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ムゲンバイン(食玩) - (2022/01/20 (木) 22:41:43) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2022/01/19 Wed 23:54:00
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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ムゲンバインとは、かつてバンダイから発売されていたブロック玩具シリーズのことである。ここでは、2008年発売の「ムゲン五神獣」~2010年発売の「ムゲン超魔獣」までのシリーズ及び、2017年から展開されていたリメイク版「ムゲンサーガ」とその派生シリーズ「ムゲンサーガクロス」を中心に取り扱う。
#openclose(show=▷ 目次){
#contents()
}
*概要
ムゲンバインというシリーズは、『マシンロボレスキュー』に続く[[マシンロボ]]シリーズとして作られたシリーズであり、従来の「変形」ではなく前作の「エクス合体」から派生した「組み替え」を重点に置いたシリーズである。
最初のシリーズはおもちゃ屋などに売られている玩具として発売された。そのシリーズの食玩展開として、「ムゲン四聖獣」「ムゲン四龍伝」が作られ((それ以前に玩具版のダウンサイジング版も発売されている。))、その後流れを汲みつつも、何故か「マシンロボ」のシリーズ名を取っ払ったシリーズとして、「ムゲン五神獣」が発売された。
五神獣ではそれまでのシリーズを踏襲しつつも、&s(){何故か}ジョイントが変更され、設定なども新規におこされている。
これまでに存在した「ムゲンロイド」の代わりに、小型の人型「ロイダー」が付属し、ムゲンバインの中に格納したり、上に乗せたり立てフィギュア1体が入っている。そしてそれらを揃えることで合体、大型弾であれば巨大な人型、小型弾であればドラゴンになることが出来る。
合体ムゲンバインは&s(){主に背中などにしわ寄せが出るが}パーツを1つも余らせることなく合体、さらに大型弾は前身の可動域も中々優秀とクオリティが高く、大友人気も高かった。
さらに小型弾は大型弾のラインナップに対応しており、対応する大型弾と小型弾で全合体させることも可能。
派生商品としてカプセルトイの「ムゲンバインG」もあり、全ての玩具が人型になっているうえに、合体させることで巨大な人型に加え、武器にも変形し、食玩版に持たせることが可能となっている。
世界観設定としては、アジアやアフリカをモチーフとした「ミスティリオ文明」とヨーロッパをモチーフとした「レジェロニア文明」による文明間の対立、さらに現れた悪のムゲンバインとの対決を描いている。
大友人気が高かったからか、超魔獣発売から数年後に「ムゲンサーガ」としてリメイクが決定。リメイクに際し、
・塗装の追加&s(){とその分の価格増加}
・シールがメタリックシールになり、オリジナルと比べて枚数が減少
・大抵は比べてわかる程度であるが成形色の変更
・敵役にあたるアナザーカラーの追加
・合体形態の組み方の変更及びアナザーカラー用の組み方の追加(2弾以降)
・通常カラー+アナザーカラーでの全合体の追加(3弾以降)
が行われている。組み方の変更については、もの自体は同じためオリジナル版の組み方も当然出来るし、逆にオリジナル版でサーガ版の組み方を作ることも可能。
さらに好評だったためか、&bold(){7年越しの新規アイテム}として、『ムゲンサーガクロス』も展開。さらに通常の玩具として『ムゲンヒーローズ』も作られた。
ムゲンヒーローズは食玩ではないため、ここでは記述しない。&s(){ヒーローズはジョイントが異なる((一応、食玩版に対応したジョイントも付いている))うえ、人型形態の見た目がカードを胴体にするという色んな意味で衝撃的な玩具であり、評判は悪かった。}
ちなみにサーガでリメイクされたのは大型弾のみで、小型弾やGについてはリメイクされていない。物は同じなので合体自体は可能。
*ラインナップ
