Miitopia

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Miitopia」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2017/01/01 (日曜日)  01:20:44 
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&color(deepskyblue){あなたの知り合いが}}
#center(){&color(deepskyblue){ファンタジーの世界を大冒険!}}


&font(#008cff){&sizex(6){★概要}}

&bold(){Miitopia(ミートピア)}とは、2016年12月7日に発売された[[ニンテンドー3DS]]専用ソフト。開発・販売は[[任天堂]]。

すれ違い伝説やトモダチコレクションシリーズのようにMiiが主役で、今回は剣と魔法の世界が舞台。
ストーリーや職業、レベル制といったシステム、ファンタジーの世界を冒険することから勘違いされがちだが、このゲームは既存のRPGとは大きく異なっている。
旅の道中や戦闘中に巻き起こる親や友人、芸能人などのMiiのやりとりや掛け合いを楽しむトモコレに近い&bold(){見守りシミュレーションゲーム}である。

Miiは自分で作る、3DS付属のソフト『Miiスタジオ』にあるMiiを連れてくる他、『トモダチコレクション新生活』のデータやスマホアプリの『Miitomo』のQRコードを読み取って連れてくることが可能。

また、配役するためのMiiを作るのが面倒くさいという人のために、『みんなのMii』というシステムが存在する(後述)。
トモコレのようにこのゲームでMiiを作ることもできるが、髪の色は8色から32色に、目の色は6色から30色に増えている。


&font(#008cff){&sizex(6){★ストーリー}}

物語の舞台はMiiたちが平和に暮らす「ミートピア」。

この地に突然現れた「大魔王」によって、
Miiたちのカオが次々とうばわれてしまいました。
カオを失い動けなくなる人びと。
「大魔王」はそのカオをつかって、怪物たちを生み出し、
ミートピアを大混乱に陥れました。

主人公であるあなたのMiiはひょんなことから
カオの怪物に対抗する「神の力」を手にします。
人びとのカオとミートピアの平和を取り戻すため、
あなたのMiiは冒険へと旅立つことに……!
(公式サイトより引用)

というのが大まかなストーリー。
一見すると大魔王を倒すために勇者が旅をするという王道中の王道だが、このゲームの大きな特徴として、主人公、旅の仲間だけでなく、城に住む王様、姫などの主要人物から悪役の大魔王、果てには街のモブキャラまで登場人物の配役(Mii)を&bold(){自分で決めることが出来るのである。}

主人公は自分に、仲間を友人や家族にして、大魔王を嫌いなあんちくしょうのMiiにすることはもちろんのこと、全てのキャラを版権モノのキャラを模したMiiにすれば、ある意味実現不可能なクロスオーバーものの物語にすることも出来てしまう。

文字通り、自分だけの物語を創り、冒険することがこのゲームの醍醐味である。


&font(#008cff){&sizex(4){★登場人物}}

&bold(){主人公}……ミートピアを旅するMii。ひょんなことから神に選ばれて職業の力を得て、仲間と供に怪物と大魔王を倒してMiiたちの顔を取り戻す冒険に出る。
この手のゲームの主人公には珍しく無口ではなく、素直で良い子な性格。あと若干Sっ気がある。プレイヤーが戦闘中、唯一操作することが出来る。

&bold(){旅の仲間}……主人公と供に旅をする仲間。主人公と同じく職業の力を持っている。
ストーリー中は9人加入する。仲間も好きなMiiにすることも出来るのでハーレムにすることも、男だらけのむさくるしいパーティーにすることも可能。仲間たちの戦闘中における行動は全てAIによるオートになっている。

&bold(){大魔王}……ミートピアを恐怖に陥れた張本人。ミートピアに住むMiiたちの顔を奪い、その顔を怪物に移して使役している。
「ウハハ」という笑い声と、どことなく竜王っぽい見た目が特徴的。その見た目からか、設定したMiiの髪は反映されない。旅の仲間をさらったり、直接各地に出向いて顔を奪っているなど、大魔王にしてはデスピサロ並に行動派。

