カミーユ・ビダン

「カミーユ・ビダン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
カミーユ・ビダン」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/14 Sat 20:55:46
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


#center(){&color(blue){&bold(){&big(){ここからいなくなれ!!}}}}


カミーユ・ビダンは『[[機動戦士Ζガンダム]]』の主人公であり、続編の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』にも登場する。
[[ウッソ・エヴィン]]、[[フリット・アスノ]]と並んで、歴代ガンダム主人公の中でも特に悲惨な目に遭っている。

CV:[[飛田展男]]

***◆劇中の活躍(ネタバレ注意)
&bold(){U.C.0087(TV版)}
スペースコロニー「グリーン・ノア」にてハイスクール生活を送っていたが、仮病を使ってまで空手部をサボり、[[ブライト・ノア]]に会いに宇宙港へ向かう。
だが、自分の名前を「女の名前」と勘違いし嘲笑ったティターンズ兵の[[ジェリド・メサ]]に殴りかかって返り討ちに遭い、[[ティターンズ]]に連行されてしまう。

その後、アポリーとロベルトを従えてグリーン・ノアを襲撃してきた[[クワトロ・バジーナ]]とティターンズの交戦に巻き込まれる中、ティターンズの新型機である[[ガンダムMk-Ⅱ]]を強奪し操縦。そのまま成り行きで反地球連邦組織『[[エゥーゴ]]』に参加。
そして[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]の素養((TV版ではニュータイプと呼ばれることを嫌っていた。))とMSの操縦技術を見込まれ、ガンダムMk-Ⅱのパイロットとなる。
[[前作>機動戦士ガンダム]]の[[アムロ・レイ]]同様、やはり巻き込まれ型の主人公。

ティターンズに目の前で母親を殺されたり((劇中の演出ではカプセルが割れて外に放り出されただけに見えるが、ガンダムMk-Ⅱの手に母親の血が付いていたことから、実際はザクマシンガンの直撃を受けていたかもしれない。ただし、差し出したMk-Ⅱの手は左側なのに血が付いていたのは右側だったが。))、せっかくティターンズの元から連れ出した父親があっという間に裏切り、クワトロ大尉のリック・ディアスを奪い、実の息子であるカミーユに向けて銃を乱射した挙句に仲間が父親を撃って脱出するも爆発に巻き込まれ死亡と、トラウマ必至のシチュエーションでさらにキツイ目に遭う羽目に。

[[バスク・オム]]の命令によりカミーユの母親が入っているとは知らずにカプセルを破壊したジェリドに、嫌味を言われ挑発されるがそれを受け流し、
「兵士として命令通りに動くジェリド個人」ではなく「ティターンズという軍隊を憎む」という大人びた発言をしてジェリドの傲慢なプライドをへし折る。

地球に降下した後は、アムロ・レイに会ったり、ティターンズの[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]]とは知らずに街で出会った[[フォウ・ムラサメ]]と意気投合し、お近付きになったりと「なんやかんや」ありながら人間として、パイロットとして成長していく。
&font(#ff0000){アムロ・レイの再来}と言われるまでになった。
また、尊敬しているが&font(#ff0000){正体を明かそうとしないシャア}を殴ったりもした。

しかし、感受性が強い性格であるため、敵味方の裏切り行為やティターンズに利用された者の悲劇や人の死に直面する度に心を痛め続ける。

宇宙に上がった後は、ジェリドとマウアー・ファラオにやられかけるが、駆けつけたアポリーに助けられ、自身が開発に参加した[[Ζガンダム]]を受け取り、エゥーゴの中核として戦う。
エゥーゴ、ティターンズ、そしてジオン軍残党のアクシズと三つ巴となり激化していく戦いの中、目覚ましい戦果を上げていく。

その後[[再び地球に降り>キリマンジャロ降下作戦]]、ティターンズのキリマンジャロ基地でフォウと再会。しかしフォウは強化手術の影響により戦闘マシーンと化し暴走してしまう。
キリマンジャロでの激戦の中で彼女を説得しつづけなんとか正気を取り戻させるが、直後にカミーユを討つ為に攻撃してきたジェリドによってフォウを失ってしまう。

地球で仕事を一段落終えた後、再び宇宙に上がり[[パプテマス・シロッコ]]や[[ハマーン・カーン]]と戦うことになる。特にハマーンとはニュータイプ能力が高い者同士の精神感応の発動によりアムロと[[ララァ>ララァ・スン]]のように分かり合えそうなところまでいったが、ハマーンのプライドの高さとカミーユの性格が完全に噛み合っていないためか、結局分かり合うことはなかった。

フォウと同じ強化人間のロザミア・バダムがロザミィという名で再登場。「カミーユの妹」という些か無理のある捏造の記憶を植え付けられてカミーユに接近。
カミーユは身に覚えのないアダルティな妹の出現に動揺するが、フォウと同じ類いの危うさを感じ取り強化人間だと推測。兄として穏便に接する中で次第に情が芽生える。
しかしやはり強化人間。フォウを救えなかったカミーユはなんとかロザミィを救おうとするがその想いも虚しく、最終的にはロザミィも戦闘マシーンとして暴走。このままではアーガマが沈められてしまうというところでカミーユがロザミィを撃つことになる。
様々な人間の死や悲劇で色々と傷ついてきたカミーユの精神はこの出来事でとうとう限界を迎える。
穏やかな笑顔で&bold(l){「俺にできる事と言ったら人殺しだけみたいだな」}とエグい自虐を言ってのけるその姿はもう以前のカミーユではなくなっている。

