エドモンド本田(ストリートファイター)

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エドモンド本田(ストリートファイター)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/17(水) 00:51:56
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めるでごわす

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#center(){&size(24){&bold(){大一番にごわす!!}}}
#center(){&size(24){&bold(){よいしょーっ!!}}}


エドモンド本田とは[[ストリートファイターシリーズ]]に登場するキャラクター。
初登場は[[ストリートファイターⅡ]]。ゲーム中での表記は『E・HONDA』


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*【プロフィール】
出身地:[[日本>日本国]]
格闘スタイル:相撲
生年月日:昭和35年11月3日
身長:185cm(髷込み)
体重:137kg
スリーサイズ:212・180・210
血液型:A
好きなもの:[[ティラミス>イタリア料理]]・[[ちゃんこ鍋>鍋]]・風呂
嫌いなもの:優柔不断
特技:鍋奉行
担当[[声優>声優(職業)]] :[[郷里大輔]](アニメ映画、よみがえる藤原京など)菅原正志(ZERO3、カプエス) 永野善一([[Ⅳ>ストリートファイターⅣ]]、Ⅴ)


*【人物像でごわす】
日本の相撲取りで、番付は張出大関((1994年まで実在した、大関の中で最下位の番付。大相撲の番付において3人以上大関がいた場合、本来とは違う位置に名前が載せられる大関。ただし、近年では説明を簡潔にすべくか単に「大関」とされることも多い。))。
エンディングによっては世界を救うほどの力を持っているのに未だに大関なのはあの世界の力士がつわものぞろいであるため…ではなく余りにエキセントリックな数々の行動故に相撲協会からは異端児扱いを受けているため。((現実世界の大相撲においても横綱には力だけではなくふさわしい振る舞いが求められ、横綱審議委員会に推薦を受けないといけない))
が、当人は別段気にしていない。ただし、『熱唱!ストリートファイターII』では「わしは横綱エドモンド本田」と歌っている。
顔に隈取をしているのは、大相撲の力士としてファイトしているわけではない、という意思表示と日本の文化を世界に知ってほしいという彼の思いから。
力士としてファイトしないのは角界に愛想を尽かしたからではなく、「現役の力士がストリートファイトをすると、相撲協会に迷惑がかかるから」という、彼なりの気遣いだったりする。そのため力士として取組に臨むシーンが見られるストⅣのEDでは隈取りをしていない。
 
義理人情に厚く、何事もガハハと笑いとばす豪快な性格。[[一人称>一人称(日本語)]]は『わし』で[[語尾]]に『~でごわす。』と付ける。
思いつきで行動することがあり、『世界巡業』と称して、ストリートファイトの世界に飛び込んだり、銭湯に土俵を作ったりも。((最もこれは馴染みの銭湯が経営難に陥った時に相談を受け、「何か売りになるもの」を、と考えた末の行動なので本田なりの善意である。))
特に「世界巡業」ことストリートファイトへと度々出奔しているようで前述の隈取り姿を見ただけで「まさか!」「今度こそ止めないと…」と他の力士たちに力ずくで止められていた。もっとも「無駄じゃい!」と一蹴していたが。
料理も上手なようで、特に大好物であるちゃんこ鍋の味には強いこだわりがある((IIのエンディングでは、肉、[[白菜]]、生[[シイタケ]]、[[長ネギ]]などが入った[[すき焼き]]風の鍋を食べていた))。それを生かして「さいどびじねす」ことちゃんこ店を経営中。
新人時代は鍋当番をしていたのかもしれないが、もしそうなら、体格のことも考えて((大柄なイメージがつきがちだが、髷込みで185cmというのは力士の中ではかなり小柄な方。))最初はあまり期待されていなかったのかもしれない。((お相撲さんは料理が意外と上手い、というのは今や有名だが、期待の新人に対しては鍋当番を免除するのが大相撲界の常識なため、大関や横綱まで上り詰めた人で料理上手な例は実は少ない。))
 
参戦理由が『角界に歯がゆさを感じて、強者を求めて世界に旅に出る』だったり、「相撲をわぁるどわいどにするのでごわす!」なせいか、ストーリーの根幹に関わるシャドルーや[[殺意の波動]]などには興味も関心もない。
そのため、ストーリー面ではあまり目立っていなかったり、外部出演作が少なかったりなど、初代メンバーの中では比較的影が薄い。
 

*【関連人物でごわす】
 
・[[リュウ>リュウ(ストリートファイター)]]
道や形は違えど『世界を相手に強者を追い求め続ける日本人ファイター』同士、色々共感するところがあるようだ。
劇場アニメ版ではひょんなことから彼と行動を共にし、ベガとの戦いに臨んだ。