&bold(){神様}……サイショーの町にいる、顔を奪われた子供の母親が持っていたお守りから現れた存在。主人公及び仲間たちを神の力でサポートしていく。
神様らしく威厳に満ちた性格かと思いきや、「職業の力が欲しくないか」と問われて断ると「えっ? いらないの?」と返したり、世界を救うことを拒否すると「すまんが、そなたに拒否権はないのだ」と強制するなど割と軽い性格。このゲームで唯一顔が設定できない人物(というか姿を現さない)。

&bold(){大賢者}……白いローブを羽織り、片手に杖を持った、世界を旅する偉大な魔法使い。困った人を放っておけない善良な人物で、時折主人公たちの前に現れては手を差し伸べてくれる。
戦いに参加することもあり、その実力の片鱗を垣間見られることも(これでも、主人公たちの成長のために本気を出していない)。しかし……。

&bold(){王様}……サイショーの国を治める王様。話すときも大魔王が姫の顔を奪った時も常に肉を食っており、その身体はとんでもなく肥大化していて、威厳もへったくれもない姿になっている。そのため、二名の兵士が支え役になっている。ただし、食ってばかりかと思いきや、人の行動はきちんと観察する出来る人。

&bold(){姫}……王様の娘。華やかなドレスと金髪が眩しい美少女。こちらは肉を食べていないからかお姫様らしい体型。
落ちぶれた貴族の息子に対して恋心を抱いているが、同時に隣国のトナリーノの国の王子との政略結婚が決まっていることに悩みを抱いている。こちらも大魔王と同様、髪型が反映されない。

&bold(){落ちぶれた貴族の息子}……親が借金を背負ってしまったため落ちぶれてしまった。普段は町に隠れ住んでいる。姫の幼馴染で、時折彼女と会っている。非力ながらも子どもを助けるために怪物に立ち向かう勇気の心の持ち主。

&bold(){となりの国の王子}……トナリーノの国の第二王子で、姫の婚約者。こちらは貴族の息子とは反対に、怪物の退治を護衛の兵士や主人公たちに任せて、自分は逃げたり啖呵を切るだけなど臆病者を絵に描いた人物。あとマザコン。

&bold(){ランプの魔人}……大賢者にお仕置きで封印されていた乱暴者。大賢者がランプをうっかり落としてしまい、それをとなりの国の王子が拾ったことで、彼を利用し封印を解かせた。ジーニーのような願いを叶える存在どころか、人のお宝を盗んでしまう。封印の呪文や自分の名前をうっかりバラす間抜けなところも。「ヒャッホー」が口癖。

&bold(){大妖精の三姉妹}……エルフの国を治める妖精の三姉妹。&font(l){任天堂のゲームキャラの中でもわりとエロい服装を着た}大妖精を率いる長女、優しい性格の次女、可愛らしいわがまま娘の三女がいる。
それぞれ奪われた顔を取り戻すために一時的に戦闘に参加してくれる。エルフらしく、弓矢を使って戦う。彼女たちそれぞれにテーマ曲があり、三つ全て重ねるとひとつの曲になる。彼女らの踊りはこのゲームの見所のひとつ。大魔王と同様(ry

&bold(){旅する写真家}……旅人の写真を勝手にとっては売りつける写真家。カメラを模した被り物と黒い全身タイツが特徴。
ボス戦終了直後に現れて、戦闘のワンシーンを撮影したものを20Gで売りつける。実は下画面の写真ボタンをタッチするかYボタンを押して↑または↓キーを押せばいつでも撮影できてしまう。EDにも登場し、一行の集合写真を撮ってくれる。

&bold(){ミスタークイズマン}……クイズが趣味の怪しい放浪者。主人公たちにクイズを持ちかけてくる。クイズは全部で3問あり、全問正解すると、HPバナナやゲーム券がもらえる。

&bold(){どこでもポストマン}……そこが怪物のいる危険な場所でも、大魔王の居城でも構わず手紙を届けてくる郵便配達人。
ストーリー後半に現れてそれぞれの街から出会った人達からの励ましの手紙を届けてくれる。

