花御(呪術廻戦)

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&ruby(はなみ){花御}とは「[[呪術廻戦]]」に登場するキャラクターである。

CV:[[田中敦子]]

●目次
#contents

*概要
呪い((いわゆる悪霊))の最上位階級&bold(){「特級呪霊」}の1体。
森への恐れから生まれた特級呪霊。
白い甲冑のような甲殻を纏い左腕を白い布で覆い封じており、目に当たる部分からは目の代わりに小さな樹が生えている。

在り方としては呪いというより精霊に近い存在の様子。
五条悟からの蔑称は&bold(){&color(whitesmoke,#00caff){「雑草」「&ruby(ウド){独活}」}}。


*人物
漏瑚と違い操る言語が人間のそれと異なるが、人語は理解している。
その言語は人間はおろか同じ特級呪霊である漏瑚すら理解できないが、意味は脳内に直接伝わるため把握可能。
ただし呪霊人間問わず話しかけられた時の感覚は&bold(){総じて気持ち悪い}らしい。

非常に落ち着いた冷静かつ紳士的な性格で、漏瑚と違い理性的。
呪いらしからぬ穏便な物腰で自然を何よりも愛するが、同時に&bold(){&color(black,floralwhite){「自然と人間の共存は不可能」「地球と自然を守るために人類を根絶やしにすべき」}}と一方的に決めつけて考える過激なエコロジスト。
自然に優しい人間の存在を把握し認めてはいるが、&bold(){&color(black,floralwhite){「そんな人間がいてももうどうにもならない」}}と考えるなど、話が通じるようで実際の所対話の余地は皆無。


*戦闘能力

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[[植物を操る術式>木属性／植物属性]]の持ち主。
呪力によって自在に樹木を具現化させて操ることができ、極めて大質量を要する樹木さえも実体を利用することなく&bold(){ゼロから瞬時に具現化可能。}
容易く広範囲の面制圧が可能であり使い魔のように樹木の怪物すら生み出せるなどかなり器用に立ち回れる。
具現化した樹木や植物は全て呪力による産物であるため、呪力を消せばその場で消滅する。
領域展開も習得済みだが作中では未使用。

また普段は封じている左腕は周囲の樹木から生命力を奪って呪力に変換する性質を持つ。
ただし左腕が得た呪力は全て供花にしか還元されず、周囲の植物を根絶やしにしてしまうその特性から花御自身あまり使いたがらない。


しかし最大の特徴は作者直々に&bold(){「超タフ」}と評する程の&bold(){尋常ならざるタフネス。}
肉体強度は[[漏瑚>>漏瑚(呪術廻戦)]]を完全に凌駕しており、虎杖の黒閃×5発と東堂の呪力を乗せた特級呪具「游雲」の直撃を受けても尚継続して戦闘を可能にする程。
因みに漏瑚の場合この連続攻撃を受けた場合まず死ぬ模様。
ただし眼窟部から生えている小さな木だけが格段に脆いため、超タフといえどそこが弱点となっている。


**技
・&bold(){木の根}
呪力で地面から具現化させた樹木の根を伸ばす花御の基本攻撃。
根は先端部が棘のように鋭利で伸縮自在。かつ触手のように自在にうねり曲がって敵を襲う。
通常攻撃ながら瞬時に[[大規模な超広範囲攻撃>MAP兵器]]が可能な面制圧力に長けた術。その様子はさながら木の根の濁流を彷彿とさせる。
本数や射程を絞れば比例して威力と速度が増し、大質量を利用して足場代わりにもできる。
他にも相手の四肢を絡め取って振り回したり、格闘戦を行いながら根を伸ばして別の人間を攻撃したりといった小技もこなす。
規模が凄まじすぎるせいで、1級術師である東堂ですら当初は&bold(){&color(purple){「既存の植物に呪力を込めることで発動している」}}と見誤っていた。

