ひげよさらば

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&font(#6495ED){登録日}:2017/8/31(木) 12:15:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『ひげよさらば』とは、1984年にNHKで放送されていた連続人形劇である。 1953年の『玉藻前』から始まり、『[[ひょっこりひょうたん島]]』・『[[空中都市008]]』・『[[プリンプリン物語]]』等数々の名作を輩出したNHKのTV人形劇シリーズの実質的最終作に当たる&footnote(「NHKで制作される人形劇」だけなら現在も『がんがん森のがんこちゃん』等があり、「教育性よりストーリー性を重視した人形劇作品」としての後継作品なら平成時代の『平家物語』・『新・三銃士』・『シャーロックホームズ』があるが、「帯番組放送枠」で放送された作品は本作が最期となる。)。 榊原郁恵が主演を担当し、シブがき隊が主題歌を歌っていた事は余りにも有名。 原作:『ひげよさらば~ねこ達のバラード~』(著者:上野瞭) 人間社会の情勢を猫と犬に置き換えた意欲作。原作は麻薬ならぬ「草」依存症の描写が登場したり、ラストもかなりなビターエンドだったりと重めの話なのだが(原作EDでもラストの展開を若猫に「面白くない」とスルーされている)、 子供向けにリライトされたためハッピーエンドに改変されている。 ◆あらすじ 主人公ヨゴロウザは、人間に捨てられたショックで記憶喪失となっていた。 ある日、彼は片目の猫一文字と出会い、親しくなる。 ヨゴロウザは一文字に連れられ、ナナツカマツカの丘に辿り着く。 そこで彼は野良猫軍団のリーダーとなり、やがて犬の軍団に立ち向かって行くのであった…。 ◆登場キャラクター ・ヨゴロウザ 主人公。 帽子に蝶ネクタイと、ややダンディーな出で立ちが特徴的。♂。 人間に捨てられたショックで記憶喪失となり、当てもなくさまよっていた所、一文字と出会う。 一文字の手引きでナナツカマツカの丘に辿り着き、野良猫軍団のリーダーとなる。 ・一文字 片目で紫色の毛の猫(原作ではそのまんま「片目」と呼ばれている)。♂。 記憶喪失のヨゴロウザをナナツカマツカの丘に連れていき、彼を野良猫軍団のリーダーにする。 ・ゴキゲンヨウ その名の通り「ご機嫌よう」が口癖のダンディーな猫。♂。 ・オオグライ その名の通り大食らいの猫。♂。 野良犬軍団に媚を売っているらしく、ゆくゆくは彼等を利用して野良猫軍団のリーダーになろうとしている。 しかし、最後は自身の間違いや野良犬軍団の本性を知り、身体全体に毒性植物の汁を塗り込み、野良犬軍団に特攻。 結果、タレミミ達は彼に噛み付いたばっかりに自滅する形で毒死した。 ・テツガク 眼鏡をかけた哲学者の猫。 読書好き。♂。 ・オオドロボウ 町から色んな物を盗んでくる猫。♂。 ・ハネカエリ テツガクと一緒に住んでいるおしゃまな猫。♀。 ・ウラナイ その名の通り占い師を勤める老猫。♂。 ・オモテカウラカ 帽子を被ってクルクル回る、身体中が毛むくじゃらの猫。♂。 ・シャナリ かなりセクシーな猫で、トレードマークは薔薇の花。♀。 ・星から来た猫 金色の髪が特徴の綺麗な猫。♀。 ・ヤックン、フックン、モックン シブがき隊がモデルの三匹組の猫達。全員♂。 ・ネズミ達 野良猫軍団とは同盟関係にあるネズミの軍団。 ・タレミミ 野良猫軍団とは敵対関係にある、野良犬軍団のリーダー。 上述の通り、最期は毒性植物の汁を塗ったオオグライに噛み付き、自滅する形で毒死した。 ・生き残った野良犬二匹 タレミミ達の死をきっかけに戦闘放棄。 ヨゴロウザ達に「もうこんなことは御免だ、俺達はもう闘わない」と謝罪し、去っていった。 ・老猫 第一話に登場した、ひげのない年老いた猫。♂。 三匹の子猫達に物語を聞かせていた。 ちなみに原作ではその正体が明かされていたが、人形劇化の際、視聴者層に考慮したのか本作では正体は明かされていない。 追記・修正は、野良猫軍団のリーダーになってから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スレ立て乙。原作は児童書にあるまじき分厚さ。一方でラストがアレなため、当時の一部女児を目覚めさせたそうな -- 名無しさん (2017-09-02 00:38:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/8/31(木) 12:15:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『ひげよさらば』とは、1984年から1985年までNHKで放送されていた連続人形劇である。 1953年の『玉藻前』から始まり、『[[ひょっこりひょうたん島]]』・『[[空中都市008]]』・『[[プリンプリン物語]]』等数々の名作を輩出したNHKのTV人形劇シリーズの実質的最終作に当たる&footnote(「NHKで制作される人形劇」だけなら現在も『ざわざわ森のがんこちゃん』等があり、「教育性よりストーリー性を重視した連続人形劇作品」としての後継作品なら平成時代の『平家物語』・『新・三銃士』・『シャーロックホームズ』があるが、「帯番組放送枠」で放送された作品は本作が最後となる。)