&bold(){旅する美食家}……美味を求めて各地を放浪している美食家。彼に話しかけると様々な食べ物をもらえる(彼に話さないと貰えないものもある)。
その際、食べ物に対するコメントを語るが、冷凍食品にすら絶賛のコメントを残しているので、その味覚は怪しいところ。

&bold(){悩む探険家}……様々な危険地帯を冒険し続けるフロンティアスピリッツ溢れる男。
話しかけると様々な仕掛けを解くためのヒントをくれるため、彼の世話になった人も多いのではないだろうか。ちなみに妹がおり、とある場所を探検している。

#openclose(show=ネタバレ注意){
&bold(){超魔王}……大魔王を倒した直後に現れた魔王の呪いが大賢者にとりついた存在。
顔が大賢者のものになり、白いローブを身にまとう。「大魔王を超えた超魔王」を名乗り、天空にそびえる超摩天楼を根城に、再びMiiたちの顔を奪うべく暗躍する。
最終決戦では、太陽の姿を思わせる真・超魔王の姿になって主人公たちに立ちふさがる。

&bold(){ドラゴン}……魔王城で主人公たちに襲いかかってくる白い龍。
実は、魔王によって顔を付けられ操られており、本来の性格はとてものんびり屋。超魔王が復活した際、助けてくれたお礼として主人公たちの移動手段になる。
超摩天楼突入の際に、「親友の大賢者と戦う覚悟は出来ているのか」と主人公に問いかける。

&bold(){元大魔王}……魔王の呪いが抜けて元の姿に戻った、ただの人間。
もともとはHPバナナを作る工場の作業員をしており、「このまま一生バナナを作り続けるのか、そんな人生でいいのか」と考えていた時に魔王の呪いにそそのかされて、封印されていた箱を開けてしまい身体を奪われて邪悪な大魔王の姿になってしまった。
償いのために超摩天楼で一時的に加入し、戦ってくれるもののただの人間だからか攻撃力はかなり悲惨。その代わり、ピンチになったMiiをHPバナナで回復させてくれる。
その後は、超魔王ですら手に負えなかった危険な怪物がウヨウヨしているネオンシティでバイトをしており、街に踏み入れる旅人たちに警告する仕事をしている(本人はブラックなバイトとボヤいている)。

&bold(){魔王の呪い}……大魔王が倒された際に現れた、一つ目の青いモヤモヤとしたもの。この物語の諸悪の根源で、人間にとりついて身体を奪い、大魔王にさせてしまう。
元々は一人の人間だったが、周囲には誰もおらず、他人からも無視される孤独な存在だった。
その理由を「&bold(){個性のない自分の顔のせいだ}」と呪い、自らの顔を捨ててしまった。
顔を捨ててしまったせいで、存在を保てなくなり身体は消滅してしまうものの、人を憎み、妬む心だけが残り、その成れの果てが魔王の呪いになった。
超魔王を倒し、大賢者が呪いから解放されたあとに、主人公(ひいてはプレイヤー)に魔王の呪いの過去を話した後に「救う」か「滅ぼす」か選ぶことになる(どちらを選んでも、特に後味の悪い展開になることはない)。
救った場合、魔王の呪いに新たな顔を与えることになり、主人公が自分を救ってくれたことに礼を言い、大賢者と供に償いの旅に出る。
ED後はネオンシティに登場し、主人公たちを最後にして最大の試練である『恐怖の塔』へ導く。
}


&font(#008cff){&sizex(6){★みんなのMii}}

上記の登場人物に加え街にいるモブキャラたちは全て自分の好きなMiiに設定できるのだが、「こんなにMiiを作れない」「設定するのが面倒」といったプレイヤーも多いのではないだろうか?

