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&font(#6495ED){所要時間}：約 3 分で読めます
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夢幻魔実也は高橋葉介のロマンティックホラー漫画、『夢幻紳士(怪奇篇、夢幻外伝、幻想篇、逢魔篇、迷宮篇、回帰篇、新・怪奇篇)』の主人公である。
作者の高橋葉介は『[[うしおととら]]』、『[[からくりサーカス]]』で有名な[[藤田和日郎]]の憧れの存在であり、高橋の毛筆を用いた色気と妖しさと不思議な気品を湛えた絵柄に震えるほどに感動したという。
『夢幻紳士』は高橋のライフワークとされる作品だが、彼の他の作品、『[[学校怪談]]』『帝都物語』などにも夢幻魔実也は登場し、その圧倒的存在感からジョーカーのような扱いを受けている。また、『[[顔のない女]]』にもバーテンダーが魔実也の姿で抹殺の指令をするシーンがある。
職業は私立探偵(怪奇篇では大学生、『人形地獄』では少年探偵)で人捜しから雑用、果ては化け物退治まで何でも引き受ける。
作者曰く年齢は20歳前後だが、最初期の作品『幽霊船』では背が低く、少年のように描かれている。
山高帽に黒いスーツ、白いスカーフを巻ている。また非常に美しい容姿と声を持ち、顔を一目見ただけであらゆる女性を虜にする。
趣味は魚釣り。
性格は慇懃無礼で飄々としている。掴みどころがないが友情には篤い。例え相手が死亡してしまっても必ず約束を果たす。
基本的に友人や恩人には親切。ょぅιﾞょ……もとい、子供や女性に対しても優しく、力になることを純粋に喜ぶ。
相手が幽霊や化け物であっても差別視をすることはなく、気に入った相手なら友人にもなる。
ただし、自分の正義に対して非常に純粋でもあり、敵対する者に対しては一切の容赦をせず、時にはあまりに残酷な仕打ちをすることもある。
必ず相手が最も悲惨な結末を辿るだろう手段をとる上、後述するがその苦しみは永遠に続く。
【魔実也の能力】
はっきりと説明されているわけではないが、あらゆる精神、記憶、空間、運命を超越することができ、必ず相手を上回る能力を手に入れることができる。また、相手の能力を数倍上回る実力でコピーできる。
何千年と生きてきた吸血鬼に精気を吸い取られそうになった時には逆に吸血鬼の精気を吸い取って一瞬で消し炭にし、何年も前に無念の自殺を遂げた若い女と心中してやる(喉を剃刀で裂かれた)ことで過去を変え、ドラゴンのあごを掴み、上下に引き裂いて惨殺したりしている。
さらに時間を輪っかのように結び付け、その苦しみを永遠にリプレイする夢幻の牢獄を作り上げ、閉じ込めてしまうこともできる。
また、未来、過去、夢の中、精神世界、果てはあの世にも存在することができ、一切歳を取らない。
地獄の鬼、神々でさえも翻弄する実力を持ち、あらゆる妖怪や怪物から恐れられている。
一方で、『帝都物語』では加藤保憲に見逃された時に冷や汗をかいて「とばっちりをうけずに済んだらしい」と安堵する一面もある。
また素晴らしいまでの女たらしであり、来るもの拒まずの状態で女難の相と言われている。しかし、災難は全て女性に返ってしまう。
フェミニストでもあり、女性を見た目や年齢で差別しない。例え相手が老人や子供でも公平に接する。
【いろいろな魔実也】
以下に記す魔実也は全て別世界における同姓同名の別人であり、執筆時期、迷宮篇あとがき、新装版『外伝』1巻あとがき、『新・怪奇篇』あとがきを基にして分類している。
・夢幻魔実也 少年探偵A
『マンガ少年版』における魔実也。
・夢幻魔実也 少年探偵B
『冒険活劇篇』における魔実也。OVA化もされた。
女装が得意で、最終的に既婚者に。
・夢幻魔実也 青年探偵A
『怪奇篇』『帝都物語』『イケニエ』における魔実也。
『冒険活劇篇』46話「少女探偵アッコちゃん」にもゲスト出演、別世界の自分の母親を口説いている。
・夢幻魔実也 青年探偵B
『外伝』『学校怪談』『橋の上の女』における魔実也。
『学校怪談』後半の主人公・九鬼子の祖父。
・夢幻魔実也 青年探偵C
『幻想篇』『逢魔篇』『迷宮篇』『もののけ草子』『沼姫さま』における魔実也。
文庫版『冒険活劇篇』5巻の書き下ろし「夜の客」にも登場、『冒険活劇篇』の魔実也を夢幻魔実也同士の集まりに誘う。
・夢幻魔実也 青年探偵D
『回帰篇』『新・怪奇篇』『Kiss Me』における魔実也。
現時点での「最新型」。
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- タグ一覧にロリコンがない -- 名無しさん (2013-09-10 15:19:19)
- いや、こいつロリコンな訳じゃなくて綺麗な女性なら誰でも好きなだけだから。一応の分別はあるし。 -- 名無しさん (2013-09-11 18:50:20)
