&font(#6495ED){登録日}:2009/07/19 (日) 12:35:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){『言っただろう。このターンでケリをつけると!俺は、勝ァつッ!!』}} #blockquote(){キメラテック・オーバー・ドラゴン/Chimeratech Overdragon 融合・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ? 「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 (1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。 このカード以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、 このカードの融合素材としたモンスターの数×800になる。 (3):このカードは1度のバトルフェイズ中に、 このカードの融合素材としたモンスターの数まで相手モンスターに攻撃できる。 } *概要 融合素材は[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]と他の機械族1体以上であり、攻撃力・守備力とモンスターに対する攻撃回数が増える効果を持つ機械族デッキの切り札。 攻撃力を4800にまで上げれば、&font(#ff0000){マグニチュード4.8の地震が起こせる}ほど強力なカード。((初登場話の本放送時、召喚シーンのタイミングで茨城で起きたM4.8の地震の速報が入っていた。)) 機械族を中心にしたデッキで[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]が見えたら、こいつが入ってる可能性は非常に高い。 [[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]と機械族一体以上という融合条件は比較的緩く、普通に融合してもアタッカークラスの攻撃力で活躍してくれる。 さらに墓地融合のオーバーロード・フュージョンに対応しており、ゲーム終盤では超攻撃力のこのカードを召喚することが出来る。 また、今は亡き[[未来融合-フューチャー・フュージョン]]とオーバーロード・フュージョンのコンボ(通称【[[未来オーバー>未来オーバー(遊戯王OCG)]]】)が特に強力で >①未来融合でデッキの機械族を大量に墓地に送る >②オーバーロード・フュージョンで直ぐさまキメラテック・オーバー・ドラゴンを特殊召喚 この方法なら一度に10枚以上も融合素材にすることができ、リミッター解除などのサポート無しでもワンキルにできる上、大幅なデッキ圧縮ができる。 ただし必然的にデッキにモンスターが少なくなる点は注意。 ワンキル厨のカイザーはゲームでもこの未来オーバーを仕掛けてくる。 その後次元融合に繋げてくる事も。 ここら辺はやはり1ターンキルに定評のあるカイザーである。汚いなさすがカイザーきたない。 なおチェーン・マテリアルなどを使い、攻撃力8000オーバーのキメラテック・オーバー・ドラゴンを召喚。反目の従者を装備させ、コントロールを相手に渡すことで、攻撃を介さずワンキルすることもできる。 融合はサーチカードが豊富で反目の従者もアームズ・ホールでサーチ可能なので、必要枚数の割には成功しやすい。 反目の従者のイラストが可愛いのもポイントアップ。 総じて強力なモンスターではあるのだが、耐性を持たず、融合召喚した直後に除去されるとフィールドががら空きになったり、月の書で裏にされると攻守0になったりする。 攻撃した相手モンスターによっては悲惨なことになったりもする。 また高攻撃力のせいで、魔法の筒などにも弱いので、召喚、攻撃の時は相手の伏せカードをしっかり除去しておく必要がある。 使い方を間違えるといろんな意味でフィニッシャーになってしまう。 とは言え、機械族中心デッキなら、[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]と未来融合とオーバーロード・フュージョンの三枚があればゲームエンドに持っていくことが出来るカードなので、まさしく切り札と言えるだろう。 *原作・アニメにおいて アニメGXにおいて、モンキー猿山のスカウトで地下デュエルを行い「マットドッグ犬飼vsカイザー亮」戦で[[丸藤亮]]が使用。 地下%%SM%%デュエルの終盤。 機械族デッキの天敵たる『酸のラスト・マシン・ウイルス』で壊滅的な打撃を受け、最後の望みとして召喚したサイバーエンドドラゴンもスライムホールで破壊され、絶体絶命の状況の中、『オーバーロード・フュージョン』により融合召喚された。 #center(){&font(#0000ff){いやだ…………オレは!!&bold(){負けたくないぃぃぃ!!! }} &font(#0000ff){お前の懐にある勝利を奪い取ってでも!&bold(){オレはァッ!!}}} リビングデッドの呼び声で蘇生したプロトサイバードラゴン((表側表示で存在する限りサイバードラゴン扱いとなる))を起点に6体除外により攻守共に4800という破格のステータスで召喚され、『コストにしたモンスターの数だけ攻撃出来る』特性を利用し、直前のスライムホールで加算された犬飼の15000ものライフを一気に削り切り、宣言通りこのターンで終わらせた。((マルチプル・スライムを最初に破壊⇒破壊効果でスライムトークンを3体召喚⇒『グォレンダァ!!』で3体破壊の超過ダメージと直接攻撃分の2回でK.O)) しかし勝利に飢え、リスペクトデュエルを捨てたカイザー亮がヘルカイザーになるきっかけにもなってしまった。 この回でのカイザーの台詞やアニメの演出から推測するに、相手モンスターを戦闘破壊した後でも直接攻撃ができたようである。 ちなみに、このカードが融合召喚されて、攻撃力4800と表示される前後で&bold(){『茨城県南部でマグニチュード4.8の地震が発生』}というテロップが…。 その後も「ヨハンvsヘルカイザー」戦でも登場。 先攻1ターン目から天使の施しとオーバーロード・フュージョンのコンボにより、攻撃力2400のモンスターとして登場。 なお、遊戯王OCGではモンスターを攻撃したあとにダイレクトアタックをすることは不可能となっている。 OCGの効果はあくまで「融合素材にしたモンスターの数だけ、&font(#ff0000){相手モンスターを攻撃できる}」なのである。 