そういった人達のために作られたのが&bold(){みんなのMii}という機能である。
自分で作ったMiiを投稿することでMiitopiaのサーバーに溜まっていく。アンケートや配役した情報をもとに人気のMiiが上位に挙がってくる仕組みになっており、上位のMiiは『おすすめ』の欄に表示される。もちろん、おすすめの中に気に入いったものがなければ、検索機能を使ってMiiを検索することもできる。

また、街の人たちのようなモブキャラたちは『みんなのMii』から自動に配役されるため、いちいち配役する手間も省けてしまう(後から差し替えも可能)。
このため、Miiが主役のゲームながら、Miiをひとつも作らないでゲームをプレイできてしまう。

&u(){ ただし、この機能を使うにはいつの間に通信をオンにする必要がある。}


&font(#008cff){&sizex(6){★システム}}
ミートピアにおける戦闘システムは、主人公以外は全員オートで動く(主人公も手動でオートにすることも可能)。

なので、RPGに慣れない人でもそこまで深く考えなくても戦いに集中できる。怪物たちと戦うMiiを見守ろう。

&font(#008cff){&sizex(4){★好き行動}}
今作の目玉のシステムのひとつ。

Miiが他のMiiを回復させたり、宿屋で一緒の部屋に泊まらせると『好感度』が上がる。
『好感度』がマックスになると『好きレベル』が上がって互いに相手を意識し始めて『好き行動』を起こすようになる。好きレベルは最大99まで上がる。
例えば、倒れそうなMiiの盾になって代わりにダメージを受けたり、挟み撃ちをして追加ダメージを与えてくれる。

逆に、他のMiiを利用した攻撃を行ったり、敵の攻撃の盾にしてしまうと怒りマークの吹き出しが現れて、関係が悪化して『ムカムカ状態』になる。『ムカムカ状態』になると『ムカムカ行動』を取るようになり、戦闘中にも関わらず喧嘩をしたり、拗ねたり不機嫌になって攻撃の手を抜くことがある。

ただし、好き行動やムカムカ行動が&bold(){それぞれ有利不利になるとは限らない。}好き行動が裏目に出る事があるし、ムカムカ行動の中には一ターンに二回行動できるものもある。

&font(#008cff){&sizex(4){★みまもってサポート}}
ただ見守るだけでなくストーリーを進めていくと、プレイヤーが戦闘中のMiiを二つの『神の力』でサポートできるようになる。
敵が強くなっていくにつれて、この二つのサポートをどのタイミングで使うかが鍵になってくる。

&font(#008cff){&sizex(3){★ふりかけ}}
見た目はコショウを振りかけるような瓶だが、タッチペンやボタンでMiiに振りかけると様々な恩恵をもたらす。
HPやMPを回復させるものから、倒れたMiiを完全復活させる、Miiを擬似バーサク状態にさせるなど全5種類存在する。

また、HPとMPのふりかけは敵を多く倒すに連れて回復できる量が多くなる。

&font(#008cff){&sizex(3){★安全地帯}}
倒れていないMiiひとりを文字通り安全地帯へ避難させる。避難させたMiiの行動になるとHP、MPが回復し、どんな状態異常も治ってしまう。
また安全地帯にいるあいだ、そのMiiは戦闘に参加できないものの、どんな攻撃も受けない。それを利用して、回復役を避難させて敵の攻撃を回避させる、レベル上げのために弱いMiiを避難させて敵の攻撃から身を守らせつつ経験値稼ぎをさせるといったテクニックが出来る。


&font(#008cff){&sizex(6){★性格}}
主人公や旅の仲間のMiiを決める際、「やさしい」や「げんき」といった、七種類の性格を決めることになる。

設定した性格によって、冒険中様々な行動を取る。Miiが時折取る仕草や喋り方もそれぞれの性格毎に違うこだわりっぷり。性格は好きな時にプロフィールで変更できるので、なるべくその人に近い性格を選ぶと楽しめるだろう。

&bold(){やさしい}……ピンチのMiiに迫る敵の攻撃の盾になる一方で、たまに弱った敵を攻撃する際「もう傷つけたくない」とためらってしまい、反撃を貰う時がある(ただし、敵が感謝して帰ることもある。攻略本では倒した扱いになっているが、実際には倒した扱いにならない)。

&bold(){げんき}……攻撃する際、勢い余って転んで微量のダメージを受けることがあるが、MPの少ないMiiを応援して回復させたり、敵の攻撃でHPがゼロになっても1ポイントだけ残してぎりぎり踏みとどまることがある。

