My Merry Maybe

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/09(月) 23:31:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2003年にプレイステーション2で発売された恋愛アドベンチャーゲーム。ユーザーの要望に応え同年ドリームキャスト版も発売したが、悲惨な売り上げに終わったとか。 本作と前作「My Merry May」がセットになった「My Merry May with be」が2005年にプレイステーション2、2010年にPSPで発売されている。 【あらすじ】 暑くなり始めた5月、岸森浩人は教育実習に臨むため、過疎化が進む漁業の町「晴天町」へ向かっていた。 校長が迎えに来てくれた軽トラに乗り込み夜道を進むが、道中で路上をさまよう少女と遭遇。 衰弱していた彼女を診療所へと運び、翌朝目を覚ますが、彼女は「レゥ」と名乗る所有者不明の人工生命体レプリスであることが判明。 浩人は所有者が見つかるまでの間、レゥの保護者としてレゥを預かることになった…… 【登場人物】 ・岸森浩人(きしもり ひろと) 教育実習を受けるため晴天町を訪れた大学生。成り行きで預かることになったレプリスのレゥをめぐり、事件に巻き込まれていくことになる。 教育実習生だが別に教師になりたいわけではなく、楽に単位を取りたいからと安易な気持ちで挑んだところその後の人生を揺るがす大きな経験となる。 なお、前作主人公である渡良瀬恭介と比べると性格は似通っているが年齢が上な分やや大人びている。そして彼のような伏線の類もないただの男子大学生である。 ルートによってはそのまま教師になったりならなかったり様々な進路に進むことになる。 ・レゥ CV:松岡由貴 浩人に預けられることになったレプリス。 記憶の一部が無くなっているが、「つくみこうこうのあみりょう」で生活していたことは覚えており、「おにいちゃん」の迎えを待ち続ける。振る舞いや行動は人間そのもの。 今作では髪型がツインテールになっている。また、わんつーどーんなる謎の朝番組に夢中になって変な言葉ばかり覚える。 作中ではボディは最新型なのにAIは旧式と言うアンバランスな状態が示されている。 それが原因なのか本来はあり得ない筈の人間への暴力を行うなど明らかに暴走しているようなシーンがある。 たまに何かと交信しているような描写があり、一日中バス停の前で何かを待っていたり月を見あげて独り言を言ったりする。 前作同様メインヒロインなのだが実はルートによってはヒロインの中で一番出番が少なかったりする。 #openclose(show=その正体は){そのボディはとある最新型レプリスのものであり、しかしそのレプリスがとある事情でレーゾンデートル崩壊を見せたために応急処置としてレゥとしてのAIをインストール。本来の人格を封印することでレーゾンデートルの崩壊を防いだ。交信しているのは月にあるレプリス監視衛星であり本来の人格の修復などを行なっている。 前述の人間に対して暴力を振るう暴走と言うのもその交信の後に発生している者である。つまり……。 また、レゥとしての記憶が曖昧なのはレゥ本人ではなく飽くまでもそのコピーAIであるため。 前作で見せたレゥ3号機どころではない、偽物ですらないレゥであるため彼女のルートは前作のそれよりもなお後ろ暗い結末を匂わせている。} ・リース CV:松岡由貴 レゥのトラブルに対処するために急遽起動された別人格。レゥのように豊かな感情を表すことはなく、あくまでレプリスとして忠実であろうとする。 今作では緊急起動の際に機器の過剰出力による小規模な火災により髪が燃えてしまい、髪型がショートヘアーになっている。 何故かあらかじめレゥのボディの中に眠っていたり、マスターである筈の恭平に対して逆らうようなしぐさを見せたりと前作とは全く異なった描写がされている。 また、レゥのボディを共有している関係上本作ではレゥとの会話はない。(そのためレゥが彼女の事を覚えているかは不明)。 #openclose(show=わたしはレゥです){実は初めてと言っていい完成された完璧なレプリスのため今回のようなAI側の問題が発生した際にはリースとしての人格が起動するように 新型のレプリスには構築されていた。しかし本来はその記憶までは再現されない。そこを不審に思った恭平だがその恭平ともリンクが取れないとして不審がるリース。 レゥとしても本来の人格としてもAIがまともな挙動を見せないためしばらくリースとして行動することになった彼女だがしかし周囲からの反応はあまりいいものではない。 