サウザンド・アイズ・サクリファイス

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サウザンド・アイズ・サクリファイス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/05(土) 21:16:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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ハロー、ボーイズ&ガールズ!!

この項目では[[私>ペガサス・J・クロフォード]]のカード、サウザンド・アイズ・サクリファイスについてお教えしマース。
若干のネタバレを含むので注意して下サーイ。


それではまずは、原作における活躍デース。

王国編最終戦において私と激突した[[遊戯ボーイ>武藤遊戯]]……。
千年眼のパワーと[[トゥーン>トゥーン(遊戯王OCG)]]の魔力により遊戯ボーイを圧倒した私でしたが、闇遊戯ボーイと表遊戯ボーイの人格を入れ替える妙技「マインド・シャッフル」によって攪乱され、トゥーンを攻略されてしまいマシタ……No〜ォォォ。

しかし、私はすぐさま闇のゲームを展開、第2の切り札[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]を儀式召喚し表遊戯ボーイのマインドを戦闘不能にしまシタ。
表遊戯ボーイのマインドが消えていくのがわかりマス……。
そして、サクリファイスとタイム・ボマーの生け贄コンボで、孤立無援の闇遊戯ボーイを倒すかに見えましたが、Oh-no! ここでアクシデンツ!!
なんと遊戯ボーイの仲間の心が立ちはだかり、マジシャン・オブ・ブラックカオスの儀式召喚を許してしまったのデース。生け贄コンボもかわされてしまいマシタ……。

そこで私は、もうサクリファイス単体では通用しないと考え、サクリファイスと千眼の邪教神を融合させマシタ。サウザンド・アイズ・サクリファイスの誕生デース!
最上級魔術師の降臨という予期せぬ事態に、満を持して登場したのが私の更なる切り札、サウザンド・アイズ・サクリファイスなのデース。イッツ・ア・ファンタスティック!!

しかも、サウザンド・アイズ・サクリファイスはサクリファイスの能力であるモンスター吸収の邪眼に加え、相手モンスターを永続呪縛に陥れる千眼呪縛の能力を持っているので、いかに最上級魔術師と言えどもひとたまりもありまセーン。
クリボー? 眼中にすらありませんネー。

千眼呪縛でマジシャンとクリボーの動きを封じた今、遊戯ボーイに打つ手はありまセーン。
さあ最上級魔術師を取り込むのデース!!
#center(){
「フフ…それはどうかな……」

「エ……!!」
}

アンビリーバボォー!! 遊戯ボーイはリバースカード、増殖を発動したのデース。マジシャンを吸収するハズが無数のクリボーを吸収してしまいまシタ。しかもクリボーの隠された能力、機雷化が発動してしまい、サウザンド・アイズ・サクリファイスの呪縛の千眼が全滅デース! オーマイガー!!

…………こうして千眼呪縛を失い、0という最低攻撃力を晒したサウザンド・アイズ・サクリファイスは、最上級魔術師の攻撃に破壊され私は遊戯ボーイに敗北してしまったのデース……。

以上が原作におけるサウザンド・アイズ・サクリファイスの活躍デース。負けはしまシタガ王国編ラスボスに相応しいカードだと自負していマース。
ちなみに変身前のサクリファイスともども、「遊戯王」シリーズのラスボスのエースカード恒例の「&bold(){攻撃力・守備力とも0だが効果が凶悪}」というパターンのハシリとなったカードでもありマース。
漫画版GXという例外もありマスガ……。

ちなみにアニメオリジナルのドーマ編では孔雀舞戦で再登場しマシタ。
「ハーピィズペット竜」を装備して優位に立ったまではよかったのデスが、「ハーピィ・レディ-鳳凰の陣-」で破壊された上にバーンダメージを食らってまたしても敗北を喫してしまいマシタ……。

サクリファイスもそうなのデスガ、耐性がないのが痛いデース。
 

次は、[[オフィシャルカードゲーム>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]におけるサウザンド・アイズ・サクリファイスデース。
ステータスは以下の通りデース。