。 『[[名探偵ホームズ(アニメ)]]』に先駆けた擬人化動物が主役の作品で、主人公と女性陣の毛並みは頭髪で表現されている。 ミュージカル版ピーターパン等で有名だったアイドルの榊原郁恵が主演をつとめ、[[シブがき隊]]が秋元康作詞の主題歌「キャッツ&ドッグ」を歌っていたことで知られる。 原作の『ひげよさらば~ねこ達のバラード~』(著者:上野瞭)は人間社会の情勢を猫と犬に置き換えた意欲作で、 麻薬ならぬ「草」依存症の描写が登場したり、ラストも主人公が「記憶喪失の理由」を極限状況で思い出す鬱展開なバッドエンドだったりと、質・ページ数共に重い話なのだが&footnote(原作エピローグでは老猫がラストを語った後、若猫に「本当の過去話か分からん」「面白くない」・「主人公の喪った過去がドラマチックではない」(意訳)等とスルーされている。)、 子供向けにリライトされたためハッピーエンドに改変されている。そのせいで原作エピローグで語られた「『ひげよさらば』という言葉の意味」がカットされてしまったわけだが…。 ◆あらすじ 主人公ヨゴロウザは、人間に捨てられたショックで記憶喪失となっていた。 ある日、彼は片目の猫一文字と出会い、親しくなる。 ヨゴロウザは一文字に連れられ、ナナツカマツカの丘に辿り着く。 そこで彼は野良猫軍団のリーダーとなり、やがて犬の軍団に立ち向かって行くのであった…。 ◆登場キャラクター ・ヨゴロウザ 声:榊原郁恵 主人公の少年猫。元気な栗毛のおかっぱ頭。♂。 帽子に蝶ネクタイ、サスペンダーといった都会的な服装をしている。 人間に捨てられたショックで記憶喪失となり、当てもなくさまよっていた所、一文字と出会う。 一文字の手引きでナナツカマツカの丘に辿り着き、野良猫軍団のリーダーとなる。 ・一文字 声:水島裕 隻眼にバンダナを巻いた紫色の毛のたくましい猫(原作ではそのまんま「片目」と呼ばれている)。♂。 記憶喪失のヨゴロウザをナナツカマツカの丘に連れていき、彼を野良猫軍団のリーダーにする。 ・ゴキゲンヨウ 声:安原義人 帽子をかぶったシャム猫。 その名の通り「ご機嫌よう」が口癖のダンディーな気取り屋さん。♂。 ・オオグライ 声:佐藤B作 その名の通り大食らいの猫。♂。 狡賢い性格で、野良犬軍団に媚を売っているらしく、ゆくゆくは彼等を利用して野良猫軍団のリーダーになろうとしている。 しかし、最後は自身の間違いや野良犬軍団の本性を知り、身体全体に毒性植物の汁を塗り込み、野良犬軍団に特攻。 結果、タレミミ達は彼に噛み付いたばっかりに自滅する形で毒死した。 人間に捨てられた悲しい過去を持つ。 ・テツガク 声:川久保潔 眼鏡をかけた哲学者の老猫。読書好き。♂。 ・オオドロボウ 声:[[井上和彦]] 町から色んな物を盗んでくる猫。♂。 パンク風の服を着たニヒルなタフガイで、一文字と唯一タメを張れる。 ・ハネカエリ 声:潘恵子 ヒロイン。長い銀髪と服に色とりどりの小さな玉が乗っている。 テツガクと一緒に住んでいるおしゃまな猫。♀。 ・ウラナイ 声:斎藤隆 その名の通り、占い師を勤める老猫。♂。 ・オモテカウラカ 声:花井京之助 帽子を被ってクルクル回る、身体中が毛むくじゃらの猫。♂。 ・シャナリ 声:広中富士子 くるくるした髪のセクシーな美女猫で、トレードマークは薔薇の花。♀。 ・星から来た猫 声:麻上洋子 星のようにきらめく金色の髪の美しい猫。♀。 ヨゴロウザたちがピンチの時に、星から来て助けてくれる。 ・ヤックン、フックン、モックン 声:薬丸裕英、布川敏和、本木雅弘 シブがき隊がモデルの三匹の猫たちで、声優もシブがき隊本人。全員♂。 ・ネズミ達 野良猫軍団とは同盟関係にあるネズミの軍団。 ・タレミミ 声:[[飯塚昭三]] 野良猫軍団とは敵対関係にある、野良犬軍団のリーダー。 上述の通り、最期は毒性植物の汁を塗ったオオグライに噛み付き、自滅する形で毒死した。 ・生き残った野良犬二匹 タレミミ達の死をきっかけに戦闘放棄。 ヨゴロウザ達に「もうこんなことは御免だ、俺達はもう闘わない」と謝罪し、去っていった。 ・老猫 第一話に登場した、ひげのない年老いた猫。♂。 三匹の子猫達に物語を聞かせていた。 ちなみに原作ではその正体が明かされていたが、人形劇ではハッピーエンドにするために途中で設定を変更された可能性がある。 追記・修正は、野良猫軍団のリーダーになってから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スレ立て乙。原作は児童書にあるまじき分厚さ。一方でラストがアレなため、当時の一部女児を目覚めさせたそうな -- 名無しさん (2017-09-02 00:38:51) - 原作のあまりの鬱さが・・・。 -- 名無しさん (2017-09-02 19:31:46) - 最初は暗いし最終回も見過ごした・・・結局ヨゴロウザって孤独なのか? -- 名無しさん (2017-09-12 10:18:13) #comment #areaedit(end) }

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