 体重:0 - 2万3千t 飛行速度:マッハ27(地球大気圏内) デザイナー:前田真宏 第1話「銀色の追跡者」にて登場。 全体的に青くメタリックに、鋭角的になった。ハサミは長く鋭くなっている。 これまでのバルタンとは違い、&font(#ff0000){数々の惑星の文明を滅ぼしてきた凶悪宇宙人。} また、背中には巨大な羽があり、羽を広げて空を飛ぶ。 パワードにおける[[ベムラー]]役でもある。 二代目の反重力波と初代の破壊光弾をそれぞれ強化した技が使用できる。 &s(){また、パワードを怯ませるほど臭い息を吐く事もできる。……&bold(){ウルトラマンにも匂いがわかるのか?}と思いきや、後に[[匂いで対象を追跡する変tウルトラマンが現れてしまった>外星人第0号メフィラス]]} 実は大気圏内飛行速度が凄まじく、そのスピードたるや驚異の&bold(){マッハ27}。マッハ20の[[バードン]]を大幅に上回っている。 ***●サイコバルタン星人 別名:宇宙忍者 身長:ミクロ - 75m 体重:0 - 2万6千t 第13話「さらば!ウルトラマン」にて登場。 パワードバルタンの頂点に立つリーダー。 異常に発達し、頭から突き出た脳ミソがソフトクリームみたいになっている。 配下にはパワードを瀕死に追い込んだ&font(#f09199){[[パワードドラコ>ドラコ(ウルトラ怪獣)]]}や、お馴染み最強の宇宙恐竜&font(#800080){[[パワードゼットン>ゼットン]]}がいたりと、その実力が伺える。 パワードが倒された後、[[W.I.N.R.>特別捜査ネットワーク機関 W.I.N.R]]とパワードを迎えにきたM78星雲人達に宇宙船ごと倒されたため、Jr.と同様に本人は戦っていないが、 NGシーンでは部下と思われる他のバルタン星人と共に地球へ降り立ってパワードの死体を確認するシーンが存在した。 また、『ウルトラマン画報 下巻』の欄外に記されている各エピソードの台詞の中に、 &bold(){「『命、わからない。命とは何か?』(バルタン星人 パワード/13話)」}とあった事から、未使用シーンでW.I.N.R.と交信したことが示唆されている。 **『[[ウルトラマンコスモス]]』 ***●バルタン星人(ベーシカル) 別名:宇宙忍者 身長:50m 体重:3万5千t デザイナー:丸山浩 CV:[[郷里大輔]]、堀之紀 映画『[[ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT]]』に登場。 これまでとは違い、クワガタモチーフのデザイン。そのためあの丸っこいイメージながらちょっと攻撃的なデザイン。飛行時には下半身が変形する。 「ベーシカル(Basical)」とは「基本、基礎」という意味で、下記のネオバルタンとの区別で謂わば「バルタン星人・ノーマルモード」といった意味合いだが、 現在では「『コスモス』に登場するバルタン星人」に対する固有名のような扱いを受けている((TCGバトルスピリッツ「ウルトラ怪獣超決戦」で収録されたカードでは《宇宙忍者バルタン星人ベーシカルバージョン》名義。))。 母星を失った子供達のために地球を手に入れようとする。 一族の子供達のためという動機はわかるのだが、地球を汚染し続ける人類を劣等種とみなしてろくに交渉もせず強引に征服しようとしたのは評価が分かれるだろう。 音楽が好きなのか、シューベルトの曲を聴くと眠ってしまう。 ***●ネオバルタン 身長:51m 体重:4万5千t デザイナー:丸山浩 ベーシカルバルタンがコスモスと戦うために変身した強化形態(ただし、相手は&bold(){[[ルナモード>ルナモード(ウルトラマンコスモス)]]})。 [[悪魔]]のように禍々しい姿で、両手はハサミではなく[[剣]]と[[鉤爪]]になっている。 というかバレルを含めたバルタンの中で、初見でこの個体がバルタンだとわかる人がいるだろうか……。 ※逆にバルタン星人を知っている人からは「ハサミなしでここまでバルタンにできるのか」という意見もある。 右手の剣から剣型の光弾バッドナイフを連射する、左手の光線砲からビームロープのバンドルコートを出す、 肩アーマーを無数のトゲのバンプスプレーに変えて射出するなど、全身に針鼠のように武器を装備している。 コスモスを苦しめ、[[コロナモード>コロナモード(ウルトラマンコスモス)]]に変身したコスモスとも互角に渡りあったが、徐々に押され、最終的にはブレージングウェーブを受けて敗北。 種族の未来に[[絶望]]し、涙を流しながら胸部を自爆させて[[自ら命を絶った>自殺]]。 