エッグ(サガフロンティア2)

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エッグ(サガフロンティア2)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/27(金) 00:45:04
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&font(#994c00){「来たぞ、エッグだ!! 今度こそ終わらせてやる!」}

&font(#808080){「勝てるのか俺達で、こんな奴に…… くそっ、やるしかねえ!」}

&font(#ff0000){「なんてアニマなの! 体を貫かれるような…… お義母さま、父上、お力を!」}

&font(#ffdc00){「ファイアブランドが…… エッグと共鳴する! ファイアブランドよ、お前を信じていいのか?」}

&font(#f09199){「ヴァン先生、こんなのが相手だって知ってて私を行かせたんですか? ヒドイです。」}

&font(#008000){「パパ…… ママ…… おじいちゃん…… みんな…… エッグなんかに負けないで!!」}
 
【この項目には[[サガフロンティア2]]のネタバレを含みます】



エッグとは『[[サガフロンティア2]]』に登場するクヴェル(古代文明が作った秘宝のようなもの)。
クヴェルは基本的にメガリス(古代文明が作った遺跡のようなもの)で見つかる。
見た目は普通の卵だが、古代文明によって作られた強大なクヴェルで、所有者のアニマを吸収し意のままに操る。
主人公の1人ウィリアム・ナイツ(ウィル・ナイツ)が人生をかけて追い続ける全ての元凶である。

**誕生
人類発祥以前、高度な術文明を築いた先住種族が存在していた。
本編の400万年前、南大陸に人類の祖先にあたるサルがあらわれた頃、その先住種族の何者かが後の世で復活するために作ったクヴェルがエッグである。

エッグはアニマの扱いに長けた生物の霊的なアニマを大量に必要としており、そのため先住種族の何者かは
発達した文明がなければ踏破できない南大陸の大砂漠の真ん中にメガリスを作り、アニマを遮断する鉛製の棺に収めて新たな知的生命体の誕生を待つこととなった。

その後、人類の祖先は12万年頃には現在のように進化、氷河期が終わり生息地を広げていった人類は7000年前頃には極北の極寒の地で発見したクヴェルを使うようになり、3500年前頃には人類は術の発明に至った。

**発見
サンダイル歴1224年、ディガー(探検家のようなもの)であるヘンリー・ナイツとゼルゲン3兄弟(長男アレクセイ 次男ニコラ 三男ピーター)は大砂漠探索の末に「南大陸にはメガリスはない」という定説を打ち破る「大砂漠のメガリス」を発見、メガリスが周囲のアニマを吸収して鉛の棺に送っていることに気付いたヘンリ・ナイツはさらなる危険を察知して町への撤退を決める。
しかしゼルゲン3兄弟はヘンリーの反対を無視して設備破壊の道具を持って再度「大砂漠のメガリス」に向かい、メガリスのアニマ吸収機能を壊して鉛の棺からエッグを発見した。

***所有者 ニコラ・ゼルゲン
3兄弟の次男ニコラがエッグを触った瞬間、アニマを扱う素養が乏しかったためアニマ暴走を引き起こし、ニコラの左手と末っ子のピーターが消し飛んでしまう。400万年の時を経てエッグが目覚めた瞬間である。
アレクセイと共に帰ったニコラだったが、町に着くと人々を虐殺し始めた。

町に滞在していたヘンリーはエッグに気付き金属製の棒でニコラの手からエッグをはたき落とした。その瞬間エッグは見切りをつけて肉体からアニマを解放して吸収、ニコラは息絶えた。

***所有者 ヘンリー・ナイツ
エッグを拾ったヘンリーが帰宅すると妻キャサリンは小さな違和感を覚えたが、この時エッグはまだヘンリーを完全には支配できていなかった。
ちなみに町に残されたアレクセイは投獄された。

3年後、ついに完全に支配下に置くが、キャサリンは夫の変貌に気付いてアレクセイに連絡を取り、エッグ奪取を持ちかけた。
そして自宅でキャサリンが急所を外してヘンリーを刺し、その隙にアレクセイがエッグをもぎ取った。

***所有者 アレクセイ・ゼルゲン
エッグを持った瞬間ヘンリーへの憎しみの感情が爆発したアレクセイは凄まじいアニマの奔流でナイツ夫妻を殺害、キャサリンから連絡を受けてヘンリー宅にやってきたヘンリーの妹のニーナと遭遇するが、アレクセイが彼女に対して恋心を持っていたためヘンリーの息子ウィリアムを抱えて逃げる彼女には手出ししなかった。

