SCP-2072

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/25 Sun 01:43:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ #image(https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/35839/6017/ダウンロード%20%281%29.png) } #center(){&bold(){彼が四度目にその椅子から降りた時、まさか再び座ることになるとは微塵も思っていなかった。}} #center(){&bold(){我らがモンテネグロに栄光あれ!} } SCP-2072はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]] (SCiP) のひとつである。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はSafe。 項目名は『Prime Ministerial Pet Cemetery (首相お気に入りの墓地)』。 *概要 SCP-2072はフロリダ州にあるペット用の埋葬地である。 場所系SCPの中では珍しく人体に危害を加えるタイプではなく、関係ない人にとってはほぼ無害である。 しかしこのSCPの特異性はそういった直接的な被害ではなくとも、人類に大きな影響を与えかねないスケールの大きなものであった。 それほどではないにしても、それなりの影響がどっかしらで程ほどにあるのではないかと思われる。 1977年、墓地の北東部で謎の4人の死体が発見される。 それはただの死体ではなく、とんでもない秘密を持っていたのである。 &bold(){特別収容プロトコル} ・常に不透明で防水材の物で覆う ・SCP-2072-8からSCP-2072-22の個体の覆いが記された文字が読める程度に乱れた場合、覆いを交換する ・覆いを交換した直後、その職員に記憶処理を施す ・モンテネグロの首相が次回交代した後、SCP-2072-8の個体に埋葬されている死体を掘り出し、SCP-2072の継続した正確さを確実とする為に、遺伝子検査用の十分なサンプルを集める SCP-2072-1~23は墓地の北東部に存在する全部で23になる墓石群である。 なぜただの墓をここまで厳重に隠すのか。 それは、&bold(){墓石に記されているのが歴代モンテネグロ首相の面々だからである。} はるか先の未来のモンテネグロ首相まで任期順に並んでおり、更に墓石の下には歴代首相たちの遺体が実際に存在している。 おまけに遺体のうち前半のいくつかは2018年現在まで生存している人物である。 ご丁寧にも墓石には生没年まで書かれ、遺体は任期順に複数存在する。 存在する意図や意味がわからないものが多いSCPの中でも、屈指のわけのわからなさである。 墓に並んだモンテネグロの首相の遺体(しかも同じ首相のが何体もある)、そんな不気味なものを検証させられる財団の中の人も大変だな。 SCP-2072-1からSCP-2072-7までの名前はモンテネグロの首相の移り変わりを正確に反映しており、また現在生存している人物の没年月日まで記してあるため、 因果律的な問題を防ぐためと、予言の自己成就を防ぐためにSCP-2072-8から22までの情報は厳しく制限されている。 SCP-2072-8まで的確に当て、このままSCP-2072の示す通りになるものと思われていたが…。 *異常性のある墓石一覧 一つずつ述べていく。 &bold(){・SCP-2072-1} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 間をおいて4回ほど首相に在任しており、これは1991~1998年の期間を示している。 裁判官の父、看護婦の母の元に生まれた中流階級出身者で、独立以前からモンテネグロの首相を務めていた。 この人物、起訴などはされなかったものの、イタリアへのタバコの密輸に関与したという嫌疑がかけられた事がある。 おそらく副題はそれに由来するものだろう。 ちなみにこの時若干29歳である。若すぎビッチ。 &bold(){・SCP-2072-2} 人物:フィリップ・ヴヤノビッチ 副題:無防備な男 生年月日:1954/9/1 没年月日:[編集済] 1998~2003年の首相で、2014からは大統領に就任。副題は旅行などでボディガードを拒絶したことに由来すると思われる。 &bold(){・SCP-2072-3} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 モンテネグロは一時期戦争制裁による経済打撃で酷い貧困と飢餓に苦しんでいたが、 ジュカノビッチはイタリアに煙草を密輸することで外貨を稼ぎ、それで国費を賄ったという伝説がある。 密売がバレても刑に処されなかったのはその辺の事情が考慮されているのだろうか。 &bold(){・SCP-2072-4} 人物:ジェリコ・シュトラノヴィッチ 副題:傷ついた加盟者 生年月日:1960/1/31 没年月日:2014/6/30 2006~2008年の首相。