No.46 神影龍ドラッグルーオン

「No.46 神影龍ドラッグルーオン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
No.46 神影龍ドラッグルーオン」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2017/10/18(水) 22:36:06
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


#center(){
&font(#ffdc00){&bold(){現れろ、No.46!!}}
&font(#ffdc00){&bold(){雷鳴よ轟け! 稲光よきらめけ!}}
&font(#ffdc00){&bold(){顕現せよ我が金色の龍!}}

&font(#ffdc00){&size(25){&bold(){神影龍ドラッグルーオン!!}}}
}


&ruby(ナンバーズ){No.}46 神影龍ドラッグルーオンとは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]で登場した光属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
[[遊戯王ZEXAL]]の物語のカギとなる[[ナンバーズカード>No.(遊戯王)]]の一枚であり、その中でも特に重要な意味を持ったカードである。


***アニメにて
アニメ効果は以下。なお、読みやすさを重視し10期のテンプレートを踏襲する。
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK 3000/DEF 3000
>ドラゴン族レベル8モンスター×2
>(1):このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
>(2):相手フィールド上に存在するドラゴン族モンスターの効果は無効化される。
>(3):自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択する事ができず、このカードはカードの効果の対象にならない。
>(4):自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在しない場合、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。自分の手札からドラゴン族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
>(5):自分フィールド上にこのカード以外のドラゴン族モンスターが存在せず、このカードのエクシーズ素材も存在しない場合、相手フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体を選択して発動する事ができる。選択した相手モンスターのコントロールを得る。この時、相手プレイヤーはライフポイントを半分払う事で、選択したモンスターを破壊する事ができる。
まとめると、
+No.共通の戦闘破壊耐性
+相手のドラゴン限定のスキドレ
+どこぞの究極神と同じ雲隠れ
+素材を切ってドラゴンSS
+素材のないこのカードしかいない時、相手のドラゴンをゴヨウ(相手はライフ半減でゴヨウ先のドラゴンを破壊可)
とかなり強力なカード。
というか、実質的には「&bold(){攻撃力と守備力と条件付きのゴヨウ効果がついたアルティマヤ・ツィオルキン}」である。
呼べるドラゴンは手札のみだが。

ZEXALIIの中盤戦に当たる、遺跡巡り編で登場。
ミザエルの記憶の遺跡である岩山の頂上、そこにあった中華風の道場に封印されており、自ら小柄な老人デュエリスト「&bold(){ジンロン(金龍)}」と名乗って遊馬達を待ち構えていた。

ドラゴン使いたる[[天城カイト]]の闘志を買い、互いの魂たるドラゴンを賭けてのデュエルを開始。
ジンロンは「幻木龍」と「幻水龍」で初手からドラッグルーオンをエクシーズ召喚、その効果で「武装神龍プロテクト・ドラゴン」を呼び出して早速雲隠れさせる。
「ドラゴンシールド」とのコンボでカイトに対する防御を築いたが、そのカイトはまさかのガチカード「月の書」でプロテクト・ドラゴンを裏側表示にし、[[銀河眼の光子竜>銀河眼の光子竜(遊戯王OCG)]]で突破。

返しのターンで再び効果を使用し、今度は「魂食神龍ドレイン・ドラゴン」を特殊召喚。
元々の攻撃力は4000+攻撃力が相手のライフ分アップ+破壊されると現在の攻撃力の半分のバーン、という無茶苦茶な効果を披露したが、カイトはライフを犠牲にしたマジックコンボでこのドラゴンも突破して見せた。

素材を失い特殊召喚効果が使えなくなったドラッグルーオンだが、ジンロンは最後の試練として五つ目の効果を発動、銀河眼の光子竜をコントロール奪取。
ライフ半減と引き換えに破壊すればゴヨウは回避できたが、

#center(){&font(#008cff){&bold(){オレなくしてギャラクシーアイズはあらず、ギャラクシーアイズなくしてオレもあらず!}}}

豪語したカイトは破壊を拒否。
壁を失ったカイトにドラッグルーオンとギャラクシーアイズの攻撃が襲い掛かるが、対するカイトは永続トラップ「デステニー・ブレイク」(攻撃宣言時に1枚ドロー、モンスターなら無効。バトル終了時にこの効果で引いたモンスターを効果無効でSS)により、レベル8の「銀河騎士」を二連続で引き当て回避に成功。
勝負を運に任せたのか、と嘲笑するジンロンに対しカイトは、

#center(){&font(#008cff){&bold(){最強デュエリストのデュエルは全て必然! ドローカードさえもデュエリストが導く!}}}
#center(){&font(#008cff){&bold(){それがオレとギャラクシーアイズの絆だ!!}}}

と一喝。
返しのターンに「デステニー・オーバーレイ」(エクシーズ版超融合)を発動、バトル終了時に特殊召喚された二体の銀河騎士と、ジンロンにコントロール奪取された銀河眼の光子竜を素材に超銀河眼の光子竜をエクシーズ召喚した。

この攻撃に対してジンロンは相手モンスターの攻撃力を0にする「神龍演武」で返り討ちを狙ったが、読んでいたカイトはカウンターで阻止。
墓地のモンスター効果で攻撃力の跳ね上がったネオ・フォトンの攻撃を受けて、同じく攻撃力が1500までダウンしていたドラッグルーオンは吹き飛び、ジンロンは敗北した。