エッグに支配されたアレクセイは、アレクセイ一味を結成して強引な手法でクヴェルを集め始める。

1228年、ニーナが一味に潜入してきたが再び見逃している。
そして1239年、ウィル・ナイツと対決。この際、アレクセイはモンスター除けのクヴェルのモンスター制御能力を応用してドラゴンを操ったが、ニーナが全アニマを使った術によってドラゴンを撃退している。

***所有者 デレク(アニマ教徒)
アクレセイの持つエッグを羨望していた部下のデレクが、ウィル・ナイツに敗れたアレクセイと共に石切り場の谷底に落ちたエッグを手に入れた。

テルムの町でウィル・ナイツはエッグのアニマを察知して、戦いが終わっていないことを知る。

1247年、宗教というものに興味を抱いたエッグは真アニマ教徒になる。
1256年、真アニマ教による国王暗殺事件によりギュスターヴ13世が攻めてきたので逃がれる。ウィル・ナイツもエッグの噂を聞いてやってきたが遭遇せずに済んだ。

***所有者 オルフェ(海賊)
海賊になる。
1257年、エッグを持つ海賊の噂を聞いたウィル・ナイツの策略に嵌まり、船上で対決、エッグは海の底に沈んだ。

***所有者 ミスティ
1275年、エッグは海岸で4歳のょぅι゛ょに拾われる。
1277年、見ず知らずの男に「ねえ、おにいちゃんにその卵見せておくれよ?」と言われる声かけ事案発生。男はウィル・ナイツの息子リッチ・ナイツだったので、いつかウィリアム・ナイツを殺すと宣言しておいた。
1290年、人々からアニマを吸い取って別の物に移すクヴェルを自作して実験してたらリッチ・ナイツに遭遇。化石にアニマを与えて復活させることに成功したが、一般人の雑魚アニマでは期待外れの出来になると分かった。
1291年、リッチ・ナイツを巨虫のメガリスに呼び出しエッグを渡して死亡。

***所有者 リチャード・ナイツ
ミスティからエッグを受け取り意識を乗っ取られることに気付いたリッチは、身重の妻を残して先立つことを選んだ。

***所有者 デーニッツ(偽ギュスターヴ)
1297年、鉱脈調査隊を率いる青年将校デーニッツは巨虫のメガリスを探索中にエッグを拾ってしまう。

1300年、東大陸の戦乱で活躍してみたいというデーニッツの心理に則って東大陸に渡ったエッグは[[ギュスターヴ13世]]の孫のギュスターヴを名乗るものが大勢現れている偽ギュスターヴ騒動を知る。
そこで、酒場に行って自分もギュスターヴを名乗って人を従えさせられるか酒場の客に聞いたみたら「うほほほほほ」と笑われてしまった。
何がいけないのか尋ねると、ギュスターヴ公は金髪だったからせめて金髪じゃないと言われ、即座に髪色を銀髪から金髪に変化させてみせる。
他にも何か必要か聞いたら頼りになる部下が必要と言われたので、酒場の客の助言に従ってエーデルリッターを組織することにした。

エーデルリッターとはミスティ時の実験を発展させたもので、古代遺跡の装置にディガーのPTをおびき寄せアニマを吸い取り、優秀な奴に集めたアニマを吸収させた忠実で超強い6人の人間である。

1302年、エッグはギュスターヴ軍を蜂起、歴史の表舞台に姿を表す。
ヤーデ伯ケルヴィンの死後、覇を唱えようとするヤーデ伯チャールズに対する諸侯の牽制はギュスターヴ軍に利していたが、
1305年1月、「ハン・ノヴァの戦い」にてギュスターヴ軍がヤーデ伯チャールズを打ち破り戦死させたことで、ヤーデ伯デーヴィドを中心とした連合軍が組まれ、
1305年初夏、「[[サウスマウンドトップの戦い]]」にてギュスターヴ軍は壊滅する。

戦場にいた偽ギュスターヴとエーデルリッターの首は確認されず、北方軍を勝手に追撃した水担当のボルスも消息を絶った。

***最後のメガリス
1306年、エッグはサウスマウンドトップの戦いで破れた者達のアニマを取り込み、6人のエーデルリッターを率いて星のメガリスにてついに復活をもくろむ。
エーデルリッターはそれぞれ6種類のアニマに応じた将魔になり、各種アニマを外界から吸収してエッグに送り込むアンテナとしての役割を与えられた。