そしてエゥーゴとティターンズの最終決戦の中で敵味方問わず身近な人間が死んでいく様にもがき苦しむ。
一話から因縁続きだったジェリドが決着を付けに仕掛けてくるが、これ以上人の死を見たくないカミーユはジェリドを撃つのに躊躇する。
カミーユの攻撃はジェリドの機体の急所を外したものの、吹っ飛んで行った先にあったラーディッシュの爆発に巻き込まれてジェリドは爆散する。

またしても目の前で消えていく命を見たカミーユは&bold(l){「こんな死に方…嬉しいのかよ? 満足なのかよ!? 誰が、誰が喜ぶんだよー!!」}と感情を爆発させる。
しかも、その後エマと会話している最中、無意識に宇宙空間でヘルメットのバイザーを開けるという危険なことをしてしまう。(劇場版ではエマの気を引くためにわざと開けている)。

ジェリドはカミーユにライラ、カクリコン、マウアーを討たれ戦闘でマラサイやガブスレイといった機体も失い、終始カミーユ打倒に執念を燃やすのだが、
カミーユはジェリドに母親、フォウ、アポリーを討たれてもジェリド打倒に執着することはなく最後はほとんど相手にしていなかった。
24歳のエリート軍人と17歳の多感な高校生の奇妙な確執はここで幕を閉じる。

クワトロに平和な世作りの願いを一方的に託した後、戦いを生み出す元凶である"端から見ているだけの天才"のシロッコを倒すため一騎打ちを仕掛ける。
全ての武装を使った後、死んだ人間の力をも取り込んでハイパー化。
ウェイブライダーで[[ジ・O]]もろともシロッコを串刺しにするが、天才の最期の悪あがきにより、限界まで来ていた[[カミーユの精神はついに崩壊を起こす。>宇宙を駆ける(機動戦士Ζガンダム)]]

本当に最後まで救われない主人公だった。
ちなみに富野監督が書いた小説版ではシロッコを倒し目の前で自分の[[母親代わりに>ララァ・スン]][[なってくれるはずだった>シャア・アズナブル]]ロザミアが死んだことで精神崩壊。
かなり時間が経過した後、コックピットとスーツのバイザーを開けっ放しの状態の所を[[ファ・ユイリィ]]に発見され、窒息死しているのではないかと思われる描写でカミーユの物語は終わっている。つくづく悲惨である。


&bold(){U.C.0087([[劇場版>機動戦士Ζガンダム A New Translation]])}
ツンデレお禿の作風が丸くなった事により、テレビ版よりも落ち着いている(それでも感情の起伏は激しいが)。
ロザミアと絡まなかったり、キリマンジャロでのフォウとの再会が無かったりするが、大筋は変わっていない。特に、TV版にあった精神崩壊に向かう要因となりそうな出来事があまり起きていない。
ラストではTV版同様シロッコの怨念を受け、心を持って行かれかけたが、精神崩壊に至らなかった。これは、ファとの繫がりを得たからということらしい(下記参照)。


&bold(){U.C.0088}
[[ΖΖ>機動戦士ガンダムΖΖ]]では精神崩壊中であり[[ファ・ユイリィ]]に看護されているが、
その高いニュータイプ能力は健在であり度々[[ジュドー・アーシタ]]や仲間たちを精神感応で導いたりした。

邪悪な存在の襲来やコロニー落としといった嫌な気配を感知すると苦しみだしたり、それらを阻止しようという衝動に駆られて病院を抜け出したりする為、かなり手間のかかる患者である。
「カミーユ君! 病室に戻ろう!」

余談だがΖΖの彼はかなり儚く綺麗な顔をしているのでファンからは「綺麗なカミーユ」と呼ばれることもある。

最終話ではハマーンとの一騎打ちで危機に陥ったジュドーをニュータイプ能力で支援。フォウ、カツ、サラといった前作の仲間たちの亡霊に加え[[ララァ・スン]]の魂まで集結させハマーンを威圧する。
戦争が終わった後は精神が回復したのかファと共に砂浜を元気に走り回る姿を見せ、前作で欝になった視聴者を救った。


その後はどうなったのかはっきりしていない(『[[機動戦士ガンダム ムーンクライシス]]』ではファと共に医者として暮らしていたようである。)


***SDガンダム系
&bold(){・SDガンダム外伝}
ジークジオン編第3章「アルガス騎士団」にてアルガス王国の王子として登場。
ちなみに父親はブレックス王。ムンゾ帝国のユイリィ姫(彼女の父は&bold(){コンスコン}で侍女はハマーン)とは恋仲。
自分の国が敵国ムンゾ帝国の脅威に晒されているというのにユイリィ姫がいるというだけで戦うべきではないと主張し、専守防衛すら否定する色ボケ王子。
王子の身分にあるにもかかわらず、ユイリィ姫を救うと言って単身敵国に乗り込んでしまった挙句捕まるというとんでもない大失態を犯す。
一応、ムンゾ帝国がアホだったお陰で即救出されて致命的なピンチにはならずに済んだ。

