アサム(北斗の拳)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/04/19(土) 12:22:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){野獣の心しか持たぬきさまらにわかるかオレの心が!!} #center(){&bold(){親の心がわかるかー!!}} 北斗の拳の登場人物でサヴァ編の主役。 かつて「神が捨てた地」と呼ばれた地を救うため、自らが「英雄」となる事で、争いが絶えない核戦争後の世界にあって平和な国「サヴァ」を築き上げた。 「サヴァはアサムという一枚岩の国」という信念から病に冒されても決して表に出さないようにしたほどで、その生き様はあのケンシロウも認めた紛れもない[[漢]]。 しかし、病に体を蝕まれ余命いくばくもない彼が心配したのは、国の未来ではなく三人の息子のカイ・ブコウ・サトラだった。 この三人の息子が幼い頃、アサムは占い師に「息子の内一人を選ばないと国が滅びる」と予言された。が、一人を選ぶとは残りの二人を殺す事。それができないアサムは三人を生かす道を選んだ。&bold(){ついでに占い師を殺して。} それからアサムは三人を「平等」に育てたが、それが災いして三人とも「互いに引く事を知らない」大人に育ってしまった。 その結果、三人は一匹の馬を取り合う内に殺してしまうようにまでなり、国が三つに割れる危機をもたらす。 本来なら辺境の野獣討伐も簡単に終わらせられたはずだが、息子たちを監視しなければならない事もあって満足に動けずにいた。 そんな彼の前に、サラが救世主として呼び寄せたケンシロウが現れる。 始めは秘密を知った彼を抹殺しようとしたが、その圧倒的な力を見て全てを話し、三人の息子の抹殺を依頼する苦渋の決断を下す。 そして後継者に側近のコドウを据えた後、最後の命を削って野獣討伐へと出陣。 野獣の首領・ヒューモを抹殺する事に成功するが、「王」として死ぬ事に絶望しつつ力尽きる。 だが、その時ケンシロウがあえて悪役を演じた事で絆を取り戻した息子たちがアサムを迎えに来る。 その後、息子たちの国王就任式において、「王」ではなく、ただ一人の兵士として、そして「父」として最期を迎える事に満足して安らかに息を引き取った。 ・大乗南拳 アサムとその息子たちが使う拳法。曰く、肉を切らせて骨を断つ一撃必殺の剛拳。 振り下ろされる手刀は、黒牛を真っ二つにし、ヒューモを粉砕する衝撃波を出す。 また、息子のブコウ、サトラは武器を使用した。 なお、長兄であるカイだけは技を披露しないまま退場。 大乗南拳の奥義秘書には &bold(){「北斗とは死を司る星 北斗現れし時 哀しみを語るがよい 心を開くがよい 北斗蒼く震える時道は開かれる」} と記されている。 追記・修正は親の心を感じながらお願いします。 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 占い師カワイソス -- 名無しさん (2014-04-19 13:00:36) - 人としてはともかく、王としては後継者が無駄に大量にいると争いしか起きないから、間引けって占い師の助言もわからんではない -- 名無しさん (2014-04-19 15:32:20) - 占い師さんはやたらと顔が怖かったのがいかんかったんや -- 名無しさん (2014-04-19 17:04:18) #comment
&font(#6495ED){登録日}:2014/04/19(土) 12:22:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){野獣の心しか持たぬきさまらにわかるかオレの心が!!} #center(){&bold(){親の心がわかるかー!!}} [[北斗の拳]]の登場人物でサヴァ編の主役。 山脈に囲まれかつて「神が捨てた地」と呼ばれた辺境の土地を救うため、自らが「英雄」となる事で、争いが絶えない核戦争後の世界にあって平和な国「サヴァ」を築き上げた。 「サヴァはアサムという一枚岩の国」という信念から病に冒されても決して表に出さないようにしたほどで、その生き様はあのケンシロウも認めた紛れもない[[漢]]。 