・&bold(){木の鞠}
呪力で具現化させた鞠型の木の球から鎗のように木の根を1～2本伸ばし敵を貫く。
鞠は滞空させることも可能で、宙に浮く足場代わりにもなる。

・&bold(){花畑}
掌を介して周囲に綺麗な花畑を具現化させる。
花畑に入った者の緊張感を緩ませる効果があり、気が緩んだ隙に足元から木の根を出現させ追撃するコンボを駆使する。

・&bold(){呪種}
呪力を好み、生物に寄生し呪力を吸って成長する性質を持つ特殊な植物の種。
種の時点で口があり、&bold(){「ナハナハ」}という奇怪な声を上げる。
使用法は指から弾くように飛ばすパターンと、呪種を大量に実らせ種が密集する巨大な樹から乱射するパターンの2種類がある。
弾丸のように高速で飛ばせ、&bold(){呪力で防げば逆に威力が増す}悪辣な効果を持つため、敵の身体に食い込めば最後、相手が呪力を使おうとすればするほど根を深く体内に伸ばしてダメージを与えていく初見殺し技。
術式扱いなので術式開示により成長速度は強化可能。
その一方で呪力を防御に用いなければ殺傷力は非常に低く、打ち込まれても容易く抜き取れる。

・&bold(){&ruby(くげ){供花}}
左肩に生える、中心に眼球を備えた奇怪な花。
普段は蕾だが「左腕」から供給される呪力で開花する性質を持ち、そこから膨大な呪力を集中させて放つ渾身の砲撃を放つ。

・&bold(){&ruby(りょういきてんえん){領域展延}}
自分だけを包み込む領域により相手の術式を中和する。
シン・陰流の簡易領域と同様の術。
夏油から伝授されたものと思われる。



*劇中での活躍

**初登場〜交流戦編
劇中では祓われる寸前となった漏瑚をすんでの所で救出する形で本格的に活動。
その不気味さから、五条から&bold(){&color(white smoke,#00caff){「(漏瑚よりも)厄介」}}と評された。
交流戦編では夏油達呪詛師と協力して呪術高専を襲撃する。
非常にタフで虎杖達の猛攻にも耐え抜いたが想定以上の大ダメージを受けたことで「供花」を解禁する。
領域展開も発動して確実にトドメを刺そうとするが、帳の解除により五条も参戦。危機を察して逃走し始めるも、五条の「茈」を食らい、大ダメージを負った状態で撤収した。

**渋谷事変
その後は休息を経て完全に回復し、渋谷事変編では渋谷駅で漏瑚・脹相と共に五条と交戦する。
当初は大量の一般人の肉壁と「領域展延」を駆使した漏瑚とのコンビネーションで優位に立つ。

一時的に術式を解いた五条に対抗するために領域展延を解いて術式を発動するが…

#center(){&bold(){&color(yellowgreen,darkred){展延を解くな！！　花御！！}}}

#center()&bold(){&color(#whitesmoke,#00caff){ココ　弱いんだって？}}}

彼に隙を突かれ、&bold(){目の樹を完全に抜かれて}重篤なダメージを負う羽目になる。
こうしてパワーバランスが一気に崩れてしまい、最終的五条の無下限術式で壁に押し潰され、磨り潰されるようにしてあっという間に祓われ消滅した。


*余談
原作では交流会編まで終始意味不明な言語として描写されていたが、アニメ化に伴い&bold(){「台詞の逆再生」}という形で表現されている。


追記修正は自然に優しくお願いします。


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- まさかのCV田中敦子  -- 名無しさん  (2020-09-24 22:00:10)
- 女声なのは意外だった　威厳ある老人の声で脳内再生してた  -- 名無しさん  (2020-10-05 23:11:06)
- 声っつっても全く知らない言語のボイスオーバーを聞いてるみたいなモンだからね。実際にその声で喋ってるわけじゃない  -- 名無しさん  (2020-10-05 23:22:21)
- 地母神って言葉もあるし、花御みたいなキャラが女性の声でも不思議ではないと思うよ  -- 名無しさん  (2020-12-09 18:14:42)
- 俺は読んでいた頃からCV田中敦子で脳内再生していたから違和感は無かったわ  -- 名無しさん  (2020-12-26 13:21:19)
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&font(#6495ED){登録日}：2020/09/24 Thu 21:13:00
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&font(#6495ED){所要時間}：約 5 分で読めます