副題は肺がんによる辞任と、モンテネグロの欧州連合への加盟を開始する文書への署名。 現実において闘病の末2014年6月30日に既に他界しているためか、没年月日も編集されていない。 &bold(){・SCP-2072-5} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 &bold(){・SCP-2072-6} 人物:イゴル・ルクシッチ 副題:駒 生年月日:1976/6/14 没年月日:[編集済] 2010~2012年の首相。前政党党首に影響されすぎている、ということらしい。 &bold(){・SCP-2072-7} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 &bold(){・SCP-2072-8} 人物:[編集済] 副題:秘密主義の官僚 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] ここから先は未来に首相になるとされる人物であるため、副題以外は全て編集されている。 遺体の情報は現在のモンテネグロの多数政党の党員と一致している。何か秘密の多い人らしい。 ちなみに現実ではこの死体に相当する人物として、2016年11月28日にドゥシュコ・マルコビッチが就任している。 &bold(){・SCP-2072-9} 人物:[編集済] 副題:保守派 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のとある町の市長と一致している。多分この人の在任中には目立った変化はなかったのだろう。 &bold(){・SCP-2072-10} 人物:[編集済] 副題:改革者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のモンテネグロの少数政党の党員と一致している。そういうところも含めて改革者ということだろうか。 &bold(){・SCP-2072-11} 人物:[編集済] 副題:若き統一主義者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日の時点で未来を現している。つまり仮にこれが事実だったとしてもまだ誕生していない。よって遺体の情報の照合は出来ていない。 副題が「若き」という辺り、在任期間が短かったのだろうか? &bold(){・SCP-2072-12} 人物:[編集済] 副題:古き統一主義者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のある町の市議会議員と一致している。前任の首相よりも年を食った人が着任したことになるが、「若き統一主義者」の政治の反動だろうか? &bold(){・SCP-2072-13} 人物:[編集済] 副題:改革者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報はSCP-2072-10の人と同じ。2人を経て再任した辺り、この時期のモンテネグロの政治的混乱を想像させる。 この前後で保守→改革→保守→改革の揺り戻しが起きていたのだろう。 &bold(){・SCP-2072-14} 人物:[編集済] 副題:2人を殺めた者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のとある小学校の生徒と一致している。さすがに殺人者が首相になるとは思えないが、この子供は首相になってから何か不祥事でもやらかしたのだろうか。 &bold(){・SCP-2072-15} 人物:[編集済] 副題:光を見ることのなかった女性 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。遺体の眼球はえぐり出されている。 光を見ることのなかった、目がえぐり出されているという二点は、盲目の女性首相説と任期中報われる事がなかった説がある。 在任中に政治は安定せず革命によって異教徒に倒され、目をえぐり出された? &bold(){・SCP-2072-16} 人物:[編集済] 副題:最初の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。ここから一気に状況が不穏に。遺体は天然の布と染料のみで作られた服で埋葬されている。 モンテネグロは宗教国家ではないのに、「異教徒」と特筆されているのは前首相の凄惨な死と宗教問題が関わっているからだろうか。 ナチュラルファッションを愛する自然派ロハスでありながら、敵の大将の目玉えぐるような宗教家首相。 この時代のモンテネグロは異教徒の革命家によって(恐らく平和的ではない方法で)占拠されたようだ。 &bold(){・SCP-2072-17} 人物:[編集済] 副題:超越者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。人間を超越した寿命の持ち主で体はメカ。 モンテネグロ人が作ったのか、はたまたどっかから湧いて出たのか。 「異教徒」ではない事から、政治理念的にはモンテネグロに元からいた人々に近いものと思われる。 