リッチの娘・ジニーはグスタフ、プルミエール、そして祖父のウィルらとともに親子三代に渡る因縁に決着を付けるべく星のメガリスへ突入する。
サガフロンティア2 ウィル編ラスボスにして、実質上のラスボスに当たる(ギュスターヴ編をクリアしてもクリアデータが作成できないため)。
そしてサガシリーズの伝統に漏れず強ラスボスである。

サウスマウンドトップの戦いと並び、実に鬼畜難易度。
 

最大10形態もの多彩な形態と全員のLPを削るスタークェイク、耐性があってもたまに貫通してLPを削るシューティングスター、&font(#ff0000){設定ミスのせいで}超理不尽な全体石化技・エインシェントカース、高威力の全体技・世界の合言葉は森など多彩な技を使ってくる。
連携してこないのが救い。

前作サガフロのラスボスが弱かったことや、ここまでのさほど苦労せずに進んでいける難易度から舐めてかかるもLPを削られボコボコにされて石化し煮え湯を呑まされたプレイヤーが続出する羽目に。
一度ダンジョンに突入してしまうと街に戻れない仕様も難易度を上げている。

対処方法は、

・将魔を倒す
将魔を倒すと倒した分だけ出現形態が減る。減る形態は将魔によって決まっている。が、全員倒すことは出来ないので、倒す将魔を選ぶことが重要。
パーティーバトルは水火、デュエルは音獣石樹の四体から最大二体、ジニー以外のキャラが選択して受け持てる。将魔デュエル時は15ターン経過すると勝利。
前述のエインシェントカースと世界の合言葉は森を防ぐためにも樹と石の将魔を倒すのが理想。残った獣と音の将魔形態の能力は鍛えているなら、大して脅威ではない。

・補助術で強化しまくる
リヴァイヴァ・生命力強化・魂の歌・ガードビーストが特に有効。特にデッドストーン装備の際はリヴァイヴァをかけておくと最終形態との戦いで有利。

・4連携を決める
通常形態以外のエッグは5ターン経過するとHP全快して形態チェンジする。決定力不足で倒せない……ということを避けるためにも4連携を作っておきたい。

・LP耐性をつける
スタークェイクで容赦なくLPを削られるため、デッドストーンかラストリーフの装備は必須。
が、最終形態はデッドストーンの弱点をついた必殺技&font(#ff0000){「ゼノサイド」}を連発してくるため要注意。
LPの高いロベルトやグスタフにデッドストーンを持たせず、回復に専念させるのもあり。
意外と、対処方法が分かってパーティーを鍛えればさほど強敵でもない。


しかしデッドストーンの複数個入手にはかなり前の段階から準備をしておかねばならないのが辛く、最終パーティーのレベル上げ期間も限られており、将魔も普通は順番に倒していくため石と樹が残り、攻略情報無しの初見で勝つ事は非常に困難である。
正直な話戦闘面での難所はここぐらいなので、エッグ戦に役に立たないアイテムはバンバン処分してしまっても構わない。

撃破すると晴れてエンディングが流れる。100年に渡る戦いの結末をぜひとも見届けよう。


とてつもなく大量の追記・修正が行われていく!

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- 初回プレイ時は俺も案の定詰んだわ。 &br()制作側は「エッグ戦で詰ませる」ことを前提に意図的に作ってるんじゃないか、ってくらい、各種仕様がトラップとして見事に機能している。 &br()一周目&攻略情報なしで勝てたプレイヤーの方が、おそらく少ないんじゃないだろか。  -- 名無しさん  (2013-07-15 22:47:20)
- 二週目のいきなりラスボスは理論上倒せないらしいな  -- 名無しさん  (2013-11-01 18:07:07)
- 石化は設定ミスで確率が跳ね上がってるらしい  -- 名無しさん  (2013-11-02 10:50:01)
- TASさんですら完熟エッグは諦めるぐらいだしな  -- 名無しさん  (2014-07-09 19:05:56)
- 追記60万、調整一回二時間のTASでも半分削れない…無理ですね  -- 名無しさん  (2014-07-18 16:14:29)
- このエッグとアンサガのカオスルーラーが強かったおかげで、ラスボスが強くないとがっかりするように調教されちゃったな…先生ヒドいです。いや、好きなんだけどねエッグ。曲も神がかってたしね!  -- 名無しさん  (2014-07-18 19:08:39)
- 遂にTASさんが二週目いきなりエッグを達成した模様  -- 名無しさん  (2018-09-30 08:33:02)
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