- 学校怪談の「小さい九鬼子は俺のものだ」ともののけ草紙の「俺と会う時の手の目は子供のままでいいんだ」から出たネタ -- 名無しさん (2013-09-11 21:00:18)
- この人の漫画はどれも好きだな。 -- 名無しさん (2014-02-28 21:59:06)
- 魔実也はそれぞれがパラレルワールドの住人として、複数存在するそうです。能力にも個体差があり、単に催眠術が使える程度の魔実也、神や悪魔に匹敵する魔実也もいます。 -- 茶沢山 (2014-04-11 12:02:54)
- 特に冒険活劇版の魔実也は、身体能力が人間離れしてる以外、ちょっと勘がいい（千里眼で霊視されてる事に気付く）程度です。 -- 茶沢山 (2014-04-11 12:06:14)
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夢幻魔実也は高橋葉介のロマンティックホラー漫画、『夢幻紳士(怪奇篇、夢幻外伝、幻想篇、逢魔篇、迷宮篇、回帰篇、新・怪奇篇)』の主人公である。
作者の高橋葉介は『[[うしおととら]]』、『[[からくりサーカス]]』で有名な[[藤田和日郎]]や『[[HELLSING]]』の[[平野耕太]]の憧れの存在であり、高橋の毛筆を用いた色気と妖しさと不思議な気品を湛えた絵柄に震えるほどに感動したという。
『夢幻紳士』は高橋のライフワークとされる作品だが、彼の他の作品、『[[学校怪談]]』『帝都物語』などにも夢幻魔実也は登場し、その圧倒的存在感からジョーカーのような扱いを受けている。また、『[[顔のない女]]』にもバーテンダーが魔実也の姿で抹殺の指令をするシーンがある。
職業は私立探偵(怪奇篇では大学生、『人形地獄』では少年探偵)で人捜しから雑用、果ては化け物退治まで何でも引き受ける。
作者曰く年齢は20歳前後だが、最初期の作品『幽霊船』では背が低く、少年のように描かれている。
山高帽に黒いスーツ、白いスカーフを巻ている。また非常に美しい容姿と声を持ち、顔を一目見ただけであらゆる女性を虜にする。
趣味は魚釣り。
性格は慇懃無礼で飄々としている。掴みどころがないが友情には篤い。たとえ相手が死亡してしまっても必ず約束を果たす。
基本的に友人や恩人には親切。ょぅιﾞょ……もとい、子供や女性に対しても優しく、力になることを純粋に喜ぶ。
相手が幽霊や化け物であっても差別視をすることはなく、気に入った相手なら友人にもなる。
ただし、自分の正義に対して非常に純粋でもあり、敵対する者に対しては一切の容赦をせず、時にはあまりに残酷な仕打ちをすることもある。
必ず相手が最も悲惨な結末を辿るだろう手段をとる上、後述するがその苦しみは永遠に続く。
【魔実也の能力】
はっきりと説明されているわけではないが、あらゆる精神、記憶、空間、運命を超越することができ、必ず相手を上回る能力を手に入れることができる。また、相手の能力を数倍上回る実力でコピーできる。
何千年と生きてきた[[吸血鬼]]に精気を吸い取られそうになった時には逆に吸血鬼の精気を吸い取って一瞬で消し炭にし、何年も前に無念の自殺を遂げた若い女と心中してやる(喉を剃刀で裂かれた)ことで過去を変え、ドラゴンのあごを掴み、上下に引き裂いて惨殺したりしている。
さらに時間を輪っかのように結び付け、その苦しみを永遠にリプレイする夢幻の牢獄を作り上げ、閉じ込めてしまうこともできる。
また、未来、過去、夢の中、精神世界、果てはあの世にも存在することができ、一切歳を取らない。
地獄の鬼、神々でさえも翻弄する実力を持ち、あらゆる妖怪や怪物から恐れられている。
一方で、『帝都物語』では加藤保憲に見逃された時に冷や汗をかいて「とばっちりをうけずに済んだらしい」と安堵する一面もある。
また素晴らしいまでの女たらしであり、来るもの拒まずの状態で女難の相と言われている。しかし、災難は全て女性に返ってしまう。
フェミニストでもあり、女性を見た目や年齢で差別しない。たとえ相手が老人や子供でも公平に接する。
【いろいろな魔実也】
以下に記す魔実也は全て別世界における同姓同名の別人であり、執筆時期、迷宮篇あとがき、新装版『外伝』1巻あとがき、『新・怪奇篇』あとがきを基にして分類している。
・夢幻魔実也 少年探偵A
『マンガ少年版』における魔実也。
・夢幻魔実也 少年探偵B
『冒険活劇篇』における魔実也。OVA化もされた。
女装が得意で、最終的に既婚者に。
・夢幻魔実也 青年探偵A
『怪奇篇』『帝都物語 TOKIO WARS』『イケニエ』における魔実也。
『冒険活劇篇』46話「少女探偵アッコちゃん」にもゲスト出演、別世界の自分の母親を口説いている。
・夢幻魔実也 青年探偵B
『外伝』『[[学校怪談]]』『橋の上の女』における魔実也。
『学校怪談』後半の主人公・九鬼子の祖父。
・夢幻魔実也 青年探偵C
『幻想篇』『逢魔篇』『迷宮篇』『もののけ草子』『沼姫さま』における魔実也。
文庫版『冒険活劇篇』5巻の書き下ろし「夜の客」にも登場、『冒険活劇篇』の魔実也を夢幻魔実也同士の集まりに誘う。
