エドモンド本田(ストリートファイター)

登録日:2011/08/17(水) 00:51:56
更新日:2021/05/25 Tue 15:41:59
所要時間:約 4 分で読めます





大一番にごわす!!
よいしょーっ!!


エドモンド本田とはストリートファイターシリーズに登場するキャラクター。
初登場はストリートファイターⅡ。ゲーム中での表記は『E・HONDA』




【プロフィール】

出身地:日本
格闘スタイル:相撲
生年月日:昭和35年11月3日
身長:185cm(髷込み)
体重:137kg
スリーサイズ:212・180・210
血液型:A
好きなもの:ティラミスちゃんこ鍋・風呂
嫌いなもの:優柔不断
特技:鍋奉行
担当声優 :郷里大輔(アニメ映画、よみがえる藤原京など)菅原正志(ZERO3、カプエス) 永野善一(、Ⅴ)


【人物像】

日本の相撲取りで、番付は張出大関*1
エンディングによっては世界を救うほどの力を持っているのに未だに大関なのはあの世界の力士がつわものぞろいであるため…ではなく余りにエキセントリックな数々の行動故に相撲協会からは異端児扱いを受けているため。*2
が、当人は別段気にしていない。
顔に隈取をしているのは、大相撲の力士としてファイトしているわけではない、という意思表示と日本の文化を世界に知ってほしいという彼の思いから。
力士としてファイトしないのは角界に愛想を尽かしたからではなく、「現役の力士がストリートファイトをすると、相撲協会に迷惑がかかるから」という、彼なりの気遣いだったりする。そのため力士として取組に臨むシーンが見られるストⅣのEDでは隈取りをしていない。

義理人情に厚く、何事もガハハと笑いとばす豪快な性格。一人称は『わし』で語尾に『~でごわす。』と付ける。
思いつきで行動することがあり、『世界巡業』と称して、ストリートファイトの世界に飛び込んだり、銭湯に土俵を作ったりも。*3
特に「世界巡業」ことストリートファイトへと度々出奔しているようで前述の隈取り姿を見ただけで「まさか!」「今度こそ止めないと…」と他の力士たちに力ずくで止められていた。もっとも「無駄じゃい!」と一蹴していたが。
料理も上手なようで、特に大好物であるちゃんこ鍋の味には強いこだわりがある。それを生かして「さいどびじねす」ことちゃんこ店を経営中。
新人時代は鍋当番をしていたのかもしれないが、もしそうなら、体格のことも考えて*4最初はあまり期待されていなかったのかもしれない。*5

参戦理由が『角界に歯がゆさを感じて、強者を求めて世界に旅に出る』だったり、「相撲をわぁるどわいどにするのでごわす!」なせいか、ストーリーの根幹に関わるシャドルーや殺意の波動などには興味も関心もない。
そのため、ストーリー面ではあまり目立っていなかったり、外部出演作が少なかったりなど、初代メンバーの中では比較的影が薄い。


【関連人物】


道や形は違えど『世界を相手に強者を追い求め続ける日本人ファイター』同士、色々共感するところがあるようだ。
劇場アニメ版ではひょんなことから彼と行動を共にし、ベガとの戦いに臨んだ。

  • ソドム
千秋楽に乱入されて(ZERO2のソドムED)以来の顔見知り。
「アンタは行動が極端でイカンわい」とは本田の弁。

  • ユーリ&ユーニ
ZERO3にてシャドルー壊滅後、行き場を失ったベガ親衛隊を引き取る。
「困った時はお互いさま、みんなワシのところにきんしゃい!」

古くからの友人でトルコ版大相撲とも言えるヤールギュレシ(オイルレスリング)の使い手。本田の髷は彼の会社の油で結っている。『自国の国技で世界を相手に闘っている』者同士なためか気が合う。
『ハカン殿』『本田はん』と呼び合うほどの親しい仲なのだが、お互いが『自分の格闘技こそが世界最強』と信じて憚らない為、
ちょっとした一言が原因で大喧嘩…なんてことも。
ストⅤのエンディングでは仲良くアイスを食べていたところ隕石が降ってきたので2国の相撲の力を合わせて(?)*6隕石を破壊し世界を救った。