&bold(){・その他SDガンダム}
別名「ぷっつんかみーゆ」
作品によって役割は異なるが共通するのはとにかくマイペースでエキセントリック。目の中に宇宙が描かれ、数秒先の行動も予測がつかない。
何故か語尾に「にゃ」を付けて喋る。ネコミミが生えていることもある。
時には繭に包まれて[[謎の生物>モスラ(昭和作品)]]に変化したりなど、生態も謎でかなりのキチガイ。



&bold(){◆性格}
・ジェリドが兵士だと知りながら自分の名前をバカにされた((といっても女かと思いきや男だったことで思わずボヤいてしまっただけであり、カミーユが不愉快に感じることもおかしくないが、ジェリドとしては侮辱したわけではなかったりする。))だけで突然一方的に殴りかかる。
・尋問された憂さ晴らしにガンダムに乗る。
・尋問したマトッシュへ殺す気はなかったとは言え、ガンダムのバルカンを実際に発射して高笑い。(なお、直撃しなくても跳弾や破片で[[ミンチになっても>バーナード・ワイズマン]]おかしくない)
・エマに対して構ってもらえないとなるとすぐ拗ねる((エマからは「本能的に私が好き」「マザコン」と評され、ブライトに打ち明けていた。))。
・エゥーゴに加入しても軍人としての自覚がなく、個人的な都合でミーティングをすっぽかす。
・その直後ウォンに鉄拳制裁され反撃するも力及ばず負ける。そして自らを棚に上げて「暴力はいけない」と発言。
・親には子供である自分に対して親らしいことをしてほしかったと思う一方(実際子供にとって良くない親だったが)、自らも自分の都合で大人と子供を使い分ける。
・正体を明かさず煮え切らないクワトロをぶん殴る(クワトロも避けられたがあえてカミーユの拳を喰らった)。

と、行動を見る限りではかなりエキセントリックで、いくら若いとはいっても結構独善的な性格をしていた。
視聴者もだが、演じた飛田展男も最初はキャラがよく解らなかったらしい。

これらの行動の背景として、仮面夫婦の両親から構ってもらえず不満を募らせていること、
スペースノイドに対して差別意識があり横暴なティターンズを嫌っていること、感情の起伏が激しい気質などの下地はある。
名前を馬鹿にされた位でジェリドを殴ったのも、裏を返せば彼にとってそれ程大きなコンプレックスだったという事なのだろう。

事実、彼は女っぽく思われたくない一心で
・空手
・ジュニアモビル
・ホモアビス(携帯型飛行機)
等の男らしいスキルを磨いている。
なお名前のコンプレックスは作中でフォウとの交流により克服した。

要するに彼は、非常に傷付き易いナイーブさと思いを行動に変える実行力を持った人間でもあった。
皮肉な事にもそのナイーブさのせいで、自身のニュータイプ能力に耐えられずに精神崩壊を起こしてしまった。
戦争によって人の命が余りに呆気なく散って行く事に耐えられ無かったのだ。

ちなみに描写がさり気ないため気付いた人は少ないだろうが、
彼の個室には戦死した(させた)兵士を弔う仏壇(カミーユ曰く「無宗教」)が置かれている。
ここらからもエキセントリックなだけではない、人の死を悼む心を持っていることが伺える。

ちなみに中盤からは、エゥーゴに途中から加わったカツ・コバヤシが登場し、
それまでのカミーユ並か下手するとそれ以上に問題行動を矢継ぎ早に起こすようになった。
そして何かと反発することの多かったカミーユですらそれを抑える役割に落ち着き、問題行動はほとんどなくなった。
これはメタ的にはカミーユが主人公としてはいくらなんでもエキセントリック過ぎたために、その印象を薄めるためにカツにヘイトを集めさせたのでは?と目されている。

 漫画作品「機動戦士Ζガンダム Define」ではエゥーゴ参入迄の経緯がかなり改変されており
・ジェリドとの一件は「自分は人気者と勘違いして(善意で)サインを押し売りする」ジェリドに呆れて漏らしたカミーユの言葉にジェリドが激昂して殴ろうとする→「女みたいな名前」と言われてカミーユ側も興奮して反撃、と正当防衛に近い状況。
・ガンダムMk-Ⅱ墜落の混乱に乗じて同じくティターンズに尋問されていたファの元に駆け付けると、&bold(){パンイチに剥かれていた}彼女の姿が。ティターンズに激怒するのも当然の上に、強引な手段でも脱走しないと危ない状況。
・脱走手段を探していたらクワトロ達の襲撃。その場にいた一番上位の将校であるブライトが迎撃指示を出そうとした事に激怒したカクリコンが(一応、同作のティターンズ隊員は二階級上に準ずる待遇であるが、先輩少佐のブライトと中尉+二階級格上待遇になったばかりのカクリコンではブライトの方が上位の指揮権が有る)ガンダムMk-Ⅱでブライトを殺しにかかる。それを阻止するべく動かし方を知っているMSであるガンダムMk-Ⅱを乗っ取ってカクリコンを妨害。(因みに同じ場所に居合わせたエマも同じ事を考えた)
・カクリコンがコロニー内にも関わらずクワトロ達にビームライフルを撃とうとした為、クワトロ達と手を組んでカクリコンを制圧。裸に剥かれていたファとあわや味方に殺されそうになったブライトを拾って脱出。
とTV版や小説版と比べるとまともな性格と奪取経緯に改変されている。
 ・・・その分、
・ジェリドは自分が人気者と勘違いして出しゃばるお調子者
・カクリコンは妬みでブライトを殺そうとする上に、後にエマをMSに仕掛けたリモコン爆弾でエゥーゴ諸共爆殺しようとする悪党
・ティターンズの憲兵は暴力を振るった訳でもないその場にいただけのファをパンイチに剥いて甚振りまわすサディスト(TV版や小説版では事情聴取と軽い叱責だけで放免)
とティターンズ側の人間の性格が改悪されている。