特にレゥと仲が良かったみのりに関してはリースを拒絶してしまう。周囲の人間に尽くすためにリースはレゥこそが必要とされていると判断して自らのAIを再起動する。 そうして次の日に目を覚ました彼女はレゥそのものの言動をしていた。(髪は戻らなかったためリースの外見でレゥの言動と言うちぐはぐ状態だが。) リースの自己犠牲と突然帰ってきたレゥに動揺する一行。しかし恭平のマインドコントロールによってレゥを演じているリースだと判明する。(この間、松岡由貴さんはレゥを演じるリースの演技をしている。すごい)その後恭平から真実を聞かされた彼女は月に交信する。自らの中のレゥの心を「彼」へと届けると、再び彼女は再起動の眠りについた。その後、リースとして復活するか本来の人格が作動するかはルートによって分かれる。} ・篠片由真(ささひら ゆま) CV:松井菜桜子 浩人と同様に教育実習に来た大学生。気さくで明るく、レゥを溺愛する。巨乳。 #openclose(show=不器用に触れ合う家族ゲーム){共通ルートでも時折明らかに具合が悪い姿を見せていたが実は彼女は妊娠していた。 当然周囲の人間は浩人を疑うのだが当然身に覚えがない。実は彼女はここに来る前に大学のコンパで酔った拍子に名前も知らない相手と寝ていたのだった。 彼女のルートでは既にどこの誰とも知らない男と寝て子供までいることになる彼女と同折り合いをつけて向き合っていくが焦点となる大人なシナリオである} ・草津みのり(くさつ みのり) CV:あおきさやか 晴天中学校の一年生。中学生である。中学生らしい活発で多感な女の子。じっちゃんが大好き。 彼女のルートでのみ浩人は大学卒業後正規の教員となって再び彼女の面倒を見ることになる。 ・水上鏡 CV:小林沙苗 晴天保健所の職員。 クールな性格だが、レプリスを嫌悪している節がある。 #openclose(show=存在と証明){実は過去に事故で半身を失っている。しかしその際にレプリスから失った肉体を移植されて回復している。 科学者であるが故にレプリスを臓器移植や義手義足として扱う嫌な世界を見ているため、レプリスと真っ向から向き合うことが出来ずにいる。 また、最初にレゥを調べた際にそのボディにリースのAIが格納されている事に気付いたため、レゥが暴走した際にはリースを起動することで暴走を止めることに成功した。} ・玉村穂乃香(たまむら ほのか) CV:前田ゆきえ 玉村診療所の医師である玉村先生の孫娘。または娘。20歳。少々頑固ではあるが明るく芯の強い女性。 彼女には重要な秘密があり、個別ルートにてその真相が明かされる。 #openclose(show=Another one){実はその正体はレプリスである。最初に鏡がこの街に来た際に「この街にもレプリスはいる」と言っていたがそれは彼女の事である。 また、鏡は彼女の事を人間として一切扱っておらず彼女もまたそれに対して疑問や否定を挟んでいないためこの二人の会話などを見ていると彼女のルートに入らなくても薄々と気付ける。 レゥが本来の人格を取り戻すために必要な旧式のパーツを彼女が有している事でレゥのために犠牲になるかどうかが彼女のルートの肝となっている。 ……ただし、浩人がその事実を知るのは後半であり、場合によっては彼女がレプリスだと知らないままエンディングを迎えてしまう事も。 または前作のレゥのように記憶だけを引き継いだ全く別の個体として蘇る結末もある。 なお、余談だが彼女は渡良瀬のところで作られたレプリスではないらしい。また、夕陽に照らされながら机に突っ伏すシーンがあるがそのCGに写っている彼女は前作の結城みさおに瓜二つである。 そのため一切明言されていないが彼女はみさおをモデルに作られたレプリスという可能性がある。また、中の人も同じである。} ・玉村先生 CV:斉藤次郎 玉村診療所を営む老医師。 年老いてはいるが腕は確かで、運び込まれたレプリスであるレゥの治療にも当たった。 頑固で気難しいが情に厚い人物。レゥに接する様子はまさしくおじいちゃんそのもの。 PS2ではわかりづらいが眼鏡をかけている。 ・渡良瀬恭平 CV:大水忠相 渡良瀬の部下。常に合理性を求めて行動し、渡良瀬からたしなめられることもしばしば。前作にも同名の人物が登場するが… #openclose(show=その正体){実は前作に登場した渡良瀬恭平を模したレプリスである。そのためリースとの主従関係もプログラム的に存在しない。 人間に危害を加えることはないが明らかに人を食ったような不真面目な言動が多いが、レプリス開発技術や知識には優れているため渡良瀬も不満を持ちながら部下として使っている。