さそり怪獣 アンタレス

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さそり怪獣 アンタレス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2018/11/01 (木曜日) 16:40:00
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&bold(){&font(#990000){エ゛ エ ー イ !!}}}


さそり怪獣アンタレスとは円谷プロ制作の特撮作品『[[ウルトラマンレオ>ウルトラマンレオ(作品)]]』に登場する怪獣。


身長:1.4~56m
体重:170kg~3万t
出身地:宇宙
別名:さそり怪獣
人間態(演):川代家継



第14話「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」に登場。


*【概要】
&bold(){「空手の名人」}という肩書を備えた風変わりな宇宙怪獣。一説ではあらゆる存在に変身できる蠍と宇宙怪獣の合成体とされる。
地球上では少年の姿で行動し、赤い煙と共に怪獣と化して出没する。
風貌は蠍というよりハサミムシに近く、自身の身長よりも長い全長80mの尻尾と、四肢の先にそれぞれ備えた4つの鋏、尻尾の先の巨大な鋏が眼を引く。

冒頭から[[ウルトラマンレオ]]と戦ってレオを一度は敗退に追い込み、その後猛特訓の末に打倒に成功したレオ劇中の中でもかなりの強豪怪獣である。


**戦闘能力
&bold(){怪獣とは思えないほどに多彩な能力を備えている}のがアンタレス最大の特徴。
四肢の先に備えた切れ味鋭い鋭利な鋏は、格闘戦のみならず敵の四肢を拘束するのにも用いられる。
両目から放つ閃光のようなショック光線は格闘戦時の目つぶしにも攻撃にも使える便利な技である。
おまけに赤い煙を煙幕代わりにして姿を晦ませる搦め手も備える。

特徴的な長大な尻尾の先の鋭利な鋏には蠍らしく毒を含んでおり鋏から火炎放射も可能。
尻尾の一振りは&bold(){&font(#ff0000){富士山の五合目から上を斬り飛ばせる}}ふざけた威力を持つとされる。
そして四肢の鋏で相手の四肢の動きを封じ、目から放つショック光線で視界を奪ってから背中目掛けて放つ尻尾の一突きで確実に仕留める技が得意技。


上記の通り変身能力によって普段は人間の少年に化けて行動できる知能の高さも兼ね備えており、
「空手の名人」らしく道場内の空手の有段者達を悉くノックダウンさせ、ゲンとも互角に渡り合う空手の技量をそのまま怪獣となっても生かすことが可能。
人間態の時でも尻尾の攻撃を放つことができるが、人間の動体視力では伸縮する尻尾の存在を知覚できないためか人前で堂々使っても防がれるまでバレることはなかった。
この隠し技で&bold(){おおとりゲンの姿に戻ったレオの暗殺}まで目論んでいる。
ちなみに人間体では項目上記の奇声しか叫んでいないが、&bold(){&font(#990000){「ゲン以外との試合は応じない」}}と道場の人間に伝えていたと語られるなど人間の言葉を理解し話すことは充分できる模様。


まとめると
・捕縛にも攻撃にも使える鋭利な鋏
・人間に戻ったウルトラマンの暗殺すら企てられる高度な知能
・変身能力
・煙幕
・眼から放つ光線
・火炎放射
・格闘技の技巧
・毒針
・とんでもない破壊力を秘めた尻尾
と、&bold(){「お前は超獣か何かか」}と言いたくなるレベルの手数の数々となる。
…ここまで能力が多彩だと怪獣というより宇宙人と呼ぶ方が正しい気がしないでもない。下手をすると並のウルトラシリーズの宇宙人よりも手数が豊富である。


*【ストーリーでの活躍】
物語開始から怪獣となってレオに挑戦し、鋏を用いた格闘攻撃で翻弄しつつ切り札の尻尾攻撃で一度はレオを敗退させる。
この時尻尾による攻撃を見破ったダンに妨害され必殺技は未遂に終わるも、それでもレオの肩に大きなダメージを与えた。 
そして&bold(){&font(#990000){「レオが尻尾の攻撃への対抗策を身に着ける前に完全に止めを刺す」}}という考えから、少年の姿に化け城南スポーツセンターに白昼堂々道場破りを決行しゲンを誘き出そうとするも失敗。
そのまま人間の姿で道場を抜け出し姿を晦ませた。
この時挑発とばかりに道場に訪れたダンが眼から放つシグナルに答え、自身が怪獣であることを明かしている。