異教徒からモンテネグロを奪還したメカの超越者。 &bold(){・SCP-2072-18} 人物:神格 副題:なし 生年月日:永遠 没年月日:同上 &bold(){なぜかいきなり神。}棺には純粋なシリコンパウダーが15cmの深さで敷き詰められている。死体はどこへ…? この墓標は名前と副題がまとめて「神格」、生没年月日がまとめて「永遠」となっている。 副題は大統領の生前の評価を元につけられているので、この「神」はモンテネグロ人の信仰の対象になっていたのだろう。 例えばモンテネグロ独立の立役者みたいな…。 &bold(){・SCP-2072-19} 人物:[編集済] 副題:第二の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現しており、遺体はやはり天然の布と染料で作られた服で埋葬されている。 超越者が異教徒から奪還したと思われるモンテネグロがまた異教徒の手に。 &bold(){・SCP-2072-20} 人物:[編集済] 副題:第三の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現しており、遺体はやはり天然の布と染料で作られた服で埋葬されている。 ちなみにこの人、死亡時なんと13歳である。普通に考えれば第二の異教徒の子供か。 一国の長を世襲させていることから、この異教徒政権は昔の王朝に近いのかもしれない。 こんな若い主導者を立てなければならぬほど「何か」に追い詰められていたようだ。 そしてこの若き首相は13歳で倒れている。モンテネグロを支配していた異教徒たちに一体何があったというのか。 &bold(){・SCP-2072-21} 人物:神格 副題:なし 生年月日:永遠 没年月日:同上 &bold(){そしてまたもや神。}棺には純粋なシリコンパウダーが15cmの深さで敷き詰められている。死体はやはりない。 モンテネグロのピンチになると現れる「神」。一体何ビッチなんだ…。 &bold(){・SCP-2072-22} 人物:空白 副題:空白 生年月日:空白 没年月日:空白 これのみ墓石に何も刻まれておらず、棺は空。 &bold(){・SCP-2072-23} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] ジュカノビッチ「おまたせ」 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 さらに没年月日は他の同一個体と同じで、「第三の異教徒」より前。 我らのジュカノビッチがモンテネグロに戻ってきた!ジュカノビッチ万歳!我らがモンテネグロに栄光あれ!我が祖国モンテネグロよ永遠なれ! 当然ながら歴史的な正確性は確認できていない。   ちなみに2018年モンテネグロ大統領選挙にて、他の大統領候補たち(SCP-2072-9の示した大統領候補含む)を 大差で引き離して勝利をおさめたのは、ニクシッチの密売人ミロ・ジュカノビッチであった。 そうまたミロ・ジュカノビッチなのである。おまたせ。 ジュカノビッチの恐ろしい所は、これだけ首相経験がありながら2018年現在、彼はまだ56歳という事である。 マレーシアの首相が92歳なので、やろうと思えばあと数十年は首相ができるお年頃である。 さらに言えばモンテネグロの政治は ジュカノビッチが首相を退く → 新しい首相になる → 国民は「ああ、ジュカノビッチ時代の方がまだマシだった」と思う → ジュカノビッチ再選 このサイクルを繰り返しており、モンテネグロ人の「ジュカノビッチなら何とかしてくれるんじゃないか」信仰は年々強くなっている。 ちょっぴり黒い部分もあるが、首相と比べるとそれでも大分マシというのがモンテネグロの悲しい所である。 SCP-2072がミロ・ジュカノビッチで埋め尽くされる可能性は決して低くないのだ。 メカノビッチ、ジュ神ビッチ、キリストみたいに復活するビッチもそのうち登場するかもしれない。 彼の再選によりSCP-2072が無効化されたのか、SCP-2072-9が書き変わったのかは不明である。 ジュカノビッチは歴史をも変える。なぜならモンテネグロが彼を望むからだ。 モンテネグロにジュカノビッチは欠かせない特別な存在なのである。 &bold(){「ジュカノビッチは滅びんよ、何度でも甦るさ。それがモンテネグロの人々の夢だからだ!」} 追記・修正はモンテネグロの政治に興味のある人がお願いします。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2072 - Prime Ministerial Pet Cemetery by Kate McTiriss http://www.scp-wiki.net/scp-2072 http://ja.scp-wiki.net/scp-2072 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この訳のわからなさが実にscp -- 名無しさん (2016-12-25 02:28:39) - もしかして22と23の間に何かしらのリセットがかかったのか・・・? となるとこの遺体群自体、リセット前から引き継がれたものだったりして -- 名無しさん (2016-12-25 03:00:28) - 財団世界は「やり直し」が最低2回行われてるので、可能性はある -- 名無しさん (2016-12-25 03:16:39) - ジュカノビッチどんだけ長生きなんだよw的なネタscpだと思ってたけど案外そうでもないのか -- 名無しさん (2016-12-25 03:35:08) - 途中明らかに人間とコンピュータで戦争起きてるよね… -- 名無しさん (2016-12-25 10:24:16) - 聖マラキの予言"が元ネタなんじゃねーかなとか思う以上にジュカノビッチ -- 名無しさん (2016-12-26 07:50:35) - 真面目に考察するとシリアスなんだが、オチのジュカノビッチで笑えてくる -- 名無しさん (2016-12-30 21:01:27) - シリアスなオブジェクトとして創作されたことは確実なんだが、読み終わって残る印象といえば「ジュカノビッチ」 -- 名無しさん (2016-12-30 21:06:14) - ジュカノビッチさんの墓からは色々考察の予知アリとはいえ、埋葬の回数がもはやギャグに -- 名無しさん (2017-02-10 13:47:41) - 22と23の間で文明崩壊→財団切り札発動→23に至るって感じかな? -- 名無しさん (2017-02-11 17:46:13) - 熱いジュカノビッチ推し -- 名無しさん (2017-02-11 18:02:47) - ジュカノビッチが4回も首相に就任したことがネタ元というか作るきっかけだろうな、しかしもし次またジュカノビッチになったら・・・ -- 名無しさん (2017-06-09 16:51:12) - この記事読む時は必ずUCのBGMかけてるわ -- 名無しさん (2018-01-28 03:39:49) - 異教徒とされる人物たちが一様に天然製品だから、てっきりそういう宗教が興ったのかと -- 名無しさん (2018-02-10 02:45:35) - 英語wiki見てたら今度は大統領になろうとしてる -- 名無しさん (2018-03-20 21:26:49) - 2度目の大統領に就任したらしい -- 名無しさん (2018-04-16 20:04:55) - それ以前に、なぜモンテネグロ……? -- 名無しさん (2018-04-17 09:03:44) - 最後は機械も異教徒も「もうジュカノビッチでいいわ…」って諦めた感もある -- 名無しさん (2018-07-10 12:22:24) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/25 Sun 01:43:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- //#center(){ //#image(https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/35839/6017/ダウンロード%20%281%29.png) //} //画像掲載ルール「5.出典元がきちんと明示されていること」を満たしていないため一時的にCO。 //パブリックドメインやクリエイティブコモンズであろうと出典元は必須です。画像も「ダウンロード (1).png」となっているため掲載者が作成者でない可能性が高く、また仮にそうであっても本人が作者である事の明記は必要です。同ルールの「web」項に従って記述して下さい。 #center(){&bold(){彼が四度目にその椅子から降りた時、まさか再び座ることになるとは微塵も思っていなかった。}} SCP-2072はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]] (SCiP) のひとつである。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はSafe。 項目名は『Prime Ministerial Pet Cemetery (首相お気に入りの墓地)』。 *概要 SCP-2072はフロリダ州にあるペット用の埋葬地である。 場所系SCPの中では珍しく人体に危害を加えるタイプではなく、関係ない人にとってはほぼ無害である。 しかしこのSCPの特異性はそういった直接的な被害ではなくとも、人類に大きな影響を与えかねないスケールの大きなものであった。 それほどではないにしても、それなりの影響がどっかしらで程ほどにあるのではないかと思われる。 1977年、墓地の北東部で謎の4人の死体が発見される。 それはただの死体ではなく、とんでもない秘密を持っていたのである。 &bold(){特別収容プロトコル} ・常に不透明で防水材の物で覆う ・SCP-2072-8からSCP-2072-22の個体の覆いが記された文字が読める程度に乱れた場合、覆いを交換する ・覆いを交換した直後、その職員に記憶処理を施す ・モンテネグロの首相が次回交代した後、SCP-2072-8の個体に埋葬されている死体を掘り出し、SCP-2072の継続した正確さを確実とする為に、遺伝子検査用の十分なサンプルを集める SCP-2072-1~23は墓地の北東部に存在する全部で23になる墓石群である。 