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#center(){&bold(){&color(black, floralwhite){やめなさい　愚かな児等よ}}

&bold(){&color(black,floralwhite){私はただ　この星を守りたいだけだ}}}



&ruby(はなみ){花御}とは『[[呪術廻戦]]』に登場するキャラクターである。

●目次
#contents


*プロフィール
等級：特級呪霊
発生源：森
嗜好・興味：美味しい空気
嫌いなもの：人間

CV:''[[田中敦子]]''

*概要
呪霊の最上位階級&bold(){「特級呪霊」}の1体。
森への恐れから生まれた特級呪霊。
外見は白い甲冑のような甲殻を纏い、白い肌に黒い縞模様が浮かぶ筋骨隆々で屈強かつ長身という体躯の持ち主。
頭部は常に歯茎を剥き出しにしながら殆ど開かない口、眼に当たる部位には角の様な枝が生えた異様な造形。
普段は&bold(){&color(){黒い左腕}}を白い布で覆い封じている。
アニメ化に伴い&bold(){声は女性だが、体格や風貌は極めて男性的}というチグハグな人物になった。((それを踏まえてか、アニメ版「じゅじゅさんぽ」では学パロ回でセーラー服ルックを披露している。かわいい。))
[[漏瑚>漏瑚(呪術廻戦)]]と違い操る言語が人間のそれと異なるが人語は理解している。しかしその言語は人間はおろか同じ特級呪霊である漏瑚すら理解できないが、意味は脳内に直接伝わるため把握可能。
ただし呪霊人間問わず話しかけられた時の感覚は&bold(){総じて気持ち悪い}らしい。

樹木や自然に対する畏敬の念((神聖な存在に対する恐怖や後ろめたさ))が基盤となっているため、その在り方は呪霊の中でも「精霊」と呼ばれるものに近い。
分類的には呪霊科精霊属のようなものらしい。作者曰く&bold(){「園芸部部長タイプ」}。

[[五条悟>五条悟(呪術廻戦)]]からの蔑称は&bold(){「&color(whitesmoke,#00caff){雑草}」}&bold(){「&ruby(ウド){&color(whitesmoke,#00caff){独活}}」}。



*人物
非常に落ち着いた冷静かつ紳士的な性格で、漏瑚と違い比較的温厚。((作者曰く「呪いの中でいちばんやさしい」。))
呪いらしからぬ穏便な物腰で自然を何よりも愛するが、同時に&bold(){&color(black,floralwhite){「自然と人間の共存は不可能」「地球は人間のいない“時間”を欲している」「地球と自然を守るために人類を根絶やしにすべき」}}と一方的に決めつけて考える過激なエコロジスト。
&bold(){&color(black,floralwhite){「優しい人間がいることは植物たちも知っている」}}と自然に優しい人間の存在を把握し認めてはいるが、&bold(){&color(black,floralwhite){「そんな人間がいてももうどうにもならない」}}と考えるなど、話が通じるようで実際の所対話の余地は皆無。

余りに呪いらしからぬ言動であったが、[[虎杖>虎杖悠仁(呪術廻戦)]]と[[東堂>東堂葵(呪術廻戦)]]との戦いの中で&bold(){「戦いの愉悦」}に目覚め、「呪い」として本格的に覚醒。
自身の殺意にブレーキをかけ抑制することにストレスを感じるようになったり、互いを呪い合い殺し合う戦いそのものも愉しめるようになった。