#blockquote(){融合・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/ATK 0/DEF 0
「サクリファイス」+「千眼の邪教神」
このカードがフィールドに存在する限り、他のモンスターは表示形式を変更できず、攻撃宣言もできない。
相手モンスター1体を指定してこのカードに装備する(この効果は1ターンに1度しか使用できず、同時に装備できるモンスターは1体のみ)。
このカードの攻撃力・守備力は装備したモンスターの数値になる。
戦闘によってこのカードが破壊される場合、かわりに装備したモンスターが破壊される。}


吸収能力が1体までになった点は原作より弱体化した点デスガ、千眼呪縛は見事に再現されていマース。自分モンスターも攻撃できないのは難点デスガ、サウザンド・アイズ・サクリファイスで攻撃すれば問題ありまセーン。
サクリファイスにあった戦闘ダメージ共有効果が失われているのが残念なところデスネー。
 
さて、このカードデスガ……OCG化した当初は融合サポートやサーチカードの少なさ、千眼の邪教神の非力さなどがあり非常に出しにくく、多くのデュエリストは見向きもしなかったそうデース。私が使ったカードナノニ……

しかし、「突然変異」や「魔導サイエンティスト」の登場により、出しにくさは改善。使用者が徐々に増えてきたそうデース。さすが私のエースモンスターデース。

更に、召喚・リバース時に場のモンスター1体を裏側守備にするスピリットモンスター、月読命の登場で毎ターン相手モンスターを吸収するコンボが可能になりマシタ。
また闇属性の月読命は、光属性★1(★1はサウザンド・アイズ・サクリファイスに突然変異できマース)で魔法カードのサルベージ能力を持つ聖なる魔術師と共に、凶悪な効果を持つ[[カオス>カオス(遊戯王OCG)]]に無理なく採用できたのデス。
サウザンド・アイズ・サクリファイスなど強力な融合モンスターとカオスシリーズを混合したデッキ「[[変異カオス>変異カオス(遊戯王OCG)]]」は猛威をふるったヨウデスネ。
 
しかし、この頃になるとサウザンド・アイズ・サクリファイスは、相手モンスターの除去手段の1つに成り下がってしまい、単体で活躍することはなかったといいマース。
他の強力カードのせいデスネ……「[[インチキ効果もいい加減にしろ!>クロウ・ホーガン]]」とはよく言ったものデース。

最終的に、突然変異、魔導サイエンティスト、月読命、聖なる魔術師、カオスなどは[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]となり「[[変異カオス>変異カオス(遊戯王OCG)]]」は消滅しまシタ。

これだけなら良いのデスガ、サウザンド・アイズ・サクリファイスも禁止カードになってしまったのデース。
最近は★5以下の融合モンスターを特殊召喚する[[簡易融合>簡易融合(遊戯王OCG)]]、蘇生カードの増加、相性が良すぎる[[エクシーズ>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]等、かつてより利用手段が増加。禁止解除は絶望的とも言われていマス……。
バーット、エクストラデッキの上限、[[ノーデン>旧神ノーデン(遊戯王OCG)]]の存在、何よりもカードパワーの上昇などから、解除すべきとの声もアリマース。
この論争の一端はコメント欄で見ることができマース。

デスカラ私のファンデッキを作るデュエリストは少々不[[満足>満足(遊戯王)]]かもしれまセンネー。
でも、トゥーンがあれば満足デース☆









とか何とか言っていたら、2016年4月1日付けで晴れて制限復帰したのデース! 
その3ヶ月後には準制限、そして10月にはとうとう無制限に返り咲きまシタ!
今や何の耐性を持たないのが玉に瑕デスが、[[簡易融合>簡易融合(遊戯王OCG)]]1枚でお手軽召喚出来る上、金華猫デノ吊り上げや豊富な闇属性・低ステータスサポートを受けられる為、非常にフットワークの軽いモンスターとして活用出来マース☆

もっとも、現環境は攻撃以外の除去手段が豊富なので、考えなしに使用しても排除される可能性が濃厚デース。
「安全地帯」と組み合わせるのがベターな防御手段デスが、バウンスや除外がメジャーな現在はそれでも安心しきれマセン。このカードに限ったことではありマセンが、カステルやトリシューラは天敵デース。

実際、制限復帰から制限解除まで半年しかかかっていマセンが、環境の変化により攻撃抑制効果が全くロックとして機能しなくなっていたのが理由だそうデース。確かに青眼の亜白龍なんかには一発で突破されてしまいマスネ。




そして時は流れて2017年、なんとこのカードがリメイクされることが決定したのデース!