**大型弾
***・ムゲン五神獣
2008年1月発売の新生食玩ムゲンバインシリーズ第1弾。ミスティリオ文明所属でエジプト神話をモチーフとしており、[[アヌビス]]や[[ラー>ラー/アメン・ラー(神名)]]といった名称が使われてる&s(){が最高神であるはずのラーが単独の鳥型メカだったりする}。ロイダーは「ロイダープライド」で、以降のシリーズよりちょっと作りが豪華。
唯一メタリックカラーになったセット版が存在する。
・ムゲンアヌビス
・ムゲンスフィンクス
・ムゲンラー
・ムゲンスコーピオン
・ムゲンセベク
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンファラオ」が完成する。
サーガ版は第1弾という事もあり組み方が変更されていない、アナザーカラーが無いなど他シリーズほど変更点は無いが、第4弾「ムゲンガーディアン」の後に発売された「ダークファラオVSパラディンアーサー」でアナザーカラーとして「ダーク~」が追加された。
***・ムゲン剣聖獣
2008年6月発売のシリーズ第2弾。レジェロニア文明所属でアーサー王伝説や幻獣などをモチーフとしている。ロイダーは「ロイダーブレイブ」と「ロイダーワイルド」の2体存在する。
・ムゲンナイト
・ムゲンライオ
・ムゲンユニコーン
・ムゲンリヴァイアサン
・ムゲンフェニックス
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンアーサー」が完成する。
サーガ版も第2弾で、組み方が少し変更されているほか、「ブラック~」という黒基調のアナザーカラー版も登場。さらに「ダークファラオVSパラディンアーサー」でブラックと対になる白基調の「パラディン~」という第3のアナザーカラーも追加し、さらにダークファラオと合体し、「ムゲンゴッドファラオ」に出来る。
***・ムゲン海聖獣
2008年9月発売のシリーズ第3弾。レジェロニア文明所属で[[海賊]]や海の生き物をモチーフとしている。この弾より、全6体構成になった。ロイダーは「ロイダーディープ」。
・ムゲンキャプテン
・ムゲンスティングレー
・ムゲンシャーク
・ムゲンシザー
・ムゲンクラーケン
・ムゲンホエール
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンパイレーツ」が完成する。&s(){「パイレーツ」と「キャプテン」は名前逆の方がしっくりくるといってはいけない。}
さらに、剣聖獣の「ムゲンリヴァイアサン」を追加することで、「ムゲンカイオウ」が完成する。
残念ながら、ムゲンサーガではアシュラに飛ばされてリメイクされていない。
***・ムゲン闘神獣
2009年2月発売のシリーズ第4弾。ミスティリオ文明所属でインド神話をモチーフとしており、[[ハヌマード(ハヌマーン)>ハヌマーン(インド神話)]]や[[ガルーダ>ガルーダ(インド神話)]]などが存在。ロイダーは「ロイダータフネス」。
・ムゲンハヌマード
・ムゲンガネーシャン
・ムゲンバイオン
・ムゲンアンブラ
・ムゲンガルーダ
・ムゲンゼブー
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンアシュラ」が完成する。
サーガ版は海聖獣を飛ばし第3弾で、組み方が少し変更されているほか、「カオス~」という青基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンクロスアシュラ」が完成する。
***・ムゲン幻聖獣
2009年6月発売のシリーズ第5弾。レジェロニア文明所属で森の精霊や昆虫をモチーフとしている。ロイダーは「ロイダーフリーダム」。
・ムゲンエルフ
・ムゲンドルクス
・ムゲンウォーサイズ
・ムゲンスパイダー
・ムゲンゴブリン
・ムゲンホーネット
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンガーディアン」が完成する。
サーガ版は第4弾で、やはり組み方が少し変更されているほか、オリジナル版の黒い部分が茶色の変更、「デス~」という茶・紫基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンドラグーン」が完成する。
***・ムゲン猛神獣
2009年9月発売のシリーズ第6弾。ミスティリオ文明所属でアフリカに棲む野生動物をモチーフとしている。人型の「ムゲンバルバロ」にはオマケとして「リックダッシュ」という小型のダチョウ型メカがセットになっている。ロイダーは「ロイダーグレイト」。