そして決着後、ジンロンはカイトに遺跡の伝説……即ち、前世の[[ミザエル>ミザエル(遊戯王ZEXAL)]]の言い伝えを語り聞かせる。
だがその途中でミザエル本人が出現、伝説を信じようとせずジンロンを吹き飛ばした。
割って入ったカイトが受けて立とうとするが、遺跡が崩壊を始めたためやむなくミザエルは撤退、勝負は持ち越された。

遺跡が消えた後、岩山の上の4人の前に、ドラッグルーオンとしての本性に戻ったジンロンが出現。
伝説の続きと、かつて目撃したアストラルとドン・サウザンドの戦いについて語り、この争いを止めることを願って自らのカードをカイトに託したのだった。




その後、このカードは月面決戦においてカイトによって召喚され、ミザエルの切り札たるネオ・タキオンを相討ちになる形で戦闘破壊した。
遺跡のNo.がオーバーハンドレッドを倒すことで、七皇の本来の記憶が蘇る。本当の記憶を取り戻したミザエルと、それに直面したカイトのその後についてはそれぞれの項目を参照されたい。

決着後、このカードはNo.62とNo.107に宿っていた二体のドラゴンの魂と融合、真の姿たる[[No.100 ヌメロン・ドラゴン]]として復活。
ドン・サウザンドとの決戦に臨む遊馬にミザエルから託され、勝負を決める一助となった。



***OCG
#blockquote(){エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
ドラゴン族レベル8モンスター×2
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
●相手フィールド上のドラゴン族モンスター1体を選択してコントロールを得る。
●相手ターン終了時まで、相手フィールド上のドラゴン族モンスターは効果を発動できない。
}
雲隠れ効果はなくなり、ドラゴンに限らず他のモンスターがいると効果を使えない、とだいぶ弱体化されたものの、効果自体はほぼそのままOCG化された。
ランク8でドラゴン族指定、とかなり出しづらく、【青眼の白龍】をはじめとするレベル8ドラゴンを多用するデッキに投入することになる。
ちなみに原作での使い手であるカイトデッキとの相性は今一つだが、因縁あるミザエルの方なら自然に投入可能。

効果自体は悪くないが、徹底的にドラゴンメタに特化している上墓地・手札で発動する効果を止められない。
展開要員にしても、ドラゴン族にはレダメがいる。一応向こうは制限カードだが。

なので、能動的に相手側にドラゴンを用意することになる。
鉄板のDNA改造手術の他、「降竜の魔術師」のペンデュラム効果を使用する手もある。ただし、使える効果は1ターンにどれか一つなので、何を使うかは慎重に考えたい。
また効果のうち二つは自分の場にモンスターが増えるため、次のターンでは効果が使えない、という事態は普通に起きる。
無理に効果を狙うよりは、3000打点+αのアタッカーとして扱った方がいいだろう。
いっそのこと、効果を使ったらアージェント・カオス・フォースでネオ・タキオンになってしまうのも手。

[[征竜>征竜(遊戯王OCG)]]・[[魔導>魔導(遊戯王OCG)]]環境末期にギリギリで登場したため征竜ミラーマッチのために投入された実績を持つ。
また1回目の規制後も未だ征竜は環境トップに残っていたため、相変わらず選択肢として残り続けた。同じパックで「幻木龍」「幻水龍」が登場したのも大きい。
同じランク8にはこちらより汎用性の高い「神竜騎士フェルグラント」が同時に登場したため、基本的には向こうが優先されるが、
こちらのドラゴンメタ性能はミラーマッチで輝く上に、攻撃力と効果の関係で向こうではこちらを突破できない。
基本的には1つ目か2つ目の効果を使い高速で相手のライフを削る手段として使われた。
他のドラゴン族全般に言えることだが、墓地に落ちても征竜の特殊召喚コストに使用できるのも強かった。
しかし征竜そのものの規制が進んだ征竜末期には、より攻撃力が高く展開に貢献する「[[No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン]]」が優先されて抜かれることが増えていった。
その後上記の通り青眼の白龍デッキでミラーマッチで採用された。

総じて、このカードはドラゴンデッキにおける対ミラーマッチ要員、という位置づけになる。
DNA改造手術があれば汎用性はぐっと上がるので、このカードを使うなら真っ先に積んでおきたい。

*余談
このモンスターの名は「ドラゴン」+「グルーオン」が元ネタ。
グルーオンとはボース粒子の一つで、物凄くざっくり言うと、物質を構成する素粒子同士の接着剤である。
この粒子はフォトン(存在しているとすればタキオン)とも密接にかかわっており、過去を示すタキオン・ドラゴンと未来を示すフォトン・ドラゴンを繋ぐカードにはうってつけのネーミングだと言えるだろう。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()

- 移植手術ではなく改造手術では?  -- 名無しさん  (2017-10-18 22:41:20)
- ドラゴン族の壊獣とか出たらやばそうだな  -- 名無しさん  (2017-10-18 22:50:12)
- ↑2 修正しました。  -- 名無しさん  (2017-10-18 22:57:47)
- ヌメロンドラゴンになったことは意外と忘れがちになるよな  -- 名無しさん  (2017-10-19 05:52:42)
- 他にモンスターが存在すると効果が使えない謎縛りが残念だな。それさえなきゃもうちょっと使いやすいのに  -- 名無しさん  (2017-10-19 17:54:38)
- この時期のOPのカイトとドラッグルーオンが向き合ってるカット好き。実に情報量の多いOPだった。  -- 名無しさん  (2017-10-20 09:50:33)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?