アンドレイ・スミルノフ

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アンドレイ・スミルノフ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/12/15(水) 00:02:33
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます

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#center(){&font(#006948,b){私は市民を守る、連邦軍の軍人だ!!!}}




CV:白鳥哲
性別:男
誕生日:[[5月5日>こどもの日]]
年齢:24歳(2nd)→26歳(劇場版)
身長:184㎝
体重:66㎏
血液型:A型
所属:[[独立治安維持部隊アロウズ→地球連邦平和維持軍>地球連邦平和維持軍]]
階級:少尉→中尉([[ブレイク・ピラー]]後)→大尉(劇場版)

搭乗機
・GNX-609T [[GN-XⅢ>GN-X]](アロウズ仕様)
・GNX-704T [[アヘッド]]
・GNX-803T [[GN-XⅣ指揮官機>GN-X]](ロングライフル・バスターソード・粒子増加タンク装備)



『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。

実父は「&b(){&color(midnightblue){ロシアの荒熊}}」こと[[セルゲイ・スミルノフ]]。
幼少期、母ホリーの部隊がセルゲイの判断で見捨てられ戦死した事により、セルゲイとの間に大きな確執が出来てしまった。



【2ndシーズン】

[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]に所属する軍人として登場。
前述の事情もあって、セルゲイを憎んでいる描写が多かった。
[[ルイス・ハレヴィ]]に対しては一目見て以降、何かと気遣いを見せており、それはやがて好意に変わる。
[[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]の最中、[[軌道エレベータ]]から出てきた[[パング・ハーキュリー]]とセルゲイを裏切り者と断定し、自らの手で両名を殺害してしまう。
セルゲイを撃墜する際には父親の言葉に耳すら貸さなかった。
…それより先に父親と分かり合えよ…。

尤も、セルゲイの上司は建前上「相手を刺激しないように」と[[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]で(正式な司令は出さず口頭で)出撃させていたのだが、
実際は故意に前線部隊にセルゲイの存在を通達せず、あわよくばセルゲイに本領を発揮させずにピラー倒壊に巻き込ませて事故死、
そうでなくとも、出撃許可が下りない[[GN-X]]ではなく管理の甘い[[ティエレン]]で無許可で出撃しクーデター組と合流した犯罪者として排除する

という陰謀によるもの。
状況証拠としては真っ黒なので、アンドレイの拙速な失態というよりは軍上層部の思惑通りといったところ。



上記のブレイク・ピラー時に首謀者を討ち取った事で中尉に昇進。復讐を果たした事で精神が不安定となってしまったルイスの傍にいる事を決意した。

[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]と[[リボンズ・アルマーク]]率いる[[イノベイド達>イノベイター(機動戦士ガンダム00)]]の決戦では、ルイスと共にリボンズ側に就く。
ルイスが廃人寸前となってしまった原因は[[沙慈・クロスロード]]とソレスタルビーイング側にあるとし、単身[[ダブルオーライザー>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]に挑むものの、敗北し行動不能に。
その後、トランザムライザーの[[トランザムバースト>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]によって[[マリー・パーファシー>ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー]]と意思を交信。
セルゲイが自分を最期まで想っていた事を知り、それを理解出来なかった事、父が言葉で伝えてくれなかった事、そしてその機会を自らの手で奪ってしまった事を後悔し、慟哭したのだった。

エピローグでは、両親が目指した「&font(#006948,b){世界の真の平和}」を守る為、連邦正規軍に残り、市民を守り、平和を脅かす者と戦う事を誓っていた。
 




以下、劇場版ネタバレあり






【[[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]】

階級は大尉(ノベライズ版では中尉)。
[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]来訪の危機に対し、自身の誓った「&font(#006948,b){父と母の求めた平和}」を守る為ELSとの決戦に赴く。

凄まじい物量を誇るELSに対し、初見で「&font(#ff0000,b){10000対1}」という戦力差を呟いていた。

戦いが泥沼化していく中、絶対防衛ラインを守備し続けていたが、銃口を接触させ、射撃を行った際、右腕部にELSが取り付いてしまう。
右腕部を切り離し何とか侵食を防ぐも、その間に大型ELSが絶対防衛ラインを突破。