真人一派の例に洩れずとても仲間思いであり、漏瑚が五条悟に敗北した際には身の危険も顧みず救出に向かうほど。
ただし、&bold(){真人一派以外の呪霊の事は別に仲間とは看做してないらしく}、交流会では森に解き放たれていた呪霊を惨殺している。((真人や漏瑚、陀艮もこういった考えなのかは不明。))
フォローすると、この呪霊は楽巌寺に調教された個体であり、襲って来たのを返り討ちにした可能性もある。

*戦闘能力

#center(){&bold(){&color(black,floralwhite){死して　賢者となりなさい}}}


最大の特徴は作者直々に&bold(){「超タフ」}と評する程の&bold(){&color(red){尋常ならざるタフネス。}}
肉体強度は[[漏瑚>>漏瑚(呪術廻戦)]]を完全に凌駕しており、虎杖の黒閃×5発と東堂の呪力を乗せた特級呪具「游雲」の直撃を受けても尚戦闘を続けられる上、領域展開を使う余力を残せるほど。
因みに漏瑚の場合この連続攻撃を受けた場合まず死ぬ模様。
ただし眼窟部から生えている小さな木だけが格段に脆いため、そこが唯一の弱点となっている。
また作中の描写から、眼の木を大幅に損傷すると身体自体も弱ってしまう模様。

タフネスだけでなく格闘能力も中々高く、パンチ一発で[[御三家>呪術界御三家]]の[[準1級術師>加茂憲紀(呪術廻戦)]]を戦闘不能に追いやる程。

また普段は布で封じている黒い左腕は地に掌を付けることで&bold(){周囲の植物から生命力を奪って呪力に変換する性質}を持つ。
ただし左腕が得た呪力は全て供花にしか還元されず、周囲の植物を根絶やしにしてしまうその特性から花御自身あまり使いたがらない。


**術式
[[植物を操る術式>木属性／植物属性]]の持ち主。
呪力によって自在に植物や樹木を具現化させて操ることができ、極めて大質量を要する樹木さえも実体を利用することなく&bold(){ゼロから瞬時に具現化可能。}
容易く広範囲の面制圧が可能であり使い魔のように樹木の怪物すら生み出せるなどかなり器用に立ち回れる。
具現化した樹木や植物は全て呪力による産物であるため、呪力を消せばその場で消滅する。

ファンブックによれば
・&bold(){ゼロから具現化するパターン}
・&bold(){周囲の植物に呪力を与えて強化し操作するパターン}
の2種類を使い分けていたらしい。


**●&color(Crimson){&ruby(くげ){供花}}

#center(){&bold(){&color(black,floralwhite){出来ることなら使いたくはなかった}}}

花御の左肩に生える中心に眼球を備えた奇怪な赤い花。
普段は蕾だが「左腕」から供給される呪力で開花する性質を持ち、そこから膨大な呪力を集中させて放つ渾身の砲撃を放つ花御の奥の手。
分かりやすく言えばソーラービーム。もしくはしぜんのちから。

植物の多い場所程威力が上がるため、本領発揮するためには植物に囲まれた大自然でなければならないのが致命的な欠点。
また本人の性格の関係で積極的に使うこともまたない。


**●&ruby(だいこうかい){朶頤光海}
花御の[[領域展開>領域展開(呪術廻戦)]]。名称はファンブックにて判明。
作中では供花による呪力の砲撃を必中とすべく発動を試みたが、五条悟が帳を破ったことで発動は未遂に終わった。
作者によれば&bold(){「必中効果が付与された花畑で相手の戦意を削ぎ、供花ビームを直撃させる能力」}とのこと((『漫道コバヤシ』出演回より。))。

その後『ファントムパレード』にて&bold(){&color(red){サプライズ気味に領域がお披露目された。}}
内部の様子は&bold(){「晴れた青空が広り、色鮮やかな花畑が地面を埋め尽くす空間」}という牧歌的なもの。上記の能力もきっちり再現している。
ちなみに発音は「だい↑こうかい↓」というアクセント。