なぜただの墓をここまで厳重に隠すのか。 それは、&bold(){墓石に記されているのが歴代モンテネグロ((ヨーロッパにある小さな国。イタリアの近くにあり、地中海に面している。))首相の面々だからである。} はるか先の未来のモンテネグロ首相まで任期順に並んでおり、更に墓石の下には歴代首相たちの遺体が実際に存在している。 おまけに遺体のうち前半のいくつかは2018年現在まで生存している人物である。 ご丁寧にも墓石には生没年まで書かれ、遺体は任期順に複数存在する。 存在する意図や意味がわからないものが多いSCPの中でも、屈指のわけのわからなさである。 墓に並んだモンテネグロの首相の遺体(しかも同じ首相のが何体もある)、そんな不気味なものを検証させられる財団の中の人も大変だな。 SCP-2072-1からSCP-2072-7までの名前はモンテネグロの首相の移り変わりを正確に反映しており、また現在生存している人物の没年月日まで記してあるため、 因果律的な問題を防ぐためと、予言の自己成就を防ぐためにSCP-2072-8から22までの情報は厳しく制限されている。 SCP-2072-8まで的確に当て、このままSCP-2072の示す通りになるものと思われていたが…。 *異常性のある墓石一覧 一つずつ述べていく。 &bold(){・SCP-2072-1} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 間をおいて4回ほど首相に在任しており、これは1991~1998年の期間を示している。 裁判官の父、看護婦の母の元に生まれた中流階級出身者で、独立以前からモンテネグロの首相を務めていた。 この人物、起訴などはされなかったものの、イタリアへのタバコの密輸に関与したという嫌疑がかけられた事がある。 おそらく副題はそれに由来するものだろう。 ちなみにこの時若干29歳である。若すぎビッチ。 &bold(){・SCP-2072-2} 人物:フィリップ・ヴヤノビッチ 副題:無防備な男 生年月日:1954/9/1 没年月日:[編集済] 1998~2003年の首相で、2014からは大統領に就任。副題は旅行などでボディガードを拒絶したことに由来すると思われる。 &bold(){・SCP-2072-3} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 モンテネグロは一時期戦争制裁による経済打撃で酷い貧困と飢餓に苦しんでいたが、 ジュカノビッチはイタリアに煙草を密輸することで外貨を稼ぎ、それで国費を賄ったという伝説がある。 密売がバレても刑に処されなかったのはその辺の事情が考慮されているのだろうか。 &bold(){・SCP-2072-4} 人物:ジェリコ・シュトラノヴィッチ 副題:傷ついた加盟者 生年月日:1960/1/31 没年月日:2014/6/30 2006~2008年の首相。副題は肺がんによる辞任と、モンテネグロの欧州連合への加盟を開始する文書への署名。 現実において闘病の末2014年6月30日に既に他界しているためか、没年月日も編集されていない。 &bold(){・SCP-2072-5} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 &bold(){・SCP-2072-6} 人物:イゴル・ルクシッチ 副題:駒 生年月日:1976/6/14 没年月日:[編集済] 2010~2012年の首相。前政党党首に影響されすぎている、ということらしい。 &bold(){・SCP-2072-7} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 &bold(){・SCP-2072-8} 人物:[編集済] 副題:秘密主義の官僚 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] ここから先は未来に首相になるとされる人物であるため、副題以外は全て編集されている。 遺体の情報は現在のモンテネグロの多数政党の党員と一致している。何か秘密の多い人らしい。 ちなみに現実ではこの死体に相当する人物として、2016年11月28日にドゥシュコ・マルコビッチが就任している。 &bold(){・SCP-2072-9} 人物:[編集済] 副題:保守派 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のとある町の市長と一致している。多分この人の在任中には目立った変化はなかったのだろう。 現実でこの死体に相当する人物はズドラフコ・クリポカビッチ。保守派政党の党員。 &bold(){・SCP-2072-10} 人物:[編集済] 副題:改革者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のモンテネグロの少数政党の党員と一致している。そういうところも含めて改革者ということだろうか。 &bold(){・SCP-2072-11} 人物:[編集済] 副題:若き統一主義者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日の時点で未来を現している。