コスモスによって亡骸は元の姿に戻され、宇宙へ運ばれた。 この時の多くのチャイルドバルタンが涙を流すシーンや地球の子供も涙するシーンは目からウルトラ水流必至である。   ***●チャイルドバルタン 身長:120cm 体重: 15kg デザイナー:丸山浩 CV:最上莉奈(シルヴィ) 上記のバルタン星人の子供。 そのうちの&bold(){「シルヴィ」}という名のバルタンが当初はコスモスを回復させないために[[春野ムサシ>春野ムサシ(ウルトラマンコスモス)]]から輝石を奪ったが、後に主人公達と仲良くなる。 その後地球から去ったが、無事どこかの星に移住することに成功したようで、 後に映画『[[ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET]]』『[[ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE]]』にも登場している。 ***●[[ロボバルタン>ロボバルタン(ウルトラシリーズ)]] 『コスモス』TVシリーズ放送当時に『てれコロコミック』誌に掲載された読切漫画に登場した、上述のベーシカルのデータを地球人が解析して建造したロボット兵器。 詳細は当該項目を参照。 **『[[ウルトラマンマックス>ウルトラマンマックス(作品)]]』 ***●[[ダークバルタン]] 別名:&b(){超科学星人} 身長:ミクロ~51m / &bold(){357m(超巨大化時)} 体重:0~3万9千t / &bold(){27万3千t(超巨大化時)} 出身地:銀河系外惑星バルタン 演:尾崎右宗 第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」 第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば!バルタン星人」 に登場。 見た目は初代バルタン星人そのまんまだが、最強!最速!の[[ウルトラマンマックス]]と二回戦って&font(#ff0000){2回ともマックスを圧倒した実力者。} そのチートさを纏めると ・&bold(){357mまで巨大化}。マックスもできるが、マックスはエネルギーを消耗する ・重力を広範囲にわたり操作する ・バラバラにされても即再生 ・空を埋め尽くす分身を一瞬で生成 ・[[ゼットン]]のバリアーを破ったマックス最強の必殺技を跳ね返す ……等々挙げたらキリがなく、&b(){&color(red){「歴代最強のバルタン」}}と言われている。 後述のタイニーバルタンら穏健派のバルタン星人が持ってきた銅鐸によって戦意喪失し、矛を収めてバルタン星に帰って行ったが、 もしも穏健派がいなければ地球は大変なことになっていたに違いない。 詳細は該当項目を参照。 ***●タイニーバルタン 別名:子供の超科学星人 身長:ミクロ - 1.5m 体重:0.1g - 55kg 出身地:銀河系外惑星バルタン デザイナー:丸山浩 演:半田杏 バルタン星の穏健派で、偶然会った地球の少年と協力してダークバルタンとマックスの戦いを止めようとした。 &bold(){&font(#ff69b4){魔法少女ばる☆たん}}。人間体はまさかの[[ボクっ娘]]美少女。 &s(){「ばるるん」}「マルルー」((字幕や公式ブログで確認出来る。なお、飯島敏宏監督によるとタヒチの言葉とのこと。おそらくタヒチ語で「ありがとう」を意味する「Māuruuru(マーウルウル)」が元か。))と唱えながら指を交差することで[[超能力]]が使える。 つまり属性だけ抜き出せば「ボクっ娘[[魔法少女]]」ということになる。まさかバルタン星人で萌える時代が来ようとは……。 **『[[ウルトラマンギンガ]]』 ***●バルタン星人(SDI) 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。 [[スパークドールズイミテーション>スパークドールズ]]を使って、健太が疑似ウルトライブした怪獣の1体。 分身やテレポート、赤色凍結光線や白色破壊光弾で千草の[[テレスドン]]を倒すも、美鈴の[[モチロン>ウルトラ父子餅つき大作戦!(ウルトラマンタロウ)]]に、じゃんけん勝負を持ち込まれて負ける。 **『[[ウルトラマンX]]』 映画『[[劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』に、ファントン星人グルマンが初代ウルトラマンについて語る際のイメージシーンとしてのみ登場。 