・ムゲンバルバロ
・ムゲングランド
・ムゲンコング
・ムゲンジュラフ
・ムゲンゼブラ
・ムゲンライノ
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンサファリ」が完成する。
サーガ版は第5弾((ムゲンサーガクロスもカウントすれば第6弾。))にして最終弾で、合体時の名称が「ムゲンビースト」に変更、組み方も少し変更されているほか、「ネクロ~」という白基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンキングレオン」が完成する。
・ムゲン超魔獣
2010年1月発売のシリーズ第7弾。とうとう登場したラスボス。&bold(){1体のムゲンバインで合体ムゲンバインに匹敵する}という驚異の力を持ち、モチーフも各シリーズに対応している。()内に敵対する合体ムゲンバインの名前を記す。ロイダーは「バインジャッカー」。
・ムゲンデビル(ムゲンアーサー)
・ムゲングリフォン(ムゲンファラオ)
・ムゲンキラーホエール(ムゲンパイレーツ)
・ムゲンヴァルチャ(ムゲンアシュラ)
・ムゲンギガクレス(ムゲンガーディアン)
・ムゲンガイゼル(ムゲンサファリ)
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンサタン」が完成する。ムゲンサタンはこれまでの合体ムゲンバインと違い、通常形態の「エンペラーモード」、荒々しい「バーサーカーモード」、獣型の「ヘルハウンドモード」に組み替えられる。
ムゲンサーガでは残念ながらリメイクされていない。
**小型シリーズ
***・炎龍輝バインズ
2009年2月発売のバインズ第1弾で、「ムゲン闘神獣」に対応したバインズ。それぞれに付属する尻尾パーツは共通のものになっているのが特徴。
・モンキーバイン
・エレファンバイン
・レオバイン
・コブラバイン
・ウイングバイン
・ホーンバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウファイヤーバイン」が完成する。さらに「ムゲンアシュラ」と合体することで、「ムゲンエンオウ」が完成する。
***・風龍輝バインズ
2009年7月発売のバインズ第2弾で、「ムゲン幻聖獣」に対応したバインズ。
・リトルバイン
・スタッグバイン
・マンティスバイン
・キャプチャバイン
・ドワーフバイン
・ビーバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウストームバイン」が完成する。さらに「ムゲンガーディアン」と合体することで、「ムゲンシンオウ」が完成する。
***・牙龍輝バインズ
2009年10月発売のバインズ第3弾で、「ムゲン猛神獣」に対応したバインズ。
・ムブリバイン
・ライオンバイン
・ゴリラバイン
・リーチバイン
・キックバイン
・タックルバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウボーンバイン」が完成する。これまでと違い、ドラゴンモードと人型のファイターモードに組み替えられる。さらに「ムゲンサファリ」と合体することで、「ムゲンジュウオウ」が完成する。
**ムゲンバインG
***・ムゲンバインG幻闘士
2009年8月発売のG第1弾で、「ムゲン幻聖獣」「風龍輝バインズ」に対応。5種に加えカラーバリエーション2種の計10体。前述の通り全て人型。&s(){全5種なせいで「ムゲンゴブリン」に対応するムゲンバインがいない。}
・ムゲンジーエルフ
・ムゲンジースタッグ
・ムゲンジースパイダー
・ムゲンジービー
・ムゲンジーマンティス
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンジーファントム」が完成する。さらに組み換えで「ムゲンブレード」にでき、「ムゲンシンオウ」に装備させることが可能。
***・ムゲンバインG猛闘士
2009年11月発売のG第2弾で、「ムゲン猛神獣」「牙龍輝バインズ」に対応。3種類に加えカラーバリエーションが3種の計9体。色ごとに名前が異なるが、スペシャルバージョンと呼ばれる白基調のカラーには名前が存在していない。