危機を感じたアンドレイは[[トランザム>トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)]]を起動して追いつき、大型ELSの正面からGNバスターソードで斬りかかるも、
大型ELSの表面を傷つけるだけで精一杯であった。
部下一人が何とか追いつき装備していた銃器で加勢するも状況は変わらず、他の部下がトランザムを使っても追いつけない程の速さで大型ELSは地球に迫る。
 
覚悟を決めた彼はGNバスターソードをELSに突き刺し、乗機のトランザムをオーバーロードさせて自爆。
更に彼の自爆により速度が落ちたELSにイワノフ少尉を始めとした部下3名が追いつき、先に加勢していた部下も含めた4人が続いて自爆を敢行した事で、
大型ELSの撃破に成功する。

彼らの、文字通り命を賭した奮闘により防衛ラインは死守され、ELSの地球到達は阻止されたのだった。

散る間際、恐怖を振り切って叫んだ彼の脳裏には、優しく微笑む両親の姿があった……。



【台詞集】

#openclose(show=クリックにて展開){

「&font(#006946){連邦軍独立治安維持部隊より、ソーマ・ピーリス中尉をお迎えに参りました。}
 &font(#006948){第5モビルスーツ中隊所属、アンドレイ・スミルノフ少尉です}」
「&color(midnightblue){ア、アンドレイ…。何時アロウズに?}」
「&font(#006946){あなたにお答えする義務はありません。父さん、いや…“セルゲイ・スミルノフ大佐”}」

「&font(#006946){上層部の命令は絶対です}」
「&font(#67b5b7){貴官は?}」
「&font(#006946){アンドレイ・スミルノフ。階級は少尉です}」
「&font(#67b5b7){“スミルノフ”…?もしやスミルノフ大佐の?}」
「&font(#006946){はい、息子です}」

「この男ですか?4年間この収容所に拘束されているガンダムのパイロットというのは…」

「&color(orangered){GNドライヴ搭載型のモビルアーマーまで開発しているとは…}」
「&font(#006946){噂では、多額の寄付をした女性がいるそうですが……}」
「&color(orangered){物好きな者がいる……}」

「&color(orangered){この様な作戦を……!大佐がこの転属に反対していた理由が…ようやく分かった……}」
「&font(#006946){中尉は誤解しています。スミルノフ大佐は…任務の為なら、肉親すら見捨てられる男ですよ}」
「&color(orangered){肉親を?}」
「&font(#006946){あの男は母を見殺しにしたんです……}」
「&color(orangered){ッ……!}」

「&font(#006946){中尉!此処にお出ででしたか、ブリーフィングの時間です。……ッ!君は…?}」
「&font(#ffdc00){ルイス・ハレヴィ准尉です!}」
「&font(#006946){……}」
「&color(orangered){少尉、返礼を}」
「&font(#006946){あっ、あぁ…アンドレイ・スミルノフ少尉です。}
 &font(#006946){(……乙女だ……!)}」

「&font(#006946){先行し過ぎだ!准尉、距離を取る!}」
「&font(#ffdc00){しかし!}」
「&font(#006946){命令だ!}」

「&font(#006948){VIPに知り合いがいるのか?}」
「&font(#ffdc00){…少し…縁があって……。ッ?何か?}」
「&font(#006948){えっ?い、いや、何も……}」

「&font(#006946){折角の休暇だ、もっと楽しんでくればいい}」
「&font(#ffdc00){そういう事に興味ありません}」

「准尉、君は……」

「&font(#006946){准尉、具合はどうか?}」
「&font(#ffdc00){……もう問題ありません。御心配をお掛けしました}」
「&font(#006946){……}」
「&font(#ffdc00){……私の体について…お聞きにならないのですか?}」
「&font(#006946){聞いて欲しいか?}」
「&font(#ffdc00){いえ……!お気遣い…感謝します…}」
「&font(#006946){部隊に戻ったら、ガンダム追撃作戦が始まる。今のうちに休んでおけ}」
「&font(#ffdc00){ハッ!}」