どこかの惑星で分身と白色破壊光弾を武器に、ウルトラマンと激闘を繰り広げていたが、 この分身は実体があるらしく、ウルトラマンと格闘戦を行って倒されていたが、 何体倒されても、倒されたそばから次々と新たな分身を生み出してウルトラマンを翻弄するという、実にバルタン星人らしい戦いを見せた。 だが、最後はスペシウム光線の連続照射で全員まとめて一網打尽にされた。 ちなみにこのシーンの撮影では着ぐるみを2体使い、他は合成で分身を表現しているんだとか。 なお現時点において、正規のウルトラシリーズで&bold(){バルタン星人そのものが登場したのは本作が最後}である。 **◆その他のバルタン星人 ***●アンドロ・ザ・キラーメカバルタン 別名:ハイブリッド強化ベム 身長:55m 体重:4万2000t 2010年度に児童誌で行われた『メカバルタン強化改造コンテスト』で[[デザイン公募>応募キャラ]]された、メカバルタンの強化形態。 メカバルタンがアンドロ超戦士への憎しみを糧に自己を強化改造した姿であり、全身が青を基調としたアーマーのような姿になっている。 右腕のアイアンクローには銃が、左腕のハサミにはチェーンが追加武装として取り付けられている。 公募企画自体は元々、アーケードゲーム『大怪獣バトル』との連動企画として行われたもので、アンドロ・ザ・キラーメカバルタンも本来は同ゲームへの本格登場を確約された存在であったのだが、 実装を前にして&bold(){当の『大怪獣バトル』が稼働終了}してしまい、デビューの場を挫かれてしまった結構可哀想な存在。 結果、着ぐるみはおろかCGモデルすら存在しておらず、現在は『ウルトラ怪獣シリーズ』のEXナンバーとして過去販売されたソフビのみでその姿を確認できるのみである。 ***●[[バルタンバトラー・バレル]] 『[[大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア>大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア(CGアニメ)]]』に登場。 CV:[[平川大輔]] 「プラズマソウル」というエネルギー鉱石が主要な資源となっている「プラズマギャラクシー」という世界で、 プラズマソウルを吸収したプラズマ怪獣を狩ってプラズマソウルを回収するハンターの一人。 &bold(){「命知らずの宇宙忍者」}の異名を持つ。 一騎当千の凄腕で、分身で敵を翻弄して隙を作り出したり地形を利用して自滅させたりと、クレバーな戦い方を好む。 クールで寡黙であり、必要最低限のことしか喋らない。 ちなみにプラズマギャラクシーでもバルタン星は爆発して消滅しているが、生き残りはバレル一人しかいないらしい。 [[ジェント>メフィラス星人]]からはそのしぶとさを高く評価されている。 詳細は該当項目参照。 ***●ゼットンバルタン星人 ウルトラフェスティバル2016第一部「新たなる光 バルタン星人襲来!」に登場したオリジナル形態。 バルタン星人を退けた[[ニュージェネレーションヒーローズ]]の前で、MCのお姉さんに化けていたゼットン星人が「ウルトラマンへの応援のパワー」をゼットン人形にかすめ取り、 そのエネルギーを使ってカード化したゼットンと力尽きていたバルタン星人を融合させて生み出した超合体怪獣。 現れた際の衝撃波でウルトラ戦士達を怯ませ、高速移動で次々となぎ倒し圧倒。 最後に残った[[ウルトラマンオーブ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]も追い込んだが、[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]達が集めた光のエネルギーによって初代ウルトラマンが出現したことで形勢が逆転。 カラーリウム光線で動きを封じられ、ダブル・スペシウム光線を食らって消滅した。 第二部「ウルトラマンepisode-Z〜脅威のゼットン軍団〜」では、[[宇宙恐魔人ゼット]]が最後の切り札として通常のゼットンにバルタン星人の大群を融合させて誕生させた。 2017年のウルトラヒーローズエキスポでは[[ジャグラス ジャグラー]]がゼットンとバルタン星人のカードを使ってこの形態にフュージョンアップしている。 着ぐるみは後に『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』に登場するゼットン・ファルクスに改造され、ハイパーゼットン・デスサイスの鎌に差し替えられている。 ***●サイバーメカバルタン ウルトラフェスティバル2016第一部「新たなる光 バルタン星人襲来!」に登場したメカバルタンの強化タイプで、左腕が巨大なドリル((ウルフェス2015ライブステージに登場したエックス・デンパゴンアーマーからの流用。))になっている。 スーツ自体はバルタンバトラー・バレルのイベント用スーツの改造。 『[[ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突]]』では、通常のメカバルタン共々グア・スペクターによって生み出される形で出現した。この時は左腕がハサミになっている。 *【派生作品のバルタン星人】 **『ザ・ウルトラマン(内山まもるの漫画)』 『帰ってきたウルトラマン』の漫画版では、TV版の後日談相当のエピソードが展開され、バルタン星人Jr.の逆襲劇が描かれた。 『タロウ』放送時の読み切り漫画『[[かがやけ ウルトラの星]]』では[[ウルトラキング軍団>メフィラス星人]]の六大将軍が一角として登場。 [[北海道]]に侵攻するも、[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]により撤退に追い込まれ、本戦では怪獣軍団を相手取った[[ウルトラマンエース]]を背後から狙撃して暗殺。 しかし、[[怒り>怒り(感情)]]に燃えるウルトラセブンの[[アイスラッガー]]を受けて他の将軍たち共々掻っ捌かれた。 『友情の星よ永遠に』では&bold(){キングバルタン}に付き従う&color(red){レッドバルタン}と&color(blue){ブルーバルタン}が登場。 ウルトラの星に侵攻を掛けようとするが……? **『ウルトラ兄弟物語』 『ウルトラ最後の決戦』編に登場。 スペースサタンキングの軍勢と共に地球を侵攻し、潜伏したウルトラ兄弟達を焙り出す為に占領下の地球人たちを蹂躙する非道を行う。 **『[[ウルトラ怪獣かっとび!ランド]]』 ガキ大将の[[レッドキング]]の腰巾着。分身の術が得意だが、幼い頃は[[全身をバラバラにして飛ばす>キングジョー]]という気色悪い[[“分”身の術>バラバラ(状態)]]を使っていた。 実家はプロの忍者で、親馬鹿なかあちゃんと雷親父のとうちゃん、幼い弟がいる。 **『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』 [[メフィラス大魔王]]傘下の[[鋼魔四天王]]が一角として登場。詳細は該当項目参照の事。 またパワードの門下生としてパワードバルタン星人が登場している。 **『[[ウルトラ怪獣擬人化計画]]』 POP版にて初代が別名通りに忍者を思わせる衣装で美少女化。フィギュアとして立体化もされている。 大胆な露出度の衣装でフィギュアでは眩しい背中も堪能できる。腰には(普通の)ハサミを模した刀を装着している。 KADOKAWA版ではパワードに登場したものが「パワードバルタン」名義で巨乳萌え美少女化。胸も含め鋭角的でハサミ似の剣を振るっている。 デザインはZトン。 **『[[ウルトラ怪獣モンスターファーム]]』 最初から育成可能な怪獣として登場。 ちからや丈夫さは苦手だがかしこさと回避に優れた軽量級キャラ。 初期技でかしこさ技はひとつしかないので修行をうまく使う必要がある。分身を覚えたら半端な攻撃はそう当たらなくなるので心強い。 正面から殴ってもそれなりの火力は出せるがガッツ削り戦法にも優秀な技があるので避けて避けての持久戦勝ちも狙いやすい。 プレイヤー以外ではライバルキャラの一人のニールが使ってくる。 回避が高いので初期怪獣に毛が生えた程度の育成では勝ち目が薄い。回避と命中の大事さを初心者に叩き込んでくれるので、勝利した暁には修行で頼りにしてあげよう。 *【円谷作品以外のバルタン星人】 **『有言実行三姉妹シュシュトリアン』 地球に降り注いだ流れ星の力で、怪獣倉庫に安置されている着ぐるみが命を持つという形で登場。 [[ゴモラ]]、[[ダダ]]、[[ガラモン>ガラモン(ウルトラ怪獣)]]、[[エレキング]]と共に暴れ回るが、ウルトラマンと巨大化したシュシュトリアンに敗れた。 何故かロブスターを食べる人間を目の敵にしていた。&font(l){セミじゃなかったのかモチーフ。} *【バルタンではないもの】 &b(){●セミ人間} 『[[ウルトラQ]]』に登場。[[ガラモン>ガラモン(ウルトラ怪獣)]]の飼い主。 上記にある通り、初代バルタン星人はこの着ぐるみを改造したもの。 