しかし、病に体を蝕まれ余命いくばくもない彼が心配したのは、国の未来ではなく三人の息子のカイ・ブコウ・サトラだった。 この三人の息子が幼い頃、アサムは占い師に「息子の内一人を選ばないと国が三つに割れ滅びる」と[[予言>予言/預言]]された。 が、一人を選ぶとは残りの二人を殺す事。それができないアサムは三人を生かす道を選んだ。&bold(){ついでに占い師を殺して。} 流石にやりすぎだという意見もあるが、子が生まれて育つことに喜び震える父に「息子を殺せ」と言い放つ占い師も占い師であり、そのやさしさで国を治め、王として振舞ってきた彼に対しては愚策としか言いようがない。 それからアサムは三人を争わぬよう「平等」に育てたが、皮肉にもそれが災いして三人とも「互いに引く事を知らない」大人に育ってしまった。 その結果、三人は一匹の馬を取り合う内に殺してしまうようにまでなり、予言通り国が三つに割れる危機をもたらす。 本来なら辺境の野獣討伐も簡単に終わらせられたはずだが、息子たちを監視しなければならない事もあって満足に動けずにいた。 そんな彼の前に、娘のサラが救世主として呼び寄せた[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]]が現れる。 始めは秘密を知った彼を抹殺しようとしたが、大乗南拳を受け止めたその圧倒的な力と北斗神拳伝承者であることを知って全てを話し、三人の息子の抹殺を依頼する苦渋の決断を下す。 そして後継者に側近のコドウを据えた後、最後の命を削って野獣討伐へと出陣。 野獣の首領・ヒューモを討つ事に成功するが、「王」として死ぬ事に絶望しつつ力尽きる。 だが、その時ケンシロウがあえて悪役を演じた事で絆を取り戻した息子たちがアサムを迎えに来て、昔のような仲の良い親子として再会を果たす。 &bold(){直後にカイは野獣の残党により背中に致命傷を負ってしまう}が、これまでの父の心労を慮ったカイの意向により、アサムにはその死を伏せられる事になる。 その後、死を隠されたカイも含めた息子たちの国王就任式において、敢えて壇上に上がらず国民達と共にその様子を見守り、 「王」ではなく、ただ一人の兵士として、そして「父」として最期を迎える事に満足して、愛する国民達の側で安らかに息を引き取った。 ・大乗南拳 アサムとその息子たちが使う拳法。曰く、肉を切らせて骨を断つ一撃必殺の剛拳。 振り下ろされる[[手刀>チョップ(プロレス技)]]は、黒牛を真っ二つにし、ヒューモを一撃で粉砕する衝撃波も出す。 器械武術でもあるらしく、息子達は全員武器を使用していた(ブコウ・サトラは言わずもがな、カイも蛮族の襲来の時長刀を振るって闘っている描写がある)。 なお、長兄であるカイだけは技を披露しないまま退場。 大乗南拳の奥義秘書には &bold(){「北斗とは死を司る星 北斗現れし時 哀しみを語るがよい 心を開くがよい 北斗蒼く震える時道は開かれる」} と記されている。 なおその際の掛け声&color(red){「ぬーん」}は程よいシュールな響きでネタにされ続けており「ストーリーは余り覚えていないがこの掛け声だけ覚えている」という読者も多いだろう。 **【3人のバカ息子と娘達】 ***☆カイ 長男。見た目は三兄弟では一番父親のアサムに似ている。 弟二人と王座を巡って争っていたが、完全に心までは腐りきっておらず、3人まとめて殺されそうになった時は自らの命を持って弟たちの助命を求める弟思いの男。 自らの不徳と力不足を詫びた後は血は争えないのか&bold(){漢}として覚醒、兄妹の絆を取り戻した。 だが弟達と共に「野獣」の討伐に出かけた父の元へと駆けつけた際、残党の放った[[槍]]を背中に受け致命傷を負う。 それでも父親にその事を悟られないよう振る舞い、そして槍に刻まれた紋章からブランカ国が「野獣」の黒幕だった事を悟った彼は駆け付けたケンシロウにサヴァと弟達を守るよう頼み、 国を愛する副王、父を想う子、弟を案じる兄として壮絶な最期を遂げた。 「絶対に自分の死を父に悟られないように」という意を汲んだ弟達により彼の遺体は王座に座らされ、国民、そして余命いくばくもない父親の前に現れた。 遺体とわからぬ形で登場したその姿はまさしく「王」の姿そのものであった。 ***☆ブコウ 次男。