シザリガー

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/08(日) 18:10:24
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[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。

*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.342
分類:ならずものポケモン
[[英語]]名:Crawdaunt 
高さ:1.1m
重さ:32.8kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:水中1/水中3
性別比率:♂50♀50

タイプ:[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない)
  :シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が1.5倍から2倍になる)

・[[種族値]]
HP:63
攻撃:120
防御:85
特攻:90
特防:55
素早さ:55
合計:468

[[努力値]]:攻撃+2

ヘイガニがレベル30でシザリガーに[[進化>しんか(ポケモン)]]する。


*■概要
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額に星型の飾りがある[[アメリカザリガニ>アメリカザリガニ(甲殻類)]]そのまんまな見た目のポケモン。
ヘイガニの時点で元は外国に生息していたのだが、ペットとして持ち込まれた際に野生化。
汚れた川でも平気で生活できる適応力と、雑食性であることから異常繁殖してしまった。

性格は獰猛で相手を見つけるとすぐに戦いを挑むほど。
池に棲む他のポケモンを[[ハサミ>はさみ]]でつまみ出してしまうため、シザリガーの棲む池には[[バスラオ]]以外の生物が寄り付かなくなってしまう。
その気性ゆえ育てるのもとても難しく、放置していれば生態系をどんどん破壊され……
外来種による生態系の破壊は現実でもあり、それを体現したポケモンだといえる。
だが、脱皮した直後の甲羅は柔らかく、ハサミがもげると一転して臆病になり、再生するまで敵に襲われないよう、川底で身を潜めている。
ちなみにハサミの中身は泥臭いため、食用には向かない。

百戦錬磨の個体はハサミに無数の傷跡がある。

また、ヘイガニの分類「ごろつき」と、シザリガーの分類「ならずもの」は両者とも漢字で「破落戸」と書く。


*■ゲームでのシザリガー
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進化前共々トレーナーが使ってこないため地味。
基本的に入手するにはつりざおが必要なため、クリアするまで存在に気づかなかった、なんてことも……

トレーナーとしては[[ジムリーダー>ジムリーダー(ポケモン)]]の[[アダン>アダン(ポケモン)]]と、[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[カゲツ>カゲツ(ポケモン)]](エメラルド)が使うが、耐久値が低くそこまで強敵ではないため瞬殺されるケースが多発。地味。


*■対戦でのシザリガー
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攻撃がかなり高く、特攻もやや高い鈍足[[二刀流>二刀流/両刀(ポケモン)]]アタッカー。
反面HP及び特防が低く特殊耐久が悲惨なくらい紙。甲殻類の癖に物理耐久もあまり高くない。
半減無効が7つあるが[[弱点]]も5つで耐久値もさほどでもないので繰り出しには味方のサポートがほしい。
総じて、やや[[上級者向け]]のポケモン。

タイプは攻める方に優秀。
タイプ一致の「クラブハンマー」「[[かみくだく>噛み付き]]」だけでこれだけでもほとんどの相手に等倍を取れる。
ここに隠れ特性の(図鑑説明通りな)適応力が加わり、水物理・悪物理共に単発火力では首位を誇る。
どうしようもない相手に必殺の「[[ハサミギロチン>一撃必殺技(ポケモン)]]」をかませるので、[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]の少なさ([[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]技、「ばかぢから」くらい)があまり気にならない。
補助技はあまり多くなく、おなじみ「ちょうはつ」か攻撃性能を上げる「りゅうのまい」「つるぎのまい」くらい。
特に「りゅうのまい」は鈍足を補助する意味でも強力だが、1回積んだだけでは最速にしても106族までしか抜けないため極端な高速アタッカー相手には素早さ関係を覆すまでには至らない。
逆にその遅さを活かして「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」で採用するのもアリ。

[[第五世代>世代(ポケモン)]]までは鈍足な上に[[先制技>先制技(ポケモン)]]がなかったため扱いづらいポケモンだったが、第六世代ではタマゴ技で「アクアジェット」を習得。
また一致技の「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」の威力が大幅に上がり、さらに相手が持ち物を持っている時は威力が1.5倍になるというボーナスが追加。
「てきおうりょく」を利用したその破壊力は他を圧倒していると言って良く、強力なメインウェポンとして使っていけるようになった。