つまり仮にこれが事実だったとしてもまだ誕生していない。よって遺体の情報の照合は出来ていない。 副題が「若き」という辺り、在任期間が短かったのだろうか? &bold(){・SCP-2072-12} 人物:[編集済] 副題:古き統一主義者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のある町の市議会議員と一致している。前任の首相よりも年を食った人が着任したことになるが、「若き統一主義者」の政治の反動だろうか? &bold(){・SCP-2072-13} 人物:[編集済] 副題:改革者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報はSCP-2072-10の人と同じ。2人を経て再任した辺り、この時期のモンテネグロの政治的混乱を想像させる。 この前後で保守→改革→保守→改革の揺り戻しが起きていたのだろう。 &bold(){・SCP-2072-14} 人物:[編集済] 副題:2人を殺めた者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 遺体の情報は現在のとある小学校の生徒と一致している。さすがに殺人者が首相になるとは思えないが、この子供は首相になってから何か不祥事でもやらかしたのだろうか。 &bold(){・SCP-2072-15} 人物:[編集済] 副題:光を見ることのなかった女性 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。遺体の眼球はえぐり出されている。 光を見ることのなかった、目がえぐり出されているという二点は、盲目の女性首相説と任期中報われる事がなかった説がある。 在任中に政治は安定せず革命によって異教徒に倒され、目をえぐり出された? なおこの人物と思しき女性がSCP-4005で登場している。 &bold(){・SCP-2072-16} 人物:[編集済] 副題:最初の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。ここから一気に状況が不穏に。遺体は天然の布と染料のみで作られた服で埋葬されている。 モンテネグロは宗教国家ではないのに、「異教徒」と特筆されているのは前首相の凄惨な死と宗教問題が関わっているからだろうか。 ナチュラルファッションを愛する自然派ロハスでありながら、敵の大将の目玉をえぐるような宗教家首相。 この時代のモンテネグロは異教徒の革命家によって(恐らく平和的ではない方法で)占拠されたようだ。 &bold(){・SCP-2072-17} 人物:[編集済] 副題:超越者 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現している。寿命は現在の人間から想定されるものを遥かに超えているらしい。 「異教徒」ではない事から、政治理念的にはモンテネグロに元からいた人々に近いものと思われる。 ただ、未訳の部分では、義眼や機械の義肢があり、さらに肉体そのものも重度の改造がみられることがわかる。メカニトじゃなかろうな? &bold(){・SCP-2072-18} 人物:神格 副題:なし 生年月日:永遠 没年月日:同上 &bold(){なぜかいきなり神。}棺には純粋なシリコンパウダーが15cmの深さで敷き詰められている。死体はどこへ…? この墓標は名前と副題がまとめて「神格」、生没年月日がまとめて「永遠」となっている。 副題は首相の生前の評価を元につけられているので、この「神」はモンテネグロ人の信仰の対象になっていたと思われる。 ちなみにシリコンは基本的に摩耗が激しくなる部品や、パソコンなどに良く使われる。つまり、この「神」は機械だったのだろう。 機械に支配された国って……。 &bold(){・SCP-2072-19} 人物:[編集済] 副題:第二の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現しており、遺体はやはり天然の布と染料で作られた服で埋葬されている。 超越者が異教徒から奪還し、さらに機械支配となったモンテネグロがまた異教徒の手に。 &bold(){・SCP-2072-20} 人物:[編集済] 副題:第三の異教徒 生年月日:[編集済] 没年月日:[編集済] 生年月日は未来を現しており、遺体はやはり天然の布と染料で作られた服で埋葬されている。 ちなみにこの人、死亡時なんと13歳である。普通に考えれば第二の異教徒の子供か。 一国の長を世襲させていることから、この異教徒政権は昔の王朝に近いのかもしれない。こんな若い主導者を立てなければならぬほど「何か」に追い詰められていたようだ。 そしてこの若き首相は13歳で倒れている。モンテネグロを支配していた異教徒たちに一体何があったというのか。 &bold(){・SCP-2072-21} 人物:神格 副題:なし 生年月日:永遠 没年月日:同上 &bold(){そしてまたもや神。}棺には純粋なシリコンパウダーが15cmの深さで敷き詰められている。 