一部パーツは前弾から流用されており((実は1パーツだけ改修されている。))、実質的な種類の少なさも含めてやや残念な感じである。
・ムゲンジーライオン
・ムゲンジーサイ
・ムゲンジーゴリラ
・ムゲンジーレオン
・ムゲンジーライノ
・ムゲンジーコング
ライオンとレオン、サイとライノ、ゴリラとコングは同型の色違いである。
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンジージャイアント」が完成する。さらに組み換えで「ムゲンハンマー」にでき、「ムゲンジュウオウ」に装備させることが可能。
**ムゲンサーガクロス
***・ムゲンヤマト
2018年4月発売のムゲンサーガクロス第1弾((サーガ全体では5弾として発売。))…というか実質この弾のみのシリーズで、日本神話をモチーフとしており、[[イザナギ]]や[[スサノオ>スサノオノミコト]]といった名称が使われている。
ムゲンヒーローズ用のカードが一枚付属するが、その分ロイダーが付属しない。また、一部パーツは「ムゲン闘神獣」からの流用になっている。
・ムゲンヤタ
・ムゲンイザナギ
・ムゲンカヅノ
・ムゲンガロウ
・ムゲンダイジャ
・ムゲンイナバ
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンスサノオ」が完成する。ムゲンサーガの流れをくみ、「シャドウ~」というアナザーカラー版も存在。こちらは合体させることで「ムゲンシンリュウ」となる。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンヤマト」が完成する。
*余談
ムゲン超魔獣発売後に、ムゲンバインシリーズの後続として『進化合体エヴォルバイン』、『マシンロボNEXT』が展開。これらのシリーズとは互換性がある。
また、2009年に「学炎合体モエバイン」というアクションフィギュアと相棒のバインメイト(ムゲンバインに相当)がセットになった商品が存在するが、&s(){何故か}ジョイントの径が異なる。
ジョイントは独自規格であるが、互換性がある玩具として、メガハウスから発売されたブロックトイ『爆獣合神ジグルハゼル』、『[[仮面ライダーウィザード]]』の食玩版プラモンスター、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』の『チェンジヒーローズ』などが存在する。
2017年と2018年には「ムゲンサーガ ファン決起集会」というイベントが開催された。また、『サーガ・オブ・ムゲンバイン ~伝説の食玩、その無限なる進化~』という関連書籍も発売、こちらは五神獣以前の食玩やエヴォルバイン、マシンロボNEXT、モエバインも扱われている。
追記・修正はいつかムゲンサーガクロス第2弾が発売することを夢見ながらお願いします。
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- 敗北エンドのまま続きでもない新作をやったのは許せん -- 名無しさん (2022-01-20 06:20:30)
- ↑あれって敗北エンドだったの!? 他のムゲンバイン軍団がムゲンサタンと相打ちになってエヴォルバイン -- 名無しさん (2022-01-20 13:31:57)
- 記入ミス エヴォルバインで光と闇の戦いとして受け継がれていく…って思ってたよ。 -- 名無しさん (2022-01-20 13:32:46)
- ↑一応サーガではそれの補完として邪神(ムゲンサタン)が勝利したが予想以上のダメージを負ったため眠りについたということにはなっている あれにはバンダイには失望したわ -- 名無しさん (2022-01-20 22:18:56)
- ↑アクマイザー3に対する超神ビビューンみたいなもんだと思えば…そのバインたちの力がエヴォルバインに、サタンの力が魔獣になってエヴォルバインを手にした少年たちがサタン軍団に立ち向かうんだっけか -- 名無しさん (2022-01-20 22:41:43)
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ムゲンバインとは、かつてバンダイから発売されていたブロック玩具シリーズのことである。ここでは、2008年発売の「ムゲン五神獣」~2010年発売の「ムゲン超魔獣」までのシリーズ及び、2017年から展開されていたリメイク版「ムゲンサーガ」とその派生シリーズ「ムゲンサーガクロス」を中心に取り扱う。