ZERO3における彼のエンディングでサイコドライブを破壊しようとシャドルー基地に侵入した際、悪いやつを懲らしめに同じく基地に侵入していた本田と鉢合わせ。サイコドライブ破壊の為に協力する。
のだが肝心のその方法というのが本田をスクリューパイルドライバーでひたすらサイコドライブに叩き付けるというもの。本田もスーパー頭突きで頭部への衝撃に慣れているのか終わった後はこんな方法なのに諍いなく意気投合した。

料理人という噂を聞きつけ、日本の男の料理である『ちゃんこ鍋』と『青汁』を勧める。
ただ、腕前が壊滅的という事実を知らなかったせいか、まずい料理を食わされるハメに…


【ゲーム上の性能】


体格どおりの重みのある技をウリとする打撃寄りのパワータイプ。
作品によって異なるが概ね牽制向けの技を多数持つのにキャンセル可能な通常技が極端に少ない。そのため、立ち回りで細かく優位をとりつつも時には一気呵成に攻め込んで勝ちを拾うといった、癖の強いキャラクター。
大抵の作品でキャラランク中位~中の下くらい。とにかく飛び道具が苦手。
逆に飛び道具を持たないキャラには判定の強い各種技で優位に立つことができる。

ドット絵時代における牽制の主力は中パンチの張り手。立ち、しゃがみ、ジャンプすべて役に立つ。
初心者はとりあえず百裂張り手でにじり寄ろう。
以下のは主にドット絵時代の必殺技解説。

【主な必殺技

  • スーパー頭突き
Гどすこい!」の掛け声と共に身体を水平にし、前方に頭から飛んで行き頭突きを当てる。
ブランカのローリングアタックと比較すると、こちらのほうが出が遅い分、ガードされた時の隙は少な目。
実は出掛りに無敵時間があり、対空技としても機能する。
初代では弱頭突きの無敵時間が長い上に無敵時間中に攻撃判定が出たため、
少しひきつけて出せば完全対空になり、相手の突進技を返り討ちにするのも簡単であったが、
ダッシュからは徐々に無敵時間が短くなったり、攻撃発生と同時に無敵時間が切れたりするようになってしまった。
それでも本田の主力の一つとして、なくてはならない技。

  • 百裂張り手
パンチボタン連打で張り手を連続で出す。名前こそ張り手だがどう見ても突っ張りであることがよくネタにされる。
ダッシュでは前後移動が可能になり、X以降は出始めに大きく踏み込むため、削りやすくなった。
ただし、ターボ以降では無敵部分が削除され手先を攻撃されると弱いという弱点ができた。
初代Ⅱにおいては相手次第だがこの技だけでハメに近い状態に持ち込めることも…

  • スーパー百貫落とし
ターボで追加。フライングスモウプレスで斜め上に飛び、百貫落としで降りてくる。Ⅴ以外では上昇中は無敵時間があり、中段攻撃。
対空、飛び道具からの脱出、起き攻めなど使用用途は多岐にわたる。
こんな技、相撲じゃないなどと言ってはいけない。あくまでもストリートファイト用の技なのだろう。

  • 大銀杏(おおいちょう)投げ
ⅡXで追加。片腕で豪快に地面に叩きつけた後、百貫落としで追撃するコマンド投げ。技後の間合いが近いため、起き攻めなどがやりやすい。
初出の『スパⅡX』では気絶値が高い上に威力もあり、ハメ(に近いもの)も存在していた上にコマンドがすごく出し易かった(ヨガフレイムと同じ)ので、X本田の存在を投げキャラとして一気に押し上げた、非常に強力な技であった。
その後の参戦作品でコマンドがレバー一回転になり、またさすがに弱体化しているが、それでも本田の接近戦を強くする選択肢として意識しなければならない技。