「ルイス・ハレヴィ……。
 4年前…ガンダムによる攻撃で、両親や親族全てを失い、自らも…毒性を持つGN粒子を浴び、細胞障害を患う……。
 復讐か……。あの若さで戦場に出る理由…可憐なドレスこそ似合う少女が……」

「またも新型か…。アロウズにはどれ程の規模と予算が……?」

「仲間の元へ行かせん!」

「&font(#006946){ジニン大尉は昇進して中佐となられた}」
「&font(#ffdc00){……そうですか……}」
「&font(#006946){戦いの最中…声が聞こえた。准尉、あれは何だ?}」
「&font(#ffdc00){……分かりません}」
「&font(#006946){敵と交信していたんじゃないのか?}」
「&font(#ffdc00){ッ…!違います}」
「&font(#006946){だが…敵の中に准尉の知り合いがいる。親しい仲の様に思えた…}」
「&font(#ffdc00){…ッ!違います!奴らは家族の仇です!この世界に混乱を招く者です!だから私は!!―――何を?}」
「&font(#006946){華奢な腕だ……。パイロットのものとは思えん……。君は…アロウズにいるべきではない}」

「&font(#006946){地上に降りた途端、また作戦か…}」
「&font(#ffdc00){それが我々の使命ですから}」
「&font(#006946){……准尉、君は女性らしい振舞いをしたいとは思わないのか?}」
「&font(#ffdc00){思いません}」
「&font(#006946){…沙慈という人の前でも?}」
「&font(#ffdc00){過去は捨てました}」
「&font(#006946){だったら、君は復讐心も捨てた事に――}」
「&font(#ffdc00){失礼します}」

「&font(#ffdc00){反乱分子の首謀者と知り合い?}」
「&font(#006946){その人は父の友人だ。子供の頃、軍隊の正しい在り方…なんて理想をよく聞かされた…。}
 &font(#006946){なのに反乱分子となり、6万もの市民を人質にして立て籠もるだなんて……!}」
「&font(#ffdc00){……反乱の理由など、関係ありません。我々は…アロウズとして、反政府勢力を叩くだけです。平和を勝ち取る為に……}」
「&font(#006946){ああ。勿論だ、准尉……!}」

「&color(steelblue){まさか、本当に士官学校に入学するとは……}」
「&font(#006946){上層部に口添えをして頂き、ありがとうございました。父の力を借りたくはなかったので……}」
「&color(steelblue){軍に入ったのは…親父への当て付けか?}」
「&font(#006946){ッ…!}」
「&color(steelblue){あまり親父を恨むな。あれは不幸な出来事だった…}」
「&font(#006946){そんな簡単な言葉で、片付けないで下さい!父は…母を見殺しにしたんです!それはあなたも同じです……!}」
「&color(steelblue){ッ……!}」
「&font(#006946){私は父の様な生き方はしません!それを証明する為…軍人になる事を選んだんです!}」
「&color(steelblue){……それでホリーが喜ぶと本気で思っているのか!?}」
「&font(#006946){思います。母は誰よりも…平和を願っていたのですから……}」

「大佐……。生半可な決意では平和は訪れない…。今はアロウズの力が必要だという事が、何故分からないんですか?」

「母の遺体は見つからなかった……。それ以降、父とまともに話した事は無い……。父は軍規を守り…母を殺したんだ……!」

「私は、命を見捨てない。父と違う生き方をする……!」

「&color(steelblue){アロウズ?}」
「&font(#006946){あぁ…ッ!その声…ハーキュリー大佐!?}」
「&color(steelblue){ア、アンドレイ…!?}」
「&font(#006946){アンタは…何をやってんだ?!}」

「&font(#006948){この惨状は…!お前達が引き起こしたものだ!!}」
「&color(midnightblue){き、貴様……!}」
「&font(#006948){その声…!}」
「&color(midnightblue){ア、アンドレイ!?}」
「&font(#006948){父さん…?まさか、反乱分子に……!何を……何をしてるんですかアンタは?!}」
「&color(midnightblue){ま、待て…!}」
「&font(#006948){軍規を守って母さんを殺したくせに!クーデターに!!加担するなんて!!!}」
「&color(midnightblue){待つんだ、アンドレイ!}」
「&font(#006948){軍人の風上にもぉッ!!!}」