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}
*概要
ムゲンバインというシリーズは、『マシンロボレスキュー』に続く[[マシンロボ]]シリーズとして作られたシリーズであり、従来の「変形」ではなく前作の「エクス合体」から派生した「組み替え」を重点に置いたシリーズである。
最初のシリーズはおもちゃ屋などに売られている玩具として発売された。そのシリーズの食玩展開として、「ムゲン四聖獣」「ムゲン四龍伝」が作られ((それ以前に玩具版のダウンサイジング版も発売されている。))、その後流れを汲みつつも、何故か「マシンロボ」のシリーズ名を取っ払ったシリーズとして、「ムゲン五神獣」が発売された。
五神獣ではそれまでのシリーズを踏襲しつつも、&s(){何故か}ジョイントが変更され、設定なども新規におこされている。
商品としては、大型弾と小型弾(バインズ)があり、ラインナップのムゲンバインを全て揃えることで合体、大型弾であれば巨大な人型、小型弾であればドラゴンにすることが出来る。
また、これまでに存在した「ムゲンロイド」の代わりに、小型の人型「ロイダー」が付属し、ムゲンバインの中に格納したり、上に乗せたり立てることが可能。
合体ムゲンバインは&s(){主に背中などにしわ寄せが出るが}パーツを1つも余らせることなく合体、さらに大型弾は全身の可動域も中々優秀とクオリティが高く、大友人気も高かった。
さらに小型弾は大型弾のラインナップに対応しており、対応する大型弾と小型弾で全合体させることも可能。
派生商品としてカプセルトイの「ムゲンバインG」もあり、全ての玩具が人型になっているうえに、合体させることで巨大な人型に加え、武器にも変形し、食玩版に持たせることが可能となっている。
世界観設定としては、アジアやアフリカをモチーフとした「ミスティリオ文明」とヨーロッパをモチーフとした「レジェロニア文明」による文明間の対立、さらに現れた悪のムゲンバインとの対決を描いている。
大友人気が高かったからか、超魔獣発売から数年後に「ムゲンサーガ」としてリメイクが決定。リメイクに際し、
・塗装の追加&s(){とその分の価格増加}
・シールがメタリックシールになり、オリジナルと比べて枚数が減少
・大抵は比べてわかる程度であるが成形色の変更
・敵役にあたるアナザーカラーの追加
・合体形態の組み方の変更及びアナザーカラー用の組み方の追加(2弾以降)
・通常カラー+アナザーカラーでの全合体の追加(3弾以降)
が行われている。組み方の変更については、もの自体は同じためオリジナル版の組み方も当然出来るし、逆にオリジナル版でサーガ版の組み方を作ることも可能。
さらに好評だったためか、&bold(){7年越しの新規アイテム}として、『ムゲンサーガクロス』も展開。さらに通常の玩具として『ムゲンヒーローズ』も作られた。
ムゲンヒーローズは食玩ではないため、ここでは記述しない。&s(){一応触れておくと、ヒーローズはジョイントが異なる((一応、食玩版に対応したジョイントも付いている))うえ、人型形態の見た目がカードを胴体にするという色んな意味で衝撃的な玩具であり、評判は悪かった。}
ちなみにサーガでリメイクされたのは大型弾のみで、小型弾やGについてはリメイクされていない。物は同じなので合体自体は可能。
*ラインナップ
**大型弾
***・ムゲン五神獣
2008年1月発売の新生食玩ムゲンバインシリーズ第1弾。ミスティリオ文明所属でエジプト神話をモチーフとしており、[[アヌビス]]や[[ラー>ラー/アメン・ラー(神名)]]といった名称が使われてる&s(){が最高神であるはずのラーが単独の鳥型メカだったりする}。ロイダーは「ロイダープライド」で、以降のシリーズよりちょっと作りが豪華。
唯一メタリックカラーになったセット版が存在する。
・ムゲンアヌビス
・ムゲンスフィンクス
・ムゲンラー
・ムゲンスコーピオン
・ムゲンセベク
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンファラオ」が完成する。
