ブリッツガンダム

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ブリッツガンダム」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/03 (水) 17:34:40
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#center(){アスラン、下がって!}



ブリッツガンダムとは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場するモビルスーツ(MS)。


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}


#center(){ブリッツ}
#center(){BLITZ}

*■基礎データ
形式番号:GAT-X207
所属:地球連合軍→ザフト
全高:18.63m
重量:73.50t
動力:内蔵バッテリー
装甲:[[フェイズシフト(PS)装甲>フェイズシフト装甲(ガンダムSEED)]]
武装:
攻盾システム[トリケロス改]
・50mmレーザーライフル
・ビームサーベル
・3連装超高速運動体貫徹弾[ランサーダート]
ピアサーロック「グレイプニール」

特殊兵装:ミラージュコロイド

搭乗者:[[ニコル・アマルフィ]]


*■機体解説
地球連合軍がオーブの資源衛星ヘリオポリスでモルゲンレーテ社協力の下、試作建造した初期GAT-Xシリーズの一機。
外観としてはPS装甲起動時の黒い装甲色が特徴。
ブリッツとは「雷撃」の意。

ブリッツは[[デュエル>デュエルガンダム]]、[[バスター>バスターガンダム]]、[[ストライク>ストライクガンダム]]に採用されている「GAT-X100系フレーム」を発展させた「GAT-X200系フレーム」を採用している。
このフレームは最もシンプルなX100系を発展させ、特殊装備の搭載が可能なように設計にゆとりを持たせた物。
これによりブリッツは他の機体には見られない特殊武装が施されており、それらを用いて敵陣深くに潜入し陽動・撹乱などを行うことをコンセプトとしている。

その最たるものは機体の視覚的隠蔽までもを可能とする「ミラージュコロイド」であり、このシステムを搭載することを前提に粒子散布を行う肩部や背部を大型化し、粒子が定着しやすいよう前面装甲を追加。
頭部もセンサー系への配慮などからイーゲルシュテルンの搭載を見送るなどしている。

他方、武装面でも小型化されたビーム兵器を備え、実弾に対し絶対的な防御性を誇るPS装甲を搭載するなど戦闘力自体も他のGに劣らない。
しかし、武装は右腕に集中しているため、万が一これを破壊されると戦闘力が大幅に減少する弱点がある。
事実その弱点によって、撃墜されるという事態を招いている(後述)。

 

*■武装
・攻盾システム「トリケロス」
ブリッツの右腕に装備された、シールドと武装を一体化した複合兵装。
運用の都合上、敵の行動に素早く対応することが求められることから搭載された。
後にいくつかの発展型が作られた。

以下の三種の武装が搭載されている。

◇50mmレーザーライフル
いわゆる、ビームライフル。
しかし何故か、名前がレーザーライフルになっている(媒体によってはビームライフルと表記する場合も)。
接近戦を主眼に置いている為か、他の機体の物に比べて口径が小さい。
シールドと一体化している為、取り回しが悪い。

◇ビームサーベル
読んで字の如く。レーザーライフルのすぐ下に固定されている。
シールドと一体化している為、取り回しがry
MGガンプラではサーベルの取り外しが可能になっている。

◇3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
シールドからはみ出る位長い、槍型のミサイルのような実弾兵装。
武装も正式名称も長い。
敵に刺さった後は爆裂し、内部にまでダメージを与える。

・ピアサーロック「グレイプニール」
左腕の有線ロケットアンカー。ソードストライクのものとは違い3本爪。
熱や音の排出を抑えており、ミラコロ時にはこれを地形や残骸などに引っ掛けて移動する事も。

・ミラージュコロイド
本機に採用された特殊兵装であり、本機最大の特徴。通称「ミラコロ」。
特殊なコロイド状の粒子を散布し、それらを磁場で機体表面に定着させることで「レーダー波」のみならず「可視光線」さえも偏向し、機体後方に受け流す。
これにより、ミラージュコロイド展開中はあたかも「機体が消えた」様に見える。
使用中は消費電力の多さからPS装甲を併用出来ず、スラスターを吹かすと熱でバレる。
そのため、目標に弾幕を張られると解除しPS装甲に切り替える必要がある。
最大85分間使用可能。