「&font(#006948){母さんの!!!}」
「&color(midnightblue){アンドレイ……}」
「&font(#006948){仇ぃぃぃぃぃッッッ!!!!!}」

「&color(midnightblue){アンドレイ……すまなかった……}」
「&font(#006948){ッ!}」
「&color(midnightblue){心を閉ざしたお前に……どう接すれば良いか……。努力を怠っていた……}」
「&font(#006948){今更そんな事!}」

「&font(#ffdc00){昇進されて、中尉になられたそうですね}」
「&font(#006948){どうやら、ブレイク・ピラー事件で私が撃墜した機体が、クーデターの首謀者のものであった事が判明したらしい。}
 &font(#006948){それが上層部に認められた様だ}」
「&font(#ffdc00){おめでとうございます!中尉…}」
「&font(#006948){まさか、君に祝辞を貰えるとは…}」
「&font(#7b68ee){実の父親を殺して昇進とは……}」
「&font(#006948){んっ?}」
「&font(#32cd32){流石はアロウズの精鋭…頼もしい限りね}」
「&font(#006948){どうしてそれを……!?}」
「&font(#ffdc00){本当なんですか、中尉!?父親を殺したって……}」
「&font(#006948){……父は反乱分子に加担していた。私は…軍務を全うしたまでだ…!}」
「&font(#ffdc00){お父様と知っていて討ったんですか!?何故です!?}」
「&font(#006948){平和の為だ!紛争を無くしたいと願う人々の為だ!軍を離反し、政権を脅かす者は処断されなければならない!}
 &font(#006948){せめて…肉親の手で葬ろうと考えたのは、私の情けだよ…}」
「&font(#ffdc00){そんな…そんな事……!}」
「&font(#006948){同じ状況になれば、君はどうする?}」
「&font(#ffdc00){ッ!それは…}」
「&font(#006948){他人の命は奪えても、肉親は出来ないというのか!?}」
「&font(#ffdc00){……}」

「准尉、我々は理想の為に戦っている。――その為には、決断をしなければならない時がある……。君にも、そのうち訪れる……」

「ようやくアヘッドに乗れるか…。フッ……」

「母さん……」

「あの光は…。また幻聴が……!」

「准尉を…離せぇッ!!」

「奇怪な幻術で、准尉を惑わして!」

「准尉は渡さん!」

「&color(orangered){何故だ?何故大佐を殺した!?}」
「&font(#006948){ピーリス中尉?何故生きて?!}」
「&color(orangered){答えろ!}」
「&font(#006948){……あなたも…裏切り者かぁッ!!}」
「&color(orangered){貴様が言う台詞かぁッ?!}」

「ピーリス中尉がソレスタルビーイングに……!父は…どれ程前から軍を裏切っていたというのだ……!?」

「准尉、想いが断ち切れないのか……。ならば私が果たそう。君が望む事を…君の願いを……!」

「ルイス・ハレヴィ……」

「沙慈とかいう男!貴様がいる所為で、准尉は!!」

「&font(#006948){また声?ピーリス中尉か?}」
「&color(orangered){……私はあなたが許せない。でも、あなたを憎み続けて、恨みを晴らしたとしても…きっと大佐は喜ばない…}」
「&font(#006948){黙れ!この裏切り者が!}」
「&color(orangered){……あなたはどうして…実の親である大佐を?}」
「&font(#006948){あの男も軍を裏切った!報いを受けて当然の事をした!!恒久和平を乱す行為だ!}」
「&color(orangered){……大佐はそんな事をする人じゃないわ…}」
「&font(#006948){違う!!アイツは母さんを見殺しにする様な奴だ!信じられるか!?}」
「&color(orangered){……どうして、分かり合おうとしなかったの?}」
「&font(#006948){……アイツは…あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も!謝罪も!僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!}
 &font(#006948){だから殺したんだ!!この手で!!}」
「&color(orangered){…自分の事を分かって欲しいなら、何故大佐の事を分かってあげようとしなかったの?}」
「&font(#006948){ッ……!}」
「&color(orangered){きっと大佐は……あなたの事を想ってくれてた筈よ……}」
「&font(#006948){ッ……!ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ……!?言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!}
 &font(#006948){ウウウゥゥゥゥゥゥゥッ…アアアアアァァァァァァァ……ッッッ!!!!!}」