また、苛烈な性格の原因となった両親との関係もこの作品では
・父親に愛人がいないし夫婦仲が悪い描写もない。(そもそもリック・ディアス奪取もカクリコンが担い父親もカプセルの中に閉じ込められそのまま原作の流れで死亡)
・その際の走馬灯から、二人は軍属でも仕事に没頭せず、カミーユに構う時間を作り、愛情を持って接していた。

とごく普通の家庭に近くなっている。


&bold(){◆最高のニュータイプとして}
カミーユ・ビダンは公式設定や原作者の富野監督に最高のニュータイプ能力を持つと評されている。
双葉社「ガンダムの常識 ガンダムなんでもランキング」にて、原作者の[[富野御大>富野由悠季]]曰く「最強のニュータイプ」。
公式ガンダム情報ポータルサイトであるGUNAM.INFOによれば「最高のニュータイプ」であると称されている。
2020年8月2日のYahoo!ニュースに掲載されたアムロとシャア…頂上決戦の結果は!? ガンダムシリーズ「最強パイロット」ランキング(宇宙世紀編)においてガンダムの生みの親である富野由悠季氏は、カミーユについて「宇宙世紀史上最高のニュータイプ能力の持ち主」と公に評している。
また数多い公式設定資料やムックでもニュータイプ能力は史上最高と謳われいる。

[[ララァ>ララァ・スン]]の死によってニュータイプとしての歩みを止めてしまったアムロ・レイと、
ニュータイプという力に囚われずに前に進んだジュドー・アーシタの二人と違い、彼は自身のニュータイプ能力を無限に増幅させる事が出来た。

エキセントリックな言動とは裏腹に人と人との繋がりや、命の大切さを強く理解していた彼は、誤解無く他人と共感し合えるニュータイプとして覚醒していったが、理解することと解り合うことが同義でないようにニュータイプの力を持ってしても分かり合えない現実に苦悩していく。

劇中ではニュータイプ能力によってMSに乗った状態で物理的変化を発生させた事もある(サーベルの肥大化、ビームを無効化など)。
これを明確にやってのけた描写があるのはカミーユ、ジュドー、ハマーン、マシュマーなど、強大なNT能力を持ち機体にバイオセンサーやサイコミュが搭載されているという共通点がある。
Zガンダムに搭載されているバイオセンサーは、後の時代のサイコフレームなどに比べるとまだ洗練されていないが、そんなバイオセンサーで数々の異常現象を引き起こしたTV版最終回のカミーユのニュータイプ力の強大さが分かるだろう。

しかし、TV版では悲惨な戦いの中で増大していく力に耐える事が出来ず、死者の念を取り込み続け精神をすり減らし、シロッコの死に際の思念を受けた結果、精神崩壊を起こしてしまう。


アニメでは描かれていないが、PSのゲーム『機動戦士Zガンダム』ではクワトロ編のEDにて、カミーユの精神崩壊をシャアが感じ取っており、後の『[[逆襲のシャア>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』に繫がるムービーを見ることが出来る。

NTとしてカミーユに人類の希望を見いだしていた[[シャア>シャア・アズナブル]]だが、彼が戦争という場によって崩壊したのを見て絶望し、人々を縛り付ける地球からの&font(#ff0000){「人類全体の革新」}を考えるようになった。
……という解釈をこのゲームのEDでは取っている。
しかし、その解釈でいくとそんな感じで5thルナを落として無辜の民を虐殺したりアクシズを落とそうとしたりといった、トンデモ行動のお題目の一部にされてしまったということになるため、それを知った場合カミーユとしても堪ったものではないだろう。


一方、新約劇場版ではカミーユは精神崩壊には至っておらず、人格としても「最高のニュータイプ」となっている。
カミーユ自身が現実を憎まずに、咀嚼して受け入れる「余裕」を持つ事が出来たからだとか。
また、ファ・ユイリィと&bold(){[[肉体的な繋がり>セックス]]を得た}(公式)のも要因とされている((世界設定からして異なるが、小説版FGのアムロもセイラ・マスとの肉体関係を経て大きく成長している。))。
生きている人と繋がることで死者の魂に引き込まれずに済んだ、のだろうか。
「動いた…! 」と言う一言から、無防備であったTV版と違いシロッコの執念に抵抗できたのかと思われる。あるいはシロッコに止めを刺すときのセリフが「ここからいなくなれぇーっ!!」ではなく「女たちの処に戻るんだ!!」というセリフで、それに対してシロッコが「女だと・・・?」と戸惑うような表情を見せながら潰れたことからシロッコ側がカミーユの意図を測り兼ねているうちに思念を送り込むタイミングを失い完全勝利できたともとれる。
他にも、TV版に比べて周りの大人が頼れる存在だったり、フォウとのキリマンジャロでの再会やロザミィとの一件が無かったりするのも要因かもしれない。

