ゼクス・マーキス

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ゼクス・マーキス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/09(日) 18:46:05
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#center(){&font(#ff0000){言っただろ、私は軍人なのだよ}}



「[[新機動戦記ガンダムW]]」の登場人物。

年齢:19歳
身長:187cm
体重:76kg
人種:北欧系
乗機:
[[リーオー>リーオー(新機動戦記ガンダムW)]]
[[トールギス]]
[[ウイングガンダムゼロ]]
[[ガンダムエピオン]]
トールギスⅢ
声優:[[子安武人]]



秘密結社OZに所属する青年士官。
常に銀色のマスクで顔の上半分を覆い隠しており、素顔を伺う事はできない。
連合軍のエースパイロットとして、「閃光の男爵(ライトニング・バロン)」の異名を取っている。
初登場時の階級は上級特尉。
名前の由来はドイツ語の6(ゼクス)と英語の侯爵(マーキス)。
実はこの名前、彼が&font(#ff0000){劇中6人目のガンダムパイロットになる}という綿密な伏線。


その戦いぶりから「閃光」とさえ称されるパイロットで、OZ総帥[[トレーズ・クシュリナーダ]]からの信頼も厚い。
また本人の物々しい外見にも関わらず、気さくな態度と天性のカリスマ性から彼を慕う兵士は多い
 
その正体は、かつて「完全平和主義」を唱え連合によって滅ぼされた王国、サンクキングダムの王子ミリアルド・ピースクラフト。
[[リリーナ>リリーナ・ドーリアン]]の実兄でもある。
復讐の為に連合に入り、高い能力を示す事でその中枢に近づいていった。
トレーズとは昔から親交があったようで、彼が新兵であった頃から正体に気付かれていたようである。

厳しい訓練で知られるレイクビクトリア訓練所をダントツで卒業した事で有名だが、本人は同期の友人だった[[ルクレツィア・ノイン]]があえて二番を狙ったからだと語っている。

超人的なパイロット能力を持っており、第一話では圧倒的な性能差を奇策と技術で埋め、量産機のリーオーで[[ヒイロ>ヒイロ・ユイ]]の[[ウイングガンダム]]を撃沈している。
後には、その余りの劣悪な操作性で封印されたトールギスを乗りこなし、ゼロシステムを搭載したエピオンを御している。
また戦術眼も優れており、オペレーション・メテオの目的をすぐに察知した。

当初、ヒイロとの差は機体性能が決定的な差だと考えていたが、後にヒイロの非凡な能力を知ってからは、戦士として彼に執着している。
 

真面目な好人物ではあるのだが、育ちが良いせいかやや潔癖症の気があり、非道な作戦などには露骨に不快感を示す。闘争心も強く、相手にハンデを持たれる事を好まない。
また自嘲癖も強く、近代的で効率的な兵士になりきれない自分の甘さに苛立つ場面も多い。

王子だけあって美し過ぎる顔立ちをしており、OZの制服が映える美青年である。


髪が長すぎとか突っ込んではいけない。
ヒイロとの身長差も突っ込んではいけない。
ちなみに某大型チャンネルでは、ガンダムシリーズで誰が一番イケメンか、という話題でシャア・アズナブル、キラ・ヤマトと共にいつも名前があがる御方。



その出で立ちから分かるように、モデルとなったのは[[シャア・アズナブル]]。
本作品自体が1st〜逆襲のシャアまでのオマージュであり、ゼクスの行動もそれを意識したものとなっている。
しかし、どちらかといえばシャアのパイロットとしての側面を強く押し出したキャラクターであり、思想家、政治家としてのシャアはトレーズに影響を与えている。
 
ノインとは深い愛情で繋がっており、敵対する立場となった時は刃を向ける事を躊躇った。
またリリーナも大切に思っているが、戦いで汚れた自身の手で触れるべきではないと考えている。それが彼なりの騎士道と言うものなのだろう。