第六世代以降は[[フェアリータイプ>フェアリータイプ(ポケモン)]]の登場がネック。
特に草/フェアリーや水/フェアリー[[複合>複合タイプ(ポケモン)]]組はメインウェポン両方に耐性を持つため、持ち味を発揮しづらい。
これらに対抗できる技も少なく、交代読みで「すてみタックル」や「ハサミギロチン」を打つぐらいか。
また[[メガシンカ]]や[[Zワザ]]の流行で「はたきおとす」が活かしづらくなったのも辛い所。

第八世代ではメガシンカとZわざの廃止により再び「はたきおとす」の通りが良くなる環境の追い風を受けた他、わざマシン化した「インファイト」を習得。
メインウエポンをどちらも半減にする[[サザンドラ]]に対しての反撃手段を得た。[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]にも抜群を取れるものの、大方の相手はみずorあく技で充分なので[[ナットレイ]]へ手痛い一撃を与えられるくらい。それでも元々タイプ相性上は不利な相手な上に物理受け型なら受けきられてしまうため、無理な突っ張りは禁物。
「ダイナックル」で能動的に火力アップも図れるものの、やはりここでも鈍足低耐久が足を引っ張るため、切るべき相手はしっかりと見極めること。
耐久にある程度振れば「いのちのたま」[[ドラパルト]]の「ドラゴンアロー」も確定で耐えることができ、そのような型が[[ダウンロードコンテンツ]]解禁前のランクバトル最終1位に残ったこともある。


物理型のイメージが強いポケモンだが、地味に禁止伝説を除く一般ポケモンの中であくタイプ特殊技の最高火力である。
他がそこまで高くないのが一番の理由なので特殊一本でやって行けるほどの性能とは言えないが、「わるだくみ」も覚えるため、特殊型として使えなくもない。地味に第八世代で「ハイドロポンプ」を覚えたため水技でも特殊方面の打点を高まった。
「何より意表がつける」という文言が良い意味で当てはまる数少ない例。もっとも、物理受け相手にもはたき落とすを使った方がいいことも多いが。

持ち物の候補としては、撃ち逃げに適し場合によっては「[[すりかえ>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」による耐久型潰しも選択肢に入る「[[こだわり>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」系全般、耐久を捨てて火力を上げる「いのちのたま」、「トリックルーム」下であれば素早さを落とし一発限りだが「[[なげつける>なげつける(ポケモン)]]」による超火力を叩き込める「くろいてっきゅう」など、「てきおうりょく」による一撃の重さをさらに伸ばす火力アップ系のアイテムは一長一短あるものの概ね相性が良い。
元々補助技に乏しいため「[[とつげきチョッキ>とつげきチョッキ(ポケモン)]]」で低い耐久を補ったり「[[きあいのタスキ]]」で一発耐えてカウンター気味に仕留める戦術も。

以上のようにスペックはあくタイプらしいピーキーさで取れる戦法も「高火力を押し付ける」一点のみと単純だが、持ち物を絡めた戦術の幅は広いため型の読みにくさはそれなりと言ったところ。
だが、その「それなり」が相手にとっては致命的となる場合もあり、安易な受け出しを許さない「てきおうりょく」の超火力は一度の読み外しから一気に相手パーティーを突き崩す事も可能な破壊力を秘めている。
逆に言うと、「てきおうりょく」を相手に利用される危険性もあるということであり、特に[[サーナイト]]にトレースされると最悪の事態に。

*■アニメでのシザリガー一族
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[[サトシ>サトシ(ポケモン)]]のヘイガニがおなじみ。
作中ではサトシを「クラブハンマー」でぶっ飛ばしたり(サトシの指示です、あしからず)、キモリの[[盾]]として[[ジュプトル>ジュカイン]]の「ソーラービーム」を浴びせられたり、
[[ハルカ>ハルカ(ポケモン)]]の[[エネコ>エネコロロ]]の「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」で氷漬け&「ひのこ」(「ねこのて」)で丸焼きにされたり、一目惚れした[[クチート]]に速攻で振られたりなどと大活躍。
ネタ的な意味だけでなく、バトル面でも切り込み隊長格としてちゃんと活躍している。
また、[[キノガッサ]]からハルカの[[アチャモ]]をかばったりと仲間思いな面もある。
[[ミズゴロウ>ラグラージ]]を差し置いてポケモンパンのCMにまで出演した。