} ・渡良瀬 CV:城山堅 レゥ発見の知らせを聞きつけ大勢の部下とともに現れた老人。 バイザーをつけ、車椅子に乗る怪しい外見とは裏腹に穏やかな物言いをする。 最終的には彼の口から全ての真相が明かされることになる。 #openclose(show=アニキ参上){その正体は前作の渡良瀬恭平その人である。つまり前作からかなりの年月が経過している事になる。 また、前作でも裸眼が真紅であることからレプリス疑惑があったが本作でそれが明言されることになる。 彼が自分の正体を含む事実を明かした時、この物語はフィナーレを迎える。} 「あなたはどこに、行ってしまったのかしら」 ・ライカ CV:松岡由貴 レゥのボディに元々存在していた本来の人格。リース、渡良瀬、鏡、穂乃果の協力によってついに目を覚ました彼女だが しかし、その記憶はなく自分がレプリスだと言う事すら覚えていない上に再起動直後だったとはいえ全裸を見た恭平を蹴り飛ばしているというバグもある。 (上記のネタバレから実はこれ自体は特に問題がない行為なのだが) 他全てのルートを見た後で初めて登場する本作きっての隠しキャラにしてグランドエンディングを迎えることのできる最重要人物である。 (しかし実はオープニングやパッケージにもこっそりと登場している。 また、立ち絵もセリフもないが穂乃果ルートでも一応登場はしているが模範的なレプリスの仕草をしているため本当に彼女かと言う疑問は残る) 自分がレプリスだと言う記憶がないからかその人格はどう見ても年頃の少女のものであり、浩人もレゥやリースの時とは違い彼女に惹かれつつある。 リースとは違ってみのりとの仲も悪くない。だが、みのりの祖父曰くライカの姿を以前海で見たことがあると言う。 #openclose(show=イニシエーション){実は渡良瀬の会社で販売されていた最新型のレプリスをどこかの犯罪組織によって奪われて人目につかない海上の研究所で リバースエンジニアリングのごとくひたすらに実験や拷問の類をされていた事が脳内メモリから判明する。 最初に浩人の前にレゥが姿を見せた時は、偶然か奇跡かその研究所に落雷が落ちて炎上。 度重なる非道な行為によって人間でいう精神崩壊を迎えた事で臨時でレゥのAIをインストール、起動させられて逃走していたライカだったのだ。 さらにメモリを遡ってみると驚くべき事実が明らかになった。浩人や渡良瀬が見る映像の中には本来あり得ないかつてオリジナルレゥが阿見寮で生活していた頃のそれが含まれていたのだ。 つまり、このライカはかつて死んでしまったオリジナルレゥその人である証拠だったのだ。 (かなり複雑でわかりにくいが今作におけるレゥ=ライカの肉体には、 精神崩壊されたライカ(暴走して暴力を振るう=抵抗する時のレゥ) その精神崩壊によるレーゾンデートル欠乏による死を回避するために一時的に起動されたちぐはぐなレゥ(コピーレゥ) 元から眠っていたリース(前作のリースと同一人物) 本来のライカの人格を再現するために利用されたAI(前作のレゥと同一人物) と言う4つのAIが搭載されていたことになる。 メモリを通して自分の中にある記憶を見た事で本来のレゥとしての人格が戻りつつあるがしかしライカとしての人格がそれを抵抗することで混乱した彼女は突然走り出す。 そうしてたどり着いた場所は学校の校庭にあった大志の大樹。突然その根元を掘り出す彼女は段々と言葉遣いが舌足らずな、まるでかつてのレゥのそれのようになっていく。 やがて発掘したのはタイムカプセル。そこには小さなビデオカメラがあった。無我夢中に再生した彼女。古びた映像に映っていたのは他でもないオリジナルレゥの最期の映像だった。 レゥは……おにいちゃんにあいたい…… それだけだったのになぁ……。 またいつもみたいにおこったりして でもいつもみたいにやさしくしてくれて レゥのあたまをなでなでしてくれる。 レゥはね、そんなおにいちゃんが……だいすきだよ。 全てを思い出した彼女は長い長い旅を終えて月に向かって涙を流すのだった。} 以下は前作と今作がセットになった「My Merry May with be」に収録された前作と本作を結ぶエピソードであり、前作の真のエンディングでもあるのだが……。 #openclose(show=輪廻){それは新しいレゥ(コピーレゥ)がやってきたころの恭介の話。心のない魂のない人形遊びを続けていた恭介はある日、心労により倒れてしまう。 みさおの連絡を受けて駆け付けた恭平から恭介は全ての真実を語られる。 ・恭平がレプリスだと言う事。 ・恭介の母親もレプリスだという事。つまり、恭介はレプリスと人間(恭介の父親渡良瀬恭一)の間に生まれた存在だと言う事。 ・本当はレゥが生きていた事。