  • 鬼無双
スーパー頭突きを2連続で繰り出すスーパーコンボ。飛び道具に耐性があり飛び道具対策に使う。
ストIVではウルトラコンボ版の スーパー鬼無双 も登場しており、威力が高い。
初出のスパIIXでは確定でフルヒットせず、途中で逆に反撃を食らうこともある「鬼でも無双でもない」と呼ばれる技だった。
その後は強化が進み、現在では切り札の一つとしてなくてはならない技に。

  • 大蛇(おろち)砕き
ZERO3で登場したLV3専用の投げスーパーコンボ。投げ間合いは通常投げより少し広い程度。
発生が早く、暗転後の回避はできない。

  • 神ヶ島
ストⅤで登場したクリティカルアーツ。スーパー頭突きを繰り出してこれがヒットすると柏手をうってから強烈な張り手で相手を吹っ飛ばす。
その後は心の字に手刀を切って*7画面中央から仕切り直しとなる。



【余談】


  • あの特徴的な隈取りだが、ストリートファイト中だけでなく本場所中もしているシーンがある。(ZERO2のソドムED)*8*9
  • 電撃技をくらった際、マゲの中にも骨が見える。その正体はなんとスーパー頭突きの威力を上げるために仕込んだフライドチキンの骨……と言うのはどうもゲーメストネタだったらしく、正しい設定は「頭骨が隆起したもの」 つまりはである。デザイナー曰く「力士なんだからチョンマゲに骨くらいはえるでしょ」とのこと。
  • 四股名が江戸主水と言われることもあるがこれは公式イラストの春麗ストラップに付けていた千社札。本田の他の公式イラストでは江戸門戸だったりするなどあくまでエドモンドの当て字だと思われる。
  • 両国国技館で行われた『SFC版ストIIターボ全国大会』では、場所が場所なので相撲協会への配慮なのか、本田のみバルーンの配置やスタッフのコスプレが行われなかった。
  • 関連作品、派生作品、クロスオーバー作品への参戦数が『ストII最初の12人』のなかで最も少ない。『ストリートファイターEX』シリーズでは(ほぼ同キャラのクラッカー・ジャックをバイソンの代理と考えれば) 本田だけがいない という状況まであった。
  • ストⅤでも『ストII最初の12人』のうち参戦が最も遅く、参戦まで実に3年半もかかった。
  • ストII~Xのスーパー頭突きはサガットのグランドタイガーショットの上を抜けられるが、ZERO3やカプエスだと食らってしまう。




朝の追記・修正より楽勝でごわす。

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最終更新:2021年05月25日 15:41

*1 1994年まで実在した、大関の中で最下位の番付。大相撲の番付において3人以上大関がいた場合、本来とは違う位置に名前が載せられる大関。ただし、近年では説明を簡潔にすべくか単に「大関」とされることも多い。

*2 現実世界の大相撲においても横綱には力だけではなくふさわしい振る舞いが求められ、横綱審議委員会に推薦を受けないといけない

*3 最もこれは馴染みの銭湯が経営難に陥った時に相談を受け、「何か売りになるもの」を、と考えた末の行動なので本田なりの善意である。

*4 大柄なイメージがつきがちだが髷込みで185cmというのは力士の中ではかなり小柄な方。

*5 お相撲さんは料理が意外と上手い、というのは今や有名だが、期待の新人に対しては鍋当番を免除するのが大相撲界の常識なため、大関や横綱まで上り詰めた人で料理上手な例は実は少ない。

*6 ハカンがオイルの滑りを利用して本田を隕石に向かって発射。その後本田は松葉杖をついていた。

*7 幕内で賞金を受け取る際の動作。本来は左・右・中の順に三画だが賞金を受け取った後にもう一画払って心とする力士もいる

*8 シリーズ初期は設定やキャラが固まっていなかったのか様々なキャラクターの描写が現在とは食い違うことが多い

*9 また現在ZEROシリーズ自体が一部パラレル設定とされている