「私は軍人として生きる。市民を守り、平和を脅かす者と戦う。父と母が目指した…軍人に……!」

「船が大き過ぎる!」
「&font(#006948){諦めるな!}」

「何ていう性能…!」

「これが……イノベイター専用機の力か……!」

「戦略差はざっと10000対1、状況は最悪だ……。しかし、守ってみせる……!父と母の求めたものを!!」

「行かせるかァッ!!」

「行かせはせんッ!!」

「私は市民を守る、連邦軍の軍人だ!!!」
 
}



【余談】

◆TVシリーズ放送時では一部視聴者から「うぜぇ」だの「氏ね」だの「00版カツ」だの言われていた彼だが、
劇場版での勇敢な行動により、その酷評は彼方へと消え去った。
ウザキャラだった奴の死亡シーンで涙腺崩壊させられるとは、多くの視聴者が微塵も思っていなかった事だろう。

なお、ウザいと言う人の多くは「&font(#ff0000,b){セルゲイ=良い人}」というイメージがあったので、彼に反発する小熊が気に食わないという点があった。
またアロウズに所属した事も批判されているが、テロリストを撲滅して&b(){「&font(#006948){市民を守る}」という考え自体にはあまりブレはない。}
アロウズの所業を考えるとそれだけでは免罪符にならないだろうが、当初から軍人としての矜持を持っていた事は確かである。
 

◆彼の最期のシーンは挿入歌「[[もう何も怖くない、怖くはない]]」の効果もあって、劇場版屈指の涙腺崩壊シーンになっている。


◆我らが[[コーラサワー兄貴>パトリック・コーラサワー]]から口説き文句を伝授されかけたが、鼻で笑って無視するという暴挙に。


◆ソレスタルビーイングとの最終決戦で乗機を破壊された際、即座にルイスが反応していた点から、そこまで脈が無かった訳ではない模様。
 ただ、恋愛対象としては沙慈の存在があった為に見られていなかったと思われる。

 なお、彼が命を賭して守った地点のすぐ傍で沙慈が作業しており、彼の死は間接的にではあるが、ルイスの笑顔を守ったという事になる。


◆セルゲイとの親子関係は、「&font(#006946){言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!}」という台詞通り、
 作品のテーマである「対話」「相互理解」の重要性を語る上では欠かせないエピソードである。
 

◆劇場版ではマリーやルイス等とのやり取りも無く、ほぼ独り言でしか喋っていない。
 名前も一切出て来ない「&b(){名も無き一般兵}」という扱いであるが、その演出が彼の「&font(#006948,b){市民を守る連邦軍の軍人}」という在り様を引き立たせているとも言える。


◆劇場版にて搭乗していたGN-XⅣにはGNバスターソードが装備されているが、実はELSの特性を考慮し自身で取り寄せた物だったりする。
 外伝漫画『00I 2314』にて、「&font(#006948){軍人として人々を守る、その為には最善を尽くしておかねば!!}」と話していた。
 これが無ければ、防衛ラインを越えられてしまっていたかもしれない。


◆[[擬似太陽炉>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]をオーバーロードさせ、自爆するシーンのアンドレイの叫びは、アンドレイ役の白鳥哲氏の好演により、
 恐怖を振り切るアンドレイの心情がよく表われており、屈指の名シーンとなっている。