しかし、いざ恭介と再会しようとした際にみさおの姿を遠目から見た事でトラウマが再発して逃走してしまった事。 様々な事実を受けて混乱しながらも恭介はレーゾンデートル崩壊の危機に晒されながらみさおと共に本物のレゥを探すために最後にレゥの姿が確認された清天町に向かう。 もう一度レゥに会いたい一心でみさおの声にも反応せず、肉体の限界が近付くことでかつてのレゥ同様にちぎれ跳ぶ手足も厭わずに探し回る恭介が最後に見たものは まだ大樹になる前の大志の大樹の前で融解して腐敗しているレゥの死体だった。(どうしてそれがレゥだと分かったかと言うとみさおがプレゼントした時計や恭介がプレゼントしたバッグ(その中にビデオカメラが入っていたがこの時はタイムカプセルの中に埋められていた)が腐乱死体の傍に落ちていたため。) この事実に絶望して意識を失った恭介はみさお(とレゥのAI)共々恭平によって回収され、恭介は2週間をかけて修復される。だがレゥの死に絶望した恭介はその後阿見寮の自室で首つり自殺した。 それから恭平は恭介のAIを回収。レプリスの管理衛星の中に格納してずっとレプリスを見守り続けるようにした。また、レゥのAIはリースのそれとは違い心と言う名の潜在的なバグが潜んでいたために凍結されていたのだが恭介の意志によってレゥ(ライカ)の体内にインストールした。ちなみに恭介の首つり自殺を酷く悲しんだ前作メンバーにより阿見寮は解体されることになり、本作時点ではとっくの昔に消滅している。浩人がパソコンで調べた時にもほとんど情報は載っていなかった。} 【余談】 ・前作では命や魂などといった重いテーマを扱ったが、本作はそれらを更に深く、濃く掘り下げたシナリオになっており、前作以上に欝展開が多い。 シナリオを全て味わいきるには前作のプレイが必須であり、前作を十二分に活用した「生命」と「魂」をめぐるストーリーを見事に描いた。 #openclose(show=松岡由貴さん伝説。ネタバレに付き注意){前作ではレゥとリースの二役だったが本作では レゥ(コピー) リース ライカ(オリジナルレゥ) の3役を行なっている。さらに 精神崩壊故に暴走しているレゥ レゥを演じているリース 終盤の自分がレゥなのかライカなのか分からなくなった「彼女」 も演じ分けている。} #openclose(show=以下レゥに関してのネタバレ注意){非常にわかりづらいがレゥに関する時系列やAIの状態は以下のようになっている。 前作のレゥ ↓「輪廻」にて大志の大樹前で死亡。AIは回収 真ライカ(上記レゥとはまだこの時点では無関係) ↓精神崩壊によりコピーレゥ(とリース)のAIをインストール 本作のレゥ(真ライカの暴走を抑えるための疑似的なものであり、前作のそれとは別人。3号機とも別人格だと思われる) ↓(疑似的なコピーレゥのAIが限界を迎える) リース(ボディこそライカのものだがAIは前作のリースと同一。また、リースと鏡ルート以外ではここを通らないし、レゥルートではここまでたどり着かない) ↓(自分の体内にある本来の人格を起動させるため管理衛星と交信。その際にオリジナルレゥのAIをインストール。この際に他3つの人格は全てアンインストールされている) 偽ライカ(オリジナルレゥが再現したライカの人格。) ↓ オリジナルレゥ(脳内メモリからの映像を通して本来不可逆のはずのAIが逆行して復活した真のレゥ。前作のレゥとは同一人物) となっている。ちなみにレゥが再現したライカは一部言動や立ち絵の相似より前作のひとえをモデルにしたのではないかと言う説がある。} ・本作のグランドエンディングテーマは「星砂」はまさにマイメリ2作を謳った神曲となっていて長い長いレゥの旅路を共に辿ってきたプレイヤーの涙腺を破壊すること間違いなし。 ・エンディングには「To be Continued?」と表示され、続編の構想もあったのではないかとされている。…KID亡き今それは叶いそうにないが。 漫画版も1巻だけ発売されていたのだがすぐに打ち切りになってしまった。 ♪おとこなら追記しろ~ だっておいらは修正まかせ~ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 前作のひとえともとみルートを担当した人が話の中心書いてるから、浩人が意見の合わない恭平や渡良瀬を勝手に敵視してやたらつっかかってたのが苦痛だった -- 名無しさん (2015-08-26 08:23:55) - 結局3号機はどうなったのだろうか。 -- 名無しさん (2021-11-15 18:42:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/09(月) 23:31:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2003年にプレイステーション2で発売された恋愛アドベンチャーゲーム。ユーザーの要望に応え同年ドリームキャスト版も発売したが、悲惨な売り上げに終わったとか。 本作と前作「[[My Merry May]]」がセットになった「My Merry May with be」が2005年にプレイステーション2、2010年にPSPで発売されている。 【あらすじ】 暑くなり始めた5月、岸森浩人は教育実習に臨むため、過疎化が進む漁業の町「清天町」へ向かっていた。 校長が迎えに来てくれた軽トラに乗り込み夜道を進むが、道中で路上をさまよう少女と遭遇。 衰弱していた彼女を診療所へと運び、翌朝目を覚ますが、彼女は「レゥ」と名乗る所有者不明の人工生命体レプリスであることが判明。 浩人は所有者が見つかるまでの間、レゥの保護者としてレゥを預かることになった…… 【登場人物】 ・岸森浩人(きしもり ひろと) 教育実習を受けるため清天町を訪れた大学生。成り行きで預かることになったレプリスのレゥをめぐり、事件に巻き込まれていくことになる。 教育実習生だが別に教師になりたいわけではなく、楽に単位を取りたいからと安易な気持ちで挑んだところその後の人生を揺るがす大きな経験となる。 なお、前作主人公である渡良瀬恭介と比べると性格は似通っているが年齢が上な分やや大人びている。そして彼のような伏線の類もないただの男子大学生である。 ルートによってはそのまま教師になったりならなかったり様々な進路に進むことになる。 ・レゥ CV:[[松岡由貴]] 浩人に預けられることになったレプリス。 記憶の一部が無くなっているが、「つくみこうこうのあみりょう」で生活していたことは覚えており、「おにいちゃん」の迎えを待ち続ける。振る舞いや行動は人間そのもの。 今作では髪型がツインテールになっている。また、わんつーどーんなる謎の朝番組に夢中になって変な言葉ばかり覚える。 作中ではボディは最新型なのにAIは旧式と言うアンバランスな状態が示されている。 それが原因なのか本来はあり得ない筈の人間への暴力を行うなど明らかに暴走しているようなシーンがある。 たまに何かと交信しているような描写があり、一日中バス停の前で何かを待っていたり月を見あげて独り言を言ったりする。 前作同様メインヒロインなのだが実はルートによってはヒロインの中で一番出番が少なかったりする。 #openclose(show=その正体は){そのボディはとある最新型レプリスのものであり、しかしそのレプリスがとある事情でレーゾンデートル崩壊を見せたために応急処置としてレゥとしてのAIをインストール。本来の人格を封印することでレーゾンデートルの崩壊を防いだ。交信しているのは月にあるレプリス監視衛星であり本来の人格の修復などを行なっている。 前述の人間に対して暴力を振るう暴走と言うのもその交信の後に発生しているものである。つまり……。 また、レゥとしての記憶が曖昧なのはレゥ本人ではなく飽くまでもそのコピーAIであるため。 前作で見せたレゥ3号機どころではない、偽物ですらないレゥであるため彼女のルートは前作のそれよりもなお後ろ暗い結末を匂わせている。} ・リース CV:松岡由貴 レゥのトラブルに対処するために急遽起動された別人格。レゥのように豊かな感情を表すことはなく、あくまでレプリスとして忠実であろうとする。 今作では緊急起動の際に機器の過剰出力による小規模な火災により髪が燃えてしまい、髪型がショートヘアーになっている。 何故かあらかじめレゥのボディの中に眠っていたり、マスターである筈の恭平に対して逆らうようなしぐさを見せたりと前作とは全く異なった描写がされている。 また、レゥのボディを共有している関係上本作ではレゥとの会話はない。(そのためレゥが彼女の事を覚えているかは不明)。 #openclose(show=わたしはレゥです){実は初めてと言っていい完成された完璧なレプリスのため今回のようなAI側の問題が発生した際にはリースとしての人格が起動するように 新型のレプリスには構築されていた。しかし本来はその記憶までは再現されない。そこを不審に思った恭平だがその恭平ともリンクが取れないとして不審がるリース。 レゥとしても本来の人格としてもAIがまともな挙動を見せないためしばらくリースとして行動することになった彼女だがしかし周囲からの反応はあまりいいものではない。 特にレゥと仲が良かったみのりに関してはリースを拒絶してしまう。