後にユニウス条約で、使用禁止になる程のチート装備。
DESTINY時代には感知装置ミラージュコロイドデクターが作られたが正確な位置までは把握できず、依然としてチート。
だが[[ディアッカ>ディアッカ・エルスマン]]には「臆病者にはふさわしい」とバカにされた。

ちなみにこのミラージュコロイドの技術を応用したのがC.E.世界における[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]や[[ゲシュマイディッヒ・パンツァー>フォビドゥンガンダム]]である。



*■劇中での活躍
初登場は他の機体同様、第一話。
クルーゼ隊[[ニコル・アマルフィ]]の手により奪取され、彼の愛機となる。

ユーラシア連邦の軍事衛星「アルテミス」に於いて、そのステルス性を活かした強襲で陥落せしめた。
しかし[[アークエンジェル>アークエンジェル(ガンダムSEED)]](以下、AA)との戦闘ではミラージュコロイド展開時の弱点を突かれ、これと言った活躍は出来なかった。
その後もAA追撃任務に従事、ザラ隊の一角としてミラコロを使ってAAに肉迫し追い詰めたりもした。

最期はオーブ近海での戦闘で右腕を切り落とされ、直後窮地に陥った[[イージス>イージスガンダム]]を助ける為、ランサーダート片手にソードストライクに挑んだが、
数々のエースを葬ってきた対艦刀「シュベルトゲベール」で返り討ちにされあえなく撃破された。

しかしストライクはシュベルトゲーベルで体を両断せず、中途半端に斬った状態で手を止める奇妙な動作であったため、
リマスター版では「突撃に怯み構えを解こうとした時、偶然ブリッツが刃に当たった『事故』」という演出に変更された。
どっちにしろ、素直に斬ってないので微妙な動作に見える。



切り落とされた右腕はオーブが極秘裏に回収し、[[ゴールドフレーム天>ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天]]に移植された。

因みにこれはアニメスタッフがゴールドフレームに右腕が無い事を知り、使って貰う為に用意したもの。
そこは変更不可だったらしい。
 
ブリッツ撃破以後は回想で何度も撃破シーンが使われる羽目になった。


*■派生機
・ブリッツガンダム(リリー・サヴァリー機)
外伝『DESTINY ASTRAY B』で登場。
リリー・サヴァリー(の一人)が搭乗したライブラリアンでコピーされたブリッツ。
そのため、厳密に言えば派生機ではなく、型式番号もオリジナルのままである。
しかし、オリジナルよりも進んだ技術を用いており、VPS装甲が採用やミラージュコロイド技術の進展により、黒ではなく白を基調としながらも、紫と黄色のアクセントでカラーリングしてあるなど、細かいところで差異はある。左右非対称の複雑なカラーリングの理由は不明。


・GAT-SO2R [[NダガーN>ダガー(MS)]]
一応量産機だが核エンジンで無限ミラコロが出来るようになった。
ピアサーロック「ハーケンファウスト」は鉤爪状になったり直刀を二振り装備していたりと細かい変更が加えられている。
掌部分には小型のワイヤーアンカーが内蔵され、ミラコロ中の移動や突き刺した相手のコンピュータからデータを吸い出すといった芸当も可能。
ダガーとか言ってるけどブリッツから全体的にシンプルなデザインになったとはいえまんまガンダムフェイス。
ずるい。
主に特殊・非正規部隊などに配備されC.E.73年代にはアーモリーワン襲撃事件前後にその姿が確認されている。


・GAT-X207SR ネロブリッツ
アクタイオン・プロジェクトで開発された近接戦闘にさらに特化したブリッツ。こちらも実は核稼動。
再建造されたブリッツを改修した機体でありファントムペインに配備された。
背中にはPS装甲を破壊出来たり、クリスタル化してビームを屈折出来る巨大アームという謎のチート装備を持つ。
だが大した活躍も無くバラバラに切り刻まれ撃破された。
歴代ブリッツでも残念な奴。