◆『[[スーパーロボット大戦UX]]』では条件を満たすと生存し、パトリックと共に自軍入りを果たす。特攻時の台詞はDVEで再現された。
 生存した理由は「&font(#ff0000,b){パトリックと同時に特攻した所為で、不死身っぷりが感染してしまったから}」らしい。恐るべし、「&font(#48d1cc){不死身のコーラサワー}」。
 ハザードには不信感を抱いており、対峙した際には「&font(#006948){軍人の風上にも置けない奴}」と糾弾する。
 GN-XⅣの戦闘アニメーションも綺麗と評判なので、是非使ってあげよう。



#center(){&font(#006948){私はWiki篭りとして生きる。}

&font(#006948){項目を追記・修正し、良項目を脅かす項目荒らしと戦う。}

&font(#006948){父と母が目指した…Wiki篭りに……!}
}

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- キャラをディスるようなまねはいかんよー  -- 名無しさん  (2013-08-26 10:15:52)
- 散々言われて、散々的確な反論もあることだからな。堂々巡りの愚痴吐き場になりかけた以上は止むを得んか  -- 名無しさん  (2013-08-26 10:46:38)
- 映画のこのシーン見るたびに画面が歪んでしまう・・・  -- 名無しさん  (2013-09-06 09:50:54)
- 『言ってくれなきゃ分からない』って泣き崩れたとこで好きになってたよ。中の人はホントいい演技してくれた  -- 名無しさん  (2013-10-05 00:39:08)
- 2ndで嫌いだったのは嘘じゃない。何より、セルゲイさんが好きだったしな。けど、後で冷静に見返すとセルゲイも父親として失格と言われても仕方ないほど冷たい部分があって、アンドレイの「言ってくれなきゃわからない」というのにとても納得できた。だからこそ、最期を素直に賞賛したい  -- 名無しさん  (2013-10-05 08:31:23)
- セルゲイがたった一言でも何か言っていたら、あの擦れ違いは防げたんだろうか……  -- 名無しさん  (2013-10-05 08:36:37)
- UXでの生存理由は『炭酸と共に特攻自爆したせいで奴の不死身っぷりが感染してしまったから』(フラグ立てないと炭酸のみ生還)。まあ今回の炭酸は原作と違って自爆したにも関わらず平然と帰還してくるようなやつだから仕方ないね  -- 名無しさん  (2013-11-06 18:25:16)
- 小熊自爆の時に出た粒子の影響で刹那が地上に意識飛ばせたって思ってる  -- 名無しさん  (2013-11-28 12:28:57)
- ↑2 &br()流石呼吸と活動をする生存フラグ  -- 名無しさん  (2014-01-09 00:17:59)
- UXはもっと長い期間で使いたかったな  -- 名無しさん  (2014-01-11 15:46:59)
- マリーと対話した時の泣き叫ぶ声が生々しくて何か見てるこっちも悲しくなった。  -- 名無しさん  (2014-02-12 15:09:06)
- そういやスパロボ新作でしんじ君と競演するんだよな・・・親子の対話の大切さを伝えそうだな  -- 名無しさん  (2014-02-19 12:45:45)
- 第三次Zでも使いたいな……  -- 名無しさん  (2014-03-13 16:18:23)
- あかん台詞思い出すと涙腺が…  -- 名無しさん  (2014-04-06 22:30:18)
- 誤解で親父死なせたとんでもない奴だけど劇場版は綺麗な小熊  グラハムと並ぶ漢  -- 名無しさん  (2014-04-12 23:15:32)
- 劇場版をよく見返したらここに書いてあることと最期のシーンが違うな。実際にはトランザム起動→大型ELSの前方に突撃→大型ELSに取り付いた別の機体が銃撃→アンドレイが部下共々とトランザムをオーバードライブ→大型ELS撃破の流れ。だから左腕侵食時には大型ELSはまだ撃破出来てない  -- 名無しさん  (2014-04-12 23:28:02)
- 第二次Zプレイ&002ndラスト数話視聴だけど、アンドレイ、そんなにうざいとは思わなかったけどなぁ・・・。 カツのほうがガキなことを散々抜かしてうざかったような気がする。 ……97%でもはずしたりしないしね、アンドレイは  -- 名無しさん  (2014-07-01 18:57:12)