ストリートファイターII Vの漫画版では黒幕の実験生物兵器として登場。作中随一の残虐な性格になっており、南極でリュウ、ガイルと戦う。
改造されており、腕が切断されても槍のような形で再生したり、掴んだ相手の生命力を吸い取ったりと完全に化け物。
圧倒的パワーでリュウをクレバスに突き落としかけるが、キャミイが助けに入ったことに激昂。リュウを掴んで動けないキャミイをいたぶり続けるが、
その行動に怒ったリュウが正気を保ったまま殺意の波動に目覚め、灼熱波動拳で焼き殺された。

・ソドム
千秋楽に乱入されて(ZERO2のソドムED)以来の顔見知り。
「アンタは行動が極端でイカンわい」とは本田の弁。

・ユーリ&ユーニ
ZERO3にてシャドルー壊滅後、行き場を失った[[ベガ>ベガ(ストリートファイター)]]親衛隊を引き取る。
「困った時はお互いさま、みんなワシのところにきんしゃい!」

・[[ハカン]]
古くからの友人でトルコ版大相撲とも言えるヤールギュレシ(オイルレスリング)の使い手。本田の髷は彼の会社の油で結っている。『自国の国技で世界を相手に闘っている』者同士なためか気が合う。
『ハカン殿』『本田はん』と呼び合うほどの親しい仲なのだが、お互いが『自分の格闘技こそが世界最強』と信じて憚らない為、
ちょっとした一言が原因で大喧嘩…なんてことも。
ストⅤのエンディングでは仲良くアイスを食べていたところ[[隕石]]が降ってきたので2国の相撲の力を合わせて(?)((ハカンがオイルの滑りを利用して本田を隕石に向かって発射。その後本田は松葉杖をついていた。))隕石を破壊し世界を救った。

・[[ザンギエフ>ザンギエフ(ストリートファイター)]]
ZERO3における彼のエンディングでサイコドライブを破壊しようとシャドルー基地に侵入した際、悪いやつを懲らしめに同じく基地に侵入していた本田と鉢合わせ。サイコドライブ破壊の為に協力する。
のだが肝心のその方法というのが&bold(){本田をスクリューパイルドライバーでひたすら何度もサイコドライブに叩き付ける}というもの。本田もスーパー頭突きで頭部への衝撃に慣れているのか終わった後はこんな方法なのに諍いなく意気投合した。

・[[エル・フォルテ>エル・フォルテ(ストリートファイター)]]
料理人という噂を聞きつけ、日本の男の料理である『ちゃんこ鍋』と『青汁』を勧める。
ただ、腕前が壊滅的という事実を知らなかったせいか、まずい料理を食わされるハメに… 
 

*【ゲーム上の性能】
 
体格どおりの重みのある技をウリとする打撃寄りのパワータイプ。
作品によって異なるが概ね牽制向けの技を多数持つのにキャンセル可能な通常技が極端に少ない。そのため、立ち回りで細かく優位をとりつつも時には一気呵成に攻め込んで勝ちを拾うといった、癖の強いキャラクター。
大抵の作品でキャラランク中位~中の下くらい。とにかく[[飛び道具]]が苦手。
逆に飛び道具を持たないキャラには判定の強い各種技で優位に立つことができる。
 
ドット絵時代における牽制の主力は中パンチの張り手。立ち、しゃがみ、ジャンプすべて役に立つ。
初心者はとりあえず百裂張り手でにじり寄ろう。
以下のは主にドット絵時代の必殺技解説。
 
**【主な[[必殺技]]】
・スーパー頭突き
Гどすこい!」の掛け声と共に身体を水平にし、前方に頭から飛んで行き[[頭突き]]を当てる。
[[ブランカ>ブランカ(ストリートファイター)]]のローリングアタックと比較すると、こちらのほうが出が遅い分、ガードされた時の隙は少な目。
実は出掛りに無敵時間があり、対空技としても機能する。
初代では弱頭突きの無敵時間が長い上に無敵時間中に攻撃判定が出たため、
少しひきつけて出せば完全対空になり、相手の突進技を返り討ちにするのも簡単であったが、
ダッシュからは徐々に無敵時間が短くなったり、攻撃発生と同時に無敵時間が切れたりするようになってしまった。
それでも本田の主力の一つとして、なくてはならない技。