攻撃名は 「&font(#008000){エヴォリューション・レザルト・バースト}+X連打」 (Xは融合召喚に使った素材の数) なおヘルカイザーの「五連だ!」はどう聞いても「&bold(){グォレンダァ!}」としか聞こえない。 KONAMI的にもネタなのか、タッグフォース2以降ではヘルカイザー亮がこのカードで攻撃する際、「2連打」から「5連打」までの専用ボイスがある。 彼の所属するタッグ名もグォレンダが付くことから、コナミの本気が伺える。 *まさかの原作再現 そしてこのカードの登場から約16年、HISTORY ARCHIVE COLLECTIONにて「グォレンダァ!」のシーンが[[必殺技カード>必殺技カード(遊戯王OCG)]]として選ばれてカード化された。 #blockquote(){エヴォリューション・レザルト・バースト 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから「オーバーロード・フュージョン」1枚を手札に加える。 このターン中に、「オーバーロード・フュージョン」の効果で6体以上のモンスターを素材として融合召喚した場合、 そのモンスターはこのターン、その融合素材としたモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分は魔法カードの効果でしかモンスターを特殊召喚できない。} ご丁寧にもイラストの背景が地下デュエル場の金網で、6本首のうち攻撃完了した1本を除いた5本の首だけが攻撃している、と細かく再現されている。 待望のオーバーロード・フュージョンのサーチに加え、6体以上を素材にオーバーロード・フュージョンした場合その数だけ追加攻撃を付与する効果により、アニメ通り相手プレイヤーへも攻撃出来る様になっているため原作再現が可能に。 発動後は魔法カードの効果でしか特殊召喚出来なくなるのでエクシーズやリンクを使用する場合は気をつけたい。 *ちなみに ヘルカイザー化した際に使用したカードなので裏サイバー流だと認識されることが多いが、&bold(){キメラテックシリーズは表サイバー流のカードである}((オーバー・ドラゴン初使用時の亮はアカデミア時代の表サイバーデッキを使用しており、まだ裏サイバーのカードを手に入れていない))。 俺は、逸品な項目を完成させるのに飢えている 追記、修正、トゥァノンダァ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まさかの地震は凄かったわw -- 名無しさん (2013-10-01 16:37:55) - サイバードラゴン持ってなかったのにエクストラデッキに入れてたなぁ -- 名無しさん (2013-10-01 16:46:43) - レベル9で機械族だから、ダイソン・スフィアを呼び出す素材に使えるがそこまでして使う人はいないだろう。 -- 名無しさん (2013-11-01 20:45:24) - 新規サイバーのおかげでより使いやすくなったな -- 名無しさん (2014-02-07 18:46:32) - 因みに犬飼が妨害しなければキメラを出さなくてもカイザーは勝ててた。保険の意味も込めてタイムカプセルでバーローをサーチしてたんだろうなー -- 名無しさん (2014-02-15 15:25:38) - 初登場時のバーローは融合先が機械族ならおkだったようだ -- 名無しさん (2014-05-15 17:55:14) - CFSとパワーボンドでワンショットキル狙うのが好き。ヴェーラーにもある程度耐性あるし -- 名無しさん (2014-11-17 10:04:24) - 三回攻撃のとき「トリプルアタック」っていってなかったっけ? -- 名無しさん (2015-06-27 17:33:57) - ヨハン戦で素材三体で召還したのは流石に勿体なかった。 -- 名無しさん (2015-06-27 17:51:45) - 未だに出た瞬間を覚えてる。ってかカイザー、デッキからコイツを召喚しなかったか? -- 名無しさん (2015-06-30 10:40:32) - デッキ構成によるけどオバロ融合→コイツ→ブラックボンバー通常召喚→サイバーダーク蘇生→DDB→トドメの1800バーンってのもあるかも。DDBの全盛期は合計で3200は行けたけど -- 名無しさん (2015-12-11 20:43:22) - ↑佐々木はエラッタされた上にそんなのできるのシンクロ軸裏サイバー流くらいじゃね?まあ、俺も使ってるけど -- 名無しさん (2015-12-13 13:13:38) - ↑メイン1でしか使えん、てことね -- 名無しさん (2015-12-13 13:14:41) - 地震ェ… -- 名無しさん (2016-10-24 16:46:36) - 未来ユーゴからオーバーロードフュージョンするだけで攻撃力16000越えとか出るで。これで一気にゲームエンドに持ち込めるで(攻撃が通るとは言ってない) -- 名無しさん (2017-02-11 07:53:14) - デュエルリンクスに降臨。サイバーエンド出しづらい貧乏サイドラデッキの救世主 -- 名無しさん (2018-08-05 19:21:57) - 新規ストラクに収録のサイバーダークキメラの所為で制限・禁止化しそうなカード。 まぁサイバーダークキメラの方が先に禁止化されそうだが。 -- 名無しさん (2021-04-15 02:44:00) - 俺は!勝つ!レザルト・バーストOCG化! -- 名無しさん (2021-12-15 19:46:45) - 新弾のカードで強化される模様…更に再現度の高くなったヘルカイザームーブが出来る。 -- 名無しさん (2022-02-10 17:05:36) - エヴォリューション・レザルト・バーストとエターナル・エヴォリューション・バーストを駆使すれば、自分のターンのバトルフェイズのみだがほぼ全ての手段を封じた上に相手への直接攻撃込みでグォレンダァ!!が出来る。 -- 名無しさん (2022-05-02 16:09:32) - サイバーエンドが表のエースならキメラは裏のエースというかジョーカー的な存在か? -- 名無しさん (2022-09-21 00:21:33) - ↑一撃必殺と連続攻撃で相性もいい! -- 名無しさん (2022-10-23 18:43:17) #comment #areaedit(end) }