TV版同様にウェイブライダーでジ・Oに特攻してシロッコを倒し、道連れにされかけてもそれを受け流し、すぐにファのメタスも駆けつけてくれたなか、ゆっくりとMS形態に変形していく際にフライングアーマーとテールバインダーをパージしたZガンダムは、
きっと「人ではない戦闘兵器」のままで終わってしまったTV版とは違い、翼も武器も捨てて「人間」として終われたカミーユを表していたのかもしれない……。


&bold(){◆主な搭乗機}
[[ガンダムMk-Ⅱ]]
[[Ζガンダム]]
[[リック・ディアス]](TV版のみ)



***◆ゲームでの活躍
[[スパロボシリーズ>スーパーロボット大戦シリーズ]]、[[Gジェネシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]共に創生期から参戦しており、大体いつも序盤から参戦する強キャラである。

スパロボでは、新訳Ζもあって…というより、新訳が出る以前から[[TV版よりマイルドなキャラクターとして描かれる>スパロボ補正]]事が多い。
ただし、近年でも『X-Ω』ではTV版に近いトゲトゲしさを見せており、メインストーリー・期間限定参戦でのストーリーでもいろいろと口が悪い。
[[本編終了後参戦>いるだけ参戦(スパロボ)]]の時は寝たきりの状態で参戦することもあるが、『ZZ』終了後で参戦することもあるので、作品によっては登場直後に使用できる例も。
同じ空手を身につけている者や、親と仲が悪かったり離れ離れになった者と絡み、時には同情することが多い。

カミーユがアムロやジュドーらと共に、ネオ・ジオン総帥となったシャアや[[フロンタル>フル・フロンタル]]に立ち向かうというif展開も描かれている。
その他、TV版設定でも条件を満たせば精神崩壊を回避可能である。つまり、原作の展開を再現してしまうと、終盤で[[永久離脱>永久離脱イベント(ゲーム)]]してしまう。


『[[第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~]]』では、終わることのない人類同士の争いに人一倍嘆いており、前作で対立した末に戦死したシャアの人類粛清論に共感しつつある場面もあった。
[[サイ>サイ・アーガイル]]と揉める[[キラ>キラ・ヤマト]]に説教して険悪な雰囲気になることも。

『[[スーパーロボット大戦GC/XO>スーパーロボット大戦GC]]』では一年戦争が舞台の話なため、アムロと共演するも同年代という珍しい設定になっている。

『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、自身と似ている[[シン・アスカ]]の兄貴分のような扱いになり、どこかの[[ヅラ>アスラン・ザラ]]の見せ場を奪った。
また『[[第2次Z>第2次スーパーロボット大戦Z]]』では[[イノベイター>イノベイター(機動戦士ガンダム00)]]として覚醒してゆく[[刹那>刹那・F・セイエイ]]に、『[[第3次Z>第3次スーパーロボット大戦Z]]』では[[バナージ>バナージ・リンクス]]に助言を与えるなど、先輩として後輩を導く姿を見せる。
しかし『第3次Z時獄篇』のとあるイベントで、[[フルメタル・パニック!]]のショコラ([[かなめ>千鳥かなめ]]が勝手にそう呼んでいるだけ)に「カミーユ? 女の名前…」と言われてブチ切れ。
α以来の「&bold(){カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!}」がDVEで流れ((なお『第3次Z時獄篇』のカミーユは劇場版設定かつ原作終了後である))自慢の空手で彼を叩きのめすという珍事が起きた。
そんなカミーユをファは「それが原因でエゥーゴに入ることになったのを忘れたの!?」となだめるのだが、彼は爽やかな笑顔で「&font(l){クラスのみんなには}シンには内緒にしてくれよ」と言うのだった。
まあ、戦争で家族を失いその悲劇を繰り返させないために軍に入ったシンと違って、カミーユの場合は上記のファのセリフだけじゃなく、そのあとのバルカン砲で威嚇して「ははははは、ざまあないぜ!」とぬかしたり、
そもそも上記のセリフが遠因で身内が死んだり、最終的には一組織であるティターンズが滅んだようなものなので、シンに伝えるのは相当まずい気がしなくもないが……。

『[[スーパーロボット大戦V]]』ではTV版設定でストーリー開始前から精神崩壊を起こしていたが、後に克服する。そして遂に、スパロボ初となるジェリドとの和解が実現する。

[[ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス]]ではアムロの後輩として登場。仲間になる期間が異常に短い事でも知られる。
ジェリドを殴る描写はあるが、アムロとエマに窘められ即謝罪するなど原作より遥かにマシに描かれている。

[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]においては本編終了後の扱いで、相変わらず寝たきりだが時々意味ありげなうわごとを呟く。
また本作では最後まで寝たきりのままなのでやや後味が悪い。

ガンダムvsZガンダムのエゥーゴ編では精神崩壊を起こさず、地球圏平定に一役買う。
又、カミーユがエゥーゴではなくティターンズに参加していたら?と言うifモードもある。
ハマーン戦でのアムロとの共闘は熱い。
アクシズ編ではティターンズとしてハマーンやシャアの敵となる。