第三の異教徒の次に機械の神が来ている辺り、この辺りで多分機械と人間の戦争があって人間側が負けたと考えられる。 &bold(){・SCP-2072-22} 人物:空白 副題:空白 生年月日:空白 没年月日:空白 これのみ墓石に何も刻まれておらず、棺は空。 空白期ということだが、最初の異教徒辺りから機械との抗争が示唆されていることを踏まえると、恐らくここでは埋葬されるべき首相がいない=&bold(){人間がいない}ということだと思われる。機械は人を弔わない。 &bold(){・SCP-2072-23} 人物:ミロ・ジュカノビッチ 副題:ニクシッチの密売人 生年月日:1962/2/15 没年月日:[編集済] 遺体は遺伝子的にSCP-2072-1、および存命中のジュカノビッチ前首相と同一。 さらに没年月日は他の同一個体と同じで、&bold(){「第三の異教徒」の生年月日より前。} 時間ループでも起こしたのか、はたまた何らかの手段でジュカノビッチの蘇生が試みられたのだろうかと思われる。 当然ながら歴史的な正確性は確認できていない。 また、ジュカノビッチは現在大統領であり、SCP-2072の墓標に葬られているのは首相であることに注意。 *後半部分で何が起きていたのか? 未来のことである上、列記されたもの以外になにも情報がないため確定は出来ない。 しかし、「光を見ることのなかった女性」以後の墓碑の副題と、それぞれの遺体の状態をヒントに、この時代のモンテネグロで起きていただろう出来事を推し量ることは出来る。あくまでも一説に過ぎないことを明言した上で、このアニヲタWikiでの推察を述べる。 墓碑の副題は政治的スタンスや実績、スキャンダルなどから決定される。 「光を見ることのなかった女性」は、恐らく情勢が悪化する中、それを解決できずにクーデターか何かで倒され、処刑されたのだろうと思われる。 その先頭に立っていた、恐らくは自然回帰を唱える新興宗教の祖が次の首相となった。それが「最初の異教徒」である。 だが、あまりにも急激すぎる国の進路変更は当然ながら大反発を食らい、結果保守派の代表らしき「超越者」によって政権を奪い返されることになった。 この「超越者」は相当な長期に渡ってモンテネグロの政治を主導したが、自身を機械化することで寿命を伸ばし、独裁を行った。恐らくは、「最初の異教徒」による自然回帰への反動から機械技術が急激に発展したのだろう。 最終的にその技術が生み出した人工知能、つまりは「神格」により「超越者」が排され、モンテネグロは機械の神によって支配される国となった。 これに反発したのが例の自然回帰宗教の新たなリーダーで、機械に支配された現状を根拠に、やはり自分たちが正しかったと唱えて人々の支持を集め、「神格」を停止させて政権を取った。だからこその「第二の異教徒」。 だが「神格」による機械の勢力も政権奪還を虎視眈々と狙っており、抗争が続く中で恐らくは「第二の異教徒」は早世、「第三の異教徒」に政権が受け渡された。 しかし、13歳の子供にリーダーシップが取れるはずもなく「神格」との戦争に敗北、再びモンテネグロを機械が支配した。 それでも、かつてそうだったように機械の支配を人々が受け入れるはずもなく、再び反乱を試みた。 が、今度は異教徒のようなリーダーがいない。そこでモンテネグロの人々がすがったのが、かつて何度も再選した「ジュカノビッチなら何とかしてくれるんじゃないか」信仰。 過去のデータからミロ・ジュカノビッチをクローンか何かで再生し、彼をリーダーとして「神格」を倒した。その後の混乱を鎮めるために政体の立て直しが遅れ、結果が例の空白の墓標である。 そして、立ち直ったモンテネグロの新たな首相はジュカノビッチとなった……という話。 繰り返すが、これはあくまでも説の一つであり、これが真相というわけではない。 また最後のジュカノビッチについては、「過去の偉人に対して名誉職を用意した」という受け取り方もできる。 何にせよ、真相はやぶの中である。何せ未来のことだし。 追記・修正はモンテネグロの政治に興味のある人がお願いします。 ---- #right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示 SCP-2072 - Prime Ministerial Pet Cemetery by Kate McTiriss http://www.scp-wiki.net/scp-2072 http://ja.scp-wiki.net/scp-2072 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,30) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この訳のわからなさが実にscp -- 名無しさん (2016-12-25 02:28:39) - もしかして22と23の間に何かしらのリセットがかかったのか・・・? となるとこの遺体群自体、リセット前から引き継がれたものだったりして -- 名無しさん (2016-12-25 03:00:28) - 財団世界は「やり直し」が最低2回行われてるので、可能性はある -- 名無しさん (2016-12-25 