ちなみに残骸は[[ジャンク屋>ジャンク屋組合(ガンダムSEED)]]によって毟られた。


・LN-GAT-X207 ネブラブリッツ
[[VS ASTRAY>機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY]]に登場。
見た目はブリッツに天のバックパックを付けて真っ赤に塗った仲間内ではそこそこ無難な感じ。腰に天の装備を付けている。
「ミラージュコロイド・テレポート」なる訳の分からないチート能力を持つ……
が、種を明かせば実は「複数の同系機で出たり消えたり」を繰り返してテレポートしているように見せているだけ。

機体色とパイロットからして[[あの幼女>エルピー・プル]]のパロディと思われる。
複数の彼女たちがテレパシーを取ることでテレポート戦法が使えるという、恐らくニュータイプのパロディだと思われる。



*■[[ガンプラ]]
1/144コレクションシリーズ、HG GUNDAM SEED、1/100で発売。
HG化が一番遅く、他のGATシリーズがHG化されてもコレクションシリーズのままだった。
そのうちにアニメ本編でストライクに撃破されてしまったため、HGが登場したのは退場した後である。
しかし2012年、デュエルに続きMG版で発売された。 
ミラージュコロイド発生装置の展開など新ギミックも搭載でかっこいい。
 


*■ゲームでの性能
◇連合VSザフト
☆3.5として参戦。
耐久が同コスト帯で一番低い600だったがそれを上回る性能で、使用率が中々高い機体。

機体のキレや隙の少ない格闘、普通よりモーションの早いBR、対処法を知らない限り絶対当たるL字ランサー、
着々膠着を消せるアンカーキャンセルなど耐久の低さを感じさせない機動ができる。

さらにミラージュコロイドで至近距離なのに緑ロックにする(歩くだけで誘導が切れる)素晴らしい武装も持っている。

しかしBRは弾が他の万能機より少ない。

上記のL字ランサーはステキャン→滑り撃ち、というテクニックが必要な上、相手の懐に潜り込むので迎撃される恐れもある。

アンカーキャンセルは相手に張り付かれていれば、自ら隙を晒すだけになる。

そして、ミラージュコロイドは攻撃を受けた時に被ダメージが2倍になるというかなりリスキーな武装なのである。
 
機体は消せても隙は消せないので、着地を取られたりモンキーハンティングショットで無理やりBRを当てられてしまう可能性も高い。
しかし普通に使いやすい。


◇連合VSザフトⅡ
コスト450として登場。
今作の450帯の平均耐久が600に下がったので、耐久面でのマイナスは無くなった。

覚醒が更に重要視されるようになった本作では、ミラージュコロイドを使えば相手の覚醒から簡単に逃げれるようになった。
しかしグリーンホーミングという新しい弱点も出来た。緑ロックの相手を赤ロックにするテクニックである。

やり方は簡単。
サーチを変えるだけ。

それによりミラージュコロイド中も攻撃が当たってしまうが、それでも覚醒潰しが出来るのは嬉しい。

今作もプラスとマイナスが出来たので別段強化された訳ではないが、前作通り使いやすい。


◇アサルトサヴァイブ
不遇。攻撃が貧弱な上に格闘が二段のみ。宇宙じゃ常時スラスターを噴くのでステルスが無意味。


◇GENERATION OF C.E.
やっぱり不遇。装備全般の中途半端感がぬぐえず。
しかも登場ステージは大気圏突入戦一つしかなく、ニコル共々いつの間にか退場している。


◇エクストリームバーサス マキシブースト
第3弾解禁機体として参戦。アシストにイージスがいるため、NEXTとは逆になった。コスト2000。
2000コストの中でも[[サンドロック改>ガンダムサンドロック/サンドロック改]]と[[Xアストレイ>ドレッドノートガンダム]]に並ぶ優秀な機体である。
敗北ポーズでは右腕を失い、シュベルトゲベールが刺さった状態から爆発するという原作再現を行われる。