サーガ版は第1弾という事もあり組み方が変更されていない、アナザーカラーが無いなど他シリーズほど変更点は無いが、第4弾「ムゲンガーディアン」の後に発売された「ダークファラオVSパラディンアーサー」でアナザーカラーとして「ダーク~」が追加された。
***・ムゲン剣聖獣
2008年6月発売のシリーズ第2弾。レジェロニア文明所属でアーサー王伝説や幻獣などをモチーフとしている。ロイダーは「ロイダーブレイブ」と「ロイダーワイルド」の2体存在する。
・ムゲンナイト
・ムゲンライオ
・ムゲンユニコーン
・ムゲンリヴァイアサン
・ムゲンフェニックス
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンアーサー」が完成する。
サーガ版も第2弾で、組み方が少し変更されているほか、「ブラック~」という黒基調のアナザーカラー版も登場。さらに「ダークファラオVSパラディンアーサー」でブラックと対になる白基調の「パラディン~」という第3のアナザーカラーも追加し、さらにダークファラオと合体し、「ムゲンゴッドファラオ」に出来る。
***・ムゲン海聖獣
2008年9月発売のシリーズ第3弾。レジェロニア文明所属で[[海賊]]や海の生き物をモチーフとしている。この弾より、全6体構成になった。ロイダーは「ロイダーディープ」。
・ムゲンキャプテン
・ムゲンスティングレー
・ムゲンシャーク
・ムゲンシザー
・ムゲンクラーケン
・ムゲンホエール
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンパイレーツ」が完成する。&s(){「パイレーツ」と「キャプテン」は名前逆の方がしっくりくるといってはいけない。}
さらに、剣聖獣の「ムゲンリヴァイアサン」を追加することで、「ムゲンカイオウ」が完成する。
残念ながら、ムゲンサーガではアシュラに飛ばされてリメイクされていない。
***・ムゲン闘神獣
2009年2月発売のシリーズ第4弾。ミスティリオ文明所属でインド神話をモチーフとしており、[[ハヌマード(ハヌマーン)>ハヌマーン(インド神話)]]や[[ガルーダ>ガルーダ(インド神話)]]などが存在。ロイダーは「ロイダータフネス」。
・ムゲンハヌマード
・ムゲンガネーシャン
・ムゲンバイオン
・ムゲンアンブラ
・ムゲンガルーダ
・ムゲンゼブー
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンアシュラ」が完成する。
サーガ版は海聖獣を飛ばし第3弾で、組み方が少し変更されているほか、「カオス~」という青基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンクロスアシュラ」が完成する。
***・ムゲン幻聖獣
2009年6月発売のシリーズ第5弾。レジェロニア文明所属で森の精霊や昆虫をモチーフとしている。ロイダーは「ロイダーフリーダム」。
・ムゲンエルフ
・ムゲンドルクス
・ムゲンウォーサイズ
・ムゲンスパイダー
・ムゲンゴブリン
・ムゲンホーネット
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンガーディアン」が完成する。
サーガ版は第4弾で、やはり組み方が少し変更されているほか、オリジナル版の黒い部分が茶色の変更、「デス~」という茶・紫基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンドラグーン」が完成する。
***・ムゲン猛神獣
2009年9月発売のシリーズ第6弾。ミスティリオ文明所属でアフリカに棲む野生動物をモチーフとしている。人型の「ムゲンバルバロ」にはオマケとして「リックダッシュ」という小型のダチョウ型メカがセットになっている。ロイダーは「ロイダーグレイト」。
・ムゲンバルバロ
・ムゲングランド
・ムゲンコング
・ムゲンジュラフ
・ムゲンゼブラ
・ムゲンライノ
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンサファリ」が完成する。
サーガ版は第5弾((ムゲンサーガクロスもカウントすれば第6弾。))にして最終弾で、合体時の名称が「ムゲンビースト」に変更、組み方も少し変更されているほか、「ネクロ~」という白基調のアナザーカラー版も登場。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンキングレオン」が完成する。