周囲の人間に尽くすためにリースはレゥこそが必要とされていると判断して自らのAIを再起動する。 そうして次の日に目を覚ました彼女はレゥそのものの言動をしていた。(髪は戻らなかったためリースの外見でレゥの言動と言うちぐはぐ状態だが。) リースの自己犠牲と突然帰ってきたレゥに動揺する一行。しかし恭平のマインドコントロールによってレゥを演じているリースだと判明する。(この間、松岡由貴さんはレゥを演じるリースの演技をしている。すごい)その後恭平から真実を聞かされた彼女は月に交信する。自らの中のレゥの心を「彼」へと届けると、再び彼女は再起動の眠りについた。その後、リースとして復活するか本来の人格が作動するかはルートによって分かれる。} ・篠片由真(ささひら ゆま) CV:松井菜桜子 浩人と同様に教育実習に来た大学生。気さくで明るく、レゥを溺愛する。巨乳。 #openclose(show=不器用に触れ合う家族ゲーム){共通ルートでも時折明らかに具合が悪い姿を見せていたが実は彼女は妊娠していた。 当然周囲の人間は浩人を疑うのだが当然身に覚えがない。実は彼女はここに来る前に大学のコンパで酔った拍子に名前も知らない相手と寝ていたのだった。 彼女のルートでは既にどこの誰とも知らない男と寝て子供までいることになる彼女とどうつり合いをつけて向き合っていくが焦点となる大人なシナリオである} ・草津みのり(くさつ みのり) CV:あおきさやか 晴天中学校の一年生。中学生である。中学生らしい活発で多感な女の子。じっちゃんが大好き。 彼女のルートでのみ浩人は大学卒業後正規の教員となって再び彼女の面倒を見ることになる。 ・水上鏡(みなかみ きょう) CV:[[小林沙苗]] 晴天保健所の職員。 クールな性格だが、レプリスを嫌悪している節がある。 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渡良瀬の部下。常に合理性を求めて行動し、渡良瀬からたしなめられることもしばしば。前作にも同名の人物が登場するが… #openclose(show=その正体){実は前作に登場した渡良瀬恭平を模したレプリスである。そのためリースとの主従関係もプログラム的に存在しない。 人間に危害を加えることはないが明らかに人を食ったような不真面目な言動が多いが、レプリス開発技術や知識には優れているため渡良瀬も不満を持ちながら部下として使っている。} ・渡良瀬 CV:城山堅 レゥ発見の知らせを聞きつけ大勢の部下とともに現れた老人。 バイザーをつけ、車椅子に乗る怪しい外見とは裏腹に穏やかな物言いをする。 最終的には彼の口から全ての真相が明かされることになる。 #openclose(show=アニキ参上){その正体は前作の渡良瀬恭平その人である。つまり前作からかなりの年月が経過している事になる。 また、前作でも裸眼が真紅であることからレプリス疑惑があったが本作でそれが明言されることになる。 彼が自分の正体を含む事実を明かした時、この物語はフィナーレを迎える。} 「あなたはどこに、行ってしまったのかしら」 ・ライカ CV:松岡由貴 レゥのボディに元々存在していた本来の人格。リース、渡良瀬、鏡、穂乃果の協力によってついに目を覚ました彼女だが しかし、その記憶はなく自分がレプリスだと言う事すら覚えていない上に再起動直後だったとはいえ全裸を見た恭平を蹴り飛ばしているというバグもある。 (上記のネタバレから実はこれ自体は特に問題がない行為なのだが) 他全てのルートを見た後で初めて登場する本作きっての隠しキャラにしてグランドエンディングを迎えることのできる最重要人物である。 (しかし実はオープニングやパッケージにもこっそりと登場している。 また、立ち絵もセリフもないが穂乃果ルートでも一応登場はしているが模範的なレプリスの仕草をしているため本当に彼女かと言う疑問は残る) 自分がレプリスだと言う記憶がないからかその人格はどう見ても年頃の少女のものであり、浩人もレゥやリースの時とは違い彼女に惹かれつつある。 リースとは違ってみのりとの仲も悪くない。だが、みのりの祖父曰くライカの姿を以前海で見たことがあると言う。 #openclose(show=探し求めた終着点){実は渡良瀬の会社で販売されていた最新型のレプリスをどこかの犯罪組織によって奪われて人目につかない海上の研究所で リバースエンジニアリングのごとくひたすらに実験や拷問の類をされていた事が脳内メモリから判明する。 最初に浩人の前にレゥが姿を見せた時は、偶然か奇跡かその研究所に落雷が落ちて炎上。 度重なる非道な行為によって人間でいう精神崩壊を迎えた事で臨時でレゥのAIをインストール、起動させられて逃走していたライカだったのだ。 