&font(#6495ED){登録日}:2011/10/26(水) 00:21:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#008000){樹海の中の荒れた小道を進む君達は折れた小道の先で動く影を見付ける。} &font(#008000){目を凝らしてみたところ、大きな草の影にリスのような小動物の姿を発見した。} &font(#008000){その動物は君達に怯える様子もなく、小さな声で鳴いてすり寄ってくる。} &font(#008000){君達は、この可愛い小動物に手を伸ばして触れてもいいしこのまま立ち去ってもいい。} &font(#008000){動物に手を伸ばしますか?} #center(){→【YES】/【N O】} &font(#008000){緑の大草の影に潜む小動物に君達はゆっくり手を伸ばす。} &font(#008000){…しかし、その瞬間愛らしい様子で小首をかしげていたリスが君の体を駆け上がってきた!} &font(#008000){リスは背中のバックパックに首を入れると、荷物を一つくわえて逃げ去っていく…。} &font(#008000){君達は、慌てて失った荷物を確認しようとバックパックを開く。} &font(#008000){…どうやら、}&bold(){&color(red){冒険の必需品であるアリアドネの糸を奪われたようだ。}} &font(#008000){しかし、今となっては取り戻すことは不可能であろう。} リスとは[[世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯]]に登場する小動物である。 大抵の場合、リスは可愛らしい癒し系として人々から認知され、今日もどこかで厳しい食物連鎖の中を戦い抜いていることだろう。 だが、この記事のリスはそんな健気な友人達のことではない。 &bold(){もっとえげつない何かである} 冒頭の文にある通り、世界樹の迷宮におけるリスは「アリアドネの糸」というアイテムを盗んで行く。 このアイテムは世界樹の中にいる冒険者を一瞬で街に戻れるという、まさに冒険者にとって&color(red){命綱}とも言うべきものである。 そんな大切なアイテムを盗むリスは&bold(){全冒険者から恨みを買う忌むべき存在}として広く認知されることとなった。 しかも、このリス、世界樹の迷宮Ⅱの&bold(){&color(red){全ての階層に必ず1回は登場する}}のである。 ●リス盗っ人の歴史 ・第一階層 &color(green){まだ、樹海に慣れていない冒険者の前に可愛らしく登場する。} &color(green){緊迫する冒険者ならば目の前に現れた小動物に癒され、思わず手を差し延べてしまうだろう。} &bold(){だが、それが大きな間違いであると気づいた時には、糸はもう盗まれているのだ!} ・第二階層 &color(red){第一階層を抜け、樹海にやや慣れてきた冒険者達の前に再び現れる。} &color(red){相変わらず人懐っこく擦り寄ってくるので、新たな階層で疲れ切っている冒険者達は警戒心を解き、リスに手を伸ばすだろう} &bold(){だが、リスはそんな冒険者を尻目に糸を盗んで行くのである。} しかし、ある条件を満たしていると、このリスのいる階にアリアドネの糸を売ってくれる衛士が登場する。 糸の値段は1000en(通常100en) こいつら絶対グルだろ… ・第三階層 &font(#808080){雪が降り積もり、心も体も冷えている中、またリスが現れる。} &font(#808080){あれだけ、糸を恵んだのだから、そろそろお礼を貰えるのではないかと冒険者は期待を持つだろう。} &bold(){だが、リスはそんな期待を裏切り、何食わぬ顔で糸を盗んで行くのである。} ・第四階層 &color(hotpink){桜が舞い散り、風流がある階層であっても、敵は相変わらず強く、冒険者達は疲弊しながら探索を続けていく。} &color(hotpink){その状況であってもリスは現れるものである。} &color(hotpink){またお前か、と思いつつも、こんなに綺麗な階層なのだから、さすがにこのリスも盗みなどという汚い行為をするはずがないと手を伸ばすと…} &bold(){疲弊した冒険者から糸盗むといういともたやすく行われるえげつない行為をする。} ・第五階層 &font(#ffdc00){遂に、天空に浮かぶ城に辿りついた冒険者達は、いよいよラストスパートをかけていることだろう。} &font(#ffdc00){やや進むと、やはりリスが現れるが今回は様子がおかしい。} &font(#ffdc00){なんと、ぐったりと倒れこみ、虫の息である。} &font(#ffdc00){散々痛い目を受けてきたが、いよいよ、リスのイベントにも変化が現れると思い、ワクワクしながらリスに手を伸ばす}&bold(){が、それはリスの演技であり、演技をやめるといつも通りに冒険者から糸を盗んでいく。} &color(red){騙されるものか!} ・第六階層 &color(green){ストーリーをクリアし、もはや敵なしと思っていた冒険者に現実を突き付けるモンスター達により、もはや満身創痍の中、そこに奴は現れる。} &color(green){ストーリーもクリアしたし、こんなに辛いのにこれ以上、辛いことが起きるはずがないと現実逃避する冒険者なら、やはりリスに手を伸ばすだろう。} &bold(){そして、冒険者達は糸を盗まれるのであった。} このように、リスに出会い、手を伸ばした者は確実に糸が盗られることになる。 これがトラウマになった冒険者達は、アリアドネの糸を2つ持つことで絶体絶命の状況を回避するという防御策を取らざるを得なくなるのである。 因みに糸を持っていないと、バックパックに入るが何も盗らずに去っていく。 &bold(){&color(red){※【NO】を選べば盗られません}} #center(){ 「冒険者はいつ[[hageる]]と思う?」 「ヤマネコに食いちぎられた時。違う!」 「カマキリに追い詰められた時。違う!」 「猛毒アゲハにリンプンを盛られた時。違う!」 「&bold(){&color(red){糸を買い忘れた時さ…}}」 「冒険者がhageても、描いたマップは遺る…」 「もうすぐ、ここにまた冒険者が来る」 「俺達の仲間だ。手を出すな…(リスに)」 「&bold(){全く!良い冒険だった!!!(悔し涙)}」 } 「 」お願いしま…あれ?何か足りないぞ!? #right(){\ピュー/} #right(){〜●「追記・修正」} あっ!あのリス!また盗んでやがる!早く捕まえて「 」できるようにしろ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ #comment }