イシュヴァール殲滅戦

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イシュヴァール殲滅戦」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/11(月) 16:56:08
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){
傷ついた身体と荒んだ精神。
横たわる死の臭いに次第に追い詰められていく兵士達。
そして戦争というこの舞台で、軍は「賢者の石」の実験を行う…。
}


漫画「[[鋼の錬金術師]]」で、本編の13年前に起こった架空の戦争。
 
かねてよりアメストリス人とイシュヴァール人は宗教問題等を巡って対立していたが、
軍将校が誤ってイシュヴァール人の少女を射殺するという事故を契機に対立が激化して大規模な戦争へ。
軍部は当初単なる内乱として処理していたが、イシュヴァール人の予想以上の屈強さや隣国アエルゴによる支援等により内乱は数年に及び、
戦火は次第に東部全域に広まった。


事態を重く見た大総統は「&font(#ff0000){イシュヴァール人の殲滅}」を指示。
軍人だけでなく国家錬金術師も投入され、これがトラウマとなり資格を返上した者も大勢居た。

その傍らでイシュヴァール人を材料とした「賢者の石」の精製や人体実験等の非人道的行為も多数行われた。
 
この戦争は被害者のみならず関係者の心にも大きく闇を落とし、「[[傷の男>傷の男(スカー)]]」の復讐劇もここから始まった。
[[マスタング>ロイ・マスタング]]が大総統を目指す原点もここ。
ウィンリィの両親の死も間接的にこの戦争がもたらしたものであり、ストーリーに与えた影響は大きい。
 
ストーリー前半では断片的に言及されるのみだったが、15巻にてコミックス一巻分まるまる使って回想という形で語られた。

その様は一口に説明するのは難しいが、とにかくハガレンの中でもトップクラスに重い展開と生々しい描写が待ち受けている。
やり過ぎだと声が上がる一方で、ファンタジー漫画ながらも極めてリアルな戦争風景、極限状態における人間心理、
被害者だけでなく軍人や軍医といった多種多様な視点、どうしても説教臭くなりがちなテーマをただ淡々と描いていく点等、
重いテーマではあるが高く評価されている。

また作者は本編を描くにあたり第二次世界大戦の経験者を取材しに回ったと言う。
この真摯な態度から荒川弘を見直したという人も少なくない。
15巻カバー裏のコメントは必見。

&bold(){「戦争の映画とかね、そんなのは観ないですよ」}&italic(){}
 
また紅蓮の錬金術師・[[キンブリー>ゾルフ・J・キンブリー]]の初登場もここ。全編にわたって彼なりの思想と狂気に満ちた活躍ぶりを見せてくれる。

その他、4巻で死んだ[[ヒューズ>マース・ヒューズ]]も回想という形としてだが登場し、喜ぶファンも多かった。
マイナーどころでは[[グラン大佐>バスク・グラン]]や[[コマンチじいさん>ジョリオ・コマンチ]]も再登場している。

さらに[[ブラッドレイ>キング・ブラッドレイ]]の宗教観、「傷の男」の兄の研究成果、[[リザ>リザ・ホークアイ]]とマスタングの関係等も描かれ、
精神的には堪えるがハガレンを読む上で避けては通れないエピソードである。
 
以下ネタバレ注意。
















この戦争の本当の目的は、イシュヴァール地方を国土錬成陣の一部とする為の「血の紋」を刻むことであった。
つまり完全にホムンクルスの差し金であり、発端となった少女殺害事件も、[[エンヴィー]]が軍将校に化けて仕組んだものである。
 



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#openclose(show=コメント欄){
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- この話を描くために第二次世界大戦の経験者にインタビューした作者は、たいしたものである。  -- 名無しさん  (2013-12-18 19:11:16)
- 八軒も中学生のとき親父と参加してたけど、心が耐え切れなくなって一人逃げ出したんだっけ?  -- 名無しさん  (2014-02-05 01:45:51)
- ↑何の話だ  -- 名無しさん  (2014-02-05 01:55:47)
- ↑2 「戦場はどうしても仲間を人殺しみたいに見ちゃうんだ…俺はそれがいやだった!」  -- 名無しさん  (2014-02-05 02:08:16)
- ↑ 「くだらん お前は戦場で人を殺さなかったとでも言うのか? 今の友人達を「人殺しもできないくせに」とどこか心の中で見下しているのではないのか?」  -- 名無しさん  (2014-02-05 07:00:44)
- やめんかwww  -- 名無しさん  (2014-02-05 07:32:19)
- アームストロング少佐 よくこんな戦争体験して軍辞めなかったな  -- 名無しさん  (2014-02-07 18:56:01)
- ↑もし、やめていたら姉上に、一生腰抜け扱いされたまま生き続けていただろうなぁ。まぁ、アレックスだけじゃなく、新入りのリザもよくやめなかったものである。  -- 名無しさん  (2014-02-07 19:00:27)
- 実際心的外傷を負った兵士も多数出ただろなあ  -- 名無しさん  (2014-02-07 20:50:42)
- 戦争を美化することもなく、かといって反戦漫画のように否定することもない。ありのままの「戦争」というものを、そして戦場の極限状態を表現するために戦争経験者の方々に取材をした荒川先生に敬意を払わずにはいられない。  -- 名無しさん  (2014-04-25 18:47:41)
- 銀匙11巻で八軒の「卒業しても」ってセリフに西川が「実際会うのが億劫」って答え返したけど、この返事ってこの時取材した方々の誰かが言ったものなのかなってちょっと思った。  -- 名無しさん  (2014-06-28 15:42:25)
- 恨みますのセリフに読んでるこっちがビビってしまった  -- 名無しさん  (2014-07-05 16:17:43)
- 2003年版アニメでは殲滅戦が起きたきっかけや起こした理由が違っているんだっけ?  -- 名無しさん  (2014-07-16 00:32:03)
- あの「恨みます」は爺さんなりの情けかなんかだと思ったりもする。  -- 名無しさん  (2014-07-16 00:38:35)
- 仕組まれたとは言えキッカケがかの「ロス暴動」と似てる…気がする。アレも白人の警官が黒人の女の子を射殺したからだし  -- 名無しさん  (2014-07-27 18:46:02)
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