&bold(){マイペース}……自分を狙った敵の攻撃を、仲間を盾にして守ったり、回復アイテムが無くなると他のMiiのアイテムを勝手に取って使ったりと仲間に嫌われる行動を取るが、時折本気を見せて敵に大ダメージを与えることがある。

&bold(){クール}……敵の攻撃を回避したり、弱点を見極めて敵に大ダメージを与える、うそなきやからかうなどの状態異常に引っかからないといった多くのメリットがあるが、好感度が上がっても瀕死の味方がいてもかばったりしない。

&bold(){がんこ}……自分の攻撃に「納得がいかない」と言ってもう一度攻撃することがある。どんな攻撃に対しても発動するので、大ダメージを与えるチャンスだが、同時に瀕死になっても「まだ必要がない」と味方の回復魔法などを断る時がある。

&bold(){てんねん}……戦闘中にも関わらず、敵と一緒になって遊んだり(その敵も遊んで過ごしてしまう)、眠って体力を回復するなど、メリットとデメリットが同居しているような変わった性格。

&bold(){しんちょう}……そのターンに攻撃せず準備体操をするが、次ターンに大きな攻撃を繰り出したり、瀕死になった敵に対して一撃でトドメを刺す、回復アイテムが底をついても「こんなこともあろうかと」と予備のアイテムを取り出して使用することがある。


&font(#008cff){&sizex(6){★職業}}


戦う時の役割。全部で12種類(+2種類)「せんし」や「まほうつかい」などのRPGでは定番のものから、「アイドル」や「戦車」といった、いきなり世界観をぶち壊すものまで様々。
使用できる職業はストーリーを進めるごとに増え、ストーリーの後半になると好きな時に転職することが出来る。

使い勝手に上下があるものの、ドラクエの「あそびにん」のような決して戦闘で役に立たない職業はないので、これもMiiごとに好きに付けてみると良いだろう。

&bold(){せんし}……鎧に身を固めて剣を振り回す、RPGではもはや定番の職業その1。
攻撃と守りが高いだけでなく、強力な全体攻撃に加えて仲間の状態異常の治療や倒れた仲間を復活させる技も持っており、一人いるだけで窮地をチャンスに変える強さを持つ。

&bold(){まほうつかい}……杖を用いて魔法を使いこなす、定番の職業その2。
攻撃と守備力は低いものの、単体・全体ともに高い威力の魔法を次々と覚えるのが魅力。
後半になるにつれてMPがカツカツになるのが難点だが、お釣りが来るほどの威力の魔法をガンガン使ってくれる。

&bold(){そうりょ}……仲間を癒す、定番の職業その3。
回復技を中心に覚えるだけでなくAIも優秀で、単体・全体と回復技を使い分けてくれる。
また、「パニッシュメント」というドラクエで言う「ザキ」に相当する即死技も覚えてくれる(しかも、ボス以外なら格上にも通じる)。

&bold(){とうぞく}……短剣片手に敵のアイテムを盗む定番の職業その4。
攻撃力は低いものの、トップクラスの素早さと攻撃してくる敵に対して罠を張ったり、攻撃を回避してくれる小回りの良さが特徴的。
クールと合わせれば、高い回避率を誇るため、相手の攻撃を空振りにさせやすくなる。盗賊らしく、敵から回復アイテムを盗むことがある。

&bold(){アイドル}……公式でも推されている、マイク片手に敵と戦う職業。世界観を破壊しかねない職業その1。
主に『好き行動』に関わる特技を中心に、全体攻撃から復活技まで多種多様な技を覚える。唯一、ムカムカ状態を解除することができる職業でもある。また、男女別にふくが分かれている。
弱点として、素の攻撃力が低いことと、出来ることの多さ故にAIが使い切れないことが挙げられる。ちなみに、武器のマイクは殴る用のものなので戦闘においては壊れる心配はないそうだ。