・夢幻魔実也 青年探偵D
『回帰篇』『新・怪奇篇』『Kiss Me』における魔実也。
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- タグ一覧にロリコンがない -- 名無しさん (2013-09-10 15:19:19)
- いや、こいつロリコンな訳じゃなくて綺麗な女性なら誰でも好きなだけだから。一応の分別はあるし。 -- 名無しさん (2013-09-11 18:50:20)
- 学校怪談の「小さい九鬼子は俺のものだ」ともののけ草紙の「俺と会う時の手の目は子供のままでいいんだ」から出たネタ -- 名無しさん (2013-09-11 21:00:18)
- この人の漫画はどれも好きだな。 -- 名無しさん (2014-02-28 21:59:06)
- 魔実也はそれぞれがパラレルワールドの住人として、複数存在するそうです。能力にも個体差があり、単に催眠術が使える程度の魔実也、神や悪魔に匹敵する魔実也もいます。 -- 茶沢山 (2014-04-11 12:02:54)
- 特に冒険活劇版の魔実也は、身体能力が人間離れしてる以外、ちょっと勘がいい（千里眼で霊視されてる事に気付く）程度です。 -- 茶沢山 (2014-04-11 12:06:14)
- 幽霊とか妖怪とかともヤッちゃうしな -- 名無しさん (2014-05-21 10:28:22)
- 「冒険活劇編」の魔実也のお母さんをナンパして「冒険活劇編」のヒロインに「これじゃパロディ漫画のパロディじゃないのよ」と突っ込まれていたな。 -- 名無しさん (2014-05-21 12:54:18)
- パロディーのつもりだったんだ。つーか、雪絵さんは作中最強人物。 -- 名無しさん (2014-05-21 16:06:04)
- 女子供に優しいが、那由子さんは助けない -- 名無しさん (2014-05-21 20:46:14)
- ↑腸詰工場の話は…せめて「クレイジーピエロとどっちが強いか」で… -- 名無しさん (2014-05-21 20:50:15)
- ↑2つ人形地獄 -- 名無しさん (2014-05-23 05:54:04)
- 外伝の最終回に出てきた彼女が素敵なお兄様の本命、正妻だったのだろうか・・・。 -- 名無しさん (2014-05-30 22:06:02)
- ↑何か、下宿屋の娘らしいよ -- 名無しさん (2014-06-08 20:46:58)
- 外伝だったかな。夫婦に催眠術をかけ、まだ若いはずの二人を老人にしちゃう話（別に悪意でやった事じゃないし、本人たちも幸せ）が好き。 -- 名無しさん (2014-07-26 07:30:00)
- インチキ度でいくとハヤカワ三部作の魔実也がぶっちぎりだね。勝負になる奴いるの？ってレベル -- 名無しさん (2014-07-26 15:42:00)
- 実はマンガ少年版も好きなのだが。「撃つと動く！…もとい。動くと撃つ。」 -- 名無しさん (2014-07-26 16:57:16)
- 昨夜、ニコ動で冒険活劇版のOVAを観た。音楽が良かった。ストーリーには少々の無理があったが（原作も滅茶苦茶だが、あれは無理ではなく意図的な無茶）全体的に面白かった。 -- 名無しさん (2014-07-29 07:48:09)
- ↑4怪奇篇の第2夜「老夫婦」 -- 名無しさん (2014-07-30 06:39:59)
- ↑有り難う御座います。不思議な形のハッピーエンドでした。 -- 名無しさん (2014-07-30 06:45:40)
- 異世界で金魚蜂を落とした少女を「まだ金魚は生きている」といって助けた話を思い出した。 -- 名無しさん (2014-11-20 22:10:13)
- ↑ミス、金魚鉢。 -- 名無しさん (2014-11-20 22:10:42)
- 近年もリメイクされたり新作が出たり、凄い。 -- 名無しさん (2015-01-12 22:54:35)
- 昔、何かの二次創作の感想か何かで「ニャル様の飲み仲間として語り合う仲と言われても不思議じゃないし、実はニャル様の化身だとしても違和感のない規格外存在」と評されていて、なるほどと納得したことがあった。 -- 名無しさん (2016-07-28 20:14:38)
- 第一印象が学校怪談の「やあ、素敵なお兄様と呼んでくれないか」だったから他のシリーズでの振舞いを見てちょっと驚いた. -- 名無しさん (2022-12-05 22:36:47)
- 吸血鬼の精気を吸い取って殺したのは特注で作ったそれ用のアイテムを持って行ったからだぞ。セリフから察するとそれがなかったら魔実也でもやられていた可能性が高い。 -- 名無しさん (2023-02-16 11:08:40)
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