2話目(製作話的には1話目)にして改造だったということなのだが、今やそれがシリーズの代名詞である。 つまり、コイツがいなけりゃバルタンも生まれなかった。 頭のVやハサミが無いだけで、顔はバルタンと同じ。 「ぼくら」誌に掲載された絵物語版「SOS富士山」では地球の為に巨大化して怪獣と戦うという バルタンばかりかウルトラマンをも先取りしたような活躍を見せている。 &b(){●マタンゴ} 東宝の怪奇映画『[[マタンゴ]]』に登場するキノコ人間。 あまり知られていないが、バルタン星人の特徴的な笑い声(実際に笑い声を加工したもの)は[[元々はこいつのもの>鳴き声の流用(特撮)]]。 しかしカルト映画ゆえに知る人が少なく(作品を知ってても声を知らない人も)、バルタン星人が初代だと言われてしまいがちである。 ちなみに、マタンゴの声は下記のケムール人以外では[[悪魔ッ子リリー>悪魔ッ子(ウルトラQ)]]にも使われている。 &b(){●[[ケムール人]]} 『ウルトラQ』で初登場した怪人。 上記の通り初代『ウルトラマン』で共演した他、コイツの声もマタンゴの声を使っている。 また、これも上記の通り、初代の体部分はコイツのものである。 &b(){●フリップ星人} ウルトラマンレオに登場した、バルタン星人と非常によく似た声を持ち、分身の術を得意とする共通点も持つ宇宙人。 ウルトラ怪獣大百科では「遠い親戚に当たるのかもしれない」と解説された。 しかし多彩な能力を持つバルタンに比して分身以外にはなんの武器もなく、目つぶしによる心眼でレオに本体を見切られるとあっさりと倒された。 #aa(){{    /∧-∧    / \=v=/    |())\/()    にノ( ソノ    に) `‖)   /⌒ヽニ/|ヘ⌒ヽ   〉/Kニ-'-'-]〈  //⌒ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄/ _((∠二ニ/ バルタソ /    \/____/ ̄ }} *【余談】 ◆「バルタン」の名付け親は飯島敏宏氏で、その名の由来は&color(green){「『ヨーロッパの火薬庫』と称され、紛争が絶えなかったバルカン半島」}と&color(red){「設定作業していた当時、人気だった歌手のシルヴィ・ヴァルタン」}の2通りの説があるが、 飯島氏のコラム『今明かされるバルタン出生の秘密』によれば、前者の方が正しい模様。 ……だったが、WOWOWの『ザ・プライムショー』では「飯島氏がシルヴィ・ヴァルタンのファンだった」という理由で後者の説が取り上げられる事態に。 また、『ザ・プライムショー』とは別に書籍『世界怪物怪獣大全集』では後者について&color(red){「シルヴィ・ヴァルタンが出演したCMから取られた」}と言及された事も(後に復刻版で「事実と異なる」とされたが)。 ……とまあ色々述べてきたが、とどのつまり飯島氏自身も多分名前の由来について&bold(){どっちだったか覚えていないと思われる}ので、 もはや真相は[[1966年に行って>ウルトラの星(ウルトラマンティガ)]]当時の飯島氏本人に問いただすしか方法はないと思われる。 と思いきや、日本経済新聞(2016年2月19日号)掲載のコラム『ウルトラマン誕生 大作戦』で飯島氏が明かしたところによれば、 &b(){「&color(green){名前の由来そのものはバルカン半島から}だが、宣伝部のアイデアで&color(red){『シルヴィ・ヴァルタンから名付けた』という事にした}からどちらの説も間違ってはいない(意訳)」}らしい。 &font(l){仮に由来のままだったら、[[同年に始まった海外ドラマ>スタートレック(ドラマシリーズ)]]に出てくる[[異星人>バルカン人]]と名前が被っていたので危ないところだった。} ◆なお上記の2016年頃にNHKのインタビューにおいて飯島敏弘氏は「一番のお気に入り」であると同時に&bold(){「もう悪役として出したくない}」とまで述べている。 よく20億人全滅の一件がネタにされる『侵略者を撃て』についても彼らのことを「地球に逃れてきた難民」と述べている他、 猛威を振るったダークバルタンにしても最終的には和解に至った点を指して&bold(){「ウルトラマンがただ敵を倒して終わりではない平和の使者であることの証明}」と述べている。 それ以前のインタビューにおいても悪役として登場する後発のバルタン星人について快く思っていない発言も残していることから、バルタン星人の扱いについてはかなりこだわりがある様子。 