03:16:39) - ジュカノビッチどんだけ長生きなんだよw的なネタscpだと思ってたけど案外そうでもないのか -- 名無しさん (2016-12-25 03:35:08) - 途中明らかに人間とコンピュータで戦争起きてるよね… -- 名無しさん (2016-12-25 10:24:16) - 聖マラキの予言"が元ネタなんじゃねーかなとか思う以上にジュカノビッチ -- 名無しさん (2016-12-26 07:50:35) - 真面目に考察するとシリアスなんだが、オチのジュカノビッチで笑えてくる -- 名無しさん (2016-12-30 21:01:27) - シリアスなオブジェクトとして創作されたことは確実なんだが、読み終わって残る印象といえば「ジュカノビッチ」 -- 名無しさん (2016-12-30 21:06:14) - ジュカノビッチさんの墓からは色々考察の予知アリとはいえ、埋葬の回数がもはやギャグに -- 名無しさん (2017-02-10 13:47:41) - 22と23の間で文明崩壊→財団切り札発動→23に至るって感じかな? -- 名無しさん (2017-02-11 17:46:13) - 熱いジュカノビッチ推し -- 名無しさん (2017-02-11 18:02:47) - ジュカノビッチが4回も首相に就任したことがネタ元というか作るきっかけだろうな、しかしもし次またジュカノビッチになったら・・・ -- 名無しさん (2017-06-09 16:51:12) - この記事読む時は必ずUCのBGMかけてるわ -- 名無しさん (2018-01-28 03:39:49) - 異教徒とされる人物たちが一様に天然製品だから、てっきりそういう宗教が興ったのかと -- 名無しさん (2018-02-10 02:45:35) - 英語wiki見てたら今度は大統領になろうとしてる -- 名無しさん (2018-03-20 21:26:49) - 2度目の大統領に就任したらしい -- 名無しさん (2018-04-16 20:04:55) - それ以前に、なぜモンテネグロ……? -- 名無しさん (2018-04-17 09:03:44) - 最後は機械も異教徒も「もうジュカノビッチでいいわ…」って諦めた感もある -- 名無しさん (2018-07-10 12:22:24) - 増殖させられたうえに、SCP絡みの存在にされた、実在のジュカノビッチ氏の心境やいかにw -- 名無しさん (2018-07-10 13:38:01) - ここは「首相」が入る墓地なので、むしろ大統領になってしまった今ジュカノヴィチは入ることはないのではないか、世界がリセットされない限りは -- 名無しさん (2018-07-10 14:01:52) - 国旗の出典貼るか削除してくれ ルールに引っかかるので -- 名無しさん (2018-07-10 14:56:04) - しばらく見ないうちに大幅追記されてるが、首相と大統領とか神格とジュカノビッチとかいろいろ混同してないか? -- 名無しさん (2018-07-10 22:02:53) - ↑↑国旗に著作権はない -- 名無しさん (2018-07-30 01:32:28) - 結論:ジュカノビッチ首相万歳 -- 名無しさん (2018-08-01 18:18:28) - 何故現実と乖離したのか、並行世界がどうのこうのみたいな設定は誰かが追記したりするんだろうか。 -- 名無しさん (2019-04-10 03:42:57) - ジュカノビッチで笑ったけどSCP-2000って言われたらダメだわぞっとする -- 名無しさん (2019-10-17 02:52:52) - scp2001jpでまさかの登場、核戦争を生き延びたとは -- 名無しさん (2020-02-19 00:21:48) - 杉元佐一「ジュカノビッチ・・・」 -- 名無しさん (2020-04-27 22:34:34) - ジュカノビッチさん倍プッシュだ… -- 名無しさん (2020-05-04 01:05:43) - 実在の首相を愚弄するから尊いんだ 絆が深まるんだ -- 名無しさん (2020-08-18 15:18:51) - ジュカノビッチ氏でっか196cm -- 名無しさん (2020-09-15 13:17:41) - ジュカノビッチの政党が初めて選挙で負けたらしい。9代目首相が保守派になるのが確定的に。 -- 名無しさん (2020-09-19 08:43:17) - 統一主義者と聞いてユーゴ関連かと思ったが、違うっぽいですね -- 名無しさん (2021-03-30 00:18:55) - この場合のシリコンって水晶のほうでなく? -- 名無しさん (2021-05-26 18:01:31) - シリコンが機械だってのはあくまでここの解釈だからな -- 名無しさん (2023-08-25 14:33:54) - 「改革者」に該当するのはミロイコ・スパジッチ氏。モンテネグロのEU加盟を目指すリベラリストとのこと -- 名無しさん (2023-11-01 23:12:31) #comment #areaedit(end) }

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