&bold(){りょうりにん}……フライパンで料理をしつつ、敵と戦う職業。
主に料理を作って味方を回復させる技と、辛い料理を作って味方に食べさせて火を吹かせる攻撃技を覚える。
最終的には、敵を直接料理してしまうことも。攻守両方の技をバランスよく覚える他、装備のフライパンも攻撃力だけでなく守備力も上げてくれるため打たれ強い。
ただし、攻撃技は一部を除いて、味方から嫌われてしまうものがあるのが難点。

&bold(){ネコ}……外見通りの猫耳と爪で敵を引っ掻く癒し系職業。
しかし、そのビジュアルに反してトップクラスの攻撃力と、とうぞくに次ぐ素早さの持ち主。
連続でダメージを与える技は、状況次第でカンストしかねないほどのダメージをたたき出す。また、とうぞくのように、敵から料理を盗む技も覚える。
一方でMPが少ないのでガス欠になりやすい。ちなみに、スタッフの趣味で生まれた職業。

&bold(){こあくま}……ちょいワルな見た目と愛らしさが同居した、かわいいアクマの職業。
手に持つ槍を利用した全体魔法や、敵のHPやMPを吸収する魔法、更にはMPを回復させつつ興奮状態にさせる技など多種多様な技を覚える。
こちらもアイドル同様、技のバリエーションの多さからAIが使い切れないのが難点か。
また、あくま系の怪物も似たような技を使ってくる。

&bold(){かがくしゃ}……科学の力を使いこなす研究者で、薬とコンピューターを用いて戦う職業。世界観を破壊しかねない職業その2。
ネコに比類する素早さと強力な全体攻撃を多く覚えるのが長所で、発火薬を用いて味方の通常攻撃を強化したり、状態異常攻撃をマスクで防御するなど、サポート面でも優秀。
ちなみに戦闘で使用している薬品やPCは税金で作られたものらしい。

&bold(){せんしゃ}……硬い装甲と大砲で敵を殲滅する職業。世界観を破壊しかねない職業その3。
攻撃力と防御力が高い一方で、全職業でブッチギリの鈍足というピーキーな性能。攻撃の際にも弾を発射するためにMPを2消費してしまう。
最初は味方を巻き込んでしまう攻撃が多いが、レベルが上がれば仲間を巻き込まず敵にダメージを与える技を覚えてくれる。
MPが少ないので、ふりかけや食事でカバーしたいところ。AIでも味方を巻き込む攻撃を頻繁に使うため、主人公向け。
地味に服装も制限されており、アミーボコスチュームを使用できないのも難点。
&font(l){ガルパンのキャラのMiiを使って、ガールズをパンツァーにしたプレイヤーが続出したとかしていないとか。}

&bold(){ひめ}……高貴で華やかな、女の子の憧れの職業。
ダンスで敵の攻撃を封じたり、オーデコロンで敵の防御を緩める他、扇を振り回してかまいたちで敵を攻撃できる。
技そのものは優秀なのだが、打たれ弱くアイドルやこあくまと同様技の多様さ故にAIが(ry
ただし、後半には強力な全体攻撃を覚えるほか、他の味方にエスコートさせて敵の攻撃を回避するようになるため、大器晩成型の職業と言える。
ちなみに男キャラもこの職業になれる。

&bold(){はな}……大地の恵みを力に変える職業。
HPを回復させる特技を覚える他、倒れた味方を復活させる技、更には味方を怒らせて攻撃力を上げる技を使う。
また、なぜかサイクロンやハリケーンを起こして、敵を攻撃させる技を持っている。
汎用性の高い技が目白押しなのだが、なぜかAIが攻撃を優先したり、仲間を怒らせたりして肝心な時に回復してくれないという欠点がある。
ちなみに普段いい香りがするため虫がたかるそうだ。

#openclose(show=以下、クエストなどで解禁される隠し職業){&bold(){ヴァンパイア}……不死の身体を持ち、闇の力で戦う職業。
まれに旅人の町に現れるヴァンパイアの依頼でお化け屋敷にいる怪物を倒すと解禁。
職業名の通り、吸血攻撃やコウモリを使った攻撃をする他、氷の息や炎の息を吐いて攻撃する。&font(l){さすがに目からビームを出したり時を止めることはできないようだ。}
なんといっても、敵から攻撃を食らうとそのダメージの半分を敵にカウンターする「のろい」や、死んでも毎ターンランダムでHPを1にして復活する「よみがえり」が魅力的。
ステータスや覚える技も申し分なく、非の打ち所がない。しかし、「のろい」を活かすためなのか敵から狙われる率も高く、味方AIからもよみがえりの存在のためか中々回復させてもらえないので、HPには気を遣う必要がある。