ひげ面の恰幅の良い男。一番アサムに似ていない。 初登場時の性格もチンピラそのものであり、大乗南拳という拳法を会得し[[モーニングスター>フレイル/モーニングスター]]を武器にしているが、ケンシロウには片腕だけで敗れてしまった。 井の中の蛙であった自分より圧倒的に強い存在を知ったことで、彼は他の兄弟と同じく「1人ではなく皆で協力し合う」事を思い出し、改心した。 だがそんな彼に待っていたのは最愛の父と兄の死であった…。 王になろうと目論んではいたものの、兄であるカイ、とある理由で王を目指す弟のサトラと違い、彼のその野心はそれほど強く無かったらしく、事が済んだ後はサトラに全てを譲り自らは国を出るつもりであった。 だが、サトラにはやらなければならない事があり、彼に不意打ちをされて倒れる。 しかしそれでも彼は、あくまでサトラの為に国を治めることを誓うのであった。 恐らく兄弟に乗っかる形で王を目指していた彼が本当に王になってしまうとは皮肉であるが、今の彼であるなら善き統治をするであろう。弟が帰るその日まで…。 …正直3人の国王の就任をやっておいて1人は実は死亡、もう1人は旅立つという状況だと間違いなく国民の不安は高まると思われるので彼には本当に頑張ってほしい。 ***☆サトラ 三男。アサムをチャラ男にした感じの男。濃い顔の2人に比べて割とイケメン寄り。 [[両側に刃のついた>双頭刃]]大乗南拳双同異太刀を使う。 ある日急に現れたケンシロウを倒した者が新国王となることを兄弟たちに提案するなど自信家であったが、やはり敵わずに敗退。 同じように兄弟の絆を取り戻すこととなった。 彼が「王」にこだわった理由は、隣の国ブランカに住まう許嫁「ルセリ」の為であった。 ブランカの王女である彼女に釣りあう男になるには王にならなければならないと思い込んでいたが、彼女が真に望んでいたのは兄弟の和解であった。 サヴァの国の騒動が収まった際は、再びルセリに逢いに行こうとする。 その際兄のブコウに国を任せるつもりであったが、そのブコウも弟に国を任すつもりであった。 互いが互いを「王」と認めたその事実に笑いあう兄弟。だがサトラは突如ブコウを不意打ちする。 「オレは不意打ちが得意な卑劣な男なんだ こんな男が国王などになったら国はつぶれる」 「兄のおさがりを弟は着ることができる だが弟の服は兄では着れぬ 国を継ぐのは兄が本筋!!」 倒れ込むブコウを見て彼は吠える。 彼にはやることがあったのだが、それ以上に信念があった。 こうして国を兄ブコウに任せ、婚約者ルセリがいるブランカ国へ向かう。というわけでサヴァ編が終わったあとも少しだけ&s(){驚き役として}ケンシロウに同行する。 そして彼は其処で、父や兄とはまた違う「王」の姿を目的するのであった。 ***☆サラ 末妹。3人の兄が争う事態に国の将来を憂いている。 家族想いの美少女でサヴァの現状を説明してくれた。 …正直な話、個性の強い兄3人に比べ善人だった為に目立たなかった。 とはいえ、彼女の行動が兄達の和解と父の穏やかな最期に繋がったのである意味最重要人物でもある。 &font(l){あまりに真っ当なので彼女を後継者に指名すればよかったのではとか言われたりもする。}((とはいえアサムが収める地方は統治能力だけでなく「強さ」も求められるので、特に武術を習っていない彼女にその任は辛かろう。仮に彼女が王となるなら兄達…そして周辺諸国は黙っていなかったのは間違いないが。)) 「真救世主伝説北斗の拳 トキ伝」にもサラという女性が登場しているが当然別人である。 追記・修正は親の心を感じながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 占い師カワイソス -- 名無しさん (2014-04-19 13:00:36) - 人としてはともかく、王としては後継者が無駄に大量にいると争いしか起きないから、間引けって占い師の助言もわからんではない -- 名無しさん (2014-04-19 15:32:20) - 占い師さんはやたらと顔が怖かったのがいかんかったんや -- 名無しさん (2014-04-19 17:04:18) - 国王と言えど父だー! -- 名無しさん (2014-04-19 20:12:54) - 実は地味に名言製造機のおっさん。 