ガンダムvsガンダムシリーズではΖガンダムで参戦、作品によってはティターンズカラーのMK-Ⅱにも搭乗している。
NextPlusでは[[シン>シン・アスカ]]にシンパシーを抱いていたり、サザビーに乗るクワトロに怒ったり、
[[アカツキ>アカツキ(MS)]]を百式の後継機だと推測したり、[[プル>エルピー・プル]]が自分を知っている事に動揺するなど、クロスオーバーを生かしたセリフを聴くことが出来る。
また、弟と声が同じなためか、EXVSFBではその声を聞いた[[オーブの影の軍神様>ロンド・ミナ・サハク]]が動揺している。

ギレンの野望シリーズではジオンの系譜から皆勤賞で登場。一年戦争だけしか取り扱っていないジオン独立戦争期でも隠しキャラとして使用可能。

加入するのがシナリオ終盤のジオンの系譜を含めて、あらゆるシナリオでアムロやハマーンに匹敵するNTエースとして大暴れする。大抵の場合はCランクである程度育って覚醒した状態で加入するため、加入直後から既にオールドタイプエースのSランク相当の実力を持っていることが多い即戦力キャラ。
ちなみに流される形で乗り込み戦うことになったアムロやジュドーと違い自発的にエゥーゴに参加したためか、階級は少尉スタートと他二人に比べて高め。

&bold(){◆モデル}
富野御大曰く、カミーユのモデルはカミーユ・クローデルという女性彫刻家である。
かの有名な彫刻家ロダンの弟子であり、類い稀な才能と美貌と過激な性格を持つ魅力的な女性だったが、
ロダンとの不倫関係が元で精神に異常をきたし、その生涯を精神病院で終えることになる悲劇の女性である。


ちなみにカミーユの容姿は端正で中性的な美少年だという設定があり、
富野御大による小説版では「石の少女」というあだ名でクラスメイトから呼ばれている他、ファと二人でいるところをレズみたいだとして笑われている。どんだけやねん。((もちろんカミーユは同性愛的な感情は持っておらずファの裸を思い浮かべて勃起したりする普通の男の子である。))


***◆余談
Zガンダムヒストリカ02によるとTV版でカミーユが殴った回数がおよそ17、殴られた回数がおよそ19との事。
もはや殴り合い宇宙である。


……ところで、『カミーユ』という名前は『Camille』とするなら男女両用であり、日本で例えると「ヒロミ」や「カオル」のようなもの。
少なくとも&bold(){「[[アナベル>アナベル・ガトー]]」よりは}男らしい名前である。
ちなみに現代ではフランスの女性名として主流であり、ここ数年では人気の高い名前でもあるのでカミーユと言う名のフランス人少女がたくさんいる。

ただしカミーユ・ビダンのカミーユは『Kamille』と表記するので、違う名前である可能性もある。
余談だが『Kamille』はオランダ語のカモミールと一致する。花の名前なのに……なんだ、男か。
&s(){[[ウィップとロッド>鞭]]を[[間違えたり>グフ]]、ファがいつも名字で呼ばれていたりと、名前の付け方を製作サイドがわかっていなかったのかもしれない。}


***◆主な台詞
「カミーユが男の名前でなんで悪いんだ! 俺は男だよ!」(劇場版では「女じゃないっ!」のみ)

旧「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
新「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてあげるよ!」

旧「ハハッ! ざまぁないぜ!」
新「ハハハ! 怖いだろう」

「暴力は……いけない……」

「出てこなければ、やられなかったのに!」

「抵抗するとムダ死にをするだけだって、何で分からないんだ!?」

「歯ァ食い縛れ! そんな大人は、修正してやる!!」

「知ってる人がいてくれるから、生きていけるんだろ!」

「なぜ、そうも簡単に人を殺すんだよ!? 死んでしまえ!」

旧「戦いに私情を持ち込むと、お前が破滅するだけだ!」「(ランチャーを構えて)当たり前だ!戦場で好きにされて、邪魔されては困る!」
新「戦争では、一時の感情で動かれたら、みんなが困ることになる!」「アーガマに戻らなければ、撃ち殺すぞ!」
※どちらも勝手にハマーンを暗殺しに行こうとするカツに対してのセリフ。

旧「ハマーン・カーン! 分かった! お前は生きていてはいけない人間なんだ! 暗黒の世界に戻れ!」
新「ハマーン・カーン! 貴様は戦いの源を生むだけだ!」

「出来ることと言ったら、人殺しだけみたいだな」

「貴様のようなのがいるから戦いは終わらないんだ! 消えろ!」

旧「こんな死に方…嬉しいのかよ? 満足なのかよ?  誰が...誰が喜ぶんだよーっ!!」
新「せ、戦場で... 戦場ではしゃぐから、はしゃいじゃうから... そういう風に...なっちゃうんでしょ! お調子、者が... くっ!」

旧「この決着はつけるんです。そうでしょう? そうでなければ、こんな宇宙(そら)も、人の住んでいる所も、息苦しくって...」(この時にヘルメットのバイザーを無意識に開いてしまう)
新「ヘンケン艦長やカツやみんなが死んでいったからって、エマさんはまだ... 生きています! 命の限界って、僕らが思っている以上に...」(この時にヘルメットのバイザーをわざと開ける) 「はあ〜 一瞬気絶してしまいました、もうこんな事はやりません」