***・ムゲン超魔獣
2010年1月発売のシリーズ第7弾。とうとう登場したラスボス。&bold(){1体のムゲンバインで合体ムゲンバインに匹敵する}という驚異の力を持ち、モチーフも各シリーズに対応している。()内に敵対する合体ムゲンバインの名前を記す。ロイダーは「バインジャッカー」。
・ムゲンデビル(ムゲンアーサー)
・ムゲングリフォン(ムゲンファラオ)
・ムゲンキラーホエール(ムゲンパイレーツ)
・ムゲンヴァルチャ(ムゲンアシュラ)
・ムゲンギガクレス(ムゲンガーディアン)
・ムゲンガイゼル(ムゲンサファリ)
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンサタン」が完成する。ムゲンサタンはこれまでの合体ムゲンバインと違い、通常形態の「エンペラーモード」、荒々しい「バーサーカーモード」、獣型の「ヘルハウンドモード」に組み替えられる。
ムゲンサーガでは残念ながらリメイクされていない。
**小型弾
***・炎龍輝バインズ
2009年2月発売のバインズ第1弾で、「ムゲン闘神獣」に対応したバインズ。それぞれに付属する尻尾パーツは共通のものになっているのが特徴。
・モンキーバイン
・エレファンバイン
・レオバイン
・コブラバイン
・ウイングバイン
・ホーンバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウファイヤーバイン」が完成する。さらに「ムゲンアシュラ」と合体することで、「ムゲンエンオウ」が完成する。
***・風龍輝バインズ
2009年7月発売のバインズ第2弾で、「ムゲン幻聖獣」に対応したバインズ。
・リトルバイン
・スタッグバイン
・マンティスバイン
・キャプチャバイン
・ドワーフバイン
・ビーバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウストームバイン」が完成する。さらに「ムゲンガーディアン」と合体することで、「ムゲンシンオウ」が完成する。
***・牙龍輝バインズ
2009年10月発売のバインズ第3弾で、「ムゲン猛神獣」に対応したバインズ。
・ムブリバイン
・ライオンバイン
・ゴリラバイン
・リーチバイン
・キックバイン
・タックルバイン
6体のムゲンバインを合体させることで「リュウボーンバイン」が完成する。これまでと違い、ドラゴンモードと人型のファイターモードに組み替えられる。さらに「ムゲンサファリ」と合体することで、「ムゲンジュウオウ」が完成する。
**ムゲンバインG
***・ムゲンバインG幻闘士
2009年8月発売のG第1弾で、「ムゲン幻聖獣」「風龍輝バインズ」に対応。5種に加えカラーバリエーション2種の計10体。前述の通り全て人型。&s(){全5種なせいで「ムゲンゴブリン」に対応するムゲンバインがいない。}
・ムゲンジーエルフ
・ムゲンジースタッグ
・ムゲンジースパイダー
・ムゲンジービー
・ムゲンジーマンティス
5体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンジーファントム」が完成する。さらに組み換えで「ムゲンブレード」にでき、「ムゲンシンオウ」に装備させることが可能。
***・ムゲンバインG猛闘士
2009年11月発売のG第2弾で、「ムゲン猛神獣」「牙龍輝バインズ」に対応。3種類に加えカラーバリエーションが3種の計9体。色ごとに名前が異なるが、スペシャルバージョンと呼ばれる白基調のカラーには名前が存在していない。
一部パーツは前弾から流用されており((実は1パーツだけ改修されている。))、実質的な種類の少なさも含めてやや残念な感じである。
・ムゲンジーライオン
・ムゲンジーサイ
・ムゲンジーゴリラ
・ムゲンジーレオン
・ムゲンジーライノ
・ムゲンジーコング
ライオンとレオン、サイとライノ、ゴリラとコングは同型の色違いである。
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンジージャイアント」が完成する。さらに組み換えで「ムゲンハンマー」にでき、「ムゲンジュウオウ」に装備させることが可能。