**技
※が付いた技名は2023年11月にリリースされたソシャゲ『呪術廻戦ファントムパレード』においてつけられた名称。

・※&bold(){穿つ根}
[[呪力で具現化させた樹木の根を地面から伸ばす>千手柱間]]花御の基本攻撃。
根は先端部が棘のように鋭利で伸縮自在。かつ触手のように自在にうねり曲がって敵を襲う。
通常攻撃ながら瞬時に[[大規模な超広範囲攻撃>MAP兵器]]が可能な面制圧力に長けた術で、その様子はさながら木の根の濁流を彷彿とさせる。
本数や射程を絞れば比例して威力と速度が増し、大質量を利用して足場代わりにもできる。
他にも相手の四肢を絡め取って振り回したり、格闘戦を行いながら根を伸ばして別の人間を攻撃する、即席の足場を瞬時に構築するといった小技もこなす幅広い応用力を誇る。
規模が凄まじすぎるせいで、1級術師である東堂ですら当初は&bold(){&color(purple){「既存の植物に呪力を込めることで発動している」}}と見誤っていた。

・&bold(){木の鞠(仮称)}
呪力で具現化させた鞠型の木の球を[[ビット>GNビット]]のように浮遊させ、鞠から鎗のように木の根を1～2本伸ばして敵を貫く。
鞠は滞空させることも可能で、宙に浮く足場代わりにもなる。根を伸ばす以外にも根を短く伸ばして鞠を高速回転させながら飛ばす形で切り裂く斬撃にも使えるなどこちらも応用力が高い。

・※&bold(){美しき大地}
掌を介して相手の周囲に綺麗な花畑を具現化させる。
花畑に入った者の緊張感を&bold(){強制的に}緩ませて戦意を削ぐ効果があり、気が緩んだ隙に足元から木の根を出現させ追撃するコンボを駆使する。

・※&bold(){呪いの種子}
呪力を好み、生物に寄生して呪力を吸い成長する性質を持つ特殊な植物の種。劇中では&bold(){「&ruby(じゅしゅ){呪種}」}とも呼ばれる。
ビー玉くらいのサイズがあるが種の時点で口があり、&bold(){「ナハナハ」}という奇怪な声を上げるのが特徴。

使用法は指から弾くように飛ばすパターンと、呪種を大量に実らせ種が密集する巨大な樹を具現化し、前方広範囲へ乱射するパターンの2種類。
弾丸のように高速で飛ばせ、&bold(){&color(red){呪力で防げば逆に威力が増す}}悪辣な効果を持つため、敵の身体に食い込めば最後相手が呪力を使おうとすればするほど根を深く体内に伸ばしてダメージを与えていく初見殺し技。
おまけに&bold(){術式扱いなので情報開示により成長速度は強化可能。}
その一方で呪力を防御に用いなければ殺傷力は非常に低く、打ち込まれても容易く抜き取れるが激しい戦闘の中でその絡繰りを見切るのは容易ではない。

・&bold(){&ruby(りょういきてんえん){領域展延}}
渋谷事変で披露した、自分だけを包み込む領域により相手の術式を中和する「シン・陰流」の簡易領域と同様の術。
夏油から伝授されたものと思われる。


*劇中での活躍
**初登場〜交流戦編
劇中では祓われる寸前となった漏瑚をすんでの所で救出する形で本格的に活動。
その不気味さから、五条から&bold(){&color(whitesmoke,#00caff){「(漏瑚よりも)厄介」}}と評された。