また上述した円盤の一件も「あれはテレポートで円盤を遠くに運び去ったと解釈してほしい」等と述べている((別項目の記述にもあるようにハヤタやバルタン星人2代目本人が本編でその手の発言をしているため、テレポートだけ行ったと解釈するのを難しくしているが。))。 ……そして同氏がご逝去された現在、バルタン星人の扱いは非常に難しいものとなっているのは想像に難くなく、2022年に公開された『ギャラクシーファイト』においてはまともな出番がなくなって久しいバルタン星人を差し置いて、派生種であるメカバルタンの方がアンドロメロス原作同様グア軍団の一員として登場するという珍事に陥っている。 ◆2022年公開の映画『[[シン・ウルトラマン]]』では未登場だが、これについては同映画のデザインワークス内にて、 &bold(){「諸般の事情で登場させることが非常に難しく、残念ながら最初から選択肢から外さざるを得なかった」}という事情が[[庵野秀明]]氏により明かされている。 事情は不明だが、上記の飯島氏の意向も併せて、初代バルタンのどの要素をとっても『シン・ウルトラマン』の展開とは相容れないことは容易に想像でき、宇宙人代表でありながら登場できないのは仕方のないところであろう。 ◆「鉄板も切り裂くような強度のハサミ状の腕しか持たないくせに、どうやって宇宙飛行も可能な高度な文明を築いたのか?」はよく考察の対象になる。 確かに強度は恐るべきものだがこのハサミ、加工の基本である「真っ直ぐ切る」すらできない極めて難儀な形をしているため、地球人の感覚では文明発達の過程がよくわからないのは確かである。 「あのハサミの奥に器用な手が隠れているのでは?」というネタもチラホラ見られるが、少なくとも公式にそのような描写がされたことはない。 &s(){『ウルトラファイト』[[最終回]]「激闘!三里の浜」の角材持ってセブンと戦ったバルタンは逆にハサミ姿を見せていない} 『[[空想科学読本]]』では「なぜバルタン星人はあのようなハサミを持つに至ったのか」と考察するに辺り、「バルタン星の他の生物は手を出さない鉄のような強度を持つ枝に実る果実をもぎとって食べるためでは?」という結論に至っている。 そして、「このようなニッチに特化した生物は生態系の中で弱者であることが多い」と考察を進め、&bold(){バルタン星にはバルタン星人でも対抗できないとんでもない大怪獣が生息しているのでは?(星を滅ぼした実験もその怪獣に対抗するため)}という恐ろしい結論に至っている。 ◆『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!~Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!』では、 「出しっぱなし布団の謎([[仮面ライダーアクセル]]編)において」電波人間タックルの元彼として目元に線が入るなどぼかされてはいるが、登場している。 ◆アニメ『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]』にて[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]のヘイガニが[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]に「ヘイヘイヘーイ!?」と言った際 「『ヘイヘイヘーイ』と聞かれたら」 「答えてあげるが世の情け…」 「フォッフォッフォ…世界の破壊を防ぐため」 以下略 とバルタン星人のパロディをやっていた。その時腕にヘイガニの腕に似たものを付けており、完全にバルタン星人である。 ◆前述の通りマタンゴを流用した&bold(){&color(#b0c4de){「フォッフォッフォッ」}}という声がもはや流用元をも超えて有名だが、 実は当時の[[ノベライズ]]では&bold(){&color(#b0c4de){「ウヒヒヒウヒウヒ」}}と表記されていた。 #aa(){{       / Vヽ      ○ ○        / ̄ ̄ ̄\      | ¥ |     /追記・修正/     (    ̄ ̄ ̄  よろしく  \      |   | ̄ ̄ ̄\____/      | | |      (__フ__フ }} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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