&font(#6495ED){登録日}:2011/08/25(木) 02:54:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- デッカードラモンはデジタルモンスターの一種。 『[[デジモンクロスウォーズ]]』に登場した新種のため、世代・属性は存在しなかったが、2020年10月2日に世代・属性が判明した。 また、どこぞの[[勇者警察>勇者警察ジェイデッカー]]とも関係ない。 ……たぶん。 アニメでの死に様は嫌な意味で涙を誘う。 【詳細データ】 世代:成熟期 種族:サイボーグ型 属性:ウィルス 必殺技:デッカードランチャー、スモーキーファング、ヘビーテイルフック ワニのような姿をしたサイボーグ型デジモン。対空ミサイル『デッカードランチャー』を備え、煙幕で姿を隠すこともできるなど対空戦闘能力に長けるため、飛行型デジモンにとっては天敵。対空能力以外にも『ヘビーテイルフック』という強力な打撃攻撃を持っているため、地上戦も優秀である。 【アニメでの活躍】 ◆『デジモンクロスウォーズ』での活躍 CV:矢田耕司([[日本語]]版) / マイケル・ソリッチ([[英語]]版) ジャングル地帯『フォレストゾーン』の守護神として登場。機械的な見た目のため昆虫型デジモンが住むジャングルの守護神というには少々ミスマッチな気がしないでもない……。 登場する前から「最強のデジモン」「伝説のデジモン」と呼ばれ、ダークナイトモンが勧誘したがるなど相当な実力の持ち主として描かれていた。 「愛」を重要視しており、愛のない者には断じて従わない。また、デッカードラモンのいる場所には結界が張られており、それを開くためには『ラブラブダンス』なる珍妙な踊りを披露して自らを愛ある者だと示さなければならない(異性や仲間など愛の種類は関係ない)。 ちなみに、結界自体には愛の有無を識別する能力はなく、デッカードラモン自身が確認して開閉するため、隙を伺えば誰でも結界内部に潜り込める。 デジタルらしからぬアナログ結界……。 デッカードラモンを狙うダークナイトモンと、それを阻止するタイキ&キリハの戦闘の最中、ネネに強さを説くキリハに&font(#ff0000){なぜか}愛を見出だし、フォレストゾーンをスティングモンに任せてキリハのデジモンとなった。 ちなみに、これ以前も以降も&font(#ff0000){キリハに際立った愛がある描写は皆無だった}。 それどころかスティングモンやライラモンをフルボッコしていたような…… 首をかしげる視聴者たち……。 こうしてデッカードラモンはブルーフレアに加入。これから伝説と謳われる最強の力を発揮するかと思いきや、次の回では&font(#ff0000){キリハ共々ダークナイトモンに洗脳されていた}。 ……あれ? その後、彼の出番はろくになく、たま〜に出てきて雑魚掃除する程度で“その他大勢”みたいな扱い。声は技名や雄叫びを上げるくらいでまともに喋ることもなかった。また、彼の加入によって可能になったメタルグレイモン(XW)の強化形態『デッカーグレイモン』も、強いには強いが特に際立って活躍することもないまま、メタルグレイモン(XW)の進化形態『ジークグレイモン』の登場でお払い箱に……。 後期ではゴールドランドで久し振りに活躍し、喋った。キリハ曰く「口うるさいからあまり出したくない」らしいが、視聴者的にはまともに喋ったのは初登場以来である。その際、フロートモードを披露している。 しかし、スポットが当たったのは死亡フラグだったらしく、次の回でデッカードラモンは死ぬことになる。 この死亡エピソード……クロスウォーズに否定的な者はおろか、肯定的な者さえ「これは酷い」と言わざるを得ない有り様だった……。 箇条書きにするなら @前回まで共闘していたのに突然タイキに勝とうと功を焦るキリハ。仲間を使い捨てる作戦を強行した挙げ句、読みが甘く失敗 Aショックを受けたキリハ。[[グラビモン]]に「強くなりたいならタイキを倒せ」的なことを吹き込まれてタイキを倒す気になる(&font(#ff0000){特に洗脳されたりはしていない}) Bキリハを止めるデッカードラモン。しかしキリハは構わずデッカードラモンを攻撃。