さらにメモリを遡ってみると驚くべき事実が明らかになった。浩人や渡良瀬が見る映像の中には本来あり得ない記録が映っていた。 それはかつてレゥ(前作のレゥ、以降前作のレゥをオリジナルレゥと呼称)が阿見寮で生活していた頃の記録がそれが含まれていたのだ。 つまり、このライカはかつて死んでしまったオリジナルレゥその人である証拠だったのだ。 かなり複雑でわかりにくいが今作におけるレゥ=ライカの肉体には…… 精神崩壊されたライカ(暴走して暴力を振るう=抵抗する時のレゥ) その精神崩壊によるレーゾンデートル欠乏による死を回避するために一時的に起動されたちぐはぐなレゥ(コピーレゥ) 元から眠っていたリース(前作のリースと同一人物) 本来のライカの人格を再現するために利用されたオリジナルレゥ(前作のレゥと同一人物) と言う4つのAIが搭載されていたことになる。 メモリを通して自分の中にある記憶を見た事で本来のレゥとしての人格が戻りつつあるがしかしライカとしての人格がそれを抵抗することで混乱した彼女は突然走り出す。 そうしてたどり着いた場所は学校の校庭にあった大志の大樹。突然その根元を掘り出す彼女は段々と言葉遣いが舌足らずな、まるでかつてのレゥのそれのようになっていく。 やがて発掘したのはタイムカプセル。そこには小さなビデオカメラがあった。無我夢中に再生した彼女。古びた映像に映っていたのは他でもないオリジナルレゥの最期の映像だった。 レゥは……おにいちゃんにあいたい…… それだけだったのになぁ……。 またいつもみたいにおこったりして でもいつもみたいにやさしくしてくれて レゥのあたまをなでなでしてくれる。 レゥはね、そんなおにいちゃんが…… だいすきだよ。 全てを思い出した彼女は長い長い旅を終えて月に向かって涙を流すのだった。} #openclose(show=ちなみに){劇中におけるライカは全てオリジナルレゥによって再現された疑似的な人格であったため本来の彼女がどういうレプリスだったかは不明となり、トップクラスの隠しキャラでありながらオリジナルレゥのかませのような形となっている妙に不遇なキャラでもある。} #openclose(show=spring color~Beginning){全ての真実を知った彼女はかつての自分の最期の証を抱きながら月に交信。長い長い旅路の果てにやっと会う事の出来たおにいちゃんとの会話を果たすことが出来た。 教育実習期間をとっくに過ぎてもただ一人残り続ける浩人。季節は一回りして渡良瀬から渡されたレプリス用のメンテナンスカプセルとその説明書(タウンページくらいある分厚い本)を読みながら彼女を見守り続ける。 そんなある日、突然彼女は目を覚ました。 「えっと、何て呼べばいいかな? 「ここは可愛くレゥちゃんで」 「あはは。性格はライカっぽいね」 「おにいちゃんが言ってたよ。可愛い妹をよろしく頼むって」 月を見上げる。あの時映像で見た渡良瀬恭介の顔が月に浮かんで見えたような気がした。 ……わかってるよ。 お前が出来なかった事を俺がしてやる。 お前が幸せにできなかった妹を 俺は幸せにしてやる。全力で。 だから月から見ていろよ、恭介。 嫉妬するくらいお前の妹を愛してやるからさ。 「行こうか、レゥちゃん。」 「うん、浩人くん。」 ここから二人の新たな5月が始まるのだった。} 以下は前作と今作がセットになった「My Merry May with be」に収録された前作と本作を結ぶエピソードであり、前作の真のエンディングでもあるのだが……。 #openclose(show=輪廻 ※警告!かなりの鬱展開が待ち受けているので閲覧注意!!!※){それは新しいレゥ(3号機)がやってきたころの恭介の話。心のない魂のない人形遊びを続けていた恭介はある日、心労により倒れてしまう。 みさおの連絡を受けて駆け付けた恭平から恭介は全ての真実を語られる。 ・恭平がレプリスだと言う事。 ・恭介の母親もレプリスだという事。つまり、恭介はレプリスと人間(恭介の父親渡良瀬恭一)の間に生まれた存在だと言う事。 ・本当はレゥが生きていた事。しかし、いざ恭介と再会しようとした際にみさおの姿を遠目から見た事でトラウマが再発して逃走してしまった事。 様々な事実を受けて混乱しながらも恭介はレーゾンデートル崩壊の危機に晒されながらみさおと共に本物のレゥを探すために最後にレゥの姿が確認された清天町に向かう。 もう一度レゥに会いたい一心でみさおの声にも反応せず、肉体の限界が近付くことでかつてのレゥ同様にちぎれ跳ぶ手足も厭わずに探し回る恭介が最後に見たものは まだ大樹になる前の大志の大樹の前で融解して腐敗しているレゥの死体だった。