なおゲンの対アンタレス特訓の最中怪獣となって出現したが、アンタレスの出現を知らされたMAC隊員の内特訓担当の隊員2名はそのまま道場に居残りさせられ訓練を続行。
当然ゲンがウルトラマンであることも知らされず、この時のアンタレス迎撃に向かった隊員が&bold(){8名殉死}し、当のアンタレスは&bold(){ほぼ無傷}という結果に。
その後特訓に対する納得のいく説明もフォローも皆無だったことから訓練に付き合わされた隊員からはダンとゲンへの猛烈な批判が起こった。

ダンが出撃を許さなかった理由としては

#center(){&font(#ff0000){何故事情を話さないのかと言うんだろう?}
&font(#ff0000){言ってどうなる?「少年は怪獣だ」。そう言ってしまえば隊員たちは意地でも攻撃するだろう。}
&font(#ff0000){少年が正体を現した時、今のMACで歯が立つか?レオも両腕を殺された後、奴の尻尾の攻撃を食い止める技を身に着けていない!}
&font(#ff0000){レオがいる限り、怪獣はおちおち暴れられん。必ず少年の姿で戻ってくる。}
&font(#ff0000){…戻るんだ!}}

と説明されれば納得のいく理由であった。&bold(){というか現状のMACの総戦力より強いのかこの怪獣。}

その後仲間の仇討ちのための出撃も許されず特訓参加を強制されたことで、隊長に依怙贔屓されていると感じ反発した隊員たちに一時見捨てられるも、独自特訓で偶然アンタレス攻略の糸口を見つけるゲン。
後日改めて再び少年の姿でスポーツセンターを訪れゲンを指名し対決するが、
猛特訓の末に尻尾による必殺攻撃の対抗策を既に得ていたゲンに技を見切られ防がれたことで敗北。
スポーツセンターから逃走し正体を曝し、街を破壊しながら襲い掛かるももはや自身の必殺技の対抗策を編み出したレオの敵ではなく、
完全に尻尾攻撃を見切られ、逆に尻尾をカウンターのレオキックスライサーで切断されてしまい、更にその尻尾のハサミを投げ返されたことで自身の首を両断され敗北。
それでもその首を抱えてレオに迫るという執念を見せ付けレオを驚かせるが、最後には力尽きて首を地面に落とすと同時に爆散した。



*【その他の登場作品】

**内山まもるによるコミカライズ版
内山まもるの漫画版『ウルトラマンレオ』では、小学二年生連載分の連載第5話に登場。
こちらに登場するアンタレスはTVシリーズとはかなり設定が異なり、
&bold(){兄の仇であるレオを討つため、単身勝負を挑む孤高の復讐者}という、映像作品とは真逆のキャラ付けがなされている。
最終的にアンタレスの兄はレオの友人であり、兄を殺した真犯人が[[マグマ星人]]である事が判明すると、
マグマ星人を相手にレオと共闘するも、最後はマグマ星人の凶刃からレオを庇って致命傷を負ってしまう。
しかしそれでも最後の力でマグマ星人のサーベルを圧し折り、今わの際にはレオに対して自身の非礼を詫びて死亡。
その遺体はレオによって宇宙空間に葬られた。



*【余談】
特訓中不和からギスギスした雰囲気となってしまったMACであったが、この原因は事情を説明できないとはいえ&bold(){「ダン隊長の説明不足」}という意見で作中でも一致している。
実際百子も&bold(){「隊長さんがいけないのよ。これではおゝとりさんの立場がますます悪くなるだけだわ」}とダンを非難し、猛も&bold(){「なんでMACが道場破りと戦うために特訓するのか理解できない」}と苦言を呈していた。
なお少年が怪獣であることが明らかになった際は隊員たちもダンの真意を見抜いたのかすぐに&bold(){「おゝとり、すまん!」}と謝っている。



追記・修正は空手の猛特訓に耐えてからお願いします。

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- 「少年に化ける怪獣」って最近記事立ったアンチくんもそうだな。あとは超獣だけどコオクスくらいしか思い出せない。  -- 名無しさん  (2018-11-01 17:11:27)
- ダン隊長の説明に、蠍の笑みとうねる尻尾で死屍累々のMACを見下すアンタレス少年の姿が浮かんだ  -- 名無しさん  (2018-11-01 18:30:03)
- ↑↑超獣ならバキシムのほうがもっと早くやってる  -- 名無しさん  (2018-11-01 18:51:05)
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