独特の言い回しが多く、作中の名言の半分は彼とトレーズによるものである。
&font(#ff0000){「馬鹿は来る!」}は秀逸。



また、幾ら本名やコードネームで名乗っても必ずゼクスで呼ばれる。

ミリアルド「今の私はミリアルド・ピースクラフトだ」

ヒイロ「ゼクスか!」


ウィンド「プリベンターウィンド、これより支援を開始する!」

ノイン「ゼクス!」


ゼクス「(´・ω・`)」
 
モデルとなったシャアも本名や他の偽名でも何度か「シャア」とは呼ばれていたが、ゼクスはそれ以上である。


□劇中の活躍

オペレーション・メテオを察知し、地球に降下してきたウイングガンダムを迎撃する形で登場。
以降はガンダムと戦いながら、OZによる連合へのクーデター計画「オペレーション・デイブレイク」に尽力し、サンクキングダム攻略の陣頭指揮を取った将軍を殺害した。
戦士としてヒイロに興味を持ち、ウイングガンダムが自爆した際はトールギスの予備パーツを使ってまで修復した。
その際、以前の戦いでトールギスはウィングの攻撃で左腕を損傷したのだが、今回の決闘はあの時の続きだとして、あえてトールギスの左腕を整備不良のまま決闘を行うなど、かなり徹底して「対等な戦い」にこだわっている。
このことに対してヒイロは「色々と気を遣いすぎる奴だ」とゼクスを評した。
しかしそのこだわりが仇となってロームフェラ財団上層部から疎まれ、トレーズからOZを脱退する条件として70機(エアリーズ50、キャンサー20)ものMS部隊との戦闘を言い渡される。
戦闘には勝利したもののOZに戻る事はなく、しばらくはハワードのピースミリオンに身を寄せていた。
しかし再興したサンクキングダムがまたも崩壊した事に無力感を覚え、しばらくは失意の中を無為に過ごす。
そんな中、コロニー革命闘士ホワイトファングのリーダー、カーンズから指導者になる事を請われ、それを受け入れる。


この行動の背景には、「凄惨な戦争を体験させる事で、人々に戦争に対する恐怖を植え付ける」という思想があり、あえてその役を買って出たのは「地球の民である自分が地球を裁く事に意味がある」と考えた為だった。
最終的には巨大戦艦リーブラを地球に落下させ核の冬を引き起こそうとするが、ヒイロとの一騎打ちに敗れリーブラ動力炉の爆発に消えていった。



□Endless Waltz

前作から一年後、密かに生きていたゼクスは、プリベンター・ウインドと名を変えてデキム・バートンの蜂起に立ち向かう。
(OVA1巻では顔が出なかったためクレジットで「謎の男」となっているが声でバレバレ)
その能力は衰えておらず、デキムの作戦を見抜き単独で大気圏離脱、MO-Uを襲撃した。
マリーメイア軍が地球に降下した後は、ノインとたったのふたりで四百機の[[サーペント部隊>サーペント(新機動戦記ガンダムW)]]に挑み、百機以上をパイロットを殺さずに戦闘不能にしている。
戦後は、火星のテラフォーミング計画を「死んだ人間」として行う為、ノインと共に旅立った。

ちなみに脚本家による続編小説では、ノインとの間に双子を授かっている。




「私のリーオーは十分速いさ」

「あっけない…これで良いのか?」

「功を焦る軍隊に良い未来はないな…」

「ガンダムを見た者は生きて帰れない…妙なジンクスにならねば良いが…」

「殺人的な加速だ!」

&font(#ff0000){「馬鹿は来る!」}

「すまん、屈辱に付き合ってくれ…」

「馬鹿どもがァーッ!」

「噂の先行は好きではないな。敵からは目標とされ、味方からは必要以上を期待される」

「私の命の見積りが甘かった事…証明してみせねばな!」

「良い攻めだ…しかし私はまだ死なん!」

「我が愛機よ…安らかに眠れ…」

「ウイングゼロ、私に勝利を見せてくれ!」
 
&font(#ff0000){「否!断じて否!」}

「必要ないのだ!宇宙にとって、貴様たちは!」

「所詮は血塗られた運命…今更この罪から免れようとは思わん。決着をつけるぞ、ヒイロ!」

「ならば私は、どこまでも生き抜いてみせる!誰よりも厳しく…戦士としてな!」

「死んでいたさ!だがトレーズの亡霊がさまよっている以上大人しく棺桶で眠っているわけにはいかんのでな!」

ボンボン版
「ヒイロ…ノイン…私に優しい心を思い出させてくれて感謝する。
 だが、私はあえて悪魔になろう。人々に戦いの愚かさを見せ付けるために…
 一つでも多くの兵器を破壊する!このガンダムエピオンで!」