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- 超大作扱いの作品で生存してたニコル逆襲があって、シンとの因縁で面白くなる設定やってるとこもあって、とりあえずアスラン、ニコルやロミナに顔向けしろや!  -- ニコルは何の為に死んだのかわからない心境だろうな  (2013-05-18 23:33:09)
- 日本語でおk。二次創作ネタってんなら場違いだから気をつけような  -- 名無しさん  (2013-05-19 00:21:47)
- ( 圭)ほう、お前もいい工具(ジャベリン)を持っているな  -- 名無しさん  (2013-07-19 18:23:11)
- 左手に何か持たせればいいのに、どうせアンカー使うのにも手は使わないんだし  -- 名無しさん  (2013-07-19 22:53:04)
- アークエンジェルの溶接工さん。  -- 名無しさん  (2013-08-01 11:51:33)
- 武装を詰めこんだトリケロスが仇に…本体にビームサーベルくらいは装備させてあげようよ  -- 名無しさん  (2013-08-28 10:54:15)
- もう両腕トリケロスで良かった気がする  -- 名無しさん  (2013-08-28 11:58:31)
- 連ザPOTABLEでは引き寄せ→二段斬り→三段回転斬りのコンボが簡単・高威力かつ恰好良い。  -- 名無しさん  (2013-08-28 12:08:58)
- そう言えばNダガーNは何でブリッツダガーって名前にしなかったんだろう  -- 名無しさん  (2013-08-28 12:16:08)
- ↑ロングダガーと同じく「奪われた機体の名前にあやかるのもアレだし……」って感じだった、に一票  -- 名無しさん  (2014-01-24 16:40:45)
- ↑バスターダガー「あの、その…」  -- 名無しさん  (2014-01-24 19:01:52)
- まぁ初期ガンダム5体は試作機・実験機として開発されたから、武装も手探りだったんだろうな。あと両腕以外に武器積んでないのは多分ミラコロのせい  -- 名無しさん  (2014-03-25 08:38:16)
- ↑別人だけど追加で。 もし両腕トリケロスだったら重量がとんでもないことになるからじゃないかと。 あと誰かマキブ参戦追記して  -- 名無しさん  (2014-06-20 22:54:36)
- デスティニーガンダムの分身といい、ネブラブリッツガンダムのテレポートといい、ミラージュコロイドって技術を応用すれば、最終的に相手を幻術にかけたり出来るんじゃないの?  -- 名無しさん  (2014-11-17 17:00:05)
- NダガーNの開発史においてAAに搭載される予定の機体の他にも複数の機体があったのでデータ採集には障害なくロールアウトされた様だが、なら他4機含めヘリオポリスで製造する意味が。  -- 名無しさん  (2014-11-25 17:46:38)
- ↑PS装甲が無重力かそれに準じた状態でしか作ることが出来なかったからじゃないの?資材が手に入りやすいとこで作ったほうが効率いいと思うし。  -- 名無しさん  (2014-11-25 18:03:23)
- ↑2 て言うか、あの五機がヘリオポリスにあったやつ以外にもあったならアクタイオン・プロジェクトなんてやる必要ないと言う矛盾ががが  -- 名無しさん  (2014-11-25 23:33:56)
- ↑アクタイオンの目的はGATの現代改修だから再製造どうこうは関係ない。本当にGATにヘリオポリス以外で作った奴が予めあったならそれを回せない事情があったか、部署が違うから回してくれなかったから再製造したんだろ  -- 名無しさん  (2014-11-25 23:43:54)
- UCみたいに実は裏で最初からオーブからザフトに強奪という形でMSを渡す計画だった、とか面白そうだから二次創作で書いて  -- 名無しさん  (2014-11-25 23:52:41)
- ↑2 確か「ストライク以外の初期Gの運用データを得ること」も目的じゃなかったっけ?  -- 名無しさん  (2014-11-25 23:56:32)
- ↑それは副産物で本来は「エース向け次世代機の開発」とかじゃなかったっけ?NダガーNは「一族」中心で運用されてったっぽいし製造されたブリッツも回ってこなかったとかじゃね??  -- 名無しさん  (2014-11-26 00:04:53)
- ↑4 機体があっても記録にある機体だとファントムペインとして使えないというのもありそう  -- 名無しさん  (2015-07-15 17:51:07)
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