&bold(){エルフ}……弓で戦う、森の妖精の職業。
クリア後に出てくるガラパス島の奥地にいる、ある怪物を倒したあとに現れる宝箱から『エルフのお守り』を入手することで解禁。
魔法で強化した矢による全体攻撃、森の守りによる半永続的なバリアー、味方全体を回復させる技と隠し職業にふさわしい万能な性能を持っている。ただし、打たれ弱いのが弱点。
仲間が攻撃された際、確率で敵にカウンターしてくれる。実は大妖精の三姉妹も同じ技を使っている。
}


&font(#008cff){&sizex(6){★宿屋}}

各ステージの先には必ず宿屋がある。
普通のRPGでは旅の疲れを癒す宿屋だが、Miitopiaの宿屋はただ単純にHPとMPを全快にするだけではない。
トモダチコレクションのように、相部屋になったMiiたちのやりとりを見れたり、武器を買ってあげたり、食事をしてステータスを底上げすることができるといった、拠点としての意味合いが強い。
ちなみにお金はかからないが、システムの都合上、&bold(){ピラミッドの中や大魔王の城の中、果てにはラストダンジョンの奥地にまで宿屋が存在する。}

&bold(){部屋割り}……同じ部屋に割り振ったMii同士は仲良くなって、『好きゲージ』が上がって行く。
時折、プレゼントを買ってあげたり会話をすることで、更に『好きゲージ』があがるイベントが起きることも(ただし、たまに他のMiiが嫉妬することもある)。
全員の好感度をまんべんなく上げるのもよし、二人の組み合わせに特化させるもよし。

&bold(){お小遣いをあげる}……Miiたちは時折ぶきやふくといった装備品や、HPバナナやMPアメといった回復アイテムを欲しがることがある。
怪物を倒した際にもらえるお金を渡すと、欲しがっているものを買ってくる(装備品の場合、たまにバナナやアメを誤って買ってくることがある。お釣りはきちんと返してくれる)。
また、装備品は全職業合わせて700種類あり、装備したぶきやふくの強さはそのままに、見た目だけを変える機能もついているので、好きなコーディネートで旅に出られる。

&bold(){食事}……怪物を倒すとたまに手に入る食べ物をMiiに食べさせると、HPやMP、こうげきやまりょくといったステータスが底上げされる。
食べ物にはハンバーガーやチーズケーキといったスタンダードなものから、サソリのフライやクモの巻き寿司といったゲテモノ、宇宙人を日干しにしたグミや盾を器にしたシチューといったカオス極まりないものまである。説明文もカオスで、特上キノコのソテーの説明文は必見。
レア度が高いほど、ステータスの数値も大きく上がっていく。上がった数値は、転職する際にも引き継がれる。

&bold(){ミニゲーム}……じゃんけんゲームとルーレットのゲームの二種類がある。
どちらもプレイするには様々な場面で手に入るゲーム券が一枚必要。じゃんけんゲームはその名の通りじゃんけんマシーンとじゃんけんをし、勝つとお金が手に入る。手に入れたお金を上乗せでき、そのままじゃんけんに勝つと倍のお金が手に入る。
ルーレットはぶきorふく、旅行券のペアチケット、経験値or食べ物、HPバナナorMPアメの四種類で、ルーレットが止まったものが手に入る。
ぶきorふくは宿屋にいるMiiの誰かの一ランク高いものが手に入り、ペアチケットはMiiにあげると同じ部屋のMiiを誘って旅行に行って好感度があがる(相手がいないと&bold(){金券ショップに行ってお金に換えてくる})。