そして、&font(#ff0000){異論もなく命令通り無抵抗な仲間をリンチするキリハのデジモンたち} Cリンチの末、デッカードラモンは致命傷を負う。キュートモンでも治せない。クロスローダー(死にかけのデジモンでも即効治癒)にデッカードラモンを入れて治してやろうという気の利く人間は、もちろんいない Dそしてグラビモンの攻撃。みんなを庇ってデッカードラモンが盾に Eキリハが&font(#ff0000){怪しい電波を受信したとしか思えない急な流れ}で改心。それを見届け消え行くデッカードラモンに「(両親も死んだのに)お前まで俺を置いて行くのか!!」 F視聴者「&font(#ff0000){いや、殺したのお前じゃん}」 こうして、最強(笑)伝説(笑)のデジモンは一切活躍することなく消えていった。一応、最後の一撃を加えたグラビモンがデッカードラモンの仇のように扱われたが、&font(#ff0000){どう見ても殺したのはキリハである}。 過去、自分の未熟さ故にパートナーを死なせてしまった者はいたが、自分のデジモンに自ら手をかけて殺したのは前代未聞。しかも、自分で殺しておきながらの「俺を置いて行くのか」発言には誰もが「お前が言うな」と突っ込んだ。 恐らく作中で最も酷いエピソードだろう……。 ちなみに死ぬ前の二期に、フォレストゾーンを含んで新たに作られたハニーランドに立ち寄った時「リストラされて仲間内で全く気にかけてもらえなかったアカリとゼンジロウを唯一心配してくれたライラモンが肝心のデッカードラモンの事を忘れている」という場面があった。 しかも、元フォレストゾーンの危機にデッカードラモンは一度も登場していない。 愛を重要視する彼だが、残念ながらスタッフからの愛にはあまり恵まれなかったらしい……。 だが第24話(通算第54話、第2期最終話)では、コードクラウンの力で他のデジモン達と共に復活。再会をずっと望んでいたキリハは泣きながら喜ぶのだった。 終わり良ければ全て良し、かもしれない。 第3期ではデジタルワールドにいたためか登場しなかった。 ちなみに日本語版の担当声優である矢田氏は[[黄金聖闘士]]の老師等を演じている大ベテラン。 クロスウォーズは声優がすごいと言われるが、こんな大御所の方をキャスティングしている辺り、確かにすごいと言える。 そして『クロスウォーズ』終了から2年後(厳密には出番終了から3年後)の2014年に矢田氏は81歳という高齢で逝去した。 ちなみに[[漫画版>デジモンクロスウォーズ(漫画版)]]本編では第11話でのキリハの紹介の1コマしか登場シーンはない。 ◆『[[デジモンアドベンチャー:]]』での活躍 無限大陸にて、第28話で光子郎とテントモンが飛ばされた先で登場。 上空を飛んでいた[[サイバードラモン]](クロスウォーズ版)達の撃ち落とし、少数を捕食するという『クロスウォーズ』を知っている視聴者を驚かせる少しショッキングな光景を披露した。 &del(){『クロスウォーズ』で攻撃を受けたのを、今作でやり返した。} 第32話での登場シーンでは、タンクモン軍団と交戦していた。 追記・修正は愛ある者にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ほんとあの流れはなんだったんだ……唖然としたわ -- 名無しさん (2013-07-24 01:22:02) - デッカーと聞くだけでジェイデッカーを思い出す -- 名無しさん (2013-07-24 05:47:58) - キリハは「俺のせいでデッカードラモンが・・・」みたいたこといってたから完全に敵のせいにしてたはずじゃないはず -- 名無しさん (2014-05-07 12:44:14) - リヴァイアモンと同じワニモチーフなのに、海と陸、生身と機械で対照的なのが面白い -- 名無しさん (2014-09-25 16:25:03) - なんというかあのエピソードを叩くためだけに立てたみたいな書き方だな -- 名無しさん (2017-03-24 09:46:23) - どうせならコイツは究極体もしくは完全体にして欲しかった。こんな厳つい見た目でグレイモンと同じ成熟期なんて違和感がある -- 名無しさん (2021-11-17 14:40:38) #comment #areaedit(end) }