・百裂張り手
パンチボタン連打で張り手を連続で出す。名前こそ張り手だがどう見ても突っ張りであることがよくネタにされる。
ダッシュでは前後移動が可能になり、X以降は出始めに大きく踏み込むため、削りやすくなった。
ただし、ターボ以降では無敵部分が削除され手先を攻撃されると弱いという[[弱点]]ができた。
初代Ⅱにおいては相手次第だがこの技だけでハメに近い状態に持ち込めることも…
 
・スーパー百貫落とし
ターボで追加。フライングスモウプレスで斜め上に飛び、百貫落としで降りてくる。Ⅴ以外では上昇中は無敵時間があり、中段攻撃。
対空、飛び道具からの脱出、起き攻めなど使用用途は多岐にわたる。
こんな技、相撲じゃないなどと言ってはいけない。あくまでもストリートファイト用の技なのだろう。

・&ruby(おおいちょう){大銀杏}投げ
ⅡXで追加。片腕で豪快に地面に叩きつけた後、百貫落としで追撃するコマンド[[投げ>投げ(技)]]。技後の間合いが近いため、起き攻めなどがやりやすい。
初出の『スパⅡX』では気絶値が高い上に威力もあり、ハメ(に近いもの)も存在していた上にコマンドがすごく出し易かった(ヨガフレイムと同じ)ので、X本田の存在を投げキャラとして一気に押し上げた、非常に強力な技であった。
その後の参戦作品でコマンドがレバー一回転になり、またさすがに弱体化しているが、それでも本田の接近戦を強くする選択肢として意識しなければならない技。
 
・鬼無双
スーパー頭突きを2連続で繰り出すスーパーコンボ。飛び道具に耐性があり飛び道具対策に使う。
ストIVではウルトラコンボ版の''スーパー鬼無双''も登場しており、威力が高い。
初出のスパIIXでは確定でフルヒットせず、途中で逆に反撃を食らうこともある「鬼でも無双でもない」と呼ばれる技だった。
その後は強化が進み、現在では切り札の一つとしてなくてはならない技に。

・富士&ruby(おろし){颪}
ZEROで登場したスーパーコンボ。百裂張り手などを繰り出す。

・&ruby(おろち){大蛇}砕き
ZERO3で登場したLV3専用の[[投げ>投げ(技)]]スーパーコンボ。投げ間合いは通常投げより少し広い程度。
発生が早く、暗転後の回避はできない。

・神ヶ島
ストⅤで登場したクリティカルアーツ。スーパー頭突きを繰り出してこれがヒットすると柏手をうってから強烈な張り手で相手を吹っ飛ばす。
その後は心の字に手刀を切って((幕内で賞金を受け取る際の動作。本来は左・右・中の順に三画だが賞金を受け取った後にもう一画払って心とする力士もいる))画面中央から仕切り直しとなる。
 
 
  
*【余談】

・あの特徴的な隈取りだが、ストリートファイト中だけでなく本場所中もしているシーンがある。(ZERO2のソドムED)((シリーズ初期は設定やキャラが固まっていなかったのか様々なキャラクターの描写が現在とは食い違うことが多い))((また現在ZEROシリーズ自体が一部パラレル設定とされている))
・電撃技をくらった際、マゲの中にも骨が見える。その正体はなんとスーパー頭突きの威力を上げるために仕込んだ[[フライドチキン]]の骨……と言うのはどうもゲーメストネタだったらしく、正しい設定は「頭骨が隆起したもの」 つまりは''角''である。デザイナー曰く「力士なんだからチョンマゲに骨くらいはえるでしょ」とのこと。
・四股名が江戸主水と言われることもあるがこれは公式イラストの[[春麗>春麗(ストリートファイター)]]が[[ストラップ]]に付けていた千社札。本田の他の公式イラストでは江戸門戸だったりするなどあくまでエドモンドの当て字だと思われる。
・なお「エドモンド」というのは当初の出身がハワイ(当時の角界はハワイアン力士が全盛期)だった事の名残。いつの間にか純日本人にされていたが、設定は変えられてもキャラ名は変えられないため「エドモンド」と言う名が宙に浮かんだ状態になっている。
・両国国技館で行われた『SFC版ストIIターボ全国大会』では、場所が場所なので相撲協会への配慮なのか、本田のみバルーンの配置やスタッフのコスプレが行われなかった。
・関連作品、派生作品、[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]作品への参戦数が『ストII最初の12人』のなかで最も少ない。『[[ストリートファイターEX]]』シリーズでは(ほぼ同キャラのクラッカー・ジャックを[[バイソン>マイク・バイソン(ストリートファイター)]]の代理と考えれば)''本田だけがいない''という状況まであった。
・ストⅤでも『ストII最初の12人』のうち参戦が最も遅く、参戦まで実に&bold(){3年半}もかかった。それとは対照的にスト6では最初から参戦している。
・ストII~Xのスーパー頭突きは[[サガット>サガット(ストリートファイター)]]のグランドタイガーショットの上を抜けられるが、ZERO3やカプエスだと食らってしまう。