《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》
#blockquote(){融合・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻   0/守   0
「サクリファイス」+効果モンスター
(1):1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、
相手のフィールド・墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。
(3):このカードの効果で装備したモンスターと同名のモンスターは攻撃できず、その効果は無効化される。}

身代わり効果がなくなった上、吸収効果も効果モンスター限定、かつその効果が発動した時となっていマース。
簡易融合で出せるのも同じデスガ、こちらは融合素材が名称指定から効果モンスター全般となっているため、融合素材代用モンスター+金華猫で出せるのが強みデース。
サウザンドとの違いは、効果モンスターの効果発動をトリガーとする誘発効果になったため、相手のターンでも吸収効果が使えるという点デース。強制の誘発効果持ちがターゲットとなるので、ラヴァ・ゴーレムなどとコンボするのがベターデショウ。
単体ではリメイク前より少々使いづらいのデスガ、同時収録のサポートカードが補っていマース。

《サクリファイス・フュージョン》
#blockquote(){速攻魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「アイズ・サクリファイス」融合モンスターカードの融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「アイズ・サクリファイス」融合モンスターまたは「サクリファイス」1体を選び、その効果による装備カード扱いとして対象の相手の効果モンスターを装備する。}

召喚補助+効果発動補助と至れりつくせりの速攻魔法デース。
また、このカードとミレニアムの登場により、アイズ・サクリファイスという新たなカテゴリが誕生していマース。
素材さえあれば墓地からもアイズ・サクリファイスを呼び出せるのデ、奇襲性は十分デース。



ちなみにこれは完全なネタデスが、
「&bold(){サモン・ゲート}」というエクストラからの特殊召喚を制限する永続罠がありマース。

これのイラストは収容所らしき場所から大きな荷物を持ったサウザンド・アイズ・サクリファイスが出ていくというものなのデスガ、見送っている=まだ捕まっているのが旧神ノーデン、Emヒグルミ、No.16 色の支配者ショック・ルーラー、そしてゴヨウ・ガーディアンという面々デース。

どうやら、この収容所は禁止カードのモンスターを閉じ込める場所のようデース。実際、このカードが出たのはサウザンド・アイズが制限復帰した三か月後の2016年7月なので、たぶんそのネタだと思われマース。

見送る面々は「何でお前だけ」と怒っているのデスガ、ゴヨウ・ガーディアンだけ寂しそうデース。
この2体は「召喚制限-エクストラネット」というフィールド魔法のイラストで一緒に捕まっているので、その縁で仲が良かったのデショウ、きっと。

リチュアやガスタに限らず、モンスターの世界でも色々あるようデース。






 


追記・修正はトゥーンと生け贄コンボを破ってからお願いしマース☆

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2016-05-06 23:58:31)
- サモン・ゲートのサウサクがニッコニコ!  -- 名無しさん  (2016-07-08 21:12:14)
- 仮にも王国編ラスボスの最終エースで体中眼球まみれという正真正銘バケモノデザインなのに、サモンゲートやらエクストラネットやらですっかりかわいいマスコットキャラが板についてて笑う  -- 名無しさん  (2016-07-20 20:08:26)
- 遊戯王は何がマスコットになるか分かったもんじゃないからな  -- 名無しさん  (2016-07-22 11:48:01)
- インフレ進行具合からして禁止解除はまだわからんでもないが、コイツが無制限で許されるって今の遊戯王はどんだけ魔郷なんだ。  -- 名無しさん  (2016-10-15 13:50:19)
- 2、3年前から別段解除されても問題無かったであろう辺りインフレに置いていかれた旧禁止の悲しさよな  -- 名無しさん  (2016-10-15 22:49:52)
- 身体中目玉だらけのキモい見た目なのにウジャド眼の部分が笑ってると可愛くしか見えんのよな  -- 名無しさん  (2016-10-16 03:37:02)
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