BF式バランス釜

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BF式バランス釜」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/22(木) 21:44:05
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BF式バランス釜とは、器具の後部に設置された給排気口から、新鮮な空気を取り込み、ガスバーナーを点火させ、浴槽内の水を循環させて風呂を沸かす風呂釜のこと。

&font(#ff0000){決して、ブラックフェザーデッキではない。}

&font(#ff0000){決して、ブラックフェザーデッキではない。}

大事な事なので二度言いました。

開発されたのが、1960年代の公団住宅の建設ラッシュ時に、当時の[[東京ガス>東京ガス/東京瓦斯]]の関連会社(現在は完全子会社)である、ガスター株式会社が、当時の住宅都市整備公団(現在のUR)と共同で開発し、当時主流であった石油式風呂釜を淘汰し、「日本の風呂の大革命」と言われた。
現在も集合住宅の他、ある程度年式の立つ一軒家にも設置されており、開発から五十年以上経っても未だに廃れていないガス器具の一つである。
当初は[[都市ガス]]のみであったが、後に[[LPガス>プロパンガス/LPガス]]も追加された。なお、シャワー付きが主流である。

2011年3月まで販売されていたバランス釜は、まずつまみを点火の位置まで回して、種火を着火するダイヤルを回し、種火を着火させて、つまみをシャワーまたは風呂を沸かす位置までもっていく。
本火が付かなかったら、もう一度最初から着火をやり直す。
2011年4月から発売されている製品は、単1電池二つを製品に取り付け、連続放電で種火を付ける。
これは、空焚き防止のため、経済産業省からのお達しで製品の構造を一部変更したためである。
現在は、給湯器の発達で壁掛式のガス給湯器が主流となっており、バブル崩壊前後までに、新規に着工されたマンションなどでは採用されなかった例が多い。

弱点としては、そうじが大変で手が届かない場所がある他、空焚きに注意してもらいたい。
またシャワーは水圧が低いので、今の給湯システムより石けんの泡を流すのに時間が掛かる。洗髪も同じである。

◆製造メーカー

・リンナイ(東京・東邦ガスにOEM供給も)
・パーパス(長野県ガス企業局・静岡ガスにもOEM供給)
・ノーリツ(大阪ガスにOEM供給)
・長府製作所

◆かつて製造していたメーカー

・パロマ(ガス湯沸器の事故の影響で業績が悪化し撤退)
・世田谷製作所
・ハーマン(ノーリツに合併)
・ガスター(リンナイに工場を譲渡)

アニヲタ的には、ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンがあるが、何せ浴槽が狭いので足によって大事なところが隠れるという、悔しい思いをした人も多いと思う。
原作は一貫してこの風呂釜であったが、アニメでは現在主流となりつつある足の伸ばせる浴槽に変化していた。

現在は絶滅危惧種ではあるが、古い集合住宅があるかぎり、需要そのものはなくならないであろう。

間違いがありましたら、修正お願いします。


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