「…ゼロシステムなど無用!
 そう、これは機械などには理解できない決闘。君と私の問題だからな」

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- そのうちゼクスが「私の名前を言ってみろ!!」とキレないか心配。  -- 名無しさん  (2013-10-07 22:14:57)
- コードネームのウインドに至ってはスパロボでしか呼んでもらえたことが無いという  -- 名無しさん  (2013-10-07 23:21:24)
- ↑それも正体見抜かれてた上であえて呼んでたんだけどね  -- 名無しさん  (2013-10-23 22:28:23)
- ↑×3中の人的には、「ドルアリミペッタンコ」を連呼されて「…ぶっ飛ばすよ?」じゃないか?  -- 名無しさん  (2013-10-25 15:30:18)
- 火星にて、ノインとの間に子供を授かったということは、ガンダムW世界初の「火星人のパパ」となるわけで。  -- 名無しさん  (2013-11-06 17:57:35)
- 正直色々ダメな大人だと思う。そこがゼクスの魅力なんだけど。  -- 名無しさん  (2013-11-12 23:27:02)
- ↑ ゼクスはまだ19歳。コウやシローより年下なんだぜ……  -- 名無しさん  (2013-11-13 00:05:48)
- ↑×2その「ダメさ」を排除したAC版全裸さんとか出てきたら、嫌だな。  -- 名無しさん  (2013-11-13 00:18:48)
- 対等な戦いに拘るのがゼクスで思い出したが、TVの最終回でヒイロのゼロがサーベル出力は遥かに上なエピオンと斬り合えてたのってゼクスが出力を調整してたとかかな?ゼロに一時乗ってたゼクスならゼロのサーベル出力は把握してるだろうし  -- 名無し  (2013-11-13 01:28:42)
- 似たような性格からか、グラハムとは良き親友であり、ガンデレでもある  -- 名無しさん  (2014-03-06 21:58:54)
- コーラサワーのほうが9個も上なのよね。  -- 名無しさん  (2014-04-16 01:24:01)
- オ・ノーレ  -- 名無しさん  (2014-06-01 22:14:11)
- ノインに揚げ足取られたときに火消しの風が煽られて大炎上とかアムロにうまいこと言われててワロタ  -- 名無しさん  (2014-06-01 22:40:46)
- まだ十代なのか…コーラの一回り年下とか信じられん  -- 名無しさん  (2014-06-01 22:43:50)
- ゼクスしかりシャアしかり 仮面キャラは人間臭さがある  -- 名無しさん  (2014-07-08 19:04:31)
- まあしかし、それでもシャアとくらべたらまだ超然としていて格好いいというか… &br()シャアはかなり醜態さらしたせいでネタになっちゃってるし &br()  -- 名無しさん  (2014-07-28 11:49:51)
- そう言えば、シャアに見られる「ラオウっぽさ」って、ゼクスにはないな。  -- 名無しさん  (2014-07-28 12:21:24)
- ゼクスが最終的にシャアみたいにならなかったのはノインの存在が大きかったのかもね。てか、ゼクスはシャアに比べて周囲の人間に大分恵まれてる。  -- 名無しさん  (2014-10-02 21:15:15)
- ↑ボンボン版によると、ゼクス本人はノインのおかげだと思ってるみたい。  -- 名無しさん  (2014-10-12 11:27:59)
- なぜ、「死後」にやることとして火星開拓を選んだんだろう?  -- 名無しさん  (2014-10-17 16:52:01)
- ↑普通に劇中で言ってるけどリリーナの立てたプランなんだけど技術的にまだ現実的でなくて無茶なプランだから死んだことになってる自分が行くのが良いって思った  -- 名無しさん  (2014-10-17 17:00:39)
- いつになったらニュータイプが付加されるんだろうね  -- 名無しさん  (2014-10-20 21:44:37)
- ↑×2あと、  -- 名無しさん  (2014-12-24 10:20:03)
- ミス失礼。完全平和成就で発生しうる経済的な危険(軍需産業従業員の大量失業等)対策という面もあったのかも。宇宙開発を軍需に替わる新しい巨大市場にするため、その先鞭をつけたかったと。  -- 名無しさん  (2014-12-24 10:24:29)
- ザック「ライトニング・バナナ?バナ・・・バナナ!?」戒斗「バロンだ!!」  -- 名無しさん  (2014-12-24 12:49:55)
- Wの主人公って実はゼクスだったんじゃないかと思うことがある。  -- 名無しさん  (2014-12-24 12:56:15)
- ↑トールギスが『連合の白いヤツ』だったからなあ  -- 名無しさん  (2014-12-24 14:25:15)
- 同じように高いGのかかる機体に乗っていた「刻に抗いし者」のヴァンは脳を損傷して認知障害や運動機能性障害が症状が見られていたがこいつやグラハムはそういう描写はなかった この人たちの肉体より脳が心配だ  -- 名無しさん  (2015-06-24 01:42:07)
- ゼクスも最初は死にかけてたけどいつの間にか慣れて気づいたらトールギスの反応が追い付かなるとかいうチート  -- 名無しさん  (2015-10-27 11:48:56)
- 小説版EWでは名乗る名前ごとにキャラを使い分けていることが描かれていて、デキムは「『ゼクス』と言われて(『ミリアルド』と)訂正しなかったからコロニー落としを盾にできる」と計算している。ついでにメーザーだけ『ウインド』と言い直させられている  -- 名無しさん  (2015-10-27 21:07:11)
- 10代の貫録じゃない  -- 名無しさん  (2015-12-27 10:48:26)
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