父の深い愛が裏目に出ちゃった悲劇だね。  -- 名無しさん (2014-04-19 20:35:44) - この人のエピソードの元ネタとして本家wikiで聖書に同様のモチーフの寓話があると書いてあったな -- 名無しさん (2014-04-19 21:42:12) - この話やバラン編も含めて、リュウ編もアニメ化してほしいなぁ・・・ コウケツ? あれはいらんw -- 名無しさん (2014-08-11 13:25:55) - 父の愛と哀しみの慟哭が心を震わせる -- 名無しさん (2014-12-28 18:42:12) - 最後に笑って死ねたのは良かった。 -- 名無しさん (2016-05-24 13:48:25) - 預言者殺してる時点で蛮族と同類なんだよなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-05-08 04:07:48) - ↑だけど、ちょっと早まったかもしれん。考察ブログも見たが恐らくこの預言者はアサムの何か弱みにつけこんでて恒常的にモラハラしてたんだろう。 -- 名無しさん (2017-05-08 18:46:45) - あの話、ケンが演じたのは悪役ではなく敵役ではなかろうか?あのシーンのケンのセリフに心が震えたし。 -- 名無しさん (2017-05-08 19:21:51) - まあ、予言なんぞを信じて息子を間引くような国王はそれはそれでどうかと思う。殺すまでするこたぁない気もするが、生かしておいたら予言のことをあちこちでべらべら喋って回りかねないし……。 -- 名無しさん (2018-10-19 00:07:27) - そもそも王に向かって実子を間引け間引けって上から迫るやつなんぞ殺されても文句言えんわ、国が3つに割れる故に1人にすべきであるぐらいで止めとけや -- 名無しさん (2020-06-10 21:09:34) - 三馬鹿にケンが言い放った「この痛みはアサムの痛みの比ではない! アサムはお前たちに心を残して死ぬのだ!!」は本当に心が震えた。 -- 名無しさん (2021-03-14 18:34:21) - 王に正しさ等ない、歩いた道が王道になるだけ。元より王に人の道なんぞないってわかる。その点ラオウって正しい道は選ばなかったんだなって -- 名無しさん (2021-03-25 11:45:53) - ケンの個人的な戦いをあらかた終わらせて、以後はリュウの伝承者育成と救世主としての諸国漫遊を続けていくと思っていたので(直後に完結とはさすがに読めなかった)、サトラがレイ…は無理でもシャチクラスの仲間としてレギュラー入りすると踏んでたんだがな -- 名無しさん (2021-04-16 21:12:11) - これからは3人で協力して国を治めるぞ、と国民の前で演説したものの、長兄はその時点で死んでて弟は出奔して、国民も「あれ、最近出てくるの次男だけじゃない?」と気付きそうなものだが -- 名無しさん (2021-04-17 10:50:35) - ラオウ死後の蛇足の山の中でも、サヴァとブランカのエピソードは割と好きだったな。恐らくモチーフは賢人ナータン辺りなんだろう。 -- 名無しさん (2021-04-17 11:33:55) - ↑師よ、不勉強で申し訳ない。ナータンとはなんぞや? ↑2 それはとある北斗サイトでも言われてたよね。ブコウには本当に頑張ってほしい。まぁ、バレる前に、サヴァを民主化する手もあるかもしれんが -- 名無しさん (2021-05-02 16:00:36) - ↑レッシングの『賢人ナータン』のことです。仲が悪い3人の子供がいるのですが、同じ父を持っているからと絆を取り戻す話です。 -- 名無しさん (2022-09-11 20:44:58) - ↑2 まぁ、結果的にブランカも大変な事になってたから「サトラは懇意の仲であるブランカ王族の窮地を救うためにブランカに赴いていたんだよ!」と説明すればサトラの件はまだ納得してもらえるか…? -- 名無しさん (2022-09-11 21:18:16) #comment #areaedit(end) }

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