旧「貴様!人が死んだんだぞ、いっぱい人が死だんだぞ!」「遊びでやってんじゃないんだよーっ!」
新「人がいっぱい死んでいくのを感じないのか!」「遊ぶなっ!」

旧「命は……命は力なんだ。命はこの宇宙を支えていくものなんだ! それを、それをこうも簡単に失っていくのは、それは……それはひどいことなんだよ!」
新「命は……命は力だって! 宇宙を支える力だって!」

「貴様のような奴は屑だ! 生きていちゃいけない奴なんだ!」

旧「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間たちだろう? けど、そのために大勢の人間が死ぬなんて、間違ってる!」
新「本当に排除しなければならないのは、地球の大きさと重さを想像できない、貴方たちです!」

旧「賢(かしこ)くて悪いか!」
新「賢(さか)しくて悪いか!」
※本当は旧の時点で後者のセリフだったのだが、当時の飛田展男が読み間違えてしまったのをそのまま採用した。
 劇場版ではリベンジに成功したということらしい。

旧「お前だ!いつもいつも、脇から見ているだけで人を弄んで! 許せないんだ、俺の命に代えてでも... 体に代えてでも... こいつだけは! 分かるはずだ、こういう奴は生かしておいちゃいけないって! 分かるはずだ、みんな!みんなには分かるはずだ!」
新「あなたはいつも傍観者で、人を弄ぶだけの人ではないですか! その傲慢は、人を家畜にする事だ! 人を道具にして... それは一番人間が人間にやっちゃ,,,いけない事なんだ!」

「俺の身体を、みんなに貸すぞ!」

旧「分かるまい、戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の体を通して出る力が!」
新「分かるまい、戦争を手段にしているシロッコには、この僕を通して出ている力が!」

旧「ここから居なくなれ!!」
新「女たちの所に戻るんだ!!」


「あぁ……大きな星が点いたり消えたりしてる……アハハ、大きい……彗星かな? いや違う、違うなぁ……彗星はもっとバァーって動くもんな……」
「暑っ苦しいなぁ、ここ……出られないのかな……? おぉい、出してくださいよ、ねぇ……」

「ファだけは、幻覚でもなければ、意識だけの存在だけでもない。こうやって抱く事ができるんだから」(新訳での最後のセリフ)