交流戦編では夏油達呪詛師と協力して呪術高専を襲撃。
初めて遭遇した[[伏黒>伏黒恵(呪術廻戦)]]、[[加茂>加茂憲紀(呪術廻戦)]]、[[狗巻>狗巻棘(呪術廻戦)]]の3人の本気を前に&bold(){左腕封印+ノーガード}という&bold(){&color(red){完全な舐めプ}}にもかかわらず&bold(){終始ノーダメージ}という圧倒的優位に立ち続けるが、途中参戦した[[禪院真希>禪院真希(呪術廻戦)]]と切り札である特級呪具・游雲、伏黒とのタッグとなり&bold(){漸くダメージが入り出す。}
しかし呪種であっという間に形勢を自分優位まで引き込み終始優位を保ったままだったが、虎杖と東堂の参戦によって事態は急転。
&bold(){&color(red){虎杖の黒閃4連発でやっとまともな大ダメージを受けて苦戦しだす}}ようになり、本気となった花御も左腕を解禁する。
それでもなお二人の猛攻の前には苦戦を強いられるが、並外れたタフネスで虎杖達の猛攻にも耐え抜き、東堂の術式にすらほぼ適応して見せたが完全な適応までは至らず、想定以上の大ダメージを受けたことで奥の手である「供花」を解禁する。
ダメ押しに領域展開も発動して確実にトドメを刺そうとするが、帳の解除により遂に五条も参戦。
危機を察してすぐさま逃走し始めるも間に合わず、五条の「茈」を食らい大ダメージを負った状態で撤収した。


**渋谷事変
その後は休息を経て完全に回復し、渋谷事変編では渋谷駅で漏瑚・脹相と共に五条と交戦する。
当初は大量の一般人の肉壁と「領域展延」を駆使した漏瑚とのコンビネーションで優位に立つ。
一時的に術式を解いた五条に勝機を見出し対抗するために領域展延を解いて術式を発動するが…


#center(){&bold(){&color(yellowgreen,darkred){展延を解くな！！　花御！！}}

&bold(){&color(whitesmoke,#00caff){ココ　弱いんだって？}}}


展延を解いた隙を突かれ、&bold(){目の樹を完全に抜かれて}重篤なダメージを負う羽目になる。
こうしてパワーバランスが一気に崩れてしまい、最終的に五条の無下限術式で壁に押し潰され、磨り潰されるようにしてあっさり祓われ消滅した。


*余談
名前のイントネーションは「花見」ではなく「花火」。

花御の言語は原作では交流会編まで終始意味不明な言語として描写されていたが、アニメ化に伴い&bold(){「台詞の逆再生」}という形で表現されている。
恐らくは一から架空言語を作る手間を省いた結果と思われるが、そのおかげで原作では訳されていなかった花御のセリフを間接的に知る事が可能となった。


追記修正は自然に優しくお願いします。


#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,15)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- まさかのCV田中敦子  -- 名無しさん  (2020-09-24 22:00:10)
- 女声なのは意外だった　威厳ある老人の声で脳内再生してた  -- 名無しさん  (2020-10-05 23:11:06)
- 声っつっても全く知らない言語のボイスオーバーを聞いてるみたいなモンだからね。実際にその声で喋ってるわけじゃない  -- 名無しさん  (2020-10-05 23:22:21)
- 地母神って言葉もあるし、花御みたいなキャラが女性の声でも不思議ではないと思うよ  -- 名無しさん  (2020-12-09 18:14:42)
- 俺は読んでいた頃からCV田中敦子で脳内再生していたから違和感は無かったわ  -- 名無しさん  (2020-12-26 13:21:19)
- こいつの領域はどんなやつだったんだろうか。漏瑚ほど攻撃的じゃないし陀艮みたいな穏やかな感じだったのかな  -- 名無しさん  (2021-01-29 21:33:46)
- 漏瑚とまさかの学園ラブコメ。セーラー服、割と似合ってたかも。  -- 名無しさん  (2021-02-14 13:02:34)
- 本人はいかにも地球や自然の代弁者のように語るが、呪霊というのが人間の負の思念から生まれるという前提があるからあくまで人間の中のエコテロリスト的な思想をトレースしてるに過ぎないんだよな実際は。  -- 名無しさん  (2023-01-18 21:39:41)
- ↑言われてみれば確かにですね。それはそれとして特級呪霊組は仲良くて好き(真人除く)  -- 名無しさん  (2023-10-02 19:24:16)
- ボイスが田中敦子さんなのが良い。  -- 名無しさん  (2024-04-12 15:58:35)
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