**ムゲンサーガクロス
***・ムゲンヤマト
2018年4月発売のムゲンサーガクロス第1弾((サーガ全体では5弾として発売。))…というか実質この弾のみのシリーズで、日本神話をモチーフとしており、[[イザナギ]]や[[スサノオ>スサノオノミコト]]といった名称が使われている。
ムゲンヒーローズ用のカードが一枚付属するが、その分ロイダーが付属しない。また、一部パーツは「ムゲン闘神獣」からの流用になっている。
・ムゲンヤタ
・ムゲンイザナギ
・ムゲンカヅノ
・ムゲンガロウ
・ムゲンダイジャ
・ムゲンイナバ
6体のムゲンバインを合体させることで「ムゲンスサノオ」が完成する。ムゲンサーガの流れをくみ、「シャドウ~」というアナザーカラー版も存在。こちらは合体させることで「ムゲンシンリュウ」となる。
さらに通常カラー、アナザーカラーを全種合体させると「ムゲンヤマト」が完成する。
*余談
ムゲン超魔獣発売後に、ムゲンバインシリーズの後続として『進化合体エヴォルバイン』、『マシンロボNEXT』が展開。これらのシリーズとは互換性がある。
特に『エヴォルバイン』はムゲン超魔獣のその後を描いたストーリーで、戦いに傷つき眠りに就いたムゲンサタンの力が闇のバインパワー=魔獣に、ムゲンサタンに敗れたムゲンバインの力が光のバインパワー=エヴォルバインとなりエン、ソウジ、コウキ、ハクト、クロトら五人の少年に受け継がれ新たな戦いを繰り広げていく。((『ムゲンサーガ』もムゲン超魔獣のその後を描いたストーリーとなっており、『エヴォルバイン』とはパラレルワールド的展開となっている模様。))
また、2009年に『学炎合体モエバイン』というアクションフィギュアと相棒のバインメイト(ムゲンバインに相当)がセットになった商品が存在するが、&s(){何故か}ジョイントの径が異なる。
ジョイントは独自規格であるが、互換性がある玩具として、ブロックトイ『爆獣合神ジグルハゼル』、『[[仮面ライダーウィザード]]』の食玩版プラモンスター、『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』及び『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』の『チェンジヒーローズ』などが存在する。
2017年と2018年には「ムゲンサーガ ファン決起集会」というイベントが開催された。また、『サーガ・オブ・ムゲンバイン ~伝説の食玩、その無限なる進化~』という関連書籍も発売、こちらは五神獣以前の食玩やエヴォルバイン、マシンロボNEXT、モエバインも扱われている。
追記・修正はいつかムゲンサーガクロス第2弾が発売することを夢見ながらお願いします。
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- 敗北エンドのまま続きでもない新作をやったのは許せん -- 名無しさん (2022-01-20 06:20:30)
- ↑あれって敗北エンドだったの!? 他のムゲンバイン軍団がムゲンサタンと相打ちになってエヴォルバイン -- 名無しさん (2022-01-20 13:31:57)
- 記入ミス エヴォルバインで光と闇の戦いとして受け継がれていく…って思ってたよ。 -- 名無しさん (2022-01-20 13:32:46)
- ↑一応サーガではそれの補完として邪神(ムゲンサタン)が勝利したが予想以上のダメージを負ったため眠りについたということにはなっている あれにはバンダイには失望したわ -- 名無しさん (2022-01-20 22:18:56)
- ↑アクマイザー3に対する超神ビビューンみたいなもんだと思えば…そのバインたちの力がエヴォルバインに、サタンの力が魔獣になってエヴォルバインを手にした少年たちがサタン軍団に立ち向かうんだっけか -- 名無しさん (2022-01-20 22:41:43)
- サーガは残りパイレーツとサタンくらいだったのの下手にオリジナルのヤマトなんて出すから…と思ったりした -- 名無しさん (2022-01-22 05:54:52)
- こういう食玩系プラキットって食品を取り扱う法律に縛られるからおまけのキットも完全な当時品完コピ復刻が出せない(出したら違法)って聞いた -- 名無しさん (2023-03-20 12:07:26)
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