カミーユ「歯ァ食い縛れ! そんな項目、追記・修正してやる!!」

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,41)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 告知の通り、コメント欄が長くなってきた為、リセット致しました。  -- 名無しさん  (2016-11-24 18:21:38)
- 名前褒めたら上手くいったのかな?と思ったが色々拗らせてるからフォウに会うまでは触れない方がよさそうだ  -- 名無しさん  (2016-11-24 19:54:50)
- ZZのハマーン戦後に治ったってことは、ハマーンが、カミーユの精神を狂気につなぎとめている最後の枷だったのか、それともファの看護があの時点でようやく実ったのか、どっちなんだろう?自分は前者だと解釈してるけど  -- 名無しさん  (2016-11-28 18:45:09)
- ぶっ壊れてたのは戦争し続けた結果の一時的な物だったと思うから、そこから離れたこととファが傍に居続けたことだと思うから後者。地球の海岸でニッコニッコで走ってるから、地球という環境ももしかしたらよかったのかもしれない。つかハマーンのことをどうやこうや思うんならそれこそ奮起して自分で倒しそうだし  -- 名無しさん  (2016-11-28 19:32:51)
- ↑あー、そういう展開もあったら面白かったかもしれませんね。でもそうしたら、ジュドーの立場がががw  -- 名無しさん  (2016-11-28 20:03:12)
- 精神崩壊から這い上がってこそのカミーユでしょ  -- 名無しさん  (2016-12-21 05:30:54)
- 前期・後期OPでカミーユがヘルメットのバイザー下げてからサムズアップするんだけど、前期は笑ってるのに後期は笑ってないんだよな。精神崩壊が暗示されてたのか…  -- 名無しさん  (2017-01-12 21:39:28)
- TV版はフォウと別れた後、フォウが死んだあと、ハマーンと決別した後、ロザミィを殺した後でカミーユが大きく変わった気がする  -- 名無しさん  (2017-01-28 23:45:39)
- 色々原因はあったけどロザミィを殺したのがトドメになったように思う。アーガマが撃墜されそうな状況だったからそうするしかなかったとは言え悲しいなぁ…  -- 名無しさん  (2017-01-29 00:01:54)
- Zガンダムを恐れるカミーユって斬新だと思ったが考えてみたら心が壊れた一因がバイオセンサーだし乗ってる間もろくな事なかったからそりゃ嫌だろうな  -- 名無しさん  (2017-03-03 17:43:59)
- ↑4 ほんとだ!全然気づかなかった。  -- 名無しさん  (2017-03-03 18:23:31)
- 最近のガンダムキャラを悪く言うつもりないけどセリフの重みがやっぱ全然違うわ、人についてここまで真剣に考えたキャラってほかにいるだろうか  -- 名無しさん  (2017-03-23 21:55:50)
- ZZ最終回で無事回復できたのは戦場から離れたのも大きいが何より自分が戦場でやり残した事やできなかった事等をジュドーが快く引き継いでくれたのもあるだろう。だからハマーンとの決戦時にも力を貸してくれた  -- 名無しさん  (2017-04-28 22:48:27)
- ↑でももう二度と戦場には戻れないだろうからNT能力も失われてくのだろう  -- 名無しさん  (2017-04-28 22:50:27)
- ロザミアが暴走したときの、誰か止めてくれー!の悲痛さは見るに堪えなかった  -- 名無しさん  (2017-05-18 20:46:38)
- シナリオの都合とはいえ、サルファにおけるカミーユは無印αから続いてる人類同士の争いに一番嘆いてたな  -- 名無しさん  (2017-05-25 23:01:23)
- ↑×2 「ロザミィ、お兄ちゃんだよ。分からないのかい?」が悲痛だった・・・・。  -- 名無しさん  (2017-06-12 07:20:31)
- ZDefineについては誰も触れないのか?あっちは色々改変されてスパロボみたくだいぶまともになってるが・・・  -- 名無しさん  (2017-08-01 18:24:35)
- これで若い恋人と上手くいくねマルガリータとかってさ  -- 名無しさん  (2017-08-01 19:46:49)
- 小説版はよくファに殺されたと勘違いされているが、ファが来る前からコックピットは開いててバイザー上げっぱなしだったからトチ狂って自殺のが正しい  -- 名無しさん  (2017-11-07 22:17:13)
- ↑ そんな勘違い初めて聞いた  -- 名無しさん  (2017-12-13 10:04:55)
- どすこい達磨で死ぬほど笑った  -- 名無しさん  (2018-02-23 00:41:38)
- 精神崩壊から這い上がってこそのカミーユだろ?  -- 名無しさん  (2018-04-24 20:54:12)
- 飛田さんはオーディションで「なんで綺麗に終わったガンダムの続編やるのか?」て聞いたんだっけ?御禿も疑問感じてた続編だけに色んなしわ寄せがキャラクター造形にネガティブに働いちゃった印象。  -- 名無しさん  (2018-04-24 23:12:07)
- エキセントリックな面が目立つけど、ある意味一番「人間として」リアルなガンダム主人公かもしれない。そら戦場で延々と殺しあい続けてりゃ人間ならいつか壊れるよ  -- 名無しさん  (2018-10-30 01:49:16)
- 初めて見た時こそアレな印象だったけど、色々経験した後でこいつ見てるとある意味感情移入出来る  -- 名無しさん  (2019-04-16 14:35:43)
- NT能力が高すぎてバイオセンサー程度のサイコミュ装備であんなとんでも現象起こせたのならユニコーンのようなサイコフレームの塊に乗せたらとんでもない事になりそう  -- 名無しさん  (2019-06-03 05:04:07)
- ↑ バナージやリタが人の姿を捨てなければあれだけの事を出来なかったしカミーユなら同じようなことを人としての姿を保ったままできるのかもしれない。  -- 名無しさん  (2019-07-14 11:02:10)
- こいつの台詞本当好き。特に最終決戦はセリフ聞いてるだけで泣けてくる  -- 名無しさん  (2019-08-26 13:39:04)
- ↑9 自分も、『もともと開いてた』こと見逃して、ファがうっかり開けたから、それで窒息して死んだと思ってた。でもそれで死んだんだとしたら、最終的にコクピット内は真空になったんだから、体が膨れ上がって……汗  -- 名無しさん  (2019-08-26 13:47:46)
- ふふ…セックス!  -- 名無しさん  (2019-09-03 12:41:44)
- カミーユ、今日は誕生日おめでとう!!  -- 名無しさん  (2019-11-11 20:31:49)
- アムロが天才すぎるだけで、カミーユは等身大の若者って感じがする  -- 名無しさん  (2020-03-30 17:03:26)
- ↑4 一応当時のモビルスーツのコクピットは「正しく動作してるノーマルスーツを着てるかを感知して、してない時だけ中に空気を満たす」のがデフォルトだからスーツのバイザー割れてるゼータ内のコクピットを外から開けようとしても警告み無しに空きはしないよ思うよ  -- 名無しさん  (2020-04-28 22:32:08)
- アレすぎる報告書については記載ないのか  -- 名無しさん  (2020-06-15 08:29:17)
- 実現することはないだろうけどカミーユがもしネオ・ジオングやユニコーンガンダムとかに乗って本気出したらどうなるんだろう  -- 名無しさん  (2020-07-29 10:09:11)
- 最終回で発狂するのは知ってたが、第一話の時点で相当キレてるだろコイツ。  -- 名無しさん  (2021-03-12 20:42:52)
- もうシンジ君の上位互換過ぎる…悲惨な人生的な意味で。なんだかんだで最後に立ち直れはするけど  -- 名無しさん  (2021-05-25 12:08:58)
- ビダンってまさか美男子設定から……?  -- 名無しさん  (2021-08-01 19:19:50)
- カミーユ逆シャアの時点で復活してるんだからどっかで出てもよかったのにな  -- 名無しさん  (2021-09-06 00:38:23)
- カミーユ・サン・サーンスが男の名前で何が悪いんだ!  -- 名無しさん  (2021-09-11 00:47:16)
- 第一話の行動が全て理解できないの草  -- 名無しさん  (2021-10-28 16:44:42)
- ↑4 自分はそう解説されてたと記憶してたんだけど公式じゃなかったのかな?→カミーユ美男  -- 名無しさん  (2021-10-29 22:44:25)
- 公式で作中美形設定されてる主人公って他に誰がいたっけ?  -- 名無しさん  (2022-01-04 18:30:24)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?