&font(#6495ED){登録日}:2019/6/27 (木) 00:47:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &ruby(エクストラ・ヒーロー){X・HERO}とは[[遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に存在するカード群の1つ。 アニメ・漫画では未登場のOCGオリジナルのカード群。 **【概要】 現在登場しているのは全て戦士族の[[リンクモンスター>リンク召喚(遊戯王OCG)]]であり…というよりリンクモンスター以外登場しないと思われる。 [[新マスタールール>新マスタールール(遊戯王OCG)]]によりエクストラを中心とした戦術を取るデッキは大幅な弱体化を余儀なくされた。 後に過去のカテゴリに所属したリンクモンスターが登場し、X・HEROもその1つ。 ある程度どのHEROカテゴリでも使えるリンク召喚条件と効果になっているのが特徴。 HEROシリーズとしては2019年現在最も新参者でE・HEROから数えて6番目になる。 特例かつ公式デュエルでは使用不可能な&ruby(エンターテイメント・ヒーロー){E☆HERO}を含めば7番目。 現在X・HEROを名指しで指定するカードはないため、カテゴリ化はされていない。 Xの読みは「エクストラ」であり英語で書けば「Extra」になり本来「E」であるはずだが「X」となっている。 「E・HERO」「E-HERO」「E☆HERO」と既に「E」から始まるものは3つ存在しており、これ以上増えてもややこしいという事だろうか。 **【カード紹介】 現状3種類のみ。 &bold(){全てヴァイオンからディアボリックガイを墓地へ送ればリンク召喚が可能。} #blockquote(){&color(brack){X・HERO ワンダー・ドライバー} リンク・効果モンスター リンク2/光属性/戦士族/攻1900 【リンクマーカー:上/下】 「HERO」モンスター2体 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードのリンク先となる自分フィールドに「HERO」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、 自分の墓地の、「融合」魔法カード、「フュージョン」魔法カード、「チェンジ」速攻魔法カードの内、 いずれか1枚を対象として発動する。 そのカードを自分フィールドにセットする。 (2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 手札から「HERO」モンスター1体を特殊召喚する。} 「PREMIUM PACK 20」で過去の主人公を意識したリンクモンスターと一緒に登場した初のX・HERO。 (1)の効果は墓地回収効果で融合に使うカードをセットカードとして回収することができる。 セットなので[[超融合>超融合(遊戯王)]]はそのターンに発動できず、ダーク・コーリングなど対応していないものがあるのには注意。 発動条件としてリンク先にHEROを出す必要があるがディアボリックガイなら簡単に満たす事ができる。 (2)の効果は戦闘は相手の効果で破壊され墓地へ送られたら手札からHEROを一体特殊召喚できる。 受動的な上に消耗が激しい効果で使い難いがレベルの制限がないため上級HEROを出す事も可能。 効果そのものよりもリンク先が自分の方に1つしか向いていないのが問題で、メインモンスターゾーンに出すと一切広がらない。 (1)の効果を使用したらリンク素材にして、イゾルデや他のX・HEROにしてしまおう。 #blockquote(){&color(brack){X・HERO ドレッドバスター} リンク・効果モンスター リンク3/闇属性/戦士族/攻2500 【リンクマーカー:左下/下/右下】 「HERO」モンスター2体以上 (1):このカード及びこのカードのリンク先の「HERO」モンスターの攻撃力は、 自分の墓地の「HERO」モンスターの種類×100アップする。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。} 「LINK VRAINS PACK 2」で登場した海外で先行登場した%%お注射ガイ%%2体目。 (1)の打点アップ効果はディストピアガイを意識したようで実際相性が良いのだが、&bold(){HERO縛りでリンク3の割に性能が低い。} (2)の効果はリンクモンスターの登場で衰退気味な貫通効果で(1)の打点アップ効果も条件が地味に厳しい割に微弱なため「これ何時のカード?」と言われてしまう羽目に。 海外での情報が判明した時点で産廃確定的な扱いをされていたのにも関わらず、LVP2ではHEROの新規リンクモンスターの枠で登場したので各地でヘイトと嘲笑を集めてしまう羽目に。 そんなボロボロの状態で来日した訳だが下記のクロスガイの登場で大幅に出しやすさが改善され、状況は一変。 評価自体はされていた下向き3つのマーカーが優秀でそこそこ打点があり、クロスガイやファリスのHEROしか特殊召喚できなくなるデメリットを潜り抜けて出せる貴重な存在。 更に回転率が大幅に向上し3000打点も狙えるようになり先攻で妨害として使えるディストピアガイの補助になることから、現在では一定の地位を得て産廃卒業組の1人となっている。 #blockquote(){&color(brack){X・HERO クロスガイ} リンク・効果モンスター リンク2/闇属性/戦士族/攻1600 【リンクマーカー:左下/右下】 戦士族モンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、 このカードの効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合、 自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。 リリースしたモンスターとカード名が異なる「HERO」モンスター1体をデッキから手札に加える。} 「DARK NEOSTORM」の[[D-HERO]]新規カードと一緒に登場した3体目。 効果がD-HEROを指定したものであり、名前にガイが入っていることから実質D-HEROと言っても差し支えない。 D-HEROは汎用性が高いため他のHEROと混合した構築で使う事も可能。 ただ効果を発動するターンのHEROしか特殊召喚できなくなる縛りのせいでHERO以外での出張は厳しい。 素材はHEROではなく戦士族と緩くなったように見えるが、効果の縛りの関係で絡めるのが難しく一部のE・HEROとE-HEROが使えないため実質素材縛りが厳しくなっている。 (1)の効果でD-HEROを蘇生し、その蘇生したD-HEROを(2)の効果でリリースすることでデッキからHEROをサーチすると効果が繋がっている。 クロスガイの素材になれ、クロスガイの効果使用後に他のX・HEROへ繋げられるディアボリックガイとは相性が良い。 また地味に効果を無効化してないのでダイヤモンドガイなどの効果を使ってからリンク素材にすることも可能。 効果使用後は大体ドレッドバスターになる。 このカードによりD-HEROを中心としたHEROデッキの展開力が驚異的に増したが、HEROしか特殊召喚できない縛りが中々にきつい。 なので先攻で構えられるものは[[ダーク・ロウ>M・HERO ダーク・ロウ]]、[[Bloo-D>D-HERO Bloo-D]]、ディストピアガイ辺りになる。 逆に縛りがなければかなり大変な事になっていたと思われるのだが… 追記・修正はドレッドバスターのシクを引いてハズレと嘆いて手放して、後で後悔した人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ドレッドバスターの再評価の流れほんとすき イービルの強化もあってどんどん使いやすくなってるわ -- 名無しさん (2019-06-27 09:22:51) - ドレッドバスターが弱いんだから展開力盛ってもいいだろ!な香りを感じる -- 名無しさん (2019-06-27 10:07:48) - どんなクz・・・使いにくいカードもカードプールが増えればこんなもんよ! -- 名無しさん (2019-06-27 12:39:03) - お注射とか馬鹿にされてたのに再評価されてるのはHEROならではだわ -- 名無しさん (2019-06-27 13:06:22) - あーお注射ガイ覚えてる。パックのほかの顔ぶれは「お、10期だなー」みたいな効果だったのにコイツだけ「…5期辺りからタイムスリップしてきたのかな?」って思った記憶がある。まさか出世しているとは -- 名無しさん (2019-06-27 14:37:38) - ドレッドバスター、実際下向きリンク3つってだけでそこまで弱いとは感じていなかった。案の定HEROリンク2が来たら評価された -- 名無しさん (2019-06-27 17:22:21) #comment #areaedit(end) }