&font(#008cff){&sizex(6){★余談}}

・『好きなMiiで見る Miitopia 予告編』が配信されており、ムービー仕立ての予告を見ることができる他、本作のように登場人物の配役を好きに決めることが出来る。「どんなゲームなのかイマイチわからない」という人は、まずこれをeショップからダウンロードして雰囲気をつかむと良いだろう。アップデートで「みんなのMii」も使える。

・Miiの表情がトモコレ新生活以上に豊かになり、泣いたり怒ったりする表情が出来るようになった。アイコンやアバター色の意味合いが強かったMiiが、コロコロ表情を変える姿は必見。

・スタッフの中にはトモコレのスタッフもいるためか、どことなくトモコレと似た雰囲気やシステムがある。

・通常、RPGではMPをマジックポイントという呼び方をしているが、この作品ではメンタルポイントの略である。なので、戦闘中元気づけられたり、道中ツボ押しなどでリラックスしているとすぐMPが回復する。

・アミーボに対応しており、マリオやリンク、スプラトゥーンなどのアミーボを作中の『任天堂ファン』に見せる(タッチする)ことで、対応したアミーボのキャラクターのコスチュームが貰える。せんしゃを除く全職業に対応しており、守備力は貧弱だが見た目だけ変えることもできるので、好きな任天堂のキャラのコスプレをして冒険することもできる。ただし、マリオとドクターマリオ、リンクとトゥーンリンクのように同一のキャラクターあるいは違う台座だが同じキャラのアミーボをタッチしても同じ衣装しか貰えず、対応していないアミーボをタッチするとゲーム券が貰える。対応アミーボは、アミーボの公式HPで見られる。

・タイトル画面ではそのステージに合わせた音楽とMiiのコーラスが流れるが、このコーラスは全て宿屋のMiiが歌っている。なので、クリア後に解禁される別荘でMiiを入れ替えると歌声も地味に変わるようになっている。また、街中で流れるBGMは曲調がほとんど同じだったり、とあるキャラクターのBGMのアレンジがあるシーンやあるキャラクターのテーマとして流れたり、BGMに関して小ネタが多い。

・2017年3月29日には本作の体験版が配信された。序盤(サイショーの国前半)がまるごと遊べる他、ソフトへの引継ぎ機能があるので、興味がある方は遊んでみてはいかがだろうか?

追記・修正は全ての登場人物の配役を自作のMiiにした人のみお願いします

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}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- CMが御洒落だよね 引き付けられる  -- 名無しさん  (2017-01-01 15:31:42)
- まだクリアしてないのにヴァンパイアのクエスト来たんだけど  -- 名無しさん  (2017-01-01 20:10:17)
- システムとストーリーはかなり画期的で面白い 問題はMiiそのものに魅力を感じなければ厳しいことか  -- 名無しさん  (2017-01-01 20:59:37)
- RPGに不馴れな人でも遊びやすいのがいいね。あまり売れてないという話を聞くけど、これは良ゲーだと思う。  -- 名無しさん  (2017-01-02 07:40:48)
- ↑なんだかんだでジワジワ売れてるからね。巷では10万本売れたらしいし。↑2クリア前でも手に入るって話をちらほら聞くから修正しておきます  -- 名無しさん  (2017-01-02 07:57:37)
- 大賢者のカオを猫っぽくしたら、ラスボスが星の夢SoulO.Sに。本当にありがとうございました。  -- 名無しさん  (2017-01-02 08:24:44)
- マスク狩りだ!  -- 名無しさん  (2017-01-03 13:19:09)
- ツメ研いでるネコを興奮状態にするとダメージがヤバイ まさに狂戦士や  -- 名無しさん  (2017-01-16 03:11:14)
- タンクと呼ばれる職業はあれど本当に戦車が職業として出るゲームはもうないだろう  -- 名無しさん  (2017-04-10 21:08:29)
- 仲間と再会したと思ったらみんなカオを奪われてたのには心えぐられた  -- 名無しさん  (2017-04-14 21:43:24)
- 音楽が小ネタ含めて秀逸。ストーリーも面白かったから次回作かアプデで引き継ぎプレイさせて欲しい  -- 名無しさん  (2017-08-10 20:45:26)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?