 

 
朝の追記・修正より楽勝でごわす。
 
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- 作品によっては角界に蔓延するシャドルーの麻薬の出所を調べるために協会から指令を受けて戦いに出たりもしている  -- 名無しさん  (2014-03-21 15:51:27)
- カプエス2はマジつええよコイツ  -- 名無しさん  (2014-03-21 19:37:34)
- こいつのせいで日本が世界に誤解されるんだ!  -- 名無しさん  (2014-03-23 18:13:37)
- 実力は天下一品だけど、素行が悪いので頂点には立てないって競技も相撲だけじゃね。  -- 名無しさん  (2014-03-30 15:32:40)
- 力士としては破天荒でも、スト2キャラの中ではむしろ良識派。ベガ親衛隊の面倒見たりなどデカい器の持ち主。ちなみにマゲの中のアレはフライドチキンの骨とのこと  -- 名無しさん  (2014-03-30 20:13:49)
- 麻薬ネタは最近の角界事情を踏まえると割とシャレにならない真実味があるな・・・  -- 名無しさん  (2014-04-25 23:24:35)
- 相撲をするなら女性でも土俵に上げてくれるぐう聖  -- 名無しさん  (2014-05-15 14:27:06)
- 昔のサガット程じゃないがコイツも体重軽すぎ。185cm137kgは小柄力士の日馬富士とほぼ同じ  -- 名無しさん  (2014-05-15 14:42:09)
- ↑ &br()ちなみに185cmは髷も込み &br()いまの大相撲の水準からみたらそうだけどね。ストIIでた頃なら幕内平均体重が現在より12~13kgぐらい軽い &br()185cmで137kgなら軽すぎるってほどの体重でもないよ &br() &br() &br()  -- 名無しさん  (2014-08-29 12:18:52)
- 本名は本田江戸主水らしい  -- 名無しさん  (2015-09-28 20:48:37)
- その気になればこの人でもスクリューパイル出来るんじゃなかろうか?  -- 名無しさん  (2015-11-25 23:23:32)
- レベル3の鬼無双は頭突き連発して食らわせた上に張り手で追撃する技なんだから体力半分以上減らせてもよかったような。  -- 名無しさん  (2015-11-26 02:43:15)
- 天王洲アイルにコイツの巨大壁画アートが去年の年末からあるんだよな  -- 名無しさん  (2016-03-04 14:13:51)
- 格ゲーにおけるパワーキャラの代名詞みたいな存在だけど、他のスト2勢と比べるとあまり他社にリスペクトされてない気がする  -- 名無しさん  (2016-10-22 13:00:57)
- 2~ZEROの頃はなぁなぁで済まされてたのに4から取り組み放棄問題をきっちりマスコミに批判されるようになったのは時代の流れを感じる  -- 名無しさん  (2017-12-01 11:20:37)
- アニメ映画では崖から落ちても無傷などころか同じく崖から落下したガイルとバイソンを助けて帰ってくるバケモノ  -- 名無しさん  (2017-12-01 15:43:13)
- スーパー頭突きの無敵時間は無印ストIIの頃からあっただろ。対空技として重宝したからよく覚えている。  -- 名無しさん  (2017-12-05 20:33:48)
- 初代頭突きの無敵時間は「待ちホンダ」と称されていましたね。  -- 名無しさん  (2019-03-14 11:48:39)
- 百烈張り手ってあれ張り手じゃなくて突っ張りじゃないの?って良くネタにされるよね、張り手はフックで突っ張りはストレート  -- 名無しさん  (2019-03-22 21:12:42)
- ストリートファイターシリーズって、色物っぽいキャラほど人間出来てる傾向がある気がする  -- 名無しさん  (2021-02-15 22:16:35)
- 鬼無双で思い出したが、SUMOUを世に知らしめた動画職人のチェき14歳氏が不帰の旅人となったそうだ。  -- 名無しさん  (2021-05-25 14:40:45)
- もはや初心者狩りをしてくれと言わんばかりの性能で出てしまったが故に、元々かなりニッチなキャラだったのがすごいヘイト向けられることになった哀れなキャラ  -- 名無しさん  (2022-06-12 13:29:26)
- スト6には初期参戦  -- 名無しさん  (2022-09-22 11:48:11)
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