- それしか見てないのかい。せめて2nd全話見てから言えよ  -- 名無しさん  (2014-07-01 19:01:47)
- ↑↑うざいというかセルゲイの発言に耳を貸さないとかセルゲイが関係することになると考えが短絡的でそれこそ理解しようって感じが見えないから嫌われるんだと思う。セルゲイは1stで良いシーンが多かったから固定ファンも多かっただろうし  -- 名無しさん  (2014-07-01 19:03:54)
- ↑あとルイスへの態度が、ルイスと沙慈に和解してほしいって層の神経を逆撫でた・・・というのもありそう  -- 名無しさん  (2014-07-01 19:11:54)
- ↑そういえばそうだったな。それで思ったのは事情があるにしろ人の話を聞かないってタイプなのかね。だからこそ最終話のあの台詞が生きてくるんだけど  -- 名無しさん  (2014-07-01 19:15:29)
- UXでは主人公より動く量産機  -- 名無しさん  (2014-07-04 13:24:10)
- 正直死んだときは突然すぎて(在庫処分?)と思ってしまった。今観たら違うけど  -- 名無しさん  (2014-07-04 15:05:18)
- 時獄篇ではフォウに見とれてたな。  -- 名無しさん  (2014-07-18 22:27:51)
- 本編ではとっとと死ねや!と思ってたが、劇場版では死ぬな!死んじゃダメだ!と思ってしまった  -- 名無しさん  (2014-07-18 22:58:30)
- 天国か地獄で親父に逢えたとして、親父は彼の行動にどう応えるだろうか?「お前はよくやった、立派に勤めを果たした」と労うか、「それでも生きていてほしかった」と哀しむか。草葉の陰の親熊の心情を慮るとまた泣ける。  -- 名無しさん  (2014-07-19 03:03:17)
- そりゃ褒めるでしょ。間違いなく英雄だもの。ELSを救った功績を非難なんてオヤジはせんでしょ  -- 名無しさん  (2015-02-10 00:18:02)
- 死ぬ前のワンシーンで鉄人宇宙型とすれ違ったり、GN-XⅣの右腕を切り落とす→GNバルカンで処理をやってのけたり細かい演出も良かった。  -- 名無しさん  (2015-03-03 01:08:13)
- ソーマの言うとおり自分の気持ちを知ってほしいなら自分から歩み寄るべきだった、とはいえアンドレイが心を固く閉ざしたのも精神が未熟な子供の頃にセルゲイがきちんと話し合おうとせずに大きな溝を作ってしまったから……その果ての悲劇と思うと誰が絶対に悪いわけじゃない、難しい話だと思えてならない。  -- 名無しさん  (2015-03-14 17:17:22)
- 一方だけが悪いとは思わないけど、やっぱりセルゲイがちゃんと話をしてやるべきだったと思う。どこまでいってもセルゲイは親でアンドレイは子だったんだし。  -- 名無しさん  (2015-05-02 23:10:04)
- ELS好きな人らが『戦う気がないELS相手に戦う道を選んだからアンドレイ達が死んだのは自業自得』とかマジで書いててもう、なんか人間ってわかりあえねぇなって改めて実感した  -- 名無しさん  (2015-09-28 10:56:07)
- ELSば戦う気がないんじゃなくて戦いが対話だと勘違いしちゃったからアンドレイの言わなきゃ何もわからないがある意味表してる  -- 名無しさん  (2016-01-31 10:37:06)
- 戦いが対話って勘違いする前から同化が対話だからな…戦う気が無くても全力でぶつかる(この時点で生命体は重傷か最悪死ぬ)で同化(高確率で死ぬ) 侵略行為と勘違いするのもやむ無しというか…ぶっちゃけELSの対話って侵略行為だよね、そりゃ自衛の為に戦い選択するよねって感じ。  -- 名無しさん  (2016-06-27 21:23:39)
- BXだと本当の意味でコーラサワーに助けられる  -- 名無しさん  (2016-08-04 22:34:41)
- クアンタムバースト前のELSは融合という自身のルールを押し通してるから、侵略と言ってもいいんじゃないか?  -- 名無しさん  (2016-08-10 20:32:16)
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