(どうしてそれがレゥだと分かったかと言うとみさおがプレゼントした時計や恭介がプレゼントしたバッグ(その中にビデオカメラが入っていたがこの時はタイムカプセルの中に埋められていた)が腐乱死体の傍に落ちていたため。) この事実に絶望して意識を失った恭介はみさお(とレゥのAI)共々恭平によって回収され、恭介は2週間をかけて修復される。だがレゥの死に絶望した恭介はその後阿見寮の自室で首つり自殺した。 それから恭平は恭介のAIを回収。レプリスの管理衛星の中に格納してずっとレプリスを見守り続けるようにした。また、レゥのAIはリースのそれとは違い心と言う名の潜在的なバグが潜んでいたために凍結されていたのだが恭介の意志によってレゥ(ライカ)の体内にインストールした。ちなみに阿見寮は恭介の首つり自殺を酷く悲しんだ前作メンバーにより解体されることになり、本作時点ではとっくの昔に廃寮且つ廃校している。浩人がパソコンで調べた時にもほとんど情報は載っていなかった。} 【余談】 ・前作では命や魂などといった重いテーマを扱ったが、本作はそれらを更に深く、濃く掘り下げたシナリオになっており、前作以上に欝展開が多い。 シナリオを全て味わいきるには前作のプレイが必須であり、前作を十二分に活用した「生命」と「魂」をめぐるストーリーを見事に描いた。 #openclose(show=松岡由貴さん伝説。ネタバレに付き注意){前作ではレゥとリースの二役だったが本作では レゥ(コピー) リース ライカ(オリジナルレゥ) の3役を行なっている。さらに 精神崩壊故に暴走しているレゥ レゥを演じているリース 終盤の自分がレゥなのかライカなのか分からなくなった「彼女」 エピローグにおけるオリジナルレゥ も演じ分けている。} #openclose(show=以下レゥに関してのネタバレ注意){非常にわかりづらいがレゥに関する時系列やAIの状態は以下のようになっている。 前作のレゥ(オリジナルレゥ) ↓「輪廻」にて大志の大樹前で死亡。AIは回収 真ライカ(上記レゥとはまだこの時点では無関係) ↓精神崩壊によりコピーレゥ(とリース)のAIをインストール 本作のレゥ(真ライカの暴走を抑えるための疑似的なものであり、前作のそれとは別人。3号機とも別人格だと思われる) ↓(疑似的なコピーレゥのAIが限界を迎える) リース(ボディこそライカのものだがAIは前作のリースと同一。また、リースと鏡ルート以外ではここを通らないし、レゥルートではここまでたどり着かない) ↓(自分の体内にある本来の人格を起動させるため管理衛星と交信。その際にオリジナルレゥのAIをインストール。この際に他3つの人格は全てアンインストールされている) 偽ライカ(オリジナルレゥが再現したライカの人格。) ↓ オリジナルレゥ(脳内メモリからの映像を通して本来不可逆のはずのAIが逆行して復活した真のレゥ。前作のレゥとは同一人物だがライカを演じていたことがきっかけなのか多少精神年齢が上がっている) となっている。ちなみにレゥが再現したライカは一部言動や立ち絵の相似より前作のひとえをモデルにしたのではないかと言う説がある。} ・本作のグランドエンディングテーマ「星砂」はまさにマイメリ2作を謳った神曲となっていて長い長いレゥの旅路を共に辿ってきたプレイヤーの涙腺を破壊すること間違いなし。 ・エンディングには「To be Continued?」と表示され、続編の構想もあったのではないかとされている。…KID亡き今それは叶いそうにないが。 本作から7年後を描いた漫画版「My Merry May Believe」が全2巻で発売。 ♪おとこなら追記しろ~ だっておいらは修正まかせ~ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 前作のひとえともとみルートを担当した人が話の中心書いてるから、浩人が意見の合わない恭平や渡良瀬を勝手に敵視してやたらつっかかってたのが苦痛だった -- 名無しさん (2015-08-26 08:23:55) - 結局3号機はどうなったのだろうか。 -- 名無しさん (2021-11-15 18:42:42) - 10年くらい前にこの記事を作成した者です。いつの間にかたくさんの追記、修正をしていただいていて感無量です。いつかリメイク、リマスターでまたこの作品が陽の目を浴びられますように。 -- 名無しさん (2023-03-17 23:38:36) #comment #areaedit(end) }

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