ゲームでは地味な存在であったヘイガニだったが、アニメでサトシの手持ちポケモンになったことからそれで知った人もそれなりにいるだろう。


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- アクジェ習得、クラハンとはたき落とす強化と何気にかなり強くなってる  -- 名無しさん  (2014-01-06 21:07:32)
- 興味が沸いたんで作ってみたけど剣舞と龍舞のどっちが相性良いんだろうね?  -- 名無しさん  (2014-01-06 21:50:14)
- ↑適応力+剣舞のアクアジェットは驚異かと ただ龍舞ならバンキグロスクレセドラン辺りの抜けるとかなり有利な相手もいるし何をやらせたいかによるんじゃないかな スカーフ型で使ってるけど地味に適応力は火力出るし強い  -- 名無しさん  (2014-01-06 22:48:36)
- 適応力はたきおとすはアイテム落とせばタイプ一致のオバヒ流星群や飛び膝蹴りと同じ威力だ!龍舞積んでからのこいつの叩き落とすは相手のアイテムどころか命すら叩き落とすぜ……割とマジでw  -- 名無しさん  (2014-01-15 04:01:22)
- シンオウにはシザリガー、ギャラドス、ナマズンの三匹が住む場所がある…どんだけ危険地域だよwww  -- 名無しさん  (2014-04-14 23:04:19)
- 役割論理wiki曰く「チョッキを持たせた場合のみヤケモンと認める」という火力増強アイテムを持たない珍しいヤケモン  -- 名無しさん  (2014-07-31 12:00:10)
- 世代を追うごとにどんどん強くなってる。空気だったルビサファ時代が嘘のよう。  -- 名無しさん  (2014-10-10 00:02:44)
- ↑2 それでもアクジェとか論者的にはありえないwwwらしいので使い勝手良いのかわかんねえな。  -- 名無しさん  (2014-10-16 13:54:01)
- サトシのヘイガニはメッチャ目立ってたな 良いキャラしてたし、懐かしいわ  -- 名無しさん  (2014-10-21 09:46:54)
- リーグで復帰しないかなサトシのヘイガニ  シザリガーになってもいいのよ  -- 名無しさん  (2015-01-19 11:15:48)
- AGサトシの手持ちでは珍しく最後まで進化しなかった。まあ、進化すると悪タイプ加わって当時はイメージの事情か。  -- 名無しさん  (2015-09-02 12:38:31)
- ↑それに進化してもオニゴーリやドンファンみたいにキャラ薄くなると考えたんだろ。オニゴーリもユキワラシ時代はイタズラ好きって設定あったけど進化して消滅したし。  -- 名無しさん  (2015-10-11 00:41:19)
- せめてキングラー並みの種族値なら穴がないんだが…  -- 名無しさん  (2016-01-07 16:20:08)
- ルビサファではめざパ悪を除くと叩きしか悪技がないというとんでもポケモン  -- 名無しさん  (2016-12-12 08:10:23)
- 初代のギャラドスは飛行技一つも持ってなかったから…その後もしばらくめざ飛オンリーだけど  -- 名無しさん  (2018-05-31 20:56:39)
- ルビサファあたりまでは自分の属性の技をロクに持ってないポケモンとか珍しくはなかったからなぁ  -- 名無しさん  (2020-02-14 22:10:11)
- はたきするだけで受けポケ半分以上減らせるの気持ち良すぎる  -- 名無しさん  (2020-02-15 01:07:39)
- (命を)はたきおとす (相手をあの世に)なげつける  -- 名無しさん  (2020-05-02 18:23:47)
- こいつ以外に外来種であることが明言されてるポケモンってヤングース、コオリッポ、ダイオウドウかな?  -- 名無しさん  (2020-08-14 09:29:18)
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